JPH0691328B2 - 電子機器の着脱機構 - Google Patents

電子機器の着脱機構

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JPH0691328B2
JPH0691328B2 JP60099366A JP9936685A JPH0691328B2 JP H0691328 B2 JPH0691328 B2 JP H0691328B2 JP 60099366 A JP60099366 A JP 60099366A JP 9936685 A JP9936685 A JP 9936685A JP H0691328 B2 JPH0691328 B2 JP H0691328B2
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latch
electronic device
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rotation
connector
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は特に電子機器同志の着脱機構に関する。
〈従来の技術〉 従来、ホストコンピユータとプリンターのコネクター接
続構造は中継ケーブルにより機器間を接続するか、ホス
トコンピユータ及びプリンターのソケツトコネクター及
びプラグコネクター(一般的にメスコネクター及びオス
コネクター)を直接接続し、各シエル部をネジ等の固定
手段により接続するか又は腕状あるいは台状固定部を有
するホストコンピユータ側に接続し、信号の受授を行い
システム化するのが一般的であつた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、従来のホストコネクターとプリンターのコネク
ター接続構造は昨今のコンピユータシステムのハンドヘ
ルド化、小型化、及びニーズの多様化に対して、即対応
することがむずかしくつまりコネクターの取り外し、接
続に非常にわずらわしさがあり、又コネクターの手挿入
に際しては個人差があるため接続不良等の問題も生じて
いた。またハンドヘルド化に対しては中継ケーブル接続
ではコンパクト性及び携帯性に欠ける欠点もあつた。
そこで本発明は従来のこのような欠点を解決するために
コネクター間の接続をワンタツチ化し取り外し、接続を
容易にするとともに又コネクター間の接続を確実にする
ことを目的としている。又他の目的はコネクター接続完
了時にコネクターの接続構造がケース本体内に内蔵され
小型化及び携帯性にも十分対応できるコネクターの接続
構造を提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 上記問題点を解決するために本発明は、第1と第2の電
子機器とのコネクター同志を接続するとともに第1と第
2の電子機器同志をも同時に接続可能とする機構におい
て、第1の電子機器のコネクターが配置された後部両側
に固定されバネ性を有するフック部材と、第2の電子機
器に配置され一方のフック部材と係合するピボット部材
と、引っ掛け部が他方のフック部材と係合するラッチプ
レート部材と、ラッチプレート部材を回動可能に支持す
る回動支持部を具備し、第2の電子機器の側面に回動可
能に配置されたラッチ部材と、ラッチプレート部材の引
っ掛け部と回動支持部との間に位置し、ラッチプレート
部材の回動方向を回動支持部の回動方向と反対方向にす
る規制部とを有し、第1と第2の電子機器のコネクター
同志の着脱は、ピボット部材とフック部材との係合部位
が回動支点となり、ラッチ部材の回動により他方のフッ
ク部材とラッチプレート部材とを係合もしくは非係合に
よる第1と第2の電子機器を着脱と同期しておこなわれ
ることを特徴とする。
又、ラッチ部材は、ラッチ部材の回動方向と直交する方
向に第1の位置と第2の位置に摺動可能に配置されたロ
ック部材を有し、第1の位置では、第2の電子機器に配
置された係止部とロック部材が係合してラッチ部材は回
動が規制され、第2の位置では、係止部との係合が解か
れラッチ部材が回動可能であることを特徴とする。
〈作用〉 本発明の上記の構成によれば、第1の電子機器のフック
部材に第2の電子機器のラッチ部材を係合させ、ラッチ
部材を閉じることにより第1と第2の電子機器が固着さ
れると同時にコネクターが接続され、又、ラッチ部材を
回動することにより第1と第2の電子機器が離れると同
時にコネクターが外れるものである。更に、ロック部材
によりラッチ部材の回動が規制されるものである。
〈実施例〉 以下本発明によるプリンターのコネクター接続構造およ
び特徴を図面に従つて説明する。
第1図は本発明のホストコンピユータ及びプリンターの
コネクター接続構造を総体的に示した斜視図である。第
2図は第1図の矢印A方向からのプリンター側の斜視図
である。
1はホストコンピユータの後部を示し、前面部にはキー
ボード、ディスプレー等の一デイバイスが配置されてい
る一般的なコンピユータである。
2はホストコンピユーター1とプリンター10を接続する
コの字状をしたフック部材であるフックスプリングでホ
ストコンピユータ側に常にプリンター10を引き寄せるよ
うにバネ性を有する形状の切り込み部2aを有するバネ部
材である。フツクスプリング2はホストコンピユータの
後部両側面に固定ネジ3により固定されている。又フツ
クスプリング2は形状的には左右の2個の部品は同一に
することができ、共通化したものとなつている。
上蓋11は矢印H方向に開閉するもので携帯性及び操作性
より上蓋11の開の状態で後述のプリンター10をホストコ
ンピユータ1の分離防止の機能を持つロツク機構のロッ
ク部材であるロックプレート17の矢印I方向の操作を行
えるようになつており第2図の如くロツクプレート17が
ロツク状態で上蓋11が閉まつている状態ではプリンター
10の上面は平面的であり飛び出している部分もなく携帯
性にすぐれた構造となつている。
ホストコンピユータ1の後部には切り欠き窓がありシエ
ルコネクター4が接続基板のカードエツジ部4aを覆うよ
うにガイドされており、それに対応し接続されるプラグ
コネクター14はプリンター側の同位置に配置されてお
り、ラツチホールド時に確実に接続される構造となる。
このシエルコネクター4及びプラグコネクター14は一般
的なメスコネクター及びオスコネクターで十分である。
ラッチ部材であるラッチハンドル16はプリンター10の片
側側面部に収納されるように支点軸18を支点として回動
することができ、ホストコンピユータ1とプリンター10
を接続する閉動作の時は矢印Cの方向に動かし又ホスト
コンピユーター1とプリンター10を接続状態から分離す
る開動作の時は矢印B方向にラツチハンドル16を動かす
ものである。ラツチプレート15はラッチ部材であるラッ
チハンドル16の開閉動作と連動して矢印D及び矢印Eの
如き曲線動作をするもので、すなわちラツチハンドル16
の矢印Bの開動作の時はラツチプレート15は矢印Dの動
きをしラツチプレート15の折り曲げ形状となつている引
つ掛け部15aは相手のホストコンピユータ1のフツクプ
レート2の平面部を押し付けることとなりプリンター10
とホストコンピユータ1とを分離されることとなる。ま
たラツチハンド16の矢印C方向の閉動作は同様にラツチ
プレート15の矢印E方向の動作となりラツチプレート15
の引つ掛け部15aは相手側のホストコンピユタ1のコの
字状をしたフツクスプリング2の引つ掛け部2bを引つ掛
けホストコンピユータ1側に引き寄せられフツクスプリ
ングのバネ性により常にホストコンピユータとプリンタ
とのガタを少くし、コネクター接続を確実にするように
なつている。
本実施例ではホストコンピユータ1の重量がプリンタ10
の重量に比べて大であるのでラツチハンドルの開閉動作
で常にプリンタ10がホストコンピユータ側に引き寄せら
れる結果となつている。重量比の関係によりこの逆であ
つても機能上は何んら問題がないものである。
第3図はラツチホールド時の回動支点となるプリンター
10のピボツトプレート側のホストコンピユータ1との接
続状態図で、ピボット部材であるピボットプレート12は
プリンター10のラツチハンドル16の反対側に固定ネジ13
により取り付けられている。ピボツトプレート12を第2
図及び第3図の如く折り曲げ形状をなしホストコンピユ
ータ1の後部片側側面部に固定されているフツクスプリ
ング2に係合し、ラツチハンドル16の開閉動作によりプ
リンタ10の矢印F及び矢印Gの回動動作の支点となるも
のである。フツクスプリング2はバネ性を有し、ラツチ
ホールド状態ではそのバネ性により常にプリンタ10をホ
ストコンピユータ側に引き寄せ、ホストコンピユータと
プリンタとのガタを少くしコネクタ接続を確実にする構
造となつている。
第4図はラツチハンドル16の開閉動作と連動するラツチ
プレート15の動作をより明確に説明し、さらにロツク機
構を説明する図である。
第5図はラツチホールド時のラツチプレート15とホスト
コンピユータ側のフツクスプリング2との関係を説明す
る図である。
第6図は第5図のM−M′断面図である。
第7図,第8図は第5図のL−L′断面図でロツク機構
の開閉の状態を説明する図である。
ラツチフレーム20はプリンター10の底部に固定ネジ21に
より固定されている。又ラツチフレーム20の同一材延長
状には支点軸18を保持するコの字状の支点保持部20aが
あり支点軸18を保持している。
支点軸18はラツチハンドル16に圧入等の手段により固定
され、ラツチハンドル16の開閉動作時には前記支点保持
部20aとの間で摺動し、回動する構造となつている。
回動支持部であるラツチプレートホルダー19はラツチハ
ンドル16と1体動作をするようにラツチプレート側に配
置され、又ラツチプレート15の支点となる支点部を有し
ている。本実施例ではラツチプレートホルダー19側は穴
部であり、ラツチプレート側は軸形状を有することによ
りこの支点部を中心に回動することができる。またラツ
チプレート15はプリンター10に配置された規制部である
ガイド穴端面部10aとの位置関係により、ラツチハンド
ル16の矢印B及び矢印Cの開閉動作と連動し、矢印D及
び矢印Eの動きとなる。ラツチプレート15の矢印Eの動
きはホストコンピユータ1のフツクスプリング2との係
合を可能にし、矢印Dの動きはホストコンピユータ1と
の分離を可能にする。
第5図のラツチホールド状態ではホストコンピユータ1
のフツクスプリング2とラツチプレート15の引つ掛け部
15aは係合されホストコンピユータ1のフツクスプリン
グ2のバネ性により常にプリンター10をホストコンピユ
ータ1側に引き寄せ、ホストコンピユータとプリンタ10
とのガタを少くしコネクター接続を確実にする構造とな
つている。ロツクプレート17は第7図,第8図の如くラ
ツチハンドル16のガイド面16aに沿つて矢印I,Jの如く上
下することができ、ラツチフレームの端部上にある係止
部である切欠窓20bにロツクプレート17が挿入されてい
るか否かによりロツクされているか、解放されているか
が決まるものである。第7図はロツクプレート17がラツ
チフレーム20の切欠窓20bの中に挿入されているのでラ
ツチハンドル16はロツク状態であり、矢印Bの如くに回
動することを防止している。ロツクプレート17を矢印I
方向に移動させた第8図の状態ではラツチフレーム20の
切欠窓20bの中にロツクプレート17は挿入されておらず
解放状態であり、自由にラツチハンドル16を回動するこ
とができる。
〈発明の効果〉 以上述べたように本発明によれば、第1の電子機器のコ
ネクターが配置された後部両側に固定されバネ性を有す
るフック部材と、第2の電子機器に配置され一方のフッ
ク部材と係合するピボット部材と、引っ掛け部が他方の
フック部材と係合するラッチプレート部材と、ラッチプ
レート部材を回動可能に支持する回動支持部を具備し、
第2の電子機器の側面に回動可能に配置されたラッチ部
材と、ラッチプレート部材の引っ掛け部と回動支持部と
の間に位置し、ラッチプレート部材の回動方向を回動支
持部の回動方向と反対方向にする規制部とを有し、第1
と第2の電子機器のコネクター同志の着脱は、ピボット
部材とフック部材との係合部位が回動支点となり、ラッ
チ部材の回動により他方のフック部材とラッチプレート
部材とを係合もしくは非係合による第1と第2の電子機
器を着脱と同期しておこなわれることにより、単に第1
の電子機器のフック部材に第2の電子機器のラッチ部材
を係合させ、片側の1個のラッチ部材を閉じるだけで、
第1と第2の電子機器が固着されると同時にコネクター
が接続され、外す場合も単にラッチ部材を回動すること
により第1と第2の電子機器が離れると同時にコネクタ
ーが外れるので、コネクターを接続する必要がなく操作
が簡単でしかも、コネクターが外れることもなくコネク
ター接続の信頼性が大幅に向上させることができた。
又、フック部材がバネ性を有しているので第1の電子機
器と第2の電子機器は常に互いに引き寄せられており、
第1と第2の電子機器は隙間がなく接続されて一体性を
より向上させることができるものである。
更には、ラッチ部材は、ラッチ部材の回動方向と直交す
る方向に第1の位置と第2の位置に摺動可能に配置され
たロック部材を有し、第1の位置では、第2の電子機器
に配置された係止部とロック部材が係合してラッチ部材
は回動が規制され、第2の位置では、係止部との係合が
解かれラッチ部材が回動可能であることにより、振動、
落下において同時にラッチ部材の回動方向とロック部材
の摺動する方向に衝撃等が加わることがないので、外れ
ることがなく接続の信頼性が大きく向上する。又更にこ
のロック部材は回動するラッチ部材に配置させたことに
より、ラッチ部材を回動したあとにロック部材を摺動さ
せる場合でも、回動する前に一目で確認できるので、ロ
ック部材の位置を改めて確認することがなく操作性が大
きく向上し、特に視線の届かない狭い場所で操作を行う
場合においては、操作方法が覚えられ易いのでその効果
は格段のものとなるものである。
このように本発明の実用的効果は極めて大きいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子機器同志のコネクタ接続構造を総体的に示
した斜視図である。 第2図は第1図の矢印A方向からのプリンター側の斜視
図である。 第3図プリンターのピボツトプレート側のホストコンピ
ユータとの接続状態図である。 第4図はラツチプレートの動作をより明確に説明し、さ
らにロツク機構を説明する図である。 第5図はラツチプレートとホストコンピユータ側のフツ
クスプリングとの関係を説明する図である。 第6図は第5図のM−M′断面図である。 第7図,第8図は第5図のL−L′断面図でロツク機構
の開閉の状態を説明する図である。 1……ホストコンピユータ 2……フツクスプリング 3……固定ネジ 4,14……コネクター 10……プリンタ 11……上蓋 12……ピボツトプレート 15……ラツチプレート 16……ラツチハンドル 17……ロツクプレート 18……支点軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1と第2の電子機器とのコネクター同志
    を接続するとともに前記第1と第2の電子機器同志をも
    同時に接続可能とする機構において、 前記第1の電子機器のコネクターが配置された後部両側
    に固定されバネ性を有するフック部材と、 前記第2の電子機器に配置され一方の前記フック部材と
    係合するピボット部材と、 引っ掛け部が他方の前記フック部材と係合するラッチプ
    レート部材と、 前記ラッチプレート部材を回動可能に支持する回動支持
    部を具備し、前記第2の電子機器の側面に回動可能に配
    置されたラッチ部材と、 前記ラッチプレート部材の前記引っ掛け部と前記回動支
    持部との間に位置し、前記ラッチプレート部材の回動方
    向を前記回動支持部の回動方向と反対方向にする規制部
    とを有し、 前記第1と第2の電子機器のコネクター同志の着脱は、
    前記ピボット部材と前記フック部材との係合部位が回動
    支点となり、前記ラッチ部材の回動により他方の前記フ
    ック部材と前記ラッチプレート部材とを係合もしくは非
    係合による前記第1と第2の電子機器を着脱と同期して
    おこなわれることを特徴とする電子機器の着脱機構。
  2. 【請求項2】前記ラッチ部材は、前記ラッチ部材の回動
    方向と直交する方向に第1の位置と第2の位置に摺動可
    能に配置されたロック部材を有し、 前記第1の位置では、前記第2の電子機器に配置された
    係止部と前記ロック部材が係合して前記ラッチ部材は回
    動が規制され、前記第2の位置では、前記係止部との係
    合が解かれ前記ラッチ部材が回動可能であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の電子機器の着脱機
    構。
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