JPH0694336B2 - 自動線巻機 - Google Patents

自動線巻機

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JPH0694336B2
JPH0694336B2 JP20890987A JP20890987A JPH0694336B2 JP H0694336 B2 JPH0694336 B2 JP H0694336B2 JP 20890987 A JP20890987 A JP 20890987A JP 20890987 A JP20890987 A JP 20890987A JP H0694336 B2 JPH0694336 B2 JP H0694336B2
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JP
Japan
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bobbin
winder
roll
wire
winding
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JP20890987A
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English (en)
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JPS6453990A (en
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雄示 藤川
道生 米田
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、線材の自動線巻機であって、特にボビンに巻
かれた線材の端末処理に特徴のある自動線巻機に関す
る。
〔従来の技術およびその問題点〕
例えば、電線の製造工程において、撚線機のクレードル
には、素線を満巻したボビンを装着するが、そのボビン
への素線巻回を上記自動線巻機によって行なう。この巻
線機は、サプライからの線材を、計尺手段及びドライバ
ースガイドローラを介しワインダーに供給し、このワイ
ンダーにてボビンに前記線材を巻回し、ボビン供給排出
手段により、ワインダーからその満巻ボビンを排出する
とともにワインダーに空ボビンを供給する。
ところで、今日、生産工程において、自動化、省力化の
要望が強く出され、上記電線の製造工程においても、導
体を構成する撚線の製造では、上記線巻機からの満巻ボ
ビンを撚線機に供給するとともに、空ボビンを線巻機に
供給する作業を自動化したものが次々と開発されてい
る。この自動化における撚線機へのボビン供給は、線巻
機でボビンに素線を巻回したのち、そのボビンを、軌道
上を転がして撚線機横のボビンストックヤードに移送
し、そのボビンストックヤードのボビンを所要数まとめ
て専用玉かけ手段を介してホイストクレーンで吊って撚
線機のクレードルに装着する(特にリジット型におい
て)。
上記ボビン供給において、ボビンが軌道上を回転する
際、巻かれた素線の端末が緩んでしまうと、撚線工程で
素線の口出しが困難になる。そのため、従来では、上記
巻線工程において、巻回後、ボビンの鍔の縁に小孔を設
けてこの小孔に素線の端末を挿し込んで止めるようにし
ている。しかし、この作業は自動化が困難で人手によっ
て行われていて自動化の大きな障害になっている。
〔発明の目的〕
本発明は、以上の点に鑑み成されたもので、ボビンに巻
かれた線材機の端末処理を人手によらずに確実にできる
自動線巻機を提供することを目的とする。
〔発明の目的を達成するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明にあっては、サプラ
イからの線材を、計尺手段及びトラバースガイドローラ
を介しワインダーに供給し、このワインダーにてボビン
に前記線材を巻回し、ボビンを供給排出手段により、ワ
インダーからの満巻ボビンを排出するとともにワインダ
ーに空ボビンを供給する上記従来周知の自動線巻機にお
いて、前記計尺手段によって与えられる満巻予報を受け
て前記ワインダーを一旦停止させる手段と、一旦停止に
引き続き作動する圧延ロール及びくせ付けロールとを配
した構成としたものである。
〔作用〕
このように構成される本発明に係る自動線巻機は、通常
の巻回時には圧延ロール及びくせ付けロールが線材に作
用せず、計尺手段が満巻予報を発すると、ワインダーが
一旦停止するとともに、圧延、くせ付けロールが線材を
挾持して作用し、ワインダーの再始動にともない、線材
に、圧延ロールによって圧延加工が施こされるととも
に、くせ付けロールによって巻き外周円弧より小さい曲
率くせが付けられる。この円弧ぐせが付けられた端末が
数回巻かれたのち、満巻ボビンは、送り込まれる線材が
カットされてワインダーから排出され、ワインダーに
は、新たに空ボビンがセットされる。その満巻ボビンの
排出時、線材端末に巻き外周円弧より小さい曲率くせが
付いているため、その線材端末は巻回層にしっかり圧接
して緩むことなく、ボビンは回転する。
〔実施例〕
第1図、第2図に示すように、撚線機から排出された空
ボビン1は、返送レール2に従って空ボビン1のストッ
クヤード3に返送される。ストックヤード3上の空ボビ
ン1は個別送出手段4の図示鎖線の天びん作用により胴
部でもって1個宛前方に送り出され、トラバースレール
5に載り返送レール2側に移動し且つ下降したテーブル
リフター6a上に送り出される。
ボビン1を載せたテーブルリフター6aはトラバースレー
ル5上を第2図手前に移動しワインダー7の前で停止し
たのち、上昇しワインダー7のテーブル上面の位置まで
来ると、テーブルリフター6aのテーブル6′は第1図鎖
線のごとく図示しないピンを軸にしてワインダー7側に
傾斜して該ボビン1を巻取機のテーブル19上に送り出
す。送り出したテーブルリフター6aは返送レール2側に
トラバースし、テーブル19にはテーブルリフター6aと一
体の排出テーブル6bが臨む。送り出されたボビン1をの
せたテーブル19は第1図鎖線のごとく上昇してボビン孔
とコーンシャフト8とが一致した処で停る。このとき、
第3図に示すように、ワインダー7のフランジ9と、ボ
ビン1の鍔10との間に巻取られる素線aを挿し込むこと
のできる充分な間隔tが存在している。
上記の状態で圧延ロール11が回転して素線aの巻始端が
ボビン1方向に進み、前記フランジ9とボビン鍔10との
間隔tに挿し込まれる。なお、この動作をしているとき
はくせ付けロール14のギャップは開となる。この時点
で、圧延ロール11は停りロールギャップは大きく開く。
次いで、コーンシャフト8の可動側がせり出しボビン1
がワインダー7に装着されると共に前記フランジ9とボ
ビン鍔10との間に挿し込まれた素線aの端末はその間で
挾持され、この段階では、圧延ロール11、カッター13お
よびくせ付けロール14は何れも解放状態となり、併せて
テーブル19は下降する。
上記準備が完了すると、素線aの巻取りが開始される。
巻取りにおけるトラバースはガイドローラ15、くせ付け
ロール14、カッター13、圧延ロール11、イゲタローラ1
6、等を取付けた機械全体Aが第2図矢印のごとくトラ
バースする。
計尺器Bにより、素線aは計尺され、所定の長さ巻き取
られ、満巻に近づくと、計尺器Bから満巻予報が出さ
れ、計尺速度は暫時遅くなり、定尺(満巻)で停止す
る。
上記停止した後は、圧延ロール11上側の油圧シリンダー
17に送油され、そのロールギャップは圧延された状態の
素線aの幅と厚さとの比が2:1になる程度に挟められ、
ロール駆動モータ18により、ワインダー7の巻取り速度
に同調して圧延ロール11が回転し、該素線aは断面四角
状に圧延され加工硬化しながら前進し、次いでくせ付け
ロール14を経てボビン巻き外周円弧より小さい曲率でく
せ付けをされてボビン1に複数回巻取られ、次いでカッ
ター13で切断されて終端までボビン1に巻き取られる。
巻取が終了すると、テーブル19が上昇し、コーンシャフ
ト8の可動側が後退してボビン1はコーンシャフト8か
ら外れる。ボビン1がコーンシャフト8から外れるとテ
ーブル19は下降すると共に排出テーブル6b側に傾き、該
ボビン1はテーブル6b上に排出され、その傾斜面に沿っ
て移動して、満巻ボビン排出レール12に移されて、一自
動線巻サイクルは終了する。
なお、前述の圧延ロール11による素線aの圧延の程度
は、素線aの圧延後の幅対圧さの比で表わすと1.5:1〜
4:1の範囲とする。圧延が少ないときは加工硬化が得ら
れず圧延が過ぎると加工硬化が得られても厚さが小とな
ってくせ付けロールで付けられたくせを維持できなくな
るからである。
また、圧延ロール11、くせ付けロール14にローレット加
工すれば、その作用を確実になし得るとともに、巻回後
の巻線に端末のすべりをなくすことができる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように構成して、線材端末にその巻回
外径より小さい曲率くせを付け得るようにしたので、そ
の端末処理を自動化して確実に行ない得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る自動線巻機の一実施例
の正面概略図及び平面概略図、第3図は要部作用説明図
である。 1……ボビン、2……返送レール、3……ストックヤー
ド、4……個別送出手段、5……トラバースレール、6a
……テーブルリフター、7……ワインダー、8……コー
ンシャフト、10……ボビン鍔、11……圧延ロール、13…
…カッター、14……くせ付けロール、15……ガイドロー
ラ、B……計尺器、a……素線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サプライからの線材を、計尺手段及びトラ
    バースガイドローラを介しワインダーに供給し、このワ
    インダーにてボビンに前記線材を巻回し、ボビン供給排
    出手段により、ワインダーからの満巻ボビンを排出する
    とともにワインダーに空ボビンを供給する自動線巻機に
    おいて、前記計尺手段によって与えられる満巻予報を受
    けて前記ワインダーを一旦停止させる手段と、一旦停止
    に引き続き作動する圧延ロール及びくせ付けロールとを
    配してなることを特徴とする自動線巻機。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第(1)項において、上記
    圧延ロール及びくせ付けロールの線材繰出し速度にワイ
    ンダーの巻取り速度を同調させる手段を配してなること
    を特徴とする自動線巻機。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第(1)項又は第(2)項
    において、上記圧延ロール及びくせ付けロールにローレ
    ット加工を施してなることを特徴とする自動線巻機。
JP20890987A 1987-08-20 1987-08-20 自動線巻機 Expired - Lifetime JPH0694336B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20890987A JPH0694336B2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20 自動線巻機

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JP20890987A JPH0694336B2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20 自動線巻機

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Publication Number Publication Date
JPS6453990A JPS6453990A (en) 1989-03-01
JPH0694336B2 true JPH0694336B2 (ja) 1994-11-24

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JP20890987A Expired - Lifetime JPH0694336B2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20 自動線巻機

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FI128660B (en) 2018-05-08 2020-09-30 Rosendahl Nextrom Gmbh Single sided winder
FI128606B (en) 2018-05-08 2020-08-31 Rosendahl Nextrom Gmbh Equipment for attaching an optical fiber to a coil

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