JPH1031104A - ディスプレイ装置 - Google Patents
ディスプレイ装置Info
- Publication number
- JPH1031104A JPH1031104A JP8206676A JP20667696A JPH1031104A JP H1031104 A JPH1031104 A JP H1031104A JP 8206676 A JP8206676 A JP 8206676A JP 20667696 A JP20667696 A JP 20667696A JP H1031104 A JPH1031104 A JP H1031104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- prism
- light
- condensing sheet
- viewing angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスプレイからの拡散光の視野角を狭めて
表示情報を一定域での視認のみを可能としたディスプレ
イ装置を提供する。 【解決手段】 ディスプレイ１の前面に、前面にプリズ
ム４からなる突起を備えた集光シート３を配置した。
表示情報を一定域での視認のみを可能としたディスプレ
イ装置を提供する。 【解決手段】 ディスプレイ１の前面に、前面にプリズ
ム４からなる突起を備えた集光シート３を配置した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイから
の視野角を任意の角度に設定することができるディスプ
レイ装置に関する。
の視野角を任意の角度に設定することができるディスプ
レイ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば液晶表示装置等のディスプ
レイ装置では、ディスプレイ（液晶表示装置にあっては
液晶表示面）の視認性が良くしかも広範囲の視野角を有
して誰もが見得るような状態での使われ方が一般的であ
る。
レイ装置では、ディスプレイ（液晶表示装置にあっては
液晶表示面）の視認性が良くしかも広範囲の視野角を有
して誰もが見得るような状態での使われ方が一般的であ
る。
【０００３】ここで、視認性という面からは、例えば特
開平６−１３０３８７号公報記載の如く、液晶パネル裏
面にて前面に光を出す集光板を備えて液晶パネルの視野
角特性とバックライトの拡散板面輝度指向特性を一致さ
せ、液晶パネル正面輝度を向上させることで、視認性を
良くし輝度ムラや光ロスを改善する等、種々の開示があ
る。
開平６−１３０３８７号公報記載の如く、液晶パネル裏
面にて前面に光を出す集光板を備えて液晶パネルの視野
角特性とバックライトの拡散板面輝度指向特性を一致さ
せ、液晶パネル正面輝度を向上させることで、視認性を
良くし輝度ムラや光ロスを改善する等、種々の開示があ
る。
【０００４】また、視野角については、図３に示すよう
にディスプレイ１の画素の最少単位を形成するドットを
構成するセル２の特性で決定され、例えば液晶にあって
は液晶分子の光異方性によって視野角θdが決まること
になる。
にディスプレイ１の画素の最少単位を形成するドットを
構成するセル２の特性で決定され、例えば液晶にあって
は液晶分子の光異方性によって視野角θdが決まること
になる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
ディスプレイの使われ方においては、いわゆるラップト
ップのパソコンに例を見るように、オペレータ以外の者
から内容を知られたくない、いわゆる機密性を必要とす
ることもあり、ディスプレイのセルの特性によって決定
される視野角が広過ぎて却って弊害になることもある。
ディスプレイの使われ方においては、いわゆるラップト
ップのパソコンに例を見るように、オペレータ以外の者
から内容を知られたくない、いわゆる機密性を必要とす
ることもあり、ディスプレイのセルの特性によって決定
される視野角が広過ぎて却って弊害になることもある。
【０００６】このため、従来においては、第三者に表示
情報を知られないようにするため、例えばついたての如
きものをディスプレイに配置する方策が採られている。
情報を知られないようにするため、例えばついたての如
きものをディスプレイに配置する方策が採られている。
【０００７】本発明は、上述の問題に鑑み、ついたて等
を置くことなく任意の視野角に設定して表示情報を一定
域でのみ視認できるようにしたディスプレイ装置の提供
を目的とする。
を置くことなく任意の視野角に設定して表示情報を一定
域でのみ視認できるようにしたディスプレイ装置の提供
を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、次の発明特定事項を有する。 （１） ディスプレイの前面に、前面にプリズムが突設
されて視野角を絞る透明な集光シートを配置したことを
特徴とする。 （２）前記（１）において、前記プリズムの頂角を視野
角に応じて変化させたことを特徴とする。 （３）前記（１）において、前記集光シートはそれ自体
レンズであることを特徴とする。 （４）前記（１）において、前記ディスプレイと集光シ
ートを一体化したことを特徴とする。
発明は、次の発明特定事項を有する。 （１） ディスプレイの前面に、前面にプリズムが突設
されて視野角を絞る透明な集光シートを配置したことを
特徴とする。 （２）前記（１）において、前記プリズムの頂角を視野
角に応じて変化させたことを特徴とする。 （３）前記（１）において、前記集光シートはそれ自体
レンズであることを特徴とする。 （４）前記（１）において、前記ディスプレイと集光シ
ートを一体化したことを特徴とする。
【０００９】集光シートに突設されたプリズム群による
いわゆるプリズム効果によって、プリズムの頂角に伴っ
て決まる視野角にてディスプレイの表示面からの拡散光
の光路が規制され、ディスプレイ上の表示情報が狭い範
囲の一定域でしか視認できなくなって、この情報が第三
者に視認できにくくなる。
いわゆるプリズム効果によって、プリズムの頂角に伴っ
て決まる視野角にてディスプレイの表示面からの拡散光
の光路が規制され、ディスプレイ上の表示情報が狭い範
囲の一定域でしか視認できなくなって、この情報が第三
者に視認できにくくなる。
【００１０】
【発明の実施の形態】ここで図１、図２を参照して本発
明の実施の形態の一例について説明する。図１におい
て、ディスプレイには１画素分の１ドットを形成するよ
う例えば縦横０．３mmのセル２が配列されている。更
に、ディスプレイ１の前面には、透明な平板状の集光シ
ート３が貼付されている。この集光シート３にはその前
面（光が出る面）に多数のプリズム４が突設されて配列
されている。このプリズム４は、前述の１セル分の１ド
ットより充分小さい辺を有するもので、輝度むらやモア
レを防止して表示品質を下げないようにしている。
明の実施の形態の一例について説明する。図１におい
て、ディスプレイには１画素分の１ドットを形成するよ
う例えば縦横０．３mmのセル２が配列されている。更
に、ディスプレイ１の前面には、透明な平板状の集光シ
ート３が貼付されている。この集光シート３にはその前
面（光が出る面）に多数のプリズム４が突設されて配列
されている。このプリズム４は、前述の１セル分の１ド
ットより充分小さい辺を有するもので、輝度むらやモア
レを防止して表示品質を下げないようにしている。
【００１１】集光シート３前面のプリズム群は、各プリ
ズム４の反射・屈折によってディスプレイ１のセル２よ
り放射された拡散光を一定方向に規制するもので、この
いわゆるプリズム効果によって視野角が狭められる。つ
まり、ディスプレイ１のセル２によって決まる視野角θ
dのままでは拡散光が拡がることになるが、プリズム４
により視野角θpが狭くなって拡散光の光路が制限され
る。この場合、プリズム効果による視野角θpはプリズ
ム４の頂角によって変更することができ、頂角を小さく
すれば視野角θpをより狭くすることができる。したが
って、ディスプレイ装置の用途に応じて視野角を変えて
形成すれば、所望の視野角θpを得ることができる。
ズム４の反射・屈折によってディスプレイ１のセル２よ
り放射された拡散光を一定方向に規制するもので、この
いわゆるプリズム効果によって視野角が狭められる。つ
まり、ディスプレイ１のセル２によって決まる視野角θ
dのままでは拡散光が拡がることになるが、プリズム４
により視野角θpが狭くなって拡散光の光路が制限され
る。この場合、プリズム効果による視野角θpはプリズ
ム４の頂角によって変更することができ、頂角を小さく
すれば視野角θpをより狭くすることができる。したが
って、ディスプレイ装置の用途に応じて視野角を変えて
形成すれば、所望の視野角θpを得ることができる。
【００１２】上述の例では集光シート３は平板状のもの
で、前面にプリズム４が突設されたものを説明したが、
集光シート３自体平板状のものでなく、例えばディスプ
レイ１側をわん曲させてレンズとしてもよい。平板の集
光シート３にプリズム４が突設された形状は、それ自体
レンズとしてとらえ得るが、ここでは集光シート３を平
板でなくそれ自体わん曲させたものをレンズとしてとら
えている。
で、前面にプリズム４が突設されたものを説明したが、
集光シート３自体平板状のものでなく、例えばディスプ
レイ１側をわん曲させてレンズとしてもよい。平板の集
光シート３にプリズム４が突設された形状は、それ自体
レンズとしてとらえ得るが、ここでは集光シート３を平
板でなくそれ自体わん曲させたものをレンズとしてとら
えている。
【００１３】図２は、ディスプレイ１の表示面そのもの
にプリズムを一体的に形成したものであり、図１に示す
ディスプレイの前面に集光シート３を貼付した例とは異
なり一体的に形成したものである。この例においても視
野角を狭める作用は図１の構成と変りはない。
にプリズムを一体的に形成したものであり、図１に示す
ディスプレイの前面に集光シート３を貼付した例とは異
なり一体的に形成したものである。この例においても視
野角を狭める作用は図１の構成と変りはない。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
ディスプレイの拡散光の視野角を狭めることができて、
必要な一定域の場所においてのみ表示情報を認識するこ
とができ、情報の機密性を保持でき、情報を保護するこ
とができる。
ディスプレイの拡散光の視野角を狭めることができて、
必要な一定域の場所においてのみ表示情報を認識するこ
とができ、情報の機密性を保持でき、情報を保護するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態の一例の構成図。
【図２】変形例の構成図。
【図３】従来例の構成図。
１ ディスプレイ ２ セル ３ 集光シート ４ プリズム
Claims (4)
- 【請求項１】 ディスプレイ前面に、前面にプリズムが
突設されて視野角を絞る透明な集光シートを配置したデ
ィスプレイ装置。 - 【請求項２】 前記プリズムの頂角を視野角に応じて変
化させた請求項１記載のディスプレイ装置。 - 【請求項３】 前記集光シートはそれ自体レンズである
請求項１記載のディスプレイ装置。 - 【請求項４】 前記ディスプレイと集光シートを一体化
した請求項１記載のディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8206676A JPH1031104A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8206676A JPH1031104A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | ディスプレイ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1031104A true JPH1031104A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16527279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8206676A Pending JPH1031104A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1031104A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005017911A (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-20 | Casio Comput Co Ltd | 表示装置 |
| KR100637293B1 (ko) | 2003-06-27 | 2006-10-25 | 가시오게산키 가부시키가이샤 | 표시장치 |
| EP2480930A4 (en) * | 2009-09-23 | 2016-09-28 | Peter Dobrich | ENHANCED SCREEN |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP8206676A patent/JPH1031104A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005017911A (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-20 | Casio Comput Co Ltd | 表示装置 |
| KR100637293B1 (ko) | 2003-06-27 | 2006-10-25 | 가시오게산키 가부시키가이샤 | 표시장치 |
| US7420322B2 (en) * | 2003-06-27 | 2008-09-02 | Casio Computer Co., Ltd. | Display device including a flat panel display panel |
| JP4525007B2 (ja) * | 2003-06-27 | 2010-08-18 | カシオ計算機株式会社 | 表示装置 |
| EP2480930A4 (en) * | 2009-09-23 | 2016-09-28 | Peter Dobrich | ENHANCED SCREEN |
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