JPH069073U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH069073U
JPH069073U JP85393U JP85393U JPH069073U JP H069073 U JPH069073 U JP H069073U JP 85393 U JP85393 U JP 85393U JP 85393 U JP85393 U JP 85393U JP H069073 U JPH069073 U JP H069073U
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JP
Japan
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positioning member
contact
housing
connector
positioning
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JP85393U
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験三 小田
誠治 平野
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雄型コンタクトの接触部を位置決めする位置
決め部材を有するコネクタにおいて、コネクタの大型化
を招くことなく、雄型コンタクトの接触部の変形を防止
し、雄型コンタクトを確実に位置決めする。 【構成】 一端にコンタクト挿入孔13を有し他端に相手
コネクタとの嵌合開口12を有するハウジング11と、嵌合
開口12内を摺動し雄型コンタクト40の接触部40a を位置
決めする位置決め部材20とを具える。位置決め部材20
は、前記摺動方向に沿って延びる細長いガイド部20a を
有する。ハウジング11の嵌合開口12の内壁にガイド部20
a を収容案内するガイド溝が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本考案はコネクタ、特に雄型コンタクトの接触部を位置決めする位置決め部材 を有するコネクタに関する。 【0002】 【従来の技術】 雄型コンタクトの接触部は雄型コンタクトが収容されるハウジングの嵌合開口 内に突出するため、外力等による変形、傾き等が生じ易い。この変形等により雄 型コンタクトの接触部が相手コネクタの雌型コンタクトと整合していない場合、 雄型コンタクトを収容するコネクタおよび雌型コンタクトを収容するコネクタは 互いに整合できない。そこで、雄型コンタクトの接触部を位置決めする位置決め 部材を有するコネクタが提案されている(実開昭61-99979号公報)。この位置決 め部材は、雄型コンタクトの嵌合方向と直交するプレートに雄型コンタクトの接 触部が挿通可能な孔を形成してなる。この孔により雄型コンタクトの接触部が位 置決め案内される。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 ところが、前記位置決め部材はそのプレート面が雄型コンタクトの嵌合方向に 対して直交する状態を維持する機能がないので極めて傾き易い。位置決め部材が 傾くと、位置決め部材の円滑な摺動を阻害すると共に雄型コンタクトの接触部を 変形させるおそれがある。 【0004】 位置決め部材を円滑に摺動させるためにプレートの全周にハウジングの嵌合部 側壁に沿って延びる摺動壁を形成することが考えられる。しかし、この摺動壁の 間に相手コネクタを収容する関係上、雄型コンタクトおよび位置決め部材を収容 するコネクタが大型になるという問題がある。 【0005】 従って、本考案は、コネクタの大型化を招くことなく、位置決め部材を円滑に 案内するコネクタを提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】 本考案のコネクタは、一端にコンタクト挿入孔を有し他端に相手コネクタとの 嵌合開口を有するハウジングと、前記嵌合開口内を摺動し雄型コンタクトの接触 部を位置決めする位置決め部材とを具えるコネクタにおいて、前記位置決め部材 に前記摺動方向に沿って延びる細長いガイド部を設け、前記ハウジングの前記嵌 合開口の内壁に前記ガイド部を収容案内するガイド溝を形成したことを特徴とす るものである。 【0007】 【作用】 位置決め部材の細長いガイド部がハウジングのガイド溝に収容案内されるので 、位置決め部材は傾き、ガタつき等が生じることなく円滑に摺動できる。 【0008】 【実施例】 以下、図面を参照して本考案の実施例について説明する。 【0009】 図2〜図5は、本考案のコネクタのハウジングの一例を示す、それぞれ平面図 、正面図、底面図、及び背面図である。 【0010】 このハウジング11は正面図(図3)、背面図(図5)に示すように5つのコン タクト挿入孔13が設けられており、そのうちの1つは図の左方の部分11a に、4 つは図の右方の部分11b に並んで設けられている。 【0011】 ハウジング11内に図2に示す矢印A方向から図示しないコンタクトが挿入され た後、後述する位置決め部材が矢印B方向から挿入される。該ハウジング11には 図2に示すように凸字形状の2つの窓30,31が設けられており、位置決め部材が ハウジング11内の正しい位置まで挿入されると、これらの窓30,31の幅広の矩形 部分30a ,31a 全体に位置決め部材が視認し得る状態となる。幅の狭い矩形部分 30b ,31b は、必要に応じてこの部分に小さなドライバー等を挿入して、ハウジ ング11内に一旦挿入された位置決め部材の先端を図2に示す矢印C方向に押し、 該位置決め部材を取り外すためのものである。 【0012】 図6〜図10は、図2〜図5に示したハウジング11の、図2,図3に示す左方の 部分11a 内に挿入される位置決め部材の一例を示した、それぞれ平面図、左側面 図、正面図、右側面図、及び底面図である。 【0013】 この位置決め部材20は、ガイド部20a が、図3に示す長溝(ガイド溝)16に挿 入されるように図8に示す矢印D方向にハウジング11内に挿入される。この位置 決め部材20がハウジング11内の正しい位置まで挿入されると、図10に示すガイド 20a の先端の底面部分20b が図2に示す窓30の幅広の部分30a 全体に視認し得る 状態となる。 【0014】 図11〜図15は、図2〜図5に示したハウジング11の、図2,図3に示す右方の 部分11b 内に挿入される位置決め部材の一例を示した、それぞれ平面図、左側面 図、正面図、右側面図、及び底面図である。 【0015】 この位置決め部材25は、図6〜図10に示した位置決め部材20と同様に、ガイド 部25a が図3に示す長溝(ガイド溝)17内に挿入されるように、図13に示す矢印 D′方向にハウジング11内に挿入される。この位置決め部材25がハウジング11内 の正しい位置まで挿入されると、図15に示すガイド25a の先端の底面部分25b が 図2に示す窓31の幅広の部分31a 全体に視認し得る状態となる。 【0016】 図1は、ハウジングの図5のX−Xに沿った断面図と、位置決め部材20の図9 のY−Yに沿った断面図とを組み合わせ、位置決め部材20がハウジング11内の正 しい位置に挿入された状態を示した図である。また図2〜図15と同一の要素には 同一の番号を付してある。 【0017】 前述のように、ハウジング11のコンタクト挿入孔13内に雄型コンタクト40が挿 入された後、位置決め部材20が嵌合開口12内に挿入される。位置決め部材20には コンタクト40の接触部40a の根元を位置決めする位置決め孔22が形成されている 。位置決め部材20は、そのガイド部25a がハウジング11の長溝16に収容案内され るので、嵌合開口12内を円滑に摺動できる。 【0018】 コネクタ10のハウジング11に設けられたコンタクト挿入孔13の内壁13a と、弾 性係止片14との間にスリット15が形成されており、該スリット15内に位置決め部 材20の突起部21が挿入され、弾性係止片14の変位が防止される。位置決め部材20 が図に示す正しい位置まで挿入されると、ハウジング11に設けられた窓30の幅広 の部分30a 全体に位置決め部材20のガイド20a の先端の部分20b が露出した状態 となる。作業者は、この窓30の幅広の部分30a 全体に位置決め部材20が現われて いることを視認することにより、コンタクトおよび位置決め部材がハウジング内 の正しい位置に挿入されていること、すなわちコネクタが正しく組み立てられて いることを確認することができる。 【0019】 図16は、本考案のコネクタの他の実施例を示す平面図である。前述した実施例 のハウジングの平面図である。図2と同一の部分には図2と同一の番号を付し、 説明は省略する。 【0020】 図16に示した、位置決め部材20,25 (図1,図6〜図10,図11〜図15参照)が スリット15(図1参照)に嵌合したときに位置決め部材20,25 の一部が露出する 窓32,33 は矩形形状を有しているが、この実施例ではこれらの窓32,33 に加えて 、位置決め部材20,25 が不完全に挿入されたときに該位置決め部材20,25 の一部 が露出する窓34,35 が窓32,33 に連続して設けられており、全体として図2に示 した実施例における窓30,31 と図面上上下逆向きの窓となっている。 【0021】 このように位置決め部材が不完全に挿入されたときにも位置決め部材の一部が 露出するようにし、かつ不完全に挿入されたときと完全に挿入されたときとの露 出の程度を変えるようにすることにより、位置決め部材が挿入されていないか、 挿入されていても不完全か、完全に挿入されているかの3状態を区別することも できる。尚この場合に一旦完全に挿入された位置決め部材を再度抜き取るために 、位置決め部材の窓32,33 から露出する部分に溝を設け、該溝にドライバー等を 引掛けて位置決め部材20,25 を図に示す矢印C方向に押すようにしてもよい。ま た図2と同様に、窓32,33 の図16の上方に、さらに図2に示したような幅の狭い 矩形部分を設けてもよい。 【0022】 尚、位置決め部材20,25 が完全に挿入されたときに該位置決め部材20,25 の一 部が露出する窓は、上記形状に限られるものではなく種々の形状とすることが可 能である。 【0023】 また、本考案は上記構成のコネクタに限られず種々のコネクタに適用できるこ とも当然である。 【0024】 【考案の効果】 本考案によれば、コネクタの大型化を招くことなく、位置決め部材が円滑に摺 動することにより雄型コンタクトの接触部の変形を防止し雄型コンタクトを確実 に位置決めするコネクタが実現できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】位置決め部材がハウジング内の正しい位置に挿
入された状態を示した図 【図2】本考案のハウジングの一例を示す平面図 【図3】本考案のハウジングの一例を示す正面図 【図4】本考案のハウジングの一例を示す底面図 【図5】本考案のハウジングの一例を示す背面図 【図6】左方の部分11a 内に挿入される位置決め部材の
一例を示す平面図 【図7】左方の部分11a 内に挿入される位置決め部材の
一例を示す左側面図 【図8】左方の部分11a 内に挿入される位置決め部材の
一例を示す正面図 【図9】左方の部分11a 内に挿入される位置決め部材の
一例を示す右側面図 【図10】左方の部分11a 内に挿入される位置決め部材
の一例を示す底面図 【図11】右方の部分11b 内に挿入される位置決め部材
の一例を示す平面図 【図12】右方の部分11b 内に挿入される位置決め部材
の一例を示す左側面図 【図13】右方の部分11b 内に挿入される位置決め部材
の一例を示す正面図 【図14】右方の部分11b 内に挿入される位置決め部材
の一例を示す右側面図 【図15】右方の部分11a 内に挿入される位置決め部材
の一例を示す底面図 【図16】本考案の他の実施例のハウジングを示す平面
図 【符号の説明】 10 コネクタ 11 ハウジング 12 嵌合開口 13 コンタクト挿入孔 13,17 ガイド溝 20,25 位置決め部材 20a,25a ガイド部 40 雄型コンタクト 40a 接触部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端にコンタクト挿入孔を有し他端に相手コネクタとの
    嵌合開口を有するハウジングと、前記嵌合開口内を摺動
    し雄型コンタクトの接触部を位置決めする位置決め部材
    とを具えるコネクタにおいて、 前記位置決め部材に前記摺動方向に沿って延びる細長い
    ガイド部を設け、 前記ハウジングの前記嵌合開口の内壁に前記ガイド部を
    収容案内するガイド溝を形成したことを特徴とするコネ
    クタ。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63292584A (ja) * 1987-05-14 1988-11-29 アンプ・インコ−ポレ−テッド 電気コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63292584A (ja) * 1987-05-14 1988-11-29 アンプ・インコ−ポレ−テッド 電気コネクタ

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