JPH0696055B2 - 玩具体の形成装置 - Google Patents

玩具体の形成装置

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JPH0696055B2
JPH0696055B2 JP11928890A JP11928890A JPH0696055B2 JP H0696055 B2 JPH0696055 B2 JP H0696055B2 JP 11928890 A JP11928890 A JP 11928890A JP 11928890 A JP11928890 A JP 11928890A JP H0696055 B2 JPH0696055 B2 JP H0696055B2
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molding
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光治 石塚
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は水をかけて乾燥すると固形化する粉末状の成形
素材を用いた玩具体の形成装置に関するものでる。
「従来の技術」 従来、複数の素材を組合わせて創作する玩具として、例
えば接着剤と着色砂を用いた砂絵玩具がある。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記従来の砂絵玩具は絵を描くための用
紙が必要であり、その出来上がった作品は平面的であ
り、後にこれを単独で装飾品や玩具として用いることは
できなかった。
本発明は上記従来型の欠点に鑑み発明されたものであっ
て、水をかけて乾燥すると固形化する粉末状の成形素材
を用いることにより、簡単に創作することができ、仕上
がった作品は後で装飾品や玩具として用いることができ
る玩具体の形成装置を抵抗することを目的とするもので
ある。
「課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するための本発明の玩具体の形成装置
は下記の要件を具えてなるものである。
(イ)玩具を成形する雌型と、雌型の成形部内に入れら
れる成形素材からなること。
(ロ)雌型の成形部内には、この成形部内を少なくとも
二つ以上に区画する区画部材が着脱可能に設けられてい
ること。
(ハ)成形素材は粉末状で、水をかけるとゾル化して糊
状となり、乾燥すると固形化する成分を有すること。
「作用」 本発明は上記の構成を有するから、上記区画部材として
複数個が用いられ、また成形素材には着色された色素が
異なる複数の色の素材が用意されることにより、上記成
形部内に一部を除く所定の箇所に区画部材を嵌合する
と、その区画部材で成形部内の一部が塞がれる形とな
り、区画部材を除いた部分の成形部内に粉末状の成形素
材を入れて、これに水をかけると、その成形素材は水と
反応してゾル化して糊状となり、適当な時間をかけてこ
れを乾燥すると固形化して部分的な成形部品が形成され
る。つぎに上記成形部内の他の区画部材を取外し、その
区画部材で塞がれていた部分に、他の色の成形素材を入
れて、上記と同様に水をかけると、その成形素材はゾル
化として糊状となり、これを乾燥すると同様に固形化し
て部分的な成形部品が形成され、上記の工程で固形化さ
れた成形部品と接する部分は互いに一体的に接合され
る。以下同様な工程を繰りかえして、成形部内の全部を
成形部品で埋めつくすことができ、全体を乾燥、固形化
の後に同雌型から成形品として取出すことができる。こ
の様にして取出された成形品は、所要の厚みに形成でき
るので、これを装飾品や玩具として供することができ
る。
「実施例」 以下本発明を図に示す一実施例に基づいて説明すると、
第1図において、1は偏平な玩具体の形成装置の雌型で
あって、同雌型1は合成樹脂の成形により、平滑に形成
された底面11と、その上面に所要の図形、この場合、カ
エルの図形の外周を囲む形の一段高い縁部12が形成され
ている。この底面11と縁部12によって形成される成形部
13内には、少なくとも二つ以上に区画する区画部材2が
着脱可能に設けられている。この区画部材2は上記成形
部材13内に嵌入できる様に、カエルの図形を構成する眼
部の区画部材21、顔部の区画部材22、胴部の区画部材2
3、腕部の区画部材24、脚部の区画部材25等が形成され
ている。一方、粉末状で水をかけるとゾル化して糊状と
なり、乾燥すると固形化する成分、例えばポリビニルア
ルコール粉末とほう酸ナトリウム粉末の混合物を有す
る、夫々色の異なる複数の成形素材31、32、3nおよびノ
ズル41を具えた水筒4が用意される。
以上の様な構成において、第2図の様に上記雌形1の成
形部13内に区画部材21を除いて、区画部材22、23、24、
25を嵌込んだ状態で、区画部材21の箇所に成形素材31を
入れ、これに水筒4の水をふりかけると、この水に成形
素材31が反応してゾル化して糊状となり、乾燥して固形
化すると成形部品A1が形成される。つぎに、第3図の様
に区画部材22を取外し、この成形部13内には成形素材32
を入れて水筒4の水をふりかけると、同様に成形素材32
がゾル化して糊状となり、乾燥して固形化すると成形部
品A2が形成され、前記成形部品A1と連なり一体的に形成
される。以下同様な作業のくり返しによって、区画部材
23、24、25を順次取外しながら各区画の成形部13につい
て夫々色の異なる所要の成形素材を充填して固形化する
ことにより、成形部品A3、A4、A5が形成され、全体とし
て雌型1内にカエルの形をした一体的な成形品Aとして
完成し、取出すことができる。
一方第4図の様な種々の成形穴51、52、53、5n等を開け
たステンシル状の型板5を形成し、上記成形品A上の所
要箇所に成形穴51を位置させて、前記と同様に成形素材
3nを入れて水をふりかけると、その成形素材3nがゾル化
して糊状となり、乾燥して固形化すると成形品B1が形成
される。以下同様な工程をくりかえして第5図の様に成
形品Aの上に色違いの成形部品B2、B3、Bn等を重ねる様
にして一体形成することができ、その厚みを大きくして
立体的な成形品Aとして完成させることができる。
この成形品Aは生乾きの状態では柔軟性を有し、しかも
雌型1の平滑に形成された底面11によって裏面が平面に
形成されるので、例えばガラス板等の平らな面に容易に
密着させて貼り付けることにより、装飾品として用いる
ことができる。
また、第5図の点線の様に、雌型1の所定の位置にフッ
ク部材を配設した後、成形品Aを成形すると、所要の箇
所にフック部材Cを取付けておくことができ、そのフッ
ク部材Cを利用して、服装の装飾品として用いたり、あ
るいは各種のペンダント玩具として供することができ
る。
なお、上記実施例によると、成形品Aは比較的に偏平な
形状として形成しているが、上記雌型1の成形部13の深
さを大きくするとともに、区画部材の厚みを大きくすれ
ば、例えば金太郎飴の様に厚みの大きい立体的な成形品
を作ることができる。また、成形素材は上記実施例に限
定するものではなく、同様の性質を有すれば種々変更可
能なのは勿論である。
「発明の効果」 以上の様に、本発明の玩具体の成形装置によると、雌型
の成形部内に二つ以上に区画する区画部材を設け、その
区画部材を外した成形部に、粉末状で、水をかけるとゾ
ル化して乾燥すると固形化する成形素材を入れて順次固
形することにより、厚みのある立体的な成形品を容易に
作ることができる。これによって、成形時に熱等を加え
ることなく、幼児でも容易に取扱うことができ、各種の
組合せを伴う成形遊びを通して創造性を養うことができ
る。また、完成した成形品は玩具として供することがで
きる他、成形時の生乾きの柔軟性を利用して平面に張付
け、装飾品として用いることができ、さらに、成形時に
フック部材を取付けることによりペンダント等の装飾品
として供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す玩具体の形成装置の分
解斜視図、第2図および第3図は同じく成形時の工程を
説明するための斜視図、第4図は同じく成形時の他の工
程を説明するための斜視図、第5図は同じく玩具体の形
成装置によって形成された完成例を示す成形品の斜視図
である。 同図中、1は雌型、11は底面、12は縁部、13は成形部、
2、21、22、23、24、25は区画部材、31、32、3nは成形
素材、4は水筒、Aは成形品である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の要件を具えてなることを特徴とする
    玩具体の形成装置。 (イ)玩具を成形する雌型と、雌型の成形部内に入れら
    れる成形素材からなること。 (ロ)雌型の成形部内には、この成形部内を少なくとも
    二つ以上に区画する区画部材が着脱可能に設けられてい
    ること。 (ハ)成形素材は粉末状で、水をかけるとゾル化して糊
    状となり、乾燥すると固形化する成分を有すること。
JP11928890A 1990-05-09 1990-05-09 玩具体の形成装置 Expired - Lifetime JPH0696055B2 (ja)

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JPH0415078A JPH0415078A (ja) 1992-01-20
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