JP2803899B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2803899B2 JP2803899B2 JP2220034A JP22003490A JP2803899B2 JP 2803899 B2 JP2803899 B2 JP 2803899B2 JP 2220034 A JP2220034 A JP 2220034A JP 22003490 A JP22003490 A JP 22003490A JP 2803899 B2 JP2803899 B2 JP 2803899B2
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- crystal display
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- crystal panel
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、リニアフレネルプリズム板を用いたエッ
ジライト方式の照明装置をバックライトとして用いた液
晶表示装置に関するものである。
ジライト方式の照明装置をバックライトとして用いた液
晶表示装置に関するものである。
［従来の技術］ 液晶表示装置は自ら発光することがない受動形表示装
置であり、光の透過率あるいは反射率を制御することに
より自然光等の照明光あるいは内部に設けたバックライ
トの照明光を変調し、パターン表示を行う。特に、カラ
ーフィルムを用いた液晶表示装置の場合には光量が減少
するため、表示を見易くする目的でバックライトを付設
することが必須の要件となっている。さらにポータブル
テレビやラップトップパソコンの用途として、高輝度，
薄形の液晶表示装置を実現するために、高性能の照明装
置の開発が望まれている。この場合に、バックライトと
しての装置の奥行を小さくできるエッジライト方式が提
案されている。
置であり、光の透過率あるいは反射率を制御することに
より自然光等の照明光あるいは内部に設けたバックライ
トの照明光を変調し、パターン表示を行う。特に、カラ
ーフィルムを用いた液晶表示装置の場合には光量が減少
するため、表示を見易くする目的でバックライトを付設
することが必須の要件となっている。さらにポータブル
テレビやラップトップパソコンの用途として、高輝度，
薄形の液晶表示装置を実現するために、高性能の照明装
置の開発が望まれている。この場合に、バックライトと
しての装置の奥行を小さくできるエッジライト方式が提
案されている。
第２図は例えば特願平01−259281号明細書に示された
従来のエッジライト方式のバックライトを用いた液晶表
示装置を示す側断面図であり、図において（１）は一定
のピッチの画素を有する液晶セル（２）とその液晶セル
（２）の上・下面に貼付られた偏光板（3a），（3b）と
からなる液晶パネル、（４）はその液晶パネル（１）の
裏面に貼付あるいは密着され、光の拡散を行う拡散シー
ト、（５）は拡散シート（４）間隙（８）をもって配置
され、一定のピッチで形成された入反射面（5a），（5
b）、および出射面（5c）からなるリニアフレネルプリ
ズム板、（６）はそのリニアフレネルプリズム板（５）
の下部に配置された導光板、（７）は導光板（６）の端
面に配置され、蛍光ランプ等の管状光源である。
従来のエッジライト方式のバックライトを用いた液晶表
示装置を示す側断面図であり、図において（１）は一定
のピッチの画素を有する液晶セル（２）とその液晶セル
（２）の上・下面に貼付られた偏光板（3a），（3b）と
からなる液晶パネル、（４）はその液晶パネル（１）の
裏面に貼付あるいは密着され、光の拡散を行う拡散シー
ト、（５）は拡散シート（４）間隙（８）をもって配置
され、一定のピッチで形成された入反射面（5a），（5
b）、および出射面（5c）からなるリニアフレネルプリ
ズム板、（６）はそのリニアフレネルプリズム板（５）
の下部に配置された導光板、（７）は導光板（６）の端
面に配置され、蛍光ランプ等の管状光源である。
従来の液晶表示装置は上記のように構成され、点灯装
置（図示せず）を起動することにより管状光源（７）か
ら発生した一定輝度の光は端面から導光板（６）内に入
射して集光され、リニアフレネルプリズム板（５）に出
射される。この出射光は一方ではリニアフレネルプリズ
ム板（５）の入反射面（5a）に入射した後入反射面（5
b）で反射され、他方では入反射面（5b）に入射した後
入反射面（5a）で反射され、出射面（5c）からほぼ垂直
に出射する。この光を拡散シート（４）で光拡散し、液
晶パネル（１）で変調してパターン表示を行う。
置（図示せず）を起動することにより管状光源（７）か
ら発生した一定輝度の光は端面から導光板（６）内に入
射して集光され、リニアフレネルプリズム板（５）に出
射される。この出射光は一方ではリニアフレネルプリズ
ム板（５）の入反射面（5a）に入射した後入反射面（5
b）で反射され、他方では入反射面（5b）に入射した後
入反射面（5a）で反射され、出射面（5c）からほぼ垂直
に出射する。この光を拡散シート（４）で光拡散し、液
晶パネル（１）で変調してパターン表示を行う。
［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来の液晶表示装置では、薄形化の要求
が強く、バックライトの薄形化が必要となり、結果とし
て管状光源（７）を狭いスペースに閉じこめる構成とな
り、管状光源（７）から発生した熱が放熱しにくく、液
晶パネル（１）および拡散シート（４）付近の温度が上
昇してしまう。この温度の上昇に伴って、第３図に示す
ように拡散シート（４）が液晶パネル（１）からモアレ
縞を軽減するために設けられた間隙（８）側に解離し、
モアレ縞を発現し、画質の低下を招くという問題点があ
つた。
が強く、バックライトの薄形化が必要となり、結果とし
て管状光源（７）を狭いスペースに閉じこめる構成とな
り、管状光源（７）から発生した熱が放熱しにくく、液
晶パネル（１）および拡散シート（４）付近の温度が上
昇してしまう。この温度の上昇に伴って、第３図に示す
ように拡散シート（４）が液晶パネル（１）からモアレ
縞を軽減するために設けられた間隙（８）側に解離し、
モアレ縞を発現し、画質の低下を招くという問題点があ
つた。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされた
もので、光源点灯時に発生する熱によって誘発される拡
散シートの液晶パネルからの解離を防止し、表示特性の
劣化を防止することのできる液晶表示装置を得ることを
目的とする。
もので、光源点灯時に発生する熱によって誘発される拡
散シートの液晶パネルからの解離を防止し、表示特性の
劣化を防止することのできる液晶表示装置を得ることを
目的とする。
［課題を解決するための手段］ この発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルの裏面に
設けられた拡散シートとリニアフレネルプリズム板との
間隙に透明板を挿入したものである。
設けられた拡散シートとリニアフレネルプリズム板との
間隙に透明板を挿入したものである。
［作 用］ この発明においては、拡散シートとリニアフレネルプ
リズム板との間隙に挿入された透明板が、拡散シートを
支持しているので、バックライトの昇温による液晶パネ
ルからの拡散シートの解離を防止する。
リズム板との間隙に挿入された透明板が、拡散シートを
支持しているので、バックライトの昇温による液晶パネ
ルからの拡散シートの解離を防止する。
［実施例］ 以下、この発明の実施例を図について説明する。
第１図はこの発明の一実施例を示す断面図であって、
第１図に示す従来の液晶表示装置と同一または相当部分
は同一符号を付し、その説明を省略する。
第１図に示す従来の液晶表示装置と同一または相当部分
は同一符号を付し、その説明を省略する。
図において、（９）はアクリル，ポリカーボネートな
どの透明板であり、拡散シート（４）とリニアフレネル
プリズム板（５）との間隙（８）に挿入されている。
どの透明板であり、拡散シート（４）とリニアフレネル
プリズム板（５）との間隙（８）に挿入されている。
このように構成されている液晶表示装置では、管状光
源（７）が点灯装置（図示せず）の電圧印加によって所
定の輝度をもつ光を発生し、その光が導光板（６）、リ
ニアフレネルプリズム板（５）、透明板（９）を通過
し、拡散シート（４）で光拡散し、液晶パネル（１）で
変調してパターン表示する。
源（７）が点灯装置（図示せず）の電圧印加によって所
定の輝度をもつ光を発生し、その光が導光板（６）、リ
ニアフレネルプリズム板（５）、透明板（９）を通過
し、拡散シート（４）で光拡散し、液晶パネル（１）で
変調してパターン表示する。
ここで、管状光源（７）で発生した熱は、導光板
（６）、リニアフレネルプリズム板（５）、透明板
（９）、拡散シート（４）を介して液晶パネル（１）に
伝導され、拡散シート（４）の熱変形を招くが、透明板
（９）により液晶パネル（１）からの拡散シート（４）
の解離を防止している。
（６）、リニアフレネルプリズム板（５）、透明板
（９）、拡散シート（４）を介して液晶パネル（１）に
伝導され、拡散シート（４）の熱変形を招くが、透明板
（９）により液晶パネル（１）からの拡散シート（４）
の解離を防止している。
この実施例では、0.5〜5mm厚のアクリル板を透明板
（９）とし、リニアフレネルプリズム板（５）のプリズ
ムピッチを液晶パネル（１）の画素ピッチの２倍±40％
に設定し、管状光源（７）の点灯時に発生する熱によっ
て誘発される液晶表示特性の劣化が防止され、均一性の
優れた表示特性をもつ液晶表示装置が実現された。
（９）とし、リニアフレネルプリズム板（５）のプリズ
ムピッチを液晶パネル（１）の画素ピッチの２倍±40％
に設定し、管状光源（７）の点灯時に発生する熱によっ
て誘発される液晶表示特性の劣化が防止され、均一性の
優れた表示特性をもつ液晶表示装置が実現された。
［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば透明板を拡散シート
とリニアフレネルプリズム板との間隙に挿入したので、
バックライトの昇温で発生する液晶パネルからの拡散シ
ートの解離を防止でき、表示特性の劣化を防止でき、表
示特性の均一性が実現でき、経時的な特性劣化を防止で
きる液晶表示装置が得られる効果がある。
とリニアフレネルプリズム板との間隙に挿入したので、
バックライトの昇温で発生する液晶パネルからの拡散シ
ートの解離を防止でき、表示特性の劣化を防止でき、表
示特性の均一性が実現でき、経時的な特性劣化を防止で
きる液晶表示装置が得られる効果がある。
第１図はこの発明の一実施例による液晶表示装置を示す
側断面図、第２図および第３図は従来の液晶表示装置の
それぞれの使用態様を示す側断面図である。 図において、（１）は液晶パネル、（４）は拡散シー
ト、（５）はリニアフレネルプリズム板、（６）は導光
板、（７）は管状光源、（８）は間隙、（９）は透明板
である。 なお、各図面中同一符号は同一または相当部分を示す。
側断面図、第２図および第３図は従来の液晶表示装置の
それぞれの使用態様を示す側断面図である。 図において、（１）は液晶パネル、（４）は拡散シー
ト、（５）はリニアフレネルプリズム板、（６）は導光
板、（７）は管状光源、（８）は間隙、（９）は透明板
である。 なお、各図面中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷内 滋 兵庫県尼崎市塚口本町８丁目１番１号 三菱電機株式会社材料研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−158367（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−209479（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−86620（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−109786（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G02F 1/1335 G09F 9/00
Claims (1)
- 【請求項１】一定ピッチの画素を有する液晶パネルと、
その液晶パネルの裏面に設けられた拡散シートと、この
拡散シートと間隙をもって配置されると共に、一定のピ
ッチで入射面と反射面のパターンを有するリニアフレネ
ルプリズム板と、このリニアフレネルプリズム板の裏面
に設けられ端面に光源を配置した導光板とを備えた液晶
表示装置において、 前記間隙に前記拡散シートを支持する透明板を挿入した
ことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2220034A JP2803899B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2220034A JP2803899B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04104125A JPH04104125A (ja) | 1992-04-06 |
| JP2803899B2 true JP2803899B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=16744890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2220034A Expired - Lifetime JP2803899B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2803899B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2842739B2 (ja) * | 1992-09-14 | 1999-01-06 | 富士通株式会社 | 面光源ユニット及び液晶表示装置 |
| KR100843287B1 (ko) * | 2006-07-24 | 2008-07-03 | 주식회사 영실업 | 광제어용 구조체 및 이를 이용한 면광원 장치 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58109786U (ja) * | 1982-01-20 | 1983-07-26 | カルソニックカンセイ株式会社 | 表示パネルの照明装置 |
| JPS61158367A (ja) * | 1984-12-29 | 1986-07-18 | シャープ株式会社 | 照明装置 |
| JPH01209479A (ja) * | 1988-02-17 | 1989-08-23 | Tama Denki Kogyo Kk | 背面照光装置 |
| JPH0486620A (ja) * | 1990-07-27 | 1992-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | 液晶表示装置 |
-
1990
- 1990-08-23 JP JP2220034A patent/JP2803899B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04104125A (ja) | 1992-04-06 |
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Legal Events
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