JPH0696244B2 - パーティクル―またはファイバーボードの製造法 - Google Patents
パーティクル―またはファイバーボードの製造法Info
- Publication number
- JPH0696244B2 JPH0696244B2 JP60235518A JP23551885A JPH0696244B2 JP H0696244 B2 JPH0696244 B2 JP H0696244B2 JP 60235518 A JP60235518 A JP 60235518A JP 23551885 A JP23551885 A JP 23551885A JP H0696244 B2 JPH0696244 B2 JP H0696244B2
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- JP
- Japan
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- weight
- binder
- particles
- fiberboard
- producing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L97/00—Compositions of lignin-containing materials
- C08L97/02—Lignocellulosic material, e.g. wood, straw or bagasse
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、改善された特性を有するパーティクル−また
はファイバーボードを製造するに当たり、使用される材
料または出発物質の少なくとも１つの成分、有利に有機
結合剤または結合剤を含有する接着剤液に、一定重量の
一定の液状濃縮物を添加しかつ相互に混合し、ボードへ
の圧縮成形前に、整列させるか、散布するか、または前
成形し、次にプレス圧力を使用しながら一定の温度範囲
内で圧縮成形する方法に関する。
はファイバーボードを製造するに当たり、使用される材
料または出発物質の少なくとも１つの成分、有利に有機
結合剤または結合剤を含有する接着剤液に、一定重量の
一定の液状濃縮物を添加しかつ相互に混合し、ボードへ
の圧縮成形前に、整列させるか、散布するか、または前
成形し、次にプレス圧力を使用しながら一定の温度範囲
内で圧縮成形する方法に関する。
従来の技術 結合剤、例えば尿素樹脂、縮合性樹脂等（またはこれか
ら得られた接着剤液、木材チップ、充填剤、添加剤また
は加工助剤および別の添加剤を使用して、これらを高め
られた温度で圧縮成形することにより、パーティクルー
ボードおよびファイバーボードを製造する方法は、既に
一般に知られている（特に、西ドイツ国特許出願公告第
1801209号明細書、参照）。
ら得られた接着剤液、木材チップ、充填剤、添加剤また
は加工助剤および別の添加剤を使用して、これらを高め
られた温度で圧縮成形することにより、パーティクルー
ボードおよびファイバーボードを製造する方法は、既に
一般に知られている（特に、西ドイツ国特許出願公告第
1801209号明細書、参照）。
また、パーティクルーまたはファイバーボードを製造す
る際に難燃化剤を添加することは、公知である。この場
合、公知の薬剤は、硼酸塩、燐酸塩、硫酸塩または硼酸
である。しかし、これらの薬剤がしばしば木質材料板の
品質の劣化をまねくことは、不利であることが判明し、
この場合には、本質的に結合剤の機能がしばしば損なわ
れている（西ドイツ国特許出願公告第2059163号明細
書、特に第３欄第46〜50行、参照）。従って、西ドイツ
国特許出願公告第2059163号明細書の記載によれば、パ
ーティクルボードおよびファイバーボードの製造の際に
カオリンを鉱物質の難燃剤として添加することが提案さ
れている。更に、最後に硼素化合物および類似の塩を接
着剤液中に溶解し、かつパーティクルボードの製造のた
めに所謂混合接着法で加工することは、公知である。し
かし、この場合には、種々の欠点、例えば水溶液中での
酸性反応が生じる。それによって、縮合樹脂のゲル化時
間は、接着処理されたチップのバンカー可使時間が著し
く減少され、したがって接着剤の前硬化によってしばし
ば接着不足を生じる程度に短縮される。
る際に難燃化剤を添加することは、公知である。この場
合、公知の薬剤は、硼酸塩、燐酸塩、硫酸塩または硼酸
である。しかし、これらの薬剤がしばしば木質材料板の
品質の劣化をまねくことは、不利であることが判明し、
この場合には、本質的に結合剤の機能がしばしば損なわ
れている（西ドイツ国特許出願公告第2059163号明細
書、特に第３欄第46〜50行、参照）。従って、西ドイツ
国特許出願公告第2059163号明細書の記載によれば、パ
ーティクルボードおよびファイバーボードの製造の際に
カオリンを鉱物質の難燃剤として添加することが提案さ
れている。更に、最後に硼素化合物および類似の塩を接
着剤液中に溶解し、かつパーティクルボードの製造のた
めに所謂混合接着法で加工することは、公知である。し
かし、この場合には、種々の欠点、例えば水溶液中での
酸性反応が生じる。それによって、縮合樹脂のゲル化時
間は、接着処理されたチップのバンカー可使時間が著し
く減少され、したがって接着剤の前硬化によってしばし
ば接着不足を生じる程度に短縮される。
更に、硼素化合物は、一定の樹脂、例えばフェノールホ
ルムアルデヒド樹脂とは絶対的に不相容性であることが
知られており、したがって該樹脂は、硼素化合物を添加
した場合にはフレーク化する。
ルムアルデヒド樹脂とは絶対的に不相容性であることが
知られており、したがって該樹脂は、硼素化合物を添加
した場合にはフレーク化する。
発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、前記の欠点を有さず、改善された特性
を有するパーティクル−またはファイバーボードの製造
法を見出すことであった。
を有するパーティクル−またはファイバーボードの製造
法を見出すことであった。
課題を解決するための手段 本発明によれば、この課題は、前記方法において、 (1)−木材チップ、木材粒子および繊維から選択された
粒状材料；および −ホルムアルデヒド含有結合剤またはホルムアルデヒド
樹脂結合剤の群からの１つの結合剤を含有しかつ ａ）硼酸、硼酸形成性化合物の水溶液、アルカリ金属硼
酸塩およびオルト硼酸から選択された硼素化合物50〜80
重量部および ｂ）少なくとも１つのアルコール、およびC1〜C6を有す
るアルコキシアミンおよびアルカノールアミンの群から
選択された少なくとも１つの水溶性アミン化合物を含有
する水溶性化合物混合物50〜20重量部、ならびに ｃ）水50重量部まで からなる液状濃縮物が、木材チップ、木材粒子または繊
維からの使用される粒状材料の絶対乾燥重量（atro）に
対して0.5〜５重量％添加されている接着座胃液から１
つの混合物を得、 (2)この混合物を圧縮前にボードに変形し、 (3)次に８〜60dN/cm2のプレス圧力および120〜130℃の
温度でパーティクルーまたはファイバーボードに圧縮成
形することによって解決される。
粒状材料；および −ホルムアルデヒド含有結合剤またはホルムアルデヒド
樹脂結合剤の群からの１つの結合剤を含有しかつ ａ）硼酸、硼酸形成性化合物の水溶液、アルカリ金属硼
酸塩およびオルト硼酸から選択された硼素化合物50〜80
重量部および ｂ）少なくとも１つのアルコール、およびC1〜C6を有す
るアルコキシアミンおよびアルカノールアミンの群から
選択された少なくとも１つの水溶性アミン化合物を含有
する水溶性化合物混合物50〜20重量部、ならびに ｃ）水50重量部まで からなる液状濃縮物が、木材チップ、木材粒子または繊
維からの使用される粒状材料の絶対乾燥重量（atro）に
対して0.5〜５重量％添加されている接着座胃液から１
つの混合物を得、 (2)この混合物を圧縮前にボードに変形し、 (3)次に８〜60dN/cm2のプレス圧力および120〜130℃の
温度でパーティクルーまたはファイバーボードに圧縮成
形することによって解決される。
本発明の方法によれば、接着剤液中の結合剤含量は、35
〜65重量％、特に45〜55重量％接着剤液の固体樹脂含量
として計算した）であり、混合物中での結合剤含有接着
剤液の量は、４〜30重量部、特に６〜20重量部（固体樹
脂として、かつ使用した木材チップ、木材粒子または繊
維100重量部（絶対乾燥重量）に対し計算した）であ
る。
〜65重量％、特に45〜55重量％接着剤液の固体樹脂含量
として計算した）であり、混合物中での結合剤含有接着
剤液の量は、４〜30重量部、特に６〜20重量部（固体樹
脂として、かつ使用した木材チップ、木材粒子または繊
維100重量部（絶対乾燥重量）に対し計算した）であ
る。
パーティクル−またはファイバーボードの特性の改善に
使用される液状の濃縮物は、西ドイツ国特許第2140051
号明細書の記載から知られている。殊に塗料用の木材保
護剤および難燃剤と類似の組成である。木材、殊に幹材
および挽き材、または別の保護すべき物体に塗布するか
または噴霧した後に、液状の濃縮物を使用してラッカー
状の被覆が形成され、この被覆は、炎を近づけた際に発
泡しかつ難燃性の多孔質無水硼酸−炭素層を生成するこ
とができる。
使用される液状の濃縮物は、西ドイツ国特許第2140051
号明細書の記載から知られている。殊に塗料用の木材保
護剤および難燃剤と類似の組成である。木材、殊に幹材
および挽き材、または別の保護すべき物体に塗布するか
または噴霧した後に、液状の濃縮物を使用してラッカー
状の被覆が形成され、この被覆は、炎を近づけた際に発
泡しかつ難燃性の多孔質無水硼酸−炭素層を生成するこ
とができる。
しかし、本発明によれば、専ら硼酸および水溶性アミン
またはポリアミンからなる液状濃縮物は、特性の改善を
達成するためには不十分である。むしろ付加的に、少な
くとも１つの有機結合ヒドロキシル基（例えば、アミノ
アルコール）または液状アルコールが存在していなけれ
ばならない。
またはポリアミンからなる液状濃縮物は、特性の改善を
達成するためには不十分である。むしろ付加的に、少な
くとも１つの有機結合ヒドロキシル基（例えば、アミノ
アルコール）または液状アルコールが存在していなけれ
ばならない。
意外なことに、本発明の範囲内で、相応する濃縮物を特
許請求の範囲に記載の量で、殊に一定の接着剤液もしく
は結合剤のための添加剤として使用することにより、パ
ーティクル−またはファイバーボードの特性の改善を生
じることが確認された。
許請求の範囲に記載の量で、殊に一定の接着剤液もしく
は結合剤のための添加剤として使用することにより、パ
ーティクル−またはファイバーボードの特性の改善を生
じることが確認された。
少なくとも１つのアルコール、有利にC1〜C6、特にC2〜
C4を有する第１級アルコールおよび少なくとも１つの水
溶性脂肪族アミンまたはポリアミンを含有する水溶性化
合物または水溶性化合物の混合物として、脂肪族の第３
級アルコール、第２級アルコールまたは第１級アルコー
ル、例えば第３級ブタノール、イソプロパノール等の混
合物が適当であるが、しかし、有利には、第１級アルコ
ール、特に、メタノール、エタノール、ｎ−プロパノー
ル、ｎ−ブタノール、グリセリンまたはグリコールおよ
び脂肪族アミン、特にプロピルアミン、１、２−プロピ
レンジアミン、またはエチルアミン溶液等が適当であ
る。
C4を有する第１級アルコールおよび少なくとも１つの水
溶性脂肪族アミンまたはポリアミンを含有する水溶性化
合物または水溶性化合物の混合物として、脂肪族の第３
級アルコール、第２級アルコールまたは第１級アルコー
ル、例えば第３級ブタノール、イソプロパノール等の混
合物が適当であるが、しかし、有利には、第１級アルコ
ール、特に、メタノール、エタノール、ｎ−プロパノー
ル、ｎ−ブタノール、グリセリンまたはグリコールおよ
び脂肪族アミン、特にプロピルアミン、１、２−プロピ
レンジアミン、またはエチルアミン溶液等が適当であ
る。
この化合物の混合物は、アルコール基対アミン基のモル
比4:1〜1:4、特に1.5:1〜1:1.5を有する。
比4:1〜1:4、特に1.5:1〜1:1.5を有する。
しかし、有利には、本発明の範囲内でC2〜C4を有するア
ルカノールアミンまたはアミンアルコールが使用され
る。モノエタノールの使用は、特に好適であることが判
明した。１つの好ましい実施態様によれば、アミノアル
コール、特にモノエタノールアミンは、硼酸または水溶
液中で硼酸を形成する化合物、または硼酸塩、特にオル
ト硼酸または脂肪族アルコールまたは脂肪族アミンとの
組合せ物で使用される。
ルカノールアミンまたはアミンアルコールが使用され
る。モノエタノールの使用は、特に好適であることが判
明した。１つの好ましい実施態様によれば、アミノアル
コール、特にモノエタノールアミンは、硼酸または水溶
液中で硼酸を形成する化合物、または硼酸塩、特にオル
ト硼酸または脂肪族アルコールまたは脂肪族アミンとの
組合せ物で使用される。
１つの好ましい実施態様によれば、結合剤含有接着剤液
は、液状濃縮物１〜３重量％（木材チップ、木材粒子お
よび繊維からの使用された材料の絶対乾燥重量（atro）
に対して）を含有する。
は、液状濃縮物１〜３重量％（木材チップ、木材粒子お
よび繊維からの使用された材料の絶対乾燥重量（atro）
に対して）を含有する。
接着剤液中に含有される結合剤は、尿素−ホルムアルデ
ヒド樹脂、メラミン−尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メ
ラミン−フェノール−尿素−ホルムアルデヒド樹脂、１
つまたはそれ以上のこれらの樹脂とイソシアネートとの
混合物が単独かまたはタンニン樹脂との配合物で選択さ
れる。
ヒド樹脂、メラミン−尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メ
ラミン−フェノール−尿素−ホルムアルデヒド樹脂、１
つまたはそれ以上のこれらの樹脂とイソシアネートとの
混合物が単独かまたはタンニン樹脂との配合物で選択さ
れる。
本発明方法により製造されたパーティクル−またはファ
イバーボードは、改善された特性、特に改善された機械
的性質を有する。殊に、減少された横断面での膨潤率、
高められた横方向の引張強さおよび増大された曲げ強さ
は、接着剤液中で使用された合成樹脂結合剤の種類およ
び量に応じて達成することができた。
イバーボードは、改善された特性、特に改善された機械
的性質を有する。殊に、減少された横断面での膨潤率、
高められた横方向の引張強さおよび増大された曲げ強さ
は、接着剤液中で使用された合成樹脂結合剤の種類およ
び量に応じて達成することができた。
本発明による方法のもう１つの利点は、製造されたパー
ティクルーまたはファイバーボードのホルムアルデヒド
の放出が減少されることにある。
ティクルーまたはファイバーボードのホルムアルデヒド
の放出が減少されることにある。
更に、１つの実施態様によれば、接着剤液は、結合剤の
種類および量に応じて少なくとも１つの硬化剤を１〜６
重量％、特に２〜５重量％（結合剤の固体含量または固
体樹脂含量に対して）含有する。この場合には、自体公
知の硬化剤、例えば塩化アンモニウム溶液、蟻酸および
別の同様に作用する酸または塩溶液、例えばアンモニウ
ム塩溶液が使用される。
種類および量に応じて少なくとも１つの硬化剤を１〜６
重量％、特に２〜５重量％（結合剤の固体含量または固
体樹脂含量に対して）含有する。この場合には、自体公
知の硬化剤、例えば塩化アンモニウム溶液、蟻酸および
別の同様に作用する酸または塩溶液、例えばアンモニウ
ム塩溶液が使用される。
プレス時間は、使用される結合剤および適用される温度
との関連において、0.08〜２分/mm、特に0.12〜0.50分/
mm（プレス後の板厚1mm当りの分単位での時間）であ
る。
との関連において、0.08〜２分/mm、特に0.12〜0.50分/
mm（プレス後の板厚1mm当りの分単位での時間）であ
る。
１つの実施態様によれば、パーティクル−またはファイ
バーボードを製造するための混合物には、特にパラフィ
ンエマルジョンまたは高融点ワックスを基礎とする少な
くとも１つの疎水化剤が、木材チップ、木材粒子または
繊維の絶対乾燥重量に対して0.1〜２重量％、特に0.3〜
１重量％の量で添加される。
バーボードを製造するための混合物には、特にパラフィ
ンエマルジョンまたは高融点ワックスを基礎とする少な
くとも１つの疎水化剤が、木材チップ、木材粒子または
繊維の絶対乾燥重量に対して0.1〜２重量％、特に0.3〜
１重量％の量で添加される。
パーティクル−またはファイバーボードのための原料と
して、自体公知の原料、例えば特に木材チップおよび繊
維、殊に繊維用木材または廃棄物から常用の分画または
チップの大きさで選択的に混合された、広葉樹および針
葉樹からの木材チップ、ならびにおが屑および紙の添加
剤、ならびに１年生植物からのチップまたはセルロース
含有繊維（もみ殻、麦わら、亜麻、葦、甘蔗の搾り粕、
トウモロコシの茎等）、また造粒された生物材料（針
葉、茎葉、茎、樹皮等）ならびに製造されたボードの切
削屑を含めてプラスチック成分およびゴム成分、屑繊維
および別の有機物質を有する再生廃棄物が適当である。
して、自体公知の原料、例えば特に木材チップおよび繊
維、殊に繊維用木材または廃棄物から常用の分画または
チップの大きさで選択的に混合された、広葉樹および針
葉樹からの木材チップ、ならびにおが屑および紙の添加
剤、ならびに１年生植物からのチップまたはセルロース
含有繊維（もみ殻、麦わら、亜麻、葦、甘蔗の搾り粕、
トウモロコシの茎等）、また造粒された生物材料（針
葉、茎葉、茎、樹皮等）ならびに製造されたボードの切
削屑を含めてプラスチック成分およびゴム成分、屑繊維
および別の有機物質を有する再生廃棄物が適当である。
１つの実施態様によれば、接着剤液には、特に接着剤液
のための添加剤として少なくとも１つの増量剤、殊に木
粉、ココヤシ殻粉、くるみ殻粉、樹皮粉または澱粉が0.
1〜３重量％、特に0.5〜２重量％（液状グルー浴に対し
て）の量で添加される。
のための添加剤として少なくとも１つの増量剤、殊に木
粉、ココヤシ殻粉、くるみ殻粉、樹皮粉または澱粉が0.
1〜３重量％、特に0.5〜２重量％（液状グルー浴に対し
て）の量で添加される。
本発明によるボードの製造は、有利に引続く圧縮、一段
型装置、多段型装置、連続プレス装置、チップ成形部材
用の特殊プレス装置、圧延装置中でのプレス成形、可能
な場合には同時にベニヤ単板、樹脂含浸した紙、フィル
ム、金属および織布等を使用しながら１つの作業工程で
のボードまたは成形部材の被覆により行なうことができ
る。
型装置、多段型装置、連続プレス装置、チップ成形部材
用の特殊プレス装置、圧延装置中でのプレス成形、可能
な場合には同時にベニヤ単板、樹脂含浸した紙、フィル
ム、金属および織布等を使用しながら１つの作業工程で
のボードまたは成形部材の被覆により行なうことができ
る。
次に、本発明を実施例につき詳説する。
実施例 例1.液状濃縮物 硼酸 60重量％ エタノールアミン 25重量％ 水 15重量％ 例1.1本発明方法により製造されたパーティクルボード 記載した成分を均質に相互に混合し、かつ本発明方法に
より次の条件下でボードに圧縮成形した。
より次の条件下でボードに圧縮成形した。
温度 150℃ プレス係数 0.4分/mm プレス圧力 40.0dN/cm2 例2.液状濃縮物 硼酸 60重量％ エタノールアミン 25重量％ メタノール 15重量％ 例2.1本発明方法により製造されたパーティクルボード 記載した成分を均質に相互に混合し、かつ本発明方法に
より次の条件下でボードに圧縮成形した。
より次の条件下でボードに圧縮成形した。
プレス温度 158℃ プレス係数 0.33分/mm プレス圧力 42dN/cm2 例3.液状濃縮物 硼酸 60重量％ エタノールアミン 25重量％ エチレングリコール 15重量％ 例3.1本発明方法により製造されたパーティクルボード 記載した成分を均質に相互に混合し、かつ本発明方法に
より次の条件下でボードに圧縮成形した。
より次の条件下でボードに圧縮成形した。
プレス温度 168℃ プレス係数 0.35分/mm プレス圧力 45dN/cm2 例4.液状濃縮物 硼酸 60重量％ ジエチルアミノエタノール 25重量％ 水 15重量％
Claims (8)
- 【請求項１】改善された特性を有するパーティクル−ま
たはファイバーボードを製造する方法において、 (1)−木材チップ、木材粒子および繊維から選択された
粒状材料；および −ホルムアルデヒド含有結合剤またはホルムアルデヒド
樹脂結合剤の群からの１つの結合剤を含有しかつ ａ）硼酸、硼酸形成性化合物の水溶液、アルカリ金属硼
酸塩およびオルト硼酸塩から選択された硼素化合物50〜
80重量部および ｂ）少なくとも１つのアルコール、およびC1〜C6を有す
るアルコキシアミンおよびアルカノールアミンの群から
選択された少なくとも１つの水溶性アミン化合物を含有
する水溶性化合物混合物50〜20重量部、ならびに ｃ）水50重量部まで からなる液状濃縮物が、木材チップ、木材粒子または繊
維からの使用される粒状材料の絶対乾燥重量に対して0.
5〜５重量％添加されている接着剤液から１つの混合物
を得、 (2)この混合物を圧縮成形前にボードに変形し、 (3)次に８〜60dN/cm2のプレス圧力および120〜130℃の
温度でパーティクル−またはファイバーボードに圧縮成
形することを特徴とする、パーティクル−またはファイ
バーボードの製造法。 - 【請求項２】接着剤液中の結合剤含量が35〜65重量％
（接着剤液の固体樹脂含量として計算した）であり、混
合物中での結合剤含有接着剤液の量が４〜30重量部（固
体樹脂として、かつ使用した木材チップ、木材粒子また
は繊維100重量部（絶対乾燥重量）に対し計算した）で
ある、特許請求の範囲第１項記載のパーティクル−また
はファイバーボードの製造法。 - 【請求項３】結合剤含有接着剤液が液状濃縮物１〜３重
量％（木材チップ、木材粒子および繊維からの使用され
た材料の絶対乾燥重量に対して）を含有する、特許請求
の範囲第１項または第２項に記載のパーティクル−また
はファイバーボードの製造法。 - 【請求項４】接着剤液に含有される結合剤が尿素−ホル
ムアルデヒド樹脂、メラミン−尿素−ホルムアルデヒド
樹脂、メラミン−フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、
１つまたはそれ以上の前記樹脂とイソシアネートとの混
合物が単独かまたはタンニン樹脂との配合物で選択され
る、特許請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１
項に記載のパーティクル−またはファイバーボードの製
造法。 - 【請求項５】接着剤液が結合剤の種類および量に応じて
少なくとも１つの硬化剤を１〜６重量％（結合剤の固体
含量または固体樹脂含量に対して）含有する、特許請求
の範囲第１項から第４項までのいずれか１項に記載のパ
ーティクル−またはファイバーボードの製造法。 - 【請求項６】プレス時間が、使用される結合剤および適
用される温度との関連において、0.08〜２分/mm（プレ
ス後のボードの厚さ1mm当りの分単位での時間）であ
る、特許請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１
項に記載のパーティクル−またはファイバーボードの製
造法。 - 【請求項７】パーティクル−またはファイバーボードを
製造するための混合物に少なくとも１つの疎水化剤を木
材チップ、木材粒子または繊維の絶対乾燥重量に対して
0.1〜２重量％の量で添加する、特許請求の範囲第１項
から第６項までのいずれか１項に記載のパーティクル−
またはファイバーボードの製造法。 - 【請求項８】接着剤液に少なくとも１つの増量剤を0.1
〜３重量％（接着剤液に対して）の量で添加する、特許
請求の範囲第１項から第７項までのいずれか１項に記載
のパーティクル−またはファイバーボードの製造法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19843438735 DE3438735A1 (de) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | Verfahren zur herstellung von span- oder faserplatten |
| DE3438735.8 | 1984-10-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61102213A JPS61102213A (ja) | 1986-05-20 |
| JPH0696244B2 true JPH0696244B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=6248530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60235518A Expired - Lifetime JPH0696244B2 (ja) | 1984-10-23 | 1985-10-23 | パーティクル―またはファイバーボードの製造法 |
Country Status (17)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4935457A (ja) |
| JP (1) | JPH0696244B2 (ja) |
| AT (1) | AT389881B (ja) |
| BE (1) | BE903450A (ja) |
| CA (1) | CA1253657A (ja) |
| CH (1) | CH670599A5 (ja) |
| DE (1) | DE3438735A1 (ja) |
| DK (1) | DK166531B1 (ja) |
| ES (1) | ES8703103A1 (ja) |
| FI (1) | FI854130L (ja) |
| FR (1) | FR2572010B1 (ja) |
| GR (1) | GR852546B (ja) |
| HU (1) | HU197588B (ja) |
| IT (1) | IT1185999B (ja) |
| NL (1) | NL192377C (ja) |
| NO (1) | NO168410C (ja) |
| SE (1) | SE463859B (ja) |
Families Citing this family (41)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5019618A (en) * | 1989-07-26 | 1991-05-28 | Borden, Inc. | Spray dried phenol-formaldehyde resin compositions |
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