JPH0694576B2 - 熱間圧延鋼板の平担度形状不良防止冷却方法 - Google Patents
熱間圧延鋼板の平担度形状不良防止冷却方法Info
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- JPH0694576B2 JPH0694576B2 JP60251550A JP25155085A JPH0694576B2 JP H0694576 B2 JPH0694576 B2 JP H0694576B2 JP 60251550 A JP60251550 A JP 60251550A JP 25155085 A JP25155085 A JP 25155085A JP H0694576 B2 JPH0694576 B2 JP H0694576B2
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- steel sheet
- steel plate
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- C21D9/52—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
- C21D9/54—Furnaces for treating strips or wire
- C21D9/56—Continuous furnaces for strip or wire
- C21D9/573—Continuous furnaces for strip or wire with cooling
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱間圧延鋼板の平担度形状不良防止冷却方法
に関する。
に関する。
〔従来の技術〕 熱間圧延鋼板の制御冷却において、鋼板の幅方向に沿っ
た温度分布が不均一となることに起因して、常温域まで
鋼板が冷却されたときに波，反り等の形状不良が発生す
る。
た温度分布が不均一となることに起因して、常温域まで
鋼板が冷却されたときに波，反り等の形状不良が発生す
る。
このような形状不良の発生を防止するものとして、特開
昭57−165114号公報では、冷却水の注水を鋼板の側端隣
接区域において遮断し、鋼板幅方向の側端隣接部が幅方
向中央部に比べ過冷却となることを防止する方法を提案
している。
昭57−165114号公報では、冷却水の注水を鋼板の側端隣
接区域において遮断し、鋼板幅方向の側端隣接部が幅方
向中央部に比べ過冷却となることを防止する方法を提案
している。
また、特開昭60−87914号公報では、幅方向に沿った冷
却水の注水量を制御することが可能なことを前提とし
て、制御方法を具体的に提案している。
却水の注水量を制御することが可能なことを前提とし
て、制御方法を具体的に提案している。
すなわち、水冷開始前に鋼板温度を実測し、水冷終了時
における鋼板の幅方向温度差を許容値内とする幅方向注
水量設定条件を定めると共に、水冷終了時の温度実測値
に基づき次回の被冷却材の幅方向注水量を修正する方法
である。
における鋼板の幅方向温度差を許容値内とする幅方向注
水量設定条件を定めると共に、水冷終了時の温度実測値
に基づき次回の被冷却材の幅方向注水量を修正する方法
である。
以上の従来技術に改善を加えるものとして、本願出願人
は、先に特願昭59−28666号を提案した。この提案され
た方法は、冷却過程におけるAr3変態時に鋼板の線膨張
係数，比熱等の物性値が急激に変化し、Ar3変態の進行
が鋼板幅方向部位によって異なる場合には、鋼板に内部
応力または塑性歪が生じ、常温状態の鋼板に波，反り等
の形状不良が発生することに着目して案出されたもので
あり、端部でのAr3変態が鋼板中央部のそれに比較して
同時又は遅れて進行するように、冷却過程での幅方向注
水量制御を行なうものである。
は、先に特願昭59−28666号を提案した。この提案され
た方法は、冷却過程におけるAr3変態時に鋼板の線膨張
係数，比熱等の物性値が急激に変化し、Ar3変態の進行
が鋼板幅方向部位によって異なる場合には、鋼板に内部
応力または塑性歪が生じ、常温状態の鋼板に波，反り等
の形状不良が発生することに着目して案出されたもので
あり、端部でのAr3変態が鋼板中央部のそれに比較して
同時又は遅れて進行するように、冷却過程での幅方向注
水量制御を行なうものである。
前掲の特開昭60−87914号公報は、水冷終了時に鋼板の
幅方向温度差を許容値内とするように幅方向注水量を制
御するものである。しかし、本発明者等は、単に水冷終
了時の幅方向温度分布が均一であっても鋼板に波，反り
等の形状不良が発生する場合があることを知見した。
幅方向温度差を許容値内とするように幅方向注水量を制
御するものである。しかし、本発明者等は、単に水冷終
了時の幅方向温度分布が均一であっても鋼板に波，反り
等の形状不良が発生する場合があることを知見した。
特願昭59−28666号は、鋼板の幅方向側端部でのAr3変態
の進行を中央部でのAr3変態の進行よりも同時または遅
らすように、幅方向注水量を制御するという方法であ
る。
の進行を中央部でのAr3変態の進行よりも同時または遅
らすように、幅方向注水量を制御するという方法であ
る。
本発明は、水冷途中の板幅方向温度分布の制御が必要で
あるとの認識においては特願昭59−28666号と同様であ
るが、水冷途中の温度を実測し、水冷途中で幅方向注水
量を直接制御することによって、鋼板の形状不良発生防
止効果を更に高める冷却方法を提供するものである。
あるとの認識においては特願昭59−28666号と同様であ
るが、水冷途中の温度を実測し、水冷途中で幅方向注水
量を直接制御することによって、鋼板の形状不良発生防
止効果を更に高める冷却方法を提供するものである。
本発明は、前述の問題点を解決するため、熱間圧延され
た鋼板を該鋼板の長手方向に移送しながら、上下に配置
したノズルから前記鋼板に冷却水を供給して冷却する方
法において、冷却装置長手方向で冷却水幅方向注水量が
制御可能な長さ単位を冷却ゾーンとする複数の冷却ゾー
ン毎に各冷却ゾーン入側で鋼板の該長さ単位にその幅方
向温度差を検出し、検出した温度差に基づいて当該冷却
ゾーンの単位長さに対する上下注水量比を修正制御する
ことを手段としている。
た鋼板を該鋼板の長手方向に移送しながら、上下に配置
したノズルから前記鋼板に冷却水を供給して冷却する方
法において、冷却装置長手方向で冷却水幅方向注水量が
制御可能な長さ単位を冷却ゾーンとする複数の冷却ゾー
ン毎に各冷却ゾーン入側で鋼板の該長さ単位にその幅方
向温度差を検出し、検出した温度差に基づいて当該冷却
ゾーンの単位長さに対する上下注水量比を修正制御する
ことを手段としている。
本発明において、たとえば冷却ゾーンが冷却装置長手方
向に沿ってＮ個に分割されているとする。このとき、冷
却される鋼板の各単位長さは、その幅方向温度差が全水
冷過程でＮ回検出されることになる。そして、第１番か
ら第Ｎ番の冷却ゾーンにおける幅方向注水量は、各冷却
ゾーン入側温度計による幅方向温度差実測結果に基づ
き、各冷却ゾーン出側で鋼板幅方向温度差が零となるよ
うに、表１に幅方向注水量制御量として示すように、特
に温度降下の著しい鋼板幅方向最側端部からの無注水領
域長さを増減制御される。同表における幅方向注水量制
御量は注水量を零とする鋼板幅方向最側端部からの領域
長さ（mm）として示している。
向に沿ってＮ個に分割されているとする。このとき、冷
却される鋼板の各単位長さは、その幅方向温度差が全水
冷過程でＮ回検出されることになる。そして、第１番か
ら第Ｎ番の冷却ゾーンにおける幅方向注水量は、各冷却
ゾーン入側温度計による幅方向温度差実測結果に基づ
き、各冷却ゾーン出側で鋼板幅方向温度差が零となるよ
うに、表１に幅方向注水量制御量として示すように、特
に温度降下の著しい鋼板幅方向最側端部からの無注水領
域長さを増減制御される。同表における幅方向注水量制
御量は注水量を零とする鋼板幅方向最側端部からの領域
長さ（mm）として示している。
たとえば、指定された冷却条件が水冷開始温度750℃、
水冷終了温度450℃で水冷による温度降下量が750−450
＝300℃の場合は、本発明による１冷却ゾーン当たりの
温度降下量は、概略（300/N）℃となる。ここで仮に、
Ｎ＝10とすれば、１冷却ゾーン当たりの温度降下量は30
℃となる。この１冷却ゾーン当たりの温度降下量は、Ｎ
を増すことにより更に小さくすることができる。１冷却
ゾーンにおける温度降下量が小さければ小さい程、１冷
却ゾーンで発生する幅方向温度差は小さくなる。
水冷終了温度450℃で水冷による温度降下量が750−450
＝300℃の場合は、本発明による１冷却ゾーン当たりの
温度降下量は、概略（300/N）℃となる。ここで仮に、
Ｎ＝10とすれば、１冷却ゾーン当たりの温度降下量は30
℃となる。この１冷却ゾーン当たりの温度降下量は、Ｎ
を増すことにより更に小さくすることができる。１冷却
ゾーンにおける温度降下量が小さければ小さい程、１冷
却ゾーンで発生する幅方向温度差は小さくなる。
本発明においては、各冷却ゾーン毎にその入側で鋼板単
位長さ毎に、その幅方向温度差を検出して、幅方向温度
差が大きくならないうちに当該冷却ゾーン内で温度差を
無くす方向の修正が行われる。したがって、結果的に全
水冷過程の幅方向温度差を無くすことができる。また、
本発明は、前述のように、鋼板一枚毎に全水冷過程の鋼
板幅方向温度差を水冷過程で直接制御するため、冷却材
処理ロットの一本目から鋼板に形状不良が発生すること
を防止できる。
位長さ毎に、その幅方向温度差を検出して、幅方向温度
差が大きくならないうちに当該冷却ゾーン内で温度差を
無くす方向の修正が行われる。したがって、結果的に全
水冷過程の幅方向温度差を無くすことができる。また、
本発明は、前述のように、鋼板一枚毎に全水冷過程の鋼
板幅方向温度差を水冷過程で直接制御するため、冷却材
処理ロットの一本目から鋼板に形状不良が発生すること
を防止できる。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図は、本発明の実施例における装置全体の構成を示
す図である。第１図において、１は厚鋼板の仕上圧延
機,2は熱間矯正機,3は測長ロール,4は鋼板位置検出セン
サ,5は冷却装置,61〜612は上下注水ヘッダ,71〜713は温
度計である。本実施例では、上下注水ヘッダ１本毎の鋼
板幅方向注水量の制御は、鋼板幅方向の最側端部からの
無注水領域長さの増減により行っており、注水ヘッダの
設置間隔は1mとなっている。冷却される鋼板は、符号Ｐ
でしめされており、矢印方向に移送される。
す図である。第１図において、１は厚鋼板の仕上圧延
機,2は熱間矯正機,3は測長ロール,4は鋼板位置検出セン
サ,5は冷却装置,61〜612は上下注水ヘッダ,71〜713は温
度計である。本実施例では、上下注水ヘッダ１本毎の鋼
板幅方向注水量の制御は、鋼板幅方向の最側端部からの
無注水領域長さの増減により行っており、注水ヘッダの
設置間隔は1mとなっている。冷却される鋼板は、符号Ｐ
でしめされており、矢印方向に移送される。
第２図は、本実施例において冷却される鋼板の冷却状態
を鋼板の単位長さに分割して考察したことを示す図であ
る。
を鋼板の単位長さに分割して考察したことを示す図であ
る。
第１図で示した各温度計71〜713は、光ファイバーを応
用した放射温度計である。本実施例では、各温度計71〜
713を、その一対の受光端が鋼板Ｐの上下面に対峙する
ように、板幅方向中央部および側端部に設置している。
用した放射温度計である。本実施例では、各温度計71〜
713を、その一対の受光端が鋼板Ｐの上下面に対峙する
ように、板幅方向中央部および側端部に設置している。
８は、上位演算器であり、鋼種，圧延条件，鋼板寸法，
冷却条件等を演算器９に与える。この演算器９は、鋼板
幅方向注水量の初期設定条件を定めるものである。
冷却条件等を演算器９に与える。この演算器９は、鋼板
幅方向注水量の初期設定条件を定めるものである。
第２図におけるｌは、鋼板の単位長さであり、各冷却ゾ
ーンの長さ及び各温度計の長手方向設置間隔のいずれと
も等しいものとしている。
ーンの長さ及び各温度計の長手方向設置間隔のいずれと
も等しいものとしている。
演算器９における鋼板幅方向注水量初期設定条件の設定
は、公知の方式により全冷却過程で鋼板幅方向温度差が
零となることを目標として各冷却ゾーン毎に行われてい
る。
は、公知の方式により全冷却過程で鋼板幅方向温度差が
零となることを目標として各冷却ゾーン毎に行われてい
る。
10は、各温度計71〜713により検出した鋼板幅方向中央
部及び側端部の温度を鋼板単位長各ブロックの所定長さ
分の温度を平均処理したうえで、幅方向温度差を算出す
る演算器である。11は、各冷却ゾーン入側の温度計によ
り検出された幅方向温度差に基づき、各冷却ゾーン出側
で各鋼板単位長の幅方向温度差が零となるための鋼板幅
方向注水量修正値を算出する演算器である。
部及び側端部の温度を鋼板単位長各ブロックの所定長さ
分の温度を平均処理したうえで、幅方向温度差を算出す
る演算器である。11は、各冷却ゾーン入側の温度計によ
り検出された幅方向温度差に基づき、各冷却ゾーン出側
で各鋼板単位長の幅方向温度差が零となるための鋼板幅
方向注水量修正値を算出する演算器である。
熱間圧延が完了した鋼板は、第１ブロックから順に冷却
装置５内に進入し冷却されていく。鋼板の第１ブロック
が冷却装置５内の最入側の注水ヘッダ61に進入する直前
の時点では、鋼板の第１ブロックに関しその所定長さ分
の幅方向温度差が温度計71によってすでに測定されてい
る。温度計71により検出された幅方向温度差に基づき、
注水ヘッダ61の鋼板幅方向注水量が修正される。この鋼
板幅方向注水量に関する修正量の算出は、注水ヘッダ61
による冷却が完了する時点で鋼板の第１ブロックの幅方
向温度差が零となることを目標として、公知の演算方式
を用い演算器11によって行われる。
装置５内に進入し冷却されていく。鋼板の第１ブロック
が冷却装置５内の最入側の注水ヘッダ61に進入する直前
の時点では、鋼板の第１ブロックに関しその所定長さ分
の幅方向温度差が温度計71によってすでに測定されてい
る。温度計71により検出された幅方向温度差に基づき、
注水ヘッダ61の鋼板幅方向注水量が修正される。この鋼
板幅方向注水量に関する修正量の算出は、注水ヘッダ61
による冷却が完了する時点で鋼板の第１ブロックの幅方
向温度差が零となることを目標として、公知の演算方式
を用い演算器11によって行われる。
以下、同様に温度計72,73〜713により検出された鋼板第
１ブロックの幅方向温度差に基づいて注水ヘッダ62,63
〜612の鋼板幅方向注水量が順次修正される。
１ブロックの幅方向温度差に基づいて注水ヘッダ62,63
〜612の鋼板幅方向注水量が順次修正される。
鋼板第１ブロックに引き続いて冷却される第２〜第６ブ
ロックについても、同様の制御が行われる。
ロックについても、同様の制御が行われる。
各注水ヘッダの鋼板幅方向注水量の修正は、鋼板各ブロ
ックの先端が各注水ヘッダの位置に到着した時点で行わ
れる。そのタイミングの設定は、鋼板位置検出センサ４
及び測長ロール３を使用して行われる。
ックの先端が各注水ヘッダの位置に到着した時点で行わ
れる。そのタイミングの設定は、鋼板位置検出センサ４
及び測長ロール３を使用して行われる。
表Ｉは、本実施例における制御結果を従来法と比較した
ものである。
ものである。
本実施例の制御結果においては、各温度計71〜713によ
る鋼板幅方向温度差検出結果及び該幅方向温度差検出結
果に基づいて修正された各ゾーンの鋼板幅方向注水量に
基づく制御実績値として鋼板幅方向最側端からの無注水
領域長さ（mm）を示している。
る鋼板幅方向温度差検出結果及び該幅方向温度差検出結
果に基づいて修正された各ゾーンの鋼板幅方向注水量に
基づく制御実績値として鋼板幅方向最側端からの無注水
領域長さ（mm）を示している。
従来法の例として、本実施例の設備を使用し、幅方向注
水量は初期設定条件のまま固定して冷却した場合の各温
度計による幅方向温度差検出結果を示している。
水量は初期設定条件のまま固定して冷却した場合の各温
度計による幅方向温度差検出結果を示している。
表Ｉにおいて、従来例では、幅方向注水量に基づく鋼板
幅方向最側端からの無注水領域長さが初期設定のまま一
定であるため、幅方向温度差は冷却が進行するに従って
拡大されて行き、水冷終了時点では幅方向側端部温度が
幅方向中央部温度よりも60℃低くなり、鋼板形状が耳波
となっている。これに対し、本発明の実施例において
は、12注水ヘッダ中９注水ヘッダで幅方向注水量に基づ
く鋼板幅方向最側端からの無注水領域長さの初期設定条
件が修正され、全冷却過程における鋼板幅方向温度差が
±10℃の範囲に入っており、結果として形状の良好な鋼
板が得られている。
幅方向最側端からの無注水領域長さが初期設定のまま一
定であるため、幅方向温度差は冷却が進行するに従って
拡大されて行き、水冷終了時点では幅方向側端部温度が
幅方向中央部温度よりも60℃低くなり、鋼板形状が耳波
となっている。これに対し、本発明の実施例において
は、12注水ヘッダ中９注水ヘッダで幅方向注水量に基づ
く鋼板幅方向最側端からの無注水領域長さの初期設定条
件が修正され、全冷却過程における鋼板幅方向温度差が
±10℃の範囲に入っており、結果として形状の良好な鋼
板が得られている。
〔発明の効果〕 以上に述べたように、本発明によると、全冷却過程にお
ける鋼板幅方向の温度差が実質的になくなり、鋼板幅方
向温度分布不均一に起因する形状不良の発生が防止でき
る。したがって、形状の良好な制御冷却鋼板を製造する
ことが可能となる。
ける鋼板幅方向の温度差が実質的になくなり、鋼板幅方
向温度分布不均一に起因する形状不良の発生が防止でき
る。したがって、形状の良好な制御冷却鋼板を製造する
ことが可能となる。
第１図は本発明実施例における装置の全体構成を示す
図、第２図はその実施例による制御において鋼板全長を
単位長さ毎のブロックに分割して考察したことを示す図
である。
図、第２図はその実施例による制御において鋼板全長を
単位長さ毎のブロックに分割して考察したことを示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤沢 宏一郎 大分県大分市大字西ノ洲１番地 新日本製 鐵株式會社大分製鐵所内 (72)発明者 宮脇 廣機 東京都千代田区大手町２丁目６番３号 新 日本製鐵株式會社内 (72)発明者 種橋 清志 大分県大分市大字西ノ洲１番地 新日本製 鐵株式會社大分製鐵所内 (56)参考文献 特開 昭58−221235（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−87914（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】熱間圧延された鋼板を該鋼板の長手方向に
移送しながら、上下に配置したノズルから前記鋼板に冷
却水を供給して冷却する方法において、冷却装置長手方
向で冷却水幅方向注水量が制御可能な長さ単位を冷却ゾ
ーンとする複数の冷却ゾーン毎に各冷却ゾーン入側で鋼
板の該長さ単位にその幅方向温度差を検出し、検出した
温度差に基づいて当該冷却ゾーンの単位長さに対する上
下注水量比を修正制御することを特徴とする熱間圧延鋼
板の平坦度形状不良防止冷却方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60251550A JPH0694576B2 (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | 熱間圧延鋼板の平担度形状不良防止冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60251550A JPH0694576B2 (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | 熱間圧延鋼板の平担度形状不良防止冷却方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62112733A JPS62112733A (ja) | 1987-05-23 |
| JPH0694576B2 true JPH0694576B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=17224496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60251550A Expired - Lifetime JPH0694576B2 (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | 熱間圧延鋼板の平担度形状不良防止冷却方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694576B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1634657B1 (en) * | 2003-06-13 | 2012-02-22 | JFE Steel Corporation | Controllable cooling method for thick steel plate, thick steel plate manufactured by the controllable cooling method, and cooling device for the thick steel plate |
| FI20070622L (fi) * | 2007-08-17 | 2009-04-15 | Outokumpu Oy | Menetelmä ja laitteisto tasaisuuden kontrolloimiseksi ruostumatonta terästä olevan nauhan jäähdytyksessä |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58221235A (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-22 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鋼板の冷却方法 |
| JPS6087914A (ja) * | 1983-10-19 | 1985-05-17 | Nippon Steel Corp | 熱鋼板のオンライン冷却方法 |
-
1985
- 1985-11-09 JP JP60251550A patent/JPH0694576B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62112733A (ja) | 1987-05-23 |
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