JPH069548Y2 - ヒ−タ−断線検出リレ− - Google Patents

ヒ−タ−断線検出リレ−

Info

Publication number
JPH069548Y2
JPH069548Y2 JP1986008516U JP851686U JPH069548Y2 JP H069548 Y2 JPH069548 Y2 JP H069548Y2 JP 1986008516 U JP1986008516 U JP 1986008516U JP 851686 U JP851686 U JP 851686U JP H069548 Y2 JPH069548 Y2 JP H069548Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
coil
thermostat
current
current coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986008516U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62121757U (ja
Inventor
敏朗 菊田
Original Assignee
株式会社明電舍
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社明電舍 filed Critical 株式会社明電舍
Priority to JP1986008516U priority Critical patent/JPH069548Y2/ja
Publication of JPS62121757U publication Critical patent/JPS62121757U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH069548Y2 publication Critical patent/JPH069548Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Fuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、しゃ断器の操作箱などの結露防止や寒冷地で
の機器の凍結防止などに用いられるヒーター断線検出リ
レーに関するものである。
B.考案の概要 本考案はヒーターと直列に接続されて用いられる断線検
出リレーにおいて、可動鉄心を中心にして同一フレーム
中に電圧コイルと電流コイルとを並列に設け、その一方
のコイルにサーモスタットを直列に接続して構成するこ
とによって電源消失,ヒーター断線を検出できるように
したものである。
C.従来の技術 第4図は従来のヒーター断線検出のための回路図を示し
たもので、ヒーターHと断線検出リレー28HXとが電源
R,T間に直列に接続されている。そしてヒーターHの
断線あるいは電源R,Tの消失やヒューズFの断線時に
はリレー28HXが消勢してその常閉接点HXが復帰し、ブザ
ーBZを鳴動させて警報を発する。
また、このような回路において、点線で示すように省エ
ネルギー化を考慮してヒーターHと直列に更にサーモス
タットTHを接続して自動的に温度調整するものが用いら
れている。
なおKSはナイフスイッチ、P,Nは電源端子である。
D.考案が解決しようとする問題点 サーモスタットTHを接続した検出回路においては、電源
消失やヒーター断線を検出し警報を発生させることはで
きるが、温度が上昇してサーモスタットTHが開路される
とリレー28HXが消勢してその接点HXが閉じヒーター断線
と同じ警報が発せられることになる。そこで従来は、サ
ーモスタットTHの動作に左右されないリレーが市販され
ているが、しかしこの場合には電源消失時には警報が出
ない欠点を有している。
したがって本考案は、サーモスタットの有無にかかわら
ず電源消失,ヒーター断線の検出できるリレーを提供す
ることを目的としてなされたものである。
E.問題点を解決するための手段 この考案は、コ字状に形成されたフレームに軸承された
可動鉄心を設け、この可動鉄心を中心とし、且つフレー
ム内に電圧コイルと電流コイルを巻装し、両コイル同時
か、あるいは何れか一方のコイル付勢時に可動鉄心が動
作するうに構成される。そしてサーモスタットが必要時
には電流コイルとサーモスタットとを直列に接続し、こ
の直列回路と電圧コイルとを並列に接続してヒーターと
は直列に接続される。
F.作用 このように構成すると、サーモスタットがオン時にはヒ
ーター,電流コイル,サーモスタットを通して電流が流
れ、サーモスタットオフ時には電圧コイルによる付勢に
よって可動鉄心は不動作状態のままとなり警報は発せら
れない。しかし電源消失あるいはヒーター断線時には各
コイルは消勢されて警報が発せられる。
G.実施例 以下図に基いて本案の一実施例を詳述する。
なお第1図において、第4図と同符号のものは同一部
分、もしくは相当部分を示す。Ryはヒーター断線検出リ
レーで、このRyは電圧コイルX1と電流コイルX2及び常閉
接点Sを有している。
第2図はリレーRyの構造を示したものである。同図にお
いて1は固定フレームで、このフレーム1は第3図で示
すようにコ字状に形成され、その対向する脚部1a,1bに
孔2が夫々穿設されている。3は可動鉄心で、この可動
鉄心3は一端に鍔部3aを有しているが、他端はフレーム
の両脚部1a,1bの孔2を貫通して他端側に突出される。
4は鍔部3aと脚部1b間に弾装されたバネ、5は固定鉄
心、6は第1図におけるX1に相当する電圧コイル、7は
同じくX2に相当する電流コイルで、これら各コイル6(X
1),7(X2)は固定フレームの脚部1a,1b間において可動
鉄心3を中心にして巻装されている。8はマイクロスイ
ッチで、このスイッチ8は第1図の常閉接点Sを内蔵し
てこの接点Sを可動鉄心3の動作に応じて開閉する。
なお電流コイルX2にはサーモスタットTHが直列に接続さ
れ、この直列回路と並列に電圧コイルX1が接続される
が、これらはヒーターHとは夫々直列に接続されてい
る。したがってサーモスタットがオン時にはヒーターH
にはその定格電流を流す必要上、電流コイルX2は低イン
ピーダンスとされ、またサーモスタットがオフ時には可
動鉄心3の吸引状態を保持し、且つヒーターHに微少電
流を流す程度に電圧コイルX1は高インピーダンスとされ
る。
以上のように構成された本考案においてその動作を説明
する。
電源R,TおよびヒーターHが正常で、サーモスタット
THがオン時にナイフスイッチKSを投入すると、ヒーター
H,電流コイルX2(電圧コイルX1),サーモスタットTH
の閉ループが形成されて電流コイルX2が付勢される。こ
のため可動鉄心3は、バネ4の反発力に打ち勝って第2
図の左方向に吸引され、マイクロスイッチ8の操作杆8a
を押圧して常閉接点Sを開路状態とする。したがってブ
ザーBZの回路は開放されてブザーBZは動作しない。
ヒーターHに流れる定格電流によりその周囲温度が高ま
り、サーモスタットTHがその温度を検出してオフ状態と
なると、電流コイルX2を流れていた定格電流は阻止され
るが、しかし電圧コイルX1に印加されている電圧により
可動鉄心3はそのまま吸引された状態となっていてブザ
ーBは動作しない。なお、この状態では高インピーダ
ンスの電圧コイルX1のためヒーターHには微少電流しか
流れていない。
次に、サーモスタットTHがオン,オフ何れの場合であっ
てもヒーターHの断線、あるいは電源R,Tの消失やヒ
ューズFの溶断が発生すると、コイルX1,X2は消勢され
るため、可動鉄心3はバネ4の反発力によって第2図右
方向に移動する。このためマイクロスイッチ8の常閉接
点Sが復帰してブザーBZが鳴動し、警報を発する。
なお上記実施例は、サーモスタットを用いた場合につい
て説明してきたが、サーモスタット不要の場合には電圧
コイルX1を遊ばせておき、電流コイルX2のみを用いれば
よい。
H.考案の効果 以上本考案によれば、一体のフレーム中に電圧コイルと
電流コイルとを収納し、両コイルにて1個の可動鉄心を
動作させて接点の開閉を行なわせる構造となっているた
め小形化でき、接点として市販のマイクロスイッチを使
用できるため安価となる。また、サーモスタットのオ
ン,オフに関係なくヒーターの断線,電源消失,ヒュー
ズ溶断の何れもが検出できる。更にはリレーのコイルと
して電流コイルを用いたためヒーターに定格電流を流す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案のリレーを使用した一実施例の回路図、第
2図は本案の一実施例を示す構成図、第3図は本案に使
用されるフレームの斜視図、第4図は従来のヒーター断
線検出の回路図である。 H……ヒーター、TH……サーモスタット、1……フレー
ム、3……可動鉄心、4……バネ、6(X1)……電圧コイ
ル、7(X2)……電流コイル、8……マイクロスイッチ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒーターと、サーモスタットとを電源間に
    直列に接続して電源の消失、ヒーターの断線を検出する
    ものに於いて、可動鉄心を支承した同一フレーム中に可
    動鉄心を中心にして電圧コイルと電流コイルとを巻装
    し、電流コイルは前記ヒーターとサーモスタットとの間
    に直列に接続され、電圧コイルはヒーターと電流コイル
    との共通接続点に一端が接続され、他端がサーモスタッ
    トの電源側に接続され、両コイルが同時に消勢されたと
    きに、可動鉄心が作動してマイクロスイッチを動作させ
    て断線警報を発するようにしたことを特徴とするヒータ
    ー断線検出リレー。
  2. 【請求項2】電圧コイルは高いインピーダンスであり、
    電流コイルは低いインピーダンスであることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のヒーター断線検
    出リレー。
JP1986008516U 1986-01-24 1986-01-24 ヒ−タ−断線検出リレ− Expired - Lifetime JPH069548Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986008516U JPH069548Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24 ヒ−タ−断線検出リレ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986008516U JPH069548Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24 ヒ−タ−断線検出リレ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62121757U JPS62121757U (ja) 1987-08-01
JPH069548Y2 true JPH069548Y2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=30792963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986008516U Expired - Lifetime JPH069548Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24 ヒ−タ−断線検出リレ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH069548Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2534311Y2 (ja) * 1992-06-15 1997-04-30 ヒロセ株式会社 湿式集塵装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62121757U (ja) 1987-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5568344A (en) In-line cord ground fault circuit interrupter
EP1675147B1 (en) Relay with core conductor and current sensing
US5864455A (en) In-line cord ground fault circuit interrupter
US5815363A (en) Circuit breaker
JPH04289626A (ja) ヒューズ断検出回路
US5332986A (en) Overload relay mechanism
JPH069548Y2 (ja) ヒ−タ−断線検出リレ−
US2540527A (en) Thermal alarm
CN211879324U (zh) 智能感知动触头
US2352948A (en) Electromagnetic device
JPH0142274Y2 (ja)
GB687614A (en) A thermostatic electromagnetic switch assembly
JPH0243083Y2 (ja)
JPS6235248Y2 (ja)
JPH0440821B2 (ja)
US3231881A (en) Emergency alarm receiver
US2548148A (en) Motor starting circuits and relay
JPH0425796Y2 (ja)
JPH0611493Y2 (ja) 開閉装置のヒ−タ断線検出装置
JPH0142275Y2 (ja)
JPH05114348A (ja) 回路遮断器
EP0223599A2 (en) Delayed action thermal relay with double bimetal
JPS62123631A (ja) タイマ機能付回路しや断器
JPH0196733U (ja)
JPS63184542U (ja)