JPH0696526A - 磁気ディスク装置の媒体欠陥管理方法 - Google Patents

磁気ディスク装置の媒体欠陥管理方法

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JPH0696526A
JPH0696526A JP24384592A JP24384592A JPH0696526A JP H0696526 A JPH0696526 A JP H0696526A JP 24384592 A JP24384592 A JP 24384592A JP 24384592 A JP24384592 A JP 24384592A JP H0696526 A JPH0696526 A JP H0696526A
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JP
Japan
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sector
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read
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defect
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Pending
Application number
JP24384592A
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English (en)
Inventor
Hironori Mine
宏則 美根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH0696526A publication Critical patent/JPH0696526A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】媒体の欠陥を避けるために従来は代替セクタを
設けていたため、メモリ利用効率が低い、リード・ライ
トのアクセス時間が増大する等の問題があったことを改
善する。 【構成】欠陥部は実際上(1〜2個/媒体)と少ない事
に着目し、欠陥部がセクタ22内のデータ部24に来る
ようにし、且つデータ部24をこの欠陥部をGAP24
Gで避けてデータ部#1(24−1)とデータ部#2
(24−2)とに分割してフォーマットする。そしてこ
のセクタ22のデータのリード/ライト時にGAP24
G部でこの動作を中断する様にし、このためデータ部#
1(24−1),GAP24Gの夫々の長さを予めID
部23のFLAG部(図外)へ書込んでおく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上位計算機からの指示
により、データの書込みおよび読出しを行う磁気ディス
ク装置における媒体欠陥のあるセクタ管理方法に関す
る。なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相
当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】図3は磁気ディスク装置の媒体上に配置
されているトラックとセクタの構成を示す。同図におい
て21はトラックである。この図では1本のトラックし
か図示されていないが、トラックは半径方向に沿って多
数形成されており、一番外側のトラックから内側のトラ
ックにかけて0、1、2、・・の番号がトラック番号と
して割り振られている。さらにトラックは複数のセクタ
22に分割されており、トラックと同様にセクタ番号が
付けられている。セクタ22はID部23とデータ部2
4に分割されている。
【0003】ID部23には、ビット毎の同期をとるた
めに一定周期のパターンが書込まれる部分としてのVF
O部25、1バイト毎の同期をとるためる特定のパター
ンが書込まれる部分としてのSYNC部26、当該セク
タのトラック番号に相当するシリンダ番号が書込まれる
シリンダ番号部27、ヘッド番号(換言すれば当該セク
タの存在する媒体の面の番号)が書込まれるヘッド番号
部28、当該シリンダ内における当該セクタの番号が書
込まれるセクタ番号部29、後述のFLAG部30、誤
チェック用符号としてのCRCが書込まれるCRC部3
1が設けられている。
【0004】またデータ部24には前述のVFO部2
5,SYNC部26についでユーザデータの書込まれる
部分としてのユーザデータ部32、誤訂正符号としての
ECCが書込まれる部分としてのECC部33が設けら
れている。磁気ディスク装置の媒体上に欠陥があればデ
ータエラーの原因となる。そのため、媒体は使用する前
に予めサーティファイ(欠陥検査)して欠陥部を登録
し、図3に示す物理フォーマットの書き込み時に欠陥部
についてはそれに代わる領域のセクタを含む代替フォー
マットを書き込んでおくということが行われている。
【0005】欠陥セクタを代替する方式として従来は次
のような2つの方法が用いられている。 1トラック内に1〜2セクタ分の代替用セクタを確保
し、検出された欠陥セクタはこの予備のセクタを使用す
るようにする。 媒体の内周または外周の特定箇所にかためて代替セク
タ領域を設定し、検出された欠陥セクタをその中のセク
タに代替する。どのセクタがどこに代替えされたかは代
替情報として特定領域に書き込む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら欠陥セク
タを代替する前述のの方法では、代替されたセクタは
同一トラック上にあるために代替によりリード/ライト
時間はほとんど増大しないが、各トラックに代替用セク
タを確保する必要があるためディスク領域にむだな領域
が多くできるという問題がある。また前述のの方法で
は、代替領域は効率的に使用することができるが、代替
セクタのリード/ライト動作においてヘッドの移動が伴
うためアクセス時間が増大するという問題がある。
【0007】例えば媒体の1トラックが40セクタに分
割されている場合を考えると、前記の方法のように各
トラックに1つの代替用セクタを予備として持つと媒体
全体の約2.5%が代替用セクタ領域として占有されて
しまう。また、媒体欠陥の発生頻度は極めて低い(1〜
2個/媒体)のでほとんどの代替えセクタは利用されな
い。
【0008】そこで本発明はこの問題を解消し得る磁気
ディスク装置の媒体欠陥管理方法を提供することを課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の媒体欠陥管理方法では、磁気ディスク媒
体の欠陥の有無を調べ、ある部分に欠陥があるとき、こ
の欠陥がセクタ(22など)内のデータ部(24など)
に来るようにセクタを配置すると共に、該データ部をこ
の欠陥を避けて(24−1,24−2などのように)分
割配置し、このセクタ内のデータ部の分割情報を当該セ
クタのID部(23のFLAG部30などに)に書き込
み、当該セクタのリード/ライト時にこのID部より前
記分割情報を獲得し、当該セクタに対して前記欠陥を避
けてリード/ライト処理を行うようにする。
【0010】
【作用】媒体フォーマット時に欠陥部分を避けるように
セクタ内を分割し、この分割情報をデータ部より先に読
まれるID部に書き込んでおく。リード/ライト時にこ
のID部よりセクタ分割情報を読み取り、それに従って
セクタデータを分割してリード/ライトする。
【0011】このようにセクタサイズに比較して微小な
欠陥部分をセクタ内分割により避けるようにすること
で、欠陥のあるセクタ全体を代替えすることなく、ディ
スク使用効率およびデータのリード/ライト動作をほぼ
欠陥のないセクタと同等とすることができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例としての磁気ディス
ク装置の構成を示す。同図において1はディスクの読み
書きを行うためのリード/ライトヘッド(単にヘッドと
も略す、またリード/ライトをR/Wとも略記する)、
2はヘッド1の読み書きの信号を増幅するヘッドアンプ
である。
【0013】3はリードライト部で、リード時にはヘッ
ドアンプ2から出力されたディスク読出信号の2値化と
読出データからクロックとデータの分離を行ってデータ
を前段のフォーマッタ部7へ送り、ライト時にはフォー
マッタ部7からの書き込みデータのコード変換を行って
ヘッドアンプ2へ与えるなどの動作を行う。4はドライ
ブ制御部で、ヘッドアンプ2からのディスク読出信号か
らサーボ信号を取り出し、制御出力をボイスコイルモー
タ(VCMとも略記する)5に与えることによりヘッド
1の位置を制御する。
【0014】9は図外の上位計算機からのR/W動作の
指示コマンドやR/Wデータの転送のためのインタフェ
ースを行うI/Fコントローラ部である。受け取ったR
/W動作コマンドはCPU6によって解読され、CPU
6はドライブ制御部4、フォーマッタ部7、バッファマ
ネージャ部8、I/Fコントローラ部9に対してそのコ
マンドの実行に必要な指示を出す。
【0015】また10はリード/ライト時のデータを一
時的に格納するためのメモリ、11は媒体欠陥のために
分割されたセクタをリード/ライトするためのタイミン
グを発生する分割タイミング生成部である。次に図1の
リード時の動作を説明する。CPU6は上位計算機から
リードコマンドを受け取ると、指示されたトラックへヘ
ッド1を移動させるようドライブ制御部4に対して指令
を出す。そしてヘッド1の移動完了後、フォーマッタ部
7に対してリードするセクタ番号をセットする。これに
よりフォーマッタ部7は、リードライト部3からのトラ
ック読み出しデータを監視し、目的のセクタ番号29を
持つID部23を検出すると、そのセクタ内のユーザデ
ータ32を読出しバッファマネージャ部8を介してメモ
リ10へ書き込む。CPU6は目的セクタのユーザデー
タ32のメモリ10内への読み込み完了時、I/Fコン
トローラ部9に対して指示を出し、読み出しデータの上
位計算機へのデータ転送を開始させる。
【0016】次に図1のライト時の動作について説明す
る。CPU6は上位計算機からライトコマンドを受け取
ると、上位計算機からの書き込みデータをメモリ10へ
一旦格納するためにI/Fコントローラ部9に対して指
示を出す。その後、指示されたトラックへヘッド1を移
動させるようドライブ制御部4に対して指令を出す。書
き込みデータのメモリ10への一時的格納とヘッド1の
移動完了後、CPU6はフォーマッタ部7に対してリー
ドするセクタ番号29をセットする。フォーマッタ部7
は、リードライト部3からのトラック読み出しデータを
監視し、目的のセクタ番号を持つID部23を検出する
と、メモリ10内のデータをバッファマネージャ部8を
介して読み込み、目的セクタ内のユーザデータ部32を
書き換えるためにタイミングを取りながらリードライト
部3へライトデータを出力する。
【0017】分割タイミング生成部11は本発明におい
て追加したものであり、欠陥部分を内部に含むためにデ
ータ部が分割されているセクタのR/W時にデータ分割
のタイミングを発生する。図2は欠陥を含むセクタの構
成を示す。即ち媒体に欠陥がある場合には、その部分を
避けるようにトラック21をフォーマットする。このフ
ォーマット時には欠陥部がセクタ22内のデータ部24
に入るようにセクタ位置が決められ、この例では欠陥部
はGAP24G内に存在している。そしてこのセクタの
データ部24は欠陥のあるGAP24Gによりデータ部
#1(24−1)とデータ部#2(24−2)に分割さ
れる。そしてデータ部#2(24−2)の頭にも通常の
データ部24と同様にVFO部25、SYNC部26が
付加され、リードライト部3で同期を取れるようになっ
ている。また、データ#1(24−1)のデータ長と、
GAP24Gの長さはID部23のFLAG部30に書
き込まれている。この情報は、データR/W時にID部
23のリードと同時にフォーマッタ部7によって読み込
まれ、このセクタが目的セクタであることが検出される
と分割タイミング生成部11へ送られる。分割タイミン
グ生成部11はこの情報を用いてフォーマッタ部7によ
る読み込み(または書き込み)データ数をカウントし、
前半のデータ部#1(24−1)の末尾に一致した時点
でデータ部の読み込み(または書き込み)を中断し、G
AP24Gを通過する指定期間経過後、後半のデータ部
#2(24−2)の読み込み(または書き込み)を開始
するようフォーマッタ部7に対して指示を出す。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、セクタ内のデータ部に
欠陥部が来るようにし、かつこのデータ部を欠陥部を避
けて分割するように媒体をフォーマットして使用するよ
うにしたため、従来のように微小な欠陥によってセクタ
全体を代替することなく媒体を効率よく使用することが
できる。欠陥を避けるために必要な領域としてセクタ長
の1/10程度を確保するとすると、従来の代替領域
2.5%を0.25%にまで縮小することができる。ま
た代替え処理時間が増大することなく、通常のセクタに
対するリード/ライトとほぼ同一時間で処理することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての構成を示すブロック
【図2】同じく媒体内の欠陥を含むセクタの構成図
【図3】媒体中のトラックとセクタの構成図
【符号の説明】
1 R/Wヘッド 2 ヘッドアンプ 3 リード・ライト部 4 ドライブ制御部 5 VCM 6 CPU 7 フォーマッタ部 8 バッファマネージャ部 9 I/Fコントローラ部 10 メモリ 11 分割タイミング生成部 21 トラック 22 セクタ 23 ID部 24 データ部 24−1 データ部#1 24−2 データ部#2 24G GAP 25 VFO(部) 26 SYNC(部) 27 シリンダ番号(部) 28 ヘッド番号(部) 29 セクタ番号(部) 30 FLAG部 31 CRC(部) 32 ユーザデータ(部) 32−1 ユーザデータ(部)#1 32−2 ユーザデータ(部)#2 33 ECC(部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスク媒体の欠陥の有無を調べ、あ
    る部分に欠陥があるとき、この欠陥がセクタ内のデータ
    部に来るようにセクタを配置すると共に、該データ部を
    この欠陥を避けて分割配置し、このセクタ内のデータ部
    の分割情報を当該セクタのID部に書き込み、当該セク
    タのリード/ライト時にこのID部より前記分割情報を
    獲得し、当該セクタに対して前記欠陥を避けてリード/
    ライト処理を行うことを特徴とする磁気ディスク装置の
    媒体欠陥管理方法。
JP24384592A 1992-09-14 1992-09-14 磁気ディスク装置の媒体欠陥管理方法 Pending JPH0696526A (ja)

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JP24384592A JPH0696526A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 磁気ディスク装置の媒体欠陥管理方法

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JPH0696526A true JPH0696526A (ja) 1994-04-08

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ID=17109809

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JP24384592A Pending JPH0696526A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 磁気ディスク装置の媒体欠陥管理方法

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JP (1) JPH0696526A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11335374B2 (en) 2020-08-26 2022-05-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic disk device and sector processing method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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