JPH0692574A - エレベータかご室 - Google Patents

エレベータかご室

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JPH0692574A
JPH0692574A JP24755592A JP24755592A JPH0692574A JP H0692574 A JPH0692574 A JP H0692574A JP 24755592 A JP24755592 A JP 24755592A JP 24755592 A JP24755592 A JP 24755592A JP H0692574 A JPH0692574 A JP H0692574A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
power failure
lamp
plate
shielding plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP24755592A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Ichige
文夫 市毛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Elevator Engineering Co filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP24755592A priority Critical patent/JPH0692574A/ja
Publication of JPH0692574A publication Critical patent/JPH0692574A/ja
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】かご室照明装置を収納する照明ボックス9の内
面に、蓄光発光塗料またはシート16を塗布または貼付
けるか、遮光板8内に透光性蓄光発光シートを貼付けす
るか、或いは遮光板8の上面に透光性蓄光蛍光板を取付
ける。或いは遮光板8そのものを透光性のある蓄光蛍光
板で製作する。 【効果】かご内停電時、一瞬にして遮光板全体、或いは
或る面積分遮光板が一定時間および一定量残照効果を発
揮することで、乗客の停電時に対する安心感を提供でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータ乗かご室の天
井部照明装置に係り、特に、停電時、瞬時にして一時的
一定時間かご室内を照明する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エレベータかご室天井部に設
けられた停電灯は、本発明で引用説明に供する図2のよ
うな構造で、停電灯14はランプソケット13に取付け
られ、ランプソケット13からは接続線15が引出さ
れ、接続線15は非常電源に接続され、停電時自動的に
接点リレーが動作して非常電源から停電灯ランプ14へ
電源が供給されることになっている。
【0003】その明るさは停電時かご内乗客に不安感を
もたせないように、備えつけられた停電灯の照度,持続
時間が一定以上となるよう法的に義務づけられており、
従って、各エレベータメーカによって、停電灯の数を増
したり、交直両用の蛍光灯を配したり、大変天井部が複
雑な配線経路をしていた。
【0004】また、実開昭61−128259号公報で述べられ
ているように、停電灯の照明だけでは不足の場合補助灯
を設ける装置を備えたり、蓄電装置を不要とするため、
特開平2−75591号公報で述べられているように、たった
1回の停電の為に、化学反応による発光装置を取付けた
りと、大変コストアップの製品であると言う不便さと不
利さがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の停電はかご
室内の照度不足を補うにしては、大変高価なものとなっ
たり、配線経路が複雑であったりする課題を残してい
た。
【0006】本発明の目的は安価でかつ停電時瞬時にし
て遮光板の或る面積が発光照明する遮光板を供給し、乗
客の不安感を解消する装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】停電時、自動的に停電灯
する装置以外に、停電灯を収納している照明灯ボックス
内に蓄光発光塗料を塗布するか、蓄光発光シートをボッ
クス内に貼付けるかして停電灯の光の助勢を行う。
【0008】また、遮光板の内面に、照明用の光を常時
蓄光発光する透過性を有するシートを或る面積貼付ける
か、または前記遮光板の上面に、蓄光発光する、例え
ば、蓄光蛍光板を貼付けるか、或いは前記遮光板そのも
のを蓄光発光する透過性のある、例えば、蓄光蛍光板等
で作成することにより、停電灯の助勢を行い乗客の停電
時の不安感を解消する。
【0009】
【作用】停電時、かご室内を照光する停電灯の明るさ助
勢する手段、および、停電時一瞬にしてかご室内が暗色
になるのを防止する目的と利用者の不安感を緩和する手
段として、常時、かご内照明用の照明装置内に組込まれ
た停電灯装置収納ボックス内面側に、常時かご内照明用
の照明灯の光により蓄光発光する塗料を塗布するか、蓄
光発光シートをボックス内に貼付けることにより、停電
時、瞬時にして、塗料または蓄光シートの発光により遮
光板を通してかご内を一定時間照明し、停電灯の点灯の
光も蓄光発光して、停電灯の光を助勢する。
【0010】また、遮光板の内面側に或る面積を有する
透過性の蓄光シートを貼付けるか、遮光板の上面に透過
性を有する蓄光発光板、例えば、蛍光アクリル板等を取
付けることにより、前述のように停電灯の助勢を行う
か、或いは、遮光板そのものを透過性の有る蓄光蛍光板
で製作し、瞬時にして一定時間かご室内を照明すると共
に、前述のように、停電灯の点灯の光をも蓄光発光出来
るので、停電灯の助勢が期待出来、利用者の停電時に対
するかご室内での不安感を緩和出来る。
【0011】従って、高価な停電灯装置や、結線作業も
解決出来る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づき説明す
る。
【0013】図1はエレベータの乗りかご室を示す簡略
的な透視図で、1は、かご室床、2は、かごの戸、3
は、かご室壁(通常側板と称す)4は、操作盤、5は、
かご室内の階床表示器、6は、出入口上枠、7は、かご
室天井、8は、遮光板を示し、通常、この遮光板の中
に、かご室内照明用装置(例えば蛍光灯器具)等が、天
井板7に設けられた照明ボックス(図1には図示せず)
が有り、更に、本発明の停電灯(図1には図示せず)が
組込まれている。
【0014】本発明のエレベータかご室遮光板について
は、図2以下をもって説明するものとする。
【0015】図2は、図1で説明を省略した天井板7の
上面に設けられたかご室内照明用器具収納ボックス9と
照明器具(図2以下例図はリングライトの断面図を示
す)10,蛍光灯12が蛍光灯止め金具12によって取
付けられ、更には、停電灯用ソケット13が照明ボック
ス9に取付けられ、停電灯ソケット13に、停電灯14
が取付けられ、更に、天井板7に遮光板8が取付けられ
ている一般的な天井照明ボックスの断面図を示したもの
である。また、図2に於いて、停電灯ソケット13から
は、照明ボックス9を貫通して、停電時自動的に停電灯
点灯へ切換える電源リレー装置(図示略)へ連結されて
いる。
【0016】本発明は図2の基本的な照明ボックスを基
に発明されたもので、図3以下図5をもって説明する。
【0017】図3は図2の照明ボックスの内面側に、蓄
光発光塗料またはシート16を塗布或いは貼付けたとこ
ろを示し、常時はかご内照明の蛍光灯12の光を受けて
蓄光発光していて、停電時、瞬時にして塗料またはシー
トに蓄光した光が発光し、一定時間遮光板8の或る面積
または全面に渡り発光が見られると共に、停電灯14の
光をも蓄光発光するので、停電灯の点灯の光を助勢する
ことが出来る。
【0018】図4は図3の他の応用例で、遮光板8の裏
面部に或る面積を有し、かつ透光性のある蓄光発光シー
ト17を貼付けた状態を示す図で、その機能は図3で記
述した内容と同じである。
【0019】図5は図3,図4の他の応用例で、遮光板
8の上面部に、透光性蓄光蛍光板18を取付けた状態を
示す(例えば、接着またはねじ止め)図で、機能的な問
題は図2と同じだが、図4と異なり図5の場合は、遮光
板全面が発光することになる。
【0020】また、他の実施例として図2に於いて、遮
光板8を初めから透光性のある蓄光蛍光板で製作するこ
とも可能である。
【0021】このように、通常の停電灯と本発明の蓄光
発光塗料,シート,蓄光蛍光板を遮光板と組合せて使用
することにより、停電時に於けるかご室内の乗客の不安
感を緩和することが出来る。
【0022】尚、図1では、かご遮光板1枚を備え、1
個の停電灯をもって引用説明を加えて来たが、本発明の
蓄光発光塗料や、シート、或いは蛍光板を停電灯の設置
のない場所、例えば、全面光天井の遮光板部に引用する
ことにより、一定時間ではあるが、全面光天井の遮光板
が停電時全面光天井となるので通常のかご室内照明の遮
光板の数が多い方がより効果的である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、停電時のかご内乗客の
不安感を緩和出来るばかりでなく、停電灯の助勢も出来
る効果があり、より明るい停電灯を提供することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】エレベータのかご室を示す斜視図。
【図2】図1の天井7部に設けた遮光板8の照明ボック
ス内部を表わす断面図。
【図3】本発明の説明に要した図1の照明ボックス内に
蓄光塗料、またはシートを塗装または貼付けた所を示す
断面図。
【図4】図3の変形応用例図。
【図5】図3,図4の変形応用例図。
【符号の説明】
7…かご室天井板、8…遮光板、9…照明ボックス、1
2…蛍光灯、14…停電灯、16…蓄光発光塗料または
シート、17…透光性蓄光発光シート、18…透光性蓄
光蛍光板。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータかご室天井部に設けられた停電
    灯組込形の照明ボックスに於いて、停電時、遮光板が瞬
    時にして一定時間発光体となって、停電灯の能力を一時
    的に助勢する蓄光発光塗料を前記照明ボックス内に塗装
    するか、蓄光発光シートを前記照明ボックス内に貼付け
    るかして、常時はかご室内照明灯の光を受けて蓄光する
    と共に発光もするかご室内照明を備えたことを特徴とす
    るエレベータかご室。
  2. 【請求項2】かご室内を照明する遮光板の内側に透光板
    の内側に透光性を有し、かつ、常時はかご室照明灯の光
    を受けて蓄光発光すると共に、停電時、蓄光発光板が瞬
    時に発光し、前記かご室内を一時的一定時間照明する能
    力を有する蓄光発光シートを前記遮光板の内側に貼付け
    たことを特徴とするエレベータかご室。
  3. 【請求項3】請求項2に於いて、前記遮光板の上面に、
    常時、かご室照明灯の光を透過すると共に、蓄光発光す
    る、例えば、蛍光アクリル板等を前記遮光板の上に設
    け、停電時、瞬時にして一時的一定時間かご室内を照明
    するための前記蓄光発光板を備えたエレベータかご室。
  4. 【請求項4】請求項3に於いて、前記遮光板そのものを
    透過性のある蓄光蛍光板で製作し、常時、蛍光発光する
    と共に、停電時瞬時にして遮光板が一定時間蓄光した光
    を発光する遮光板を備えたエレベータかご室。
  5. 【請求項5】請求項2,3または4において、前記蓄光
    発光板は停電灯の点灯によっても蓄光発光し、停電灯の
    明るさを助勢するエレベータかご室。
JP24755592A 1992-09-17 1992-09-17 エレベータかご室 Pending JPH0692574A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009051612A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベア照明装置
CN102161454A (zh) * 2010-02-17 2011-08-24 株式会社日立建筑系统 电梯的轿厢照明装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009051612A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベア照明装置
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