JPH069267U - 信号セレクタ装置 - Google Patents
信号セレクタ装置Info
- Publication number
- JPH069267U JPH069267U JP046875U JP4687592U JPH069267U JP H069267 U JPH069267 U JP H069267U JP 046875 U JP046875 U JP 046875U JP 4687592 U JP4687592 U JP 4687592U JP H069267 U JPH069267 U JP H069267U
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- Japan
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- video
- audio
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 第1のセレクタの固定モード設定時又はパワ
ーオン時に第1及び第2のセレクタポジションを同一に
する。 【構成】 2系統の第1のセレクタ1と第2のセレクタ
2とを備え、第1のセレクタ1の固定モード設定手段3
と、第1及び第2のセレクタを同じに設定する同一設定
手段4と、パワーオン時に第1及び第2のセレクタを合
わせる統一設定手段5とで構成する。2系統のセレクタ
としては、例えば、音声セレクタ、映像セレクタがあ
る。
ーオン時に第1及び第2のセレクタポジションを同一に
する。 【構成】 2系統の第1のセレクタ1と第2のセレクタ
2とを備え、第1のセレクタ1の固定モード設定手段3
と、第1及び第2のセレクタを同じに設定する同一設定
手段4と、パワーオン時に第1及び第2のセレクタを合
わせる統一設定手段5とで構成する。2系統のセレクタ
としては、例えば、音声セレクタ、映像セレクタがあ
る。
Description
【0001】
この考案はAV機器などに使用する信号セレクタ装置に係り、特に、2系統の セレクタを同一セレクタポジションに合わせるのに好適な信号セレクタ装置に関 する。
【0002】
従来より、独立した2系統の第1のセレクタと第2のセレクタとを有した信号 セレクタ装置は、例えば複数の音声信号を選択する音声セレクタと、複数の映像 信号を選択する映像セレクタとを備えたAV機器などがある。
【0003】 一般には、上記音声セレクタと映像セレクタとを同時に切り換える同時切換機 能と、映像セレクタを固定する映像セレクタ固定モード機能があり、例えば、音 声セレクタ及び映像セレクタが共に「LD」プレイのセレクタポジションに設定 されている場合、「Video-1」のVTRプレイに切り換えると、音声セレクタ及 び映像セレクタは同時に、共に「Video-1」ポジションに設定される。
【0004】 また、上記映像セレクタがセレクタ固定モードになっている場合、「Video-1 」のVTRプレイに切り換えると、音声セレクタは「LD」から「Video-1」に 切り換えられ、映像セレクタは「LD」セレクタポジションのまま固定される。 この様に、1度映像セレクタを固定モードに設定すると、映像セレクタを切り 換える場合には、上記固定モードを解除しておく必要があった。
【0005】 前記のように、音声セレクタが「Video-1」に切り換えられ、映像セレクタが 「LD」のままで、映像セレクタ固定モードを解除してパワーオフする。次に、 再びパワーオンすると、音声及び映像セレクタは直前のパワーオフ時の設定状態 のまま、音声セレクタは「Video-1」、映像セレクタは「LD」のまま再現され る。
【0006】 このため、両セレクタとも例えば「Video-1」にするためには操作キーの「Vi deo-1」キーを押圧操作し、映像セレクタを「LD」ポジションから「Video-1 」に切り換えて設定する必要があった。
【0007】
上記した従来の信号セレクタ装置は、2系統のセレクタを同時に切り換えるか 、又は映像セレクタを固定モードに設定するかの機能しかないため、音声セレク タと映像セレクタとを同時に同一セレクタポジションに設定するためには、映像 セレクタの固定モードを解除して映像セレクタを切り換え設定しなければいけな いという欠点があった。
【0008】 また、パワーオン時、音声セレクタと映像セレクタとを同一セレクタポジショ ンにするために、例えば固定モードを解除した映像セレクタを再度、操作して音 声セレクタと同一セレクタポジションに切り換えねばいけないという不便さがあ った。
【0009】 この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 従来例の欠点を解消し、例えば第1のセレクタである音声セレクタを固定する固 定モードを設け、音声セレクタ固定モード時は映像セレクタのみを切り換えて音 声セレクタポジションと同一にし、更に、パワーオン時に音声セレクタと映像セ レクタとを同一セレクタポジションに統一する設定手段を設けた信号セレクタ装 置を提供するところにある。
【0010】
この考案の信号セレクタ装置は独立した2系統の第1のセレクタと第2のセレ クタとを備え、この第1及び第2のセレクタが同時に切れ換えられる同時切換機 能と、パワーオン時に直前のパワーオフ時のセレクタポジションに設定されるパ ワーオン設定機能を有した信号セレクタ装置において、上記第1のセレクタのみ を固定する固定モード設定手段と、この第1のセレクタ固定モード時に上記第2 のセレクタを第1のセレクタと同じセレクタポジションに設定する同一設定手段 と、パワーオン時に上記第1のセレクタと第2のセレクタのセレクタポジション を同じに統一する統一設定手段とを設けて構成したものである。
【0011】
図1はこの考案の構成を示した機能ブロック図であり、この考案の信号セレク タ装置の作用を図1の機能ブロック図を用いて説明する。 独立した2系統の第1のセレクタ1と第2のセレクタ2とを備え、上記第1の セレクタ1のみを固定する固定モード設定手段3を設け、この第1のセレクタ固 定モード時に上記第2のセレクタ2が第1のセレクタ1と異なったセレクタポジ ションに設定されている場合は、第2のセレクタ2のみを切り換え制御して第1 のセレクタ1と同じセレクタポジションに設定することができる(同一設定手段 4)。
【0012】 また、パワーオン時、上記第1のセレクタ1と第2のセレクタ2のセレクタポ ジションが異なってどんなセレクタポジションにあっても、第2のセレクタ2を 切り換え制御して第1のセレクタ1と同じセレクタポジションに設定し、第1及 び第2のセレクタ1、2を同じセレクタポジションに統一することができる(統 一設定手段)。
【0013】 この様に、第1のセレクタ1の固定モードによって第2のセレクタ2を第1の セレクタ1のセレクタポジションに自動的に合わせ、また、パワーオン時に第2 のセレクタを切り換えて第1のセレクタと同じセレクタポジションに自動的に合 わせることができるので、第1及び第2のセレクタ1、2を同一セレクタポジシ ョンにする操作が不要となり、使い易い信号セレクタを実現することができる。
【0014】
この考案に係る信号セレクタ装置の実施例を図1乃至図4に基づき説明する。 図1は構成を示した機能ブロック図であり、図2はハードウェアのブロック図 、図3及び図4は動作を説明したフローチャートである。
【0015】 図において、10は音声信号系統の入力端子であり、この複数の音声信号入力端 子10からの入力信号は音声セレクタ11で選択され、出力端子12より出力される。 13は映像信号系統の入力端子であり、この複数の映像信号入力端子11からの入力 信号は映像セレクタ14で選択され、映像出力端子15より出力される。
【0016】 16は上記音声セレクタ11及び映像セレクタ14を制御するCPUであり、このC PU16にはキーマトリクス17と表示器18とが接続されている。
【0017】 この様に構成した信号セレクタ装置は、キーマトリクス17からの各部を制御す る指示情報、例えばパワーオン/オフ指示、音声及び映像セレクタの切り換え設 定の指示、映像セレクタ固定モード設定及び解除の指示などをCPU16に供給し 、この指示情報に基づいてCPU16は音声セレクタ11及び映像セレクタ14を切り 換え、この切り換え設定内容をFL表示管などで形成した表示器18で表示するこ とができる。
【0018】 キーマトリクス17からの指示で映像セレクタ固定モードを解除し、音声セレク タと映像セレクタとを同時に切り換えるよう設定すると、例えば「LD」プレイ のセレクタポジションに設定されていた音声及び映像セレクタ11,14は同時に「 Video-1」のVTRプレイのセレクタポジションに切り換えることができる。
【0019】 この考案で設けた音声セレクタ固定モードをキーマトリクス17で指示すると、 前期同時切り換え機能は映像セレクタのみの切り換えになる。この動作を図3の フローチャートにより説明する。
【0020】 音声セレクタ固定モードになっていない場合(ステップS1 )、音声セレクタ はキーマトリクス17からの指示によりCPU16で制御されて切り換え設定される (ステップS2 )。音声セレクタが固定モードになっている場合(ステップS1 )、音声セレクタは現設定のセレクタポジションのまま、映像セレクタのみの切 り換え処理を行う(ステップS3 )。
【0021】 この様に、音声セレクタの固定モードを設けることにより、従来までの映像セ レクタ固定モードで切り換え動作しなかった映像セレクタを単独で、任意のセレ クタポジションに切り換えて設定することができる。
【0022】 パワーオン時、信号セレクタ装置の音声及び映像セレクタ11,14は、従来まで は直前のパワーオフ設定のセレクタポジションに設定されるが、この考案の音声 及び映像セレクタ11,14のセレクタポジションを統一する切り換え機能を図4の フローチャートにより説明する。
【0023】 パワーオンした時、映像セレクタが固定モードになっていない場合(ステップ S10)、CPU16は音声セレクタ11と映像セレクタ14のセレクタポジションが同 一ポジションになっているかどうかを判断し(ステップS11)、同一ポジション になっていない場合は映像セレクタ14を制御し、音声セレクタ11と同じセレクタ ポジションになるように切り換える(ステップS12)。
【0024】 即ち、映像セレクタ14のセレクタポジションが音声セレクタ11と同じになるよ う自動的に合わせることにより、パワーオフ時の直前の音声及び映像セレクタ11 ,14がどんなセレクタ設定であっても、音声及び映像セレクタ11,14を同一セレ クタポジションにすることができる。
【0025】 以上、従来までは音声及び映像セレクタ11,14を同一セレクタポジションに設 定するため、キーマトリクス17を操作して合わせなければいけなかった信号セレ クタ装置は、音声セレクタの固定モードを設けることにより、また、パワーオン 時に自動的に音声及び映像セレクタを同一セレクタポジションに合わせることが でき、使用上セレクタ設定操作が簡単になり使い易い信号セレクタ装置になる。
【0026】 以上、音声セレクタ11と映像セレクタ14との2系統のセレクタを用いたAV機 器について説明したが、他の関連した2系統の信号セレクタを有したステレオ装 置やカラオケ装置、又は衛星通信の受信装置などにも応用することができる。
【0027】
この考案に係る信号セレクタ装置は前述のように、音声セレクタを固定する固 定モードを設け、映像セレクタのみを切り換え設定することができ、又はパワー オン時に映像セレクタを切り換えて、音声セレクタと統一する切り換え設定機能 を設けたので、信号セレクタの同一設定ポジションに合わせることが容易になり 、信号セレクタ装置が使い易くなるという効果がある。
【0028】 しかも、この映像セレクタの切り換動作によって同一セレクタポジションに合 わせる機能は、内蔵されているCPUのソフトウェアに大きく依存しており、コ ストを上げることなく機能を増やすことができるという効果があり、実施も容易 であるなどの優れた特長を有している。
【図1】この考案に係る信号セレクタ装置の構成を示し
た機能ブロック図である。
た機能ブロック図である。
【図2】この考案の構成を示したハードウェアのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】この考案の実施例の動作を説明したフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】この考案の他の実施例の動作を説明したフロー
チャートである。
チャートである。
10 音声信号の入力端子 11 音声セレクタ 12 音声信号の出力端子 13 映像信号の入力端子 14 映像セレクタ 15 映像信号の出力端子 16 CPU 17 キーマトリクス 18 表示器
Claims (1)
- 【請求項1】 独立した2系統の第1のセレクタと第2
のセレクタとを備え、この第1及び第2のセレクタが同
時に切れ換えられる同時切換機能と、パワーオン時に直
前のパワーオフ時のセレクタポジションに設定されるパ
ワーオン設定機能を有した信号セレクタ装置において、 上記第1のセレクタのみを固定する固定モード設定手段
と、この第1のセレクタ固定モード時に上記第2のセレ
クタを第1のセレクタと同じセレクタポジションに設定
する同一設定手段と、パワーオン時に上記第1のセレク
タと第2のセレクタのセレクタポジションを同じに統一
する統一設定手段とを設けたことを特徴とする信号セレ
クタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP046875U JPH069267U (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 信号セレクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP046875U JPH069267U (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 信号セレクタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069267U true JPH069267U (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=12759527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP046875U Pending JPH069267U (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 信号セレクタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069267U (ja) |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP046875U patent/JPH069267U/ja active Pending
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