JPH0690805A - 面ファスナー用雄面 - Google Patents
面ファスナー用雄面Info
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- JPH0690805A JPH0690805A JP24768992A JP24768992A JPH0690805A JP H0690805 A JPH0690805 A JP H0690805A JP 24768992 A JP24768992 A JP 24768992A JP 24768992 A JP24768992 A JP 24768992A JP H0690805 A JPH0690805 A JP H0690805A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 係合剪断強度が大きく係合剥離強度が小さい
面ファスナー用雄面を提供する。 【構成】 繊維素材よりなるマシュルーム型の面ファス
ナー用雄面において、基布に植設した熱可塑性樹脂モノ
フィラメント頭部のマシュルーム立ち上り部が軸部とな
す角度を120°以上とする。このような構成におい
て、基布上のモノフィラメント合計長さを極端に短くす
ると肌触りが良好となる。
面ファスナー用雄面を提供する。 【構成】 繊維素材よりなるマシュルーム型の面ファス
ナー用雄面において、基布に植設した熱可塑性樹脂モノ
フィラメント頭部のマシュルーム立ち上り部が軸部とな
す角度を120°以上とする。このような構成におい
て、基布上のモノフィラメント合計長さを極端に短くす
ると肌触りが良好となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は面ファスナー用雄面、さ
らに詳しくは、係合剪断強度は強いが係合剥離強度は弱
い、繊維素材を用いたマシュルーム型の面ファスナー用
雄面に関する。
らに詳しくは、係合剪断強度は強いが係合剥離強度は弱
い、繊維素材を用いたマシュルーム型の面ファスナー用
雄面に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、面ファスナーは衣料、靴、カバ
ン、袋物用、あるいは家具・事務用具の固定、さらには
大面積のテント・シート類等の固定等、種々の用途に使
用されているが、主として係合力を重視していたため、
係合剪断強度が大きいのみならず係合剥離強度も大きい
ものであった。
ン、袋物用、あるいは家具・事務用具の固定、さらには
大面積のテント・シート類等の固定等、種々の用途に使
用されているが、主として係合力を重視していたため、
係合剪断強度が大きいのみならず係合剥離強度も大きい
ものであった。
【0003】しかしながら、乳幼児用おしめの締具や女
性用衣服の締具やベルト類等の用途においては、係合剪
断強度は大きく係合剥離強度が小さい面ファスナーが望
まれており、従来、このような面ファスナーはほとんど
見当たらなかった。
性用衣服の締具やベルト類等の用途においては、係合剪
断強度は大きく係合剥離強度が小さい面ファスナーが望
まれており、従来、このような面ファスナーはほとんど
見当たらなかった。
【0004】また、従来の面ファスナーでは肌触りが良
好なものは見当たらず、肌触りの改善された面ファスナ
ーも要望されている。
好なものは見当たらず、肌触りの改善された面ファスナ
ーも要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、係合
剪断強度は大きく係合剥離強度が小さい面ファスナー用
雄面を提供することにある。また、本発明のもう1つの
目的は、肌触りの改善された面ファスナー用雄面を提供
することにある。
剪断強度は大きく係合剥離強度が小さい面ファスナー用
雄面を提供することにある。また、本発明のもう1つの
目的は、肌触りの改善された面ファスナー用雄面を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる事
情に鑑み、繊維素材を用いた面ファスナー用雄面、すな
わち基布にモノフィラメントを植設したマシュルーム型
の面ファスナー用雄面に着眼して研究を重ねた結果、係
合部となるマシュルーム部を特定の形状とすることによ
り、係合剥離強度が弱くて係合剪断強度がある程度強い
ものが得られ、さらに、そのようなマシュルーム部を持
つ雄面において、基布上のモノフィラメント部の長さを
短くすることによって肌触りが改善されることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
情に鑑み、繊維素材を用いた面ファスナー用雄面、すな
わち基布にモノフィラメントを植設したマシュルーム型
の面ファスナー用雄面に着眼して研究を重ねた結果、係
合部となるマシュルーム部を特定の形状とすることによ
り、係合剥離強度が弱くて係合剪断強度がある程度強い
ものが得られ、さらに、そのようなマシュルーム部を持
つ雄面において、基布上のモノフィラメント部の長さを
短くすることによって肌触りが改善されることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、繊維素材を用いたマ
シュルーム型の面ファスナー用雄面であって、基布に植
設した熱可塑性樹脂モノフィラメント頭部のマシュルー
ム立ち上り部が軸部となす角度が120°以上であるこ
とを特徴とする面ファスナー用雄面を提供するものであ
る。
シュルーム型の面ファスナー用雄面であって、基布に植
設した熱可塑性樹脂モノフィラメント頭部のマシュルー
ム立ち上り部が軸部となす角度が120°以上であるこ
とを特徴とする面ファスナー用雄面を提供するものであ
る。
【0008】以下、図面を参照して本発明を説明する。
図1は本発明の面ファスナー用雄面を模式的に示す断面
図である。
図1は本発明の面ファスナー用雄面を模式的に示す断面
図である。
【0009】図1を参照し、本発明の面ファスナー用雄
面(1)は、基布(2)と該基布に植設した熱可塑性樹
脂モノフィラメント(3)よりなる。
面(1)は、基布(2)と該基布に植設した熱可塑性樹
脂モノフィラメント(3)よりなる。
【0010】まず、本発明で用いることができる基布の
例としては、ダブルラッセル編機で得られるカットパイ
ル状シートのごとき経編組織で構成されたものが挙げら
れる。経編組織の例としては、ダブルデンビー、ダブル
バンダイク、ダブルコード、チュール、ネット、マーキ
ュゼッドのごとき組織が挙げられる。また、ダブルラッ
セル編機で得られる基布以外で本発明で用いることがで
きる基布の例としては、接結二重織法によるものが挙げ
られる。
例としては、ダブルラッセル編機で得られるカットパイ
ル状シートのごとき経編組織で構成されたものが挙げら
れる。経編組織の例としては、ダブルデンビー、ダブル
バンダイク、ダブルコード、チュール、ネット、マーキ
ュゼッドのごとき組織が挙げられる。また、ダブルラッ
セル編機で得られる基布以外で本発明で用いることがで
きる基布の例としては、接結二重織法によるものが挙げ
られる。
【0011】基布の材質は、特に限定されるものではな
く、例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレ
ン、ビニロンなどを用いることができる。
く、例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレ
ン、ビニロンなどを用いることができる。
【0012】次に、熱可塑性樹脂モノフィラメントにつ
いて説明する。この熱可塑性樹脂モノフィラメントは面
ファスナーのいわゆるステム部となるものであり、相手
となる雌面との係合部として機能する。
いて説明する。この熱可塑性樹脂モノフィラメントは面
ファスナーのいわゆるステム部となるものであり、相手
となる雌面との係合部として機能する。
【0013】頭部(4)はマシュルームまたはキノコと
呼ばれる形状とされ、このような形状とすることによっ
て係合力が発揮される。
呼ばれる形状とされ、このような形状とすることによっ
て係合力が発揮される。
【0014】マシュルームまたはキノコ形状を付与する
ために、モノフィラメントの材質としては熱可塑性樹脂
を用いる。熱可塑性樹脂の種類は特に限定されるもので
はなく、例えば、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピ
レン等を使用することができるが、本発明においては、
マシュルーム立ち上り部が軸部となす角度を120°以
上とし、係合剥離強度を小さくする観点より、ポリエス
テルおよびナイロン好ましい。
ために、モノフィラメントの材質としては熱可塑性樹脂
を用いる。熱可塑性樹脂の種類は特に限定されるもので
はなく、例えば、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピ
レン等を使用することができるが、本発明においては、
マシュルーム立ち上り部が軸部となす角度を120°以
上とし、係合剥離強度を小さくする観点より、ポリエス
テルおよびナイロン好ましい。
【0015】また、モノフィラメントの太さは特に限定
されるものではないが、一般に、ポリエステルでは、5
0〜500d、ナイロンでは50〜500dの範囲とす
る。
されるものではないが、一般に、ポリエステルでは、5
0〜500d、ナイロンでは50〜500dの範囲とす
る。
【0016】本発明においては、モノフィラメントによ
り形成される軸部とマシュルーム部の立ち上り部のなす
角度(図2におけるθ)を120°以上とする。従来
は、専ら係合強度が重視されていたため、図3に示すよ
うにいわゆる「エラ張った」形状とされ、図2に示す角
度はより小さく設計されていたものである。従って、本
発明はかかる角度を大きくしたところに特に特徴を有す
る。
り形成される軸部とマシュルーム部の立ち上り部のなす
角度(図2におけるθ)を120°以上とする。従来
は、専ら係合強度が重視されていたため、図3に示すよ
うにいわゆる「エラ張った」形状とされ、図2に示す角
度はより小さく設計されていたものである。従って、本
発明はかかる角度を大きくしたところに特に特徴を有す
る。
【0017】このように角度を大きくすることによっ
て、初めて、係合剪断強度を大きく保ちつつ係合剥離強
度を小さくことが可能となったものである。
て、初めて、係合剪断強度を大きく保ちつつ係合剥離強
度を小さくことが可能となったものである。
【0018】ここに、本明細書中で用いる「係合剪断強
度」なる語は、面ファスナー雄面と雌面を係合した後、
面状ファスナーと平行な方向のズレに対する抵抗強度を
意味し、一方、「係合剥離強度」なる語は、同様にして
雄・雌両面を係合した後、面状ファスナーと90°をな
す角の方向にひきはなす抵抗強度を意味する。
度」なる語は、面ファスナー雄面と雌面を係合した後、
面状ファスナーと平行な方向のズレに対する抵抗強度を
意味し、一方、「係合剥離強度」なる語は、同様にして
雄・雌両面を係合した後、面状ファスナーと90°をな
す角の方向にひきはなす抵抗強度を意味する。
【0019】また、今回、基布上のモノフィラメント部
の合計長さを、好ましくは1mm未満と、極端に短くす
ることによって、肌触りが大いに改善されることが判明
した。この態様の本発明の面ファスナー用雄面は、肌に
接触する用途に最適である。
の合計長さを、好ましくは1mm未満と、極端に短くす
ることによって、肌触りが大いに改善されることが判明
した。この態様の本発明の面ファスナー用雄面は、肌に
接触する用途に最適である。
【0020】このような本発明の面ファスナー用雄面
は、例えば、ダブルラッセル編法、接結二重織法などに
よって製造することができる。
は、例えば、ダブルラッセル編法、接結二重織法などに
よって製造することができる。
【0021】ここに、ダブルラッセル編法について説明
すると、まず、熱可塑性樹脂モノフィラメントをパイル
糸とし、ダブルラッセル編機を用いて基布を編成すると
共に熱可塑性樹脂モノフィラメントを2枚の基布と連接
する。ダブルラッセル編機とは、互いに平行な2組のニ
ードルヘッドを配置したラッセル編機である。モノフィ
ラメントを基布と連結する方法としては、例えば、オー
バーラップにより、あるいはレイインによって連結させ
る。
すると、まず、熱可塑性樹脂モノフィラメントをパイル
糸とし、ダブルラッセル編機を用いて基布を編成すると
共に熱可塑性樹脂モノフィラメントを2枚の基布と連接
する。ダブルラッセル編機とは、互いに平行な2組のニ
ードルヘッドを配置したラッセル編機である。モノフィ
ラメントを基布と連結する方法としては、例えば、オー
バーラップにより、あるいはレイインによって連結させ
る。
【0022】連結によって図4に示すように、2枚の基
布(2)が複数のモノフィラメント(3)で連結された
構造体が得られる。次いで、ナイフ等により連結モノフ
ィラメントの中央部をカットし、モノフィラメントが基
布に植設された形態のカットパイル状シートが得られ
る。
布(2)が複数のモノフィラメント(3)で連結された
構造体が得られる。次いで、ナイフ等により連結モノフ
ィラメントの中央部をカットし、モノフィラメントが基
布に植設された形態のカットパイル状シートが得られ
る。
【0023】次いで、モノフィラメントの頭部をマシュ
ルームまたはキノコ形状とする。このためには、モノフ
ィラメント頭部を加熱、溶融、固化させる。本発明にお
けるごとくθを120°以上とするためには、例えば、
熱可塑性樹脂としてポリエステルを用いた場合、モノフ
ィラメント頭部を約700℃で溶融させて球状の頭部と
する。熱可塑性樹脂としてナイロンを用いた場合、約6
50℃で頭部を溶融し、ローソクの炎のような形の頭部
を形成する。
ルームまたはキノコ形状とする。このためには、モノフ
ィラメント頭部を加熱、溶融、固化させる。本発明にお
けるごとくθを120°以上とするためには、例えば、
熱可塑性樹脂としてポリエステルを用いた場合、モノフ
ィラメント頭部を約700℃で溶融させて球状の頭部と
する。熱可塑性樹脂としてナイロンを用いた場合、約6
50℃で頭部を溶融し、ローソクの炎のような形の頭部
を形成する。
【0024】かくして得られる本発明の面ファスナー用
雄面は、女性用、あるいは赤ちゃん用の使い捨ておしめ
の締具や、ベルトなど、主に係合剪断強度が必要な用途
等に好適に用いることができる。本発明の面ファスナー
用雄面は、面ファスナー用雌面として作成された雌面に
対して使用できるのみならず、殊に、ループ起毛布、不
織布などを相手面として特に好適に使用することができ
る。
雄面は、女性用、あるいは赤ちゃん用の使い捨ておしめ
の締具や、ベルトなど、主に係合剪断強度が必要な用途
等に好適に用いることができる。本発明の面ファスナー
用雄面は、面ファスナー用雌面として作成された雌面に
対して使用できるのみならず、殊に、ループ起毛布、不
織布などを相手面として特に好適に使用することができ
る。
【0025】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明する。実施例1 基布の経編用としてポリエステルからなるマルチフィラ
メント250dの糸を用い、一方、パイル糸用の熱可塑
性樹脂モノフィラメントとして太さが150dのポリエ
ステルモノフィラメントを用い、ダブルラッセル編機に
よって2枚の基布を編成しつつ、該基布間に連結部の長
さが2mmとなるようにモノフィラメントを連結した。
説明する。実施例1 基布の経編用としてポリエステルからなるマルチフィラ
メント250dの糸を用い、一方、パイル糸用の熱可塑
性樹脂モノフィラメントとして太さが150dのポリエ
ステルモノフィラメントを用い、ダブルラッセル編機に
よって2枚の基布を編成しつつ、該基布間に連結部の長
さが2mmとなるようにモノフィラメントを連結した。
【0026】連結部の中央でモノフィラメントを切断し
て、モノフィラメントの高さが1.0mmのカットパイ
ル状シートを得た。
て、モノフィラメントの高さが1.0mmのカットパイ
ル状シートを得た。
【0027】次いで、この構造体から直立状に伸びるモ
ノフィラメントの先端部を温度700℃の加熱ヒーター
で加熱することによって、モノフィラメント先端部に球
(マシュルーム)形状を付して本発明の雄面ファスナー
を得た。モノフィラメントの軸部と球(マシュルーム)
形状の立ち上り部とのなす角度は約130°であった。
また、合計の長さは0.4mmであった。
ノフィラメントの先端部を温度700℃の加熱ヒーター
で加熱することによって、モノフィラメント先端部に球
(マシュルーム)形状を付して本発明の雄面ファスナー
を得た。モノフィラメントの軸部と球(マシュルーム)
形状の立ち上り部とのなす角度は約130°であった。
また、合計の長さは0.4mmであった。
【0028】このものをトリコットループ起毛布をB面
(相手面)として乳幼児用の使い捨ておしめの腰部のベ
ルトファスナーとして使用したところ、係合剥離強度は
200g/2.5cm×2.5mmで、係合剪断強度は3
kg/2.5cm巾であり、繰り返し使用しても強度低
下は見られなかった。また、一度係合させた後、剥離し
ても剥離強度が低いためモノフィラメントの頭部が破壊
(いわゆる頭トビ)することもなく、剥離する時の「ビ
リビリ」という従来の面ファスナー独特の不快な音もほ
とんどなく、安全に使用できる面ファスナーであった。
(相手面)として乳幼児用の使い捨ておしめの腰部のベ
ルトファスナーとして使用したところ、係合剥離強度は
200g/2.5cm×2.5mmで、係合剪断強度は3
kg/2.5cm巾であり、繰り返し使用しても強度低
下は見られなかった。また、一度係合させた後、剥離し
ても剥離強度が低いためモノフィラメントの頭部が破壊
(いわゆる頭トビ)することもなく、剥離する時の「ビ
リビリ」という従来の面ファスナー独特の不快な音もほ
とんどなく、安全に使用できる面ファスナーであった。
【0029】
【発明の効果】本発明により、係合剪断強度が大で係合
剥離強度が小さい面ファスナー用雄面、また、肌触りの
良好な面ファスナー用雄面が提供される。
剥離強度が小さい面ファスナー用雄面、また、肌触りの
良好な面ファスナー用雄面が提供される。
【図1】 本発明の面ファスナー用雄面を模式的に示す
断面図である。
断面図である。
【図2】 本発明の面ファスナー用雄面における1本の
熱可塑性樹脂モノフィラメントを拡大したところを示す
断面図である。
熱可塑性樹脂モノフィラメントを拡大したところを示す
断面図である。
【図3】 従来の面ファスナー用雄面の典型的なマシュ
ルーム部を示す断面図である。
ルーム部を示す断面図である。
【図4】 本発明の面ファスナー用雄面の製造過程で得
られる、2枚の基布間にモノフィラメントを連結した構
造体を模式的に示す断面図である。
られる、2枚の基布間にモノフィラメントを連結した構
造体を模式的に示す断面図である。
1:面ファスナー用雄面、2:基布、3:熱可塑性樹脂
モノフィラメント、4:モノフィラメント頭部
モノフィラメント、4:モノフィラメント頭部
Claims (3)
- 【請求項1】 繊維素材を用いたマシュルーム型の面フ
ァスナー用雄面であって、基布に植設した熱可塑性樹脂
モノフィラメント頭部のマシュルーム立ち上り部が軸部
となす角度が120°以上であることを特徴とする面フ
ァスナー用雄面。 - 【請求項2】 該熱可塑性樹脂モノフィラメントがポリ
エステルまたはナイロンよりなる請求項1記載の面ファ
スナー用雄面。 - 【請求項3】 基布に植設した熱可塑性樹脂モノフィラ
メントの長さが、基布上に出ている部分が1mm未満で
ある請求項1記載の面ファスナー用雄面。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24768992A JPH0690805A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 面ファスナー用雄面 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24768992A JPH0690805A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 面ファスナー用雄面 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0690805A true JPH0690805A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17167183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24768992A Pending JPH0690805A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 面ファスナー用雄面 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0690805A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009531618A (ja) * | 2006-03-31 | 2009-09-03 | ラインツーディチュングスーゲーエムベーハー | 取付け装置およびその製造方法 |
JP2010162388A (ja) * | 2010-04-28 | 2010-07-29 | Kuraray Fastening Co Ltd | 座席表皮材の固定用テープ状係止部材 |
JPWO2009013998A1 (ja) * | 2007-07-20 | 2010-09-30 | クラレファスニング株式会社 | 座席表皮材の固定用テープ状係止部材、及び係止部材付き樹脂成形体の製造方法 |
JP2016087230A (ja) * | 2014-11-07 | 2016-05-23 | Ykk株式会社 | 面ファスナーの製造方法、及び面ファスナー |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP24768992A patent/JPH0690805A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009531618A (ja) * | 2006-03-31 | 2009-09-03 | ラインツーディチュングスーゲーエムベーハー | 取付け装置およびその製造方法 |
JPWO2009013998A1 (ja) * | 2007-07-20 | 2010-09-30 | クラレファスニング株式会社 | 座席表皮材の固定用テープ状係止部材、及び係止部材付き樹脂成形体の製造方法 |
JP2010162388A (ja) * | 2010-04-28 | 2010-07-29 | Kuraray Fastening Co Ltd | 座席表皮材の固定用テープ状係止部材 |
JP2016087230A (ja) * | 2014-11-07 | 2016-05-23 | Ykk株式会社 | 面ファスナーの製造方法、及び面ファスナー |
US10149516B2 (en) | 2014-11-07 | 2018-12-11 | Ykk Corporation | Hook-and-loop fastener manufacturing method |
US10952510B2 (en) | 2014-11-07 | 2021-03-23 | Ykk Corporation | Hook-and-loop fastener |
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