JPH0692418B2 - 接触ハイドロカルビルリチウム法 - Google Patents

接触ハイドロカルビルリチウム法

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JPH0692418B2
JPH0692418B2 JP4231251A JP23125192A JPH0692418B2 JP H0692418 B2 JPH0692418 B2 JP H0692418B2 JP 4231251 A JP4231251 A JP 4231251A JP 23125192 A JP23125192 A JP 23125192A JP H0692418 B2 JPH0692418 B2 JP H0692418B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルカリ金属をアルカリ
ハライドでアルキル化する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイドロカルビルリチウムの有機溶媒溶
液の製造は当業技術において周知であり、多くの特許刊
行物たとえば米国特許第2,816,936号、第2,
865,969号、第3,091,606号、第3,1
22,592号、第3,293,313号、第3,42
0,903号および第3,452,112号に記載され
ている。
【0003】商業的に最も重要なハイドロカルビルリチ
ウム化合物は炭化水素溶媒中で製造されるものたとえば
n−ブチルリチウム、2級ブチルリウム、およびt−ブ
チルリチウムである。これらは一般に、対応するアルキ
ルハライド好ましくはアルキルクロライドを炭化水素溶
媒中でリチウム金属と反応させることによって製造され
る。
【化6】 これらのハイドロカルビルリチウムの収率は一般に70
〜90%の範囲にあり、カップリングおよび不均化の競
合副反応によって損失が生ずる。
【化7】
【化8】 収率を改良する方法が多くの研究者によって探究された
が、高度に純粋なアルキルリチウム化合物を高収率で製
造する方法が依然として必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リチウム金属とアルキ
ルハライドとの反応によってアルキルリチウム化合物を
改良された収率で製造する方法を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はアルカリ金属を
アルキルハライドでアルキル化する方法において、該ア
ルキル化反応を炭化水素溶媒中で次式 によって表される触媒化合物の存在下で行うことを特徴
とする。R、RおよびRは独立に水素、ハロゲン、
1〜13個の炭素原子を含むアルキルおよびアルケニル
基、3〜10個の炭素原子を含むシクロアルキル基、6
〜18個の炭素原子を含むアリール基からえらばれ;
ケイ素、炭素、ゲルマニウムおよびスズからえらばれ
る第IV族元素であり;Aは酸素および窒素からえらば
れ、そしてx+yはAの原子価に等しい;xおよびyは
独立に0〜3の値をもつ。これらの物質(触媒または原
型触媒と呼ぶこともある)としてビス−ハイドロカルビ
ルエーテル、ハイドロカルビルシリルエーテル、ビス−
シリルエーテル、トリ−ハイドロカルビルアミン、ハイ
ドロカルビルシリルアミン、トリス−オルガノシリル
ミンなどがあげられる。
【0006】本発明の実施に有用な化合物の若干の例は
次のとおりである。 a.ハイドロカルビルエーテル類たとえば環状または非
環状エーテル、対称および非対称のジアルキル、ジアリ
ールおよびアルキルアリールエーテル。これらはジメチ
ルエーテル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、
メチルテトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、アニ
ソール、メチル−t−ブチルエーテル、ジ−n−ブチル
エーテル、ジアミルエーテル、ジ−n−ヘキシルエーテ
ル、ジ−n−オクチルエーテル、ブチルフェニルエーテ
ル、ジフェニルエーテルなどを包含するが、これらに限
定されない。追加の有用なエーテルはグリコールエーテ
ル類、たとえばエチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコールなどのモノ−およびジ−
メチル、エチルおよびブチルエーテルである。ジメトキ
シエタンおよびジエトキシエタンのようなアセタール
(1,1−エーテル)も有用である。これらの中で好ま
しいものは対称および非対称のジアルキルエーテルたと
えばジメチルエーテル、ジエチルエーテル、ジ−n−ブ
チルエーテル、ジ−n−ヘキシルエーテル、ジ−n−オ
クチルエーテル、メチル−t−ブチルエーテルなどであ
る。これらの中で最も好ましいものはメチル−t−ブチ
ルエーテルである。表1を参照のこと。 b.上記より好ましさの少ないものはハイドロカルビル
シリルおよびビスシリルエステルたとえばt−ブチルジ
メチルイソプロポキシシラン、トリメチルイソプロポキ
シシラン、クロロジメチルイソプロポキシシランおよび
ヘキサメチルジシロキサンである。 c.トリス−ハイドロカルビルアミン類たとえば環状お
よび非環状の第3級アミン。これらの例としてトリエチ
ルアミン、トリ−n−ブチルアミン、N,N,N′,
N′−テトラメチルエチレンジアミン、ペンタメチルジ
エチレントリアミン、トリエチレンジアミン、N−メチ
ルアニリンなどがあげられる。上記(b)と同様に、こ
れらも好ましさは少ない。
【0007】本発明の触媒または原型触媒は殆どのアル
キルリチウムの収率を改良するけれども、若干のアルキ
ルリチウム種は他のものよりも大きく影響を受ける。す
なわち、アルキルリチウムの製造のためのアルキルハラ
イドとリチウム基材との反応において、立体障害の炭素
−ハロゲン結合をもつアルキルハライドは触媒の存在に
対してより敏感であるようにみえ、容易に接近しうる炭
素−ハロゲン結合をもつアルキルハライドが行なうより
もずっと大きい収率改良(無触媒操業に比べての改良)
を示す。立体障害アルキルハライドは炭素−ハロゲン結
合を包囲して嵩高の基または多重基を有するアルキルハ
ライドである。それらはたとえばt−ブチルクロライド
におけるような第3級炭素−ハロゲン結合、あるいは近
くに(αまたはβ)長鎖アルキル置換分をもつ1級また
は2級炭素−ハロゲン結合たとえば2−エチルヘキシル
クロライドまたは2−メチルブチルクロライドである。
すなわち、リチウム金属との反応において触媒作用を受
けて対応するアルキルリチウムを生成するアルキルハラ
イドとして(a)1級アルキルハライドたとえばn−ブ
チルクロライド、n−ヘキシルクロライド、n−オクチ
ルクロライド、2−エチルヘキシルクロライド、および
2−メチルブチルクロライド、(b)2級アルキルハラ
イドたとえばイソプロピルクロライド、2級ブチルクロ
ライド、およびシクロヘキシルクロライド、および
(c)3級アルキルハライドたとえばt−ブチルクロラ
イドおよびt−アミルクロライド(表2参照)があげら
れるが、これらに限定されない。
【0008】W.N.スミスは米国特許第3,420,
903号において、n−ペンタン中のt−ブチルリチウ
ムの収率は少量のアルコールたとえばn−、2級・また
は3級ブタノールの添加によって40%から約70〜7
5%にまで改良しうることを述べている。我々はこれら
の結果を支持した、そして今や更に我々のエーテル触媒
の使用がスミスのアルコール接触法を実質的に改良する
ことを示した(表3参照)。たとえば、触媒としてのメ
チル−t−ブチルエーテルの使用は98%程度の高い
(実質的に定量的)収率でn−ペンタン中でt−ブチル
リチウムを得ている(表2参照)。
【0009】我々は0.2モル%程度の少量のエーテル
たとえばジ−n−オクチルまたはメチル−t−ブチルエ
ーテルがリチウム金属とt−ブチルクロライドとの反応
を有効に接触するために使用することが必要であること
をも発見した(表4参照)。これに対してスミスは約
0.6〜2.5モル%のCアルコールまたはアルコキ
シドの使用を教示している。
【0010】これは爾後の有機メタロイド化合物の合成
において重要になる。たとえば、生成するt−ブチルリ
チウムからのt−ブチルジメチルクロロシランの合成で
あるが、この場合、最良の結果のためには十分なモル%
以上のアルコールが必要であるが、僅か約0.1〜0.
2モル%のエーテルが必要であるにすぎない(本願の優
先日と同日付けのUSSN736660の分割出願参
照)。
【0011】(使用するアルキルクロライドまたはアル
キルリチウムを基準にして10〜100モル%およびそ
れ以上の)遥かに多量のエーテルの使用は両方の方法に
とって有害であり(表5参照)、所望の生成物の収率を
劇的に低下させる。たとえばt−ブチルリチウムの収率
はMTBE触媒を1モル%から10モル%に増大させる
ことによって約95%+から84%に低下する。このよ
うな多量のエーテル中でアルキルリチウム化合物を製造
することは当業技術において周知であるけれども、t−
ブチルリチウムによってエーテルが攻撃されるのを防ぐ
ために反応試剤は非常に低温(ジエチルエーテル中のt
−ブチルリチウムについて−35°以下)で使用しなけ
ればならない。この温度を工業的(プラント)規模で達
成するのは困難である。本発明のエーテル触媒の操作範
囲はアルキルハライドを基準にして0.1〜10モル%
であり、好ましい範囲は0.5〜2モル%であり、最も
好ましい範囲は0.8〜1.2モル%である。驚くべき
ことに、好ましい範囲においてエーテルは容易に開裂せ
ず、低温操作は必要でなく、そして本発明の炭化水素溶
液生成物の熱安定性はすぐれている。
【0012】実施例1に従って、然し触媒を添加せずに
製造した比較試料を表6において本発明の触媒を添加し
て製造した実施例と比較して熱安定性を検討した。本発
明の最も好ましい実施例BTBEはエーテルを含まない
比較試料と同様に安定であった。
【0013】W.N.スミスのアルコール触媒と本発明
のエーテル触媒との間の最も決定的な相違は恐らく、ペ
ンタンより高沸点の溶媒中で達成しうるt−ブチルリチ
ウムの収率を比較するときに明らかである。スミスは
J.Organometal.Chem.,82(19
74)1−6において、ヘキサンまたはヘキサン/イソ
ペンタン中でのt−ブチルリチウムの最大達成収率は3
0%であることを示している。我々の好ましい触媒であ
るメチル−t−ブチルエーテルを使用すれば、ヘプタン
中での収率はペンタン中での収率(約90%)に近い
(表4参照)。ジ−n−オクチルエーテルでさえスミス
よりすぐれた結果(70%)を与える。ここでもW.
N.スミスはリチウム金属とヘキサン中での希釈t−ブ
タノールとの接触は爾後にt−ブチルクロライドと反応
させたとき増大した収率を与えないことを述べている。
他方、我々は我々のエーテル触媒がリチウム金属に又は
ハライド供給物に加えることができ良好な結果を与える
ことを見出した(実施例2および3参照)。
【0014】ジメチルジクロロシランをアルキル化して
t−ブチルジメチルクロロシランを製造するコストに及
ぼすt−ブチルリチウムの改良された収率の効果の程度
は表7に見出すことができる。t−ブチルリチウムにつ
いて示す原料コスト(RMC)はえられるアルキル化生
成物のRMCの主要%を表わすので、後者のコストのか
なりな上昇はt−ブチルリチウムの収率のそれぞれ5%
の低下によって行なわれる。すなわち、t−ブチルリチ
ウムの80%収率は、定量的収率と比べたとき、最終生
成物のコストに殆ど18%を付加する。この差異はこの
ような生成物を市場価格で享受する競合者に著しく影響
を及ぼす。
【0015】我々はこれらのアルキルリチウム溶液中の
可溶性無機クロライド濃度が我々のエーテル触媒を使用
するときに著しく低いということを予想外にも発見し
た。すなわち、触媒なしに製造したn−ブチルリチウム
は200〜300ppmの溶解無機クロライド(LiC
l)を一般に含むのに対して、MTBE触媒を使用した
場合にはこの値は30ppm未満に低下する。これは、
溶液の透明度と品質が改良され、重合および有機合成の
ような反応の用途において殆ど妨害が起らない、という
点で有利である。
【0016】アルキルリチウム化合物の合成において重
要な他の因子はリチウム金属のナトリウム含量、リチウ
ム金属の粒径、リチウム金属の表面状態、および十分に
過剰なリチウム金属の使用である。
【0017】リチウム金属のナトリウム含量は少なくと
も0.5重量%、好ましくは0.7%より大きく、リチ
ウム金属の粒径は200ミクロン以下、好ましくは10
0ミクロン以下である。最良の結果は一般に触媒を使用
しない場合に新しく調製した金属についてえられるけれ
ども、リチウム金属表面の状態は触媒を使用する場合に
これよりずっと小さい因子である。
【0018】
【実施例】次の実施例により本発明を更に具体的に説明
する。 実施例1 1モル%のTHFを使用するt−ブチルリチウムの合成 還流コンデンサー、反応器に液体材料を加えるための添
加ロート、温度指示装置、および反応物質を攪拌する機
器を備える反応器に、13.4gのリチウム分散液
(1.94モル)、165mlのペンタンおよび15m
lのブチルリチウムの1.5M溶液(ペンタン中)を充
てんした。リチウム分散液は0.74重量%の合金ナト
リウムを含んでいた。反応器の内容物を1.5時間攪拌
してリチウム金属表面をコンディショニング(活性化)
した。次に、65.03gのt−ブチルクロライド
(0.702モル)、55mlのペンタン、および0.
48gのテトラヒドロフラン(6.6ミリモル)を添加
ロートに加えた。反応器の内容物を加熱マントルによっ
て還流温度(35℃)に加熱した。1mlの希釈t−ブ
チルクロイドの添加によって反応を開始させた。反応の
開始は1℃の温度上昇、および還流速度の増大によって
明らかである。残りの希釈ハライド溶液を次の2時間4
分にわたって滴下状に加え、このあいだ反応速度を一定
の還流温度に保持した。この期間中、激しい反応が続
き、更に加熱する必要はなかった。反応混合物を更に1
時間半攪拌してからガラスフィルターロートに移して濾
過し、透明淡黄色溶液をえた。固体濾過残渣を50ml
づつのペンタンで3回洗浄した。洗浄した濾過残渣を主
要濾過溶液と一緒にした。t−ブチルリチウム溶液の1
5.5重量溶液の合計260.7gをえた。回収した収
率は使用したt−ブチルクロライドの量を基準にして9
0.1%であった。
【0019】実施例2 1モル%のメチルt−ブチルエーテル(MTBE)を使
用するペンタン中のt−ブチルリチウムの製造 アルゴン雰囲気下の実施例1の反応器に14.15g
(2.04m)のリチウム粉末と170mlのペンタン
を加えた。次に10mlの1.8M t−ブチルリチウ
ム溶液を注射器から金属混合物に加え、少なくとも約4
00RPMで少なくとも1時間20分攪拌して反応器お
よび金属表面をコンデイショニングした。この間に、滴
下ロートに78.06g(0.843モル)のt−ブチ
ルクロライド、70mlのペンタンおよび0.794g
(0.009098モル)のBTBEを加えた。(注:
滴下ロートの内容物を十分に混合して均一な溶液を与え
ることが重要である)。t−ブチルクロライド溶液の添
加前に、リチウム金属/ペンタン混合物を還流温度(約
34℃)近くに加熱した。約1mlのt−ブチルクロラ
イド供給溶液を32.0℃で加えた。この添加は約1分
間で発熱を与えた。3分後に反応温度は低下し始めたの
で供給溶液の滴下状添加を始めた。(注:安全のために
反応器の下に容器を置いたが、冷却浴は使用しなかっ
た。発熱反応を還流温度で行なったが、還流はこの反応
を冷却した。)合計の添加時間は2.0時間であった。
観察された最高還流温度は36・9℃であり、供給の終
りの最終還流温度は36.0℃であった。供給完了後に
反応混合物を2 1/2時間攪拌した。この混合物を次
いで3 1/8インチのテフロン管を介して圧力フィル
タ(フィルタ助剤なし)にポンプ給送し、アルゴン雰囲
気下に濾過した。この濾過に2分間を要した。次いでこ
の反応器を毎回3×50mlのペンタンで洗浄し、洗浄
液をフィルタ中の泥にあけ、この泥も洗浄液で洗い濾過
した。最終生成物は曇った無色溶液281.1gであっ
た。曇りはフィルタを通過する微細固体によって生じ
た。溶液の透明試料の分析は添加したt−ブチルクロラ
イドのモル数を基準にして96.3%の活性R−Li
(18.49重量%)の収率および98.4%の合計塩
基(18.91重量%)の収率を示した。
【0020】実施例3 0.2モル%のメチル−t−ブチルエーテル(MTB
E)を金属に添加して使用するペンタン中のt−ブチル
リチウムの製造 アルゴン雰囲気下の実施例1の反応器に14.12g
(2.03モル)のリチウム粉末および150mlのペ
ンタンを加えた。この反応に使用したリチウム分散液は
実施例2で使用したものと同じであった。次に、10m
lの1.8M t−ブチルリチウム溶液を注射器から金
属混合物に加え、攪拌して反応器および金属表面をコン
デイショニングした。このあいだに、滴下ロートに7
8.44g(0.847m)のt−ブチルクロライドお
よび85mlのペンタンを加えた。(注:滴下ロートの
内容物を十分に混合して均一溶液を与えることが重要で
ある。)t−ブチルクロライド供給溶液のリチウム金属
混合物への添加開始前に、0.161g(0.0018
3m)のMTBEを加え、混合物を還流温度(約34
℃)近くに加熱した。約1mlのt−ブチルクロライド
供給溶液を33.5℃で加えた。これは約2分間で発熱
を与えた。5分後に反応温度は低下し始めたので、供給
溶液の滴下状添加を始めた。(注:安全のために反応器
の下に容器をおいたが、冷却浴は使用しなかった。発熱
反応は還流によって冷却した。)合計の添加時間は2.
0時間であった。観察された最大還流温度は36.9℃
であり、供給の終りにおける還流温度は34.0℃であ
った。供給の完了後に反応混合物を3時間攪拌した。次
いで反応混合物を3/8インチのテフロン管から圧力フ
ィルタ(フィルタ助剤なし)にポンプ給送し、アルゴン
雰囲気下に濾過した。この濾過に2分間を要した。次い
で反応器を毎回3×50mlのペンタンで洗浄し、洗浄
液を泥に移し、この泥も洗浄液で洗い、混合し、濾過し
た。最終生成物は282.2gの無色溶液であった。分
析は、添加したt−ブチルクロライドのモル数を基準に
して88.3%の活性R−Li(16.97重量%)の
収率および89.6%全塩基(17.22重量%)の収
率であった。
【0021】実施例4 1モル%のメチルt−ブチル(MTBE)を使用するヘ
プタン中のt−ブチルリチウムの製造:実施例2で述べ
た通常の500ml Morton/Cleaved反
応器に、アルゴン雰囲気下、13.79g(1.98
m)のリチウム粉末および150mlのペンタンを加え
た。次に、10mlの1.75モルt−ブチルリチウム
溶液(ヘプタン中)を注射器から金属混合物に加え、攪
拌して反応器および金属表面をコンディショニングし
た。そのあいだに、滴下ロートに76.53g(0.8
267m)のt−ブチルクロライド、80mlのヘプタ
ン、および0.805g(0.00913m)のBTB
Eを加えた。(注:滴下ロートの内容物を十分に混合し
て均一溶液を与えることが重要である)t−ブチルクロ
ライド溶液の添加開始の直前に、リチウム金属溶媒混合
物を38.0℃に加熱した。約1mlのt−ブチルクロ
ライド溶液を加えた。これは30秒で発熱を与えた。約
3分後に反応温度が低下し始めたので、供給溶液の滴下
状添加を始めた。ドライアイスを周期的に加えたヘキサ
ンの冷却浴(−18℃)を使用して反応温度を35〜4
0℃に保った。合計の添加時間は1.7時間であった。
還流は観察されなかった。ハライド供給の完了後に反応
混合物を3 1/2時間攪拌した。この混合物を次いで
3/8インチのテフロン管から圧力フィルタ(フィルタ
助剤なし)にポンプ給送し、アルゴン雰囲気下に濾過し
た。この濾過に4分間かかった。次いで反応器を毎回3
×50mlのヘプタンで洗浄し、洗浄液をフィルタタ中
の泥に移した。この泥も洗浄液で洗い、混合し、濾過し
た。最終生成物は305.2gの無色溶液であった。フ
ィルタを通過する微細固体によって僅かな曇りが生じ
た。透明溶液試料の分析は、添加したt−ブチルクロラ
イドのモル数を基準にして87.0%の活性R−Li
(15.10重量%)の収率および89.1%の全塩基
(15.46重量%)の収率を示した。
【0022】実施例5 1−モル%のジ−n−オクチルエーテル(DOE)を使
用するヘプタン中のt−ブチルリチウムの製造 窒素雰囲気下の、実施例2の反応器に、16.20g
(2.33m)のリチウム粉末および170mlのペン
タンを加えた。この反応に使用したリチウム分散液は実
施例2で使用したのと同じであった。次に、10mlの
1.8Mのt−ブチルリチウム溶液を注射器から金属混
合物に加え、攪拌して反応器および金属表面をコンディ
ショニングした。そのあいだに、滴下ロートに89.7
3g(0.969m)のt−ブチルクロライド、100
mlのペンタン、および2.275g(0.00938
m)のDOEを加えた。(注:滴下ロートの内容物を十
分に混合して均一溶液を与えることが重要である。)t
−ブチルクロライド供給溶液の添加前に、リチウム金属
を還流温度(約34℃)近くに加熱した。約1mlのt
−ブチルクロライド供給溶液を32.7℃で加えた。こ
れは3分間で発熱を与えた。約3分後に反応温度が低下
し始めたので供給溶液の滴下状添加を始めた。(注:安
全のために反応器の下に容器を置いたが、冷却浴は使用
しなかった。発熱反応は冷却フィンガーコンデンサー
(ドライアイス/ヘキサン)を還流し去ることによって
冷却した。)合計のt−ブチルクロライド添加時間は2
1/2時間であった。観察された最大還流温度は3
6.4℃であり、供給の終りにおける最終還流温度は3
4.0℃であった。供給完了後に反応混合物を1時間2
4分攪拌した。次いで混合物を3/8インチのテフロン
管から圧力フィルタ(フィルタ助剤なし)にポンプ給送
し、アルゴン雰囲気下で濾過した。この濾過に2分間を
要した。次いで反応器を毎回3×50mlのペンタンで
3回洗浄し、洗浄液をフィルタ中の泥に移し、これも洗
浄液で洗って濾過した。最終生成物は309.9gの曇
った無色溶液であった。曇りはフィルタ中を通過する微
細固体によって生じた。透明試料の分析は、添加したt
−ブチルクロライドのモル数を基準にして87.5%の
活性R−Li(17.52重量%)の収率および88.
2%のアルカリ生成物(17.67重量%)の収率を示
した。
【0023】実施例6 メチルt−ブチルエーテルを触媒として使用するペンタ
ン中の2−エチルヘキシルリチウムの製造 0.66%の合金ナトリウムを含む粉末状のリチウム金
属(19.64g、2.83モル)を乾燥ペンタン30
0mlを使用してフラスコに移した。10mlの0.7
7M(7.7ミリモル)の2−エチルヘキシルリチウム
(ペンタン中)をコンディショナーとして加え、混合物
を30分間攪拌した。0.79gの乾燥メチルt−ブチ
ルエーテル(2−エチルヘキシルクロライドを基準にし
て0.1モル%)をフラスコに加え、内容物を還流加熱
した。次いで、123.9g(0.81モル)の2−エ
チルヘキシルクロライドの全量から2mlづつの量の2
回を加えて反応を開始した。2−エチルヘキシルクロラ
イドの残余を一定速度で155分間にわたって加えた
が、この期間中には更なる加熱を必要としなかった。ハ
ライド供給のあいだ一定速度の還流を保った。この期間
中、反応温度は35.3〜39.8℃に上昇したが、ハ
ライド添加の完了時点で低下した。次いで反応混合物を
一夜除々に攪拌し、濾過して249.9gの曇った溶液
を得た。 分析結果 全塩基=37.90重量% 活性分析=37.59重量% 収率=96.6%
【0024】比較例(USSN 749245からの実
験例) ナトリウムを使用する2−エチルヘキシルリチウムの製
造 実験300−58 操作法 リチウム分散液(2.16モル)をガラスフィルタロー
ト中で毎回100ml量のペンタンで2回洗浄し、50
0mlのペンタンと共に反応器に移した。n−ブチルク
ロライド(1.5g)で反応を開始させた。反応開始は
5.3℃の温度上昇で立証された。反応混合物を7分間
攪拌し、次いで2−エチルヘキシル(2g)を加えた。
3分後に反応の証拠(発熱)がないことを観察した後
に、2−エチルヘキシルクロライド(1g)を再び加え
た。更に3分たった後、反応の証拠がなかった(温度=
27℃)。次いで反応混合物を還流(35.9℃)にも
たらし、更に2−エチルヘキシルクロライド(2g)を
加えた。還流は迅速に静まり、更に3時間攪拌した後に
反応の証拠はなかった。2−エチルヘキシルクロライド
(3g)により反応を開始させる試みは次の2時間の期
間中失敗した。次に、油中ナトリウム分散液(0.97
モルのNaを含む)を反応器に移し、10分間加熱し
た。このとき2−エチルヘキシルクロライド(1g)の
添加は4℃の温度上昇から明らかなように迅速な反応を
もたらした。反応温度を還流に保ちながら、残余の2−
エチルヘキシルクロライド(114g)を166分間に
わたって添加した。反応混合物を更に2時間攪拌してか
ら濾過した。濾過によりペンタン中の2−エチルヘキシ
ルリチウムの黄色溶液がえられた。 分析結果: 全塩基=1.87M 活性分析=1.86M Li(ICP)=1.76M Na(ICP)=1ppm 無機クロライド=610ppm NMR=1.89M 収率=88.4%回収 この実験は合金量のナトリウム(0.75重量%)が還
流ヘプタン中で2−エチルヘキシルクロライドと反応し
ないことを示している。
【0025】実施例7 メチルt−ブチルエーテルを触媒として使用するイソプ
ロピルリチウムの製造:リチウム粉末(16g、2.3
1モル)を毎回100mlのペンタンを3回使用して反
応器に移し、混合物を還流加熱した。0.85(0.0
096m)のメチルt−ブチルエーテルを添加ロート中
で75.4g(0.96モル)のイソプロピルクロライ
ドと混合し、この混合物を金属懸濁液に滴下状に加え
た。還流を2.5時間にわたって保持した。一夜おだや
かに攪拌した後に、混合物を濾過し、泥をペンタンで2
回洗浄した。容量400ml(257.9g)の淡黄色
溶液をえた、分析は15.7重量%のイソプロピルリチ
ウムを示した。収率84.3%。メチルt−ブチルエー
テル触媒を使用しなかった以外はすべての他の因子を同
じに保った比較実験において、イソプロピルリチウムの
収率は79.2%にすぎなかった。
【0026】本発明の実施に有用な炭化水素は液状の脂
肪族、脂環族および芳香族の炭化水素類である。これら
の例としてイソペンタン、ペンタン、ヘキサン、シクロ
ヘキサン、ペンタン、2−エチルヘキサン、オクタンお
よびそれらの混合物があげられるが、これらに限定され
ない。
【0027】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 31/12 X 8017−4G C07B 61/00 300 (72)発明者 ジェームス アンソニー シュワインドマ ン アメリカ合衆国ノース カロライナ州 28269 チャーロット メルシャイア レ ーン 3913 (72)発明者 コンラド ウィリアム カミンスキー アメリカ合衆国ノース カロライナ州 28054 ガストニア イーストウッド ド ライブ 516 (72)発明者 ジョン フランシス エンジェル アメリカ合衆国ノース カロライナ州 28012 ベルモント ピンクニィー ドラ イブ 5024 (72)発明者 ビー トロイ ドーバー アメリカ合衆国ノース カロライナ州 28086 キングス マウンティン ロング ブランチ ロード 214

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リチウム、ナトリウムおよびカリウムか
    らえらばれたアルカリ金属を3〜20個の炭素原子を含
    むアルキルハライドでアルキル化する接触法において、
    該反応を炭化水素溶媒中で次式 (R、RおよびRは独立に水素、ハロゲン、1〜1
    3個の炭素原子を含むアルキルおよびアルケニル基、3
    〜10個の炭素原子を含むシクロアルキル基、6〜18
    個の炭素原子を含むアリール基からえらばれ;Rは独
    立に6〜18個の炭素原子を含むアリール基、酸素、窒
    素および硫黄からえらばれた1〜2個のヘテロ原子をも
    つ4〜6員複素環炭素含有基、2〜13個の炭素原子を
    含むヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、モノア
    ルキルアミノアルキルおよびジアルキルアミノアルキル
    の基からえらばれ;Mはケイ素、炭素、ゲルマニウムお
    よびスズからえらばれ;Aは酸素および窒素からえらば
    れ、そしてxおよびyは独立に0〜3の値をもつ、ただ
    しAが酸素であるときはx+y=2であり、Aが窒素で
    あるときはx+y=3である)によって表される触媒化
    合物の存在下で行うことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 触媒化合物 がAが酸素でありRがテトラメチレン基である環状エ
    ーテルであることを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 環状エーテルがテトラヒドロフランおよ
    びメチルテトラヒドロフランから成る群から選ばれるこ
    とを特徴とする請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 触媒化合物 Mが炭素でありAが酸素でありx+yが2であるビス
    −ハイドロカルビルエーテルであることを特徴とする請
    求項1の方法。
  5. 【請求項5】 ビス−ハイドロカルビルエーテルがジエ
    チルエーテル、ジメチルエーテル、メチル−t−ブチル
    エーテル、ジ−n−ブチルエーテル、ジ−アミルエーテ
    ル、ジ−n−ヘキシルエーテル、ジ−n−オクチルエー
    テル、およびジエチレングリコールのジメチルエーテル
    から成る群からえらばれることを特徴とする請求項4の
    方法。
  6. 【請求項6】 触媒化合物 がR、R、RおよびRが前記と同じ意味をもち
    ケイ素でありAが酸素でありxおよびyが1である混
    合ハイドロカルビルシリルエーテルであることを特徴と
    する請求項4の方法。
  7. 【請求項7】 ハイドロカルビルシリルエーテルがクロ
    ロジメチルイソプロポキシシラン、トリメチルイソプロ
    ポキシシラン、メチルジクロロイソプロポキシシラン、
    およびt−ブチルジメチルイソプロポキシシランから成
    る群からえらばれることを特徴とする請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 触媒化合物 Mが炭素でありAが窒素でありx+yが3であるトリ
    ス−ハイドロカルビルアミンであることを特徴とする請
    求項1の方法。
  9. 【請求項9】 トリス−ハイドロカルビルアミンがトリ
    エチルアミン、トリブチルアミン、トリヘキシルアミ
    ン、トリメチルアミン、メチル−ジブチルアミン、テト
    ラメチルエチレンジアミン、およびペンタメチルエチレ
    ントリアミンから成る群から選ばれることを特徴とする
    請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 障害アルキル基がt−ブチル基および
    2−エチルヘキシル基からえらばれる障害アルキルクロ
    ライドをリチウムと0.02〜5.0モル%の2〜16
    個の炭素原子を含むハイドロカルビルエーテルからえら
    ばれる化合物の存在下に炭化水素溶媒中で反応させるこ
    とを特徴とするアルキルリチウムの製造方法。
  11. 【請求項11】 障害アルキルハライドがt−ブチルク
    ロライドであり、ハイドロカルビルエーテルがジ−n−
    オクチルエーテルであることを特徴とする請求項10の
    方法。
  12. 【請求項12】 障害アルキルハライドがt−ブチルク
    ロライドであり、ハイドロカルビルエーテルがテトラヒ
    ドロフランであることを特徴とする請求項10の方法。
  13. 【請求項13】 障害アルキルハライドがt−ブチルク
    ロライドであり、ハイドロカルビルエーテルがメチル−
    t−ブチルエーテルであり、そして炭化水素溶媒がヘキ
    サン、ペンタンまたはヘプタンであることを特徴とする
    請求項10の方法。
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