JPH0690958A - 治療装置 - Google Patents
治療装置Info
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- JPH0690958A JPH0690958A JP4244959A JP24495992A JPH0690958A JP H0690958 A JPH0690958 A JP H0690958A JP 4244959 A JP4244959 A JP 4244959A JP 24495992 A JP24495992 A JP 24495992A JP H0690958 A JPH0690958 A JP H0690958A
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- treatment
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/16—Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans
- A61B17/1604—Chisels; Rongeurs; Punches; Stamps
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/32—Surgical cutting instruments
- A61B17/320016—Endoscopic cutting instruments, e.g. arthroscopes, resectoscopes
- A61B17/32002—Endoscopic cutting instruments, e.g. arthroscopes, resectoscopes with continuously rotating, oscillating or reciprocating cutting instruments
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、白濁した髄核組織等の治療対象部を
切除する作業を正確に行ない、周囲組織の損傷を防止
し、かつ切除作業の作業性を向上させることを最も主要
な特徴とする。 【構成】体内に挿入される挿入部２の先端部に、病変組
織を切除する刃部１５と切除される病変組織の周囲の超
音波断層像を得るための超音波素子１９とを設けた。
切除する作業を正確に行ない、周囲組織の損傷を防止
し、かつ切除作業の作業性を向上させることを最も主要
な特徴とする。 【構成】体内に挿入される挿入部２の先端部に、病変組
織を切除する刃部１５と切除される病変組織の周囲の超
音波断層像を得るための超音波素子１９とを設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は体内に挿入し、病変部の
組織、例えば椎間板ヘルニアの髄核組織を切除するため
の治療装置に関する。
組織、例えば椎間板ヘルニアの髄核組織を切除するため
の治療装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、椎間板ヘルニアの治療時には病
変部に近い髄核組織を切除することにより、椎間板内圧
を低下させ、ヘルニア突出部による神経の圧迫を低減し
て治療する。
変部に近い髄核組織を切除することにより、椎間板内圧
を低下させ、ヘルニア突出部による神経の圧迫を低減し
て治療する。
【０００３】従来からこの種の椎間板ヘルニアを治療す
る装置として例えば実開平３−３３１１号公報、実開平
３−３３１５号公報等に示されているように、内視鏡に
よる観察下で病変組織の周囲の視野を目視しながら髄核
組織を切除する装置が知られている。
る装置として例えば実開平３−３３１１号公報、実開平
３−３３１５号公報等に示されているように、内視鏡に
よる観察下で病変組織の周囲の視野を目視しながら髄核
組織を切除する装置が知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】髄核は年齢とともに変
成する。すなわち、若年者では流動性が高く、高年齢に
なるに従い、変成して流動性がなくなる。ここで、髄核
は透明でなく、白濁しているため、実開平３−３３１１
号公報、実開平３−３３１５号公報のように内視鏡によ
る観察下で動力処置具を用いて髄核を切除する場合、視
野が十分に得られない問題がある。
成する。すなわち、若年者では流動性が高く、高年齢に
なるに従い、変成して流動性がなくなる。ここで、髄核
は透明でなく、白濁しているため、実開平３−３３１１
号公報、実開平３−３３１５号公報のように内視鏡によ
る観察下で動力処置具を用いて髄核を切除する場合、視
野が十分に得られない問題がある。
【０００５】また、椎間板は神経に臨接している非常に
危険な部位である。そのため、十分な視野が得られない
状態で、髄核を切除する治療を行なう場合には周囲の神
経と処置具との位置関係，或いは髄核を取り囲む線維輪
と処置具との位置関係が確実にはわからないので、これ
ら周囲組織を損傷するおそれがある。
危険な部位である。そのため、十分な視野が得られない
状態で、髄核を切除する治療を行なう場合には周囲の神
経と処置具との位置関係，或いは髄核を取り囲む線維輪
と処置具との位置関係が確実にはわからないので、これ
ら周囲組織を損傷するおそれがある。
【０００６】そこで、このような問題点を回避する手段
として治療対象部のＸ線透視を併用することが行なわれ
ているが、この場合にはＸ線被爆の問題や、手術操作が
頻雑になり、手術時間が長くなる等の問題がある。
として治療対象部のＸ線透視を併用することが行なわれ
ているが、この場合にはＸ線被爆の問題や、手術操作が
頻雑になり、手術時間が長くなる等の問題がある。
【０００７】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、白濁した髄核組織等の治療対象部を切
除する作業を正確に行なうことができ、周囲組織の損傷
を防止することができ、かつ切除作業の作業性の向上を
図ることができる治療装置を提供することにある。
で、その目的は、白濁した髄核組織等の治療対象部を切
除する作業を正確に行なうことができ、周囲組織の損傷
を防止することができ、かつ切除作業の作業性の向上を
図ることができる治療装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は体内に挿入され
る挿入部の先端部に、病変組織を切除する刃部とこの刃
部によって切除される病変組織の周囲の超音波断層像を
得るための超音波素子とを設けたものである。
る挿入部の先端部に、病変組織を切除する刃部とこの刃
部によって切除される病変組織の周囲の超音波断層像を
得るための超音波素子とを設けたものである。
【０００９】
【作用】白濁した髄核組織等の治療対象部を切除する作
業時に切除される病変組織の周囲の超音波断層像を超音
波素子によって得ることにより、この超音波観察下で治
療対象部の切除作業を行なうようにしたものである。
業時に切除される病変組織の周囲の超音波断層像を超音
波素子によって得ることにより、この超音波観察下で治
療対象部の切除作業を行なうようにしたものである。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の第１の実施例を図１および図
２を参照して説明する。図１は治療装置１の概略構成を
示すもので、２は体内に挿入される挿入部、３はこの挿
入部２の手元側の端部に連結された連結部である。
２を参照して説明する。図１は治療装置１の概略構成を
示すもので、２は体内に挿入される挿入部、３はこの挿
入部２の手元側の端部に連結された連結部である。
【００１１】また、挿入部２には管体によって形成され
るシース４と、このシース４内に挿入されるプローブ本
体５とが設けられている。この場合、プローブ本体５の
先端部はシース４の先端開口部から外部側に突出されて
いる。そして、このプローブ本体５の先端側突出部の外
周面には治療用の切欠部６が形成されている。
るシース４と、このシース４内に挿入されるプローブ本
体５とが設けられている。この場合、プローブ本体５の
先端部はシース４の先端開口部から外部側に突出されて
いる。そして、このプローブ本体５の先端側突出部の外
周面には治療用の切欠部６が形成されている。
【００１２】さらに、プローブ本体５の内部には処置具
挿通チャンネル７が形成されている。この処置具挿通チ
ャンネル７の先端開口部はプローブ本体５の切欠部６に
臨ませた位置に配置されている。
挿通チャンネル７が形成されている。この処置具挿通チ
ャンネル７の先端開口部はプローブ本体５の切欠部６に
臨ませた位置に配置されている。
【００１３】また、プローブ本体５の手元側の連結部３
には後方に向けて管状の処置具挿入口体８が突設されて
いる。この処置具挿入口体８には処置具挿通チャンネル
７の基端部側の開口部が連結されている。なお、処置具
挿入口体８の先端開口部には水密，気密用のゴムキャッ
プ９が装着されている。
には後方に向けて管状の処置具挿入口体８が突設されて
いる。この処置具挿入口体８には処置具挿通チャンネル
７の基端部側の開口部が連結されている。なお、処置具
挿入口体８の先端開口部には水密，気密用のゴムキャッ
プ９が装着されている。
【００１４】さらに、プローブ本体５の処置具挿通チャ
ンネル７内には処置具挿入口体８内を経て例えば実開平
３−３３１１号公報、実開平３−３３１５号公報等に示
されている動力処置具１０が挿入されている。
ンネル７内には処置具挿入口体８内を経て例えば実開平
３−３３１１号公報、実開平３−３３１５号公報等に示
されている動力処置具１０が挿入されている。
【００１５】この動力処置具１０には手元側のハンドピ
ース１１とこのハンドピース１１の先端側に延設された
長尺の処置具挿入部１２とが設けられている。この処置
具挿入部１２は図２に示すように外管１３と、この外管
１３内に回転自在に挿入された内管１４とによって二重
管構造に形成されている。
ース１１とこのハンドピース１１の先端側に延設された
長尺の処置具挿入部１２とが設けられている。この処置
具挿入部１２は図２に示すように外管１３と、この外管
１３内に回転自在に挿入された内管１４とによって二重
管構造に形成されている。
【００１６】さらに、この処置具挿入部１２の先端部に
は病変組織Ｈを切除する刃部１５が設けられている。こ
の刃部１５には外管１３の先端部に形成された開口部の
端縁部からなる外刃１３ａと、内管１４の先端部に外刃
１３ａと対応させて形成された開口部の端縁部からなる
内刃１４ａとが設けられている。この場合、外管１３の
基端部はハンドピース１１に固定され、内管１４の基端
部はハンドピース１１内に設けた図示しないモータと接
続されている。
は病変組織Ｈを切除する刃部１５が設けられている。こ
の刃部１５には外管１３の先端部に形成された開口部の
端縁部からなる外刃１３ａと、内管１４の先端部に外刃
１３ａと対応させて形成された開口部の端縁部からなる
内刃１４ａとが設けられている。この場合、外管１３の
基端部はハンドピース１１に固定され、内管１４の基端
部はハンドピース１１内に設けた図示しないモータと接
続されている。
【００１７】また、処置具挿入部１２の先端部側は処置
具挿通チャンネル７の先端開口部からプローブ本体５の
切欠部６内に突出され、この処置具挿入部１２の刃部１
５は切欠部６内に保持されている。
具挿通チャンネル７の先端開口部からプローブ本体５の
切欠部６内に突出され、この処置具挿入部１２の刃部１
５は切欠部６内に保持されている。
【００１８】そして、この動力処置具１０の使用時には
モータによって内刃１４ａが回転駆動され、外刃１３ａ
の開口部から内部側に挿入される病変組織Ｈが固定され
ている外刃１３ａと回転駆動される内刃１４ａとの間で
切除されるようになっている。
モータによって内刃１４ａが回転駆動され、外刃１３ａ
の開口部から内部側に挿入される病変組織Ｈが固定され
ている外刃１３ａと回転駆動される内刃１４ａとの間で
切除されるようになっている。
【００１９】さらに、ハンドピース１１の外周面には吸
引口金１７が設けられている。この吸引口金１７は内管
１４の管内に形成される吸引路１６に連通されている。
そして、この吸引口金１７には図示しない吸引装置が接
続されるようになっている。そして、治療装置１の使用
時に刃部１５によって切除された病変組織Ｈは外刃１３
ａおよび内刃１４ａの各開口部を介して内管１４の管内
の吸引路１６に吸引され、体外に吸引排出されるように
なっている。
引口金１７が設けられている。この吸引口金１７は内管
１４の管内に形成される吸引路１６に連通されている。
そして、この吸引口金１７には図示しない吸引装置が接
続されるようになっている。そして、治療装置１の使用
時に刃部１５によって切除された病変組織Ｈは外刃１３
ａおよび内刃１４ａの各開口部を介して内管１４の管内
の吸引路１６に吸引され、体外に吸引排出されるように
なっている。
【００２０】また、ハンドピース１１内のモータのリー
ド線はハンドピース１１の末端部から延出するケーブル
１８内を通して図示しない外部の電源装置に接続されて
おり、ハンドピース１１内のモータが駆動されるように
なっている。
ド線はハンドピース１１の末端部から延出するケーブル
１８内を通して図示しない外部の電源装置に接続されて
おり、ハンドピース１１内のモータが駆動されるように
なっている。
【００２１】また、プローブ本体５の先端部には刃部１
５によって切除される病変組織Ｈの周囲の超音波断層像
を得るための超音波素子１９が切欠部６に臨ませた状態
で装着されている。この超音波素子１９には電線２０の
一端が接続されている。この電線２０の他端はプローブ
本体５の内部およびこのプローブ本体５の手元側の連結
部３から延びるケーブル２１内を通して図示しない超音
波電源及び超音波断層像を表示するモニタに接続されて
おり、超音波素子１９からの超音波断層像がこのモニタ
上に表示されるようになっている。
５によって切除される病変組織Ｈの周囲の超音波断層像
を得るための超音波素子１９が切欠部６に臨ませた状態
で装着されている。この超音波素子１９には電線２０の
一端が接続されている。この電線２０の他端はプローブ
本体５の内部およびこのプローブ本体５の手元側の連結
部３から延びるケーブル２１内を通して図示しない超音
波電源及び超音波断層像を表示するモニタに接続されて
おり、超音波素子１９からの超音波断層像がこのモニタ
上に表示されるようになっている。
【００２２】なお、処置具１０は前述の動力処置具の代
わりにマニュアルで操作する摘出鉗子であっても良く、
又、例えばレーザ，高周波焼灼電極等のエネルギー処置
具であっても良い。
わりにマニュアルで操作する摘出鉗子であっても良く、
又、例えばレーザ，高周波焼灼電極等のエネルギー処置
具であっても良い。
【００２３】次に、上記構成の作用について説明する。
椎間板ヘルニアの治療時には治療装置１の挿入部２が体
内に挿入され、プローブ本体５の先端部が白濁した髄核
組織等の治療対象部まで導かれる。
椎間板ヘルニアの治療時には治療装置１の挿入部２が体
内に挿入され、プローブ本体５の先端部が白濁した髄核
組織等の治療対象部まで導かれる。
【００２４】この場合、治療装置１の使用中は超音波素
子１９が常時駆動される。そして、プローブ本体５の先
端部の刃部１５の周囲の超音波断層像が外部のモニタ上
に表示される。
子１９が常時駆動される。そして、プローブ本体５の先
端部の刃部１５の周囲の超音波断層像が外部のモニタ上
に表示される。
【００２５】そのため、白濁した髄核組織等の治療対象
部をプローブ本体５の先端部の刃部１５によって切除す
る作業時には切除される病変組織Ｈの周囲の超音波断層
像を外部のモニタ上に表示させることができるので、こ
の超音波観察下で治療対象部の切除作業を行なうことが
できる。そして、処置具１０の刃部１５での病変組織Ｈ
の切除状態を超音波素子１９により超音波断層像下に観
察できる。
部をプローブ本体５の先端部の刃部１５によって切除す
る作業時には切除される病変組織Ｈの周囲の超音波断層
像を外部のモニタ上に表示させることができるので、こ
の超音波観察下で治療対象部の切除作業を行なうことが
できる。そして、処置具１０の刃部１５での病変組織Ｈ
の切除状態を超音波素子１９により超音波断層像下に観
察できる。
【００２６】そこで、上記構成のものにあっては治療装
置１の挿入部２の先端部に、病変組織Ｈを切除する刃部
１５とこの刃部１５によって切除される病変組織Ｈの周
囲の超音波断層像を得るための超音波素子１９とを設け
たので、白濁した髄核組織等のように内視鏡による観察
下で視野が得にくい組織内でも超音波素子１９による超
音波断層像を得ることができる。
置１の挿入部２の先端部に、病変組織Ｈを切除する刃部
１５とこの刃部１５によって切除される病変組織Ｈの周
囲の超音波断層像を得るための超音波素子１９とを設け
たので、白濁した髄核組織等のように内視鏡による観察
下で視野が得にくい組織内でも超音波素子１９による超
音波断層像を得ることができる。
【００２７】そのため、モニタ上に表示される病変組織
Ｈの周囲の超音波断層像を目視しながら病変組織Ｈを切
除することができるので、白濁した髄核組織等の治療対
象部を切除する作業を従来に比べて正確に行なうことが
できる。
Ｈの周囲の超音波断層像を目視しながら病変組織Ｈを切
除することができるので、白濁した髄核組織等の治療対
象部を切除する作業を従来に比べて正確に行なうことが
できる。
【００２８】また、モニタ上に表示される超音波断層像
によって病変組織Ｈの切除の状態を確実に観察できると
ともに、処置具１０の位置を常に確認できるので、病変
組織Ｈの周囲組織の損傷を防止することができる。
によって病変組織Ｈの切除の状態を確実に観察できると
ともに、処置具１０の位置を常に確認できるので、病変
組織Ｈの周囲組織の損傷を防止することができる。
【００２９】さらに、病変組織Ｈの切除状態の変化，処
置具１０の位置等が超音波断層像としてリアルタイムで
観察できるので、切除効果を確認しながら安全、かつ確
実に病変組織Ｈの切除作業を行なうことができる。
置具１０の位置等が超音波断層像としてリアルタイムで
観察できるので、切除効果を確認しながら安全、かつ確
実に病変組織Ｈの切除作業を行なうことができる。
【００３０】また、病変組織Ｈの切除中のＸ線透視が不
要となるので、Ｘ線被爆の問題がなくなるうえ、病変組
織Ｈの切除作業時にＸ線透視を併用する場合に比べて手
術操作を簡略化することができ、手術時間を短縮するこ
とができる。
要となるので、Ｘ線被爆の問題がなくなるうえ、病変組
織Ｈの切除作業時にＸ線透視を併用する場合に比べて手
術操作を簡略化することができ、手術時間を短縮するこ
とができる。
【００３１】また、図３は本発明の第２の実施例を示す
ものである。これは、第１の実施例の治療装置１のプロ
ーブ本体５の処置具挿通チャンネル７をなくした小径の
プローブ本体３１を設けるとともに、このプローブ本体
３１の手元側の連結部３２のみに処置具挿通チャンネル
３３を設けたものである。
ものである。これは、第１の実施例の治療装置１のプロ
ーブ本体５の処置具挿通チャンネル７をなくした小径の
プローブ本体３１を設けるとともに、このプローブ本体
３１の手元側の連結部３２のみに処置具挿通チャンネル
３３を設けたものである。
【００３２】この場合、プローブ本体３１の先端部には
第１の実施例と同じ超音波素子１９が装着されている。
さらに、処置具挿通チャンネル３３内には第１の実施例
と同じ動力処置具１０が挿入されており、この処置具１
０の処置具挿入部１２の先端部の刃部１５はプローブ本
体３１の超音波素子１９と対応する位置まで延出されて
いる。
第１の実施例と同じ超音波素子１９が装着されている。
さらに、処置具挿通チャンネル３３内には第１の実施例
と同じ動力処置具１０が挿入されており、この処置具１
０の処置具挿入部１２の先端部の刃部１５はプローブ本
体３１の超音波素子１９と対応する位置まで延出されて
いる。
【００３３】そこで、上記構成のものにあっても第１の
実施例と同様に白濁した髄核組織等のように内視鏡によ
る観察下で視野が得にくい組織内でも超音波素子１９に
よる超音波断層像を得ることができるので、第１の実施
例と同様の効果を得ることができる。
実施例と同様に白濁した髄核組織等のように内視鏡によ
る観察下で視野が得にくい組織内でも超音波素子１９に
よる超音波断層像を得ることができるので、第１の実施
例と同様の効果を得ることができる。
【００３４】さらに、この実施例では特に第１の実施例
に比べて小径なプローブ本体３１を形成することができ
るので、治療装置１の挿入部２の構成が簡単になり、挿
入部２の細径化を図ることができる。そのため、第１の
実施例に比べて狭い病変部への挿入が容易となる。
に比べて小径なプローブ本体３１を形成することができ
るので、治療装置１の挿入部２の構成が簡単になり、挿
入部２の細径化を図ることができる。そのため、第１の
実施例に比べて狭い病変部への挿入が容易となる。
【００３５】また、図４は本発明の第３の実施例を示す
ものである。これは、第１の実施例と同じ動力処置具１
０の処置具挿入部１２における外管１３の先端端末部１
３ｂに第１の実施例と同じ超音波素子１９を設けたもの
である。
ものである。これは、第１の実施例と同じ動力処置具１
０の処置具挿入部１２における外管１３の先端端末部１
３ｂに第１の実施例と同じ超音波素子１９を設けたもの
である。
【００３６】なお、図４中で、４１は動力処置具１０の
ハンドピース１１内に配設された内刃駆動モータ、４２
はこの内刃駆動モータ４１の駆動軸、４３は内管１４の
基端部に固定された内刃接続筒４４を回転自在に軸支す
る軸受である。この場合、内刃接続筒４４の筒壁には吸
引口金１７と対応する位置に側孔４５が形成されてい
る。
ハンドピース１１内に配設された内刃駆動モータ、４２
はこの内刃駆動モータ４１の駆動軸、４３は内管１４の
基端部に固定された内刃接続筒４４を回転自在に軸支す
る軸受である。この場合、内刃接続筒４４の筒壁には吸
引口金１７と対応する位置に側孔４５が形成されてい
る。
【００３７】そして、この動力処置具１０の使用時に内
刃駆動モータ４１によって内刃１４ａが回転駆動され、
外刃１３ａの開口部から内部側に挿入される病変組織Ｈ
が固定されている外刃１３ａと回転駆動される内刃１４
ａとの間で切除された際に、切除された病変組織Ｈは外
刃１３ａおよび内刃１４ａの各開口部を介して内管１４
の管内の吸引路１６に吸引されたのち、内刃接続筒４４
の側孔４５から吸引口金１７を経て体外の吸引装置に吸
引排出されるようになっている。
刃駆動モータ４１によって内刃１４ａが回転駆動され、
外刃１３ａの開口部から内部側に挿入される病変組織Ｈ
が固定されている外刃１３ａと回転駆動される内刃１４
ａとの間で切除された際に、切除された病変組織Ｈは外
刃１３ａおよび内刃１４ａの各開口部を介して内管１４
の管内の吸引路１６に吸引されたのち、内刃接続筒４４
の側孔４５から吸引口金１７を経て体外の吸引装置に吸
引排出されるようになっている。
【００３８】そこで、上記構成のものにあっては外刃１
３ａの先端端末部１３ｂに第１の実施例と同じ超音波素
子１９を設けたので、病変組織Ｈの切除の状態を超音波
断層像下に観察することができ、この場合も第１の実施
例と同様の効果を得ることができるとともに、この実施
例では特に第１の実施例に比べて治療装置１の挿入部２
の一層の細径化が可能となる。
３ａの先端端末部１３ｂに第１の実施例と同じ超音波素
子１９を設けたので、病変組織Ｈの切除の状態を超音波
断層像下に観察することができ、この場合も第１の実施
例と同様の効果を得ることができるとともに、この実施
例では特に第１の実施例に比べて治療装置１の挿入部２
の一層の細径化が可能となる。
【００３９】また、図５は本発明の第４の実施例を示す
ものである。これは、第１の実施例と同じ動力処置具１
０の処置具挿入部１２における外管１３の外周面にこの
外管１３と平行なチャンネルパイプ５１を固定し、この
チャンネルパイプ５１内に超音波プローブ５２を挿通さ
せたものである。
ものである。これは、第１の実施例と同じ動力処置具１
０の処置具挿入部１２における外管１３の外周面にこの
外管１３と平行なチャンネルパイプ５１を固定し、この
チャンネルパイプ５１内に超音波プローブ５２を挿通さ
せたものである。
【００４０】この超音波プローブ５２はプローブ本体５
３の先端に動力処置具１０の刃部１５によって切除され
る病変組織Ｈの周囲の超音波断層像を得るための超音波
素子５４を設けたものである。
３の先端に動力処置具１０の刃部１５によって切除され
る病変組織Ｈの周囲の超音波断層像を得るための超音波
素子５４を設けたものである。
【００４１】そこで、上記構成のものにあっては動力処
置具１０の外管１３の外周面に固定されたチャンネルパ
イプ５１内に挿通させた超音波プローブ５２の超音波素
子１９によって病変組織Ｈの切除の状態を超音波断層像
下に観察することができるので、この場合も第１の実施
例と同様の効果を得ることができる。
置具１０の外管１３の外周面に固定されたチャンネルパ
イプ５１内に挿通させた超音波プローブ５２の超音波素
子１９によって病変組織Ｈの切除の状態を超音波断層像
下に観察することができるので、この場合も第１の実施
例と同様の効果を得ることができる。
【００４２】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施できることは勿論である。
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施できることは勿論である。
【００４３】
【発明の効果】本発明によれば体内に挿入される挿入部
の先端部に、病変組織を切除する刃部とこの刃部によっ
て切除される病変組織の周囲の超音波断層像を得るため
の超音波素子とを設けたので、白濁した髄核組織等の治
療対象部を切除する作業を正確に行なうことができ、周
囲組織の損傷を防止することができ、かつ切除作業の作
業性の向上を図ることができる。
の先端部に、病変組織を切除する刃部とこの刃部によっ
て切除される病変組織の周囲の超音波断層像を得るため
の超音波素子とを設けたので、白濁した髄核組織等の治
療対象部を切除する作業を正確に行なうことができ、周
囲組織の損傷を防止することができ、かつ切除作業の作
業性の向上を図ることができる。
【図１】 本発明の第１の実施例の治療装置を示す概略
構成図。
構成図。
【図２】 治療装置の刃部を示す要部の縦断面図。
【図３】 本発明の第２の実施例の治療装置を示す概略
構成図。
構成図。
【図４】 本発明の第３の実施例の治療装置を示す概略
構成図。
構成図。
【図５】 本発明の第４の実施例の治療装置を示す要部
の縦断面図。
の縦断面図。
２…挿入部、１５…刃部、１９、５４…超音波素子、Ｈ
…病変組織。
…病変組織。
Claims (1)
- 【請求項１】 体内に挿入される挿入部の先端部に、病
変組織を切除する刃部とこの刃部によって切除される病
変組織の周囲の超音波断層像を得るための超音波素子と
を設けたことを特徴とする治療装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4244959A JPH0690958A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4244959A JPH0690958A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 治療装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0690958A true JPH0690958A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17126501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4244959A Pending JPH0690958A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 治療装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0690958A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002526188A (ja) * | 1998-09-24 | 2002-08-20 | スーパー ディメンション リミテッド | 体内への医療処置中にカテーテルの位置を判定するためのシステム及び方法 |
| JP2018033571A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | テルモ株式会社 | 医療デバイスおよび処置方法 |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP4244959A patent/JPH0690958A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002526188A (ja) * | 1998-09-24 | 2002-08-20 | スーパー ディメンション リミテッド | 体内への医療処置中にカテーテルの位置を判定するためのシステム及び方法 |
| JP2018033571A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | テルモ株式会社 | 医療デバイスおよび処置方法 |
| US10743905B2 (en) | 2016-08-30 | 2020-08-18 | Terumo Kabushiki Kaisha | Medical device and treatment method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021008 |