JP3039582B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP3039582B2
JP3039582B2 JP4113215A JP11321592A JP3039582B2 JP 3039582 B2 JP3039582 B2 JP 3039582B2 JP 4113215 A JP4113215 A JP 4113215A JP 11321592 A JP11321592 A JP 11321592A JP 3039582 B2 JP3039582 B2 JP 3039582B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液晶テレビ等で用いら
れる液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶テレビ等で用いられる液晶表示装置
は、一般に、液晶表示パネル(液晶セル)の表裏両面に
偏光板が配置され、その裏面側にバックライトが配置さ
れた構造となっている。このような液晶表示装置には、
液晶表示パネルの表面側に、マトリクス状に配列された
小凸レンズ群を配置したもの(特開昭56−70585
号公報参照)、あるいは平行に配列された棒状凸レンズ
群を配置したもの(特開昭58−98774号公報参
照)がある。しかしながら、前者の液晶表示装置は画像
の拡大を図るものであり、後者の液晶表示装置は視角に
よって異なる表示が見えるようにするものであり、いず
れも視野角の拡大を図ることはできない。視野角の拡大
を図ることのできる液晶表示装置としては、液晶表示パ
ネルの表面側にすりガラスからなる光散乱板を配置した
ものがある(実公昭63−26843号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような液晶表示装置では、すりガラスからなる光散
乱板の表面が不均一な凹凸面であるので、画素ごとに出
射光の屈折が相違し、このため画像が白色化してしま
い、ひいてはコントラストが極度に低下し、実用的でな
いという問題があった。この発明の目的は、コントラス
トを高くすることのできる液晶表示装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、液晶表示パ
ネルの表面側に、平行に配列された棒状凹レンズ群また
はマトリクス状に配列された小凹レンズ群からなる視野
角拡大板をその凹面を前記液晶表示パネルの表面側に向
けて配置したものである。
【0005】
【作用】この発明によれば、凹レンズ群からなる視野角
拡大板をその凹面を液晶表示パネルの表面側に向けて配
置すると、液晶表示パネルの表面からの出射光が直ちに
屈曲拡散され、このため視野角を格段に広くすることが
でき、しかも凹レンズ群からなる視野角拡大板の凹面が
均一であるので、画素ごとに出射光の屈折が相違しない
ようにすることができ、したがって画像が白色化するこ
とがなく、コントラストを高くすることができる。
【0006】
【実施例】図1はこの発明の一実施例における液晶表示
装置の要部を示したものである。この液晶表示装置で
は、液晶表示パネル(液晶セル)1の表裏両面に偏光板
2、3が配置され、裏面側にバックライト4が配置さ
れ、表面側に視野角拡大板5が配置された構造となって
いる。このうち液晶表示パネル1は、2枚の透明電極基
板11、12間の周囲に封止材13が設けられ、その内
部に液晶14が封入された構造となっている。視野角拡
大板5は、図2にも示すように、アクリル樹脂やポリカ
ーボネート等からなる長方形状の透明板21の一面に凹
面22が平行して複数形成されていることにより、平行
に配置された棒状凹レンズ群からなっている。この視野
角拡大板5は、凹面22を液晶表示パネル1の表面側に
向けた状態で、液晶表示パネル1の表面に載置された偏
光板2の表面に載置されている。
【0007】この液晶表示装置では、棒状凹レンズ群か
らなる視野角拡大板5をその凹面22を液晶表示パネル
1の表面側に向けて配置しているので、例えば図3にお
いて実線あるいは点線の矢印で示すように、液晶表示パ
ネル1の表面からの出射光が偏光板2を透過した後直ち
に屈曲拡散され、このため視野角を格段に広くすること
ができる。また、棒状凹レンズ群からなる視野角拡大板
5の凹面22が均一であるので、画素ごとに出射光の屈
折が相違しないようにすることができ、したがって画像
が白色化することがなく、コントラストを高くすること
ができる。ところで、視野角拡大板5を裏返してその凹
面22が上側となるように配置した場合には、視野角の
拡大を観測することができなかった。また、棒状凹レン
ズ群ではなく棒状凸レンズ群を用いた場合には、その凸
面を下側としても上側としても、視野角の拡大を観測す
ることができなかった。
【0008】なお、上記実施例では、視野角拡大板5と
して透明板21の一面に凹面22が平行して複数形成し
た棒状凹レンズ群からなるものを用いているが、これに
限らず、透明板の一面に凹面をマトリクス状に形成した
小凹レンズ群からなるものを用いてもよい。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、凹レンズ群からなる視野角拡大板をその凹面を液晶
表示パネルの表面側に向けて配置しているので、視野角
を格段に広くすることができる上、画素ごとに出射光の
屈折が相違しないようにすることができ、したがって画
像が白色化することがなく、コントラストを高くするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における液晶表示装置の要
部の断面図。
【図2】この液晶表示装置の視野角拡大板の斜視図。
【図3】この液晶表示装置での視野角拡大を説明するた
めに示す断面図。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 5 視野角拡大板 21 透明板 22 凹面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネルの表面側に、平行に配列
    された棒状凹レンズ群またはマトリクス状に配列された
    小凹レンズ群からなる視野角拡大板をその凹面を前記液
    晶表示パネルの表面側に向けて配置したことを特徴とす
    る液晶表示装置。
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KR100860240B1 (ko) * 2001-11-13 2008-09-25 삼성전자주식회사 광굴절부를 구비하는 액정표시장치
JP5798373B2 (ja) * 2011-05-12 2015-10-21 ピクストロニクス,インコーポレイテッド 表示装置

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