JPH069438Y2 - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置

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JPH069438Y2
JPH069438Y2 JP1988120515U JP12051588U JPH069438Y2 JP H069438 Y2 JPH069438 Y2 JP H069438Y2 JP 1988120515 U JP1988120515 U JP 1988120515U JP 12051588 U JP12051588 U JP 12051588U JP H069438 Y2 JPH069438 Y2 JP H069438Y2
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JP
Japan
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electrode
display device
plasma display
electrodes
glass substrate
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Application number
JP1988120515U
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English (en)
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JPH0242351U (ja
Inventor
賢一 土屋
Original Assignee
株式会社ピーエフユー
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 プラズマディスプレイ装置に関し、 表示面の輝度を向上することを目的とし、 各後側電極に、前側電極の配列間隔と同一の間隔で複数
の凸部を形成するとともに、これ等の凸部をそれぞれ前
側電極の間に位置させ、これ等の凸部の側面と前側電極
の側面との間で放電を行なうように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ガスの放電により発光する光を利用したプラ
ズマディスプレイ装置に関する。
〔従来の技術〕
近時、プラズマディスプレイ装置は、その視認性の良
さ、コストパフォーマンスの良さが認められ急速に需要
が増大している。
第8図は、このようなプラズマディスプレイ装置を示す
もので、図において符号11は、表示面側に配置される
前面ガラス基板を示している。
この前面ガラス基板11の後ろ側には、スペーサ13に
より所定間隔を置いて後面ガラス基板15が対向配置さ
れている。
前面ガラス基板11の内側には、複数の前側電極17が
所定間隔を置いて平行配置され、また、後面ガラス基板
15の内側には、複数の後側電極19が、前側電極17
と直交するように所定間隔を置いて平行配置されてい
る。
なお、図において符号21は、誘導体層を示しており、
また、符号23は、フリットガラスを示している。
第9図は、前側電極17と後側電極19との配列状態を
表示面側から見た図を示すもので、前側電極17の後ろ
側に、後側電極19が直交して配置されている。
以上のように構成されたプラズマディスプレイ装置で
は、前側電極17と後側電極19との間にネオンガスが
封入されており、発光したい部分に位置する前側電極1
7と後側電極19とに通電することにより、この位置の
ネオンガスに電圧が印加され、第9図および第10図に
示すように、放電が生じ、この部分が発光し発光部25
となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のプラズマディスプレイ
装置では、放電により生じた発光部25の前方に前側電
極17が位置しているため、第9図に示したように、発
光部25の中心が前側電極17により遮蔽され、表示面
の輝度が低下するという問題がある。
そこで、前側電極17に透明電極を使用することが考え
られるが、この場合には、導体抵抗が高いため、表示面
内において輝度のバラツキが生じるという問題がある。
本考案は、上記のような問題を解決したもので、表示面
の輝度を従来より大幅に向上することのできるプラズマ
ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかわるプラズマディスプレイ装置は、前面ガ
ラス基板と後面ガラス基板とを所定間隔を置いて対向配
置するとともに、前記前面ガラス基板の内側に複数の前
側電極を所定間隔を置いて平行配置し、前記後面ガラス
基板の内側に複数の後側電極を前記前側電極と直交する
ように所定間隔を置いて平行配置してなるプラズマディ
スプレイ装置において、前記各後側電極に、前記前側電
極の配列間隔と同一の間隔で複数の凸部を形成するとと
もに、これ等の凸部をそれぞれ前記前側電極の間に位置
させ、これ等の凸部の側面と前記前側電極の側面との間
で放電を行なうものである。
〔作用〕
本考案においては、各後側電極に、前側電極の配列間隔
と同一の間隔で複数の凸部を形成し、これ等の凸部をそ
れぞれ前側電極の間に位置させることにより、後側電極
の凸部の側面と前側電極の側面との間で放電が行なわれ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す実施例について説明す
る。
第1図および第2図は、本考案のプラズマディスプレイ
装置の一実施例の要部を示すもので、図において符号3
1,33は、所定間隔を置いて対向配置される前面ガラ
ス基板および後面ガラス基板を示している。
前面ガラス基板31の内側には、複数の前側電極35が
所定間隔を置いて平行配置され、後面ガラス基板33の
内側には、複数の後側電極37が、前側電極35と直交
するように所定間隔を置いて平行配置されている。
しかして、この実施例では、各後側電極37には、後側
電極37を所定位置で折曲することにより、前側電極3
5の配列間隔と同一の間隔で複数の凸部39が形成され
ている。
そして、これ等の凸部39は、それぞれ前側電極35の
間に位置されている。
第3図は、前側電極35と後側電極37との詳細を示す
もので、前側電極35は、後側電極37の凸部39に対
向する放電面41を除いて絶縁体43により被覆されて
おり、また、後側電極37は、前側電極35の放電面4
1に対向する放電面45を除いて絶縁体47により被覆
されている。
以上のように構成されたプラズマディスプレイ装置で
は、各後側電極37に、前側電極35の配列間隔と同一
の間隔で複数の凸部39を形成し、これ等の凸部39を
それぞれ前側電極35の間に位置させたので、第4図お
よび第5図に示すように、後側電極37の凸部39の側
面に形成される放電面45と前側電極35の側面に形成
される放電面41との間で放電が行なわれる。
すなわち、以上のように構成されたプラズマディスプレ
イ装置では、各後側電極37に、前側電極35の配列間
隔と同一の間隔で複数の凸部39を形成するとともに、
これ等の凸部39をそれぞれ前側電極35の間に位置さ
せ、これ等の凸部39の側面と前側電極35の側面との
間で放電を行なうようにしたので、第5図に示したよう
に、発光部49が前側電極35に遮蔽されることがなく
なり、表示面の輝度を従来より大幅に向上することが可
能となる。
また、以上のように構成されたプラズマディスプレイ装
置では、透明電極を使用していないため、表示面内にお
いあて輝度のバラツキが生じることもない。
第6図は、本考案のプラズマディスプレイ装置の他の実
施例を示すもので、この実施例では、後側電極51に凸
部53が一体的に所定間隔を置いて形成されており、第
1図に示した実施例と同様に、前側電極35の側面と後
側電極51の凸部53の側面との間で放電が行なわれ
る。
以上のように構成されたプラズマディスプレイ装置にお
いても第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を得るこ
とができる。
第7図は、本考案のプラズマディスプレイ装置のさらに
他の実施例を示すもので、この実施例では、後側電極5
5には、直角三角形からなる鋸歯状の凸部57が所定間
隔を置いて形成されており、第1図に示した実施例と同
様に、前側電極35の側面と後側電極55の凸部57の
側面との間で放電が行なわれる。
以上のように構成されたプラズマディスプレイ装置にお
いても第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を得るこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、各後側電極に、前
側電極の配列間隔と同一の間隔で複数の凸部を形成する
とともに、これ等の凸部をそれぞれ前側電極の間に位置
させ、これ等の凸部の側面と前側電極の側面との間で放
電を行なうようにしたので、発光部が前側電極に遮蔽さ
れることがなくなり、表示面の輝度を従来より大幅に向
上することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のプラズマディスプレイ装置の一実施例
の要部を示す縦断面図、 第2図は第1図の上面図、 第3図は第1図の前側電極および後側電極に形成される
絶縁部を示す説明図、 第4図および第5図は第1図のプラズマディスプレイ装
置の放電状態を示す説明図、 第6図および第7図はそれぞれ本考案のプラズマディス
プレイ装置の他の実施例を示す縦断面図、 第8図は従来のプラズマディスプレイ装置を示す縦断面
図、 第9図および第10図は従来のプラズマディスプレイ装
置の放電状態を示す説明図である。 図において、 31は前面ガラス基板、 33は後面ガラス基板、 35は前側電極、 37は後側電極、 39は凸部、 49は発光部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面ガラス基板と後面ガラス基板とを所定
    間隔を置いて対向配置するとともに、前記前面ガラス基
    板の内側に複数の前側電極を所定間隔を置いて平行配置
    し、前記後面ガラス基板の内側に複数の後側電極を前記
    前側電極と直交するように所定間隔を置いて平行配置し
    てなるプラズマディスプレイ装置において、前記各後側
    電極に、前記前側電極の配列間隔と同一の間隔で複数の
    凸部を形成するとともに、これ等の凸部をそれぞれ前記
    前側電極の間に位置させ、これ等の凸部の側面と前記前
    側電極の側面との間で放電を行なうことを特徴とするプ
    ラズマディスプレイ装置。
JP1988120515U 1988-09-13 1988-09-13 プラズマディスプレイ装置 Expired - Lifetime JPH069438Y2 (ja)

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JP1988120515U JPH069438Y2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 プラズマディスプレイ装置

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JP1988120515U JPH069438Y2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 プラズマディスプレイ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0242351U JPH0242351U (ja) 1990-03-23
JPH069438Y2 true JPH069438Y2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=31366695

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