JPH0621467U - ブック式収納ケースおよびこれに収納される記念シート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 写真などの記念シートとその関連物を一緒に
収納し且つ一同に見て楽しむことができるとともに、不
要のときにはコンパクトに仕舞うことができるブック式
収納ケースおよびこれに収納される記念シートを提供す
ることである。 【構成】 本考案の収納ケース１は、折畳み自在で見開
きできるように構成され、見開きの一部に写真などの記
念シート５１を視認可能に収納する記念シート収納部４
を設けるとともに、見開きの他の部分に記念シート５１
に関連する物５４、５５、５６を視認可能に収納する関
連物収納部６を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、写真や絵などの記念シートとその関連物を視認可能に収納するブッ ク式の収納ケースおよびこれに収納される記念シートに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、記念になるような大事な写真などを保存する場合、これを引き伸ばした りして額に収納し、部屋の壁などに掛けておくのが一般的である。また、雑誌や 新聞などに掲載された写真などは、気に入ったものであれば、切り抜いてスクラ ップブックに収集することが、一般的に行われている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、写真を収納する場合、これに関連する物があるときは、写真とともに その関連物を一緒に収納して保存しておきたい場合がある。例えば、写真が自分 の好きなアイドル歌手を写したものである場合、その歌手のＣＤレコードやその 歌詞カード、コンサートのパンフレットや入場券、さらには記念のテレフォンカ ードなどを一緒に収納できれば、これらを整理するのに便利であり、さらに、こ れらを一同にながめることができれば、楽しみは一層大きくなる。あるいは、演 奏発表会の写真を、そのプログラムなどと一緒に収納し、しかも一同に見ること ができれば、良い記念アルバムとなる。しかし、上述した額やスクラップブック による従来の収納方法では、収納スペースの厚さが小さいために、厚さの比較的 大きな物は収納することができない。その結果、従来の収納方法では、写真とそ の関連物を別々に仕舞わなければならず、時には収納場所を忘れたりして、必要 なときに取り出せないという不都合も生じていた。また、厚さが比較的小さな物 は、写真と重なった状態でしか、写真と一緒に収納することができず、このため 、写真とその関連物を一同に並べて見る楽しみを味わうことはできない。

【０００４】 また、額に収納する方法は、収納したい写真が数多くあって、見たいときだけ 写真を取り出すようにしたい場合には、コンパクトに仕舞うことができないとい う欠点がある。さらに、スクラップブックに収納する方法や、壁に直接貼り付け る方法では、ほこりやごみなどから写真を保護することができず、また写真の変 色や退色が生じやすい。

【０００５】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたものであり、写真など の記念シートとその関連物を一緒に収納し且つ一同に見て楽しむことができると ともに、不要のときにはコンパクトに仕舞うことができるブック式の収納ケース およびこれに収納される記念シートを提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案のブック式収納ケースは、上記目的を達成するため、折畳み自在で見開 きできるように構成され、見開きの一部に写真などの記念シートを視認可能に収 納する記念シート収納部を設けるとともに、見開きの他の部分に記念シートに関 連する物を視認可能に収納する関連物収納部を設けたものである。この場合、記 念シート収納部を見開きの一方に設け、関連物収納部を見開きの他方に設けるこ とが好ましい。

【０００７】 また、ブック式収納ケースに収納される記念シートは、木製または合成樹脂製 の板の一方の面に写真などを貼り、これらの面全体に透明塗料による塗装を施し て成ることが好ましい。あるいはまた、記念シートは、各々に写真を取付け可能 な複数の台紙部を有する折畳み自在の写真台紙から成ることが好ましい。この場 合、写真が写真台紙の台紙部に着脱自在に取り付けられることが好ましい。

【０００８】

【作用】

写真などの記念シートは、収納ケースの見開きの一部に形成された記念シート 収納部に収納されるとともに、記念シートの関連物は、見開きの他の部分に形成 された関連物収納部には収納される。これらは、いずれも視認可能に収納される ので、収納ケースを開くことによって、記念シートおよびその関連物を一同に見 て楽しむことができる。また、収納ケースは折畳み自在であり、これを閉じるこ とにより、本を閉じたのと同じ状態となり、これら収納物を整理した状態で保管 できるとともに、本棚などにコンパクトに仕舞うことができる。

【０００９】 また、請求項２に収納ケースによれば、記念シートを見開きの一方にまとめ、 その関連物を見開きの他方にまとめて収納できるので、開いて見たときの見栄え が良くなる。

【００１０】 請求項３によれば、収納ケースに収納される記念シートに透明塗料による塗装 が施されるので、記念シートの保存性および美観が高められる。また、請求項４ の記念シートによれば、複数の台紙部の各々に写真を取り付けた写真台紙を、折 り畳んだ状態で記念シート収納部にコンパクトに収納することができるとともに 、折畳み方を変えることによって、収納ケースを開いたときに表面に現れる写真 を変えることができる。さらに、請求項５の記念シートでは、写真が写真台紙の 台紙部に着脱自在に取り付けられるので、写真を適宜入れ替えて楽しむことがで きる。

【００１１】

【実施例】

以下、本考案の実施例を、図面を参照しながら、詳細に説明する。

【００１２】 図１〜図３は、本考案を適用した収納ケースの第１実施例を示している。これ らの図に示すように、この収納ケース１は、ブック形式で開閉され、見開きでき るようになっており、全体として長方形の形状を有する折畳み可能なカバー２と 、例えば歌手の写真を収納するために、カバー２の表表紙３の裏面に接着された 写真収納パネル４と、写真収納パネル４の写真の歌手に関連するＣＤレコードお よびそのケース、その歌詞カードならびにテレフォンカードを収納するために、 カバー２の裏表紙５の裏面に接着された関連物収納パネル６とによって構成され ている。

【００１３】 カバー２は、例えば厚紙から成る芯材の表面に、布や人工皮革などを貼着して 形成されており、背表紙７の両側に形成された折罫８、９に沿って折畳み可能で ある。

【００１４】 写真収納パネル４は、例えば所定の厚さ（例えば５．５mm）を有する板状の発 泡スチロールの表面を、カバー２と同様の布張りまたは皮張りをすることによっ て形成されている。写真収納パネル４には、これをくりぬくようにして写真プレ ート収納凹部１０が形成されている。この写真プレート収納凹部１０は、長方形 の左上隅部と右下隅部を面取りした六角形の形状をもち、ここに同じ形状の写真 プレート５１が嵌め込まれるようになっている。この写真プレート５１は、任意 の構成のものでよいが、本出願人が実願平４−３１１２６号の明細書に記載した ような、木製または合成樹脂製の板５２の上面に例えば楕円形の写真５３を貼り 、これらの上面全体に透明塗料による塗装を施したものが、写真５３の保存上お よび美観上好ましい。この場合、写真５３が歌手を写したものであるときは、そ の歌手のサインを自筆によりまたはスクリーン印刷で写真５３の上に書いた後に 塗装を施せば、写真の価値はより高いものとなる。

【００１５】 関連物収納パネル６は、例えば所定の厚さ（例えば１１mm）を有する板状の発 泡スチロール製の基板１５と、基板１５を覆う表装板１６とによって構成されて いる。基板１５には、その下半部にＣＤレコ−ドアルバムのＣＤおよびそのケー ス（以下、単に「ＣＤケース」という）５４を収納するための長方形（例えば、 縦１２５mm×横１４２mm）のＣＤケース収納凹部１７が形成されている。また、 基板１５の左上部には、ＣＤレコ−ドアルバムの歌詞カード５５を収納するため の長方形（縦１１８mm×横１２０mm）の歌詞カード収納凹部１８が、右上部には 、テレフォンカード５６を収納するための長方形（縦８６mm×横５４mm）のテレ フォンカード収納凹部１９が、それぞれ形成されており、両収納凹部１８、１９ は、基板１５の上縁まで延びている。ＣＤケース収納凹部１７は、ＣＤケース５ ４を収納できるように比較的深く形成されているのに対し、歌詞カード収納凹部 １８およびテレフォンカード収納凹部１９は、歌詞カード５５およびテレフォン カード５６をそれぞれ収納できれば良いから、比較的深く形成されている。

【００１６】 表装板１６は、例えば厚紙から成る芯材の表面にカバー２と同様の布や人工皮 革などを貼着することによって形成されている。表装板１６には、基板１５のＣ Ｄケース収納凹部１７、歌詞カード収納凹部１８およびテレフォンカード収納凹 部１９に対応する位置に、これらＣＤケースなどの前面を露出して見えるように するための長方形のＣＤケース用開口２０、ＣＤカバー用開口２１およびテレフ ォンカード用開口２２がそれぞれ形成されている。ＣＤケース用開口２０と基板 １５のＣＤケース収納凹部１７とは互いに同じ寸法であり、ここにＣＤケース５ ４が嵌め込まれるようになっている。また、ＣＤケース用開口２０には、その各 側辺の中央に、ＣＤケース５４の取出しを容易にするための半円形の切欠き２３ が形成されている。

【００１７】 表装板１６は、図３に示すように、左右縁部および下縁部では、基板１５の下 面側に折り返されて基板１５を閉じているのに対し、上縁部では基板１５と面一 になっていて、基板１５を開放している。一方、基板１５の歌詞カード収納凹部 １８およびテレフォンカード収納凹部１９には、それぞれこれらと同じ寸法のプ ラスチック製の透明カバー２４、２５が抜差し自在に設けられている。透明カバ ー２４、２５は、その本体の先端部に、本体とほぼ平行に折れ曲がった内フラッ プ２６、２７をそれぞれ有している。

【００１８】 このような構成により、例えば、歌詞カード５５は、次のようにして歌詞カー ド収納凹部１８に収納される。すなわち、まず歌詞カード５５をその透明カバー ２４に挟み込み、次いで、透明カバー２４を、基板１５と表装板１６の上縁間の 隙間から、歌詞カード収納凹部１８の開口した縁部に挿入して、スライドさせれ ばよい。このスライドは、歌詞カード５５が内フラップ２６に載っているので、 容易に行うことができる。歌詞カード５５の取出しも、同様の理由および歌詞カ ード５５が透明カバー２４の本体と内フラップ２６との間の折罫２８に引っかか った状態になることから、極めて容易に行うことができる。また、歌詞カード５ ５の挿入の際、透明カバー２４の折罫２８が、歌詞カード収納凹部１８の下端の 肩部２９に当接することによって、歌詞カード５５を所定位置に自動的に位置決 めすることができる。テレフォンカード５６についても、同様に、基板１５と表 装板１６の上縁間の隙間から挿入して、テレフォンカード収納凹部１９に収納す ることができる。

【００１９】 また、表装板１６の歌詞カード用開口２１およびテレフォンカード用開口２２ はそれぞれ、基板１５の歌詞カード収納凹部１８およびテレフォンカード収納凹 部よりも若干小さな寸法になっており、それにより、透明カバー２４、２５が、 歌詞カード用開口２１およびテレフォンカード用開口２２から外れるのを防止す るとともに、表装板１６が、収納された歌詞カード５５やテレフォンカード５６ を、隙間が生じないように覆うことにより、見栄えを良くすることができる。

【００２０】 以上のように、本実施例の収納ケース１は、開閉自在のブック形式に構成され 、カバー２の見開きの一方に形成した写真収納パネル４に写真プレート５１を収 納するとともに、カバー２の見開きの他方に形成した関連物収納パネル６に、Ｃ Ｄケース５４、その歌詞カード５５およびテレフォンカード５６を一緒に収納す ることができる。

【００２１】 図４および図５は、本考案の第２実施例を示すものである。本実施例の収納ケ ース４１は、上述した第１実施例の収納ケース１と比較し、写真収納パネル４の 写真プレート収納凹部４２および写真プレート４３が楕円形であること、および ＣＤケース５４および歌詞カード５５に代えて、コンサートなどのパンフレット ５７およびＣＤシングル５８を収納するようにした点が異なるものである。具体 的には、基板１５の左上部に、ＣＤシングル収納凹部（図示せず）が所定の大き さで形成され、これに対応して表装板１６にＣＤシングル用開口４５が形成され ている。また、表装板１６の下半部には、パンフレット５７を差し込むためのプ ラスチック製の透明カバー４６がポケット状に設けられている。ＣＤシングル用 開口４５の各側辺の中央には、第１実施例の切欠き２３と同様の半円形の切欠き ４７が形成されている。他の構成は、第１実施例と同様である。

【００２２】 したがって、本実施例では、写真プレート４１、テレフォンカード５６、パン フレット５７およびＣＤシングル５８を一緒に視認できるように収納することが できる。

【００２３】 このように、上述した２つの実施例の収納ケースでは、例えば、写真プレート ５１の写真５３がアイドル歌手の写真であるときに、その歌手のＣＤアルバムの ＣＤや歌詞カード、テレフォンカードなどを一緒に収納しておくことができる。 また、収納ケース１または４１を開けば、これらの収納物を一同に見る楽しみを 味わうことができる。さらに、ＣＤを取り出してレコードをかけ、写真５３など を見ながら歌を聞くというような楽しみ方も可能である。また、収納ケースは、 カバーを閉じることにより、本を閉じたのと同じ状態となるので、不要のときに は、これを本棚などにコンパクトに仕舞うことができる。

【００２４】 図６〜図８は、本考案の第３実施例を示すものである。本実施例の収納ケース ６１では、その見開き左側の写真収納パネル４に、横長長方形の写真プレート収 納凹部６２と、これよりも小さな横長長方形の写真収納凹部６３とが上下に並ん で形成されており、これらの収納凹部６２、６３に、大型の写真プレート６４と 、サービスサイズの写真６５を取り付けた写真台紙６６とが、それぞれはめ込ま れるようになっている。また、収納ケース６１の見開き右側では、裏表紙５の裏 面の下半部に、例えば厚紙で作られた収納ポケット６７が直接、接着されており 、この収納ポケット６７に、比較的大きく且つ薄手の収納物８０を上方から差し 込めるようになっている。

【００２５】 写真プレート６４は、第１および第２実施例と同様に、木製または合成樹脂製 の板６８に引き伸ばした写真６９を貼り、これらの上面全体に透明塗料による塗 装を施したものである。また、板６８には、写真６９を縁取るように溝７０があ らかじめ形成されており、それにより写真６９の位置決めを容易にするとともに 、溝７０の外側の板６８の外周部分が額の役割を果たすことによって、写真プレ ート６４に、より豪華な印象を与えるようになっている。

【００２６】 写真台紙６６は、図８に示すように、厚紙などによってじゃばら状に構成され ており、すなわち互いに折畳み自在に形成された、３つの台紙部７１、７１、７ １と、一端の台紙部７１に連なる台紙固定部７２とによって構成されている。各 台紙部７１の互いに対向する２つのコーナーには、写真取付け用のスリット７３ 、７３が形成され、これらのスリット７３、７３に、サービスサイズの写真６５ の対応する角を差し込むことによって、写真６５が着脱自在に取り付けられる。 写真台紙６６は、台紙固定部７２を写真収納凹部６３の底面に接着するとともに 、折り畳んで写真収納凹部６３にはめ込むことによって、これに収納される。ま た、写真収納凹部６３の上縁内側面には、例えばＬ字状の断面を有する透明プラ スチック製のストッパ７４の一辺が接着され、他辺は下方に突出しており、この 突出した他辺に、折り畳んで収納した写真台紙６６の上縁部を係合させることに よって、写真台紙６６を写真収納凹部６３から外れないように保持するようにな っている。

【００２７】 したがって、本実施例の収納ケース６１によれば、その見開きの左側の写真プ レート収納凹部６２に、透明塗装を施した写真プレート６４を、写真収納凹部６ ３にサービスサイズの写真６５を上下に並べてそれぞれ収納するとともに、見開 きの右側の収納ポケット６７に、比較的大きく且つ薄手の物を収納して、これら を一同に見ることができる。例えば、演奏発表会の本人の代表的な写真を引き伸 ばして写真プレート６４とし、その他のサービスサイズの写真を複数、写真台紙 ６６に取り付けるとともに、右側の収納ポケット６７に演奏発表会のプログラム や全員の記念写真などを差しこんでおくことによって、この収納ケース１つで、 演奏発表会の記念アルバムとすることができる。また、写真台紙６６は折畳み自 在なので、その折畳み方を変えるだけで、表面に現れる写真６５を変えることが でき、例えば図８に示すように、写真６５を複数の台紙部７１の裏表に互い違い に取り付けておくことによって、取り付けた複数の写真６５の中から、任意の１ つの写真６５を選択的に表すことができる。さらに、写真６５が写真台紙６６に 対して着脱自在であるので、写真６５を容易に入れ替えることができる。

【００２８】 なお、本考案は、上述した実施例に限られることなく、種々の態様で実施する ことができる。例えば、実施例では、写真プレートに歌手の写真や演奏発表会の 本人の写真を表示するものとして説明したが、これを家族写真や卒業写真とし、 関連物収納パネルに、その時の様子を録音したカセットテープ、色紙や寄書きを 収納したり、記念シートとして写真の代わりに絵、卒業証書や賞状を収納したり するなど、収納ケースに収納する対象は任意に選択することができる。また、実 施例では、写真プレートおよび写真台紙をはめ込み式で写真収納パネルに収納し ているが、写真プレートを薄手のものとするなどして、これらをテレフォンカー ドなどと同様に差込み式で挿入するようにしてもよい。さらに、実施例の収納ケ ースは、厚紙から成る芯材の表面に布張りなどで形成したカバーと、布張りなど した発泡スチロール板とによって構成されているが、例えば布張りした２つ折り の透明アクリル板を収納ケースとし、これに引き伸ばした写真や関連物を差し込 むだけの簡易かつ安価な構成とすることも可能である。

【００２９】

【考案の効果】

以上詳述したように、本考案のブック式収納ケースは、写真などの記念シート とその関連物を一緒に収納できるので、それらの整理上非常に便利で、紛失を防 止でき、また収納ケースを開いて一同に見て楽しむことができるとともに、不要 のときには収納ケースを閉じてコンパクトに仕舞うことができるなどの効果を奏 する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例による収納ケースを、収納
物が収納された状態で示す斜視図である。

【図２】図１の収納ケースの開いた状態の平面図および
正面図ならびに閉じた状態の正面図である。

【図３】図１の収納ケースの分解斜視図である。

【図４】本考案の第２実施例による収納ケースを示す、
図１と同様の斜視図である。

【図５】図４の収納ケースを示す、図２と同様の平面図
および正面図である。

【図６】本考案の第３実施例による収納ケースを示す、
図１と同様の斜視図である。

【図７】図６の収納ケースを示す、図２と同様の平面図
および正面図である。

【図８】図６の収納ケースの写真台紙を示す斜視図であ
る。

【符号の説明】

１ 収納ケース ２ カバー ４ 写真収納パネル ６ 関連物収納パネル １５ 基板 １６ 表装板 ４１ 収納ケース ５１ 写真シート ５２ 板 ５３ 写真 ５４ ＣＤケース ５５ 歌詞カード ５６ テレフォンカード ６１ 収納ケース ６４ 写真シート ６５ 写真 ６６ 写真台紙 ６７ 収納ポケット ７１ 台紙部 ７３ スリット

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 折畳み自在で見開きできるように構成さ
   れ、見開きの一部に写真などの記念シートを視認可能に
   収納する記念シート収納部を設けるとともに、見開きの
   他の部分に前記記念シートに関連する物を視認可能に収
   納する関連物収納部を設けたことを特徴とするブック式
   収納ケース。
2. 【請求項２】 前記記念シート収納部を前記見開きの一
   方に設け、前記関連物収納部を前記見開きの他方に設け
   たことを特徴とする、請求項１に記載のブック式収納ケ
   ース。
3. 【請求項３】 請求項１または２に記載のブック式収納
   ケースに収納される前記記念シートであって、木製また
   は合成樹脂製の板の一方の面に写真などを貼り、これら
   の面全体に透明塗料による塗装を施して成ることを特徴
   とする記念シート。
4. 【請求項４】 請求項１または２に記載のブック式収納
   ケースに収納される前記記念シートであって、各々に写
   真を取付け可能な複数の台紙部を有する折畳み自在の写
   真台紙から成ることを特徴とする記念シート
5. 【請求項５】 前記写真が前記写真台紙の前記台紙部に
   着脱自在に取り付けられることを特徴とする、請求項４
   に記載の記念シート。