JPH0692659B2 - 油圧式フロントロ−ダの操作装置 - Google Patents

油圧式フロントロ−ダの操作装置

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JPH0692659B2
JPH0692659B2 JP15942286A JP15942286A JPH0692659B2 JP H0692659 B2 JPH0692659 B2 JP H0692659B2 JP 15942286 A JP15942286 A JP 15942286A JP 15942286 A JP15942286 A JP 15942286A JP H0692659 B2 JPH0692659 B2 JP H0692659B2
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front loader
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lever
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JP15942286A
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功 興梠
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は油圧式フロントローダの操作装置に関する。
(従来の技術) 車両に装着されたフロントローダが、車両走行用エンジ
ンに駆動される油圧ポンプから吐出される圧油により作
動されるものが従来よりある。
(発明が解決しようとする問題点) 崖や溝の近くで車両を停止させてフロントローダ作業を
行う場合は、エンジンを低速状態として作業を行い、不
慮に車両が動き出しても高速走行とならないようにして
安全を図っている。
しかし、エンジンが低速状態であると、油圧ポンプ動力
も小さくなるため、フロントローダによる作業能率が低
下するという問題がある。
本発明は上記問題点を解決することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明が従来技術の問題点を解決するために講じる技術
的手段の特徴とするところは、車両1に装着されたフロ
ントローダFが、車両走行用エンジン10に駆動される油
圧ポンプ9から吐出される圧油により作動されるものに
おいて、 エンジン10の増速機構を作動させるスイッチ32が、フロ
ントローダFの操作レバー18と同時操作可能に設けられ
ると共に、そのスイッチ32は、車両1の走行停止状態に
おいてのみ増速機構を作動させることができるものとさ
れている点にある。
(作用) スイッチ32を作動させることで低速状態のエンジン10を
増速することができ、油圧ポンプ9動力を増大してフロ
ントローダFによる作業効率を大きくできる。そして、
不慮に車両1が走行状態となった場合、スイッチ32はエ
ンジン10を増速させることができず低速状態となり、高
速で走行することはない。
また、スイッチ32と操作レバー18とは同時操作できるた
めに操作性の良いものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図はトラクタ車両に装着されたバケット型フロント
ローダFを示し、1は車両一例としてのトラクタ、2は
取付フレーム、3は左右一対のブームで、取付フレーム
2に昇降自在に枢着され、かつ左右一対のブームシリン
ダ4により昇降自在である。5はバケットで、ブーム3
の先端部に枢支され、左右一対のバケットシリンダ6に
より回動操作可能である。7は三点リンク機構、8は三
点リンク機構7を介して装着された作業機を昇降させる
ための油圧装置である。また18はフロントローダFの操
作レバーである。
第2図は油圧回路を示し、9は油圧ポンプで、エンジン
10により駆動される。11はブームシリンダ4の制御用の
電磁弁、12はバケットシリンダ6の制御用の電磁弁で、
これらは電磁弁11を前段、電磁弁12を後段として直列に
接続されている。電磁弁11は上昇用ソレノイド13と下降
用ソレノイド14とを有し、電磁弁12はダンプ用ソレノイ
ド15とロールバック用ソレノイド16とを有する。17はリ
リーフ弁である。
第3図はエンジン10の増速機構である燃料噴射ポンプ
(図示省略)の噴射量調整装置19の作動レバー20の動作
機構を示し、レバー20は枢軸21中心に揺動自在とされ、
図中矢印A方向に揺動することでエンジン回転を増速す
る。このレバー20には長孔22が設けられ、この長孔22に
アクセルロッド23の一端に設けられた連結軸24が遊挿枢
支されている。アクセルロッド23はハンドアクセルレバ
ー(図示省略)、フットアクセルペダル(図示省略)に
連動連結され、その操作によって図中左方に引かれるこ
とでレバー20を増速方向に揺動する。また、レバー20に
は丸孔25が設けられ、この丸孔25にソレノイド装置26の
作動ロッド27一端に設けられた連結軸28が遊挿枢支され
ている。ソレノイド装置26は、ソレノイド本体29を通電
励磁させることで作動ロッド27を矢印A方向に引き、レ
バー20を増速方向に揺動する。ここで、ソレノイド装置
26によるレバー20の揺動の際は、アクセルロッド23一端
の連結ピン24が長孔22内を相対移動するため、その揺動
は規制されない。また、ソレノイド本体29が励磁されて
いないときは作動ロッド27は押し引き方向に移動自在
で、アクセルロッド23によるレバー20の揺動を規制する
ことはない。30は戻しバネで、レバー20を減速方向に揺
動するよう付勢し、アクセルロッド23あるいは作動ロッ
ド27による増速方向への揺動が解除されたときにレバー
20を減速方向に揺動させる。
そして、ソレノイド装置26はバッテリー31、第一スイッ
チ32及び第二スイッチ33と直列に接続され、両スイッチ
32,33がONとなることで通電励磁される。第一スイッチ3
2は常時はOFFで、前記フロントローダFの操作レバー18
の上端把持部上部に設けられ、操作レバー18と同時に操
作してONとできる。第二スイッチ33は常時OFFで、トラ
クタが走行状態にないとき、例えばブレーキ(図示省
略)を作動させたとき、あるいは走行用動力伝達用クラ
ッチ(図示省略)を切断したとき、あるいは歯車変速装
置(図示省略)をニュートラル状態としたときにONする
ものとされている。
これにより、トラクタを停止させてフロントローダFに
よる作業を行なう場合は、第一スイッチ32のONによりエ
ンジン10を増速してフロントローダ動力を大きくでき、
その第一スイッチ32の操作は操作レバー18と同時操作で
きるために作業性が良いものである。また、不慮にトラ
クタが走行状態となったときは第二スイッチ33がOFFと
なり、エンジン10は増速されないことになり、トラクタ
は高速で走行することはなく、安全性に優れる。これ
は、第4図示のように第二スイッチ33を設けなかったも
のと比較することにより明らかである。
なお、第一スイッチ32が走行停止状態においてのみ増速
機構を作動させるようにするのは上記のように電気的に
行なうものに限らず、機械的に行ってもよく、またエン
ジン増速も噴射量調整装置19のレバー20を作動させるも
のに限定されない。
(発明の効果) 本発明によれば、フロントローダを操作しながらエンジ
ン増速をすることにより、フロントローダ動力を大きく
して操作能率を良くでき、しかも、車両が不慮に走行状
態となったときにはエンジン増速は行われず、車両が高
速で走行するのを防止して安全を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るフロントローダを装着し
たトラクタの側面図、第2図は同フロントローダの作動
用油圧回路図、第3図は同エンジン増速機構の動作説明
図、第4図は比較例に係るエンジン増速機構の動作説明
図である。 1…トラクタ、9…油圧ポンプ、10…エンジン、18…操
作レバー、32…スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両1に装着されたフロントローダFが、
    車両走行用エンジン10に駆動される油圧ポンプ9から吐
    出される圧油により作動されるものにおいて、 エンジン10の増速機構を作動させるスイッチ32が、フロ
    ントローダFの操作レバー18と同時操作可能に設けられ
    ると共に、そのスイッチ32は、車両1の走行停止状態に
    おいてのみ増速機構を作動させることができるものとさ
    れていることを特徴とする油圧式フロントローダの操作
    装置。
JP15942286A 1986-07-07 1986-07-07 油圧式フロントロ−ダの操作装置 Expired - Lifetime JPH0692659B2 (ja)

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JP15942286A JPH0692659B2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07 油圧式フロントロ−ダの操作装置

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JP15942286A JPH0692659B2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07 油圧式フロントロ−ダの操作装置

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Publication Number Publication Date
JPS6314932A JPS6314932A (ja) 1988-01-22
JPH0692659B2 true JPH0692659B2 (ja) 1994-11-16

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JP15942286A Expired - Lifetime JPH0692659B2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07 油圧式フロントロ−ダの操作装置

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JPH0347330A (ja) * 1989-07-14 1991-02-28 Toyo Umpanki Co Ltd スキッドステアローダ

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JPS6314932A (ja) 1988-01-22

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