JPH0694616A - 光電式分離型煙感知器 - Google Patents
光電式分離型煙感知器Info
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- JPH0694616A JPH0694616A JP24149092A JP24149092A JPH0694616A JP H0694616 A JPH0694616 A JP H0694616A JP 24149092 A JP24149092 A JP 24149092A JP 24149092 A JP24149092 A JP 24149092A JP H0694616 A JPH0694616 A JP H0694616A
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Abstract
光器の各光軸を調整する。 【構成】 投光器10aと受光器20aの各発光素子1
5、25は、通常の監視時には所定の周期で点滅し、所
定濃度以上の煙を感知した場合に継続して点灯するよう
に制御され、また、疑似煙によりこの煙感知器を発報さ
せて点滅または点灯し、発光素子15、25の各光が分
光器16、26により下方に反射される。設置時やメイ
ンテナンス時には、サービスマンが暗所において投光器
10aの方向から受光器20a側の分光器26を透過し
た発光素子25の光を目視で確認することにより受光器
20aの光軸が合っているか否かを確認し、同様に受光
器20aの方向から投光器10a側の分光器16を透過
した発光素子15の光を目視で確認することにより投光
器10aの光軸が合っているか否かを確認する。
Description
して配置し、その間の煙による光の減衰を検出して火災
を感知する光電式分離型煙感知器に関する。
と受光器の光軸が一致していなければ正常に動作しない
ので、例えば実開昭61−201195号公報に示すよ
うに光軸を調整するための各種提案が成されている。図
7は従来の光電式分離型煙感知器を示し、投光器10と
受光器20にはそれぞれ、煙感知用の発光素子11およ
びレンズ12と、受光素子21およびレンズ22が設け
られ、発光素子11と受光素子21は、例えば近赤外領
域で煙を検知する。
11の背後に光軸調整用の可視光領域の発光素子13が
同軸に固定され、また、受光器20にも同様に、受光素
子21の背後に光軸調整用の発光素子23が同軸に固定
されている。したがって、サービスマンは、暗所におい
て投光器10の方向から受光器20側のレンズ22を回
り込んだ発光素子23の光を目視で確認することにより
受光器20の光軸が合っているか否かを確認することが
でき、また、受光器20の方向から投光器10側のレン
ズ12を回り込んだ発光素子13の光を目視で確認する
ことにより投光器10の光軸が合っているか否かを確認
することができる。
軸調整用の発光素子13、33がそれぞれ投光器10と
受光器20に対して着脱自在であり、設置時やメインテ
ナンス時に投光器10の発光素子11と受光器20の受
光素子21の各光軸に平行になるように取り付けられ
る。なお、投光器10と受光器20にそれぞれ取り付け
られている可視光領域の発光素子14、24は下方に向
かって、図示省略の火災受信機により例えば通常の監視
時には所定の周期で点滅し、所定濃度以上の煙を感知し
た場合に継続して点灯したり、所定濃度以上の煙を感知
した場合にのみ点滅または点灯するように制御される。
また、疑似煙によりこの煙感知器を発報させて発光素子
14、24を点滅または点灯させることにより、この煙
感知器が正常か否かが点検される。
来の煙感知器では、光軸調整用の発光素子13、23が
感知器の設置時やメインテナンス時のみに使用され、通
常の監視時や発報時には用いられないにもかかわらず、
回路設計時や機構設計時に考慮しなければならないの
で、高価となるという問題点がある。
数を減少した安価な構成で投光器と受光器の各光軸を調
整することができる光電式分離型煙感知器を提供するこ
とを目的とする。
するために、投光器と受光器を分離して配置し、その間
の煙による光の減衰を検出して火災を感知する光電式分
離型煙感知器において、前記投光器と受光器の各光軸に
それぞれ一致するように光を出射する可視光の発光素子
を設けるとともに、前記発光素子の各光を透過するとと
もに下方に反射する光学部材を設け、前記発光素子を光
軸調整時と発報時にそれぞれ発光させることを特徴とす
る。
配置し、その間の煙による光の減衰を検出して火災を感
知する光電式分離型煙感知器において、前記投光器と受
光器の各光軸にそれぞれ一致するように光を出射する可
視光の発光素子を設けるとともに、開閉可能な扉と発報
時に前記扉が閉じた状態で前記発光素子の各光を下方に
反射する光学部材を設け、光軸調整時に前記扉が開いた
状態で前記発光素子を発光させることを特徴とする。
用と発報用を兼用しているので、部品点数を減少した安
価な構成で投光器と受光器の各光軸を調整することがで
きる。
する。図1は、本発明に係る光電式分離型煙感知器の一
実施例を示す概略構成図であり、従来例において説明し
た構成部材と同一のものには同一の参照符号を付す。図
1において、投光器10aと受光器20aにはそれぞ
れ、煙感知用の発光素子11およびレンズ12と、受光
素子21およびレンズ22が設けられ、発光素子11と
受光素子21は、例えば近赤外領域で煙を検知する。そ
して、投光器10aと受光器20aにはさらに、光軸調
整と発報表示(および通常監視表示)を兼用した可視光
領域の発光素子15、25がそれぞれ煙感知用の発光素
子11、受光素子21の各光軸と平行に取り付けられて
いる。
れ、図2に詳しく示すように発光素子15、25の出射
光をそのまま透過して受光器20a、投光器10aの方
向に向かわせるともに、発光素子15、25の出射光を
直角に反射して下方に向かわせるための分光器16、2
6が配置され、この分光器16、26は共に、側面断面
が台形になるように例えばポリカーボネート樹脂やアク
リル樹脂で形成されている。
詳細に説明すると、面ADと面DCおよび面DCと面B
Cは共に直角に形成され、発光素子15、25は、分光
器16、26の面AD側に配置される。そして、面AD
と面ABの角度は、発光素子15、25の光の入射角度
と分光器16、26自体の臨界角度に一致して発光素子
15、25の光が面DCの方向すなわち下方に向かって
反射するように形成されている(スネルの法則)。
受光器20aは、天井等において所定の距離をおいて水
平に設置され、その間の煙による光の減衰を検出して火
災を感知する。この場合、発光素子15、25は、通常
の監視時には所定の周期で点滅し(通常監視表示)、所
定濃度以上の煙を感知した場合に継続して点灯したり
(発報表示)、所定濃度以上の煙を感知した場合にのみ
点滅または点灯するように制御され、また、疑似煙によ
りこの煙感知器を発報させて点滅または点灯するが、発
光素子15、25の各光が分光器16、26により下方
に反射されるので、煙感知器が発報したこと確認するこ
とができ、また、正常か否かを点検することができる。
ービスマンが暗所において投光器10aの方向から受光
器20a側の分光器26を透過した発光素子25の光を
目視で確認することにより受光器20aの光軸が合って
いるか否かを確認することができ、同様に受光器20a
の方向から投光器10a側の分光器16を透過した発光
素子15の光を目視で確認することにより投光器10a
の光軸が合っているか否かを確認することができる。
子15、25が投光器10aと受光器20aの光軸調整
用と発報表示(および通常監視表示)用を兼用している
ので、部品点数を減少した安価な構成で投光器と受光器
の各光軸を調整することができる。なお、分光器16、
26は、図2に示すように側面断面が台形のものに限定
されず、例えば図3(a)に示すように側面断面が楔形
状のものや、図3(b)に示すように透過用の形状と反
射用の形状に分離して形成してもよい。
例を説明する。なお、図4〜図6は投光器10bのみを
示し、図示省略の受光器は上記煙感知用の受光素子21
およびレンズ22を除いて同一の構成である。この投光
器10b(および受光器)には水平面と垂直面の間にお
いて90度で開閉可能な扉17が設けられ、この扉17
には光軸調整用と発報表示(および通常監視表示)用を
兼用した発光素子15に対応するように反射部材18が
取り付けられている。
うに側面断面が略直角二等辺三角形になるように例えば
ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂で形成され、その
反射面にはアルミニウムが蒸着されて扉17が閉じた場
合に発光素子15の光を全反射するように構成されてい
る。したがって、設置時やメインテナンス時には、図4
に示すように扉17を開くことにより受光器の方向から
投光器10b側の発光素子15の光を目視で確認するこ
とにより投光器10bの光軸が合っているか否かを確認
することができる。また、通常の監視時や発報時には図
5に示すように、扉17を閉じることにより下方から発
光素子15の光を目視で確認することができる。
と受光器を分離して配置し、その間の煙による光の減衰
を検出して火災を感知する光電式分離型煙感知器におい
て、前記投光器と受光器の各光軸にそれぞれ一致するよ
うに光を出射する可視光の発光素子を設けるとともに、
前記発光素子の各光を透過するとともに下方に反射する
光学部材を設け、前記発光素子を光軸調整時と発報時に
それぞれ発光させるので、発光素子を光軸調整用と発報
用を兼用することができ、したがって、部品点数を減少
した安価な構成で投光器と受光器の各光軸を調整するこ
とができる。
配置し、その間の煙による光の減衰を検出して火災を感
知する光電式分離型煙感知器において、前記投光器と受
光器の各光軸にそれぞれ一致するように光を出射する可
視光の発光素子を設けるとともに、開閉可能な扉と発報
時に前記扉が閉じた状態で前記発光素子の各光を下方に
反射する光学部材を設け、光軸調整時に前記扉が開いた
状態で前記発光素子を発光させるので、発光素子を光軸
調整用と発報用を兼用することができ、したがって、部
品点数を減少した安価な構成で投光器と受光器の各光軸
を調整することができる。
を示す概略構成図
概略構成図
概略構成図
成図
Claims (2)
- 【請求項1】投光器と受光器を分離して配置し、その間
の煙による光の減衰を検出して火災を感知する光電式分
離型煙感知器において、 前記投光器と受光器の各光軸にそれぞれ一致するように
光を出射する可視光の発光素子を設けるとともに、前記
発光素子の各光を透過するとともに下方に反射する光学
部材を設け、前記発光素子を光軸調整時と発報時にそれ
ぞれ発光させることを特徴とする光電式分離型煙感知
器。 - 【請求項2】投光器と受光器を分離して配置し、その間
の煙による光の減衰を検出して火災を感知する光電式分
離型煙感知器において、 前記投光器と受光器の各光軸にそれぞれ一致するように
光を出射する可視光の発光素子を設けるとともに、開閉
可能な扉と発報時に前記扉が閉じた状態で前記発光素子
の各光を下方に反射する光学部材を設け、光軸調整時に
前記扉が開いた状態で前記発光素子を発光させることを
特徴とする光電式分離型煙感知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24149092A JP2702043B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 光電式分離型煙感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24149092A JP2702043B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 光電式分離型煙感知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0694616A true JPH0694616A (ja) | 1994-04-08 |
JP2702043B2 JP2702043B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=17075100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24149092A Expired - Fee Related JP2702043B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 光電式分離型煙感知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2702043B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0829343A (ja) * | 1994-07-12 | 1996-02-02 | Takuwa:Kk | 路面状況の測定方法およびその装置 |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP24149092A patent/JP2702043B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0829343A (ja) * | 1994-07-12 | 1996-02-02 | Takuwa:Kk | 路面状況の測定方法およびその装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2702043B2 (ja) | 1998-01-21 |
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