JPH069059A - パレット分割搬送装置 - Google Patents
パレット分割搬送装置Info
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- JPH069059A JPH069059A JP16491892A JP16491892A JPH069059A JP H069059 A JPH069059 A JP H069059A JP 16491892 A JP16491892 A JP 16491892A JP 16491892 A JP16491892 A JP 16491892A JP H069059 A JPH069059 A JP H069059A
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- conveyor
- pallets
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Abstract
(57)【要約】
【目的】パレットを多段に積み重ねてなるパレット群2
をコンベヤ1で搬送する際に、1個づつのパレット2a
〜2cに分割するパレット分割搬送装置を提供するこ
と。 【構成】本装置は、多段に積み重ねたパレット2a〜2
cからなるパレット群2を搬送するコンベヤ1と、持上
装置3とを備える。持上装置3は、フレーム部30と、
昇降可能に保持された可動部4と、可動部4をチェーン
36で昇降させる減速機35と、可動部4に揺動可能に
枢支された係止爪50と、係止爪50を駆動するエアシ
リンダ52とからなる。パレット群2のうち下から2個
目のパレット2bを係止爪50で係止し可動部4を上昇
させ、最下のパレット2aをコンベヤ1に残したまま、
パレット2b、3bを係止爪50で持ち上げ、更に、コ
ンベヤ1を起動させて、最下のパレット2aを進行させ
るとともに、持ち上げたパレット2b、2cを降下させ
てコンベヤ1に載せる。これによりパレット群2を1個
づつのパレット2a〜2cに分割する。
をコンベヤ1で搬送する際に、1個づつのパレット2a
〜2cに分割するパレット分割搬送装置を提供するこ
と。 【構成】本装置は、多段に積み重ねたパレット2a〜2
cからなるパレット群2を搬送するコンベヤ1と、持上
装置3とを備える。持上装置3は、フレーム部30と、
昇降可能に保持された可動部4と、可動部4をチェーン
36で昇降させる減速機35と、可動部4に揺動可能に
枢支された係止爪50と、係止爪50を駆動するエアシ
リンダ52とからなる。パレット群2のうち下から2個
目のパレット2bを係止爪50で係止し可動部4を上昇
させ、最下のパレット2aをコンベヤ1に残したまま、
パレット2b、3bを係止爪50で持ち上げ、更に、コ
ンベヤ1を起動させて、最下のパレット2aを進行させ
るとともに、持ち上げたパレット2b、2cを降下させ
てコンベヤ1に載せる。これによりパレット群2を1個
づつのパレット2a〜2cに分割する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パレットを多段に積み
重ねてなるパレット群を1個づつのパレットに分割し、
搬送するパレット分割搬送装置に関する。
重ねてなるパレット群を1個づつのパレットに分割し、
搬送するパレット分割搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワーク等の被搬送物を載置す
るパレットをトラックで輸送する場合には、パレットを
多段例えば3段に積み重ねてなるパレット群を、トラッ
クの荷台に載せる様にしている。ところで、トラックか
ら降ろしたパレットを次工程に搬送する場合には、多段
に積み重ねた状態のパレット群をフォークリフトや手作
業で1個づつのパレットに分割し、パレットを1個づつ
コンベヤに載せて搬送する様にしている。
るパレットをトラックで輸送する場合には、パレットを
多段例えば3段に積み重ねてなるパレット群を、トラッ
クの荷台に載せる様にしている。ところで、トラックか
ら降ろしたパレットを次工程に搬送する場合には、多段
に積み重ねた状態のパレット群をフォークリフトや手作
業で1個づつのパレットに分割し、パレットを1個づつ
コンベヤに載せて搬送する様にしている。
【0003】しかしながら、パレットを1個つづ分割し
てコンベヤに載せると、コンベヤ1台あたりに載せ得る
パレットの数が少ないという問題がある。また、全部の
パレットをコンベヤに載せようとすると、コンベヤの設
置面積は相当に大きくなる問題がある。
てコンベヤに載せると、コンベヤ1台あたりに載せ得る
パレットの数が少ないという問題がある。また、全部の
パレットをコンベヤに載せようとすると、コンベヤの設
置面積は相当に大きくなる問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した実情
に鑑みなされたものであり、その目的は、パレットを多
段に積み重ねてなるパレット群を搬送する途中で、1個
づつのパレットに分割することにより、コンベヤに載せ
得るパレット数を増大させ得ると共に、コンベヤの設置
スペースの狭小化に有利なパレット分割搬送装置を提供
することにある。
に鑑みなされたものであり、その目的は、パレットを多
段に積み重ねてなるパレット群を搬送する途中で、1個
づつのパレットに分割することにより、コンベヤに載せ
得るパレット数を増大させ得ると共に、コンベヤの設置
スペースの狭小化に有利なパレット分割搬送装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパレット分
割搬送装置は、多段に積み重ねたパレットからなるパレ
ット群を搬送するコンベヤと、パレット群の進行側に配
設されたフレーム部と、フレーム部に縦方向に昇降可能
に保持された可動部と、可動部を昇降させる第1駆動部
と、可動部に揺動可能に枢支され一方向の揺動に伴いパ
レットを係止可能な係止位置となり、他方向への揺動に
伴い係止位置から退避した退避位置となる係止爪と、係
止爪を駆動する第2駆動部とをもつ持上装置と、コンベ
ヤの駆動を制御すると共に持上装置の第1駆動部及び第
2駆動部を制御し、コンベヤ上のパレット群のうち下か
ら2個目のパレットを係止爪で係止することにより、パ
レット群のうち最下のパレットをコンベヤに残したま
ま、最下のパレット以外のパレットを係止爪で持ち上
げ、更に、コンベヤ上に残した最下のパレットを進行さ
せるとともに、持ち上げたパレットを降下させてコンベ
ヤに載せ、パレット群を1個づつのパレットに分割する
制御装置と、を具備することを特徴とするものである。
割搬送装置は、多段に積み重ねたパレットからなるパレ
ット群を搬送するコンベヤと、パレット群の進行側に配
設されたフレーム部と、フレーム部に縦方向に昇降可能
に保持された可動部と、可動部を昇降させる第1駆動部
と、可動部に揺動可能に枢支され一方向の揺動に伴いパ
レットを係止可能な係止位置となり、他方向への揺動に
伴い係止位置から退避した退避位置となる係止爪と、係
止爪を駆動する第2駆動部とをもつ持上装置と、コンベ
ヤの駆動を制御すると共に持上装置の第1駆動部及び第
2駆動部を制御し、コンベヤ上のパレット群のうち下か
ら2個目のパレットを係止爪で係止することにより、パ
レット群のうち最下のパレットをコンベヤに残したま
ま、最下のパレット以外のパレットを係止爪で持ち上
げ、更に、コンベヤ上に残した最下のパレットを進行さ
せるとともに、持ち上げたパレットを降下させてコンベ
ヤに載せ、パレット群を1個づつのパレットに分割する
制御装置と、を具備することを特徴とするものである。
【0006】本発明では、持上装置は、フレーム部と可
動部と係止爪と第1駆動部と第2駆動部とをもつ。フレ
ーム部は、コンベヤの進行側に配設されている。可動部
は、縦方向に昇降可能にフレーム部に保持されている。
第1駆動部は可動部を昇降するものであり、モータ機
構、シリンダ機構で形成できる。係止爪は可動部に揺動
可能に枢支されている。第2駆動部は係止爪を駆動する
ものであり、モータ機構、シリンダ機構で形成できる。
動部と係止爪と第1駆動部と第2駆動部とをもつ。フレ
ーム部は、コンベヤの進行側に配設されている。可動部
は、縦方向に昇降可能にフレーム部に保持されている。
第1駆動部は可動部を昇降するものであり、モータ機
構、シリンダ機構で形成できる。係止爪は可動部に揺動
可能に枢支されている。第2駆動部は係止爪を駆動する
ものであり、モータ機構、シリンダ機構で形成できる。
【0007】係止爪が一方向に揺動すると、係止爪は、
パレットを係止可能な係止位置となる。また、係止爪が
他方向へ揺動すると、係止爪は、係止位置から退避した
退避位置となる。制御装置は、コンベヤの駆動を制御す
ると共に、持上装置の可動部の昇降、係止爪の揺動を制
御するものである。
パレットを係止可能な係止位置となる。また、係止爪が
他方向へ揺動すると、係止爪は、係止位置から退避した
退避位置となる。制御装置は、コンベヤの駆動を制御す
ると共に、持上装置の可動部の昇降、係止爪の揺動を制
御するものである。
【0008】
【作用】パレットを多段に積み重ねた状態のパレット群
はコンベヤで搬送される。パレット群が持上装置に到着
すると、持上装置の係止爪が係止位置に揺動するととも
に可動部が上昇する。これにより、コンベヤ上のパレッ
ト群のうち最下のパレットがコンベヤに残されたまま、
最下のパレット以外のパレットは係止爪で持ち上げられ
る。
はコンベヤで搬送される。パレット群が持上装置に到着
すると、持上装置の係止爪が係止位置に揺動するととも
に可動部が上昇する。これにより、コンベヤ上のパレッ
ト群のうち最下のパレットがコンベヤに残されたまま、
最下のパレット以外のパレットは係止爪で持ち上げられ
る。
【0009】更に、コンベヤの駆動に伴い、コンベヤ上
に残された最下のパレットは進行すると共に、持ち上げ
られたパレットは降下し、コンベヤに再び載せられる。
この様な工程が繰り返されて、積み重ねた状態のパレッ
ト群は1個づつのパレットに分割され、搬送される。
に残された最下のパレットは進行すると共に、持ち上げ
られたパレットは降下し、コンベヤに再び載せられる。
この様な工程が繰り返されて、積み重ねた状態のパレッ
ト群は1個づつのパレットに分割され、搬送される。
【0010】
【実施例】以下、本実施例のパレット分割搬送装置を図
面を参照して説明する。 (構成)図1に示す様に、コンベヤ1は、箱状のパレッ
ト2a〜2cを多段に積み重ねてなるパレット群2を矢
印X1方向へ搬送するものであり、エンドレス状のチェ
ーン10と、チェーン10を循環駆動させる駆動スプロ
ケット11及び従動スプロケットと、駆動スプロケット
11を駆動させる駆動モータ13とからなる。
面を参照して説明する。 (構成)図1に示す様に、コンベヤ1は、箱状のパレッ
ト2a〜2cを多段に積み重ねてなるパレット群2を矢
印X1方向へ搬送するものであり、エンドレス状のチェ
ーン10と、チェーン10を循環駆動させる駆動スプロ
ケット11及び従動スプロケットと、駆動スプロケット
11を駆動させる駆動モータ13とからなる。
【0011】図1に示す様に、持上装置3は、コンベヤ
1のうちパレット群2が進行する側に配設されている。
持上装置3のフレーム部30は縦支柱30a〜30dを
もつ。更にフレーム部30の上部の横支柱30iには、
スプロケット31が回転可能に保持され、更に第1駆動
部としての減速機35が保持されている。減速機35の
駆動軸35aにスプロケット32が保持されている。図
1に示す様に、スプロケット31、スプロケット32に
はチェーン36が架設されている。
1のうちパレット群2が進行する側に配設されている。
持上装置3のフレーム部30は縦支柱30a〜30dを
もつ。更にフレーム部30の上部の横支柱30iには、
スプロケット31が回転可能に保持され、更に第1駆動
部としての減速機35が保持されている。減速機35の
駆動軸35aにスプロケット32が保持されている。図
1に示す様に、スプロケット31、スプロケット32に
はチェーン36が架設されている。
【0012】図2に示す様にフレーム部30の縦支柱3
0a〜30dには縦向きのスライド軸37がサポート3
8により保持されている。可動部4の端部4aはスライ
ド軸37に係合しており、これにより可動部4が縦方向
につまり矢印Y1及びY2方向にそって昇降可能にフレ
ーム部30の縦支柱30a、30b間に配設されてい
る。フレーム部の縦支柱30c、30b間にも可動部4
が昇降可能に保持されている。
0a〜30dには縦向きのスライド軸37がサポート3
8により保持されている。可動部4の端部4aはスライ
ド軸37に係合しており、これにより可動部4が縦方向
につまり矢印Y1及びY2方向にそって昇降可能にフレ
ーム部30の縦支柱30a、30b間に配設されてい
る。フレーム部の縦支柱30c、30b間にも可動部4
が昇降可能に保持されている。
【0013】図2、図3に示す様に可動部4には軸受4
0が保持されている。軸受40に支持された軸部41に
は係止爪50及びレバー51が揺動可能に保持されてい
る。更に、可動部4には第2駆動部としてのエアシリン
ダ52がピン53により揺動可能に保持されている。エ
アシリンダ52のロッド54はピン55により揺動可能
にレバー51に枢支されている。ここで、図3から理解
できる様に、エアシリンダ52が作動してロッド54が
前進すれば、係止爪50は矢印E1方向に揺動し、これ
により図3に実線で示す退避位置P2に至る。また、エ
アシリンダ52が逆動してロッド54が後退すれば、係
止爪50は矢印E2方向に揺動し、これにより図3に仮
想線で示す係止位置P1に至る。
0が保持されている。軸受40に支持された軸部41に
は係止爪50及びレバー51が揺動可能に保持されてい
る。更に、可動部4には第2駆動部としてのエアシリン
ダ52がピン53により揺動可能に保持されている。エ
アシリンダ52のロッド54はピン55により揺動可能
にレバー51に枢支されている。ここで、図3から理解
できる様に、エアシリンダ52が作動してロッド54が
前進すれば、係止爪50は矢印E1方向に揺動し、これ
により図3に実線で示す退避位置P2に至る。また、エ
アシリンダ52が逆動してロッド54が後退すれば、係
止爪50は矢印E2方向に揺動し、これにより図3に仮
想線で示す係止位置P1に至る。
【0014】さて図1に示す様に前記したチェーン36
の一端部36aは可動部4の取付部47に連結されてお
り、一方、チェーン36の他端部36bはフレーム部3
0のパイプ内のウェイト30tに連結されている。ここ
で、減速機35が駆動すると、チェーン36の一端部3
6aが降下し、ひいては可動部4が矢印Y2方向に降下
する。また、減速機35が逆動すると、チェーン36の
一端部36aが上昇し、ひいては可動部4が矢印Y1方
向に上昇する。
の一端部36aは可動部4の取付部47に連結されてお
り、一方、チェーン36の他端部36bはフレーム部3
0のパイプ内のウェイト30tに連結されている。ここ
で、減速機35が駆動すると、チェーン36の一端部3
6aが降下し、ひいては可動部4が矢印Y2方向に降下
する。また、減速機35が逆動すると、チェーン36の
一端部36aが上昇し、ひいては可動部4が矢印Y1方
向に上昇する。
【0015】本実施例では、図4に示す様にリミットス
イッチの信号は制御装置6に入力され、その信号に基づ
き、制御装置6はコンベヤ1の駆動モータ13、エアシ
リンダ52、減速機35を制御するものである (使用)さて、3段に積み重ねたパレット2a〜2cか
らなるパレット群2はトラックの荷台からそのまま降ろ
されコンベヤ1に載せられる。そして、図1に示す様
に、パレット群2はコンベヤ1で矢印X1方向に搬送さ
れる。
イッチの信号は制御装置6に入力され、その信号に基づ
き、制御装置6はコンベヤ1の駆動モータ13、エアシ
リンダ52、減速機35を制御するものである (使用)さて、3段に積み重ねたパレット2a〜2cか
らなるパレット群2はトラックの荷台からそのまま降ろ
されコンベヤ1に載せられる。そして、図1に示す様
に、パレット群2はコンベヤ1で矢印X1方向に搬送さ
れる。
【0016】パレット群2が持上装置3の分割位置K
(図1参照)に到達すると、制御装置6はコンベヤ1を
停止させる。この状態で、制御装置6は減速機35を駆
動させる。よって、上方に待機していた可動部4が矢印
Y2方向に降下する。その後、制御装置6がエアシリン
ダ52を駆動させ、係止爪50を矢印E2方向に揺動さ
せ、係止位置P1に位置させる。その後、制御装置6は
減速機35を駆動させて、可動部4を矢印Y1方向に持
ち上げる。これにより最下のパレット2a以外のパレッ
ト2b、2cは係止爪50で所定距離(例えば約10c
m)持ち上げられる。従って、最下のパレット2aがコ
ンベヤ1の分割位置Kに残されたままとなる。
(図1参照)に到達すると、制御装置6はコンベヤ1を
停止させる。この状態で、制御装置6は減速機35を駆
動させる。よって、上方に待機していた可動部4が矢印
Y2方向に降下する。その後、制御装置6がエアシリン
ダ52を駆動させ、係止爪50を矢印E2方向に揺動さ
せ、係止位置P1に位置させる。その後、制御装置6は
減速機35を駆動させて、可動部4を矢印Y1方向に持
ち上げる。これにより最下のパレット2a以外のパレッ
ト2b、2cは係止爪50で所定距離(例えば約10c
m)持ち上げられる。従って、最下のパレット2aがコ
ンベヤ1の分割位置Kに残されたままとなる。
【0017】この状態で、制御装置6はコンベヤ1を起
動させ、最下のパレット2aを矢印X1方向に進行させ
る。次に、制御装置6が減速機35を駆動する。よっ
て、持ち上げられた状態の可動部4が矢印Y2方向に降
下する。これにより図5(B)に示す様に、残りの2個
のパレット2b、2cがコンベヤ1のチェーン10上に
載せられる。
動させ、最下のパレット2aを矢印X1方向に進行させ
る。次に、制御装置6が減速機35を駆動する。よっ
て、持ち上げられた状態の可動部4が矢印Y2方向に降
下する。これにより図5(B)に示す様に、残りの2個
のパレット2b、2cがコンベヤ1のチェーン10上に
載せられる。
【0018】その後、前述同様に制御装置6がエアシリ
ンダ52を作動すると共に減速機35を駆動する。これ
により係止爪50が係止位置P1に揺動すると共に可動
部4が上昇する。そのため、2個のパレット2b、2c
のうち、パレット2cは係止爪50で所定距離(例えば
約10cm)持ち上げられる。従って、最下のパレット
2bがコンベヤ1に残されたままとなる。更に、制御装
置6はコンベヤ1を起動させ、コンベヤ1上に残した最
下のパレット2bを矢印X1方向に進行させる。
ンダ52を作動すると共に減速機35を駆動する。これ
により係止爪50が係止位置P1に揺動すると共に可動
部4が上昇する。そのため、2個のパレット2b、2c
のうち、パレット2cは係止爪50で所定距離(例えば
約10cm)持ち上げられる。従って、最下のパレット
2bがコンベヤ1に残されたままとなる。更に、制御装
置6はコンベヤ1を起動させ、コンベヤ1上に残した最
下のパレット2bを矢印X1方向に進行させる。
【0019】次に、減速機35が駆動し、持ち上げられ
ていた可動部4が矢印Y1方向に降下するので、図5
(C)に示す様に残りの1個のパレット2cがコンベヤ
1上に載せられる。パレット2cはコンベア1の駆動で
搬送される。この様な工程を繰り返すことにより、3個
のパレット2a〜2cからなるパレット群2は、コンベ
ヤ1上で1個づつのパレット2a〜2cに分割され、更
に1個づつのパレット2a〜2cはコンベヤ1で搬送さ
れる。
ていた可動部4が矢印Y1方向に降下するので、図5
(C)に示す様に残りの1個のパレット2cがコンベヤ
1上に載せられる。パレット2cはコンベア1の駆動で
搬送される。この様な工程を繰り返すことにより、3個
のパレット2a〜2cからなるパレット群2は、コンベ
ヤ1上で1個づつのパレット2a〜2cに分割され、更
に1個づつのパレット2a〜2cはコンベヤ1で搬送さ
れる。
【0020】(効果)本実施例では、多段に積み重ねた
状態のパレット群2を1個づつのパレット2a〜2に分
割して、搬送するものである。この様に本実施例では、
パレット群2をコンベヤ1に載せるので、1台のコンベ
ヤ1に載せ得るパレット数を増大させ得、コンベヤ1の
設置スペースの狭小化に有利である。しかも実施例で
は、1個づつに分割されたパレット2a〜2cが次工程
に搬送されるので、次工程におけるパレットの取扱に便
利である。
状態のパレット群2を1個づつのパレット2a〜2に分
割して、搬送するものである。この様に本実施例では、
パレット群2をコンベヤ1に載せるので、1台のコンベ
ヤ1に載せ得るパレット数を増大させ得、コンベヤ1の
設置スペースの狭小化に有利である。しかも実施例で
は、1個づつに分割されたパレット2a〜2cが次工程
に搬送されるので、次工程におけるパレットの取扱に便
利である。
【0021】
【発明の効果】本発明のパレット分割搬送装置によれ
ば、多段に積み重ねた状態のパレット群を1個づつのパ
レットに分割して、搬送するものである。この様にパレ
ットを多段に積み重ねた状態のパレット群をコンベヤに
載せるので、コンベヤに載せ得るるパレットの数を増大
させ得、コンベヤの設置スペースの狭小化に有利であ
る。
ば、多段に積み重ねた状態のパレット群を1個づつのパ
レットに分割して、搬送するものである。この様にパレ
ットを多段に積み重ねた状態のパレット群をコンベヤに
載せるので、コンベヤに載せ得るるパレットの数を増大
させ得、コンベヤの設置スペースの狭小化に有利であ
る。
【0022】しかも本発明のパレット分割搬送装置によ
れば、1個づつに分割されたパレットが次工程に搬送さ
れるので、次工程におけるパレットの取扱に便利であ
る。
れば、1個づつに分割されたパレットが次工程に搬送さ
れるので、次工程におけるパレットの取扱に便利であ
る。
【図1】実施例に係る装置の要部の正面図である。
【図2】実施例に係る装置の主要部の拡大正面図であ
る。
る。
【図3】図2の矢印S1方向からみた平面図である。
【図4】制御装置を示すブロック図である。
【図5】(A)〜(C)はそれぞれパレットの減少過程
を示す側面図である。
を示す側面図である。
1はコンベヤ、2はパレット群、2a〜2cはパレッ
ト、3は持上装置、35は減速機、4は可動部、50は
係止爪、52はエアシリンダ、6は制御装置を示す。
ト、3は持上装置、35は減速機、4は可動部、50は
係止爪、52はエアシリンダ、6は制御装置を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】多段に積み重ねたパレットからなるパレッ
ト群を搬送するコンベヤと、 該パレット群の進行側に配設されたフレーム部と、該フ
レーム部に縦方向に昇降可能に保持された可動部と、該
可動部を昇降させる第1駆動部と、該可動部に揺動可能
に枢支され一方向の揺動に伴いパレットを係止可能な係
止位置となり、他方向への揺動に伴い該係止位置から退
避した退避位置となる係止爪と、該係止爪を駆動する第
2駆動部とをもつ持上装置と、 該コンベヤの駆動を制御すると共に該持上装置の該第1
駆動部及び該第2駆動部を制御し、該コンベヤ上のパレ
ット群のうち下から2個目のパレットを係止爪で係止す
ることにより、パレット群のうち最下のパレットを該コ
ンベヤに残したまま、最下のパレット以外のパレットを
該係止爪で持ち上げ、更に、該コンベヤ上に残した最下
のパレットを進行させるとともに、持ち上げたパレット
を降下させて該コンベヤに載せ、パレット群を1個づつ
のパレットに分割する制御装置と、を具備することを特
徴とするパレット分割搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16491892A JPH069059A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | パレット分割搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16491892A JPH069059A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | パレット分割搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069059A true JPH069059A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15802331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16491892A Pending JPH069059A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | パレット分割搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069059A (ja) |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP16491892A patent/JPH069059A/ja active Pending
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