JPH069557U - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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JPH069557U
JPH069557U JP5518992U JP5518992U JPH069557U JP H069557 U JPH069557 U JP H069557U JP 5518992 U JP5518992 U JP 5518992U JP 5518992 U JP5518992 U JP 5518992U JP H069557 U JPH069557 U JP H069557U
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JP
Japan
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storage
substrate
cover
storage case
plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5518992U
Other languages
English (en)
Inventor
和弘 絹村
浄 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH069557U publication Critical patent/JPH069557U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート体が可撓性をもつ場合でも、その位置
決め、挿入および取出しを容易に行うことができる収納
ケースを提供することである。 【構成】 基板15と、開口21、22を有して基板1
5の表面を覆う表装板16とを備え、シート状の収納物
55、56を基板15と表装板16との間の収納部1
8、19にそれらの端部から挿入して、収納物55、5
6を開口21、22を通して視認できるように収納する
収納ケース1において、基板15と表装板16との間の
開口21、22の内側にそれらの端部から抜差し自在に
挿入される板状の透明カバー24、25を備え、この透
明カバー24、25が先端部に内フラップ26、27を
有しているものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、写真やカードなどのシート体を視認できるように収納する収納ケー スに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このようなシート体を視認可能に収納する場合には、写真のアルバムの ように、基板上にシート体を並べ、貼着可能な透明カバーで基板を覆ってシート 体を挟み込む方法、あるいは基板とこれを覆う表装板との間にシート体をそれら の縁部から挿入し、表装板に形成した開口にシート体を臨ませる方法がとられて いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の収納ケースには、次のような問題があった。
【0004】 すなわち、貼着可能な透明カバーで基板を覆う方法では、シート体を基板上に 所定位置に位置決めするのに手間がかかり、また透明カバーを基板に貼る時にシ ート体の位置がずれやすく、このためにシート体の位置を修正しなければならな くなるなど、シート体の位置決めが面倒であるという問題があった。
【0005】 また、シート体を基板と表装板との間に挿入して、表装板の開口から臨ませる 形式は、シート体と開口の位置合わせが面倒であるとともに、特にシート体が可 撓性をもつ紙や布など場合には、挿入および取出しの際に、シート体がたわんで しまい、シート体の挿入および取出しを容易に行うことができないという問題が ある。
【0006】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたものであり、シート体 が可撓性をもつ場合でも、その位置決め、挿入および取出しを容易に行うことが できる収納ケースを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため、基板と、開口を有して基板の表面を覆う 表装板とを備え、シート状の収納物を基板と表装板との間の収納部にそれらの端 部から挿入して、収納物を開口を通して視認できるように収納する収納ケースに おいて、基板と表装板との間の前記開口の内側にそれらの端部から抜差し自在に 挿入される板状の透明カバーを備え、この透明カバーが先端部に内フラップを有 しているものである。
【0008】 この場合、収納部が、基板および表装板の一方に形成された収納凹部から成り 、この収納凹部が、表装板の開口に対応する位置から、収納凹部が形成された基 板または表装板の端縁まで延びていることが好ましい。また、内フラップは、透 明カバーの先端部を折り曲げることによって形成されることが好ましい。
【0009】
【作用】
透明カバーが先端部に内フラップを有していることにより、シート状の収納物 は、透明カバーに挟み込んだ状態で、表装板の縁部から基板と表装板との間に挿 入することができる。この場合、シート状の収納物が透明カバーの内フラップに 載った状態となるので、その挿入は滑らかである。また、挿入した状態から、透 明カバーを引っ張ると、シート状の収納物は、内フラップの折罫に引っかかった 状態で容易に取り出される。
【0010】 また、請求項2の収納ケースによれば、収納部が、基板または表装板に形成さ れた収納凹部であって、この収納凹部が端縁まで延びていることにより、透明カ バーを挿入する際の差込みが容易になるとともに、シート状の収納物を挟み込ん だ透明カバーの挿入がより滑らかになる。また、挿入方向と直交する方向の位置 決めが容易になるとともに、収納凹部の先端の肩部に当接して、挿入方向の位置 決めがなされる。
【0011】 さらに、請求項3の収納ケースによれば、透明カバーの先端部を折り曲げるこ とによって、内フラップが容易に形成される。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図面を参照しながら、詳細に説明する。
【0013】 図1〜図3は、本考案を適用した収納ケースを示している。これらの図に示す ように、この収納ケース1は、ブック形式で開閉され、見開きできるようになっ ており、全体として長方形の形状を有する折畳み可能なカバー2と、例えば歌手 の写真を収納するために、カバー2の表表紙3の裏面に接着された写真収納パネ ル4と、写真収納パネル4の写真の歌手に関連するCDレコードおよびそのケー ス、その歌詞カードならびにテレフォンカードを収納するために、カバー2の裏 表紙5の裏面に接着された関連物収納パネル6とによって構成されている。
【0014】 カバー2は、例えば厚紙から成る芯材の表面に、布や人工皮革などを貼着して 形成されており、背表紙7の両側に形成された折罫8、9に沿って折畳み可能で ある。
【0015】 写真収納パネル4は、例えば所定の厚さ(例えば5.5mm)を有する板状の発 泡スチロールの表面を、カバー2と同様の布張りまたは皮張りをすることによっ て形成されている。写真収納用パネル4には、これをくりぬくようにして写真収 納孔10が形成されている。この写真収納孔10は、長方形の左上隅部と右下隅 部を面取りした六角形の形状をもち、ここに同じ形状の写真プレート51が嵌め 込まれるようになっている。この写真プレート51は、任意の構成のものでよい が、本出願人が実願平4−31126号の明細書に記載したような、木製または 合成樹脂製の板52の上面に例えば楕円形の写真53を貼り、これらの上面全体 に透明塗料による塗装を施したものが、写真53の保存上および美観上好ましい 。この場合、写真53が歌手を写したものであるときは、その歌手のサインを自 筆によりまたはスクリーン印刷で写真53の上に書いた後に塗装を施せば、写真 の価値はより高いものとなる。
【0016】 関連物収納パネル6は、例えば所定の厚さ(例えば11mm)を有する板状の発 泡スチロール製の基板15と、基板15を覆う表装板16とによって構成されて いる。基板15には、その下半部にCDレコ−ドアルバムのCDおよびそのケー ス(以下、単に「CDケース」という)54を収納するための長方形(例えば、 縦125mm×横142mm)のCDケース収納孔17が形成されている。また、基 板15の左上部には、CDレコ−ドアルバムの歌詞カード55を収納するための 長方形(縦118mm×横120mm)の歌詞カード収納凹部18が、右上部には、 テレフォンカード56を収納するための長方形(縦86mm×横54mm)のテレフ ォンカード収納凹部19が、それぞれ形成されており、両収納凹部18、19は 、基板15の上縁に開口している。CDケース収納孔17は、CDケース54を 収納できるように比較的深く形成される一方、歌詞カード収納凹部18およびテ レフォンカード収納凹部19は、歌詞カード55およびテレフォンカード56を それぞれ収納できれば良いから、比較的浅く形成されている。
【0017】 表装板16は、例えば厚紙から成る芯材の表面にカバー2と同様の布や人工皮 革などを貼着することによって形成されている。表装板16には、基板15のC Dケース収納孔17、歌詞カード収納凹部18およびテレフォンカード収納凹部 19に対応する位置に、これらCDケースなどの前面を露出して見えるようにす るための長方形のCDケース用開口20、CDカバー用開口21およびテレフォ ンカード用開口22がそれぞれ形成されている。CDケース用開口20と基板1 5のCDケース収納孔17とは互いに同じ寸法であり、ここにCDケース54が 嵌め込まれるようになっている。また、CDケース用開口20には、その各側辺 の中央に、CDケース54の取出しを容易にするための半円形の切欠き23が形 成されている。
【0018】 表装板16は、図3に示すように、左右縁部および下縁部では、基板15の下 面側に折り返されて基板15を閉じているのに対し、上縁部では基板15と面一 になっていて、基板15を開放している。一方、基板15の歌詞カード収納凹部 18およびテレフォンカード収納凹部19には、それぞれこれらと同じ寸法のプ ラスチック製の透明カバー24、25が抜差し自在に設けられている。透明カバ ー24、25は、その本体の先端部に、本体とほぼ平行に折れ曲がった内フラッ プ26、27をそれぞれ有している。
【0019】 このような構成により、例えば、歌詞カード55は、次のようにして歌詞カー ド収納凹部18に収納される。すなわち、まず歌詞カード55をその透明カバー 24に挟み込み、次いで、透明カバー24を、基板15と表装板16の上縁間の 隙間から、歌詞カード収納凹部18の開口した縁部に挿入して、スライドさせれ ばよい。このスライドは、歌詞カード55が内フラップ26に載っているので、 容易に行うことができる。歌詞カード55の取出しも、同様の理由および歌詞カ ード55が透明カバー24の本体と内フラップ26との間の折罫28に引っかか った状態になることから、極めて容易に行うことができる。また、歌詞カード5 5の挿入の際、透明カバー24の折罫28が、歌詞カード収納凹部18の下端の 肩部29に当接することによって、歌詞カード55を所定位置に自動的に位置決 めすることができる。テレフォンカード56についても、同様に、基板15と表 装板16の上縁間の隙間から挿入して、テレフォンカード収納凹部19に収納す ることができる。
【0020】 また、表装板16の歌詞カード用開口21およびテレフォンカード用開口22 はそれぞれ、基板15の歌詞カード収納凹部18およびテレフォンカード収納凹 部よりも若干小さな寸法になっており、それにより、透明カバー24、25が、 歌詞カード用開口21およびテレフォンカード用開口22から外れるのを防止す るとともに、表装板16が、収納された歌詞カード55やテレフォンカード56 を、隙間が生じないように覆うことにより、見栄えを良くすることができる。
【0021】 なお、本考案は、上述した実施例に限られることなく、種々の態様で実施する ことができる。例えば、実施例では、開閉自在のブック形式の収納ケースを例に とり説明したが、これを開閉不能の一枚のパネルから成る収納ケースに適用して もよいことはもちろんである。
【0022】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の収納ケースは、シート体が可撓性をもつ場合で も、その挿入、取出しおよび位置決めを容易に行うことができるなどの効果を奏 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例による収納ケースを、収納
物が収納された状態で示す斜視図である。
【図2】図1の収納ケースの開いた状態の平面図および
正面図ならびに閉じた状態の正面図である。
【図3】図1の収納ケースの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 収納ケース 15 基板 16 表装板 18 歌詞カード収納凹部 19 テレフォンカード収納凹部 21 歌詞カード用開口 22 テレフォンカード用開口 24 透明カバー 25 透明カバー 26 内フラップ 27 内フラップ 55 歌詞カード 56 テレフォンカード

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、開口を有して前記基板の表面を
    覆う表装板とを備え、シート状の収納物を前記基板と前
    記表装板との間の収納部にそれらの端部から挿入して、
    前記収納物を前記開口を通して視認できるように収納す
    る収納ケースにおいて、前記基板と前記表装板との間の
    前記開口の内側にそれらの端部から抜差し自在に挿入さ
    れる板状の透明カバーを備え、この透明カバーが先端部
    に内フラップを有していることを特徴とする収納ケー
    ス。
  2. 【請求項2】 前記収納部が、前記基板および前記表装
    板の一方に形成された収納凹部から成り、この収納凹部
    が、前記表装板の前記開口に対応する位置から、前記収
    納凹部が形成された前記基板または前記表装板の端縁ま
    で延びていることを特徴とする、請求項1に記載の収納
    ケース。
  3. 【請求項3】 前記内フラップが、前記透明カバーの先
    端部を折り曲げることによって形成されることを特徴と
    する、請求項1または2に記載の収納ケース。
JP5518992U 1992-07-14 1992-07-14 収納ケース Withdrawn JPH069557U (ja)

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JP5518992U JPH069557U (ja) 1992-07-14 1992-07-14 収納ケース

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JPH069557U true JPH069557U (ja) 1994-02-08

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Effective date: 19961003