JPH0696689B2 - 缶塗装用水性エポキシ樹脂分散液 - Google Patents
缶塗装用水性エポキシ樹脂分散液Info
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- JPH0696689B2 JPH0696689B2 JP61129029A JP12902986A JPH0696689B2 JP H0696689 B2 JPH0696689 B2 JP H0696689B2 JP 61129029 A JP61129029 A JP 61129029A JP 12902986 A JP12902986 A JP 12902986A JP H0696689 B2 JPH0696689 B2 JP H0696689B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/14—Polycondensates modified by chemical after-treatment
- C08G59/1433—Polycondensates modified by chemical after-treatment with organic low-molecular-weight compounds
- C08G59/1438—Polycondensates modified by chemical after-treatment with organic low-molecular-weight compounds containing oxygen
- C08G59/1455—Monocarboxylic acids, anhydrides, halides, or low-molecular-weight esters thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D163/00—Coating compositions based on epoxy resins; Coating compositions based on derivatives of epoxy resins
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、缶の被覆組成物(缶用塗料)として特に有用
な水性変性エポキシ樹脂分散液の技術分野に属する。具
体的には、本発明はカルボキシル官能性アクリルコポリ
マー、フェノール樹脂、1官能価の酸で部分的にエステ
ル化されたエポキシ樹脂、ならびに任意成分としてエポ
キシ化炭化水素もしくは不飽和植物油から得られた水性
分散液に関する。
な水性変性エポキシ樹脂分散液の技術分野に属する。具
体的には、本発明はカルボキシル官能性アクリルコポリ
マー、フェノール樹脂、1官能価の酸で部分的にエステ
ル化されたエポキシ樹脂、ならびに任意成分としてエポ
キシ化炭化水素もしくは不飽和植物油から得られた水性
分散液に関する。
(従来の技術と問題点) 金属容器の製造においては、容器の内面は薄い合成保護
被覆で被覆される。金属容器の内面被覆に使用される合
成樹脂は熱硬化性重合体組成物であり、これは揮発性有
機溶剤もしくは水を媒質とする溶液もしくは分散液の形
態で塗装される。有機溶剤を使用する場合には、塗装作
業の乾燥および焼付過程において溶剤蒸発と回収の危険
性に伴う問題点に対処しなければならない。
被覆で被覆される。金属容器の内面被覆に使用される合
成樹脂は熱硬化性重合体組成物であり、これは揮発性有
機溶剤もしくは水を媒質とする溶液もしくは分散液の形
態で塗装される。有機溶剤を使用する場合には、塗装作
業の乾燥および焼付過程において溶剤蒸発と回収の危険
性に伴う問題点に対処しなければならない。
製缶産業ではアルミニウム製およびスチール製の缶を製
造しており、スチール缶はスズめっきが施される場合と
施されない場合がある。かかる缶の内面は、缶内面の金
属面と缶の内容物との接触を防止するために薄い熱硬化
皮膜で被覆される。かかる被膜は、理想的には、内面金
属面への密着性が良好であること、缶内容物の汚染を防
止するために抽出分が低いこと、および容器製造の経済
面から硬化速度が速いことが望まれる。典型的な合成樹
脂塗料としては、ビニル系、ポリブタジエン系、エポキ
シ系、アルキド/アミノプラスト系、および油樹脂系
(オレオレジナス)材料がある。
造しており、スチール缶はスズめっきが施される場合と
施されない場合がある。かかる缶の内面は、缶内面の金
属面と缶の内容物との接触を防止するために薄い熱硬化
皮膜で被覆される。かかる被膜は、理想的には、内面金
属面への密着性が良好であること、缶内容物の汚染を防
止するために抽出分が低いこと、および容器製造の経済
面から硬化速度が速いことが望まれる。典型的な合成樹
脂塗料としては、ビニル系、ポリブタジエン系、エポキ
シ系、アルキド/アミノプラスト系、および油樹脂系
(オレオレジナス)材料がある。
大気への有機溶剤の放出を低減ないし排除するために、
水性媒質中に分散ないし溶解させた塗料を利用する努力
が続けられている。
水性媒質中に分散ないし溶解させた塗料を利用する努力
が続けられている。
米国特許第3,118,848号は、水溶性のビニルポリマー塩
と水溶性エポキシもしくはポリヒドロキシ化合物とを混
合することにより調製した塗料を記載している。焼付温
度が低い場合には、1種もしくは2種以上の水溶性フェ
ノールアルデヒドもしくはアミノ樹脂、特に水溶性尿素
−アルデヒドもしくはメラミン−アルデヒド樹脂を任意
に硬化剤として配合してもよい。
と水溶性エポキシもしくはポリヒドロキシ化合物とを混
合することにより調製した塗料を記載している。焼付温
度が低い場合には、1種もしくは2種以上の水溶性フェ
ノールアルデヒドもしくはアミノ樹脂、特に水溶性尿素
−アルデヒドもしくはメラミン−アルデヒド樹脂を任意
に硬化剤として配合してもよい。
米国特許第3,492,252号では、エポキシ樹脂をカルボキ
シル含有ビニルもしくはアクリルコポリマーのエマルジ
ョン中に分散させている。塗布特性を改善するために別
の皮膜形成性材料、例えばフェノール/ホルムアルデヒ
ド樹脂を添加してもよい。
シル含有ビニルもしくはアクリルコポリマーのエマルジ
ョン中に分散させている。塗布特性を改善するために別
の皮膜形成性材料、例えばフェノール/ホルムアルデヒ
ド樹脂を添加してもよい。
米国特許第3,969,300号は、アクリル酸で部分的にエス
テル化したエポキシ樹脂を、アクリル酸を含む別のモノ
マーと共重合させることにより製造される塗料を記載し
ている。かかるコポリマーはアミンにより水中に可溶化
もしくは分散させた後、アミノ樹脂とブレンドされる。
テル化したエポキシ樹脂を、アクリル酸を含む別のモノ
マーと共重合させることにより製造される塗料を記載し
ている。かかるコポリマーはアミンにより水中に可溶化
もしくは分散させた後、アミノ樹脂とブレンドされる。
米国特許第4,247,439号は、塗料の皮膜形成性成分とし
て有用な、カルボキシル官能性ポリマー、ポリエポキシ
ド、および第三アミンの水性反応生成物を記載してい
る。かかる塗料は、スプレー塗装、フローコーティン
グ、浸漬塗装、ローラー塗装もしくは電着塗装すること
ができる。この塗料はそのままでも有用であり、また窒
素樹脂およびフェノール樹脂のような架橋剤で架橋させ
ることもできる。
て有用な、カルボキシル官能性ポリマー、ポリエポキシ
ド、および第三アミンの水性反応生成物を記載してい
る。かかる塗料は、スプレー塗装、フローコーティン
グ、浸漬塗装、ローラー塗装もしくは電着塗装すること
ができる。この塗料はそのままでも有用であり、また窒
素樹脂およびフェノール樹脂のような架橋剤で架橋させ
ることもできる。
米国特許第4,283,428号は、ポリエポキシドと、少なく
とも1個のアミン基および少なくとも1個のカルボキシ
ル基を含有する芳香族アミノ酸との中和反応生成物を水
性媒質中に溶解ないし分散させて得た水性塗料の硬化層
により内面が塗布されている金属容器を開示している。
上記の反応生成物は、塩基で中和されている未反応のカ
ルボキシル基を有している。かかる塗料は、アミノプラ
スト樹脂およびフェノール樹脂により架橋される。
とも1個のアミン基および少なくとも1個のカルボキシ
ル基を含有する芳香族アミノ酸との中和反応生成物を水
性媒質中に溶解ないし分散させて得た水性塗料の硬化層
により内面が塗布されている金属容器を開示している。
上記の反応生成物は、塩基で中和されている未反応のカ
ルボキシル基を有している。かかる塗料は、アミノプラ
スト樹脂およびフェノール樹脂により架橋される。
米国特許第4,289,811号は、重合性カルボン酸モノマー
と別のモノマーとの混合物をアミノプラスト樹脂の存在
下で重合させた後、エポキシ樹脂、アンモニアもしくは
アミンを添加して酸基を塩の形態とし、次いで得られた
樹脂混合物を水中に分散させることにより調製された混
合樹脂の水性分散液を記載している。
と別のモノマーとの混合物をアミノプラスト樹脂の存在
下で重合させた後、エポキシ樹脂、アンモニアもしくは
アミンを添加して酸基を塩の形態とし、次いで得られた
樹脂混合物を水中に分散させることにより調製された混
合樹脂の水性分散液を記載している。
米国特許第4,423,165号は、カルボキシ官能性ポリマ
ー、ポリエポキシドおよび第三アミンの水性反応生成物
を、上記カルボキシ官能性ポリマーとは酸価の異なる別
のカルボキシ官能性ポリマーとブレンドしたものを記載
している。得られた生成物は、特に飲料および食品用の
ツーピース型スズめっきスチール缶の内面塗装に有用な
塗料の皮膜形成性成分として使用できる。この塗料は、
そのままでも使用でき、また窒素樹脂もしくはフェノー
ル樹脂で架橋することもできる。
ー、ポリエポキシドおよび第三アミンの水性反応生成物
を、上記カルボキシ官能性ポリマーとは酸価の異なる別
のカルボキシ官能性ポリマーとブレンドしたものを記載
している。得られた生成物は、特に飲料および食品用の
ツーピース型スズめっきスチール缶の内面塗装に有用な
塗料の皮膜形成性成分として使用できる。この塗料は、
そのままでも使用でき、また窒素樹脂もしくはフェノー
ル樹脂で架橋することもできる。
米国特許第4,454,265号には、加熱硬化性フェノール−
ホルムアルデヒド樹脂により硬化させたエポキシ樹脂の
アミン付加生成物から調製された水性熱硬化型塗料が記
載されている。
ホルムアルデヒド樹脂により硬化させたエポキシ樹脂の
アミン付加生成物から調製された水性熱硬化型塗料が記
載されている。
米国特許第4,212,781号は、少なくとも3%の過酸化ベ
ンゾイルの存在下にエポキシ樹脂を共重合性モノマーと
反応させることにより調製したグラフトポリマーを記載
している。このグラフトコポリマーは、水に分散させる
と缶用の有用な塗料を形成する。
ンゾイルの存在下にエポキシ樹脂を共重合性モノマーと
反応させることにより調製したグラフトポリマーを記載
している。このグラフトコポリマーは、水に分散させる
と缶用の有用な塗料を形成する。
欧州特許出願公開公報第6334および6336号は、アクリル
酸および他のモノマーと共重合させたエポキシエステル
から得られた樹脂質組成物を記載している。このエポキ
シエステルは、ポリエポキシド樹脂とアクリル酸との反
応生成物である。アクリル酸との反応の前に、ポリエポ
キシド樹脂をフェノール化合物もしくは飽和モノカルボ
ン酸で部分的に脱官能価してもよい。得られた樹脂質組
成物は、塩基で塩の形態にした後、水に溶解ないし分散
させて塗料を形成する。焼付による被膜の硬化を増強す
るためにアミノプラストもしくはフェノプラスト樹脂を
添加することもできる。
酸および他のモノマーと共重合させたエポキシエステル
から得られた樹脂質組成物を記載している。このエポキ
シエステルは、ポリエポキシド樹脂とアクリル酸との反
応生成物である。アクリル酸との反応の前に、ポリエポ
キシド樹脂をフェノール化合物もしくは飽和モノカルボ
ン酸で部分的に脱官能価してもよい。得られた樹脂質組
成物は、塩基で塩の形態にした後、水に溶解ないし分散
させて塗料を形成する。焼付による被膜の硬化を増強す
るためにアミノプラストもしくはフェノプラスト樹脂を
添加することもできる。
(発明の構成) 本発明の被覆組成物(塗料)は、アンモニアもしくはア
ミンで塩の形態とした樹脂質ブレンドの水性分散液から
得られる。この樹脂質ブレンドは、(a)カルボキシル
官能性アクリルコポリマー約15〜30重量%、(b)フェ
ノプラスト樹脂約10〜25重量%、(c)部分脱官能価ポ
リエポキシド樹脂約40〜75重量%、および(d)エポキ
シ炭化水素もしくは植物油0〜約5重量%、からなる。
このカルボキシル官能性アクリルコポリマーは平均分子
量約3,000〜30,000、酸価約100〜300のものである。前
記部分脱官能価ポリエポキシド樹脂は、脱官能価処理の
前において、エポキシ当量重量が約750〜3,000であり、
これは2価フェノールのジグリシジルエーテルである。
このポリエポキシド樹脂は、そのエポキシド官能価の約
2〜20当量%を、水中pKa約2〜5の非重合性1価有機
酸と反応させることにより脱官能価したものである。
ミンで塩の形態とした樹脂質ブレンドの水性分散液から
得られる。この樹脂質ブレンドは、(a)カルボキシル
官能性アクリルコポリマー約15〜30重量%、(b)フェ
ノプラスト樹脂約10〜25重量%、(c)部分脱官能価ポ
リエポキシド樹脂約40〜75重量%、および(d)エポキ
シ炭化水素もしくは植物油0〜約5重量%、からなる。
このカルボキシル官能性アクリルコポリマーは平均分子
量約3,000〜30,000、酸価約100〜300のものである。前
記部分脱官能価ポリエポキシド樹脂は、脱官能価処理の
前において、エポキシ当量重量が約750〜3,000であり、
これは2価フェノールのジグリシジルエーテルである。
このポリエポキシド樹脂は、そのエポキシド官能価の約
2〜20当量%を、水中pKa約2〜5の非重合性1価有機
酸と反応させることにより脱官能価したものである。
本発明の被覆組成物は、金属基体に塗布して約360〜410
°F(182〜210℃)の温度で十分な時間焼付けて組成物
を硬化させると、優れた密着力を示す。本発明の組成物
は、スズめっきスチール表面および無スズ(チン・フリ
ー)スチール、特に0.05ポンド/ベースボックス(1.12
g/m2)程度の低付着量のスズめっきスチール表面に塗布
した時に特に有用である。本発明の組成物は、缶内面の
塗装に使用したときに優れた密着力を示すだけでなく、
優れた耐水性も示し、その結果処理作業および充填食品
耐性が向上する。耐イオウ性の改善には、上記分散液に
酸化亜鉛および/または炭酸亜鉛ペースト、ならびにカ
ルボン酸亜鉛塩(例、ステアリン酸亜鉛、カプリン酸亜
鉛、オレイン酸亜鉛、リノール酸亜鉛、カプリル酸亜鉛
など)を含有するペーストを添加することにより、本発
明の組成物から“C"エナメルを調製することもできる。
°F(182〜210℃)の温度で十分な時間焼付けて組成物
を硬化させると、優れた密着力を示す。本発明の組成物
は、スズめっきスチール表面および無スズ(チン・フリ
ー)スチール、特に0.05ポンド/ベースボックス(1.12
g/m2)程度の低付着量のスズめっきスチール表面に塗布
した時に特に有用である。本発明の組成物は、缶内面の
塗装に使用したときに優れた密着力を示すだけでなく、
優れた耐水性も示し、その結果処理作業および充填食品
耐性が向上する。耐イオウ性の改善には、上記分散液に
酸化亜鉛および/または炭酸亜鉛ペースト、ならびにカ
ルボン酸亜鉛塩(例、ステアリン酸亜鉛、カプリン酸亜
鉛、オレイン酸亜鉛、リノール酸亜鉛、カプリル酸亜鉛
など)を含有するペーストを添加することにより、本発
明の組成物から“C"エナメルを調製することもできる。
(作用) 本発明で使用しうるカルボキシル官能性アクリルコポリ
マーは、少なくとも1種の重合性エチレン型不飽和カル
ボン酸モノマーと酸基を含有しない少なくとも1種の重
合性エチレン型不飽和モノマーとから慣用の遊離基重合
法により調製される。この反応に使用される重合性カル
ボン酸モノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、
クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸もしくは無水マレ
イン酸、フマール酸、ジカルボン酸モノマーのモノエス
テル(例、マレイン酸水素メチル、もしくはフマール酸
水素エチル)などが挙げられる。
マーは、少なくとも1種の重合性エチレン型不飽和カル
ボン酸モノマーと酸基を含有しない少なくとも1種の重
合性エチレン型不飽和モノマーとから慣用の遊離基重合
法により調製される。この反応に使用される重合性カル
ボン酸モノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、
クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸もしくは無水マレ
イン酸、フマール酸、ジカルボン酸モノマーのモノエス
テル(例、マレイン酸水素メチル、もしくはフマール酸
水素エチル)などが挙げられる。
酸基を含有しない重合性エチレン型不飽和モノマーとし
て適当な化合物は、ビニル芳香族化合物、および重合性
エチレン型不飽和カルボン酸のアルキルエステルであ
る。かかるモノマーの例としては、スチレン、ハロスチ
レン、ビニルトルエン、ビニルナフタレン;アクリル
酸、メタクリル酸およびクロトン酸のメチル、エチル、
フロピル、ブチル、ヘキシル、エチルヘキシルおよびラ
ウリルエステル、ジメチルマレエート、ジブチルフマレ
ートなどが挙げられる。かかるモノマーの混合物も使用
できる。他の適当な重合性エチレン型不飽和モノマーに
は、塩化ビニル、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ステアリン酸ビ
ニルなどがある。
て適当な化合物は、ビニル芳香族化合物、および重合性
エチレン型不飽和カルボン酸のアルキルエステルであ
る。かかるモノマーの例としては、スチレン、ハロスチ
レン、ビニルトルエン、ビニルナフタレン;アクリル
酸、メタクリル酸およびクロトン酸のメチル、エチル、
フロピル、ブチル、ヘキシル、エチルヘキシルおよびラ
ウリルエステル、ジメチルマレエート、ジブチルフマレ
ートなどが挙げられる。かかるモノマーの混合物も使用
できる。他の適当な重合性エチレン型不飽和モノマーに
は、塩化ビニル、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ステアリン酸ビ
ニルなどがある。
好ましいモノマーは、スチレン、メチルアクリレート、
エチルアクリレート、ブチルアクリレート、アクリル酸
およびメタクリル酸である。特に好ましいモノマーは、
スチレン、エチルアクリレート、およびアクリル酸であ
る。
エチルアクリレート、ブチルアクリレート、アクリル酸
およびメタクリル酸である。特に好ましいモノマーは、
スチレン、エチルアクリレート、およびアクリル酸であ
る。
本発明に有用なカルボキシル官能性アクリルコポリマー
は、約10〜50重量%の重合性酸成分を含有し、酸価が約
100〜300のものである。このコポリマーの平均分子量は
約3,000〜30,000である。
は、約10〜50重量%の重合性酸成分を含有し、酸価が約
100〜300のものである。このコポリマーの平均分子量は
約3,000〜30,000である。
本発明で使用するフェノプラスト樹脂は、フェノール化
合物とホルムアルデヒドとから得られるものである。か
かる樹脂は、フェノール化合物とホルムアルデヒドとを
塩基性条件下で反応させることにより製造される。生成
した樹脂は、フェノール成分がメチレン結合を介して連
結された構造をとり、未反応のメチロール基を含有して
いる。有用なフェノプラスト樹脂は、非置換のフェノー
ル、クレゾールおよびその他のアルキルフェノール類
(アルキル基の炭素数2〜約12のもの)、ならびに2,2
−ビス(4−ヒドロキシルフェニル)プロパン(ビスフ
ェノールA)のような2価フェノール類から誘導され
る。フェノプラスト樹脂の特性を変化もしくは調節する
ために2種以上のフェノール化合物の混合物も使用でき
る。本発明で有用なフェノプラスト樹脂は、分子量が約
300〜2500の範囲内、融点が約65〜100℃の範囲内のもの
である。150℃でのホットプレート硬化速度は約70〜180
秒の範囲内であろう。本発明の組成物を製造する場合、
2種以上のフェノプラスト樹脂の混合物、ならびに未混
合の樹脂のいずれも使用できる。
合物とホルムアルデヒドとから得られるものである。か
かる樹脂は、フェノール化合物とホルムアルデヒドとを
塩基性条件下で反応させることにより製造される。生成
した樹脂は、フェノール成分がメチレン結合を介して連
結された構造をとり、未反応のメチロール基を含有して
いる。有用なフェノプラスト樹脂は、非置換のフェノー
ル、クレゾールおよびその他のアルキルフェノール類
(アルキル基の炭素数2〜約12のもの)、ならびに2,2
−ビス(4−ヒドロキシルフェニル)プロパン(ビスフ
ェノールA)のような2価フェノール類から誘導され
る。フェノプラスト樹脂の特性を変化もしくは調節する
ために2種以上のフェノール化合物の混合物も使用でき
る。本発明で有用なフェノプラスト樹脂は、分子量が約
300〜2500の範囲内、融点が約65〜100℃の範囲内のもの
である。150℃でのホットプレート硬化速度は約70〜180
秒の範囲内であろう。本発明の組成物を製造する場合、
2種以上のフェノプラスト樹脂の混合物、ならびに未混
合の樹脂のいずれも使用できる。
本発明で有用なポリエポキシド樹脂は、2価フェノール
のグリシジルポリエーテルであり、1分子当たり2以上
の1,2−エポキシド基を含有する。かかるエポキシ樹脂
は、エピハロヒドリンと多価フェノールとから誘導さ
れ、約750〜3,000のエポキシ当量重量を有している。エ
ピハロヒドリンの例はエピクロロヒドリン、エピブロモ
ヒドリン、エピヨードヒドリンであり、エピクロロヒド
リンが好ましい。2価フェノールの例は、レゾルシノー
ル、ハイドロキノン、2,2−ビス(4−ヒドロキシルフ
ェニル)プロパン(慣用名:ビスフェノールA)、p,
p′−ジヒドロキシビフェニル、p,p′−ジヒドロキシジ
フェニルメタン、p,p′−ジヒドロキシジフェニルエタ
ン、ビス−2−ヒドロキシナフチルメタン、1,5−ジヒ
ドロキシナフタレンなどである。ビスフェノールAが好
ましい2価フェノールである。
のグリシジルポリエーテルであり、1分子当たり2以上
の1,2−エポキシド基を含有する。かかるエポキシ樹脂
は、エピハロヒドリンと多価フェノールとから誘導さ
れ、約750〜3,000のエポキシ当量重量を有している。エ
ピハロヒドリンの例はエピクロロヒドリン、エピブロモ
ヒドリン、エピヨードヒドリンであり、エピクロロヒド
リンが好ましい。2価フェノールの例は、レゾルシノー
ル、ハイドロキノン、2,2−ビス(4−ヒドロキシルフ
ェニル)プロパン(慣用名:ビスフェノールA)、p,
p′−ジヒドロキシビフェニル、p,p′−ジヒドロキシジ
フェニルメタン、p,p′−ジヒドロキシジフェニルエタ
ン、ビス−2−ヒドロキシナフチルメタン、1,5−ジヒ
ドロキシナフタレンなどである。ビスフェノールAが好
ましい2価フェノールである。
本発明で使用するポリエポキシド樹脂は、そのエポキシ
ド官能価の約2〜20当量%を、pKa値が約2〜5の非重
合性1官能性有機酸と反応させることにより部分的に脱
官能価処理したものである。かかる1官能性有機酸の例
は、酢酸、安息香酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、酪
酸、カプロン酸、ベンジル酢酸、ナフタレンスルホン
酸、カプリル酸、ステアリン酸などである。好ましい酸
はドデシルベンゼンスルホン酸であり、この酸を使用す
ると得られる被覆組成物の湿潤性および可撓性が向上す
る。1官能性有機酸の使用量が0.02当量より少ないと、
処理が困難となり、ゲルを含まない生成物が必ずしも得
られなくなる。1官能性有機酸の使用量が0.2当量を越
えると、得られる缶用被覆組成物の耐イオンバリアー性
が低下し、塩、酸および薬品に対する耐性の低下となっ
て現れる。
ド官能価の約2〜20当量%を、pKa値が約2〜5の非重
合性1官能性有機酸と反応させることにより部分的に脱
官能価処理したものである。かかる1官能性有機酸の例
は、酢酸、安息香酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、酪
酸、カプロン酸、ベンジル酢酸、ナフタレンスルホン
酸、カプリル酸、ステアリン酸などである。好ましい酸
はドデシルベンゼンスルホン酸であり、この酸を使用す
ると得られる被覆組成物の湿潤性および可撓性が向上す
る。1官能性有機酸の使用量が0.02当量より少ないと、
処理が困難となり、ゲルを含まない生成物が必ずしも得
られなくなる。1官能性有機酸の使用量が0.2当量を越
えると、得られる缶用被覆組成物の耐イオンバリアー性
が低下し、塩、酸および薬品に対する耐性の低下となっ
て現れる。
本発明の組成物で任意成分として使用できるエポキシ化
炭化水素もしくは植物油は、エポキシ化ポリブタジエ
ン、エポキシ化大豆油、オレイン酸、リノール酸、リノ
レン酸などを含有する乾性油などである。
炭化水素もしくは植物油は、エポキシ化ポリブタジエ
ン、エポキシ化大豆油、オレイン酸、リノール酸、リノ
レン酸などを含有する乾性油などである。
本発明においてアクリルコポリマーのカルボキシル基を
中和するのに使用する塩基性試薬としては、アンモニ
ア、第一、第二および第三アミン、例えばエチルアミ
ン、ブチルアミン、ジメチルアミン、トリエチルアミ
ン、イソプロピルアミン、ジメチルエチルアミン、シク
ロヘキシルアミン、アリルアミン、ベンジルアミン、モ
ルホリン、N−メチルモルホリン、エタノールアミン、
ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミンが挙げ
られる。好ましいアミンは、ジメチルエタノールアミ
ン、トリエチルアミンおよびN−メチルモルホリンなど
の第三アミンである。カルボン酸の中和に使用する塩基
性試薬の使用量は、カルボン酸官能価に基づいて約45〜
95当量%の範囲内となろう。
中和するのに使用する塩基性試薬としては、アンモニ
ア、第一、第二および第三アミン、例えばエチルアミ
ン、ブチルアミン、ジメチルアミン、トリエチルアミ
ン、イソプロピルアミン、ジメチルエチルアミン、シク
ロヘキシルアミン、アリルアミン、ベンジルアミン、モ
ルホリン、N−メチルモルホリン、エタノールアミン、
ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミンが挙げ
られる。好ましいアミンは、ジメチルエタノールアミ
ン、トリエチルアミンおよびN−メチルモルホリンなど
の第三アミンである。カルボン酸の中和に使用する塩基
性試薬の使用量は、カルボン酸官能価に基づいて約45〜
95当量%の範囲内となろう。
本発明で使用する樹脂質成分は、その水中分散を助長す
るために有機溶媒中に溶解しておいてもよい。この有機
溶媒は実質的に水混和性のものが好ましいが、これは単
一の極性化合物であっても、あるいは非極性成分を含有
する2以上の化合物の混合物の形態をとるものでもよ
い。有機溶媒の沸点は、約150〜500°F(66〜260℃)
の範囲内となろう。
るために有機溶媒中に溶解しておいてもよい。この有機
溶媒は実質的に水混和性のものが好ましいが、これは単
一の極性化合物であっても、あるいは非極性成分を含有
する2以上の化合物の混合物の形態をとるものでもよ
い。有機溶媒の沸点は、約150〜500°F(66〜260℃)
の範囲内となろう。
単独あるいは混合物の形態で好適な有機溶媒としては、
n−ブタノール、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレン
グリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノプロピル
エーテル、プロピレングリコールモノエチエーテル、プ
ロピレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレング
リコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテルなどが挙げられる。混合有機溶媒の少量成分とし
て混入することのできる非極性溶媒には、ナフサ、ヘプ
タン、ヘキサン、ミネラルスピリット、トルエン、キシ
レンなどの脂肪族および芳香族炭化水素がある。
n−ブタノール、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレン
グリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノプロピル
エーテル、プロピレングリコールモノエチエーテル、プ
ロピレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレング
リコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテルなどが挙げられる。混合有機溶媒の少量成分とし
て混入することのできる非極性溶媒には、ナフサ、ヘプ
タン、ヘキサン、ミネラルスピリット、トルエン、キシ
レンなどの脂肪族および芳香族炭化水素がある。
本発明の組成物の製造において、有機溶媒は分散液の総
重量に基づいて約5〜25重量%の量で使用する。
重量に基づいて約5〜25重量%の量で使用する。
本発明の組成物を製造する場合、有機溶媒中のエポキシ
樹脂を約180〜220°F(82〜104℃)の温度で1官能性
有機酸と15〜30分間作用させることにより部分的に脱官
能価する。次いでカルボキシル官能性アクリルコポリマ
ーを添加し、さらにフェノプラスト樹脂を加える。溶液
状態となったら、得られた混合物をアミンにより部分的
に中和して、水中に分散させる。得られた分散液の固形
分含有量は、約30〜50重量%、好ましくは約33〜43重量
%とする。アミン添加前の反応および添加の順序を変え
ても同様の結果が得られる。
樹脂を約180〜220°F(82〜104℃)の温度で1官能性
有機酸と15〜30分間作用させることにより部分的に脱官
能価する。次いでカルボキシル官能性アクリルコポリマ
ーを添加し、さらにフェノプラスト樹脂を加える。溶液
状態となったら、得られた混合物をアミンにより部分的
に中和して、水中に分散させる。得られた分散液の固形
分含有量は、約30〜50重量%、好ましくは約33〜43重量
%とする。アミン添加前の反応および添加の順序を変え
ても同様の結果が得られる。
本発明の被覆組成物は、金属缶、すなわちアルミニウム
缶、無スズスチール缶、スズめっきスチール缶、および
特にスズ含有量の低いスズめっきスチール缶の内面塗布
用の被覆組成物として有用である。被膜の塗布法は、一
般にローラ塗布、またはマイヤー・バーによる展延法
(draw down)が採用でき、塗布量は約2〜9mg/in2、好
ましくは約4〜6mg/in2である。被膜の硬化のための焼
付は、約360〜410°F(182〜210℃)の温度で約8〜10
分間行う。適当な溶媒、例えばブタノール−水混合物で
希釈すれば、生成物をスプレー塗布することもできる。
缶、無スズスチール缶、スズめっきスチール缶、および
特にスズ含有量の低いスズめっきスチール缶の内面塗布
用の被覆組成物として有用である。被膜の塗布法は、一
般にローラ塗布、またはマイヤー・バーによる展延法
(draw down)が採用でき、塗布量は約2〜9mg/in2、好
ましくは約4〜6mg/in2である。被膜の硬化のための焼
付は、約360〜410°F(182〜210℃)の温度で約8〜10
分間行う。適当な溶媒、例えばブタノール−水混合物で
希釈すれば、生成物をスプレー塗布することもできる。
以下の実施例は本発明をより明らかに説明するために挙
げたものである。部および%は、特に指定のない限り重
量%および重量部である。
げたものである。部および%は、特に指定のない限り重
量%および重量部である。
実施例1 攪拌機、温度記録装置、還流冷却器および滴下ロートを
備えた適当な反応器に、水641部、n−ブタノール4,108
部およびエチレングリコールモノブルチエーテル2,502
部を入れた。滴下ロートにはスチレン4,065部、アクリ
ル酸エチル1,909部、アクリル酸3,058部、および過酸化
ベンゾイル641部を入れた。反応器を攪拌下に還流温度
(210°F、99℃)に加熱した。滴下ロート中のモノマ
ー−触媒混合物を150分間かけて反応器に滴下し、その
間の温度は205〜210°F(96〜99℃)に保持した。モノ
マー−触媒混合物をすべて添加し終わった後、滴下ロー
トをエチレングリコールモノブチルエーテル198部です
すぎ、このすすぎ液も反応器に加えた。反応混合物を20
0°F(93℃)に冷却し、この温度に1時間保持した。
次いで、過酸化ベンゾイル90部を添加し、反応混合物の
温度を200°F(93℃)にさらに1時間保持した。反応
器の内容物を次いで130°F(54℃)に冷却し、さらに1
60部のエチレングリコールモノブチルエーテルを加え
た。得られたカルボキシル官能性アクリルコポリマー溶
液は、固形分含有量54〜56%で、25℃でのガードナー・
ホルト粘度はZ1〜Z3であった。
備えた適当な反応器に、水641部、n−ブタノール4,108
部およびエチレングリコールモノブルチエーテル2,502
部を入れた。滴下ロートにはスチレン4,065部、アクリ
ル酸エチル1,909部、アクリル酸3,058部、および過酸化
ベンゾイル641部を入れた。反応器を攪拌下に還流温度
(210°F、99℃)に加熱した。滴下ロート中のモノマ
ー−触媒混合物を150分間かけて反応器に滴下し、その
間の温度は205〜210°F(96〜99℃)に保持した。モノ
マー−触媒混合物をすべて添加し終わった後、滴下ロー
トをエチレングリコールモノブチルエーテル198部です
すぎ、このすすぎ液も反応器に加えた。反応混合物を20
0°F(93℃)に冷却し、この温度に1時間保持した。
次いで、過酸化ベンゾイル90部を添加し、反応混合物の
温度を200°F(93℃)にさらに1時間保持した。反応
器の内容物を次いで130°F(54℃)に冷却し、さらに1
60部のエチレングリコールモノブチルエーテルを加え
た。得られたカルボキシル官能性アクリルコポリマー溶
液は、固形分含有量54〜56%で、25℃でのガードナー・
ホルト粘度はZ1〜Z3であった。
実施例2 実施例1に記載のように装備した適当な反応器に、エポ
キシ当量重量2100〜2400のビスフェノールAグリシジル
ポリエーテル171部、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル10部、n−ブタノール44部およびエチレングリ
コールモノブチルエーテル4部を入れた。反応器の内容
物を200°F(93℃)に加熱してエポキシ樹脂を溶解さ
せた。この反応器に、ドデシルベンゼンスルホン酸3部
とエチレングリコールモノブチルエーテル6部とからな
る溶液を5分間かけて添加した。200°F(93℃)に5
分間加熱した後、200°Fの温度を保持しながら実施例
1のカルボキシル官能性アクリルコポリマー溶液105部
を1時間かけて添加した。温度を200°Fにさらに15分
間保持した後、平均分子量約900〜1000のビスフェノー
ルA系フェノプラスト樹脂をn−ブタノール/エチレン
グリコールモノブチルエーテル/キシレンの20/40/40混
合溶媒に固形分46%で溶解して得た溶液62部を、温度を
200°F(93℃)に保持しながら20分間かけて添加し
た。200°Fにさらに15分間保持した後、平均分子量約2
000、融点72〜78℃のクレゾール系フェノプラスト樹脂2
8部を、温度を200°F(93℃)に保持しながら10分間か
けて添加した。次いで、温度を200°Fに1時間保持し
た後、ジメチルエタノールアミン13部を15分間かけて添
加した。さらに200°Fに30分間保持した後、脱イオン
水355部を80分間かけて添加し、温度を約140°F(60
℃)まで低下させ、130〜140°F(54〜60℃)に30分間
保持した。反応器の内容物を100°F(38℃)に冷却
し、固形分25%のカルナバ・ロウの水エマルジョン6部
を添加した。30分間混合した後、さらに脱イオン水を加
えて粘度を調整した。得られた生成物は、No.4フォード
カップ粘度が83秒、固形分含有量が34.5%、VOC(揮発
性有機分含有量)が2.5であった。
キシ当量重量2100〜2400のビスフェノールAグリシジル
ポリエーテル171部、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル10部、n−ブタノール44部およびエチレングリ
コールモノブチルエーテル4部を入れた。反応器の内容
物を200°F(93℃)に加熱してエポキシ樹脂を溶解さ
せた。この反応器に、ドデシルベンゼンスルホン酸3部
とエチレングリコールモノブチルエーテル6部とからな
る溶液を5分間かけて添加した。200°F(93℃)に5
分間加熱した後、200°Fの温度を保持しながら実施例
1のカルボキシル官能性アクリルコポリマー溶液105部
を1時間かけて添加した。温度を200°Fにさらに15分
間保持した後、平均分子量約900〜1000のビスフェノー
ルA系フェノプラスト樹脂をn−ブタノール/エチレン
グリコールモノブチルエーテル/キシレンの20/40/40混
合溶媒に固形分46%で溶解して得た溶液62部を、温度を
200°F(93℃)に保持しながら20分間かけて添加し
た。200°Fにさらに15分間保持した後、平均分子量約2
000、融点72〜78℃のクレゾール系フェノプラスト樹脂2
8部を、温度を200°F(93℃)に保持しながら10分間か
けて添加した。次いで、温度を200°Fに1時間保持し
た後、ジメチルエタノールアミン13部を15分間かけて添
加した。さらに200°Fに30分間保持した後、脱イオン
水355部を80分間かけて添加し、温度を約140°F(60
℃)まで低下させ、130〜140°F(54〜60℃)に30分間
保持した。反応器の内容物を100°F(38℃)に冷却
し、固形分25%のカルナバ・ロウの水エマルジョン6部
を添加した。30分間混合した後、さらに脱イオン水を加
えて粘度を調整した。得られた生成物は、No.4フォード
カップ粘度が83秒、固形分含有量が34.5%、VOC(揮発
性有機分含有量)が2.5であった。
実施例3 実施例2記載と同じ方法により、エポキシ当量重量2100
〜2400のビスフェノールAグリシジルポリエーテル137
部を、ジエチレングリコールモノブチルエーテル17部お
よびn−ブタノール17部に溶解し、エチレングリコール
モノブチルエーテル5部に溶解したドデシルベンゼンス
ルホン酸2.2部を反応させた。得られた部分的に脱官能
価されたエポキシ樹脂をその後、実施例1のカルボキシ
ル官能性アクリルコポリマー溶液83部;平均分子量約60
0、融点約65〜75℃のビスフェノールA系フェノプラス
ト樹脂23部;平均分子量約2000、融点約72〜78℃のクレ
ゾール系フェノプラスト樹脂23部;ジメチルエタノール
アミン11.5部;脱イオン水343部;およびカルナバ・ロ
ウの25%水エマルジョン4.6と反応させた。得られた生
成物は、No.4フォードカップ粘度が74秒、固形分含有量
が34.8%、VOCが1.8であった。
〜2400のビスフェノールAグリシジルポリエーテル137
部を、ジエチレングリコールモノブチルエーテル17部お
よびn−ブタノール17部に溶解し、エチレングリコール
モノブチルエーテル5部に溶解したドデシルベンゼンス
ルホン酸2.2部を反応させた。得られた部分的に脱官能
価されたエポキシ樹脂をその後、実施例1のカルボキシ
ル官能性アクリルコポリマー溶液83部;平均分子量約60
0、融点約65〜75℃のビスフェノールA系フェノプラス
ト樹脂23部;平均分子量約2000、融点約72〜78℃のクレ
ゾール系フェノプラスト樹脂23部;ジメチルエタノール
アミン11.5部;脱イオン水343部;およびカルナバ・ロ
ウの25%水エマルジョン4.6と反応させた。得られた生
成物は、No.4フォードカップ粘度が74秒、固形分含有量
が34.8%、VOCが1.8であった。
実施例4 実施例2記載と同じ方法により、実施例2に記載のエポ
キシ樹脂73部を、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル9部およびブタノール9部に溶解した。このエポキ
シ樹脂を次いで、エチレングリコールモノブチルエーテ
ル3部に溶解したドデシルベンゼンスルホン酸2.4部と
の反応により部分的に脱官能価した。得られた部分的に
脱官能価されたエポキシ樹脂をその後、実施例1のカル
ボキシル官能性アクリルコポリマー溶液44部;実施例3
に記載のビスフェノールA系フェノプラスト樹脂12部;
実施例3に記載のクレゾール系フェノプラスト樹脂12
部;およびジメチルエタノールアミン6部と反応させ
た。得られた生成物を脱イオン水133部中に分散させ
た。得られた分散液はNo.4フォードカップ粘度が29秒、
固形分含有量が40.4%であった。
キシ樹脂73部を、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル9部およびブタノール9部に溶解した。このエポキ
シ樹脂を次いで、エチレングリコールモノブチルエーテ
ル3部に溶解したドデシルベンゼンスルホン酸2.4部と
の反応により部分的に脱官能価した。得られた部分的に
脱官能価されたエポキシ樹脂をその後、実施例1のカル
ボキシル官能性アクリルコポリマー溶液44部;実施例3
に記載のビスフェノールA系フェノプラスト樹脂12部;
実施例3に記載のクレゾール系フェノプラスト樹脂12
部;およびジメチルエタノールアミン6部と反応させ
た。得られた生成物を脱イオン水133部中に分散させ
た。得られた分散液はNo.4フォードカップ粘度が29秒、
固形分含有量が40.4%であった。
実施例5 実施例2記載と同じ方法により、実施例2に記載のグリ
シジルポリエーテル樹脂137部を、ジエチレングリコー
ルモノブチルエーテル17部およびn−ブタノール17部に
溶解し、次いで、エチレングリコールモノブチルエーテ
ル5部に溶解したドデシルベンゼンスルホン酸2.2部と
の反応により部分的に脱官能価した。得られた部分的に
脱官能価されたエポキシ樹脂をその後、実施例1のカル
ボキシル官能性アクリルコポリマー溶液83部;実施例3
に記載のビスフェノールA系フェノプラスト樹脂23部;
実施例3に記載のクレゾール系フェノプラスト樹脂23
部;ラノリンの55%水溶液4.2部;エポキシ化大豆油12
部;およびジメチルエタノールアミン11.5部と反応させ
た。得られた生成物は、脱イオン水290部に分散させた
後、固形分37%でのNo.4フォードカップ粘度が65秒であ
った。
シジルポリエーテル樹脂137部を、ジエチレングリコー
ルモノブチルエーテル17部およびn−ブタノール17部に
溶解し、次いで、エチレングリコールモノブチルエーテ
ル5部に溶解したドデシルベンゼンスルホン酸2.2部と
の反応により部分的に脱官能価した。得られた部分的に
脱官能価されたエポキシ樹脂をその後、実施例1のカル
ボキシル官能性アクリルコポリマー溶液83部;実施例3
に記載のビスフェノールA系フェノプラスト樹脂23部;
実施例3に記載のクレゾール系フェノプラスト樹脂23
部;ラノリンの55%水溶液4.2部;エポキシ化大豆油12
部;およびジメチルエタノールアミン11.5部と反応させ
た。得られた生成物は、脱イオン水290部に分散させた
後、固形分37%でのNo.4フォードカップ粘度が65秒であ
った。
実施例6 実施例2ないし5で得られた各分散液を、無スズスチー
ル、ベースボックス基準(20.23m2)での付着量0.25ポ
ンド(113g)電気スズめっき、および0.05ポンド(23
g)電気スズめっきの各鋼板に、4平方インチ(25.8c
m )当たり20〜24mgの塗布量でワグナーロールコーター
を用いたロール塗布あるいはマイヤーバーを用いた展延
法により塗布した。得られた被膜の焼付は、360〜400°
F(182〜204℃)で10分間行った。この塗装鋼板を次い
で水中あるいは食品(例、ライマビーン、クリーム入り
チキンスープもしくはトマトペースト)中で苛酷な試験
条件下にさらしたが、被膜の密着力はすべて優秀であっ
た。
ル、ベースボックス基準(20.23m2)での付着量0.25ポ
ンド(113g)電気スズめっき、および0.05ポンド(23
g)電気スズめっきの各鋼板に、4平方インチ(25.8c
m )当たり20〜24mgの塗布量でワグナーロールコーター
を用いたロール塗布あるいはマイヤーバーを用いた展延
法により塗布した。得られた被膜の焼付は、360〜400°
F(182〜204℃)で10分間行った。この塗装鋼板を次い
で水中あるいは食品(例、ライマビーン、クリーム入り
チキンスープもしくはトマトペースト)中で苛酷な試験
条件下にさらしたが、被膜の密着力はすべて優秀であっ
た。
以上に本発明の原理、好適態様、および実施方法につい
て説明したが、これらは単に例示であって、制限を意図
していないので、本発明はこれらの具体的な開示形態に
限定されるものではない。本発明の範囲内で各種の変更
・修正が可能である。
て説明したが、これらは単に例示であって、制限を意図
していないので、本発明はこれらの具体的な開示形態に
限定されるものではない。本発明の範囲内で各種の変更
・修正が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−102995(JP,A) 特開 昭48−60196(JP,A) 特開 昭55−54323(JP,A) 特公 昭50−16820(JP,B1) 米国特許4501831(US,A) 欧州特許公開6336(EP,A)
Claims (13)
- 【請求項1】アンモニアもしくはアミンにより塩形成さ
せた樹脂質ブレンドの水性分散液からなる被覆組成物で
あって、該樹脂質ブレンドが、 (a)カルボキシル官能性アクリルコポリマー約15〜30
重量%、 (b)フェノプラスト樹脂約10〜25重量%、 (c)部分脱官能価ポリエポキシド樹脂約40〜75重量
%、および (d)エポキシ化炭化水素もしくは植物油約0〜5重量
%、 からなり、前記(a)は平均分子量約3,000〜30,000、
酸価約100〜300のものであり、前記(c)は脱官能価処
理前のエポキシ当量重量が約750〜3,000の2価フェノー
ルジグリシジルエーテルを、1エポキシ当量につき約0.
02〜0.2当量のpKa約2.0〜5の非重合性1価有機酸と反
応させたものである、前記被覆組成物。 - 【請求項2】前記カルボキシル官能性アクリルコポリマ
ーが、少なくとも1種の重合性エチレン型不飽和カルボ
ン酸モノマーと、酸基を含有しない少なくとも1種の重
合性エチレン型不飽和モノマーとのコポリマーである、
特許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項3】前記重合性エチレン型不飽和カルボン酸モ
ノマーがアクリル酸である特許請求の範囲第2項記載の
組成物。 - 【請求項4】前記酸基を含有しない重合性エチレン型不
飽和モノマーがスチレンおよびアクリル酸エチルであ
る、特許請求の範囲第2項記載の組成物。 - 【請求項5】前記フェノプラスト樹脂が平均分子量約30
0〜2500、融点約65〜100℃のものである、特許請求の範
囲第2項記載の組成物。 - 【請求項6】前記フェノプラスト樹脂が、フェノール、
クレゾール、および2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンから選ばれたフェノール類から誘導された
樹脂である、特許請求の範囲第5項記載の組成物。 - 【請求項7】前記2価フェノールジグリシジルエーテル
が2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンのジ
グリシジルエーテルである、特許請求の範囲第2項記載
の組成物。 - 【請求項8】前記pKa約2〜5の非重合性1価有機酸が
ドデシルベンゼンスルホン酸である、特許請求の範囲第
2項記載の組成物。 - 【請求項9】前記エポキシ化炭化水素がエポキシ化ポリ
ブタジエンである、特許請求の範囲第1項記載の組成
物。 - 【請求項10】前記エポキシ化植物油がエポキシ化大豆
油である、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項11】全固形分含有量に基づいて約5〜25重量
%の亜鉛塩ペーストを含有する、特許請求の範囲第1項
記載の組成物。 - 【請求項12】前記亜鉛塩が酸化亜鉛である、特許請求
の範囲第11項記載の組成物。 - 【請求項13】前記亜鉛塩の一部がカルボン酸亜鉛であ
る、特許請求の範囲第11項記載の組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US740351 | 1985-06-03 | ||
US06/740,351 US4623680A (en) | 1985-06-03 | 1985-06-03 | Aqueous epoxy resin dispersions for can coating use |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61293266A JPS61293266A (ja) | 1986-12-24 |
JPH0696689B2 true JPH0696689B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=24976128
Family Applications (1)
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