JPH0692541B2 - 二元硬化性組成物 - Google Patents
二元硬化性組成物Info
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- JPH0692541B2 JPH0692541B2 JP63277608A JP27760888A JPH0692541B2 JP H0692541 B2 JPH0692541 B2 JP H0692541B2 JP 63277608 A JP63277608 A JP 63277608A JP 27760888 A JP27760888 A JP 27760888A JP H0692541 B2 JPH0692541 B2 JP H0692541B2
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- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
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- H05K3/287—Photosensitive compositions
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
- C08L83/08—Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
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- C09D183/04—Polysiloxanes
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、紫外線への暴露によって硬化されることが
でき且つまた室温において湿分への暴露により硬化する
能力を有するコーティング組成物に関する。この室温で
硬化することができる能力は、コーティングされた基材
の全ての領域を紫外線に暴露することが見込みのないこ
とであるため、また実際的でないため使用することが不
可能であると言われかねないコーティング用途のために
コーティング組成物を使用するのを可能にする特性を、
このコーティング組成物に付与する。紫外線への暴露な
しに硬化するこの硬化プロセスは、紫外線へ暴露される
ことなく起こる硬化、すなわち紫外線が基材へ当てられ
る時に照射の陰で又は暗部領域で硬化することを意味す
る「陰所硬化(shadow cure)」又は「暗所硬化(dark
cure)」と名づけることができる。
でき且つまた室温において湿分への暴露により硬化する
能力を有するコーティング組成物に関する。この室温で
硬化することができる能力は、コーティングされた基材
の全ての領域を紫外線に暴露することが見込みのないこ
とであるため、また実際的でないため使用することが不
可能であると言われかねないコーティング用途のために
コーティング組成物を使用するのを可能にする特性を、
このコーティング組成物に付与する。紫外線への暴露な
しに硬化するこの硬化プロセスは、紫外線へ暴露される
ことなく起こる硬化、すなわち紫外線が基材へ当てられ
る時に照射の陰で又は暗部領域で硬化することを意味す
る「陰所硬化(shadow cure)」又は「暗所硬化(dark
cure)」と名づけることができる。
紫外線への暴露によって硬化する組成物は、今日商業的
に使用されているそのような材料の数はまだ比較的少な
いにもかかわらず、当業界ではよく知られている。紫外
線への暴露によっても、そしてまた別の機構によって
も、例えば熱によっても硬化する、当業界に知られてい
るそのような組成物の数は、更に一層少ない。二つの機
構によって硬化する組成物は、二元硬化(dual cure)
すると言われる。
に使用されているそのような材料の数はまだ比較的少な
いにもかかわらず、当業界ではよく知られている。紫外
線への暴露によっても、そしてまた別の機構によって
も、例えば熱によっても硬化する、当業界に知られてい
るそのような組成物の数は、更に一層少ない。二つの機
構によって硬化する組成物は、二元硬化(dual cure)
すると言われる。
紫外線への暴露により、そして湿分への暴露により硬化
する組成物、すなわち二元硬化組成物も、リーン(Lie
n)らにより1985年7月9日発行の米国特許第4528081号
明細書に示されたように、当業界では公知である。リー
ンらは、アクリル官能性ジアルコキシ又はジアリールオ
キシシリル基を末端基とするポリオルガノシロキサン、
有効量の光増感剤、及びシリコーン湿分硬化触媒を含有
する二元硬化するシリコーン組成物を記載する。リーン
らのこれらの組成物は、トリメチルシリル基を末端基と
するシリコーン油を含有することもできる。リーンらは
それらの物質を、硬化して軟質ゲル様物質又は軟質ゴム
様物質になると述べている。リーンらの明細書の実施例
においては、硬化物質は、シリコーン油0%で軟質ゴム
様物質であるのに対しシリコーン油70%ではクリープす
る傾向を示すが流動はしない非常に軟質の粘着性ゲルで
あると明示されている。
する組成物、すなわち二元硬化組成物も、リーン(Lie
n)らにより1985年7月9日発行の米国特許第4528081号
明細書に示されたように、当業界では公知である。リー
ンらは、アクリル官能性ジアルコキシ又はジアリールオ
キシシリル基を末端基とするポリオルガノシロキサン、
有効量の光増感剤、及びシリコーン湿分硬化触媒を含有
する二元硬化するシリコーン組成物を記載する。リーン
らのこれらの組成物は、トリメチルシリル基を末端基と
するシリコーン油を含有することもできる。リーンらは
それらの物質を、硬化して軟質ゲル様物質又は軟質ゴム
様物質になると述べている。リーンらの明細書の実施例
においては、硬化物質は、シリコーン油0%で軟質ゴム
様物質であるのに対しシリコーン油70%ではクリープす
る傾向を示すが流動はしない非常に軟質の粘着性ゲルで
あると明示されている。
本発明の目的は、二元硬化機構を有する組成物、すなわ
ち紫外線への暴露により硬化し且つまた湿分への暴露に
よっても硬化する組成物を提供することである。
ち紫外線への暴露により硬化し且つまた湿分への暴露に
よっても硬化する組成物を提供することである。
この発明は、下記の成分(A)〜(D)を含んでなる組
成物に関する。
成物に関する。
(A)1分子当りに、Si−C結合を介してケイ素原子に
結合したアクリルアミド原子団官能性を有する少なくと
も2個の原子団と、平均して20個以上1500個未満のシロ
キサン単位とを有し、アクリルアミド原子団官能性を有
する原子団以外のケイ素原子に結合した有機基がメチル
基、エチル基、プロピル基、及びフェニル基からなる群
より選択されている、少なくとも10重量%のアクリルア
ミドポリオルガノシロキサン。
結合したアクリルアミド原子団官能性を有する少なくと
も2個の原子団と、平均して20個以上1500個未満のシロ
キサン単位とを有し、アクリルアミド原子団官能性を有
する原子団以外のケイ素原子に結合した有機基がメチル
基、エチル基、プロピル基、及びフェニル基からなる群
より選択されている、少なくとも10重量%のアクリルア
ミドポリオルガノシロキサン。
このアクリルアミドポリオルガノシロキサンは下式で表
すことができる。
すことができる。
YR2SiO(R2SiO)m(YRSiO)nSiR2Y (この式のRはメチル基、エチル基、プロピル基又はフ
ェニル基を表し、Yは−R又は−Q(Q′AN)bNAZを表
し(この式におけるQとQ′は二価の炭化水素基であ
り、Aは式CH2=CBC(O)−を有するアクリロイル基又
はメタクリロイル基(式中のBはH又はCH3である)を
表し、ZはH又はRであり、mの値は20〜1500、nの値
は0〜150であって、m+nの合計は1500以下であり、
そして分子中のYのうちの少なくとも二つは−Q(Q′
AN)bNAZ基である) (B)1個の末端基につきSi−O結合を介してケイ素原
子に結合した2個のアルコキシ基とSi−C結合を介して
ケイ素原子に結合した1個のメタクリレート原子団とが
ある末端基を有し、且つ、1分子当りに平均して350個
未満のジオルガノシロキサン単位を有し、これらのジオ
ルガノシロキサン単位がジメチルシロキサン単位、ジフ
ェニルシロキサン単位、及びメチルフェニルシロキサン
単位より選択されていて有機基の少なくとも50%がメチ
ル基である、少なくとも20重量%のポリジオルガノシロ
キサン。
ェニル基を表し、Yは−R又は−Q(Q′AN)bNAZを表
し(この式におけるQとQ′は二価の炭化水素基であ
り、Aは式CH2=CBC(O)−を有するアクリロイル基又
はメタクリロイル基(式中のBはH又はCH3である)を
表し、ZはH又はRであり、mの値は20〜1500、nの値
は0〜150であって、m+nの合計は1500以下であり、
そして分子中のYのうちの少なくとも二つは−Q(Q′
AN)bNAZ基である) (B)1個の末端基につきSi−O結合を介してケイ素原
子に結合した2個のアルコキシ基とSi−C結合を介して
ケイ素原子に結合した1個のメタクリレート原子団とが
ある末端基を有し、且つ、1分子当りに平均して350個
未満のジオルガノシロキサン単位を有し、これらのジオ
ルガノシロキサン単位がジメチルシロキサン単位、ジフ
ェニルシロキサン単位、及びメチルフェニルシロキサン
単位より選択されていて有機基の少なくとも50%がメチ
ル基である、少なくとも20重量%のポリジオルガノシロ
キサン。
このポリジオルガノシロキサンは下式で表すことができ
る。
る。
(この式中、Q′は二価のアルキレン基であり、R′は
アルキル基であり、各R″はメチル基又はフェニル基で
あって、R″のうちの少なくとも50%はメチル基であ
り、そしてnは350未満の平均値である) (C)成分(A)及び(B)と相容性である、0.5〜10
重量%の光反応開始剤(photoinitiator)。
アルキル基であり、各R″はメチル基又はフェニル基で
あって、R″のうちの少なくとも50%はメチル基であ
り、そしてnは350未満の平均値である) (C)成分(A)及び(B)と相容性である、0.5〜10
重量%の光反応開始剤(photoinitiator)。
(D)当該組成物を紫外線に暴露した後に湿分へ暴露し
た場合に硬化反応を引き起こすのに十分なだけの触媒量
の有機チタネート。
た場合に硬化反応を引き起こすのに十分なだけの触媒量
の有機チタネート。
アクリルアミドポリオルガノシロキサン(A)は、少な
くとも20個のシロキサン単位であって、1500個ほどのシ
ロキサン単位を含有する。これらのシロキサン単位は、
Si−C結合を介してケイ素原子に結合した少なくとも2
個のアクリルアミド官能基を有する。このアクリルアミ
ド官能基は、重合体鎖の末端ケイ素原子上にあってもよ
く、あるいは重合体鎖に沿ったケイ素原子上のペンダン
トであってもよい。ポリオルガノシロキサンのケイ素原
子に結合した残りの有機基は、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、又はフェニル基であって、経済的理由のため
メチル基が好ましく、メチル基とフェニル基との組合わ
せは反応性希釈剤及び光反応開始剤と相容性組成物を提
供するために有効でありうる。アクリルアミド官能性ポ
リジオルガノシロキサンは、1986年8月26日発行のバラ
プラス(Varaprath)の米国特許第4608270号明細書から
当業界では公知であって、このバラプラスの米国特許明
細書はアクリルアミド官能性を有するポリオルガノシロ
キサンとそのような重合体を製造する方法とを示す。本
発明において有用であるポリオルガノシロキサンは、20
〜1500のシロキサン単位と少なくとも2個のアクリルア
ミド原子団とを有するポリオルガノシロキサンである。
シロキサン単位には、ジメチルシロキサン単位、ジフェ
ニルシロキサン単位、メチルフェニルシロキサン単位、
トリメチルシロキシ単位、フェニルシルセスキオキサン
単位、プロピルシルセスキオキサン単位、メチルシルセ
スキオキサン単位、メチルエチルシロキサン単位、ジメ
チルフェニルシロキシ単位、及び次の式、すなわち、 (この式中、Zは水素(H)又はRであり、Rは一価の
炭化水素基であり、R′はメチル基又はフェニル基であ
り、Q及びQ′は二価の炭化水素基であり、Aは式 (この式中のBは水素(H)又はCH3である)を有する
アシル基であり、aは1又は2、そしてbは0又は1で
ある)のシロキサン単位を含めることができる。一価の
炭化水素基Rは、アルキル基、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、及びオクチル
基のようなものや、シクロヘキシル基のような脂環式基
や、アリール基、例えばフェニル基、ベンジル基、スチ
リル基、トリル基、及びキセニル基のようなものや、ビ
ニル基及びアリル基のようなアルケニル基でよい。Q及
びQ′は、例えばエチレン基、プロピレン基、イソプロ
ピレン基、ブチレン基、イソブチレン基、ヘキシレン
基、オクチレン基、及びフェニレン基のような、二価の
炭化水素基である。Qは好ましくはエチレン基であり、
Q′は好ましくはプロピレン基又はイソブチレン基であ
る。Bが水素である場合、上記のアシル基はアクリロイ
ル基であり、Bがメチル基である場合には、上記のアシ
ル基はメタクリロイル基である。分子量が当該範囲の下
限の方にある場合、例えばシロキサン単位が50〜250個
であるような場合、及び低粘度が所望の場合には、 で末端をブロックされたポリジメチルシロキサンが好ま
しい。より大きな架橋密度が、例えばより強靱な物質を
作るために所望される場合には、ペンダントを含有する
又はペンダントと末端アクリルアミド官能基の両方を含
有するポリジメチルシロキサンが好ましい。本発明の組
成物において好ましいポリジオルガノシロキサンは、二
元機構によって効果してより低分子量のポリジオルガノ
シロキサンを使用した場合よりも強靱な物質であるコー
ティングとなる組成物を提供する。
くとも20個のシロキサン単位であって、1500個ほどのシ
ロキサン単位を含有する。これらのシロキサン単位は、
Si−C結合を介してケイ素原子に結合した少なくとも2
個のアクリルアミド官能基を有する。このアクリルアミ
ド官能基は、重合体鎖の末端ケイ素原子上にあってもよ
く、あるいは重合体鎖に沿ったケイ素原子上のペンダン
トであってもよい。ポリオルガノシロキサンのケイ素原
子に結合した残りの有機基は、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、又はフェニル基であって、経済的理由のため
メチル基が好ましく、メチル基とフェニル基との組合わ
せは反応性希釈剤及び光反応開始剤と相容性組成物を提
供するために有効でありうる。アクリルアミド官能性ポ
リジオルガノシロキサンは、1986年8月26日発行のバラ
プラス(Varaprath)の米国特許第4608270号明細書から
当業界では公知であって、このバラプラスの米国特許明
細書はアクリルアミド官能性を有するポリオルガノシロ
キサンとそのような重合体を製造する方法とを示す。本
発明において有用であるポリオルガノシロキサンは、20
〜1500のシロキサン単位と少なくとも2個のアクリルア
ミド原子団とを有するポリオルガノシロキサンである。
シロキサン単位には、ジメチルシロキサン単位、ジフェ
ニルシロキサン単位、メチルフェニルシロキサン単位、
トリメチルシロキシ単位、フェニルシルセスキオキサン
単位、プロピルシルセスキオキサン単位、メチルシルセ
スキオキサン単位、メチルエチルシロキサン単位、ジメ
チルフェニルシロキシ単位、及び次の式、すなわち、 (この式中、Zは水素(H)又はRであり、Rは一価の
炭化水素基であり、R′はメチル基又はフェニル基であ
り、Q及びQ′は二価の炭化水素基であり、Aは式 (この式中のBは水素(H)又はCH3である)を有する
アシル基であり、aは1又は2、そしてbは0又は1で
ある)のシロキサン単位を含めることができる。一価の
炭化水素基Rは、アルキル基、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、及びオクチル
基のようなものや、シクロヘキシル基のような脂環式基
や、アリール基、例えばフェニル基、ベンジル基、スチ
リル基、トリル基、及びキセニル基のようなものや、ビ
ニル基及びアリル基のようなアルケニル基でよい。Q及
びQ′は、例えばエチレン基、プロピレン基、イソプロ
ピレン基、ブチレン基、イソブチレン基、ヘキシレン
基、オクチレン基、及びフェニレン基のような、二価の
炭化水素基である。Qは好ましくはエチレン基であり、
Q′は好ましくはプロピレン基又はイソブチレン基であ
る。Bが水素である場合、上記のアシル基はアクリロイ
ル基であり、Bがメチル基である場合には、上記のアシ
ル基はメタクリロイル基である。分子量が当該範囲の下
限の方にある場合、例えばシロキサン単位が50〜250個
であるような場合、及び低粘度が所望の場合には、 で末端をブロックされたポリジメチルシロキサンが好ま
しい。より大きな架橋密度が、例えばより強靱な物質を
作るために所望される場合には、ペンダントを含有する
又はペンダントと末端アクリルアミド官能基の両方を含
有するポリジメチルシロキサンが好ましい。本発明の組
成物において好ましいポリジオルガノシロキサンは、二
元機構によって効果してより低分子量のポリジオルガノ
シロキサンを使用した場合よりも強靱な物質であるコー
ティングとなる組成物を提供する。
ポリジオルガノシロキサン(B)は、ジメチルシロキサ
ン単位、ジフェニルシロキサン単位、及びメチルフェニ
ルシロキサン単位を、平均して350個未満のシロキサン
単位、好ましくは100個未満のシロキサン単位を供給す
るように含有している。ポリジオルガノシロキサン
(B)は、好ましくは、(γ−メタクリロキシアルキ
ル)ジメトキシシロキシ単位で末端をブロックされてお
り、このシロキシ単位中のアルキルは好ましくはプロピ
レン基又はイソブチレン基である。(B)のこれらのポ
リジオルガノシロキサンは、例えば、末端をヒドロキシ
ル基でブロックされたポリジオルガノシロキサンと、γ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン又はγ−
メタクリロキシイソブチルトリメトキシシランのような
シランとを、触媒量のアルコール性水酸化カリウムの存
在下で混合して調製することができる。このプロセスを
行なう間は重合防止剤を用いることが推奨され、重合防
止剤にはフェノチアジンやp−メトキシフェノールのよ
うな化合物を含めることができる。完全な反応を保証す
るためには、シランを理論量よりやや過剰に、例えば10
重量%過剰にすることが推奨される。上記成分は混合さ
れ、そして加熱されて、化学量論的量のメタノールが除
去される(例示されたこの方法では)。化学量論的量の
アルコールを除去してから、結果として得られた混合物
を酢酸で中和する。(B)のポリジオルガノシロキサン
は、次の一般式、すなわち、 (この式中、Bはメチル基であり、Q′はプロピレン基
又はイソブチレン基のような二価のアルキレン基であ
り、R′はメチル基、エチル基又はプロピル基のような
アルキル基であり、各R″はメチル基又はフェニル基で
あり、そしてnは350未満の平均値である)を有する。
結果として得られた、ここに明らかにされた方法から作
られたポリジオルガノシロキサン(B)は、過剰で使用
されるのでいくらかの未反応シランを含有していてもよ
い。そのような過剰量は通常20重量%未満の範囲である
から、この発明の組成物は過剰のシラン、例えばこの方
法の生成物の重量に基づいて5〜15重量%過剰のシラン
を含むことができる。
ン単位、ジフェニルシロキサン単位、及びメチルフェニ
ルシロキサン単位を、平均して350個未満のシロキサン
単位、好ましくは100個未満のシロキサン単位を供給す
るように含有している。ポリジオルガノシロキサン
(B)は、好ましくは、(γ−メタクリロキシアルキ
ル)ジメトキシシロキシ単位で末端をブロックされてお
り、このシロキシ単位中のアルキルは好ましくはプロピ
レン基又はイソブチレン基である。(B)のこれらのポ
リジオルガノシロキサンは、例えば、末端をヒドロキシ
ル基でブロックされたポリジオルガノシロキサンと、γ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン又はγ−
メタクリロキシイソブチルトリメトキシシランのような
シランとを、触媒量のアルコール性水酸化カリウムの存
在下で混合して調製することができる。このプロセスを
行なう間は重合防止剤を用いることが推奨され、重合防
止剤にはフェノチアジンやp−メトキシフェノールのよ
うな化合物を含めることができる。完全な反応を保証す
るためには、シランを理論量よりやや過剰に、例えば10
重量%過剰にすることが推奨される。上記成分は混合さ
れ、そして加熱されて、化学量論的量のメタノールが除
去される(例示されたこの方法では)。化学量論的量の
アルコールを除去してから、結果として得られた混合物
を酢酸で中和する。(B)のポリジオルガノシロキサン
は、次の一般式、すなわち、 (この式中、Bはメチル基であり、Q′はプロピレン基
又はイソブチレン基のような二価のアルキレン基であ
り、R′はメチル基、エチル基又はプロピル基のような
アルキル基であり、各R″はメチル基又はフェニル基で
あり、そしてnは350未満の平均値である)を有する。
結果として得られた、ここに明らかにされた方法から作
られたポリジオルガノシロキサン(B)は、過剰で使用
されるのでいくらかの未反応シランを含有していてもよ
い。そのような過剰量は通常20重量%未満の範囲である
から、この発明の組成物は過剰のシラン、例えばこの方
法の生成物の重量に基づいて5〜15重量%過剰のシラン
を含むことができる。
光反応開始剤(C)は、(A)及び(B)を組み合わせ
たものと相溶性であり且つ有機チタネートの存在下にお
いて機能を果す開始剤である。これらの組成物において
有効である光反応開始剤には、 C6H5-C(O)C(CH3)2-OH, 及び、ベンゾインメチルエーテルが含められる。
たものと相溶性であり且つ有機チタネートの存在下にお
いて機能を果す開始剤である。これらの組成物において
有効である光反応開始剤には、 C6H5-C(O)C(CH3)2-OH, 及び、ベンゾインメチルエーテルが含められる。
(D)の有機チタネート触媒は、当該組成物のために湿
分硬化性を提供し、そしてそれは、慣用的な有機チタネ
ート類、例えばテトライソプロピルチタネート、テトラ
ブチルチタネート、ビス(アセチルアセトネート)ジイ
ソプロピルチタネート、及びビス(エトキシアセチルア
セトネート)ジイソプロピルチタネートのようなものの
うちのいずれでもよい。有機チタネートの量は、組成物
を紫外線へ暴露後に大気湿分へ暴露した場合にこの組成
物を触媒するのに十分足りる量であるべきである。従っ
て、紫外線によって何らかの反応を被るいずれの有機チ
タネートも、陰になった領域でそれが硬化反応を引き起
こす能力をなくす場合には、適当ではあるまい。また、
有機チタネートの量は、紫外線硬化機構に影響を及ぼす
ほど多くすべきではない。有機チタネートの好ましい範
囲は、組成物の合計重量に基づいて0.05〜1重量%であ
る。好ましい有機チタネートは、テトラブチルチタネー
トである。
分硬化性を提供し、そしてそれは、慣用的な有機チタネ
ート類、例えばテトライソプロピルチタネート、テトラ
ブチルチタネート、ビス(アセチルアセトネート)ジイ
ソプロピルチタネート、及びビス(エトキシアセチルア
セトネート)ジイソプロピルチタネートのようなものの
うちのいずれでもよい。有機チタネートの量は、組成物
を紫外線へ暴露後に大気湿分へ暴露した場合にこの組成
物を触媒するのに十分足りる量であるべきである。従っ
て、紫外線によって何らかの反応を被るいずれの有機チ
タネートも、陰になった領域でそれが硬化反応を引き起
こす能力をなくす場合には、適当ではあるまい。また、
有機チタネートの量は、紫外線硬化機構に影響を及ぼす
ほど多くすべきではない。有機チタネートの好ましい範
囲は、組成物の合計重量に基づいて0.05〜1重量%であ
る。好ましい有機チタネートは、テトラブチルチタネー
トである。
この発明の組成物は、組成物の粘度を低下させ且つより
強靱な硬化膜及びコーティングを提供する反応性希釈剤
を含有することができる。反応性希釈剤は、組成物の残
りの成分と相容性でなければならず、またそれらが硬化
生成物の一部となるように硬化プロセスの間に反応しな
くてはならない。これらの組成物にとって特に有効であ
ることが分っている反応性希釈剤には、イソボルニルア
クリレート、シクロヘキシルアクリレート、及び2−エ
チルヘキシルアクリレートが含められる。これらの組成
物は、少量の、例えば組成物の重量に基づいて10重量%
までの、多官能性アクリレートを含有することもでき
る。反応性希釈剤は、上記のアクリレート類の混合物で
もよい。
強靱な硬化膜及びコーティングを提供する反応性希釈剤
を含有することができる。反応性希釈剤は、組成物の残
りの成分と相容性でなければならず、またそれらが硬化
生成物の一部となるように硬化プロセスの間に反応しな
くてはならない。これらの組成物にとって特に有効であ
ることが分っている反応性希釈剤には、イソボルニルア
クリレート、シクロヘキシルアクリレート、及び2−エ
チルヘキシルアクリレートが含められる。これらの組成
物は、少量の、例えば組成物の重量に基づいて10重量%
までの、多官能性アクリレートを含有することもでき
る。反応性希釈剤は、上記のアクリレート類の混合物で
もよい。
本発明の組成物は、2種類の光硬化性重合体、すなわち
アクリルアミド官能性ポリオルガノシロキサンとメタク
リロキシ官能性ポリジオルガノシロキサンとを有する。
この2種類の重合体を組み合わせたものは、紫外線へ暴
露された場合に、メタクリロキシ官能性ポリジオルガノ
シロキサンだけを含有している組成物よりも速く硬化す
る。メタクリロキシ官能性ポリジオルガノシロキサン
は、湿分硬化する能力を有する原子団を供給するので必
要とされる。本発明の組成物はまた、硬化して透明物質
になる。この特性は、物質が共反応する場合に観測され
るが、もしそうでなければそれらは反応した場合に不相
容性であろう。2種類の官能性重合体が共反応しないな
らば、それらが少しでも硬化する場合には、硬化生成物
は結果として曇ったあるいは不透明な物質になろう。
アクリルアミド官能性ポリオルガノシロキサンとメタク
リロキシ官能性ポリジオルガノシロキサンとを有する。
この2種類の重合体を組み合わせたものは、紫外線へ暴
露された場合に、メタクリロキシ官能性ポリジオルガノ
シロキサンだけを含有している組成物よりも速く硬化す
る。メタクリロキシ官能性ポリジオルガノシロキサン
は、湿分硬化する能力を有する原子団を供給するので必
要とされる。本発明の組成物はまた、硬化して透明物質
になる。この特性は、物質が共反応する場合に観測され
るが、もしそうでなければそれらは反応した場合に不相
容性であろう。2種類の官能性重合体が共反応しないな
らば、それらが少しでも硬化する場合には、硬化生成物
は結果として曇ったあるいは不透明な物質になろう。
本発明の組成物は、無溶剤であること、粘度が低いこ
と、そして硬化して低温柔軟性を示す軟質物質になるこ
とを含む性質を兼ね備えたものである。無溶剤であり且
つ粘度が低いことは、特にそれらが二元硬化、すなわち
紫外線硬化及び湿分硬化する場合、また結果として得ら
れた硬化膜及びコーティングが低温柔軟性を有する場合
には、例えばプリント回路板のためのコンフォーマルコ
ーティングとして有用であるようなコーティングにとっ
て望ましい組み合せである。
と、そして硬化して低温柔軟性を示す軟質物質になるこ
とを含む性質を兼ね備えたものである。無溶剤であり且
つ粘度が低いことは、特にそれらが二元硬化、すなわち
紫外線硬化及び湿分硬化する場合、また結果として得ら
れた硬化膜及びコーティングが低温柔軟性を有する場合
には、例えばプリント回路板のためのコンフォーマルコ
ーティングとして有用であるようなコーティングにとっ
て望ましい組み合せである。
本発明の組成物は、プリント回路板あるいはプリント配
線板(これらの専門用語はそれを用いる人の好みによ
る)のためのコンフォーマルコーティングとして特に有
用である。本発明の目的上は、これらの専門用語は互換
性がある。これらのプリント板にとって特に有用なコー
ティングである組成物は粘度が低く、そのためプリント
板に浸漬被覆又は吹付被覆し、そして硬化させて受け入
れ可能な強靱コーティングにすることができる。これら
の組成物は、25℃における粘度が0.07〜0.2Pa・sの範
囲であり、そして、少なくとも20重量%の成分(A)、
すなわち重合体末端にアクリルアミド官能基を有するポ
リジメチルシロキサンと、少なくとも20重量%の成分
(B)、すなわち、アルコキシ基とメタクリレート原子
団の両方を含有している末端基であって1個の末端基に
つき、Si−O結合を介してケイ素に結合したアルコキシ
基が2個そしてSi−C結合を介してケイ素に結合したメ
タクリレート原子団が1個ある末端基を有し、且つ1分
子当りに350個未満のジオルガノシロキサン単位を有
し、これらのジオルガノシロキサン単位がジメチルシロ
キサン単位、ジフェニルシロキサン単位、及びメチルフ
ェニルシロキサン単位からなる群より選択されていてこ
れらのジオルガノシロキサン単位の有機基のうちの少な
くとも50%がメチル基である、ポリジオルガノシロキサ
ンと、少なくとも20重量%の、次の群、すなわちイソボ
ルニルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、及
び2−エチルヘキシルアクリレートからなる群より選択
された反応性希釈剤と、0.5〜10重量%の、上記(A)
及び(B)と相容性の光反応開始剤と、0.05〜1重量%
の有機チタネートとを含んでなる。この好ましい組成物
は、200mJ/cm2ほどの少量の紫外線の照射への暴露(窒
素のような不活性雰囲気中で)によって硬化し、そして
なお、陰になった領域又は暗い領域において、すなわち
組成物が紫外線へ暴露されていない所で湿分硬化する。
これらの組成物は、空気中で硬化するためには大量の紫
外線を必要とするが、窒素のような不活性雰囲気下では
たやすく硬化する。そのほかの好ましい組成物は、1分
子当りに平均して20〜125個のジメチルシロキサン単位
を有するポリジメチルシロキサン(A)と、1分子当り
に平均して10〜50個のジメチルシロキサン単位を有する
ポリジメチルシロキサンである(B)のポリジオルガノ
シロキサンとを含有してなる組成物であって、反応性希
釈剤はイソボルニルアクリレートである。
線板(これらの専門用語はそれを用いる人の好みによ
る)のためのコンフォーマルコーティングとして特に有
用である。本発明の目的上は、これらの専門用語は互換
性がある。これらのプリント板にとって特に有用なコー
ティングである組成物は粘度が低く、そのためプリント
板に浸漬被覆又は吹付被覆し、そして硬化させて受け入
れ可能な強靱コーティングにすることができる。これら
の組成物は、25℃における粘度が0.07〜0.2Pa・sの範
囲であり、そして、少なくとも20重量%の成分(A)、
すなわち重合体末端にアクリルアミド官能基を有するポ
リジメチルシロキサンと、少なくとも20重量%の成分
(B)、すなわち、アルコキシ基とメタクリレート原子
団の両方を含有している末端基であって1個の末端基に
つき、Si−O結合を介してケイ素に結合したアルコキシ
基が2個そしてSi−C結合を介してケイ素に結合したメ
タクリレート原子団が1個ある末端基を有し、且つ1分
子当りに350個未満のジオルガノシロキサン単位を有
し、これらのジオルガノシロキサン単位がジメチルシロ
キサン単位、ジフェニルシロキサン単位、及びメチルフ
ェニルシロキサン単位からなる群より選択されていてこ
れらのジオルガノシロキサン単位の有機基のうちの少な
くとも50%がメチル基である、ポリジオルガノシロキサ
ンと、少なくとも20重量%の、次の群、すなわちイソボ
ルニルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、及
び2−エチルヘキシルアクリレートからなる群より選択
された反応性希釈剤と、0.5〜10重量%の、上記(A)
及び(B)と相容性の光反応開始剤と、0.05〜1重量%
の有機チタネートとを含んでなる。この好ましい組成物
は、200mJ/cm2ほどの少量の紫外線の照射への暴露(窒
素のような不活性雰囲気中で)によって硬化し、そして
なお、陰になった領域又は暗い領域において、すなわち
組成物が紫外線へ暴露されていない所で湿分硬化する。
これらの組成物は、空気中で硬化するためには大量の紫
外線を必要とするが、窒素のような不活性雰囲気下では
たやすく硬化する。そのほかの好ましい組成物は、1分
子当りに平均して20〜125個のジメチルシロキサン単位
を有するポリジメチルシロキサン(A)と、1分子当り
に平均して10〜50個のジメチルシロキサン単位を有する
ポリジメチルシロキサンである(B)のポリジオルガノ
シロキサンとを含有してなる組成物であって、反応性希
釈剤はイソボルニルアクリレートである。
紫外線源は、硬化を達成することができる限りは決定的
ではない。組成物に照射して硬化させるためには、広い
スペクトル波長の紫外線源を用いることが好ましい。多
くの紫外線源が商業的に入手可能である。
ではない。組成物に照射して硬化させるためには、広い
スペクトル波長の紫外線源を用いることが好ましい。多
くの紫外線源が商業的に入手可能である。
以下に揚げる例は、正確には特許請求の範囲に記載され
ている本発明を例示するものである。下記の例において
は、別段の記述がない限り、「部」は重量部を表わし、
粘度の測定値は25℃におけるものである。組成物は、下
記の例においては、カルフォルニア、Mountain ViewのU
VEXS,Inc.より入手したLCU(実験室用硬化ユニット(Ia
boratory curing unit))を使って大気雰囲気中で硬化
させた。このLCUはステンレス鋼のベルトを有し、硬化
させるための試料はその上に置かれる。このベルトの速
度は3〜14ft/min(0.91〜4.3m/min)であった。このLC
Uには、出力が1インチ(2.54cm)当り200Wである6イ
ンチ(15.24cm)の中圧水銀ランプが付いていた。照射
量は、ベルトの速度とLCUを通過する回数とによって調
節した。また照射量は、International Light Company
製小型放射計を使って測定した。
ている本発明を例示するものである。下記の例において
は、別段の記述がない限り、「部」は重量部を表わし、
粘度の測定値は25℃におけるものである。組成物は、下
記の例においては、カルフォルニア、Mountain ViewのU
VEXS,Inc.より入手したLCU(実験室用硬化ユニット(Ia
boratory curing unit))を使って大気雰囲気中で硬化
させた。このLCUはステンレス鋼のベルトを有し、硬化
させるための試料はその上に置かれる。このベルトの速
度は3〜14ft/min(0.91〜4.3m/min)であった。このLC
Uには、出力が1インチ(2.54cm)当り200Wである6イ
ンチ(15.24cm)の中圧水銀ランプが付いていた。照射
量は、ベルトの速度とLCUを通過する回数とによって調
節した。また照射量は、International Light Company
製小型放射計を使って測定した。
例1 2.5部の2−ヒドロキシ−2−メチルフェニルプロパノ
ン(光反応開始剤1)を30部のイソボルニルアクリレー
トと混合し、次にこれを、下記の平均式、すなわち、 のポリジオルガノシロキサン(重合体A)30部(このポ
リジオルガノシロキサンのうちの19部は×が30の平均値
を有するものであり、11部は×が300の平均値を有する
ものであった)、下記の平均式、すなわち、 (この式中のyは約100の平均値を有する)のポリジオ
ルガノシロキサン(重合体B)37.3部、及びテトラブチ
ルチタネート0.2部と混合して、紫外線及び湿分の両方
によって硬化する組成物を調製した。結果として得られ
た混合物の25℃における粘度は、0.1Pa・sであった。
試験クーポンを、浸漬被覆しそして1〜3ミル(0.0254
〜0.0762mm)の膜を作り、次いでこの被覆パネルに1回
の通過により750mJ/cm2が照射される紫外線ランプの下
を通過させ、それらを1500mJ/cm2の照射にさらして調製
した。これらの試験クーポンは、1インチ×3インチ
(2.54cm×7.62cm)の銅クラッドFR−4エポキシガラス
積層体であった。またこれらは、被覆する前に入念に清
浄した。硬化した膜は、かなり良好な靱性を有し、−65
℃における初期ヤング率は6×107Paであった。被覆の
熱膨張率は282ppmであった。また被膜は、熱衝撃特性が
優れており、1000サイクル以上の試験に合格した。この
試験の1サイクルは、−65℃で30分そして125℃で30分
であり、試験クーポンは一方の温度環境からもう一方の
温度環境へ直接移された。被膜に割れが現れた場合又は
少しでも離層が生じた場合に、破損が観察された。上記
のように調製した試験クーポンについてASTM B 117−73
に従い塩水噴霧試験を行ない、試験クーポンは塩水噴霧
室で100時間を超える試験に合格した。銅に腐食が生じ
又は被膜が軟化し、ふくれを生じ、割れ、もしくは離層
した場合に、破損が観察された。湿分硬化は、被覆した
クーポンを暗所に16時間とどまらせ、次いでクーポンか
ら被膜を剥して硬化を観察することによって測定した。
ン(光反応開始剤1)を30部のイソボルニルアクリレー
トと混合し、次にこれを、下記の平均式、すなわち、 のポリジオルガノシロキサン(重合体A)30部(このポ
リジオルガノシロキサンのうちの19部は×が30の平均値
を有するものであり、11部は×が300の平均値を有する
ものであった)、下記の平均式、すなわち、 (この式中のyは約100の平均値を有する)のポリジオ
ルガノシロキサン(重合体B)37.3部、及びテトラブチ
ルチタネート0.2部と混合して、紫外線及び湿分の両方
によって硬化する組成物を調製した。結果として得られ
た混合物の25℃における粘度は、0.1Pa・sであった。
試験クーポンを、浸漬被覆しそして1〜3ミル(0.0254
〜0.0762mm)の膜を作り、次いでこの被覆パネルに1回
の通過により750mJ/cm2が照射される紫外線ランプの下
を通過させ、それらを1500mJ/cm2の照射にさらして調製
した。これらの試験クーポンは、1インチ×3インチ
(2.54cm×7.62cm)の銅クラッドFR−4エポキシガラス
積層体であった。またこれらは、被覆する前に入念に清
浄した。硬化した膜は、かなり良好な靱性を有し、−65
℃における初期ヤング率は6×107Paであった。被覆の
熱膨張率は282ppmであった。また被膜は、熱衝撃特性が
優れており、1000サイクル以上の試験に合格した。この
試験の1サイクルは、−65℃で30分そして125℃で30分
であり、試験クーポンは一方の温度環境からもう一方の
温度環境へ直接移された。被膜に割れが現れた場合又は
少しでも離層が生じた場合に、破損が観察された。上記
のように調製した試験クーポンについてASTM B 117−73
に従い塩水噴霧試験を行ない、試験クーポンは塩水噴霧
室で100時間を超える試験に合格した。銅に腐食が生じ
又は被膜が軟化し、ふくれを生じ、割れ、もしくは離層
した場合に、破損が観察された。湿分硬化は、被覆した
クーポンを暗所に16時間とどまらせ、次いでクーポンか
ら被膜を剥して硬化を観察することによって測定した。
この例の組成物の被覆クーポンは、16時間の間に硬化し
た。
た。
例2 重合体B49部、重合体A40部、2.5部の光反応開始剤1そ
して、トリメチルシロキサン単位、二酸化ケイ素単位、
ヒドロキシシルセスキオキサン単位、ジメチルシロキサ
ン単位、及び次の式、すなわち、 の単位を有する樹脂共重合体10部を混合して、紫外線に
よって硬化する組成物を調製した。結果として得られた
混合物の25℃における粘度は、0.22Pa・sであった。試
験クーポンを例1で説明したように調製し、そして同じ
試験を行なった。この組成物は弱い材料であり、1000回
を超える熱衝撃サイクル試験に合格し、100時間を超え
る塩水噴霧試験に合格し、そして−65℃における初期ヤ
ング率が1×108Paであった。被膜の熱膨張率は4111ppm
であった。この組成物には、強度が必須の条件でない埋
込用材料又はカプセル封じ材料としての用途を見いだす
ことができよう。この組成物に触媒量の有機チタネー
ト、例えばテトラブチルチタネートを加えれば、それは
暗所で大気へ暴露した場合に硬化する(陰所硬化)。
して、トリメチルシロキサン単位、二酸化ケイ素単位、
ヒドロキシシルセスキオキサン単位、ジメチルシロキサ
ン単位、及び次の式、すなわち、 の単位を有する樹脂共重合体10部を混合して、紫外線に
よって硬化する組成物を調製した。結果として得られた
混合物の25℃における粘度は、0.22Pa・sであった。試
験クーポンを例1で説明したように調製し、そして同じ
試験を行なった。この組成物は弱い材料であり、1000回
を超える熱衝撃サイクル試験に合格し、100時間を超え
る塩水噴霧試験に合格し、そして−65℃における初期ヤ
ング率が1×108Paであった。被膜の熱膨張率は4111ppm
であった。この組成物には、強度が必須の条件でない埋
込用材料又はカプセル封じ材料としての用途を見いだす
ことができよう。この組成物に触媒量の有機チタネー
ト、例えばテトラブチルチタネートを加えれば、それは
暗所で大気へ暴露した場合に硬化する(陰所硬化)。
例3 yの値が約90である重合体B32.65部、xの値が約30であ
る重合体A32.65部、イソボルニルアクリレート32部、2.
5部の光反応開始剤1、及び0.2部のテトラブチルチタネ
ートを混合して、組成物(配合物X)を調製した。もう
一つの組成物(配合物Y)を、重合体A65.4部、イソボ
ルニルアクリレート32部、2.5部の光反応開始剤1、及
び0.2部のテトラブチルチタネートを混合して調製し
た。それぞれの配合物をQ−パネルに塗布して5ミル
(0.127mm)の未乾燥膜にした。被覆されたQ−パネル
を、空気中において14ft/min(4.3m/min)の速度でLCU
からの紫外線へ暴露した。配合物Yは硬化するのに40回
の通過を必要とし、その一方配合物Xはたった4回の通
過を必要とするだけであった。アクリルアミドポリオル
ガノシロキサンとメタクリロキシ/アルコキシポリジオ
ルガノシロキサンとを組み合せたものは、メタクリロキ
シ/アルコキシポリジオルガノシロキサンと同じように
空気中で10倍速く硬化した。
る重合体A32.65部、イソボルニルアクリレート32部、2.
5部の光反応開始剤1、及び0.2部のテトラブチルチタネ
ートを混合して、組成物(配合物X)を調製した。もう
一つの組成物(配合物Y)を、重合体A65.4部、イソボ
ルニルアクリレート32部、2.5部の光反応開始剤1、及
び0.2部のテトラブチルチタネートを混合して調製し
た。それぞれの配合物をQ−パネルに塗布して5ミル
(0.127mm)の未乾燥膜にした。被覆されたQ−パネル
を、空気中において14ft/min(4.3m/min)の速度でLCU
からの紫外線へ暴露した。配合物Yは硬化するのに40回
の通過を必要とし、その一方配合物Xはたった4回の通
過を必要とするだけであった。アクリルアミドポリオル
ガノシロキサンとメタクリロキシ/アルコキシポリジオ
ルガノシロキサンとを組み合せたものは、メタクリロキ
シ/アルコキシポリジオルガノシロキサンと同じように
空気中で10倍速く硬化した。
比較例1 2.5部の光反応開始剤1を39.5部のイソボルニルアクリ
レートと混合し、次いで重合体B35部及び、重合体Bと
同じ式重合体であるがyの平均値が約50である重合体23
部と混ぜ合わせて、組成物を調製した。結果として得ら
れた混合物の粘度は0.174Pa・sであった。また試験ク
ーポンは、750mJ/cm2の照射量を与える紫外線ランプの
下を1回通過することによって硬化した。被膜の−65℃
における初期ヤング率は8×108Paであり、熱膨張率は2
36ppmであった。試験クーポンは、1000回の熱衝撃サイ
クル及び100時間を超える塩水噴霧試験に破壊すること
なく合格した。ところが、暗所に16時間保管した場合、
これらの試験クーポンは硬化しなかった。
レートと混合し、次いで重合体B35部及び、重合体Bと
同じ式重合体であるがyの平均値が約50である重合体23
部と混ぜ合わせて、組成物を調製した。結果として得ら
れた混合物の粘度は0.174Pa・sであった。また試験ク
ーポンは、750mJ/cm2の照射量を与える紫外線ランプの
下を1回通過することによって硬化した。被膜の−65℃
における初期ヤング率は8×108Paであり、熱膨張率は2
36ppmであった。試験クーポンは、1000回の熱衝撃サイ
クル及び100時間を超える塩水噴霧試験に破壊すること
なく合格した。ところが、暗所に16時間保管した場合、
これらの試験クーポンは硬化しなかった。
比較例2 2.5部の光反応開始剤を37.3部のイソボルニルアクリレ
ート及び10部の2−エチルヘキシルアクリレートと混合
し、次いで重合体B50部及びテトラブチルチタネート0.2
部と混合して、組成物を調製した。結果として得られた
混合物の粘度は0.085Pa・sであった。また組成物を使
って試験クーポンを作った。これらの試験クーポンはそ
の後、750mJ/cm2の照射量を与える紫外線ランプの下を
1回通過することによって硬化した。被膜は、1000回の
熱衝撃サイクル及び100時間を超える塩水噴霧試験に合
格した。硬化した組成物の膜の破断点引張強さは4418kP
a、破断点伸びは342%であった。この組成物は湿分硬化
しなかった。
ート及び10部の2−エチルヘキシルアクリレートと混合
し、次いで重合体B50部及びテトラブチルチタネート0.2
部と混合して、組成物を調製した。結果として得られた
混合物の粘度は0.085Pa・sであった。また組成物を使
って試験クーポンを作った。これらの試験クーポンはそ
の後、750mJ/cm2の照射量を与える紫外線ランプの下を
1回通過することによって硬化した。被膜は、1000回の
熱衝撃サイクル及び100時間を超える塩水噴霧試験に合
格した。硬化した組成物の膜の破断点引張強さは4418kP
a、破断点伸びは342%であった。この組成物は湿分硬化
しなかった。
比較例3 2.5部の光反応開始剤1を20部のイソボルニルアクリレ
ートと混合し、次いでこの混合物をyの平均値が約300
であることを除いて重合体Bと同じ式の重合体77.5部と
混ぜ合わせて、組成物を調製した。結果として得られた
混合物の粘度は0.5Pa・sであった。またこの組成物
は、750mJ/cm2の照射量を与える紫外線ランプの下を1
回通過して硬化した。硬化した膜は弱いエラストマーで
あった。この組成物は湿分硬化しなかった。
ートと混合し、次いでこの混合物をyの平均値が約300
であることを除いて重合体Bと同じ式の重合体77.5部と
混ぜ合わせて、組成物を調製した。結果として得られた
混合物の粘度は0.5Pa・sであった。またこの組成物
は、750mJ/cm2の照射量を与える紫外線ランプの下を1
回通過して硬化した。硬化した膜は弱いエラストマーで
あった。この組成物は湿分硬化しなかった。
例4 yの平均値が約600であることを除いて重合体Bと同じ
式の重合体48.7部、xの平均値が約35であることを除い
て重合体Aと同じ式の重合体48.7部、2.1部の光反応開
始剤1、及び0.5部のテトラブチルチタネートを混合し
て、組成物を調製した。この組成物をアルミニウムパネ
ルに塗布して、厚さ5ミル(0.127m)の被膜を作った。
この被覆パネルを1200mJ/cm2の照射量の紫外線に暴露し
たところ、組成物は硬化して表面の曇り(smearing)を
示す軟質で可撓性の膜になった。大気に暴露して暗所で
保管した組成物は、16時間未満で硬化した。このように
この組成物は、紫外線硬化及び湿分陰所硬化を示す二元
硬化組成物であった。
式の重合体48.7部、xの平均値が約35であることを除い
て重合体Aと同じ式の重合体48.7部、2.1部の光反応開
始剤1、及び0.5部のテトラブチルチタネートを混合し
て、組成物を調製した。この組成物をアルミニウムパネ
ルに塗布して、厚さ5ミル(0.127m)の被膜を作った。
この被覆パネルを1200mJ/cm2の照射量の紫外線に暴露し
たところ、組成物は硬化して表面の曇り(smearing)を
示す軟質で可撓性の膜になった。大気に暴露して暗所で
保管した組成物は、16時間未満で硬化した。このように
この組成物は、紫外線硬化及び湿分陰所硬化を示す二元
硬化組成物であった。
例5 トリメチルシロキシ未満ブロッキング単位と、96.3モル
%のジメチルシロキサン単位と、3.5モル%の、次の
式、すなわち、 のアクリルアミドシロキアン単位とを有し、1分子当り
に平均で約1000個の単位を有するアクリルアミドポリオ
ルガノシロキサン67部、xの平均値が35であることを除
いて重合体Aと同じ式の重合体30.4部、2.1部の光反応
開始剤1、及び0.5部のテトラブチルチタネートを混合
して、組成物(配合物A)を調製した。例4で説明した
のと同じやり方で硬化させた膜は半硬質固体であり、そ
してそれには表面の曇りがあった。大気に暴露して暗所
に保管した組成物は、16時間未満で硬化した。このよう
にこの組成物は、陰所硬化特性を有する二元硬化組成物
であった。
%のジメチルシロキサン単位と、3.5モル%の、次の
式、すなわち、 のアクリルアミドシロキアン単位とを有し、1分子当り
に平均で約1000個の単位を有するアクリルアミドポリオ
ルガノシロキサン67部、xの平均値が35であることを除
いて重合体Aと同じ式の重合体30.4部、2.1部の光反応
開始剤1、及び0.5部のテトラブチルチタネートを混合
して、組成物(配合物A)を調製した。例4で説明した
のと同じやり方で硬化させた膜は半硬質固体であり、そ
してそれには表面の曇りがあった。大気に暴露して暗所
に保管した組成物は、16時間未満で硬化した。このよう
にこの組成物は、陰所硬化特性を有する二元硬化組成物
であった。
もう一つの組成物(配合物B)を、配合物Aについて上
で説明したように調製したが、但しアクリルアミドポリ
オルガノシロキサンは、95.2モル%のジメチルシロキサ
ン単位と3.2モル%のアクリルアミドシロキサン単位と
を有し、そして1分子当りに平均で約125個のシロキサ
ン単位を有するものであった。この組成物は、配合物A
が硬化したのと同じ紫外線照射量で硬化したが、半硬質
の硬化生成物は配合物Aの紫外線硬化生成物よりも強靱
な物質であった。この組成物も、暗所で大気へ暴露した
場合16時間未満で湿分硬化した。このようにこの組成物
も、陰所硬化特性のある二元硬化組成物である。
で説明したように調製したが、但しアクリルアミドポリ
オルガノシロキサンは、95.2モル%のジメチルシロキサ
ン単位と3.2モル%のアクリルアミドシロキサン単位と
を有し、そして1分子当りに平均で約125個のシロキサ
ン単位を有するものであった。この組成物は、配合物A
が硬化したのと同じ紫外線照射量で硬化したが、半硬質
の硬化生成物は配合物Aの紫外線硬化生成物よりも強靱
な物質であった。この組成物も、暗所で大気へ暴露した
場合16時間未満で湿分硬化した。このようにこの組成物
も、陰所硬化特性のある二元硬化組成物である。
別の組成物(配合物C)を、配合物Bについて上で説明
したように調製したが、但し上記のアクリルアミドポリ
オルガノシロキサンを48.7部、そして重合体Aと同じ一
般式を有する重合体を48.7部使用した。この組成物は、
紫外線(1200mJ/cm2)への暴露により硬化して、紫外線
硬化配合物Bから得られた生成物と非常によく似た半硬
質固体になった。この組成物は、大気への暴露と暗所で
16時間保管することとによって硬化した。この組成物
は、陰所硬化特性を有する二元硬化組成物である。
したように調製したが、但し上記のアクリルアミドポリ
オルガノシロキサンを48.7部、そして重合体Aと同じ一
般式を有する重合体を48.7部使用した。この組成物は、
紫外線(1200mJ/cm2)への暴露により硬化して、紫外線
硬化配合物Bから得られた生成物と非常によく似た半硬
質固体になった。この組成物は、大気への暴露と暗所で
16時間保管することとによって硬化した。この組成物
は、陰所硬化特性を有する二元硬化組成物である。
例6 1分子当りに平均で約300個のシロキサン単位を有し且
つ、末端ブロッキング単位としてトリメチルシロキシ単
位を、また98.7モル%のジメチルシロキサン単位及び0.
7モル%の例5において説明したアクリルアミドシロキ
サン単位を有するアクリルアミドポリオルガノシロキサ
ン67部、xの平均値が35であることを除いて重合体Aと
同じ式の重合体30.4部、2.1部の光反応開始剤1、及び
に0.5部のテトラブチルチタネートを混合して、組成物
を調製した。この組成物を例5におけるのと同じやり方
でもって紫外線に暴露したけれども、それは同じように
急速には硬化せず、そして硬化を達成するためには照射
量は1800mJ/cm2に増加した。硬化した膜は軟質で可撓性
の固体であったが、それには、アクリルアミドポリオル
ガノシロキサンのアクリルアミド官能性の量が少な過ぎ
て良好な硬化を達成することができていないことを示す
油性表面があった。この組成物を暗所で大気へ16時間未
満暴露したところ、それは硬化した。
つ、末端ブロッキング単位としてトリメチルシロキシ単
位を、また98.7モル%のジメチルシロキサン単位及び0.
7モル%の例5において説明したアクリルアミドシロキ
サン単位を有するアクリルアミドポリオルガノシロキサ
ン67部、xの平均値が35であることを除いて重合体Aと
同じ式の重合体30.4部、2.1部の光反応開始剤1、及び
に0.5部のテトラブチルチタネートを混合して、組成物
を調製した。この組成物を例5におけるのと同じやり方
でもって紫外線に暴露したけれども、それは同じように
急速には硬化せず、そして硬化を達成するためには照射
量は1800mJ/cm2に増加した。硬化した膜は軟質で可撓性
の固体であったが、それには、アクリルアミドポリオル
ガノシロキサンのアクリルアミド官能性の量が少な過ぎ
て良好な硬化を達成することができていないことを示す
油性表面があった。この組成物を暗所で大気へ16時間未
満暴露したところ、それは硬化した。
従ってこの組成物は、湿分陰所硬化特性を有する二元硬
化組成物である。
化組成物である。
例7 2.5部の光反応開始剤1を30部のイソボルニルアクリレ
ートと混合し、次いでこの混合物を、yの平均値が約10
0である重合体B37.3部、重合体A20部(xの平均値が約3
00であるポリジオルガノシロキサン6部及びxの平均値
が約32であるもの14部)、テトラブチルチタネート0.2
部、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン10
部、並びに安定剤として200ppmのp−メトキシフェノー
ルとの混ぜ合わせて、組成物を調製した。この組成物
は、粘度が約0.2Pa・sであり、1200mJ/cm2の照射量の
紫外線へ暴露すれば硬化し、また大気へ暴露しそして暗
所で16時間未満保管されて硬化した。この組成物は、プ
リント配線板のためのコンフォーマルコーティングとし
て有用である。硬化は空気中ではゆっくりであり、また
表面は十分には硬化しないので、紫外線で硬化させるた
めには窒素雰囲気が望ましい。
ートと混合し、次いでこの混合物を、yの平均値が約10
0である重合体B37.3部、重合体A20部(xの平均値が約3
00であるポリジオルガノシロキサン6部及びxの平均値
が約32であるもの14部)、テトラブチルチタネート0.2
部、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン10
部、並びに安定剤として200ppmのp−メトキシフェノー
ルとの混ぜ合わせて、組成物を調製した。この組成物
は、粘度が約0.2Pa・sであり、1200mJ/cm2の照射量の
紫外線へ暴露すれば硬化し、また大気へ暴露しそして暗
所で16時間未満保管されて硬化した。この組成物は、プ
リント配線板のためのコンフォーマルコーティングとし
て有用である。硬化は空気中ではゆっくりであり、また
表面は十分には硬化しないので、紫外線で硬化させるた
めには窒素雰囲気が望ましい。
例8 2.5部の光反応開始剤1を30部のイソボルニルアクリレ
ートと混合し、次にこれを、例7の重合体B37.3部、重
合体A30部(xの平均値が約300であるポリジオルガノシ
ロキサン9部及びxの平均値が約30であるもの21部)、
並びにテトラブチルチタネート0.2部と混ぜ合わせて、
組成物を調製した。結果として得られた混合物は、粘度
が約0.11Pa・sであり、また空気雰囲気下に6ft/min
(1.8m/min)で1500mJ/cm2の照射量の紫外線に暴露され
た場合に硬化して、ショアーAジュロメーター硬度55の
膜になった。硬化膜の表面はわずかに粘着性であった
が、油性ではなかった。この組成物は、大気へ暴露しそ
して暗所に保管した場合24時間未満で硬化した。この組
成物は、紫外線によっても硬化し湿分への暴露によって
も硬化する(陰所硬化特性)ので、コンフォーマルコー
ティングとして有用である。
ートと混合し、次にこれを、例7の重合体B37.3部、重
合体A30部(xの平均値が約300であるポリジオルガノシ
ロキサン9部及びxの平均値が約30であるもの21部)、
並びにテトラブチルチタネート0.2部と混ぜ合わせて、
組成物を調製した。結果として得られた混合物は、粘度
が約0.11Pa・sであり、また空気雰囲気下に6ft/min
(1.8m/min)で1500mJ/cm2の照射量の紫外線に暴露され
た場合に硬化して、ショアーAジュロメーター硬度55の
膜になった。硬化膜の表面はわずかに粘着性であった
が、油性ではなかった。この組成物は、大気へ暴露しそ
して暗所に保管した場合24時間未満で硬化した。この組
成物は、紫外線によっても硬化し湿分への暴露によって
も硬化する(陰所硬化特性)ので、コンフォーマルコー
ティングとして有用である。
例9 2.5部の2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニ
ル〕−2−モルホレノプロパノンを32部のイソボルニル
アクリレートと混合し、次いでこの混合物を、例8にお
いて説明した重合体B37.3部、重合体A28部(xの平均値
が約300であるポリジオルガノシロキサン7部及びxの
平均値が約30であるもの21部)、並びにテトラブチルチ
タネート0.1部と混ぜ合わせて、組成物(配合物D)を
調製した。Q−パネルを引落し法によって被覆して、厚
さを約5ミル(0.127mm)にした。次に、被覆したQ−
パネルを14ft/min(4.3m/min)の速度で紫外線ランプの
下を4時間通過させて紫外線へ暴露し、1200mJ/cm2の照
射量を供給した。膜は硬化して、優れた被膜になった。
この被膜を大気へ2日間暴露してから観察し、強靱な膜
であることが分った。
ル〕−2−モルホレノプロパノンを32部のイソボルニル
アクリレートと混合し、次いでこの混合物を、例8にお
いて説明した重合体B37.3部、重合体A28部(xの平均値
が約300であるポリジオルガノシロキサン7部及びxの
平均値が約30であるもの21部)、並びにテトラブチルチ
タネート0.1部と混ぜ合わせて、組成物(配合物D)を
調製した。Q−パネルを引落し法によって被覆して、厚
さを約5ミル(0.127mm)にした。次に、被覆したQ−
パネルを14ft/min(4.3m/min)の速度で紫外線ランプの
下を4時間通過させて紫外線へ暴露し、1200mJ/cm2の照
射量を供給した。膜は硬化して、優れた被膜になった。
この被膜を大気へ2日間暴露してから観察し、強靱な膜
であることが分った。
もう一つの組成物(配合物E)を、2.5部の2−メチル
−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホレ
ノプロパノンを2.5部のヒドロキシシクロヘキシルフェ
ニルケトンと取り替えたことを除いて配合物Dについて
上で説明したように調製した。この組成物を配合物Dに
ついて上で説明したのと同じやり方でもって硬化させた
ところ、紫外線による硬化は配合物Dと同じほど良好で
はなかったが、大気への2日間の暴露後には硬化して強
靱な膜になり、配合物Dについて得られた膜と同等であ
った。
−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホレ
ノプロパノンを2.5部のヒドロキシシクロヘキシルフェ
ニルケトンと取り替えたことを除いて配合物Dについて
上で説明したように調製した。この組成物を配合物Dに
ついて上で説明したのと同じやり方でもって硬化させた
ところ、紫外線による硬化は配合物Dと同じほど良好で
はなかったが、大気への2日間の暴露後には硬化して強
靱な膜になり、配合物Dについて得られた膜と同等であ
った。
別の組成物(配合物F)を、2.5部の2−メチル−1−
〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホレノプロ
パノンを2部のベンゾフェノンと取り替えたことを除い
て配合物Dについて上で説明したように調製した。この
組成物を2400mJ/cm2の照射量の紫外線に暴露したけれど
も、それは硬化しなかった。この組成物を大気へも暴露
したところ、それは16時間で硬化した。
〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホレノプロ
パノンを2部のベンゾフェノンと取り替えたことを除い
て配合物Dについて上で説明したように調製した。この
組成物を2400mJ/cm2の照射量の紫外線に暴露したけれど
も、それは硬化しなかった。この組成物を大気へも暴露
したところ、それは16時間で硬化した。
Claims (5)
- 【請求項1】下記の(A)〜(D)を含んでなる組成
物。 (A)当該組成物の総重量に基づいて少なくとも10重量
%の、下式のアクリルアミドポリオルガノシロキサン YR2SiO(R2SiO)m(YRSiO)nSiR2Y (この式のRはメチル基、エチル基、プロピル基又はフ
ェニル基を表し、Yは−R又は−Q(Q′AN)bNAZを表
し(この式におけるQとQ′は二価の炭化水素基であ
り、Aは式CH2=CBC(O)−を有するアクリロイル基又
はメタクリロイル基(式中のBはH又はCH3である)を
表し、ZはH又はRであり、mの値は20〜1500、nの値
は0〜150であって、m+nの合計は1500以下であり、
そして分子中のYのうちの少なくとも二つは−Q(Q′
AN)bNAZ基である) (B)当該組成物の総重量に基づいて少なくとも20重量
%の、下式のポリジオルガノシロキサン (この式中、Q′は二価のアルキレン基であり、R′は
アルキル基であり、各R″はメチル基又はフェニル基で
あって、R″のうちの少なくとも50%はメチル基であ
り、そしてnは350未満の平均値である) (C)成分(A)及び(B)と相容性である、当該組成
物の総重量に基づいて0.5〜10重量%の光反応開始剤(p
hotoinitiator) (D)当該組成物を紫外線に暴露した後に湿分へ暴露し
た場合に硬化反応を引き起こすのに十分なだけの触媒量
の有機チタネート - 【請求項2】前記(A)中のアクリルアミド官能性を有
する原子団以外の有機基がメチル基であり、前記(B)
のジオルガノシロキサン単位がジメチルシロキサン単位
である、請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】反応性希釈剤を更に含んでなる、請求項1
又は2記載の組成物。 - 【請求項4】前記反応性希釈剤がイソボルニルアクリレ
ート、シクロヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシ
ルアクリレート、多官能性アクリレート、及びそれらの
混合物からなる群より選択されている、請求項3記載の
組成物。 - 【請求項5】前記組成物の25℃における粘度が0.07〜0.
2Pa・sの範囲にある、請求項3記載の組成物。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US11814687A | 1987-11-06 | 1987-11-06 | |
US118146 | 1987-11-06 | ||
US20082788A | 1988-06-01 | 1988-06-01 | |
US200827 | 1988-06-01 |
Publications (2)
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JPH02138325A JPH02138325A (ja) | 1990-05-28 |
JPH0692541B2 true JPH0692541B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
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Country Status (8)
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JP (1) | JPH0692541B2 (ja) |
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AU (1) | AU604575B2 (ja) |
BR (1) | BR8805753A (ja) |
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DE (1) | DE3876075T2 (ja) |
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US4921880A (en) * | 1988-08-15 | 1990-05-01 | Dow Corning Corporation | Adhesion promoter for UV curable siloxane compositions and compositions containing same |
US5340847A (en) * | 1991-10-23 | 1994-08-23 | Three Bond Co., Ltd. | Curable silicon composition |
EP0628605B1 (en) * | 1993-06-11 | 1999-08-04 | Three Bond Co., Ltd. | Moisture - or anaerobic-curable and photocurable silicone compositions |
AU1369299A (en) * | 1997-11-04 | 1999-05-24 | Electro Scientific Industries, Inc. | Multiple rolling contacts |
HUE05848930T2 (hu) * | 2004-12-01 | 2016-05-30 | Henkel IP & Holding GmbH | Fluoreszcens detektáló rendszert tartalmazó vulkanizálható szilikon készítmények |
JP2008031307A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Three Bond Co Ltd | 光硬化性オルガノポリシロキサン組成物 |
US8168737B2 (en) * | 2006-12-21 | 2012-05-01 | Dow Corning Corporation | Dual curing polymers and methods for their preparation and use |
CN114409905B (zh) * | 2022-01-21 | 2023-04-07 | 青岛科技大学 | 一种丙烯酸酯改性有机硅树脂及其在uv/湿气双重固化有机硅三防漆中的应用 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2507608A1 (fr) * | 1981-06-15 | 1982-12-17 | Rhone Poulenc Spec Chim | Compositions organopolysiloxaniques liquides photopolymerisables pour enduction de materiaux |
US4528081A (en) * | 1983-10-03 | 1985-07-09 | Loctite Corporation | Dual curing silicone, method of preparing same and dielectric soft-gel compositions thereof |
US4608270A (en) * | 1985-10-25 | 1986-08-26 | Dow Corning Corporation | Acylamino silicon compounds, their use and preparation |
US4697026A (en) * | 1986-01-06 | 1987-09-29 | Dow Corning Corporation | Acryl functional silicone compounds |
US4824875A (en) * | 1987-11-06 | 1989-04-25 | Dow Corning Corporation | UV curable conformal coating with moisture shadow cure |
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1988
- 1988-10-12 CA CA000579884A patent/CA1337224C/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-10-20 DE DE8888309841T patent/DE3876075T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-10-20 EP EP88309841A patent/EP0315341B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-11-04 JP JP63277608A patent/JPH0692541B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-11-04 AU AU24691/88A patent/AU604575B2/en not_active Ceased
- 1988-11-04 ES ES8803380A patent/ES2009371A6/es not_active Expired
- 1988-11-04 BR BR888805753A patent/BR8805753A/pt not_active Application Discontinuation
- 1988-11-04 KR KR1019880014488A patent/KR970009399B1/ko not_active IP Right Cessation
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AU2469188A (en) | 1989-06-01 |
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DE3876075T2 (de) | 1993-04-15 |
EP0315341B1 (en) | 1992-11-19 |
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KR970009399B1 (ko) | 1997-06-13 |
DE3876075D1 (de) | 1992-12-24 |
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