JPH0691643B2 - 静止画像記録装置 - Google Patents

静止画像記録装置

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JPH0691643B2
JPH0691643B2 JP57127576A JP12757682A JPH0691643B2 JP H0691643 B2 JPH0691643 B2 JP H0691643B2 JP 57127576 A JP57127576 A JP 57127576A JP 12757682 A JP12757682 A JP 12757682A JP H0691643 B2 JPH0691643 B2 JP H0691643B2
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Japan
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signal
recording
circuit
warning
disk
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昌宏 沢田
稚 太田
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、静止画像記録装置、特に磁気デイスクや光磁
気デイスクなどの平板状記録媒体を平面的に回転させて
これに撮像系からの映像信号を電気的、磁気的或いは光
学的に書き込むことにより撮影画像を記録する装置にお
ける記録不全の警告システムに関する。
電子スチルカメラにおいてその撮影画像を磁気デイスク
へ記録する場合、一般的に考えられている方式では以下
のような手順を経ている。すなわち、まず磁気デイスク
装置のデイスクの回転を起動するが、デイスクの記録ト
ラツクの1周分に丁度1画面分の映像信号が書き込まれ
るようにして再生時にも不都合を生じないようにするた
めには、このデイスク回転の精度がシステム構成によつ
て定まる規準に適合するように回転数変動レベルが或る
範囲内に納まる必要がある。このような規準範囲内の小
さい変動のほかに回転数が変化することなしにデイスク
が正しい回転数で安定して回転している状態をREADY状
態と呼ぶことにすると、実際に一連に行う電子スチルカ
ムラの撮影操作では、前記の如くデイスク回転の起動の
後に装置がREADY状態になるのを待つかたわら側光手順
に従つて被写体の照度を測り、露出を設定しておき、RE
ADY状態になるのを見計らつてカメラの撮影開始ボタン
を押す。これにより撮像素子から得られる映像信号は既
知のやりかたで信号処理されたのち記録ヘツドによつて
前述の如く安定回転中のデイスクへ書き込まれることに
なる。
前述の書き込み動作によつて1画面分の映像信号をデイ
スクに格納し終つたらデイスクの回転を止め、これで1
枚の静止画像の撮影記録操作が果されることになる。
以上のような静止画像の記録の予測される失敗原因とし
ては、露出不適などの撮影系での操作ミスのほか、前記
READY状態でないときに撮影して記録させてしまつたと
いうような記録系の操作の誤りがある。
前者の撮影系での操作ミスについては一般的なカメラ技
術で露出不適等の警告表示をすれば比較的容易に防止で
きる。後者の記録系での操作ミスについては2つの場合
がある。第1は撮影前にREADY状態でない場合であつ
て、第2は一旦READY状態にあつたが撮影中にREADY状態
でなくなつてしまう場合である。第1の場合は、READY
状態でないことを警告や撮影開始ボタンの押圧を不可能
にすること等によつて撮影者に認知させて撮影失敗を防
ぐことができる。しかし第2の場合は、予め警告等を行
なうことは不可能である。第2の事態は、流し撮りや、
走行中の車中での撮影等カメラを撮影中に振動させた際
に、この振動が回転系への外乱となつて起こる。従つて
第2の場合の撮影失敗は、デイスクを再生してみないと
判らず、デイスク再生時ではすでに撮りなおしのできる
状況にないことが多いのは述べるまでもない。
本発明は、前述の失敗原因の存在を記録系の操作ミス等
にも対象範囲を広げて警告表示することのできる静止画
像記録装置を提供することを目的とするもので、デイス
クへの映像信号の書き込み動作がデイスク回転の正しく
ないときに行なわれた場合にこれを撮影者に明瞭に知ら
せるようにすることによつて、前述READY状態でないと
きの書き込み動作や、書き込み動作中のデイスク回転の
脱調を前記失敗原因の存在として警告表示し、撮影直後
の撮りなおしの便に供し得るようにしようとするもので
ある。
すなわち本発明の静止画像記録装置では、撮像系から映
像信号を回転中の記録媒体に書き込むことにより映像信
号を記録する静止画像記録装置において、 前記撮像系における一画面分の垂直走査期間毎に該期間
の開始時点から前記記録媒体の駆動モータの回転速度に
対応した周波数の速度検出信号と前記駆動モータに対す
る基準回転速度に対応した周波数の基準信号との位相差
の大きさを積分し、この積分値が予め定められた値に達
した時に検出信号を生じる脱調検出回路と、 前記記録媒体への書き込み動作中に前記脱調検出回路の
検出信号ぎ生じたときに予め定められた期間に亙って警
告動作を行う警告手段とを備えたことを特徴としてお
り、この警告動作を行なう期間の長さを撮影者がそれを
充分認知できる程度に設定して、例えばフアインダー内
での発光点滅やブザー等による警告音の鳴動により記録
系での失敗原因の存在を知らせるようにしてある。この
場合、警告動作の解除はマニユアルリセツト釦によつて
行なつたり、或いは撮りなおし撮影操作の開始に伴なう
信号で内部的に自動的に解除するようにしたりでき、一
連の撮影操作中に記録不全の警告を与えることで記録媒
体を再生にかけるまでもなくその場で撮りなおしの要否
を判断できるようになるものである。
本発明の一実施例を図面と共に詳述すれば以下の通りで
ある。第1図に全体構成をブロツク図として示したもの
は本発明を磁気デイスク方式の電子スチルカメラに適用
した場合の実施例装置で、レンズおよび撮像素子を含む
撮像系をはじめ、その出力である映像信号の処理系と磁
気デイスク装置を含む記録系とを全て一体に収納して携
帯可能な寸法のカメラにまとめたものである。
第1図において(1)は警告表示手段を内蔵するフアイ
ンダ装置、(2)はレンズおよび撮像素子を含む撮像
系、(3)は撮像系(2)の出力を磁気記録のために既
知のやり方に従つて処理する信号処理回路、(4)は信
号処理回路(3)からの映像信号を増幅する記録アンプ
である。撮影開始スイツチ(6)の閉成操作に基づいて
記録アンプ(4)によりドライブされる磁気記録ヘツド
(7)が磁気デイスク(9)の記録トラツク(8)に前
記映像信号を書き込むようになされている。記録時のデ
イスク(9)の回転はモータ(10)によつて行なわれ
る。モータ(10)は、同期信号発生回路(5)からの回
転数基準信号(103)に基づいて制御され、デイスク1
周分の記録トラツク(8)に丁度1画面分の映像信号が
書き込まれるようになつている。(11)はこの制御のた
めにモータ(10)の回転数を検出するフリケンシージエ
ネレータ、(12)は波形整形増幅部、(13)は該増幅部
(12)を経たジエネレータ(11)の出力信号(以下FG信
号と云う)(106)と前記基準信号(103)とを比較して
誤差信号を出力する位相比較部であり、この誤差信号に
基づいてモータ駆動部(14)によるモータ(10)の回転
制御を行なうようにしてある。前記同期信号発生回路
(5)は、撮影開始スイツチ(6)の閉成に応じて、前
記回転数基準信号(103)の他に水平・垂直同期信号も
発生し、該同期信号を撮像系(2)および信号処理回路
(3)へ送る。
本発明においては以上の基本的な電子スチルカメラの構
成に対して以下の脱調検出回路および警告手段を付設し
て前述の目的を達成している。
すなわち、脱調検出回路(15)は、前述FG信号(106)
を入力に受けて基準信号(103)との比較でFG信号(10
6)のジツター量が予じめ定められた所定レベル以上に
達したときに脱調検出出力を生じるもので、その具体例
は第2図に示してある。
第2図において脱調検出回路(15)は位相比較器(30)
と、ナンド(NAND)回路(31)と、アンド(AND)回路
(32)と、基準クロツク発生器(33)と、カウンタ(3
4)とからなり、位相比較器(30)の一方の入力(R)
には前述回転数基準信号(103)が、他方の入力(V)
にはFG信号(106)が入力されている。この位相比較器
(30)の動作タイミングを示せば第3図の通りであり、
第3図において(イ)は比較器(30)のR入力の信号
(103)の波形、(ロ)はV入力の信号(106)の波形、
(ハ)は該比較器(30)の一方の出力(U)の出力波
形、(ニ)は同じく他方の出力(D)の出力波形、
(ホ)はナンド回路(31)の出力すなわちアンド回路
(32)の一方の入力波形、(ヘ)は基準クロツク発生器
(33)からのクロツク信号と論理積をとられたアンド回
路(32)の出力波形である。このようにしてFG信号(10
6)の1周期毎のジツターの大きさが基準クロツクの精
度で表わされ、これがN段のフリツプフロツプからなる
ジツター量カウンタ(34)に入力されて、1フイールド
内のジツター量が連続カウントされるようにしてある。
カウンタ(34)は同期信号発生回路(5)から与えられ
る垂直同期信号VDによりRJ常に1つのフイールドが開始
される直前でリセツトされる構成になつており、これに
よつて毎回の垂直期間内でのジツター量をカウントする
ことになり、従つてこのカウンタ(34)のN段目のビツ
トに「1」信号が立つときに脱調とみなしてこれを脱調
信号(104)としてとり出すようにしてある。この場
合、基準クロツクの周波数およびカウンタ段数Nの決定
は、再生装置のAFC(自動周波数制御)特性を考慮して
視覚的に見苦しくない画面が再生される程度の値を選ん
で行なえばよい。
第1図に戻つて(102)は同期信号発生回路(5)から
とり出される撮影中信号であつて、該信号はヘツド
(7)により映像信号がデイスク(9)の記録トラツク
(8)に書き込まれている動作のあいだ真値をとる。こ
の撮影中信号(102)と前記脱調信号(104)とが共に存
在することを検知するのが論理積回路(16)である。
前述警告手段はこの論理積回路(16)と、単安定マルチ
バイブレータ(17)とを含んでおり、この単安定マルチ
バイブレータ(17)は該論理積回路(16)の出力が真値
となるときの立上りのタイミングでトリガされ、その出
力信号(101)は、その時定数設定により定まる時間に
わたつて継続する記録不全信号となつている。フアイン
ダー(1)内に設けられた発光ダイオード等による図示
しない警告表示手段は前記記録不全信号(101)により
連続または断続的に点灯されて視覚による記録不全の警
告動作を果し、また警告音選択スイツチ(18)が閉成さ
れている場合には、ブザー(19)も信号(101)により
鳴動されて聴覚による警告動作を同時に果すことにな
る。(20)は論理和回路であつて、前記警告動作が行な
われたときに撮影者が撮りなおし操作をした場合に同期
信号発生回路(5)から出力される撮影開始信号(10
5)か、或いはそのまま撮りなおしをしないでマニユア
ルリセツト釦(21)を閉成操作したときの接点信号かに
よつて前述単安定マルチバイブレータ(17)をリセツト
するための回路を形成している。また、ディスク(9)
への書き込み動作中以外に脱調信号(104)が発生した
ときには、図示しない阻止手段によって撮影開始スイッ
チ(6)の閉成が阻止される。これによって、撮影前の
回転動揺に起因する記録不全を確実に防止できる。
尚、前記警告手段を脱調信号のみが発生している時も動
作するようにしてやれば、デイスク回転が定常でないこ
とによる撮影を未然に防ぐことができる。このためには
脱調信号(104)と撮影信号(102)とが共に発生してい
る時と、脱調信号(104)が発生している時とに真値と
なる論理回路を論理積回路(16)と入れ替えてやれば良
い。
本発明は叙上の通りであり、本発明によれば撮影中の回
転動揺により記録が不全の場合に論理積回路(16)の出
力で単安定マルチバイブレータを起動させて一定時間に
わたり警告を発するので明瞭な察知ができるようにな
り、デイスクの脱調による記録不全を撮影直後にその場
で警告できるので直ちに必要な撮りなおしが果せ、従つ
て電子スチルカメラに好適なシステム構成が提供できる
ものである。また、記録媒体への書き込み動作中以外に
脱調が検出されると、撮影開始スイッチの閉成が阻止さ
れるので、撮影前の回転動揺に起因する記録不全を確実
に防止できる。
更に本発明の脱調検出は、記録媒体の回転を制御するた
めのサーボ回路からの位相誤差信号を利用して行われる
ため、従来の装置に最小限の素子を追加するだけで良
く、装置をコンパクトにまとめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、第2図は
脱調検出回路の具体例を示すブロツク図、第3図は位相
比較器(30)の動作タイミングを示すタイミングチヤー
トである。 (1):フアインダ、(2):撮像系、(3):記録信
号処理回路、(4):記録アンプ、(5):同期信号発
生回路、(6):記録スイツチ、(7):磁気記録ヘツ
ド、(8):記録トラツク、(9):磁気デイスク、
(10):モータ、(11):フリケンシージエネレータ、
(12):波形整形部、(13):位相比較部、(14):モ
ータ制御部、(15):脱調検出回路、(16):論理積回
路、(17):単安定マルチバイブレータ、(18):警告
音選択スイツチ、(19):ブザー、(20):論理和回
路、(21):マニユアルリセツト釦、(30):位相比較
器、(31):ナンド回路、(32):アンド回路、(3
3):基準クロツク発生器、(34):カウンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像系からの映像信号を回転中の記録媒体
    に書き込むことにより映像信号を記録する静止画像記録
    装置において、 前記撮像系における一画面分の垂直走査期間毎に該期間
    の開始時点から前記記録媒体の駆動モータの回転速度に
    対応した周波数の速度検出信号と前記駆動モータに対す
    る基準回転速度に対応した周波数の基準信号との位相差
    の大きさを積分し、この積分値が予め定められた値に達
    した時に検出信号を生じる脱調検出回路と、 前記記録媒体への書き込み動作中に前記脱調検出回路の
    検出信号が生じたときに予め定められた期間に亙って警
    告動作を行う警告手段、 とを備えたことを特徴とする静止画像記録装置。
JP57127576A 1982-07-23 1982-07-23 静止画像記録装置 Expired - Lifetime JPH0691643B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP57127576A JPH0691643B2 (ja) 1982-07-23 1982-07-23 静止画像記録装置

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JP57127576A JPH0691643B2 (ja) 1982-07-23 1982-07-23 静止画像記録装置

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JPS5919487A JPS5919487A (ja) 1984-01-31
JPH0691643B2 true JPH0691643B2 (ja) 1994-11-14

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL7607475A (nl) * 1976-07-07 1978-01-10 Philips Nv Roentgenonderzoekinrichting met een televisie- keten uitgerust met een geheugen.
JPS5916185B2 (ja) * 1978-05-19 1984-04-13 松下電器産業株式会社 空気調和機用制御装置
JPS5538656A (en) * 1978-09-08 1980-03-18 Sony Corp Video recorder

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