JPH0694145B2 - 板硝子と合成樹脂の一体成型金型 - Google Patents
板硝子と合成樹脂の一体成型金型Info
- Publication number
- JPH0694145B2 JPH0694145B2 JP61080925A JP8092586A JPH0694145B2 JP H0694145 B2 JPH0694145 B2 JP H0694145B2 JP 61080925 A JP61080925 A JP 61080925A JP 8092586 A JP8092586 A JP 8092586A JP H0694145 B2 JPH0694145 B2 JP H0694145B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- plate glass
- synthetic resin
- glass
- floating core
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14336—Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article
- B29C45/14434—Coating brittle material, e.g. glass
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14065—Positioning or centering articles in the mould
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14065—Positioning or centering articles in the mould
- B29C2045/14163—Positioning or centering articles in the mould using springs being part of the positioning means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、射出成形型内で板硝子の周辺部に直接樹脂製
モールを形成する金型構造に関するもので、自動車用サ
ンルーフの製造等の金型として利用されるものである。
モールを形成する金型構造に関するもので、自動車用サ
ンルーフの製造等の金型として利用されるものである。
(従来の技術) 本発明に係る従来技術としては、特開昭57-158481号
「モールあるいはガスケツトを形成する方法」の公報が
ある。
「モールあるいはガスケツトを形成する方法」の公報が
ある。
この従来技術は、板硝子の周辺部に合成樹脂製のモール
あるいはガスケツトを形成する方法において、第3図に
示すように板硝子21を型22内に配置し、該板硝子の周辺
部表面及び型内面により形成されたキヤビテイ空間23に
固化し得る合成樹脂あるいはその原料を注入し、合成樹
脂の固化後、板硝子を型より取り出すようにしたもので
ある。
あるいはガスケツトを形成する方法において、第3図に
示すように板硝子21を型22内に配置し、該板硝子の周辺
部表面及び型内面により形成されたキヤビテイ空間23に
固化し得る合成樹脂あるいはその原料を注入し、合成樹
脂の固化後、板硝子を型より取り出すようにしたもので
ある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこの従来技術においては、板硝子保持用の
金型分割面24にシール性の弾性体25を取りつけて板硝子
の寸法のバラツキを吸収し、金型内での板硝子変形によ
る破損を防止する構造であつた。
金型分割面24にシール性の弾性体25を取りつけて板硝子
の寸法のバラツキを吸収し、金型内での板硝子変形によ
る破損を防止する構造であつた。
ところで、このシール性の弾性体25を取りつけた場合板
硝子の寸法のバラツキを吸収する能力は±0.5mmと極め
て制約されるため、バラツキが大きくなるとこれを吸収
することが出来ず、成形時、金型の合せ圧力で板硝子が
変形して破損が発生するという問題があつた。
硝子の寸法のバラツキを吸収する能力は±0.5mmと極め
て制約されるため、バラツキが大きくなるとこれを吸収
することが出来ず、成形時、金型の合せ圧力で板硝子が
変形して破損が発生するという問題があつた。
本発明はかかる問題にかんがみ、この板硝子の寸法のバ
ラツキに対する吸収能力を向上させることによつて、成
形時の板硝子の破損をなくすることを、その技術的課題
とするものである。
ラツキに対する吸収能力を向上させることによつて、成
形時の板硝子の破損をなくすることを、その技術的課題
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、
固定型のキヤビテイ内周面に板硝子を保持する凸状の保
持部を設け、可動型のキヤビテイ内周面にポケツト孔を
形成し、該ポケツト孔に嵌合しバネの反発力によつて作
動する浮動コアを配設し、可動型の型閉め時、板硝子の
寸法バラツキを該浮動コアによつて吸収するようにした
ことである。
固定型のキヤビテイ内周面に板硝子を保持する凸状の保
持部を設け、可動型のキヤビテイ内周面にポケツト孔を
形成し、該ポケツト孔に嵌合しバネの反発力によつて作
動する浮動コアを配設し、可動型の型閉め時、板硝子の
寸法バラツキを該浮動コアによつて吸収するようにした
ことである。
(作用) 上記技術的手段は次のように作用する。即ち、板硝子の
寸法(曲率)のバラツキが大きくても、浮動コアのバネ
によつて板硝子に作用する局部集中応力を分散させるこ
とができるため、射出成形による樹脂成形時、硝子の一
方面は固定型の保持部で保持され、他方面はバネに密着
している浮動コアにて密着保持されているために、バネ
の作用により、硝子の破損はまつたく無いものである。
寸法(曲率)のバラツキが大きくても、浮動コアのバネ
によつて板硝子に作用する局部集中応力を分散させるこ
とができるため、射出成形による樹脂成形時、硝子の一
方面は固定型の保持部で保持され、他方面はバネに密着
している浮動コアにて密着保持されているために、バネ
の作用により、硝子の破損はまつたく無いものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図〜第2図において、第1図は板硝子を内部に配置
して閉じた型の断面図で、型Aは固定型1と可動型2と
からなり、固定型1と可動型2との間には分割面3が形
成され、板硝子4は分割面3の保持部5によつて保持さ
れている。
して閉じた型の断面図で、型Aは固定型1と可動型2と
からなり、固定型1と可動型2との間には分割面3が形
成され、板硝子4は分割面3の保持部5によつて保持さ
れている。
可動型2はキヤビテイ6の内周面にポケツト孔7が形成
され、このポケツト孔7には浮動コア8が内部に嵌合さ
れている。浮動コア8は板硝子4との接触面を板硝子4
の曲げ形状に沿つて、8aに示す円弧状に形成され、その
底面9は可動型2のポケツト孔7の底部10より20〜30mm
浮き上がるようになつている。
され、このポケツト孔7には浮動コア8が内部に嵌合さ
れている。浮動コア8は板硝子4との接触面を板硝子4
の曲げ形状に沿つて、8aに示す円弧状に形成され、その
底面9は可動型2のポケツト孔7の底部10より20〜30mm
浮き上がるようになつている。
浮動コア8の中央部周辺にはネジ孔11が複数個所に設け
られている。このネジ孔11にはバネ12が挿入され、この
バネ12は止め栓13をねじ込むことによつて可動型2のポ
ケツト孔7の底部10に圧接されている。また、浮動コア
8の中央部には板硝子4を取りつけるための吸着パツド
14が取り付けられている。
られている。このネジ孔11にはバネ12が挿入され、この
バネ12は止め栓13をねじ込むことによつて可動型2のポ
ケツト孔7の底部10に圧接されている。また、浮動コア
8の中央部には板硝子4を取りつけるための吸着パツド
14が取り付けられている。
上記構成により型閉め状態では、板硝子4が固定型1の
分割面3の保持部5に押されて浮動コア8に密着する。
板硝子4の密着された浮動コア8は密着力によつて図示
右方へ押される。その圧力によつてバネ12が収縮し、そ
れによつて反発力が発生する。この反発力によつて浮動
コア8を図示左方へ移動させる。このとき板硝子4の寸
法バラツキは±1.5mm以上もあるので板硝子4が変化し
た場合には密着力も変化するが、その変化にはバネ12の
押力によつて浮動コア8が作動し板硝子4を均一に密着
する。
分割面3の保持部5に押されて浮動コア8に密着する。
板硝子4の密着された浮動コア8は密着力によつて図示
右方へ押される。その圧力によつてバネ12が収縮し、そ
れによつて反発力が発生する。この反発力によつて浮動
コア8を図示左方へ移動させる。このとき板硝子4の寸
法バラツキは±1.5mm以上もあるので板硝子4が変化し
た場合には密着力も変化するが、その変化にはバネ12の
押力によつて浮動コア8が作動し板硝子4を均一に密着
する。
この状態で板硝子周辺部のキヤビテイ6に樹脂材料を射
出成形することにより、板硝子4の周辺部に強固に樹脂
材料を固着させ、型1の保持部5と浮動コア8とが板硝
子の両面に密着することにより正確な曲率を有する硝子
と樹脂材の一体成形品を製造する。
出成形することにより、板硝子4の周辺部に強固に樹脂
材料を固着させ、型1の保持部5と浮動コア8とが板硝
子の両面に密着することにより正確な曲率を有する硝子
と樹脂材の一体成形品を製造する。
成形後可動型2は吸着パツト14と共に右行し製品を取り
出すものである。
出すものである。
本発明は次の効果を有する。即ち、可動型のポケツト孔
にバネの反発力によつて作動する浮動コアを設けること
により、従来の方法では金型内で硝子が破損することが
しばしば発生したが、本発明の方法によれば硝子(曲
率)がバラツイても浮動コアの作動で硝子本体に浮動コ
アが密着するために金型内での硝子の破損は皆無であ
る。また手作業により板硝子の周辺部にモールを接着す
る方法もあるが、モールの成形と接着工程が別々である
ためにコストアツプになる。
にバネの反発力によつて作動する浮動コアを設けること
により、従来の方法では金型内で硝子が破損することが
しばしば発生したが、本発明の方法によれば硝子(曲
率)がバラツイても浮動コアの作動で硝子本体に浮動コ
アが密着するために金型内での硝子の破損は皆無であ
る。また手作業により板硝子の周辺部にモールを接着す
る方法もあるが、モールの成形と接着工程が別々である
ためにコストアツプになる。
本発明は同一工程にて成形と固着が可能で、かつ強固に
樹脂と硝子が固着するものである。
樹脂と硝子が固着するものである。
第1図は本実施例の断面図、第2図は第1図の一部省略
した平面図、第3図は従来例の断面図である。 1……固定型,2……可動型,3……分割面,4……板硝子,5
……保持部,6……キヤビテイ,7……ポケツト孔,8……浮
動コア,12……バネ
した平面図、第3図は従来例の断面図である。 1……固定型,2……可動型,3……分割面,4……板硝子,5
……保持部,6……キヤビテイ,7……ポケツト孔,8……浮
動コア,12……バネ
Claims (1)
- 【請求項1】固定型と可動型よりなる金型の分割面に板
硝子を置き、該板硝子の周辺部に合成樹脂を射出成形し
て、板硝子と合成樹脂を一体形成する金型において、前
記固定型のキヤビテイ内周面に板硝子を保持する保持部
を設け、前記可動型のキヤビテイ内周面にポケツト孔を
形成し、該ポケツト孔に嵌合し、バネの反発力によつて
作動する浮動コアを設けた、板硝子と合成樹脂の一体成
型金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61080925A JPH0694145B2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 板硝子と合成樹脂の一体成型金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61080925A JPH0694145B2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 板硝子と合成樹脂の一体成型金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62236719A JPS62236719A (ja) | 1987-10-16 |
JPH0694145B2 true JPH0694145B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=13732006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61080925A Expired - Lifetime JPH0694145B2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 板硝子と合成樹脂の一体成型金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0694145B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4431252B2 (ja) | 2000-05-22 | 2010-03-10 | フィーサ株式会社 | インサート成形方法及び金型 |
KR100401622B1 (ko) * | 2000-12-28 | 2003-10-11 | 현대자동차주식회사 | 차량의 글라스 인캡슐레이션용 사출금형 |
CN110374238A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-10-25 | 李钊 | 一种隐框玻璃幕墙 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB451507A (en) * | 1935-02-06 | 1936-08-06 | Pilkington Brothers Ltd | Improvements in and relating to the manufacture of articles of glass in combination with plastic materials |
FR801539A (fr) * | 1936-02-05 | 1936-08-06 | Pilkington Brothers Ltd | Perfectionnements à la fabrication d'objets de verre en combinaison avec des matières plastiques |
IT1193617B (it) * | 1982-02-03 | 1988-07-21 | Schade Wilhelm | Elemento per un telaio di un finestrino,in particolare per autoveicoli,procedimento per la sua fabbricazione e pezzi per l'esecuzione del procedimento |
FR2546812B1 (ja) * | 1983-05-30 | 1986-04-18 | Saint Gobain Vitrage | |
SE9602507L (sv) * | 1996-06-25 | 1997-12-26 | Oehlins Racing Ab | Stötdämpare |
-
1986
- 1986-04-08 JP JP61080925A patent/JPH0694145B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62236719A (ja) | 1987-10-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |