JPH0693727A - スリーブ取り付け用具と保護金具 - Google Patents
スリーブ取り付け用具と保護金具Info
- Publication number
- JPH0693727A JPH0693727A JP29102591A JP29102591A JPH0693727A JP H0693727 A JPH0693727 A JP H0693727A JP 29102591 A JP29102591 A JP 29102591A JP 29102591 A JP29102591 A JP 29102591A JP H0693727 A JPH0693727 A JP H0693727A
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- sleeve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】コンクリート工事に於ける、貫通部に使用する
スリーブCを、仮枠Eえ正確に固定し、コンクリート打
設時の振動等による、横圧、浮き上がり、脱落、変位等
を防上して、貫通部の正確な位置を確保し、工事を円滑
にする。 【構成】ベースAとスライドカバーB及び保護金具Cに
よって構成されていて、スライドカバーBの掴み部8に
スリーブDを捕捉し、鉄筋Fより保護するために、保護
金具Cによって保護し、仮枠Eに固定されたベースAの
咬合部6と、スライドカバーBの咬合部7の噛み合わせ
によって一体化される。
スリーブCを、仮枠Eえ正確に固定し、コンクリート打
設時の振動等による、横圧、浮き上がり、脱落、変位等
を防上して、貫通部の正確な位置を確保し、工事を円滑
にする。 【構成】ベースAとスライドカバーB及び保護金具Cに
よって構成されていて、スライドカバーBの掴み部8に
スリーブDを捕捉し、鉄筋Fより保護するために、保護
金具Cによって保護し、仮枠Eに固定されたベースAの
咬合部6と、スライドカバーBの咬合部7の噛み合わせ
によって一体化される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート施工時の
貫通部・スリーブ取り付け時に使用する。
貫通部・スリーブ取り付け時に使用する。
【0002】
【従来の技術】配筋後、仮枠にスリーブ材を釘打ちにす
るか、結束線で鉄筋に固定する。又、時には介在物や金
物等を使用するが、コンクリート流入時の振動等で、位
置が不正確になったり、不明になったりする、場所によ
っては一箇所当たり20〜50分、又、鉄筋の補修等を
入れるともっと時間が掛かる。 又、誰にでもセットさ
せる事が出来ないし、怪我をする場合が多く、手間と時
間が掛かり過ぎる。
るか、結束線で鉄筋に固定する。又、時には介在物や金
物等を使用するが、コンクリート流入時の振動等で、位
置が不正確になったり、不明になったりする、場所によ
っては一箇所当たり20〜50分、又、鉄筋の補修等を
入れるともっと時間が掛かる。 又、誰にでもセットさ
せる事が出来ないし、怪我をする場合が多く、手間と時
間が掛かり過ぎる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スリーブの位置を正確
にし、振動等による脱落、流失等を防止し、誰にでもセ
ットすることが出来なければならない。
にし、振動等による脱落、流失等を防止し、誰にでもセ
ットすることが出来なければならない。
【0004】従来の施工手順は、場所により、特に鉄筋
簗形の場合は(A)仮枠→配筋→スリーブの取り付け→
コンクリート打設となる。配筋の密度によってはスリ
ーブが入らないので、鉄筋の結束線をほぐして挿入し、
再び修正し結束する。配筋後ピッチが広ければスリー
ブを仮枠幅一杯に切断し、挿入して釘打ちする。配筋
後金具等を取り付けスリーブを前項と同様に入れて釘打
ちする。仮枠にスリーブを直接釘打ちする。この時、
仮枠の間隔幅より短く切断するので、仮枠とスリーブの
隙間をテープ等でふさがなければならない。仮枠の間
隔幅より短く切断し両方の小口をガムテープ等を用いて
蓋をし、鉄筋に位置を決めて結束線、又は、金具等で固
定することになり、コンクリート打設後、計測してハツ
リ出さなければならない。狭いところに手を入れ、釘
打ち、移動、固定等の作業のため、釘・仮枠のささら・
結束線等で怪我をすることが多い。取り付けに手間が
かかり過ぎる。墨出し位置が正確に出せないため、位
置がズレたり、狂つて来たりする。仮に正確に取り付け
てもコンクリート打設時の振動で変位する事が多い。
他、とゆう諸々の問題点がある。
簗形の場合は(A)仮枠→配筋→スリーブの取り付け→
コンクリート打設となる。配筋の密度によってはスリ
ーブが入らないので、鉄筋の結束線をほぐして挿入し、
再び修正し結束する。配筋後ピッチが広ければスリー
ブを仮枠幅一杯に切断し、挿入して釘打ちする。配筋
後金具等を取り付けスリーブを前項と同様に入れて釘打
ちする。仮枠にスリーブを直接釘打ちする。この時、
仮枠の間隔幅より短く切断するので、仮枠とスリーブの
隙間をテープ等でふさがなければならない。仮枠の間
隔幅より短く切断し両方の小口をガムテープ等を用いて
蓋をし、鉄筋に位置を決めて結束線、又は、金具等で固
定することになり、コンクリート打設後、計測してハツ
リ出さなければならない。狭いところに手を入れ、釘
打ち、移動、固定等の作業のため、釘・仮枠のささら・
結束線等で怪我をすることが多い。取り付けに手間が
かかり過ぎる。墨出し位置が正確に出せないため、位
置がズレたり、狂つて来たりする。仮に正確に取り付け
てもコンクリート打設時の振動で変位する事が多い。
他、とゆう諸々の問題点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】先に述べた作業手順を改
善し、特別な技術を有しなくても誰にもセット出来る、
本発明の、請求項1の用具と、請求項2の保護金具をも
ちいることである。
善し、特別な技術を有しなくても誰にもセット出来る、
本発明の、請求項1の用具と、請求項2の保護金具をも
ちいることである。
【0006】
【作用と実施例】本発明は、先に述べた作業手順Aを
(B)仮枠→墨出し→ベースA→保護金具→配筋→スリ
ーブ+スライドカバーB→コンクリート打設…と置き換
える。粱形を例にとると、仮枠Eに正確な墨出しをす
る、ベースAに設けた目安計り2・3・4を墨に合わせ
仮枠に釘打ち、又は接着剤等で貼り付ける。ベースA
を鉄筋Fより保護する為に、保護金具CをベースAの付
近にセットとする。仮枠E上で組み上げた鉄筋F、又
は、工場加工された鉄筋Fを、仮枠Eの中にセッテング
する。この場合、配筋Fの密度が高い場合は、落し込む
前、組み鉄筋Fの中え、スリーブDにスライドカバーB
2個をセットし、結束線・ガムテープ等で仮止めして置
く。鉄筋Fを落し込み設定が終わったら、保護金具C
と仮止め材を撤去する。先にスリーブCをセットして
ある場合は、スリーブDを所定の位置に移動して、仮枠
Eに設定してあるベースAにスライドカバーBを宛てが
い、挿入、又は嵌め込むと、スリーブCとスライドカバ
ーBは、仮枠に固定されているベースAと一体となり固
定される。
(B)仮枠→墨出し→ベースA→保護金具→配筋→スリ
ーブ+スライドカバーB→コンクリート打設…と置き換
える。粱形を例にとると、仮枠Eに正確な墨出しをす
る、ベースAに設けた目安計り2・3・4を墨に合わせ
仮枠に釘打ち、又は接着剤等で貼り付ける。ベースA
を鉄筋Fより保護する為に、保護金具CをベースAの付
近にセットとする。仮枠E上で組み上げた鉄筋F、又
は、工場加工された鉄筋Fを、仮枠Eの中にセッテング
する。この場合、配筋Fの密度が高い場合は、落し込む
前、組み鉄筋Fの中え、スリーブDにスライドカバーB
2個をセットし、結束線・ガムテープ等で仮止めして置
く。鉄筋Fを落し込み設定が終わったら、保護金具C
と仮止め材を撤去する。先にスリーブCをセットして
ある場合は、スリーブDを所定の位置に移動して、仮枠
Eに設定してあるベースAにスライドカバーBを宛てが
い、挿入、又は嵌め込むと、スリーブCとスライドカバ
ーBは、仮枠に固定されているベースAと一体となり固
定される。
【0007】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように単鈍な用
具A・Bと、金具Cによって構成されていて、以下に記
載される効果を奏する。
具A・Bと、金具Cによって構成されていて、以下に記
載される効果を奏する。
【0008】専門的な知識を必要としない、又、単純な
作業でセット出来、保護金具を使用することによって、
鉄筋工の作業や配筋を阻害することはない。逆に梁形鉄
筋Fのガイド役を兼ねることにもなる、それは耐火上コ
ンクリート被覆が40mm以上の為、仮枠Eと鉄筋Fの
間隔を正確にを取らなければならない。
作業でセット出来、保護金具を使用することによって、
鉄筋工の作業や配筋を阻害することはない。逆に梁形鉄
筋Fのガイド役を兼ねることにもなる、それは耐火上コ
ンクリート被覆が40mm以上の為、仮枠Eと鉄筋Fの
間隔を正確にを取らなければならない。
【0009】コンクリート打ち込み時の横圧・浮き上が
り・振動等による脱落を防止する。又、スリーブC位置
の変位や、スリーブCが不明になることは無い。
り・振動等による脱落を防止する。又、スリーブC位置
の変位や、スリーブCが不明になることは無い。
【0010】スリーブCをセットする時点で、鉄筋Fに
手を掛ける必要が無いので補正・補修の必要が無くな
る。
手を掛ける必要が無いので補正・補修の必要が無くな
る。
【0011】スリーブCをセットするとき、金づちや、
釘を用いる必要が無いので、怪我をする危険は無い。
釘を用いる必要が無いので、怪我をする危険は無い。
【0012】スリーブCは、同径の物でもメーカーによ
っては、径が多少違っているが、本発明のスライドカバ
ーBの掴み部8は、伸縮して掴む事ができる。
っては、径が多少違っているが、本発明のスライドカバ
ーBの掴み部8は、伸縮して掴む事ができる。
【0013】作業が簡単なため、セットする時間が短
く、在来の工法の所要時間を、極端に大きく短縮し、作
業効率と能率を上げる事ができる。作業全体に及ぼす、
経済的な効果は非常に大である。
く、在来の工法の所要時間を、極端に大きく短縮し、作
業効率と能率を上げる事ができる。作業全体に及ぼす、
経済的な効果は非常に大である。
【図1】 取り付け用具ベースAの正面図
【図2】 上部 ベースAの断面図 下部 ベースAの側面図
【図3】 取り付け用具スライドカバーBの正面図
【図4】 上部 スライドカバーBの断面図 下部 スライドカバーBの側面図
【図5】 保護金具C斜視図
【図6】 ベースAと保護金具Cを、仮枠Eにセットし
たときの下視図
たときの下視図
【図7】 同上の側面図
【図8】 同上図に鉄筋Fを組み込んだ図面
1 底盤、2 欠き込み、3 筋又は線、4 釘穴、5
受け部、6 咬合部 7 咬合部、8 掴み部、9 釘穴、A ベースA、B
スライドカバーB、C 保護金物、D スリーブ、E
仮 枠、F 鉄 筋、
受け部、6 咬合部 7 咬合部、8 掴み部、9 釘穴、A ベースA、B
スライドカバーB、C 保護金物、D スリーブ、E
仮 枠、F 鉄 筋、
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月20日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】取り付け用具ベースAの正面図
【図2】取り付け用具ベースAの側面図
【図3】取り付け用具スライドカバーBの正面図
【図4】取り付け用具スライドカバーBの側面図
【図5】取り付け用具スライドカバーBの側断面図
【図6】保護金具Cの斜視図
【図7】ベースAと保護金具Cを、仮枠Eにセットした
側面図
側面図
【図8】同上の下視図
【図9】図7に鉄筋Fを組み込んだ図
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
Claims (2)
- 【請求項1】(イ)適宜な材料を用い、適宜な形状をし
た盤を底盤とし、その底盤の外周及び周辺に、欠き込み
・筋・釘穴等を設け、セットするときの目安計りとす
る、底盤中央部に適宜な筒形の形状で立ち上げ、一方を
低く押え、一方を多少高くし受け部とする。立ち上がり
の底盤寄りに凹部、又は凸部を設けて咬合部としてベー
スAとする。 (ロ)適宜な筒状の一方に凹又は凸部を設け咬合部と
し、一方に波状形か山形等の形状を設けて掴部とし、ス
ライドカバーBとする。ベースAとスライドカバーBの
咬合部が一体化することによってなるスリーブ取り付け
用具。 - 【請求項2】適宜な鋼材をL字形に、一端を短くし釘穴
を穿ち、一端を適宜な長さに加工する。請求項1のスリ
ーブ取り付け用具の保護金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29102591A JPH0693727A (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | スリーブ取り付け用具と保護金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29102591A JPH0693727A (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | スリーブ取り付け用具と保護金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0693727A true JPH0693727A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17763480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29102591A Pending JPH0693727A (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | スリーブ取り付け用具と保護金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0693727A (ja) |
-
1991
- 1991-08-19 JP JP29102591A patent/JPH0693727A/ja active Pending
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