JPH0690827A - 吊上式家具 - Google Patents
吊上式家具Info
- Publication number
- JPH0690827A JPH0690827A JP4269311A JP26931192A JPH0690827A JP H0690827 A JPH0690827 A JP H0690827A JP 4269311 A JP4269311 A JP 4269311A JP 26931192 A JP26931192 A JP 26931192A JP H0690827 A JPH0690827 A JP H0690827A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furniture
- fixed frame
- rear side
- cranks
- rotary wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 昇降する吊上式家具の下側部分を収納スペー
スとして活用すると共に、吊上式家具の昇降をスムーズ
にする。 【構成】 吊上式家具１１の裏側の固定フレーム１２の
上下に二つのクランク軸１３・１４を設けた上下二つの
クランク１５・１６が垂直方向に揺動する平行クランク
機構を、家具１１の裏側部分１７を上下二つのクランク
１５・１６を連結する連結桿として、家具１１の裏側に
設け、固定フレーム１２の上側のクランク軸１３の上側
部分に回転輪１８を設け、その回転輪１８に可撓なコー
ド１９を巻掛け、そのコード１９の先端側を家具１１に
連結し、そのコード１９の後端側に重り２０を取り付け
て垂直に吊り降ろす。吊上式家具１１は、平行クランク
機構によって手前側に押し出されつつ降下し、真下には
降下せず、その真下の部分には他の家具２６を設置する
ことが出来るようになる。そして、重り２０の重力が家
具１１を引き上げる方向に作用するので、家具１１の昇
降運動がスムーズになる。
スとして活用すると共に、吊上式家具の昇降をスムーズ
にする。 【構成】 吊上式家具１１の裏側の固定フレーム１２の
上下に二つのクランク軸１３・１４を設けた上下二つの
クランク１５・１６が垂直方向に揺動する平行クランク
機構を、家具１１の裏側部分１７を上下二つのクランク
１５・１６を連結する連結桿として、家具１１の裏側に
設け、固定フレーム１２の上側のクランク軸１３の上側
部分に回転輪１８を設け、その回転輪１８に可撓なコー
ド１９を巻掛け、そのコード１９の先端側を家具１１に
連結し、そのコード１９の後端側に重り２０を取り付け
て垂直に吊り降ろす。吊上式家具１１は、平行クランク
機構によって手前側に押し出されつつ降下し、真下には
降下せず、その真下の部分には他の家具２６を設置する
ことが出来るようになる。そして、重り２０の重力が家
具１１を引き上げる方向に作用するので、家具１１の昇
降運動がスムーズになる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、所要の高さまで吊り降
ろすことの出来る吊上式家具に関するものである。
ろすことの出来る吊上式家具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】調理台２１の上の天袋のように天井付近
２３に取り付けられる家具２２を上下に昇降駆動して品
物を出し入れし易くすることは公知である。
２３に取り付けられる家具２２を上下に昇降駆動して品
物を出し入れし易くすることは公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の吊上式家具２２
は、上下に真っ直ぐに昇降駆動されるものであり、家具
２２の下側にはそれを降下させるためのスペース２５を
必要とする。従って、床２４から天井２３まで連続した
家具の上側部分だけを昇降駆動することは出来ない。こ
のため、その降下に必要な下側は品物を置くことの出来
ない無駄なスペースとなる。
は、上下に真っ直ぐに昇降駆動されるものであり、家具
２２の下側にはそれを降下させるためのスペース２５を
必要とする。従って、床２４から天井２３まで連続した
家具の上側部分だけを昇降駆動することは出来ない。こ
のため、その降下に必要な下側は品物を置くことの出来
ない無駄なスペースとなる。
【０００４】そこで本発明は、床２４から天井２３まで
続く家具の上側部分だけを昇降駆動し、その上側部分に
続く下側部分を品物を収納するスペースとして有効に活
用しようとするものである。
続く家具の上側部分だけを昇降駆動し、その上側部分に
続く下側部分を品物を収納するスペースとして有効に活
用しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る吊上式家具
１１は、家具１１の裏側の固定フレーム１２の上下に二
つのクランク軸１３・１４を設けた上下二つのクランク
１５・１６が垂直方向に揺動する平行クランク機構を、
家具１１の裏側部分１７を上下二つのクランク１５・１
６を連結する連結桿として、家具１１の裏側に設け、固
定フレーム１２の上側のクランク軸１３の上側部分に回
転輪１８を設け、その回転輪１８に可撓なコード１９を
巻掛け、そのコード１９の先端側を家具１１に連結し、
そのコード１９の後端側に重り２０を取り付けて垂直に
吊り降ろしたことを特徴とするものである。
１１は、家具１１の裏側の固定フレーム１２の上下に二
つのクランク軸１３・１４を設けた上下二つのクランク
１５・１６が垂直方向に揺動する平行クランク機構を、
家具１１の裏側部分１７を上下二つのクランク１５・１
６を連結する連結桿として、家具１１の裏側に設け、固
定フレーム１２の上側のクランク軸１３の上側部分に回
転輪１８を設け、その回転輪１８に可撓なコード１９を
巻掛け、そのコード１９の先端側を家具１１に連結し、
そのコード１９の後端側に重り２０を取り付けて垂直に
吊り降ろしたことを特徴とするものである。
【０００６】本発明に係る家具１１は、このように構成
されているので、コード１９の重り２０の付いた側を引
き下げれば、そのコード１９によって上側に吊り上げら
れ、そのコード１９の重り２０の付いた側を引き上げれ
ば降下することになる。
されているので、コード１９の重り２０の付いた側を引
き下げれば、そのコード１９によって上側に吊り上げら
れ、そのコード１９の重り２０の付いた側を引き上げれ
ば降下することになる。
【０００７】その場合、クランク１５・１６は、図１に
図示する如くクランク１５・１６は円弧運動をするの
で、家具１１は降下しつつ手前側に押し出され、又、上
昇しつつ裏側へと押し戻されることになる。従って、そ
の引き上げられた状態における家具１１の下側に他の家
具２６を設置しても、当該他の家具２６の手前側へと引
き降ろされることになる。その結果、底面２４から天井
２３に到る全スペースを品物を収納するためのスペース
として活用し得るようになる。
図示する如くクランク１５・１６は円弧運動をするの
で、家具１１は降下しつつ手前側に押し出され、又、上
昇しつつ裏側へと押し戻されることになる。従って、そ
の引き上げられた状態における家具１１の下側に他の家
具２６を設置しても、当該他の家具２６の手前側へと引
き降ろされることになる。その結果、底面２４から天井
２３に到る全スペースを品物を収納するためのスペース
として活用し得るようになる。
【０００８】家具１１を昇降駆動するには、例えば、重
り２０をモーターにて回転駆動されるスクリューシャフ
トに連結し、或いは、重り２０をエアーシリンダーのプ
ッシュロッドに連結して昇降駆動し、或いは又、回転輪
１８をモーター２７によって回転駆動する等してコード
１９の一部が駆動されるようにすればよい。
り２０をモーターにて回転駆動されるスクリューシャフ
トに連結し、或いは、重り２０をエアーシリンダーのプ
ッシュロッドに連結して昇降駆動し、或いは又、回転輪
１８をモーター２７によって回転駆動する等してコード
１９の一部が駆動されるようにすればよい。
【０００９】回転輪１８を回転駆動する場合は、スプロ
ケットホイール１８を回転輪に用い、コード１９にはチ
エンベルトやコックドベルトを用いればよい。
ケットホイール１８を回転輪に用い、コード１９にはチ
エンベルトやコックドベルトを用いればよい。
【００１０】コード１９の先端側は、家具１１に直接結
び付けてもよいし（図１）、固定フレーム１２に結び付
けて家具に取り付けた滑車に巻掛けてもよい（図２）。
び付けてもよいし（図１）、固定フレーム１２に結び付
けて家具に取り付けた滑車に巻掛けてもよい（図２）。
【００１１】図２は本発明の具体例を図示し、回転輪１
８にはモーターに駆動されるスプロケットホイールが用
いられ、コード１９にはスプロケットホイール１８に噛
み合うチエーンベルトが用いられている。上側のクラン
ク１５と家具１１をピン接合するピン軸２８には滑車が
取り付けられ、チエーンベルト１９は、その滑車に巻掛
けられ、その先端２９が固定フレーム１２に接合されて
いる。図中、３０はガイドロールであり、３１はテンシ
ョンロールである。
８にはモーターに駆動されるスプロケットホイールが用
いられ、コード１９にはスプロケットホイール１８に噛
み合うチエーンベルトが用いられている。上側のクラン
ク１５と家具１１をピン接合するピン軸２８には滑車が
取り付けられ、チエーンベルト１９は、その滑車に巻掛
けられ、その先端２９が固定フレーム１２に接合されて
いる。図中、３０はガイドロールであり、３１はテンシ
ョンロールである。
【００１２】上側のクランク１５と固定フレーム１２の
間には引張コイルバネ３２が取り付けられており、家具
１１は降下した際にコイルバネ２２によって上側へと弾
性付勢されるようになっている。
間には引張コイルバネ３２が取り付けられており、家具
１１は降下した際にコイルバネ２２によって上側へと弾
性付勢されるようになっている。
【００１３】
【発明の効果】上記の如く本発明によると吊上式家具１
１は、手前側に押し出されつつ降下し、真下には降下し
ない。このため、吊上式家具１１の真下の部分には他の
家具２６を設置することが出来る。従って本発明による
と、床２４から天井２３まで続く家具の上側部分１１だ
けを昇降駆動し、その上側部分１１に続く下側部分２６
を品物を収納するスペースとして有効に活用することが
出来る。
１は、手前側に押し出されつつ降下し、真下には降下し
ない。このため、吊上式家具１１の真下の部分には他の
家具２６を設置することが出来る。従って本発明による
と、床２４から天井２３まで続く家具の上側部分１１だ
けを昇降駆動し、その上側部分１１に続く下側部分２６
を品物を収納するスペースとして有効に活用することが
出来る。
【００１４】そして重り２０の重力は、コード１９を介
して家具１１を引き上げる方向に作用するので、家具１
１に重い品物を収納した場合でも、家具１１を引き上げ
る際にコード１９の駆動部（モーター２７）に過度の負
荷がかからず、家具１１の昇降運動がスムーズになる。
して家具１１を引き上げる方向に作用するので、家具１
１に重い品物を収納した場合でも、家具１１を引き上げ
る際にコード１９の駆動部（モーター２７）に過度の負
荷がかからず、家具１１の昇降運動がスムーズになる。
【００１５】従って本発明に係る家具１１は高い所に手
の届き難い高齢者や身障者、特に車椅子の利用者にとっ
て頗る好都合であり実用的である。
の届き難い高齢者や身障者、特に車椅子の利用者にとっ
て頗る好都合であり実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る吊上式家具の側面図である。
【図２】本発明に係る吊上式家具の側面図である。
【図３】従来の吊上式家具の側面図である。
１１ 家具 １２ 固定フレーム １３ クランク軸 １４ クランク軸 １５ クランク １６ クランク １７ 裏側部分 １８ 回転輪（スプロケットホイール） １９ コード（チエンベルト） ２０ 重り ２１ 調理台 ２２ 家具（天袋） ２３ 天井 ２４ 床 ２５ スペース ２６ 家具 ２７ モーター ２８ ピン軸 ２９ 先端 ３０ ガイドロール ３１ テンションロール ３２ コイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎本 憲二 東京都渋谷区代々木３丁目25番３号 サン ウエーブ工業株式会社内 (72)発明者 田中 宏 大阪府守口市浜町１丁目77番地 佐藤ビル ２階201号室 ヒロックテクニカ株式会社 内
Claims (1)
- 【請求項１】 家具１１の裏側の固定フレーム１２の上
下に二つのクランク軸１３・１４を設けた上下二つのク
ランク１５・１６が垂直方向に揺動する平行クランク機
構を、家具１１の裏側部分１７を上下二つのクランク１
５・１６を連結する連結桿として、家具１１の裏側に設
け、固定フレーム１２の上側のクランク軸１３の上側部
分に回転輪１８を設け、その回転輪１８に可撓なコード
１９を巻掛け、そのコード１９の先端側を家具１１に連
結し、そのコード１９の後端側に重り２０を取り付けて
垂直に吊り降ろして成る吊上式家具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4269311A JPH0690827A (ja) | 1992-09-12 | 1992-09-12 | 吊上式家具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4269311A JPH0690827A (ja) | 1992-09-12 | 1992-09-12 | 吊上式家具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0690827A true JPH0690827A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17470578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4269311A Pending JPH0690827A (ja) | 1992-09-12 | 1992-09-12 | 吊上式家具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0690827A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102973005A (zh) * | 2012-11-17 | 2013-03-20 | 陈振升 | 一种位于室内较高处的壁橱 |
| JP2016144537A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | 株式会社安川電機 | 薬液調製システム及び薬液調製方法 |
-
1992
- 1992-09-12 JP JP4269311A patent/JPH0690827A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102973005A (zh) * | 2012-11-17 | 2013-03-20 | 陈振升 | 一种位于室内较高处的壁橱 |
| JP2016144537A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | 株式会社安川電機 | 薬液調製システム及び薬液調製方法 |
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