JPH0695096A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH0695096A JPH0695096A JP4269565A JP26956592A JPH0695096A JP H0695096 A JPH0695096 A JP H0695096A JP 4269565 A JP4269565 A JP 4269565A JP 26956592 A JP26956592 A JP 26956592A JP H0695096 A JPH0695096 A JP H0695096A
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- crystal display
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶表示パネルの表面が湾曲している場合に
も、充分なコントラストを確保しつつ、視野角を拡大す
ることのできる液晶表示装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 液晶表示装置１はその液晶表示パネル２がそ
の表面が突出する方向に柱面形に湾曲しており、液晶表
示パネル２はそのベースシート５、６がフィルムで形成
されている。液晶表示パネル２の表裏両面には偏光板
３、４が配置されており、その裏面側には、バックライ
ト８が配置されている。そして、液晶表示パネル２の表
面には、視野角拡大板９が偏光板３に密接するように配
置されており、視野角拡大板９も液晶表示パネル２の湾
曲に合わせて湾曲されている。視野角拡大板９の液晶表
示パネル２側の面には、棒状の凹面１０が複数平行に並
んで形成されており、この視野角拡大板９の凹面１０に
より液晶表示パネル２からの出射光が屈曲拡散されて視
野角が拡大される。
も、充分なコントラストを確保しつつ、視野角を拡大す
ることのできる液晶表示装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 液晶表示装置１はその液晶表示パネル２がそ
の表面が突出する方向に柱面形に湾曲しており、液晶表
示パネル２はそのベースシート５、６がフィルムで形成
されている。液晶表示パネル２の表裏両面には偏光板
３、４が配置されており、その裏面側には、バックライ
ト８が配置されている。そして、液晶表示パネル２の表
面には、視野角拡大板９が偏光板３に密接するように配
置されており、視野角拡大板９も液晶表示パネル２の湾
曲に合わせて湾曲されている。視野角拡大板９の液晶表
示パネル２側の面には、棒状の凹面１０が複数平行に並
んで形成されており、この視野角拡大板９の凹面１０に
より液晶表示パネル２からの出射光が屈曲拡散されて視
野角が拡大される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に関し、
詳しくは、斜め方向からの視認性の向上を図った液晶表
示装置に関する。
詳しくは、斜め方向からの視認性の向上を図った液晶表
示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶表示装置は、一般に、液晶表示パネ
ル（液晶セル）の表裏両面に偏光板が配置され、さら
に、その裏面側偏光板の後方にバックライトが配置され
た構造となっている。
ル（液晶セル）の表裏両面に偏光板が配置され、さら
に、その裏面側偏光板の後方にバックライトが配置され
た構造となっている。
【０００３】このような液晶表示装置としては、液晶表
示パネルの表面側に、マトリックス状に配列された小凸
レンズ群を配置したもの（特開昭５６−７０５８５号公
報参照）、あるいは平行に配列された棒状凸レンズ群を
配置したもの（特開昭５８−９８７７４号公報参照）が
ある。
示パネルの表面側に、マトリックス状に配列された小凸
レンズ群を配置したもの（特開昭５６−７０５８５号公
報参照）、あるいは平行に配列された棒状凸レンズ群を
配置したもの（特開昭５８−９８７７４号公報参照）が
ある。
【０００４】ところが、液晶表示装置は、液晶表示パネ
ルにおける液晶のいわゆる相転移現象をその表裏に配置
された偏光板により視認可しているため、液晶表示装置
の視認角度（視野角）が大きくなるに従って悪くなる
が、これらの従来の液晶表示装置は、前者にあっては、
画像の拡大を図るものであり、後者にあっては、視界に
よって異なる表示が見えるようにするものであり、いず
れも視野角の拡大を図ることはできない。
ルにおける液晶のいわゆる相転移現象をその表裏に配置
された偏光板により視認可しているため、液晶表示装置
の視認角度（視野角）が大きくなるに従って悪くなる
が、これらの従来の液晶表示装置は、前者にあっては、
画像の拡大を図るものであり、後者にあっては、視界に
よって異なる表示が見えるようにするものであり、いず
れも視野角の拡大を図ることはできない。
【０００５】そこで、従来、視野角の拡大を図るため
に、液晶表示パネルの表面側にすりガラスからなる光散
乱板を配置した液晶表示装置が提案されている（実公昭
６３−２６８４３号公報参照）。
に、液晶表示パネルの表面側にすりガラスからなる光散
乱板を配置した液晶表示装置が提案されている（実公昭
６３−２６８４３号公報参照）。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液晶表示装置にあっては、液晶表示パネルの
表面側にすりガラスからなる光散乱板を配置していたた
め、すりガラスの表面が不均一な凹凸面であるので、画
素毎に出射光の屈折が相違し、画素が白色化する。その
結果、コントラストが極度に低下し、実用性に欠けると
いう問題があった。
うな従来の液晶表示装置にあっては、液晶表示パネルの
表面側にすりガラスからなる光散乱板を配置していたた
め、すりガラスの表面が不均一な凹凸面であるので、画
素毎に出射光の屈折が相違し、画素が白色化する。その
結果、コントラストが極度に低下し、実用性に欠けると
いう問題があった。
【０００７】そこで、本発明は、表面側に突出する方向
に湾曲した液晶表示パネルの表面に、視野角を拡大させ
る視野角拡大板を載置することにより、液晶表示パネル
の表面が湾曲している場合にも、充分なコントラストを
確保しつつ、視野角を拡大することのできる液晶表示装
置を提供することを目的としている。
に湾曲した液晶表示パネルの表面に、視野角を拡大させ
る視野角拡大板を載置することにより、液晶表示パネル
の表面が湾曲している場合にも、充分なコントラストを
確保しつつ、視野角を拡大することのできる液晶表示装
置を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、液晶表示パネルをその表面側が突出する方向に湾曲
させて形成し、該湾曲した液晶表示パネルの表面側に、
視野角を拡大させる視野角拡大板を配置することによ
り、上記目的を達成している。
は、液晶表示パネルをその表面側が突出する方向に湾曲
させて形成し、該湾曲した液晶表示パネルの表面側に、
視野角を拡大させる視野角拡大板を配置することによ
り、上記目的を達成している。
【０００９】この場合、前記液晶表示パネルは、例え
ば、請求項２に記載するように、フィルムで形成されて
いてもよい。
ば、請求項２に記載するように、フィルムで形成されて
いてもよい。
【００１０】また、前記視野角拡大板は、例えば、請求
項３に記載するように、棒状の凹レンズを平行に配列し
た棒状凹レンズ群または小さな凹レンズをマトリックス
状に配列した小凹レンズ群で形成されていてもよい。
項３に記載するように、棒状の凹レンズを平行に配列し
た棒状凹レンズ群または小さな凹レンズをマトリックス
状に配列した小凹レンズ群で形成されていてもよい。
【００１１】
【作用】本発明の液晶表示装置によれば、液晶表示パネ
ルをその表面側が突出する方向に湾曲させて形成し、該
湾曲した液晶表示パネルの表面側に、視野角を拡大させ
る視野角拡大板を配置しているので、液晶表示パネルの
表面からの出射光を、視野拡大板により直ちに屈曲拡散
させることができ、視野角を効率よく拡大することがで
きる。液晶表示パネルの表面を湾曲させても、充分な視
野角を確保することができ、斜め方向からの視認性を向
上させることができる。
ルをその表面側が突出する方向に湾曲させて形成し、該
湾曲した液晶表示パネルの表面側に、視野角を拡大させ
る視野角拡大板を配置しているので、液晶表示パネルの
表面からの出射光を、視野拡大板により直ちに屈曲拡散
させることができ、視野角を効率よく拡大することがで
きる。液晶表示パネルの表面を湾曲させても、充分な視
野角を確保することができ、斜め方向からの視認性を向
上させることができる。
【００１２】また、視野角拡大板を、棒状の凹レンズを
平行に配列した棒状凹レンズ群または小さな凹レンズを
マトリックス状に配列した小凹レンズ群で形成すると、
視野角拡大板の凹面を均一にすることができ、従来のす
りガラスを設けた液晶表示装置のように、出射光の屈折
が画素毎に異なるということがないようにすることがで
きる。その結果、画像の白色化を防止することができ、
コントラストを向上させることができる。
平行に配列した棒状凹レンズ群または小さな凹レンズを
マトリックス状に配列した小凹レンズ群で形成すると、
視野角拡大板の凹面を均一にすることができ、従来のす
りガラスを設けた液晶表示装置のように、出射光の屈折
が画素毎に異なるということがないようにすることがで
きる。その結果、画像の白色化を防止することができ、
コントラストを向上させることができる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【００１４】図１〜図４は、液晶表示装置の一実施例を
示す図であり、図１は液晶表示装置の要部側面図、図２
は図１のＡ部の拡大図、図３は視野角拡大板を装着しな
い場合の液晶表示装置の要部側面図、図４は図１に示す
液晶表示装置を適用した腕時計の斜視図である。
示す図であり、図１は液晶表示装置の要部側面図、図２
は図１のＡ部の拡大図、図３は視野角拡大板を装着しな
い場合の液晶表示装置の要部側面図、図４は図１に示す
液晶表示装置を適用した腕時計の斜視図である。
【００１５】図１において、液晶表示装置１は、液晶表
示パネル２の表面側及び裏面側にそれぞれ偏光板３及び
偏光板４が配置されており、液晶表示パネル２は、表裏
両側の２枚のベースシート５、６を用いて液晶７を密閉
することにより形成されている。各ベースシート５、６
は、曲げ加工が可能なポリエステル系のフィルム材で形
成されており、液晶表示パネル２は、各ベースシート
５、６を表示パネル２の長手方向に所定の曲率を持たせ
て表面側、すなわち、ベースシート５側が突出する方向
に円柱面状に湾曲させて形成されている。したがって、
液晶表示パネル２は、その表面側が突出する方向に柱面
形に湾曲している。そして、上記偏光板３及び偏光板４
は、この表示パネル２の湾曲形状に応じた形状に湾曲し
て形成されており、表示パネル２と各偏光板３、４と
は、密接している。また、上記液晶表示パネル２の裏面
側には、バックライト９が配置されている。
示パネル２の表面側及び裏面側にそれぞれ偏光板３及び
偏光板４が配置されており、液晶表示パネル２は、表裏
両側の２枚のベースシート５、６を用いて液晶７を密閉
することにより形成されている。各ベースシート５、６
は、曲げ加工が可能なポリエステル系のフィルム材で形
成されており、液晶表示パネル２は、各ベースシート
５、６を表示パネル２の長手方向に所定の曲率を持たせ
て表面側、すなわち、ベースシート５側が突出する方向
に円柱面状に湾曲させて形成されている。したがって、
液晶表示パネル２は、その表面側が突出する方向に柱面
形に湾曲している。そして、上記偏光板３及び偏光板４
は、この表示パネル２の湾曲形状に応じた形状に湾曲し
て形成されており、表示パネル２と各偏光板３、４と
は、密接している。また、上記液晶表示パネル２の裏面
側には、バックライト９が配置されている。
【００１６】上記液晶表示パネル２の表面側、すなわ
ち、偏光パネル３の表面には、視野角拡大板９が配置さ
れており、視野角拡大板９は、湾曲した偏光板３の表面
に密接した状態で配置されている。すなわち、視野角拡
大板９は、例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート等
の曲げ加工可能な長方形状の透明材料で形成されてお
り、偏光板３の曲率と同じ曲率を有した柱面形に湾曲し
て形成されている。この視野角拡大板９は、図１のＡ部
の拡大図である図２に示すように、その偏光板３側、す
なわち、裏面側に、その柱面形の縦方向に延在する凹面
（凹レンズ）１０が視野角拡大板９の周方向に連続して
複数均一に形成されており、これら連続して形成された
複数の凹面１０は、棒状凹レンズ群１１を構成してい
る。視野角拡大板９の凹面１０の幅や曲率は、目的とす
る視野角の拡大率、液晶表示パネル２の曲率、液晶５の
画素の大きさ等により、適宜設定する。
ち、偏光パネル３の表面には、視野角拡大板９が配置さ
れており、視野角拡大板９は、湾曲した偏光板３の表面
に密接した状態で配置されている。すなわち、視野角拡
大板９は、例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート等
の曲げ加工可能な長方形状の透明材料で形成されてお
り、偏光板３の曲率と同じ曲率を有した柱面形に湾曲し
て形成されている。この視野角拡大板９は、図１のＡ部
の拡大図である図２に示すように、その偏光板３側、す
なわち、裏面側に、その柱面形の縦方向に延在する凹面
（凹レンズ）１０が視野角拡大板９の周方向に連続して
複数均一に形成されており、これら連続して形成された
複数の凹面１０は、棒状凹レンズ群１１を構成してい
る。視野角拡大板９の凹面１０の幅や曲率は、目的とす
る視野角の拡大率、液晶表示パネル２の曲率、液晶５の
画素の大きさ等により、適宜設定する。
【００１７】次に、作用を説明する。
【００１８】上述のように、液晶表示パネル２を表面側
が突出するように湾曲させると、液晶表示装置１の視野
角は、その湾曲率に応じて狭くなる。
が突出するように湾曲させると、液晶表示装置１の視野
角は、その湾曲率に応じて狭くなる。
【００１９】ところが、図１及び図２に示すように、本
実施例では、液晶表示パネル２の表面、具体的には、偏
光板３の表面に棒状凹レンズ群１１の形成された視野角
拡大板９を、その棒状凹レンズ群１１を液晶表示パネル
２側に向けて配置している。したがって、図１及び図２
に破線で示すように、液晶表示パネル２の表面からの出
射光が、偏光板３を通過した直後に視野角拡大板９によ
り屈曲拡散され、図３に示す液晶表示パネル２の表面に
視野角拡大板９を配置しないときの視野角δ°に比べ
て、液晶表示パネル２の表面に視野角拡大板９を配置し
た本実施例の液晶表示装置１では、図１に示すように、
その視野角γ°は、格段に広くなる。なお、図３では、
図１と同一構成部分に同一符号を付している。
実施例では、液晶表示パネル２の表面、具体的には、偏
光板３の表面に棒状凹レンズ群１１の形成された視野角
拡大板９を、その棒状凹レンズ群１１を液晶表示パネル
２側に向けて配置している。したがって、図１及び図２
に破線で示すように、液晶表示パネル２の表面からの出
射光が、偏光板３を通過した直後に視野角拡大板９によ
り屈曲拡散され、図３に示す液晶表示パネル２の表面に
視野角拡大板９を配置しないときの視野角δ°に比べ
て、液晶表示パネル２の表面に視野角拡大板９を配置し
た本実施例の液晶表示装置１では、図１に示すように、
その視野角γ°は、格段に広くなる。なお、図３では、
図１と同一構成部分に同一符号を付している。
【００２０】また、視野角拡大板９は、液晶表示パネル
２の湾曲形状に合わせて柱面形に湾曲されているととも
に、その柱面形の縦方向に延在して凹面１０が視野角拡
大板９の周方向に均一に連続して複数形成され棒状凹レ
ンズ群１１を構成しているので、液晶７の画素毎にその
出射光の屈折を均一なものとすることができ、すりガラ
スを用いた従来の液晶表示装置のように画素が白色化す
ることを防止することができる。その結果、コントラス
トを向上させることができる。
２の湾曲形状に合わせて柱面形に湾曲されているととも
に、その柱面形の縦方向に延在して凹面１０が視野角拡
大板９の周方向に均一に連続して複数形成され棒状凹レ
ンズ群１１を構成しているので、液晶７の画素毎にその
出射光の屈折を均一なものとすることができ、すりガラ
スを用いた従来の液晶表示装置のように画素が白色化す
ることを防止することができる。その結果、コントラス
トを向上させることができる。
【００２１】このような液晶表示装置１は、例えば、図
４に示すように、腕時計２０の表示部２１に適用するこ
とができ、この場合、表示部２１を腕時計２０のバンド
２２方向に湾曲させても、表示部２１に適用した液晶表
示装置１の視野角が上述のように拡大されているため、
表示部２１の表示を、斜方向からでも良好な視認性をも
って見ることができる。
４に示すように、腕時計２０の表示部２１に適用するこ
とができ、この場合、表示部２１を腕時計２０のバンド
２２方向に湾曲させても、表示部２１に適用した液晶表
示装置１の視野角が上述のように拡大されているため、
表示部２１の表示を、斜方向からでも良好な視認性をも
って見ることができる。
【００２２】以上説明したように、液晶表示パネル２を
その表面側が突出する方向に湾曲させて形成し、該湾曲
した液晶表示パネル２の表面に、視野角を拡大させる視
野角拡大板９を載置しているので、液晶表示パネル２の
表面からの出射光を、視野角拡大板９により直ちに屈曲
拡散させることができ、視野角を効率よく拡大すること
ができる。その結果、液晶表示パネル２の表面を湾曲さ
せても、充分な視野角を確保することができ、斜め方向
からの視認性を向上させることができる。
その表面側が突出する方向に湾曲させて形成し、該湾曲
した液晶表示パネル２の表面に、視野角を拡大させる視
野角拡大板９を載置しているので、液晶表示パネル２の
表面からの出射光を、視野角拡大板９により直ちに屈曲
拡散させることができ、視野角を効率よく拡大すること
ができる。その結果、液晶表示パネル２の表面を湾曲さ
せても、充分な視野角を確保することができ、斜め方向
からの視認性を向上させることができる。
【００２３】また、視野角拡大板９に、棒状の凹面１０
を平行に配列した棒状凹レンズ群１１を形成しているの
で、視野角拡大板９の凹面１０を均一にすることがで
き、従来のすりガラスを設けた液晶表示装置のように、
出射光の屈折が画素毎に異なることがないようにするこ
とができる。その結果、画像の白色化を防止することが
でき、コントラストを向上させることができる。
を平行に配列した棒状凹レンズ群１１を形成しているの
で、視野角拡大板９の凹面１０を均一にすることがで
き、従来のすりガラスを設けた液晶表示装置のように、
出射光の屈折が画素毎に異なることがないようにするこ
とができる。その結果、画像の白色化を防止することが
でき、コントラストを向上させることができる。
【００２４】なお、上記実施例では、視野角拡大板９と
して、棒状の凹面１０を平行に複数形成して棒状凹レン
ズ群１１を構成するようにしているが、これに限るもの
ではなく、例えば、複数の小さな凹レンズ（凹面）をマ
トリックス状に配列して小凹レンズ群を構成するように
してもよい。
して、棒状の凹面１０を平行に複数形成して棒状凹レン
ズ群１１を構成するようにしているが、これに限るもの
ではなく、例えば、複数の小さな凹レンズ（凹面）をマ
トリックス状に配列して小凹レンズ群を構成するように
してもよい。
【００２５】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置によれば、その表
面側が突出する方向に湾曲して形成された液晶表示パネ
ルの表面側に、視野角を拡大させる視野角拡大板を配置
しているので、液晶表示パネルの表面からの出射光を、
視野拡大板により直ちに屈曲拡散させることができ、視
野角を効率よく拡大することができる。その結果、液晶
表示パネルの表面を湾曲させても、充分な視野角を確保
することができ、斜め方向からの視認性を向上させるこ
とができる。
面側が突出する方向に湾曲して形成された液晶表示パネ
ルの表面側に、視野角を拡大させる視野角拡大板を配置
しているので、液晶表示パネルの表面からの出射光を、
視野拡大板により直ちに屈曲拡散させることができ、視
野角を効率よく拡大することができる。その結果、液晶
表示パネルの表面を湾曲させても、充分な視野角を確保
することができ、斜め方向からの視認性を向上させるこ
とができる。
【００２６】また、視野角拡大板を、棒状の凹レンズを
平行に配列した棒状凹レンズ群または小さな凹レンズを
マトリックス状に配列した小凹レンズ群で形成すると、
視野角拡大板の凹面を均一にすることができ、従来のす
りガラスを設けた液晶表示装置のように、出射光の屈折
が画素毎に異なることがないようにすることができる。
その結果、画像の白色化を防止することができ、コント
ラストを向上させることができる。
平行に配列した棒状凹レンズ群または小さな凹レンズを
マトリックス状に配列した小凹レンズ群で形成すると、
視野角拡大板の凹面を均一にすることができ、従来のす
りガラスを設けた液晶表示装置のように、出射光の屈折
が画素毎に異なることがないようにすることができる。
その結果、画像の白色化を防止することができ、コント
ラストを向上させることができる。
【図１】本発明に係る液晶表示装置の要部側面図。
【図２】図１のＡ部拡大図。
【図３】視野角拡大板を配置しない状態の液晶表示装置
の要部側面図。
の要部側面図。
【図４】本発明に係る液晶表示装置を適用した腕時計の
斜視図。
斜視図。
１ 液晶表示装置 ２ 液晶表示パネル ３、４ 偏光板 ５、６ ベースシート ７ 液晶 ８ バックライト ９ 視野角拡大板 １０ 凹面 １１ 棒状凹レンズ群
Claims (3)
- 【請求項１】 液晶表示パネルをその表面側が突出する
方向に湾曲させて形成し、該湾曲した液晶表示パネルの
表面側に、視野角を拡大させる視野角拡大板を配置した
ことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項２】 前記液晶表示パネルは、フィルムで形成
されたことを特徴とする請求項１記載の液晶表示装置。 - 【請求項３】 前記視野角拡大板は、複数の棒状の凹レ
ンズを平行に配列した棒状凹レンズ群または複数の小さ
な凹レンズをマトリックス状に配列した小凹レンズ群か
らなることを特徴とする請求項１または請求項２記載の
液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4269565A JPH0695096A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4269565A JPH0695096A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0695096A true JPH0695096A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17474140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4269565A Pending JPH0695096A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0695096A (ja) |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP4269565A patent/JPH0695096A/ja active Pending
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