JPH0694267A - クリーンルームの温湿度制御装置 - Google Patents
クリーンルームの温湿度制御装置Info
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- JPH0694267A JPH0694267A JP4265563A JP26556392A JPH0694267A JP H0694267 A JPH0694267 A JP H0694267A JP 4265563 A JP4265563 A JP 4265563A JP 26556392 A JP26556392 A JP 26556392A JP H0694267 A JPH0694267 A JP H0694267A
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Abstract
求される熱量に応じて必要台数を並列運転し、これによ
るオーバー分は流量調節弁で調整することで、バッファ
を用いることなく空調設備の冷熱源/温熱源を形成でき
るようにする。 【構成】 熱負荷19の要求に応じた数の並列運転が可
能な複数のチラー冷凍機14a〜14g、これら冷凍機
の送水動力源として前記冷凍機の各々に対応させて設け
られると共に稼働対象の冷凍機に同調して運転が行われ
るポンプ15a〜15gの各々を設けると共に、熱負荷
19に供給されるチラー冷凍機14a〜14gの出力水
の流量を流量調節弁17によって調節する。
Description
源となる冷凍機を最小の構成にするためのクリーンルー
ムの温湿度制御装置に関するものである。
設備によって所望の温度及び湿度に空調した空気をフィ
ルタを介してクリーンルーム内に供給している。空調設
備は、取り込んだ空気に接触するようにして通路内に配
設されるコイル、加湿用の純水供給ノズル、クリーンル
ームに空調空気を供給するためのファンなどから構成さ
れている。
装置の主要部の構成を示す系統図である。
ラー冷凍機に限定されるものではなく、冷水、温水の両
方が取り出せる機構を有する冷凍機であればよい)であ
り、その出側には貯水槽2に導かれた配管3が接続され
ている。貯水槽2には冷水4が満たされ、出水を行うた
めの配管5が配設され、その途中にポンプ6が挿入され
ている。配管5にはコイル7が接続され、その出側には
配管9の一端が連結されている。コイル7は、外調機
(または内調機)内の通風路8内に蛇行配設され、熱交
換を容易にしている。配管9の他端は、水11の満たさ
れた貯水槽10に導かれている。貯水槽10と冷凍機1
の間には出水を行うための配管12が配設され、その途
中に圧送を行うためのポンプ13が設けられている。
は、例えば、冷水系の場合、コイル7から排出される熱
交換後の水は、一旦バッファである貯水槽10に溜めら
れ、必要量がポンプ13によって冷凍機1へ戻される。
冷凍機1は供給された水を冷水にし、配管3を介して貯
水槽2に供給され、ここで貯水される。負荷状況に応じ
て貯水槽2からポンプ6によって冷水が汲み上げられ、
配管5を介してコイル7に供給が行われ、外気との間で
熱交換が行われる。この熱交換の後コイル7の出力水
は、配管9を介して貯水槽10に戻され、この後、上記
した動作が繰り返される。
技術にあっては、冷凍機に大容量のものを用い、そのオ
ン/オフ動作で運転を行っているため、インターバルが
大きい。また、熱負荷の変動を吸収するためのバッファ
に貯水槽を用いているため、大きな設置スペースを必要
とすると共に建設費が膨大になるという問題がある。
く空調設備の冷熱源/温熱源を形成できるようにしたク
リーンルームの温湿度制御装置を提供することにある。
めに、この発明は、熱負荷の要求に応じた数の並列運転
が可能な複数の冷凍機と、該冷凍機の送水動力源として
前記冷凍機の各々に対応させて設けられると共に稼働対
象の冷凍機に同調して運転が行われる複数のポンプと、
前記熱負荷に供給される前記冷凍機の出力水の流量を調
節する流量調節弁とを設けるようにしている。
の稼働/停止の頻繁な動作を防止するために、前記熱負
荷に対するバイパス系を設け、このバイパス系を前記冷
凍機の台数切り替え付近の熱量供給時に開路するように
している。
の冷凍機に分割し、要求される熱量に応じて必要台数を
並列運転し、これによるオーバー分は流量調節弁で調節
する。これにより、従来必要とした貯水槽が不要にな
り、小スペース化及びイニシャルコストの低減が可能に
なる。
イパス系は、前記冷凍機の台数切替え付近の熱量供給時
に開路させることで、冷凍機の稼働/停止の頻繁な動作
を防止することができる。
制御装置を示す系統図である。
総和(例えば、500HP)が複数の冷凍機(ここで
は、各機が100HPの容量を有するチラー冷凍機14
a〜14eの5台)の総和となるようにし、この冷凍機
に1対1に対応させて同数のポンプ15a〜15eを設
けている。そして、チラー冷凍機14a〜14e→配管
16→流量調節弁17→配管18→熱負荷19→配管2
0→ポンプ15a〜15e→チラー冷凍機14a〜14
eの順路で循環系を形成している。さらに本発明では、
流量調節弁17と配管20の間にバイパス配管21を接
続している。
15eからの冷水を必要に応じてバイパス配管21へバ
イパスさせるために用いられる。また、熱負荷19は、
図2に示したコイル7及び通風路8を含んで構成される
外調機又は内調機である。
240HPを必要とする場合、チラー冷凍機14d,1
4eの2台及びポンプ15d,15eを稼働させ、配管
16、流量調節弁17を介して熱負荷19に冷水を供給
する。熱交換の済んだ温水は配管20を介してポンプ1
5d,15eに戻し、このポンプ15d,15eにより
チラー冷凍機14d,14eへ圧送する。
180HPであったとすると、フル稼働しているチラー
冷凍機14d,14eの2台では大き過ぎることにな
る。そこで、このような場合には流量調節弁17を絞っ
て流量V1を制限する。
0HPになったとすると、2台のチラー冷凍機では容量
が不足することになる。この場合には、チラー冷凍機1
4c及びポンプ15cをオンにし、稼働台数を3台にす
る。しかし、3台をフル稼働した場合の容量は300H
Pであり、要求値に対してオーバーになる。そこで、流
量調節弁17を絞って必要な容量になるように調節す
る。
ラー冷凍機14a〜14eの稼働台数の容量に近似、例
えば、熱負荷19の必要量が201HPであったとする
と、2台分(200HP)+1HPとなり、3台目がオ
ン/オフを頻繁に繰り返す(ハンチング現象)恐れがあ
る。そこで、バイパス配管21に99HP分を流量V2
としてバイパスさせて冷凍機を3台稼働させれば、冷凍
機の発停回数を低減することができる。
他に、小容量(例えば、20〜30HP)の冷凍機を1
台加え、これを切替え台数付近の要求容量のときに運転
するようにしてもよい。
えを行う場合、例えば、チラー冷凍機14d,14eに
加えてチラー冷凍機14cを追加稼働した場合、200
HPから300HPに容量が一挙にアップする。このよ
うな現象は、循環系に過激なショックを与えると共に、
空調設備の温湿度値に大きな変動(乱調)を生じさせる
ことになる。
えの際、流量調節弁17を介してバイパス配管21に配
管16からの水の一部をバイパスさせる。このとき、最
初にバイパス量を多くしておき、時間の経過とともにバ
イパス量を少なくし、最後にバイパスを閉じる。このよ
うな切替えを行うことにより、チラー冷凍機側の流量増
加が段階的(すなわちデジタル的)に行われるのに対
し、熱負荷19側の流量増加はアナログ的に漸増し、急
激な変動が防止される。
で、次に記載する効果を奏する。
御装置においては、熱負荷の要求に応じた数の並列運転
が可能な複数の冷凍機と、該冷凍機の送水動力源として
前記冷凍機の各々に対応させて設けられると共に稼働対
象の冷凍機に同調して運転が行われる複数のポンプと、
前記熱負荷に供給される前記冷凍機の出力水の流量を調
節する流量調節弁とを設けるようにしたので、小スペー
ス化及びイニシャルコストの低減が可能になる。
御装置においては、前記熱負荷に対するバイパス系を設
け、このバイパス系を前記冷凍機の台数切替え付近の熱
量供給時に開路するようにしたので、台数の切替え付近
における冷凍機の稼働/停止の頻繁な動作を防止するこ
とが可能になる。
を示す系統図である。
統図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 熱負荷の要求に応じた数の並列運転が可
能な複数の冷凍機と、該冷凍機の送水動力源として前記
冷凍機の各々に対応させて設けられると共に稼働対象の
冷凍機に同調して運転が行われる複数のポンプと、前記
熱負荷に供給される前記冷凍機の出力水の流量を調節す
る流量調節弁とを具備することを特徴とするクリーンル
ームの温湿度制御装置。 - 【請求項2】 前記熱負荷に対するバイパス系を設け、
このバイパス系を前記冷凍機の台数切替え付近の熱量供
給時に開路することを特徴とする請求項1記載のクリー
ンルームの温湿度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4265563A JP2686697B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | クリーンルームの温湿度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4265563A JP2686697B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | クリーンルームの温湿度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0694267A true JPH0694267A (ja) | 1994-04-05 |
JP2686697B2 JP2686697B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=17418854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4265563A Expired - Fee Related JP2686697B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | クリーンルームの温湿度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2686697B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103486693A (zh) * | 2013-09-25 | 2014-01-01 | 广州大学 | 一种中央空调冷冻水系统的节能控制方法 |
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JPS58104826U (ja) * | 1982-01-13 | 1983-07-16 | 株式会社東芝 | 空気調和装置 |
JPH01219434A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-09-01 | Takenaka Komuten Co Ltd | ビル空調システム |
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JPH04198647A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-20 | Shimizu Corp | 空調用熱源機器の制御システム |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP4265563A patent/JP2686697B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN103486693A (zh) * | 2013-09-25 | 2014-01-01 | 广州大学 | 一种中央空调冷冻水系统的节能控制方法 |
CN103486693B (zh) * | 2013-09-25 | 2015-09-09 | 广州大学 | 一种中央空调冷冻水系统的节能控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2686697B2 (ja) | 1997-12-08 |
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