JPH0694572A - 多芯光ファイバーケーブル用芯線識別装置 - Google Patents
多芯光ファイバーケーブル用芯線識別装置Info
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- JPH0694572A JPH0694572A JP27237392A JP27237392A JPH0694572A JP H0694572 A JPH0694572 A JP H0694572A JP 27237392 A JP27237392 A JP 27237392A JP 27237392 A JP27237392 A JP 27237392A JP H0694572 A JPH0694572 A JP H0694572A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多芯光ファイバーケーブルの敷設工事等にお
ける芯線判別を迅速且つ確実に行い得る多芯光ファイバ
ーケーブル用芯線識別装置を提供すること。 【構成】 多芯光ファイバーケーブル51の一端部に着
脱自在に装備され,当該多芯光ファイバーケーブル51
の各芯線511 〜51n 毎に異なった識別信号を送り込
む識別信号送信回路部1と、多芯光ファイバーケーブル
51の他端部に着脱自在に装備され,各芯線511 〜5
1n を介して送られてくる識別信号のうち選択した芯線
毎にその識別用光信号を判別し芯線識別情報として出力
する信号受信判別回路部6と、この信号受信判別回路部
6から出力される芯線識別情報を表示する芯線情報表示
手段7とを有すること。
ける芯線判別を迅速且つ確実に行い得る多芯光ファイバ
ーケーブル用芯線識別装置を提供すること。 【構成】 多芯光ファイバーケーブル51の一端部に着
脱自在に装備され,当該多芯光ファイバーケーブル51
の各芯線511 〜51n 毎に異なった識別信号を送り込
む識別信号送信回路部1と、多芯光ファイバーケーブル
51の他端部に着脱自在に装備され,各芯線511 〜5
1n を介して送られてくる識別信号のうち選択した芯線
毎にその識別用光信号を判別し芯線識別情報として出力
する信号受信判別回路部6と、この信号受信判別回路部
6から出力される芯線識別情報を表示する芯線情報表示
手段7とを有すること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多芯光ファイバーケー
ブル用芯線識別装置に係り、とくに光通信ケーブルの敷
設等において必要とし、多芯光ファイバーケーブルの各
芯線を、その他方の端部で識別するのに好適な多芯光フ
ァイバーケーブル用芯線識別装置に関する。
ブル用芯線識別装置に係り、とくに光通信ケーブルの敷
設等において必要とし、多芯光ファイバーケーブルの各
芯線を、その他方の端部で識別するのに好適な多芯光フ
ァイバーケーブル用芯線識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルや工場の内外で長い多芯光ファイバ
ーケーブルを敷設する場合、一方の端の芯線と他の端の
芯線とが同一芯線であるか否かを判別することが、多芯
光ファイバーケーブルを敷設する者にとって工事の最初
の段階で最重要な要素を占めている。
ーケーブルを敷設する場合、一方の端の芯線と他の端の
芯線とが同一芯線であるか否かを判別することが、多芯
光ファイバーケーブルを敷設する者にとって工事の最初
の段階で最重要な要素を占めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、現在行われてい
る多芯光ファイバーケーブルの判別は、多芯光ファイバ
ーケーブルの一方と他方の端に作業員が配置され、相互
に電話等で連絡を取りながら芯線に対し一本づつ芯線識
別を行い、その後確認をしながら行うという手間のかか
る手法が採られていた。このため、ケーブル敷設の大部
分の時間が芯線判別に取られているという不都合があっ
た。
る多芯光ファイバーケーブルの判別は、多芯光ファイバ
ーケーブルの一方と他方の端に作業員が配置され、相互
に電話等で連絡を取りながら芯線に対し一本づつ芯線識
別を行い、その後確認をしながら行うという手間のかか
る手法が採られていた。このため、ケーブル敷設の大部
分の時間が芯線判別に取られているという不都合があっ
た。
【0004】このため、この芯線判別に掛かる時間を如
何に短縮するかが、多芯光ファイバーケーブルの敷設工
事における重要な課題の一つとなっていた。また、光フ
ァイバーの切断の確認は従来より可視光線による目視で
行われていた。しかしながら、目視で合格であっても実
際には光信号が伝わらないという不都合がしばしば生じ
ていた。
何に短縮するかが、多芯光ファイバーケーブルの敷設工
事における重要な課題の一つとなっていた。また、光フ
ァイバーの切断の確認は従来より可視光線による目視で
行われていた。しかしながら、目視で合格であっても実
際には光信号が伝わらないという不都合がしばしば生じ
ていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、とくに多芯光ファイバーケーブルの敷設工事に
おける芯線判別を迅速且つ確実に行い得る多芯光ファイ
バーケーブル用芯線識別装置を提供することを、その目
的とする。
改善し、とくに多芯光ファイバーケーブルの敷設工事に
おける芯線判別を迅速且つ確実に行い得る多芯光ファイ
バーケーブル用芯線識別装置を提供することを、その目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、多芯光ファ
イバーケーブルの一端部に着脱自在に装備され,当該各
ケーブル毎に異なった識別信号を送り込む識別信号送信
回路部と、前記多芯光ファイバーケーブルの他端部に着
脱自在に装備され,当該各ケーブルを介して送られてく
る識別信号のうち選択した芯線毎にその識別信号を判別
し芯線識別情報として出力する信号受信判別回路部と、
この信号受信判別回路部から出力されるケーブル識別情
報を表示する選択ケーブル表示手段とを有する、等の構
成を採っている。これによって前述した目的を達成しよ
うとするものである。
イバーケーブルの一端部に着脱自在に装備され,当該各
ケーブル毎に異なった識別信号を送り込む識別信号送信
回路部と、前記多芯光ファイバーケーブルの他端部に着
脱自在に装備され,当該各ケーブルを介して送られてく
る識別信号のうち選択した芯線毎にその識別信号を判別
し芯線識別情報として出力する信号受信判別回路部と、
この信号受信判別回路部から出力されるケーブル識別情
報を表示する選択ケーブル表示手段とを有する、等の構
成を採っている。これによって前述した目的を達成しよ
うとするものである。
【0007】
【作用】識別信号送信回路部1の同期駆動制御回路4を
作動させて、多芯光ファイバーケーブル51の一の芯線
に対して、対応する識別信号を識別信号発生器3から順
次出力させる。以下、同様の動作を他の各芯線に対し順
次行い、その後再び最初の一の芯線に戻って同様の動作
を繰り返す。この間、例えば60本の芯線511,51
2 ,513 ,・・・を備えた多芯光ファイバーケーブル
51に対しては、約1秒で一巡するように設定すること
ができる。
作動させて、多芯光ファイバーケーブル51の一の芯線
に対して、対応する識別信号を識別信号発生器3から順
次出力させる。以下、同様の動作を他の各芯線に対し順
次行い、その後再び最初の一の芯線に戻って同様の動作
を繰り返す。この間、例えば60本の芯線511,51
2 ,513 ,・・・を備えた多芯光ファイバーケーブル
51に対しては、約1秒で一巡するように設定すること
ができる。
【0008】一方、多芯光ファイバーケーブル51の他
端部では、ケーブル芯線判別作業に際し、芯線511 〜
51n の内の任意の一本を選択すると、この選択された
芯線固有の識別用光信号が光信号受信回路8で電気信号
に変換され信号判別回路9に送り込まれ識別される。同
時にこの信号判別回路9で判別された識別信号は、芯線
情報表示手段7に送られ、識別用の芯線ナンバー又は色
表示もしくは音声情報等に変換され出力表示される。
端部では、ケーブル芯線判別作業に際し、芯線511 〜
51n の内の任意の一本を選択すると、この選択された
芯線固有の識別用光信号が光信号受信回路8で電気信号
に変換され信号判別回路9に送り込まれ識別される。同
時にこの信号判別回路9で判別された識別信号は、芯線
情報表示手段7に送られ、識別用の芯線ナンバー又は色
表示もしくは音声情報等に変換され出力表示される。
【0009】
【第1実施例】以下、本発明の第1実施例を図1に基づ
いて説明する。この図1に示す実施例は、多芯光ファイ
バーケーブル51の一端部に着脱自在に装備され,当該
各芯線511 ,512 ,513 ,・・・51n 毎に異な
った識別信号を送り込む識別信号送信回路部1を備えて
いる。
いて説明する。この図1に示す実施例は、多芯光ファイ
バーケーブル51の一端部に着脱自在に装備され,当該
各芯線511 ,512 ,513 ,・・・51n 毎に異な
った識別信号を送り込む識別信号送信回路部1を備えて
いる。
【0010】この識別信号送信回路部1は、多芯光ファ
イバーケーブル51の各芯線511〜51n 毎に対応装
備された複数の常開スイッチ回路21 ,22 ,23 ,・
・・2n を有する選択導通機構2と、各常開スイッチ回
路21 〜2n を順次切り換え選択し作動せしめるスイッ
チ切換え制御回路4と、このスイッチ切換え制御回路4
によって選択された常開スイッチ回路を介して当該常開
スイッチ回路が装備されている芯線に他の芯線とは異な
る固有の識別信号を出力する識別信号発生器3とを備え
ている。
イバーケーブル51の各芯線511〜51n 毎に対応装
備された複数の常開スイッチ回路21 ,22 ,23 ,・
・・2n を有する選択導通機構2と、各常開スイッチ回
路21 〜2n を順次切り換え選択し作動せしめるスイッ
チ切換え制御回路4と、このスイッチ切換え制御回路4
によって選択された常開スイッチ回路を介して当該常開
スイッチ回路が装備されている芯線に他の芯線とは異な
る固有の識別信号を出力する識別信号発生器3とを備え
ている。
【0011】ここで、常開スイッチ回路21 〜2n につ
いては、半導体スイッチでも,或いはその他の無接点ス
イッチであってもよい。また、選択導通機構2における
複数の常開スイッチ回路21 ,22 ,23 ,・・・2n
の各出力側には、電気信号で形成された識別信号を光信
号に変換する光変換素子101,102,103,・・・,1
0n が装備されている。
いては、半導体スイッチでも,或いはその他の無接点ス
イッチであってもよい。また、選択導通機構2における
複数の常開スイッチ回路21 ,22 ,23 ,・・・2n
の各出力側には、電気信号で形成された識別信号を光信
号に変換する光変換素子101,102,103,・・・,1
0n が装備されている。
【0012】多芯光ファイバーケーブル51の他端部に
は、信号受信判別回路部6と、この信号受信判別回路部
6から出力される芯線識別情報を表示する芯線情報表示
手段7とが着脱自在に装備されている。信号受信判別回
路部6は、多芯光ファイバーケーブル51の各芯線51
1 〜51n を介して送られてくる識別用光信号の内、選
択した芯線毎にその識別用光信号を判別し芯線識別情報
として出力する機能を備えている。
は、信号受信判別回路部6と、この信号受信判別回路部
6から出力される芯線識別情報を表示する芯線情報表示
手段7とが着脱自在に装備されている。信号受信判別回
路部6は、多芯光ファイバーケーブル51の各芯線51
1 〜51n を介して送られてくる識別用光信号の内、選
択した芯線毎にその識別用光信号を判別し芯線識別情報
として出力する機能を備えている。
【0013】ここで、この信号受信判別回路部6は、各
芯線511 〜51n を介して送られて来る識別用光信号
を受信し且つ判読可能な電気信号に変換する光信号受信
回路8と、この光信号受信回路8で受信された識別信号
を予め記憶された識別情報に基づいて何れの芯線511
〜51n に係る信号かを判別する信号判別回路9とを備
えている。また、芯線情報表示手段7は、入力される芯
線識別情報を識別用の芯線ナンバー又は色表示もしくは
音声情報等に変換し,更にはラベル等に印字して出力表
示する機能を備えている。
芯線511 〜51n を介して送られて来る識別用光信号
を受信し且つ判読可能な電気信号に変換する光信号受信
回路8と、この光信号受信回路8で受信された識別信号
を予め記憶された識別情報に基づいて何れの芯線511
〜51n に係る信号かを判別する信号判別回路9とを備
えている。また、芯線情報表示手段7は、入力される芯
線識別情報を識別用の芯線ナンバー又は色表示もしくは
音声情報等に変換し,更にはラベル等に印字して出力表
示する機能を備えている。
【0014】この信号判別回路9は、更に判別不能の識
別信号に対しては判別不能のエラー信号を出力するエラ
ー信号出力機能を備えている。また、芯線情報表示手段
7は、入力されるエラー信号に基づいてエラー表示する
エラー表示機能をも備えている。
別信号に対しては判別不能のエラー信号を出力するエラ
ー信号出力機能を備えている。また、芯線情報表示手段
7は、入力されるエラー信号に基づいてエラー表示する
エラー表示機能をも備えている。
【0015】符号A1 ,A2 ,A3 ,・・・An は各芯
線511 〜51n の送信端を示し、符号B1 ,B2 ,B
3 ,・・・Bn は各芯線511 〜51n の受信端を示
す。
線511 〜51n の送信端を示し、符号B1 ,B2 ,B
3 ,・・・Bn は各芯線511 〜51n の受信端を示
す。
【0016】次に、上記図1における実施例の動作を説
明する。多芯光ファイバーケーブル51の一端部では、
まず、識別信号送信回路部1のスイッチ切換え制御回路
4を作動させて、例えば常開スイッチ回路21 をオン
(ON)させる。同時にこの常開スイッチ回路21 に対
応する識別信号としての識別コードを、識別信号発生器
3から出力させる。続いて、所定のタイミングで常開ス
イッチ回路21 をオフ(OFF)させ、その後,常開ス
イッチ回路22 をオンさせ、続いてこの常開スイッチ回
路22 に対応する識別信号としての識別コードを識別信
号発生器3から出力させる。
明する。多芯光ファイバーケーブル51の一端部では、
まず、識別信号送信回路部1のスイッチ切換え制御回路
4を作動させて、例えば常開スイッチ回路21 をオン
(ON)させる。同時にこの常開スイッチ回路21 に対
応する識別信号としての識別コードを、識別信号発生器
3から出力させる。続いて、所定のタイミングで常開ス
イッチ回路21 をオフ(OFF)させ、その後,常開ス
イッチ回路22 をオンさせ、続いてこの常開スイッチ回
路22 に対応する識別信号としての識別コードを識別信
号発生器3から出力させる。
【0017】以下、同様の動作を常開スイッチ回路2n
まで順次行い、その後再び常開スイッチ回路21 に戻
り、同様の動作を繰り返す。この間、例えば60本の芯
線511 ,512 ,513 ,・・・を備えた多芯光ファ
イバーケーブル51に対しては、約1秒で一巡するよう
になっている。
まで順次行い、その後再び常開スイッチ回路21 に戻
り、同様の動作を繰り返す。この間、例えば60本の芯
線511 ,512 ,513 ,・・・を備えた多芯光ファ
イバーケーブル51に対しては、約1秒で一巡するよう
になっている。
【0018】一方、多芯光ファイバーケーブル51の他
端部では、芯線判別作業に際し、芯線511 〜51n の
内の任意の一本にタッチすると、当該タッチした芯線固
有の識別用光信号が光信号受信回路8で光変換されて信
号判別回路9に送り込まれ判別される。この信号判別回
路9で判別された識別信号は、芯線情報表示手段として
の選択ケーブル表示手段7に送られ、識別用の芯線ナン
バー又は色表示等に変換され表示されるようになってい
る。
端部では、芯線判別作業に際し、芯線511 〜51n の
内の任意の一本にタッチすると、当該タッチした芯線固
有の識別用光信号が光信号受信回路8で光変換されて信
号判別回路9に送り込まれ判別される。この信号判別回
路9で判別された識別信号は、芯線情報表示手段として
の選択ケーブル表示手段7に送られ、識別用の芯線ナン
バー又は色表示等に変換され表示されるようになってい
る。
【0019】このため、この第1実施例においては、予
め多芯光ファイバーケーブル51の芯線511 〜51n
の一端部に前述した識別信号送信回路部1を接続し装置
全体を稼働状態に設定すると、一人の作業員により、当
該多芯光ファイバーケーブル51の他端部側で、当該多
芯光ファイバーケーブル51の各芯線511 〜51nの
識別を連続して迅速且つ円滑に行うことが可能となり、
従来必要としていた連絡用の電話等が全く不要となり、
複数箇所での多芯光ファイバーケーブル51の敷設作業
にあっては、従来一箇所での多芯光ファイバーケーブル
51の敷設作業に少なくとも二人の作業員を必要として
いたのに対して一人の作業員で芯線識別作業を十分に成
し得ることから、当該芯線識別作業の能率を少なくとも
2倍に高めることが出来るという利点がある。
め多芯光ファイバーケーブル51の芯線511 〜51n
の一端部に前述した識別信号送信回路部1を接続し装置
全体を稼働状態に設定すると、一人の作業員により、当
該多芯光ファイバーケーブル51の他端部側で、当該多
芯光ファイバーケーブル51の各芯線511 〜51nの
識別を連続して迅速且つ円滑に行うことが可能となり、
従来必要としていた連絡用の電話等が全く不要となり、
複数箇所での多芯光ファイバーケーブル51の敷設作業
にあっては、従来一箇所での多芯光ファイバーケーブル
51の敷設作業に少なくとも二人の作業員を必要として
いたのに対して一人の作業員で芯線識別作業を十分に成
し得ることから、当該芯線識別作業の能率を少なくとも
2倍に高めることが出来るという利点がある。
【0020】ここで、上記図1における識別信号の伝送
において、各芯線511 〜51n に対応した固有の識別
用光信号(コード化された信号)については、多芯光フ
ァイバーケーブル51の芯線511 〜51n の本数によ
って、6ビット,8ビット或いは10ビット等,種々の
ものが使用される。
において、各芯線511 〜51n に対応した固有の識別
用光信号(コード化された信号)については、多芯光フ
ァイバーケーブル51の芯線511 〜51n の本数によ
って、6ビット,8ビット或いは10ビット等,種々の
ものが使用される。
【0021】
【第2実施例】次に、第2実施例を図2に基づいて説明
する。この図2に示す第2実施例では、識別信号送信回
路部1が、各芯線固有の異なった識別信号を出力する複
数の識別信号発生器31 〜3n を、多芯光ファイバーケ
ーブル51の各芯線511 〜51n 毎に個別的に装備す
るようにした点に特徴を有している。その他の構成は前
述した図1の実施例と同一となっている。
する。この図2に示す第2実施例では、識別信号送信回
路部1が、各芯線固有の異なった識別信号を出力する複
数の識別信号発生器31 〜3n を、多芯光ファイバーケ
ーブル51の各芯線511 〜51n 毎に個別的に装備す
るようにした点に特徴を有している。その他の構成は前
述した図1の実施例と同一となっている。
【0022】このようにすると、図1の場合と異なり、
選択導通機構2およびスイッチ切換え制御回路4が不要
となり、また多芯光ファイバーケーブル51の各芯線5
11〜51n には、常に異なった識別信号が送り込まれ
ることから、信号受信判別回路部6側で当該判別動作を
超高速にスピードアップしても、極く容易にこれに対応
することができるという利点がある。
選択導通機構2およびスイッチ切換え制御回路4が不要
となり、また多芯光ファイバーケーブル51の各芯線5
11〜51n には、常に異なった識別信号が送り込まれ
ることから、信号受信判別回路部6側で当該判別動作を
超高速にスピードアップしても、極く容易にこれに対応
することができるという利点がある。
【0023】
【第3実施例】次に、第3実施例を図3に基づいて説明
する。この図3に示す第3実施例では、識別信号送信回
路部1が、前述した各実施例における多芯光ファイバー
ケーブル51の各芯線511 〜51n 毎に対応装備され
た複数の光変換素子211 ,212 ,213 ,・・・2
1n と、この各光変換素子211 〜21n を介して各芯
線511 〜51n 毎に当該各芯線固有の識別信号を出力
する識別信号発生回路23と、この識別信号発生器23
と前述した光変換素子211 〜21n との間に装備され
所定の識別信号を対応する芯線511 〜51n に印加す
る複数のゲート回路221 ,222 ,223 ,・・・2
2n とを備えている。
する。この図3に示す第3実施例では、識別信号送信回
路部1が、前述した各実施例における多芯光ファイバー
ケーブル51の各芯線511 〜51n 毎に対応装備され
た複数の光変換素子211 ,212 ,213 ,・・・2
1n と、この各光変換素子211 〜21n を介して各芯
線511 〜51n 毎に当該各芯線固有の識別信号を出力
する識別信号発生回路23と、この識別信号発生器23
と前述した光変換素子211 〜21n との間に装備され
所定の識別信号を対応する芯線511 〜51n に印加す
る複数のゲート回路221 ,222 ,223 ,・・・2
2n とを備えている。
【0024】更に、識別信号送信回路部1は、ゲート回
路221 〜22n の出力動作を順次切り換えるゲート切
換器24と、動作可能状態に設定されたゲート回路22
1 〜22n を介して対応する芯線に当該芯線固有の識別
信号を出力する識別信号発生器23とを備えている。そ
の他の構成は、前述した図1の実施例と同一となってい
る。
路221 〜22n の出力動作を順次切り換えるゲート切
換器24と、動作可能状態に設定されたゲート回路22
1 〜22n を介して対応する芯線に当該芯線固有の識別
信号を出力する識別信号発生器23とを備えている。そ
の他の構成は、前述した図1の実施例と同一となってい
る。
【0025】このようにしても、前述した図1に示す第
1実施例と同様の作用効果を備えたものを得ることがで
きる。
1実施例と同様の作用効果を備えたものを得ることがで
きる。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、多芯光ファイバーケーブルの敷設
工事等における各芯線識別に際し、従来技術では二人の
作業員を必要としていたにもかかわらず一人の作業員で
充分とり行うことが可能となり、多芯光ファイバーケー
ブルの一端部から多芯光ファイバーケーブルを介して識
別信号送信回路部が各芯線に識別信号を送り込むように
なっていることから、当該多芯光ファイバーケーブルの
他端部では各芯線を迅速且つ円滑に識別することがで
き、従ってこれを使用すると、多芯光ファイバーケーブ
ルの敷設工事等を短期間に能率よくなし得る、という従
来にない優れた多芯光ファイバーケーブル用芯線識別装
置を提供することができる。
ので、これによると、多芯光ファイバーケーブルの敷設
工事等における各芯線識別に際し、従来技術では二人の
作業員を必要としていたにもかかわらず一人の作業員で
充分とり行うことが可能となり、多芯光ファイバーケー
ブルの一端部から多芯光ファイバーケーブルを介して識
別信号送信回路部が各芯線に識別信号を送り込むように
なっていることから、当該多芯光ファイバーケーブルの
他端部では各芯線を迅速且つ円滑に識別することがで
き、従ってこれを使用すると、多芯光ファイバーケーブ
ルの敷設工事等を短期間に能率よくなし得る、という従
来にない優れた多芯光ファイバーケーブル用芯線識別装
置を提供することができる。
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3実施例を示すブロック図である。
1 識別信号送信回路部 2 選択導通機構 21 〜2n 常開スイッチ回路 3,31 〜3n ,23 識別信号発生器 4 スイッチ切換え制御回路 6 信号受信判別回路部 7 芯線情報表示手段 8 光信号受信回路 9 信号判別回路 101 〜10n ,211 〜21n 光変換素子 221 〜22n ゲート回路 24 ゲート切換器 51 多芯光ファイバーケーブル 511 〜51n 芯線
Claims (7)
- 【請求項1】 多芯光ファイバーケーブルの一端部に着
脱自在に装備され,当該多芯光ファイバーケーブルの各
芯線毎に異なった識別信号を送り込む識別信号送信回路
部と、前記多芯光ファイバーケーブルの他端部に着脱自
在に装備され,前記各芯線を介して送られてくる識別信
号のうち選択した芯線毎にその識別信号を判別し芯線識
別情報として出力する信号受信判別回路部と、この信号
受信判別回路部から出力される芯線識別情報を表示する
芯線情報表示手段とを有することを特徴とした多芯光フ
ァイバーケーブル用芯線識別装置。 - 【請求項2】 前記識別信号送信回路部が、前記多芯光
ファイバーケーブルの各芯線毎に対応装備された複数の
常開スイッチ回路を有する選択導通機構と、前記各常開
スイッチ回路を順次切り換え選択し作動せしめるスイッ
チ切換え制御回路と、このスイッチ切換え制御回路によ
って選択された常開スイッチ回路を介して当該常開スイ
ッチ回路が装備されている芯線に他の芯線とは異なる固
有の識別信号を出力する識別信号発生器とを備えている
ことを特徴とした請求項1記載の多芯光ファイバーケー
ブル用芯線識別装置。 - 【請求項3】 前記識別信号送信回路部が、前記多芯光
ファイバーケーブルの各芯線毎に装備され当該各芯線固
有の異なった識別信号を出力する複数の識別信号発生器
を備えていることを特徴とした請求項1記載の多芯光フ
ァイバーケーブル用芯線識別装置。 - 【請求項4】 前記識別信号送信回路部が、前記多芯光
ファイバーケーブルの各芯線毎に対応装備された複数の
常開スイッチ回路を有する選択導通機構と、前記各常開
スイッチ回路を順次切換え選択し作動せしめるスイッチ
切換え制御回路と、このスイッチ切換え制御回路によっ
て選択された常開スイッチ回路を介して当該常開スイッ
チ回路が装備されている芯線に他の芯線とは異なる固有
の識別信号を出力する識別信号発生器と、前記信号受信
判別回路部で選択された芯線を検知すると共に当該選択
された芯線にかかる識別信号の出力を指令する識別信号
出力規制回路とを備えていることを特徴とした請求項1
記載の多芯光ファイバーケーブル用芯線識別装置。 - 【請求項5】 前記識別信号送信回路部が、前記多芯光
ファイバーケーブルの各芯線毎に対応装備された複数の
光変換素子と、この各光変換素子を介して前記各芯線毎
に当該各芯線固有の識別信号を出力する識別信号発生器
と、この識別信号発生器と前記光変換素子との間に装備
され所定の識別信号を対応する芯線に印加する複数のゲ
ート回路とを備えていることを特徴とした請求項1記載
の多芯光ファイバーケーブル用芯線識別装置。 - 【請求項6】 前記信号受信判別回路部が、前記各芯線
を介して送られて来る識別用光信号を受信し所定の電気
信号に変換する光信号受信回路と、この光信号受信回路
で受信された識別信号を予め記憶された識別情報に基づ
いて何れの芯線に係る信号かを判別する信号判別回路と
を備えていることを特徴とした請求項1,2,3,4又
は5記載の多芯光ファイバーケーブル用芯線識別装置。 - 【請求項7】 前記信号判別回路が、判別不能の識別信
号に対して判別不能のエラー信号を出力するエラー信号
出力機能を備え、前記芯線情報表示手段が、入力される
エラー信号に基づいてエラー表示するエラー表示機能を
備えていることを特徴とした請求項6記載の多芯光ファ
イバーケーブル用芯線識別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27237392A JPH0694572A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 多芯光ファイバーケーブル用芯線識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27237392A JPH0694572A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 多芯光ファイバーケーブル用芯線識別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0694572A true JPH0694572A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17512989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27237392A Withdrawn JPH0694572A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 多芯光ファイバーケーブル用芯線識別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0694572A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0950886A2 (en) * | 1998-03-31 | 1999-10-20 | Ando Electric Co., Ltd. | Apparatus for verifying wire gauges of multi-core optical fiber |
US20100238428A1 (en) * | 2007-06-07 | 2010-09-23 | Afl Telecommunications Llc | Method for detecting fiber optic fibers and ribbons |
US11047766B2 (en) | 2018-04-11 | 2021-06-29 | Afl Telecommunications Llc | Systems and methods for identification and testing of optical fibers |
-
1992
- 1992-09-16 JP JP27237392A patent/JPH0694572A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0950886A2 (en) * | 1998-03-31 | 1999-10-20 | Ando Electric Co., Ltd. | Apparatus for verifying wire gauges of multi-core optical fiber |
EP0950886A3 (en) * | 1998-03-31 | 2000-02-23 | Ando Electric Co., Ltd. | Apparatus for verifying wire gauges of multi-core optical fiber |
US6111635A (en) * | 1998-03-31 | 2000-08-29 | Ando Electric Co., Ltd. | Apparatus for verifying wire gauges of multi-core optical fiber |
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EP2153204A4 (en) * | 2007-06-07 | 2016-06-15 | Afl Telecommunications Llc | METHOD FOR DETECTING LIGHT FILTERS AND BANDS |
US11047766B2 (en) | 2018-04-11 | 2021-06-29 | Afl Telecommunications Llc | Systems and methods for identification and testing of optical fibers |
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