JPH0693692A - 雨樋カバー - Google Patents

雨樋カバー

Info

Publication number
JPH0693692A
JPH0693692A JP26930992A JP26930992A JPH0693692A JP H0693692 A JPH0693692 A JP H0693692A JP 26930992 A JP26930992 A JP 26930992A JP 26930992 A JP26930992 A JP 26930992A JP H0693692 A JPH0693692 A JP H0693692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal
edge
groove
gutter cover
slope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26930992A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2599079B2 (ja
Inventor
Fumio Megata
史夫 目賀田
Tagahiko Kitajima
多賀彦 喜多嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
Priority to JP26930992A priority Critical patent/JP2599079B2/ja
Publication of JPH0693692A publication Critical patent/JPH0693692A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2599079B2 publication Critical patent/JP2599079B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軒先14を短く切り落としても建物全体の美
的バランスが崩れない雨樋カバー15を得る。 【構成】 雨樋カバー15を正面材20と底面材40を
接合して形成する。正面材20が内向きに窪んだ溝25
によって斜面部22と彎曲部27とに上下に二つに区切
り、底面材40は稜線43を境に斜面部42と水平部4
4とに折れ曲げて形成する。正面材20の斜面部22と
彎曲部27および底面材40の斜面部42の各垂直方向
の高さ寸法AとBとCは略同じにし、それらの寸法の差
(A〜B、B〜C、C〜A)はそれら何れもの高さ寸法
A・B・Cの10%以下にする。水平部44の水平方向
の幅寸法Dは雨樋カバー全体15の幅寸法Eの40〜6
0%にする。雨樋カバー15は、軒先に取り付けたアー
ム31に鉤部21を引っ掛け、水平部30の裏側をアー
ム31に当ててビス止めし、水平部46をアーム31の
脚部33に当ててビス止めして取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の雨樋の外面を覆
う雨樋カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅が密集した市街地では敷地の境界線
に極く接近させて建物を建築せざるを得ない場合が多
い。そのような場合、プレハブ家屋のように屋根パネル
が工場生産されたものでは、その軒先14を短く切り落
さざるを得なくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに、建物全体の美
観を考慮して設計されたプレハブ家屋の軒先14を短く
切り落とすと、建物全体の美的バランスが崩れて体裁の
悪いものになる。そこで本発明は、短く切り落とされた
軒先14の雨樋11に化粧を施し、建物全体の体裁を整
えるための雨樋カバー15を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明に係る雨樋カ
バー15は、(a) 雨樋11の正面12を覆う長尺の
正面材20と雨樋11の底面13を覆う長尺の底面材4
0を上下に平行に並べ、正面材20と底面材40を接合
して構成され、(b) 正面材20が内向きに窪んだ溝
25によって斜面部22と彎曲部27とに上下に二つに
区切られ、溝25の斜面部側の溝縁24が彎曲部側の溝
縁26よりも外向きに突出し、斜面部22が下側に向け
て外向きに真っ直ぐに傾斜していて下縁23が溝25の
上に突き出た溝縁24を形成し、斜面部22の上縁が内
向きに折り込まれた鉤部21を形成しており、(c)
彎曲部27が下側に向けて内向きに円弧状に彎曲し、そ
の彎曲部27の下縁は上側に折れ曲がって垂直部29に
続き、更に水平方向に内向きに折れ曲がって水平部30
へと続いており、(d) 彎曲部27に交わる垂直部2
9の稜線部分には、外向きに窪んだ溝28が正面材20
の長さ方向に形成されており、(e) 底面材40が長
さ方向に続く稜線43を境にして斜面部42と水平部4
4とに折れ曲げられており、(f) 斜面部42の上縁
41が水平方向に外向きに折れ曲がっていて正面材20
の溝28に嵌め込まれて正面材20と底面材40が接合
され、斜面部42が正面材20から下側に向けて内向き
に真っ直ぐに傾斜しており、(g) 水平部44は稜線
43から水平方向に内向きに折れ曲がって続き、(h)
水平部44の端縁部分が上側に折れ曲がって垂直部4
5に続き、更に水平方向に内向きに折れ曲がった水平部
46とに続いていて上向きに窪んだステップ47が水平
部44の端縁部分に形成されており、(i) 水平部4
6にはスリット孔48が底面材40の長さ方向に一定間
隔で連設されており、(j) 正面材20の斜面部22
と彎曲部27および底面材40の斜面部42の各垂直方
向の高さ寸法AとBとCが略同じで、それらの高さ寸法
の差(A〜B、B〜C、C〜A)がそれら何れもの高さ
寸法A・B・Cの10%以下であり、水平部44の水平
方向の幅寸法Dが雨樋カバー全体15の幅寸法Eの40
〜60%になっていることを特徴とするものである。
【0005】雨樋カバー15は、軒先に取り付けたアー
ム31に鉤部21を引っ掛け、水平部30の裏側をアー
ム31に当ててビス止めし、水平部46をアーム31の
脚部33に当ててビス止めして取り付けられる。
【0006】即ち、アーム31は、雨樋11の正面12
と底面13と背面16をコ字形に囲む正面部17と底面
部18と背面部19とがコ字形に折れ曲がって続き、背
面部19の下端は、底面部18の下側に長く突き出た脚
部33になっている。
【0007】雨樋11は、アーム31の背面部19に取
り付けた受け具34に載せてアーム31のコ字形の開口
部35に嵌め込むように取り付けられる。
【0008】雨樋カバー15は、アーム31の正面部1
7の上端32に正面材20の鉤部21を引っ掛け、アー
ム31の底面部18の裏側に正面材20の水平部30を
当ててビス止めして正面材20をアーム31に取り付
け、次いで、底面材40の斜面部42の上縁41を正面
材20の溝28に嵌め込んで係止し、底面材40の水平
部46をアーム31の脚部33の下面に当ててビス止め
して取り付けられる。
【0009】その場合、正面材20の彎曲部27の下縁
の水平部30の外面にコ字形断面の補助カバー36を当
て、その補助カバー36と共に水平部30をアームの水
面部18にビス止めし、その補助カバー36に底面材4
0の斜面部の上縁41をビス止めするとよい。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る雨樋カバー15は、その外
面が溝25と正面材と底面材の接合箇所(28)と稜線
43とによって四つに区切られて、全体が雨樋11を覆
って外壁面37から軒先14まで彎曲して続いており、
正面材20の斜面部22と彎曲部27および底面材40
の斜面部42の各垂直方向の高さ寸法AとBとCが略同
じで、それらの高さ寸法の差(A〜B、B〜C、C〜
A)がそれら何れもの高さ寸法A・B・Cの10%以下
であり、水平部44の水平方向の幅寸法Dが雨樋カバー
全体15の幅寸法Eの40〜60%になっているので、
下側に突き出た底面材40が雨樋の観を呈し、正面材2
0が内向きに窪んだ溝25によって斜面部22と彎曲部
27とに上下に二つに区切られ、その傾斜して外向きに
突き出た斜面部側の溝縁24は軒先14が溝25の上ま
で突き出たかの観を呈し、軒先全体14が分厚い屋根パ
ネルを施工したかの如き観を呈する。
【0011】このため、プレパブ家屋の軒先14を短く
切り落として建てる場合に雨樋カバー15を取り付ける
と、軒先14を短く切り落としても建物全体の美的バラ
ンスが崩れて体裁の悪いものになることがない。
【0012】従って、本発明にかかる雨樋カバー15
は、軒先14を短く切り落して敷地の境界線に極く接近
させて建物を建築せざるを得ない住宅密集地でのプレハ
ブ家屋の建築に特に効果的である。
【0013】そして雨樋カバー15は正面材20と底面
材40とに分かれており、正面材20はアーム31に鉤
部21を軽く引っ掛けておいて取り付けることが出来、
又、底面材40はそのように取り付けた正面材20の溝
28に上縁41を軽く嵌め込んで仮止めして取り付ける
ことが出来るので、雨樋カバー15の取付作業が楽に行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る雨樋カバーの一部切截斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る雨樋カバーの分解斜視図である。
【図3】本発明に係る雨樋カバーの軒先に施工された状
態での断面側面図である。
【図4】本発明に係る雨樋カバーを施工した軒先の側面
図である。
【図5】雨樋を施工した軒先の側面図である。
【符号の説明】
11 雨樋 12 正面 13 底面 14 軒先 15 雨樋カバー 16 背面 17 正面部 18 底面部 19 背面部 20 正面材 21 鉤部 22 斜面部 23 斜面部下縁 24 溝縁 25 溝 26 溝縁 27 彎曲部 28 溝 29 垂直部 30 水平部 31 アーム 32 上端 33 脚部 34 受け具 35 開口部 36 補助カバー 37 外壁面 40 底面材 41 上縁 42 斜面部 43 稜線 44 水平部 45 垂直部 46 水平部 47 ステップ 48 スリット孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雨樋11の正面12を覆う長尺の正面材
    20と雨樋11の底面13を覆う長尺の底面材40を上
    下に平行に並べ、正面材20と底面材40を接合して構
    成され、正面材20が内向きに窪んだ溝25によって斜
    面部22と彎曲部27とに上下に二つに区切られ、溝2
    5の斜面部側の溝縁24が彎曲部側の溝縁26よりも外
    向きに突出し、斜面部22が下側に向けて外向きに真っ
    直ぐに傾斜していて下縁23が溝25の上に突き出た溝
    縁24を形成し、斜面部22の上縁が内向きに折り込ま
    れた鉤部21を形成しており、彎曲部27が下側に向け
    て内向きに円弧状に彎曲し、その彎曲部27の下縁は上
    側に折れ曲がって垂直部29に続き、更に水平方向に内
    向きに折れ曲がって水平部30へと続いており、彎曲部
    27に交わる垂直部29の稜線部分には、外向きに窪ん
    だ溝28が正面材20の長さ方向に形成されており、底
    面材40が長さ方向に続く稜線43を境にして斜面部4
    2と水平部44とに折れ曲げられており、斜面部42の
    上縁41が水平方向に外向きに折れ曲がっていて正面材
    20の溝28に嵌め込まれて正面材20と底面材40が
    接合され、斜面部42が正面材20から下側に向けて内
    向きに真っ直ぐに傾斜しており、水平部44は稜線43
    から水平方向に内向きに折れ曲がって続き、水平部44
    の端縁部分が上側に折れ曲がって垂直部45に続き、更
    に水平方向に内向きに折れ曲がった水平部46とに続い
    ていて上向きに窪んだステップ47が水平部44の端縁
    部分に形成されており、水平部46にはスリット孔48
    が底面材40の長さ方向に一定間隔で連設されており、
    正面材20の斜面部22と彎曲部27および底面材40
    の斜面部42の各垂直方向の高さ寸法AとBとCが略同
    じで、それらの高さ寸法の差(A〜B、B〜C、C〜
    A)がそれら何れもの高さ寸法A・B・Cの10%以下
    であり、水平部44の水平方向の幅寸法Dが雨樋カバー
    全体15の幅寸法Eの40〜60%になっていることを
    特徴とする雨樋カバー。
JP26930992A 1992-09-12 1992-09-12 雨樋カバー Expired - Lifetime JP2599079B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26930992A JP2599079B2 (ja) 1992-09-12 1992-09-12 雨樋カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26930992A JP2599079B2 (ja) 1992-09-12 1992-09-12 雨樋カバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0693692A true JPH0693692A (ja) 1994-04-05
JP2599079B2 JP2599079B2 (ja) 1997-04-09

Family

ID=17470548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26930992A Expired - Lifetime JP2599079B2 (ja) 1992-09-12 1992-09-12 雨樋カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2599079B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7347027B2 (en) * 2003-06-10 2008-03-25 Quality Edge, Inc. Rain gutter guard and method
US8117785B2 (en) 2004-07-27 2012-02-21 Quality Edge, Inc. Gutter system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7347027B2 (en) * 2003-06-10 2008-03-25 Quality Edge, Inc. Rain gutter guard and method
US7506476B2 (en) 2003-06-10 2009-03-24 Quality Edge, Inc. Rain gutter guard and method
US8117785B2 (en) 2004-07-27 2012-02-21 Quality Edge, Inc. Gutter system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2599079B2 (ja) 1997-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5724776A (en) Decoration device
JPH0693692A (ja) 雨樋カバー
JPH0412901Y2 (ja)
JPS6032281Y2 (ja) 屋根コ−ナ部構造
JPH078702Y2 (ja) 軒樋の取付け構造
JP2516171B2 (ja) 縦葺き屋根構造
JP2898244B2 (ja) 折版屋根の支持構造
JP2567199Y2 (ja) 金属板横葺き屋根のけらばの取付構造
JPH0258664A (ja) 軒樋の取付構造
JPH0725370Y2 (ja) 軒先構造
JPH0528246Y2 (ja)
JPH0311292Y2 (ja)
JPH0347069Y2 (ja)
JPS6231527Y2 (ja)
JP2584952B2 (ja) 軒先構造
JP2554293Y2 (ja) 軒樋用カバー板
JPH0245374Y2 (ja)
JP2531002Y2 (ja) 軒下樋装置
JP2975938B1 (ja) 隅棟部の屋根材用連結部材
JP4059160B2 (ja) 軒樋の配設構造
JPH042246Y2 (ja)
JPH09291666A (ja) 建物の軒先構造
JPH0455538A (ja) バルコニー
JPH05230959A (ja) 竪樋の取付構造
JP2000008565A (ja) 鼻隠し部材