JPH0692471B2 - 熱可塑性組成物の製造方法 - Google Patents

熱可塑性組成物の製造方法

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JPH0692471B2
JPH0692471B2 JP61306188A JP30618886A JPH0692471B2 JP H0692471 B2 JPH0692471 B2 JP H0692471B2 JP 61306188 A JP61306188 A JP 61306188A JP 30618886 A JP30618886 A JP 30618886A JP H0692471 B2 JPH0692471 B2 JP H0692471B2
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アラン デイマンノ リチヤード
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F287/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to block polymers

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、良好な靱性を有し、スチレン、アクリレー
ト、メタクリレートおよびゴム状ブロツク重合体を含む
本質的に透明な熱可塑性重合体である製品、および前記
製品の製造方法を志向している。
先行技術の説明 米国特許第3,400,175号明細書には、少なくとも1種の
モノアルケニル芳香族炭化水素単量体(例えばスチレ
ン)、少なくとも1種のC1〜C8アルコールのメタクリル
酸エステルまたはC1〜C6アルコールのイタコン酸エステ
ルあるいはアクリロニトリル、飽和モノカルボン酸のビ
ニルエステル(例えばステアリン酸ビニル)および共役
ジオレフインのゴム状重合体からなる透明熱可塑性組成
物が記載されている。米国特許第3,883,464号明細書に
は、エポキシ潤滑剤を含有するスチレン樹脂(例えばス
チレン−アクリロニトリルおよびスチレン−アクリロニ
トリル−ブタジエン樹脂)が記載されている。米国特許
第3,922,321号明細書には、メタクリル酸メチルを含有
する重合体を、メタクリル酸アルキル、ビニル単量体お
よび架橋性単量体をアクリル酸アルキル、スチレンおよ
びブタジエンを含有する重合体上に重合することによつ
て得られるグラフト共重合体と混合することによつて製
造された透明耐衝撃性樹脂が教示されている。米国特許
第4,080,406号明細書には、ブタジエン−スチレンブロ
ツク共重合体の存在下に重合されたビニル芳香族単量体
(例えばスチレン)、メタクリル酸メチルまたはメタク
リル酸エチルおよびメタクリル酸C4〜C12アルキルを含
有する、光学的透明性、衝撃強さおよび良好な熱変形性
を有する重合体が記載されている。米国特許第4,100,22
7号明細書には、ゴム状共役ジオレフイン重合体、臭素
含有化合物およびスチレンを含有する混合物を重合する
方法によつて製造された透明耐衝撃性重合体が教示され
ている。米国特許第4,100,228号明細書は、スチレンの
代わりにスチレンとメタクリル酸メチルの混合物を用い
た以外は米国特許第4,100,227号明細書と同様に教示し
ている。米国特許第4,115,478号明細書には、アクリル
系単量体、スチレンおよびブタジエン−スチレンブロツ
ク共重合体をまず懸濁重合し、次に第一に形成された重
合体上にスチレンおよびアクリル系単量体のこれ以上の
量を重合することによる透明耐衝撃性重合体の2段階製
造方法が記載されている。
発明の概要 供給混合物合計100重量部について、スチレン、p−メ
チルスチレン、第三ブチルスチレン、ジメチルスチレン
およびこれらの核臭素化または塩素化誘導体からなる群
から選ばれたスチレン系単量体約25重量部〜約75重量部
である単量体(a)、アクリル酸ブチル約7重量部〜約
30重量部である単量体(b)、メタクリル酸メチル約10
重量部〜約50重量部である単量体(c)および約75,000
より小さくない分子量を有するスチレン−ブタジエン、
スチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−イソプレ
ン、スチレン−イソプレン−スチレン、部分水素化スチ
レン−ブタジエン−スチレンおよび部分水素化スチレン
−イソプレン−スチレン線状またはラジアルブロツク共
重合体のジブロツクおよびトリブロツク共重合体からな
る群から選ばれたブロツク共重合体約2重量部〜約20重
量部であるブロツク共重合体を含む供給混合物を準備
し、このような供給混合物を、重合可能単量体の約60重
量%〜約90重量%が重合するように(i)約80℃〜約10
0℃で攪拌反応器において約3時間〜約6時間次いで(i
i)約100℃〜約160℃で直列の少なくとも1基〜5基ま
での追加の反応器において約2時間〜約6時間重合に供
し、このように重合された混合物を脱蔵予熱手段および
脱蔵容器を含む脱蔵系に通して、未重合単量体を除いて
熱可塑性組成物を得ることを特徴とする、良好な靱性お
よび強さ特性および高度の透明性を有する熱可塑性組成
物の製造方法が提供される。
さらに、供給混合物合計100重量部についてスチレン、
p−メチルスチレン、第三ブチルスチレン、ジメチルス
チレンおよびこれらの核臭素化または塩素化誘導体から
なる群から選ばれたスチレン系単量体約25重量部〜約75
重量部である単量体(a)、アクリル酸ブチル約7重量
部〜約30重量部である単量体(b)、メタクリル酸メチ
ル約10重量部〜約50重量部である単量体(c)および約
75,000より小さくない分子量を有するスチレン−ブタジ
エン、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−イ
ソプレン、スチレン−イソプレン−スチレン、部分水素
化スチレン−ブタジエン−スチレンおよび部分水素化ス
チレン−イソプレン−スチレン線状またはラジアルブロ
ツク共重合体のジブロツクおよびトリブロツク共重合体
からなる群から選ばれたブロツク共重合体約2重量部〜
約20重量部であるブロツク共重合体を含む供給混合物を
準備し、(i)前記供給混合物を、重合可能単量体の転
化率約15重量%〜約35重量%を得るように約75℃〜約95
℃で攪拌反応器において約2時間〜約7時間重合に供
し、(ii)このように形成された混合物を懸濁剤の存在
下に水に懸濁し、次いで過酸化物および(または)過酸
エステル触媒を加え、次いで(iii)重合可能単量体の
少なくとも99重量%が重合するように、懸濁された混合
物を攪拌しながら少なくとも2段階で重合し第1段階は
温度約80℃〜約100℃において約2時間〜約5時間であ
り、そして少なくともとも第2段階は温度約105℃〜約1
30℃において約2時間〜約6時間であり、このように形
成された重合体を水相から分離し、重合体を乾燥して、
残留水を除き、次いで重合体を脱蔵し、残留単量体を除
いて、熱可塑性組成物を得ることを特徴とする良好な靱
性および強さ特性および高度の透明性を有する熱可塑性
組成物の製造方法が提供される。
さらに、合計100重量部について、 (a)スチレン、p−メチルスチレン、第三ブチルスチ
レン、ジメチルスチレンおよびこれらの核臭素化または
塩素化誘導体からなる群から選ばれたスチレン系単量体
約25重量部〜約75重量部、 (b)アクリル酸ブチル約7重量部〜約30重量部、 (c)メタクリル酸メチル約10重量部〜約50重量部およ
び (d)約75,000より小さくない分子量を有するスチレン
−ブタジエン、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチ
レン−イソプレン、スチレン−イソプレン−スチレン、
部分水素化スチレン−ブタジエン−スチレンおよび部分
水素化スチレン−イソプレン−スチレン線状またはラジ
アルブロツク共重合体のジブロツクおよびトリブロツク
共重合体からなる群から選ばれたブロツク共重合体約2
重量部〜約20重量部を含むこと を特徴とする、良好な靱性および強さ特性および高度の
透明性を有する熱可塑性組成物が提供される。
発明の詳細な記載 本発明の供給混合物の単量体は、3種の特別の型から選
ばれ、しかも第4の型を含み得る。単量体(a)は、ス
チレン、p−メチルスチレン、第三ブチルスチレン、ジ
メチルスチレンおよびこれらの核臭素化または塩素化誘
導体からなる群から選ばれたスチレン系単量体であり、
しかも好ましくはスチレンであり、その量は供給混合物
100重量部当たり、約25重量部〜約75重量部、好ましく
は約35重量部〜約65重量部、最も好ましくは約40重量部
〜約60重量部である。単量体(b)は、供給混合物100
重量部当たり約7重量部〜約30重量部、好ましくは約8
重量部〜約20重量部、最も好ましくは約8重量部〜約15
重量部の量のアクリル酸ブチルである。単量体(c)
は、供給混合物100重量部当たり約10重量部〜約50重量
部、好ましくは約15重量部〜約40重量部、最も好ましく
は約20重量部〜約40重量部の量のメタクリル酸メチルで
ある。ポリエチレングリコールジメタクリレートのよう
な分枝剤として働く第4の単量体の少量は、供給混合物
100重量部当たり0重量部〜約0重量部〜約0.075重量部
までの量で存在し得る。
供給混合物の他成分は、ブロツク共重合体である。ブロ
ツク共重合体は、約75,000より小さくない分子量を有す
るスチレン−ブタジエン、スチレン−ブタジエン−スチ
レン、スチレン−イソプレン、スチレン−イソプレン−
スチレン、部分水素化スチレン−ブタジエン−スチレン
および部分水素化スチレン−イソプレン−スチレン線状
またはラジアルブロツク共重合体のジブロツクおよびト
リブロツク共重合体からなる群から選ばれる。部分水素
化ブロツク共重合体は、ブタジエンまたはイソプレン部
分の約5重量%、好ましくは約30重量%〜約90重量%、
好ましくは約70重量%が水素化されるように、ブタジエ
ンまたはイソプレン部分が水素化されたブロツク共重合
体を意味する。ブロツク共重合体の中で、トリブロツク
スチレン−ブタジエン−スチレンおよびスチレン−イソ
プレン−スチレンブロツク共重合体が好ましく、スチレ
ン−ブタジエン−スチレンブロツク共重合体が最も好ま
しい。このようなブロツク共重合体はすべき既知であ
る。ブロツク共重合体のスチレン含量は約20重量%〜約
50重量%が好ましい。ブロツク共重合体の分子量(Mw
は、約75,000より小さくなく、好ましくは約175,000よ
り小さくなく、そして約275,000より大きくない。ブロ
ツク共重合体の量は、供給混合物100重量部当たり約2
重量部から、好ましくは約4重量部から約20重量部ま
で、好ましくは約12重量部までである。
従つて、供給混合物は、合計100重量部までの単量体お
よびブロツク共重合体を含む。また、供給混合物は、1
種またはそれ以上の有機遊離基過酸化物、ヒドロペルオ
キシドまたは過酸エステル触媒源、1種またはそれ以上
の酸化防止剤の少量、ドデシルメルカプタンのような代
表的メルカプタン連鎖移動剤の微量、反応希釈剤の微少
割合およびステアリン酸またはステアリン酸亜鉛のよう
な処理助剤の微少割合をも含有できる。有機遊離基触媒
源としては、限定されないが過酸化ベンゾイル、過酸化
ジクミル、過酸化ラウロイル、t−ブチルヒドロペルオ
キシドおよび過安息香酸t−ブチルのような1種または
それ以上の既知の有機過酸化物、ヒドロペルオキシドま
たは過酸エステルがあり得る。適当な反応希釈剤として
は、供給混合物100重量部当たり、約5重量部までの量
のエチルベンゼン、エチルトルエン、トルエン、キシレ
ンまたはフタル酸ブチルベンジルのような不活性炭化水
素がある。
本発明の重合体は、合計100重量部について、 (a)スチレン、p−メチルスチレン、第三ブチルスチ
レン、ジメチルスチレンおよびこれらの核臭素化または
塩素化誘導体からなる群から選ばれたスチレン系単量
体、好ましくはスチレン約25重量部〜約75重量部、好ま
しくは約35重量部〜約65重量部、 (b)アクリル酸ブチル約7重量部〜約30重量部、好ま
しづは約8重量部〜約20重量部、 (c)メタクリル酸メチル約10重量部〜約50重量部、好
ましくは約20重量部〜約40重量部および (d)約75,000より小さくない分子量を有するスチレン
−ブタジエン、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチ
レン−イソプレン、スチレン−イソプレン−スチレン、
部分水素化スチレン−ブタジエン−スチレンおよび部分
水素化スチレン−イソプレン−スチレン線状またはラジ
アルブロツク共重合体、好ましくはスチレン−ブタジエ
ン−スチレンおよびスチレン−イソプレン−スチレンブ
ロツク共重合体のジブロツクおよびトリブロツク共重合
体からなる群から選ばれたブロツク共重合体約2重量部
〜約20重量部〜好ましくは約4重量部〜約12重量部 を含むことを特徴とする、良好な靱性および強さ特性お
よび高度の透明性を有する熱可塑性組成物である。
供給混合物の重合によつて、供給混合物と余り異ならな
い組成を有する重合体生成物を生じ、しかも重合体は、
グラフトされたブロツク共重合体の少なくとも1部、好
ましくは本質的にすべてを含有するゲル(すなわち不溶
性重合体)として全体の1部を含有する。一般に、生成
物のゲル%は通常全生成物の約8重量%〜約30重量%で
あり、かつ通常生成物中のブロツク度重合体の重量の約
1.5倍〜約4倍である。生成物の靱性と生成物の透明性
の組み合せは、単量体がグラフトしたブロツク共重合体
の存在の結果として得られると考えられる。
熱可塑性組成物の製造方法は、供給混合物を重合に供す
ることを特徴とする。このような重合はすべて塊状重合
であるか、または塊状重合と懸濁重合の組み合せであり
得る。
熱可塑性組成物の1製造方法は、供給混合物を温度約80
℃〜約100℃に保たれた攪拌反応器に約3時間〜約6時
間供給する塊状方法である。この段階において、重合
は、単量体のブロツク共重合体への若干のグラフトを生
じ、それによつてブロツク共重合体にグラフトし、重合
しているおよび重合された単量体のマトリツクスに分布
したブロツク共重合体の小領域を発現する。この反応器
からの混合物を、次いで好ましくは攪拌手段を備え、必
ずしも備えていない少なくとも1基〜5基までの直列の
反応器を通し、好ましくは少なくとも2基、最も好まし
くはこのような直列の反応器3基に通す。これらの反応
器は、約100℃〜約160℃の範囲内の温度に保たれる。好
ましくは、一連の2基または3基の反応器の第1の反応
器は、温度約105℃〜約120℃であり、一連の2個の反応
器の第2の反応器は温度約125℃〜約150℃であるかまた
は一連の3基の反応器の第2の反応器は、温度約115℃
〜約125℃であり、しかも一連の3基の反応器の第3の
反応器は温度約125℃〜約150℃である。このような反応
器または一連の反応器における重合は、約2時間〜約6
時間であり、しかも直列の2基または3基の反応器を用
いる場合、時間は、一般に各反応器間にかなり一様に分
布し、すなわち2基の反応器を用いる場合各反応器につ
いて約1時間〜約3時間であるか、または3基の反応基
を用いる場合各反応器について約1時間〜約2時間であ
る。このような重合方法によつて、単量体の転化率約60
%〜約90%を生じる。重合後に、このように形成された
混合物を、予備手段および脱蔵容器を含む従来の脱蔵系
に通す。代表的には、予熱手段は、温度約220℃〜約240
℃において運転することができ、しかも混合物を略、前
記の温度に加熱するのに役立ち、予熱手段における滞留
間は重要ではないが一般に約2分〜約5分の範囲内であ
る。脱蔵容器は、代表的には温度約230℃〜約260℃およ
び圧力約10mmHg〜約40mmHgにおいて運転することがで
き、しかも残留単量体および使用する場合は不活性希釈
剤の除去に役立つ。脱蔵容器からの生成物は、限定され
ないが、熱可塑性組成物のペレツトまたはストランドを
形成する押出機の通過のような従来の手段によつて回収
され、次いで熱可塑性組成物のペレツトまたはストラン
ドを冷却および包装する。
熱可塑性樹脂のこれ以上の製造方法は、予備重合段階と
して塊状重合と、懸濁重合の組み合せを含む。供給混合
物を攪拌反応器に供給し、次いでこの攪拌反応器におい
て、温度約75℃、好ましくは約80℃〜約95℃において、
約2時間〜約7時間、好ましくは約4時間〜約6時間重
合する。このような重合によつて、重合可能単量体の転
化率約15重量%〜約35重量%、好ましくは約25重量%〜
約35重量%を生じ、ここで単量体のブロツク共重合体へ
の少なくとも若干のグラフトが生じ、これによつて単量
体がグラフトし、重合しているおよび重合された単量体
のマトリツクスに分布されたブロツク共重合体の小領域
が発現する。次いで、このように形成された混合物を、
水、好ましくは脱イオン水中において、懸濁剤の存在下
に懸濁される。懸濁剤は、当業界において既知であり、
部分加水分解ポリ酢酸ビニルは、市販懸濁剤の1例であ
る。代表的には、使用される懸濁剤の量は、水100重量
部当たり約0.07重量部〜約0.2重量部であつてもよい。
好ましくはまた緩衝剤を、懸濁液に加える。適当な緩衝
剤としては、炭酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウ
ム、リン酸水素二ナトリウムおよびリン酸二水素ナトリ
ウムとリン酸水素二ナトリウムの混合物がある。好まし
い緩衝重合は、水相をpH約7に緩衝するリン酸二水素ナ
トリウムとリン酸水素二ナトリウムの混合物である。ま
た、水懸濁液に、ステアリン酸またはステアリン酸亜鉛
のような重合体処理助剤を加えてもよく、供給混合物当
たり約0.1重量%〜約0.3重量%の量のステアリン酸亜鉛
が好ましい。また、過酸化物および(または)過酸エス
テル触媒を、供給混合物当たり約0.075重量%〜約0.4重
量%の量で懸濁液に加える。適当な過酸化物および過酸
エステル触媒としては、限定されないが、過酸化ベンゾ
イル、過酸化ジクミル、過酸化ラウロイル、t−ブチル
ヒドロペルオキシドおよび過安息香酸t−ブチルがあ
る。好ましくは、触媒は、過酸化ベンゾイルのような過
酸化物および過安息香酸t−ブチルのような過酸エステ
ルの混合物であり、過酸化物の量は、供給混合物当たり
約0.075重量%〜約0.4重量%であり、しかも過酸エステ
ルの量は、供給混合物当たり約0.05重量%〜約0.15重量
%である。
次いで、懸濁液を攪拌反応器に通し、しかも重合は、こ
の攪拌反応器において少なくとも2段階で続けられる。
このような第1段階は、温度約80℃〜約100℃において
約2時間〜約5時間であり、しかもこのような第2段階
は温度約105℃〜約130℃において約2時間〜約6時間で
ある。好ましくは、重合は3段階であり、第1段階は温
度約80℃〜約100℃において約2時間〜約5時間であ
り、第2段階は、温度約105℃〜約120℃において約1時
間〜約3時間であり、かつ第3段階は温度約115℃〜約1
30℃において約1時間〜約4時間である。次いで重合体
を水相から分離し、次いで乾燥して、残留水を除き、次
に脱蔵して残留単量体を除く。好ましくは、重合体を熱
風炉において温度約75℃〜約110℃で乾燥して、残留水
の大部分を除き、次いで脱蔵押出機中で温度約200℃〜
約250℃において脱蔵して残留単量体の大部分を除く。
次いで、重合体を冷却し、次いで包装する。
本方法によつて製造された新規な熱可塑性組成物は、良
好な靱性および強さ特性、良好な伸びおよび高度の透明
性を初め予測されない性質のすぐれたバランスを有す
る。重合体は、良好なアイゾツト衝撃強さを有し、しか
も優れたガードナー衝撃特性を示す。組成物は、食品用
途用環境応力き裂試験における多くの重合体の早期破損
を代表的に誘発する油脂によつて著しく影響されない良
好な引張強さ特性を有する。また重合体は、許容し得る
熱変形温度およびビカー軟化点をも有する。熱可塑性組
成物は、特に好ましい組成物については良好な加工特性
を有し、しかも押出および射出成形を初め、すべての型
の製造装置において使用できる。これらの特性を組み合
せて、組成物を、種々の最終用途、特に包装および容器
に使用できる。
下記の例は、本発明の範囲を具体的に説明し、すべての
部は、特記しない限り重量部であり、すべての試験は特
記しない限りASTM試験である。
例1 第1表に示す供給混合物を用いて、一連の重合を行つ
た。使用したブロツク共重合体は以下の通りであつた。
ブロツク共重合体1は、スチレン含有約31重量%および
分子量約113,000を有するスチレン−ブタジエン−スチ
レントリブロツク共重合体であるクラトン(KRATON)11
01であり、またブロツク共重合体2はスチレン含量約40
重量%および分子量約85,000を有するスチレン−ブタジ
エンテーパージブロツク共重合体であるステレオン(ST
EREON)840であつた。供給混合物の成分は、重量部であ
る。供給混合物は、攪拌手段および加熱手段を備えた1
ガロンの反応器において製造された。実験No.1には、供
給混合物を86℃において4.6時間重合した。次いで、混
合物を、温度制御手段を備えた非攪拌容器に移し、次い
で重合を85℃において2時間、次に168℃において3.2時
間続けた。第1表には他の実験用条件が記録されてい
る。実験No.2および5は、ブロツク共重合体を用いない
対照であり、その生成物は、低い伸びを有し、しかも本
発明の組成物についてのはるかに高い伸びおよびその性
質のすぐれた総合バランスと比較すべきである。熱可塑
性共重合体の組成は、供給混合物のものと本質的に同じ
であつた。
例2 第2表に示す供給混合物および重合条件を用いて、これ
以上の一連の重合を行い、各反応器は、攪拌機および温
度制御手段を備えた。使用したブロツク共重合体は以下
の通りであつた。ブロツク共重合体3はスチレン約21重
量%を含有し、しかも分子量約198,000を有する線状3
ブロツク共重合体であるクラトン116であり、ブロツク
共重合体4は、スチレン約30重量%を含有し、しかも分
子量約225,000を有し、ブタジエン部分はビニル1,2配置
約15%〜17%を有するソルプレン(SOLPRENE)411であ
つた。脱蔵容器は、圧力約25mmにおいて運転された。透
過率は、波長6400Aを有する光を用いて、20ミルのシー
トについて求めた。ゲル含量は、不溶分%を測定するこ
とによつて求め、しかもグラフト含量は、 から従来の方式で計算する。
環境応力き裂抵抗試験にはマンドレル上に曲げしかも室
温において1時間マーガリンに入れた1/8インチ試験片
を用いた。共重合体組成は、供給混合物のものと本質的
に同じであつた。この組成物は、性質の望ましい優れた
総合バランスを示す。
例3 第3表に示す単量体混合物を、攪拌機および温度制御系
を備えた反応器において塊状重合した。次いで、重合可
能単量体の約25重量%〜約30重量%を重合した、このよ
うに形成された混合物を触媒、酸化防止剤および処理助
剤を第3表に示すように加えた水中に懸濁し、次に示す
ように3段階で重合した。重合可能単量体の最終重合
は、約99.5重量%であつた。重合体を水から回収し熱風
炉において乾燥し、脱蔵押出機において脱蔵し、次いで
回収した。
また、2種の重合体の性質を、第3表に示す。
例4 例3と同様の操作を用いて、一連の塊状−懸濁重合を行
つた。供給混合物を、攪拌機および温度制御手段を備え
た反応器に供給し、次いで85℃において約4.25時間重合
した。次いで、このように形成された混合物1750g、脱
イオン水1800g、リン酸水素二ナトリウム10.2g、リン酸
二水素ナトリウム0.6g、部分加水分解ポリビニルアルコ
ールの7%溶液41ml、70%過酸化ベンゾイル4.38g、過
安息香酸t−ブチル2.1gおよび酸化防止剤〔エチル(Et
hyl)330〕1.75gを用いて、このように形成された混合
物を懸濁液にした。この懸濁液を攪拌機および温度制御
手段を備えた反応器に移し、次いで85℃において2.5時
間、110℃において2時間および125℃において3時間重
合した。重合体を、例3に記載のように回収した。第4
表には詳細および重合体の性質を与える−N.D.は性質を
測定しなかつたことを意味する。第4表において、実験
No.18は、アクリル酸の代わりにメタクリル酸を用いた
対照である。ブロツク共重合体5はスチレン含量約30重
量%および分子量約180,000を有するテーパーブロツク
スチレン−ブタジエン共重合体であるステレオン730で
あつた。組成および分子量の制御によつ、第4表から広
範囲の有用な性質が達成できることが分かる。重合体の
組成は、供給混合物の組成と本質的に同じであつた。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給混合物を準備し、前記供給混合物を重
    合し、このように重合した混合物を脱蔵系に通して未重
    合単量体を除きそして熱可塑性組成物を回収する、良好
    な靱性および強さ特性および高度の透明性を有する熱可
    塑性組成物の製造方法において、前記供給混合物は、前
    記供給混合物合計100重量部について、スチレン、p−
    メチルスチレン、第三ブチルスチレン、ジメチルスチレ
    ンおよびこれらの核臭素化または塩素化誘導体から選ば
    れた単量体(a)約25重量部〜約75重量部、単量体
    (b)としてアクリル酸ブチル約7重量部〜約30重量
    部、単量体(c)としてメタクリル酸メチル約10重量部
    〜約50重量部そして約75,000より小さくない分子量を有
    するスチレン−ブタジエン、スチレン−ブタジエン−ス
    チレン、スチレン−イソプレン、スチレン−イソプレン
    −スチレン、部分水素化スチレン−ブタジエン−スチレ
    ンおよび部分水素化スチレン−イソプレン−スチレン線
    状またはラジアルブロツク共重合体のジブロツクおよび
    トリブロツク共重合体から選ばれたブロツク共重合体約
    2重量部〜約20重量部を含み、しかも重合可能単量体の
    約60重量%〜約90重量%が重合するように、前記供給混
    合物を、(i)約80℃〜約100℃で撹拌反応器において
    約3時間〜約6時間、そして(ii)約100℃〜約160℃で
    直列の少なくとも1基そして5基までの追加の反応器に
    おいて約2時間〜約6時間重合に供することを特徴とす
    る熱可塑性組成物の製造方法。
  2. 【請求項2】供給混合物が、単量体(a)として約35重
    量部〜約65重量部の量でスチレン、約8重量部〜約20重
    量部の量で単量体(b)、約15重量部〜約40重量部の量
    で単量体(c)および約4重量部〜約12重量部でブロツ
    ク共重合体を含むことを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項の方法。
  3. 【請求項3】供給混合物が、1種またはそれ以上の有機
    遊離基過酸化物、ヒドロペルオキシドまたは過酸エステ
    ル触媒源、1種またはそれ以上の酸化防止剤および前記
    供給混合物100重量部当たり5重量部までの量で不活性
    炭化水素反応希釈剤を含有することを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項の方法。
  4. 【請求項4】熱可塑性組成物が、約8重量%〜約30重量
    %のゲルを含有することを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項の方法。
  5. 【請求項5】熱可塑性組成物が、前記熱可塑性組成物の
    ブロツク共重合体含量の約1.5倍〜約4倍の量でゲルを
    含量することを特徴とする、特許請求の範囲第1項の方
    法。
  6. 【請求項6】第1の反応器から、温度約105℃〜約120℃
    および温度約125℃〜約150℃において運転される一連の
    2基の反応器に供給混合物を供給することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項の方法。
  7. 【請求項7】第1の反応器から、温度約105℃〜約120
    ℃、約115℃〜約125℃および約125℃〜約150℃において
    運転される一連の3基の反応器に供給混合物を供給する
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項の方法。
  8. 【請求項8】供給混合物のブロツク共重合体が、約175,
    000より小さくなくそして約275,000より大きくない分子
    量を有するトリブロツクスチレン−ブタジエン−スチレ
    ンまたはスチレン−イソプレン−スチレン共重合体であ
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第2項の方法。
  9. 【請求項9】前記重合が、前記供給混合物を(i)重合
    可能単量体の転化率約15重量%〜約35重量%を得るよう
    に温度約75℃〜約95℃において約2時間〜約7時間撹拌
    反応器において重合に供し、(ii)このように形成され
    た混合物を懸濁剤の存在下に水に懸濁し、そして過酸化
    物および(または)過酸エステル触媒を添加し、次いで
    (iii)懸濁された混合物を少なくとも2段階において
    撹拌しながら重合し、第1段階は、温度約80℃〜約100
    ℃において約2時間〜約5時間であり、そして少なくと
    も第2段階は温度約105℃〜約130℃において約2時間〜
    約6時間であることからなることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項の方法。
  10. 【請求項10】供給混合物が、単量体(a)として約35
    重量部〜約65重量部の量でスチレン、約8重量部〜約20
    重量部の量で単量体(b)、約15重量部〜約40重量部の
    量で単量体(c)および約4重量部〜約12重量部の量で
    ブロツク共重合体を含むことを特徴とする、特許請求の
    範囲第9項の方法。
  11. 【請求項11】供給混合物が、また1種またはそれ以上
    の有機遊離基過酸化物、ヒドロペルオキシドまたは過酸
    エステル触媒源、1種またはそれ以上の酸化防止剤、メ
    ルカプタン連鎖移動剤および反応希釈剤をも含有するこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第9項の方法。
  12. 【請求項12】熱可塑性組成物が約8重量%〜約30重量
    %のゲルを含有することを特徴とする、特許請求の範囲
    第9項の方法。
  13. 【請求項13】熱可塑性組成物が、前記熱可塑性組成物
    のブロツク共重合体含量の約1.5倍〜約4倍の量でゲル
    を含有することを特徴とする、特許請求の範囲第10項の
    方法。
  14. 【請求項14】懸濁された混合物を3段階で重合し、第
    1段階は、温度約80℃〜約100℃において約2時間〜約
    5時間であり、第2段階は温度約105℃〜約120℃におい
    て約1時間〜約3時間でありそして第3段階は温度約11
    5℃〜約130℃において約1時間〜約4時間であることを
    特徴とする、特許請求の範囲第9項の方法。
  15. 【請求項15】懸濁された混合物が、供給混合物当たり
    過酸化物約0.075重量%〜約0.3重量%、過酸エステル約
    0.05重量%〜約0.15重量%およびステアリン酸亜鉛約0.
    1重量%〜約0.3重量%を含有することを特徴とする、特
    許請求の範囲第9項の方法。
  16. 【請求項16】供給混合物のブロツク共重合体が、約17
    5,000より小さくなくそして約275,000より大きくない分
    子量を有するトリブロツクスチレン−ブタジエン−スチ
    レンまたはスチレン−イソプレン−スチレン共重合体で
    あることを特徴とする、特許請求の範囲第10項の方法。
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