JP2000040189A - 炎検知器 - Google Patents
炎検知器Info
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- JP2000040189A JP2000040189A JP10208989A JP20898998A JP2000040189A JP 2000040189 A JP2000040189 A JP 2000040189A JP 10208989 A JP10208989 A JP 10208989A JP 20898998 A JP20898998 A JP 20898998A JP 2000040189 A JP2000040189 A JP 2000040189A
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- Japan
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- infrared
- flame
- point
- wavelengths
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- Pending
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- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 検知確率が良くなって誤動作が少なくなり、
信頼性が高くなる炎検知器を得る。 【解決手段】 赤外線の3つの波長にそれぞれ対応させ
た3個の赤外線センサー1a〜1cを三角形の3角の位
置に近接して配置してなる。
信頼性が高くなる炎検知器を得る。 【解決手段】 赤外線の3つの波長にそれぞれ対応させ
た3個の赤外線センサー1a〜1cを三角形の3角の位
置に近接して配置してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、赤外線式炎検知
器に関するものである。
器に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の炎検知
器は、炎の検知が十分に行われないので、検知確率が悪
く誤動作して信頼性の低いものが殆どであり、さらには
赤外線センサーなど全システムの機能チェックは別途の
チェック器により行うというものが殆どであった。
器は、炎の検知が十分に行われないので、検知確率が悪
く誤動作して信頼性の低いものが殆どであり、さらには
赤外線センサーなど全システムの機能チェックは別途の
チェック器により行うというものが殆どであった。
【0003】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る炎
検知器は、3個の赤外線センサーを三角形の3角位置に
近接して配置しておくと、3個の赤外線センサーが1個
の赤外線センサーと同じ動作をすることになるので、誤
動作が少なくなって信頼性が高くなる。
検知器は、3個の赤外線センサーを三角形の3角位置に
近接して配置しておくと、3個の赤外線センサーが1個
の赤外線センサーと同じ動作をすることになるので、誤
動作が少なくなって信頼性が高くなる。
【0004】請求項2の発明に係る炎検知器は、三角形
状に配置した3個の赤外線センサーにおいて、それぞれ
2個の赤外線センサーで構成する一辺の長さの中心に対
し直角交差する線上に配置した2個の炎検知器チェック
用赤外線放出ランプと、このランプからの赤外線を反射
して前記赤外線センサーに受光させるチェック用赤外線
反射板とを備えたので、検知器の全系統の自動による機
能チェックができる。
状に配置した3個の赤外線センサーにおいて、それぞれ
2個の赤外線センサーで構成する一辺の長さの中心に対
し直角交差する線上に配置した2個の炎検知器チェック
用赤外線放出ランプと、このランプからの赤外線を反射
して前記赤外線センサーに受光させるチェック用赤外線
反射板とを備えたので、検知器の全系統の自動による機
能チェックができる。
【0005】
【発明の実施の形態】実施の形態1.請求項1の発明の
一実施の形態を図1,図2について説明する。図1は炎
から放射されるエネルギーの相対分光スペクトルを示す
図、図2は赤外線センサーの配置図である。各図におい
て、a点(3.9μm)を赤外線センサー1aに対応さ
せ,b点(4.4μm)を赤外線センサー1bに対応さ
せ,c点(5.1μm)を赤外線センサー1cに対応さ
せることにより、それぞれの赤外線波長を固有に検知す
るようにし、さらに三角形の3角上に配置することによ
ってほぼ均一に赤外線を受光させるようにし、炎のCO
2共鳴放射を最大限有効にとらえるとb点とa点,c点
との出力比較が大きい(図1のたて軸のこと)ので、炎
をとらえる検知確率が良くなって誤動作が少なくなり、
信頼性が高くなる。
一実施の形態を図1,図2について説明する。図1は炎
から放射されるエネルギーの相対分光スペクトルを示す
図、図2は赤外線センサーの配置図である。各図におい
て、a点(3.9μm)を赤外線センサー1aに対応さ
せ,b点(4.4μm)を赤外線センサー1bに対応さ
せ,c点(5.1μm)を赤外線センサー1cに対応さ
せることにより、それぞれの赤外線波長を固有に検知す
るようにし、さらに三角形の3角上に配置することによ
ってほぼ均一に赤外線を受光させるようにし、炎のCO
2共鳴放射を最大限有効にとらえるとb点とa点,c点
との出力比較が大きい(図1のたて軸のこと)ので、炎
をとらえる検知確率が良くなって誤動作が少なくなり、
信頼性が高くなる。
【0006】実施の形態2.上記実施の形態1の構成を
図3,図4に基づいて詳細に説明する。図3は正面外観
図、図4は図3の縦断側面図である。各図において、1
a,1b,1cは赤外線の3波長をとらえる3個の赤外
線センサー、2はセンサー取付基板、3はセンサー取付
基板2上のセンサーマウンター、4はセンサー取付基板
2に2個取り付けた増幅用IC、5は作動確認LED、
6a,6bは2個の赤外線放出ランプ、7は本体ケー
ス、8はサファイア窓、9は赤外線放出ランプ6a,6
bからの赤外線を反射して赤外線センサー1a〜1cに
受光させる反射面9aを有する(環状)反射板で、サフ
ァイア窓8の外側に設けてある。
図3,図4に基づいて詳細に説明する。図3は正面外観
図、図4は図3の縦断側面図である。各図において、1
a,1b,1cは赤外線の3波長をとらえる3個の赤外
線センサー、2はセンサー取付基板、3はセンサー取付
基板2上のセンサーマウンター、4はセンサー取付基板
2に2個取り付けた増幅用IC、5は作動確認LED、
6a,6bは2個の赤外線放出ランプ、7は本体ケー
ス、8はサファイア窓、9は赤外線放出ランプ6a,6
bからの赤外線を反射して赤外線センサー1a〜1cに
受光させる反射面9aを有する(環状)反射板で、サフ
ァイア窓8の外側に設けてある。
【0007】実施の形態3.請求項2の発明の一実施の
形態を図3〜図6について説明する。図5に示すように
2個の赤外線放出ランプ6a,6bを、それぞれ2個の
赤外線センサー1aと1b,1bと1cとで構成する一
辺の長さの中心に対し直角交差する線上に配置した2個
の炎検知器チェック用赤外線放出ランプ6a,6bから
の赤外線が反射面9aにより反射されて赤外線センサー
1a〜1cの受光窓に有効に入射するので、これにより
サファイア窓8の汚れ,赤外線センサー1a〜1cの検
知機能,および検知システム回路の全てを診断(自動に
よる機能チェック)することができる。
形態を図3〜図6について説明する。図5に示すように
2個の赤外線放出ランプ6a,6bを、それぞれ2個の
赤外線センサー1aと1b,1bと1cとで構成する一
辺の長さの中心に対し直角交差する線上に配置した2個
の炎検知器チェック用赤外線放出ランプ6a,6bから
の赤外線が反射面9aにより反射されて赤外線センサー
1a〜1cの受光窓に有効に入射するので、これにより
サファイア窓8の汚れ,赤外線センサー1a〜1cの検
知機能,および検知システム回路の全てを診断(自動に
よる機能チェック)することができる。
【0008】実施の形態4.上記各実施の形態において
赤外線センサーを図7に示すように構成する。図に示す
ようにバンドパスフイルター10を赤外線センサー1a
から分離して赤外線センサー1aの外付けとすると、赤
外線センサー1aが例え複数個あっても同じものが使え
ると共に、赤外線センサー1aとバンドパスフイルター
10とを別々に選べて別々に購入できる。なお、バンド
パスフイルター10の基材としては、サファイア又はシ
リコンを使用する。
赤外線センサーを図7に示すように構成する。図に示す
ようにバンドパスフイルター10を赤外線センサー1a
から分離して赤外線センサー1aの外付けとすると、赤
外線センサー1aが例え複数個あっても同じものが使え
ると共に、赤外線センサー1aとバンドパスフイルター
10とを別々に選べて別々に購入できる。なお、バンド
パスフイルター10の基材としては、サファイア又はシ
リコンを使用する。
【0009】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
赤外線の3つの波長にそれぞれ対応させた3個の赤外線
センサーを、三角形の3角の位置に近接して配置したの
で、赤外線の3波長により炎のCO2共鳴放射を最大限
有効にとらえることができ、検知確率が良くなって誤動
作が少なくなり、信頼性が高くなるという効果が得られ
る。
赤外線の3つの波長にそれぞれ対応させた3個の赤外線
センサーを、三角形の3角の位置に近接して配置したの
で、赤外線の3波長により炎のCO2共鳴放射を最大限
有効にとらえることができ、検知確率が良くなって誤動
作が少なくなり、信頼性が高くなるという効果が得られ
る。
【0010】請求項2の発明によれば請求項2の3個の
赤外線センサーのうちの2個の赤外線センサーで構成す
る一辺の長さの中心に対し直角交差する線上に配置した
2個の炎検知器チェック用赤外線放出ランプと、このラ
ンプからの赤外線を反射して前記赤外線センサーに受光
させるチェック用赤外線反射板とを備えたので、検知器
の全系統の自動による機能チェックができるという効果
が得られる。
赤外線センサーのうちの2個の赤外線センサーで構成す
る一辺の長さの中心に対し直角交差する線上に配置した
2個の炎検知器チェック用赤外線放出ランプと、このラ
ンプからの赤外線を反射して前記赤外線センサーに受光
させるチェック用赤外線反射板とを備えたので、検知器
の全系統の自動による機能チェックができるという効果
が得られる。
【図1】この発明の実施の形態1を示すものであって、
炎から放射されるエネルギーの相対分光スペクトルを示
す図である。
炎から放射されるエネルギーの相対分光スペクトルを示
す図である。
【図2】図1の赤外線センサーの配置図である。
【図3】この発明の実施の形態2を示すものであって、
器全体の正面外観図である。
器全体の正面外観図である。
【図4】図3の縦断側面図である。
【図5】この発明の実施の形態3を示すランプの配置図
である。
である。
【図6】図5における反射板の配置を示す概略側面図で
ある。
ある。
【図7】この発明の実施の形態4を示す赤外線センサー
の配置図である。
の配置図である。
1a 赤外線センサー 1b 赤外線センサー 1c 赤外線センサー 2 センサー取付基板 4 増幅用IC 6a 赤外線放出ランプ 6b 赤外線放出ランプ 7 本体ケース 8 サファイア窓 9 反射板 9a 反射面 10 バンドパスフイルター
Claims (2)
- 【請求項1】 赤外線の3つの波長により炎のCO2共
鳴放射を最大限有効にとらえるようにした炎検知器にお
いて、 赤外線の3つの波長にそれぞれ対応させた3個の赤外線
センサーを、三角形の3角の位置に近接して配置したこ
とを特徴とする炎検知器。 - 【請求項2】 請求項1の三角形状に配置した3個の赤
外線センサーにおいて、それぞれ2個の赤外線センサー
で構成する一辺の長さの中心に対し直角交差する線上に
配置した2個の炎検知器チェック用赤外線放出ランプ
と、このランプからの赤外線を反射して前記赤外線セン
サーに受光させるチェック用赤外線反射板とを備えたこ
とを特徴とする炎検知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10208989A JP2000040189A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 炎検知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10208989A JP2000040189A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 炎検知器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000040189A true JP2000040189A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=16565494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10208989A Pending JP2000040189A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 炎検知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000040189A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105928626A (zh) * | 2016-06-20 | 2016-09-07 | 苏州华徕光电仪器有限公司 | 一种热释红外传感器 |
CN106408843A (zh) * | 2016-10-09 | 2017-02-15 | 九江中船消防设备有限公司 | 一种具备自动校准功能的三波段红外火焰探测器 |
CN106908152A (zh) * | 2017-04-26 | 2017-06-30 | 福建天广消防有限公司 | 一体式红外火焰探测装置 |
JP2017162110A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 深田工業株式会社 | 炎検知器 |
JP2019012325A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 能美防災株式会社 | 炎感知器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6474696A (en) * | 1987-09-17 | 1989-03-20 | Nippon Mining Co | Method and device for fire alarm |
JPH03218422A (ja) * | 1989-11-20 | 1991-09-26 | Tokico Ltd | センサ |
JPH06325268A (ja) * | 1993-05-11 | 1994-11-25 | Nohmi Bosai Ltd | 輻射式火災感知器 |
-
1998
- 1998-07-24 JP JP10208989A patent/JP2000040189A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6474696A (en) * | 1987-09-17 | 1989-03-20 | Nippon Mining Co | Method and device for fire alarm |
JPH03218422A (ja) * | 1989-11-20 | 1991-09-26 | Tokico Ltd | センサ |
JPH06325268A (ja) * | 1993-05-11 | 1994-11-25 | Nohmi Bosai Ltd | 輻射式火災感知器 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017162110A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 深田工業株式会社 | 炎検知器 |
CN105928626A (zh) * | 2016-06-20 | 2016-09-07 | 苏州华徕光电仪器有限公司 | 一种热释红外传感器 |
CN106408843A (zh) * | 2016-10-09 | 2017-02-15 | 九江中船消防设备有限公司 | 一种具备自动校准功能的三波段红外火焰探测器 |
CN106908152A (zh) * | 2017-04-26 | 2017-06-30 | 福建天广消防有限公司 | 一体式红外火焰探测装置 |
JP2019012325A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 能美防災株式会社 | 炎感知器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050712 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060829 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070116 |