JPH05114348A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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Publication number
JPH05114348A
JPH05114348A JP30111991A JP30111991A JPH05114348A JP H05114348 A JPH05114348 A JP H05114348A JP 30111991 A JP30111991 A JP 30111991A JP 30111991 A JP30111991 A JP 30111991A JP H05114348 A JPH05114348 A JP H05114348A
Authority
JP
Japan
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alarm
current
circuit breaker
overcurrent
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP30111991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Tosaka
浩明 登坂
Koji Nomura
浩二 野村
Naoji Uchida
直司 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH05114348A publication Critical patent/JPH05114348A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回路遮断器に付加する各種の警報機能の仕様を
簡単に変更できるようにする。 【構成】回路遮断器のカバー2に通電導体9に対向する
開口部15を設け、この開口部に警報ユニット16を挿
入し、通電導体9に跨がらせて警報信号を検出させる。
これにより、警報ユニット16を交換すれば漏電警報や
過電流事前警報などの警報機能を簡単に変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、配線用遮断器などの
回路遮断器に関し、詳しくは漏電警報機能や過電流事前
警報機能などの各種警報機能を備えた回路遮断器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電路を過電流が流れると、その大きさに
対応する時間経過を待って引外し機構を作動させ、電路
を開路して回路保護を行う回路遮断器には、複数相の漏
電電流を検出して警報を出力する漏電警報装置や、定格
電流の近傍あるいは過電流による上記引外し動作の直前
で警報を出力する過電流事前警報装置などを備えたもの
がある。その場合、従来は警報装置を構成する変流器や
電子回路などの部品は、回路遮断器本体の組み立て時に
同時に回路遮断器のモールドケース内に組み込み、各種
仕様に対応していた。
【0003】したがって、顧客は漏電検出機能や過電流
事前警報機能などの各種警報機能について予め指定して
おく必要があり、そのためにその後の仕様変更の自由度
が小さいという問題があった。そこで、この発明は、使
用段階で警報機能の仕様変更が簡単に行える回路遮断器
を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、回路遮断器のカバーに通電導体と対向
する開口部を設け、この開口部に前記通電導体から警報
信号を取り出す警報手段をユニット化して挿入するよう
に構成するものである。その場合、漏電を検出するため
に通電導体を1次導体として零相変流器を貫通させるに
は、環状鉄心の一部に開閉可能なスリットを設けた零相
変流器と、この零相変流器の電流信号に基づいて警報信
号を出力する漏電警報回路とをモールドケース内に収納
して漏電警報ユニットを構成し、これをカバー開口部へ
挿入する際に前記スリットを介して通電導体を零相変流
器の貫通孔内に導入するようにすることができる。ま
た、通電導体が生じるジュール熱から電流の通流状況を
検出するには、通電導体の温度を検出する熱電対と、そ
の起電力に基づいて過電流引外し装置が動作する前に警
報信号を出力する過電流警報回路とをモールドケース内
に収納して過電流警報ユニットを構成し、これをカバー
開口部へ挿入する際に前記熱電対の温度検出端を前記通
電導体に接触させるようにすることができる。
【0005】
【作用】警報ユニットをカバーの開口部に挿入して通電
導体から信号を取り出す構成とすることにより、機能別
の各種ユニットを差し換えて警報機能の仕様を簡単に変
更することができる。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図3に基づいてこの発明の実施
例を説明する。まず、図1は警報ユニットを挿入するよ
うにした3極配線用遮断器の閉極状態を示す縦断面図で
ある。図において、1は機構部品を収納したモールド樹
脂からなるケース、2は同じくそのカバーで、電流は電
源側端子3から固定接触子4、可動接触子5、接続導体
6、過電流引外し装置7のヒータ導体8、導体9を経て
負荷側端子10に流れる。
【0007】回路遮断器を通過する電流が過負荷状態に
なるとヒータ導体8が生じるジュール熱で過電流引外し
装置7のバイメタル11が湾曲し、引外し機構12を作
動させる。これにより、開閉機構13は可動接触子5を
開離させる。また、短絡電流のような大電流が流れる
と、過電流引外し装置7のアーマチュア14が瞬時に吸
引され、引外し機構12を作動させる。これにより、同
様に可動接触子5が開離する。
【0008】ここで、導体9の中間部9aは左右極が中
央極側に絞られ、各極間には絶縁が施されている。そし
て、カバー2の上面には導体9の中間部9aと対向する
ように開口部15があけられている。一方、16は警報
ユニットで後述するように門形に構成され、矢印の向き
にカバー2の開口部15に挿入されて導体9の中間部9
aに被さる。
【0009】図2及び図3は上記警報ユニット16の斜
視図で、図2は漏電警報ユニット16A、図3は過電流
事前警報ユニット16Bを示している。図2の漏電警報
ユニット16Aは、零相変流器17と漏電警報回路18
とからなり、これらはモールドケース19内に一体的に
収納されて図示門形のユニットに形成されている。そし
て、零相変流器17の環状鉄心17aは下部中央に開閉
可能なスリット20が設けられ、このスリット20はモ
ールドケース19の凹所19aに臨んでいる。
【0010】上記漏電警報ユニット16Aはすでに述べ
たように図1の開口部15に挿入して回路遮断器に装着
し、凹所19aを導体9の中間部9aに被せる。その
際、導体中間部9aをスリット20を通して零相変流器
17の貫通孔21内に導入し、次いでスリット20を閉
じる。これにより、導体9は零相変流器17の1次導体
としてこれを貫通し、漏電により導体9に生じる極間の
不平衡電流は零相変流器17に検出され、更に漏電警報
回路18から警報信号として出力される。
【0011】これに対して、図3の過電流事前警報ユニ
ット16Bは熱電対22と過電流事前警報回路23とか
らなり、これらはモールドケース24内に一体的に収納
されてやはり図示門形ユニットに形成されている。そし
て、熱電対22の温度検出端22aはモールドケース2
4の凹所24aの上部に下向きに突出している。過電流
事前警報ユニット16Bも回路遮断器の開口部15に挿
入し、凹所24aを導体9の中間部9aに被せる。その
際、熱電対22の温度検出端22aを導体9の中間部9
aの左右極上面に接触させる。これにより、通過電流に
応じて発熱した導体9の温度が熱電対22で検出され、
更にその温度が過電流状態の手前まで上昇すると、過電
流事前警報回路23から警報信号として出力される。
【0012】図示実施例の構成によれば、警報手段16
がユニット化され、カバー2の開口部15への挿入によ
り回路遮断器に装着されるので、警報ユニット16を交
換すれば使用段階でも簡単に警報機能の仕様変更ができ
る。なお、過電流事前警報ユニットは、バイメタル11
の湾曲変形を取り出す機械的手段と、これにより操作さ
れるマイクロスイッチとを一体にユニット化して構成す
ることもできる。また、警報ユニットとしては、可動接
触子の開閉動作をカウントして表示する開閉カウンタユ
ニットや、図示回路遮断器が単相3線回路に適用された
場合に中性相の断線による異常電圧を検出して電路を開
路させる中性相検出ユニットなどとすることも可能であ
る。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、ユニット化した警報
手段をカバーの開口部に挿入して回路遮断器に装着する
構成としたことにより、この警報ユニットを交換するだ
けで警報機能の仕様を極めて簡単に変更することが可能
となり、種々のユニットを用意しておけば、その時々の
事情に応じて種々の付加機能を十分に活用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す回路遮断器の縦断面図
である。
【図2】図1における警報ユニットの斜視図である。
【図3】図1における別の警報ユニットの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ケース 2 カバー 9 導体 15 開口部 16 警報ユニット 16A 漏電警報ユニット 16B 過電流事前警報ユニット 17 零相変流器 18 漏電警報回路 19 モールドケース 20 スリット 21 貫通孔 22 熱電対 23 過電流事前警報回路 24 モールドケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カバーに通電導体と対向する開口部を設
    け、この開口部に前記通電導体から警報信号を取り出す
    警報手段をユニット化して挿入するように構成したこと
    を特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項2】環状鉄心の一部に開閉可能なスリットを設
    けた零相変流器と、この零相変流器の電流信号に基づい
    て警報信号を出力する漏電警報回路とをモールドケース
    内に収納して漏電警報ユニットを構成し、これをカバー
    開口部へ挿入する際に前記スリットを介して通電導体を
    零相変流器の貫通孔内に導入するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の回路遮断器。
  3. 【請求項3】通電導体の温度を検出する熱電対と、その
    起電力に基づいて過電流引外し装置が動作する前に警報
    信号を出力する過電流警報回路とをモールドケース内に
    収納して過電流警報ユニットを構成し、これをカバー開
    口部へ挿入する際に前記熱電対の温度検出端を前記通電
    導体に接触させるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の回路遮断器。
JP30111991A 1991-10-21 1991-10-21 回路遮断器 Pending JPH05114348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30111991A JPH05114348A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 回路遮断器

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JP30111991A JPH05114348A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 回路遮断器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05114348A true JPH05114348A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17893062

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JP30111991A Pending JPH05114348A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 回路遮断器

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JP (1) JPH05114348A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009004098A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Kawamura Electric Inc 付加機能ユニットの取り付け構造
JP2014026727A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Nitto Kogyo Co Ltd 配電機器への電流センサ装着構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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