JPH0690450A - 単方向catv装置 - Google Patents

単方向catv装置

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JPH0690450A
JPH0690450A JP3107568A JP10756891A JPH0690450A JP H0690450 A JPH0690450 A JP H0690450A JP 3107568 A JP3107568 A JP 3107568A JP 10756891 A JP10756891 A JP 10756891A JP H0690450 A JPH0690450 A JP H0690450A
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JP
Japan
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charge
screen
program
count value
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JP3107568A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Uekusa
勉 植草
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】他の通信方式との共存を容易にすると共に、利
用料金をユーザーにオンタイムで知らせることを可能に
すると共に、ユーザー操作に基づいて課金の開始及び終
了を設定することを可能にする。 【構成】センター局40は端末別前払料金カウント値メモ
リ43、番組別視聴料金ダウンカウント値メモリ44及び番
組別視聴料金オンスクリーン表示データメモリ45が設け
られている。これらのメモリ45,44,45からのデータは
データフォーマッタ42によって所定の通信プロトコルに
従ってフォーマットされ、スクランブル放送信号に混合
されて出力される。放送信号にはスクランブル処理以外
の処理が加えられておらず他の通信方式との共存が容易
である。端末60では通信データから課金を行うと共に、
利用料金の表示をオンスクリーン表示する。有料番組視
聴開始キー77によって課金の開始及び終了を制御するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【産業上の利用分野】
【0002】本発明は、単方向CATV装置に関し、特
に、他の放送方式と共存させることが容易で、番組毎の
料金体系を容易に変更可能な単方向CATV装置に関す
る。
【従来の技術】図3は従来の単方向CATV装置を示す
ブロック図であり、図5はその動作を説明するためのタ
イミングチャートである。図3の装置は特開昭60−1
98983号公報「有料放送課金システム」にて開示さ
れたものである。
【0003】センター局1の画像信号発生部11には図示
しないカメラ又はVTR等から画像信号が与えられる。
画像信号発生部11は入力された信号を放送信号に変換す
る。これにより、図5(a)に示すように、画像信号は
垂直帰線消去期間A及び水平帰線消去期間Bを有する。
画像信号発生部11は、同期信号発生部15から図5(b)
に示すテレビジョン同期信号が入力されており、図5
(c)に示すテレビジョン映像信号を作成してスクラン
ブラ12に出力する。スクランブラ12は入力されたテレビ
ジョン映像信号にスクランブルを施して合成部13に出力
する。
【0004】一方、同期信号は課金信号発生部16にも与
えられている。課金信号発生部16は課金コントロール部
17から課金データが与えられており、図5(d)に示す
パルス状の課金信号を作成して合成部13に出力する。課
金信号は課金データに基づくフレーム数ごとに発生して
おり、課金信号の発生頻度によって料金が決定される。
合成部13には同期信号発生部15からの同期信号も与えら
れており、合成部13はスクランブラ12からのスクランブ
ル映像信号の垂直帰線消去期間Aに課金信号を重畳し
て、図5(e)に示す信号を送信部14に出力する。送信
部14は合成部13からのテレビジョン放送信号を受信者に
送出する。
【0005】受信端末2においては、センター局1から
の放送信号を受信部21が受信して、デスクランブラ22、
同期信号分離部24及び課金信号検出部25に出力する。同
期信号分離部24は受信信号から同期信号を分離してデス
クランブラ22及び課金信号検出部25に与える。デスクラ
ンブラ22は同期信号に基づいて受信部21からの受信信号
をデスクランブルしてテレビジョン映像信号をテレビジ
ョン受像部23に与える。一方、課金信号検出部25は同期
信号が与えられて、受信信号の垂直帰線消去期間Aに重
畳されている課金信号を検出して料金計算部26に与え
る。
【0006】図4は図3中の料金計算部26の具体的な構
成を示すブロック図である。カウンタ261 にはパルス状
の課金信号が入力される。カウンタ261 は課金信号をカ
ウントし、カウント値を不揮発性メモリ262 に与えて記
憶させる。不揮発性メモリ262 に格納されたカウント値
によって利用料金が示される。不揮発性メモリ262 のリ
ード時にカウンタ261 をプリセットする。こうして、課
金信号の検出数(カウント値)に比例した課金が行われ
る。
【0007】なお、センター局1においては、課金信号
として、所定フレーム毎に図5(f)に示すバーストを
挿入してもよい。この場合には、バーストのパルス数に
よって利用料金が示される。また、図5(g)に示すよ
うに、課金信号として数ビットの2値情報を用いてもよ
い。
【0008】同期信号分離部26からの同期信号はテレビ
ジョン受像部23にも与えられており、テレビジョン受像
部23はデスクランブルされた映像信号を画面上に表示す
る。また、料金前払方式を採用する場合には、前払料金
に応じたカウント値を料金計算部26のカウンタ261 にプ
リセットし、カウンタ261 に課金信号をダウンカウント
させる。この場合には、カウント値が“0”に到達する
ことで、テレビジョン受像部23の動作を強制的に停止さ
せる。
【0009】このように、図3の例では、番組提供者側
(センター局1)において番組内容に応じた課金情報を
作成している。すなわち、課金コントロール部17からの
課金データによって課金信号を作成し、この課金信号を
各番組の映像信号の垂直帰線消去期間Aに重畳させてお
り、各有料番組毎の視聴料金をある程度自由に設定する
ことができる。また、番組視聴時間に応じて料金を課す
ることができ、番組内容によって料金体系を変更するこ
ともできる。更に、料金前払い方式にも対応している。
このように、番組の視聴時間及び内容に応じた料金を受
信者側に課することができるので、受信者側での料金支
払に納得が得られ易いという利点がある。
【0010】しかしながら、課金情報を映像信号の垂直
帰線消去期間Aに重畳していることから、文字多重放送
等の放送方式と共存するために、センター局1及び受信
端末2において複雑な処理が必要となってしまう。ま
た、受信者が有料番組を選局すると無条件で課金されて
しまうという問題もあった。更に、有料番組毎の利用料
金を映像信号の受信時に同時に知ることができないとい
う問題点もあった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の単方向CATV装置においては、課金情報が垂直
帰線消去期間に重畳されていることから、文字多重放送
等の放送方式と共存させるために処理が複雑となってし
まうという問題点があった。また、有料番組の利用料金
を受信中に把握することができず、また、有料番組を選
局すると無条件で課金されてしまうという問題点があっ
た。
【0012】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、他の放送方式に影響を与えることを防止す
ると共に、利用料金をオンタイムで確認することを可能
にし、更に課金の開始及び終了をユーザー操作によって
自由に設定することができる単方向CATV装置を提供
することを目的とする。
【0013】[発明の構成]
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
単方向CATV装置は、テレビジョン信号をスクランブ
ル処理するスクランブル手段と、利用者の前払料金のデ
ータを格納する前払料金メモリと、有料番組の単位時間
当りの料金を示すデータを格納する視聴料金メモリと、
前記有料番組の料金設定値を端末においてオンスクリー
ン表示するためのオンスクリーンデータを格納するオン
スクリーン表示データメモリと、前記前払料金メモリ、
視聴料金メモリ及びオンスクリーン表示データメモリか
らのデータを所定の通信プロトコルに基づいてフォーマ
ットして前記スクランブル手段の出力と混合して送出す
る通信データ混合手段とを具備したものであり、本発明
の請求項2に係る単方向CATV装置は、伝送された放
送信号に含まれるテレビジョン信号をデスクランブル処
理するデスクランブル手段と、前記放送信号から前払料
金を示すデータ、有料番組の単位時間当たりの料金を示
すデータ及び有料番組の料金設定値をオンスクリーン表
示するためのデータを抽出するデータ抽出手段と、前記
前払料金を示すデータ及び有料番組の単位時間当たりの
料金を示すデータから有料放送視聴時の課金を行う課金
手段と、ユーザー操作に基づいて前記デスクランブル手
段及び前記課金手段の動作の開始及び終了を指示する有
料番組視聴開始終了指示手段と、前記オンスクリーン表
示するためのデータに基づいて表示画面上に利用料金の
データをオンスクリーン表示する表示手段とを具備した
ものである。
【0014】
【作用】本発明において、送信側の通信データ混合手段
は、課金等のための各種データを所定の通信プロトコル
に基づいてフォーマットし放送信号と混合して出力す
る。したがって、放送信号にはスクランブル以外の処理
は加えられておらず、他の放送方式との共存が容易であ
る。受信側の課金手段は、例えば有料番組の単位時間当
たりの料金を示すデータと前払料金を示すデータとから
前払料金の残高を減算して課金を行う。また、表示手段
は、オンスクリーン表示のためのデータに基づいて受信
映像に利用料金を表示をオンスクリーンで表示する。更
に、有料番組視聴開始終了指示手段はユーザー操作に基
づいてデスクランブル手段及び課金手段の動作の開始及
び終了を指示しており、有料番組の受信によって自動的
に課金が行われてしまうことを防止している。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係る単方向CATV装置の
一実施例を示すブロック図である。
【0016】センター局40は、端末別前払料金カウント
値メモリ43、番組別視聴料金ダウンカウント値メモリ4
4、番組別視聴料金オンスクリーン表示データメモリ45
及び端末別登録アドレス保持メモリ46を有している。こ
れらのメモリ43,44,45,46の出力はデータフォーマッ
タ42に与えられる。データフォーマッタ42は、これらの
出力をフォーマットして前払料金カウント値通信データ
90、番組別視聴料金ダウンカウント値通信データ91及び
オンスクリーン通信データ92を得る。
【0017】図2は前払料金カウント値通信データ90、
番組別視聴料金ダウンカウント値通信データ91及びオン
スクリーン通信データ92のフォーマットを説明するため
の説明図である。前払料金カウント値通信データ90は、
図2(a)に示すように、フラグ、コントロールワー
ド、端末アドレス及び前払料金カウント値によって構成
されている。センター局40には送信時における利用者の
前払料金のデータが端末別前払料金カウント値メモリ43
に格納されており、前払料金カウント値通信データ90に
よって各端末に前払料金が告知される。番組別視聴料金
ダウンカウント値通信データ91は、図2(b)に示すよ
うに、フラグ、コントロールワード、端末アドレス及び
番組別視聴料金ダウンカウント値によって構成されてい
る。番組別視聴料金ダウンカウント値は、番組毎の視聴
料金を示すデータであり、番組別視聴料金ダウンカウン
ト値通信データ91に基づいて、後述する端末は料金を計
算する。
【0018】また、オンスクリーン通信データ92は、図
2(c)に示すように、フラグ、コントロールワード、
オンスクリーンチャンネル指定データ、オンスクリーン
X−Y座標点データ及びオンスクリーンキャラクタデー
タによって構成されている。オンスクリーン通信データ
92は、有料番組の視聴料金を表示させるためのものであ
り、オンスクリーンチャンネル指定データによって表示
チャンネルを指定し、オンスクリーンX−Y座標点デー
タによって画面上の表示位置を指定し、オンスクリーン
キャラクタデータによって、表示する視聴料金等を指定
するようになっている。
【0019】通信プロトコルとしては、図2(d)に示
すように、スタートビットの次に通信データを配列し、
更に、パリティビット及びストップビットを配列して1
バイトを構成する。以下、同様のバイト単位の繰返しに
よって各通信データを伝送するようになっている。
【0020】データフォーマッタ42の出力はFSK変調
器41に与えられる。FSK変調器41は入力されたデータ
をFSK変調して混合器49に与える。一方、TV信号発
生装置47は放送信号を発生してスクランブルエンコーダ
48に出力する。スクランブルエンコーダ48は放送信号を
スクランブル処理して混合器49に出力するようになって
いる。なお、スクランブルエンコーダ48は、例えば、映
像信号の同期部分を圧縮することによりスクランブルを
行い、デスクランブル用のキーデータは音声信号にAM
変調によって重畳する方式を採用している。混合器49は
スクランブル処理された放送信号にFSK変調器41の出
力を混合して幹線50に出力するようになっている。
【0021】一方、端末60においては、分配器51によっ
て幹線50からの放送信号が分配されるようになってい
る。端末60内の分配器61は入力された放送信号を更に分
配してFSK復調器62及びスクランブルデコーダ76に与
える。FSK復調器62は入力された信号をFSK復調す
ることにより、センター局40のデータフォーマッタ42か
らの通信データを復元して、アドレス比較器63に出力す
る。アドレス比較器63は、端末アドレス保持メモリ64か
ら自端末の登録アドレスが与えられており、通信データ
に含まれるアドレスと自端末アドレスが一致する場合
に、通信データをデータ抽出部65に与えるようになって
いる。
【0022】データ抽出部65は通信データから前払料金
カウント値通信データ90、番組別視聴料金ダウンカウン
ト値通信データ91及びオンスクリーン通信データ92を抽
出して、夫々カウント値加算器69、プリセット式タイマ
ーカウンタ72及びTVオンスクリーンコントロール部74
に出力する。
【0023】カウント値加算器69は、前払料金カウント
値通信データ90を前払料金カウント値メモリ70のカウン
ト値に加算する。前払料金カウント値メモリ70には、前
回の利用後の前払料金の残高データが格納されており、
カウント値加算器69によって、残高データに前回の利用
後に前払いした料金のデータがセンター局40から転送さ
れて加算される。プリセット式タイマーカウンタ72は、
番組別視聴料金ダウンカウント値通信データ91が与えら
れて、このデータ91に基づいてタイマー周期がプリセッ
トされる。プリセット式タイマーカウンタ72は、プリセ
ットされたタイマー周期で、カウント値減算器73にクロ
ックを出力する。カウント値減算器73は、プリセット式
タイマーカウンタ72からのクロックが入力される毎に前
払料金カウント値メモリ70のカウント値を減算する。単
位時間の利用料金が高い番組ほど、クロック周期が短く
設定されている。また、カウント値減算器73によって前
払料金カウント値メモリ70が減算されない場合、すなわ
ち、ダウンカウント値が“0”である場合は、無料放送
であることを示している。
【0024】また、TVオンスクリーンコントロール部
74はオンスクリーン通信データ92が与えられて、利用料
金等を表示するチャンネル及び画面上の座標等を示すオ
ンスクリーンデータを放送信号コントロール部75に供給
する。これにより、オンタイムでの有料番組視聴料金の
表示が可能となる。
【0025】一方、スクランブルデコーダ76は、カウン
ト値“0”比較器71及び有料番組視聴開始キー77によっ
て制御されて、分配器61によって分配された信号をデス
クランブル処理する。スクランブルデコーダ76は有料番
組視聴開始キー77の操作によってスクランブル処理を開
始する。また、カウント値“0”比較器71は、前払料金
カウント値メモリ70のダウンカウント値が“0”、すな
わち、無料放送であることを検出すると、スクランブル
デコーダ76のデコード処理を中止させる。放送信号コン
トロール部75はスクランブルデコーダ76からの放送信号
にユーザー操作に基づいてTVオンスクリーンコントロ
ール部74からのオンスクリーンデータを重畳させてTV
受像機78に与える。これにより、TV受像機78はセンタ
ー局40からの放送を表示すると共に、料金表示等をオン
スクリーン表示する。
【0026】なお、カウント値減算器73は、有料番組視
聴開始キー77の操作によって制御されて前払料金カウン
ト値メモリ70をダウンカウントするようになっており、
スクランブルデコーダ76のデコード開始と同時に料金が
課金され、有料番組視聴開始キー77の操作によるデコー
ド終了と同時に料金の課金が停止するようになってい
る。
【0027】次に、このように構成された単方向CAT
V装置の動作について説明する。
【0028】センター局40の端末別前払料金カウント値
メモリ43には各端末毎に前回の利用後に前払いされた料
金のデータが格納されている。また、番組別視聴料金ダ
ウンカウント値メモリ44には放送番組毎の料金のデータ
が格納されている。更に、番組別視聴料金オンスクリー
ン表示データメモリ45には、番組の利用料金を端末の表
示画面上にオンスクリーン表示するためのデータが格納
されている。データフォーマッタ42はこれらのデータを
図2に示すフォーマットに変換してFSK変調器41に与
える。FSK変調器41によって変調された通信データと
スクランブルデコーダ48によってスクランブル処理され
た放送信号とは混合器49によって混合されて幹線50に送
出される。
【0029】一方、端末60においては、分配器51によっ
て幹線50からの放送信号を取込み、更に分配器61によっ
てFSK復調器62及びスクランブルデコーダ76に分配す
る。FSK復調器62は放送信号をFSK復調してアドレ
ス比較器63に与え、アドレス比較器63は通信データのア
ドレスが自端末の登録アドレスと一致する場合には、通
信データをデータ抽出部65に与える。データ抽出部65は
通信データから前払料金カウント値通信データ90、番組
別視聴料金ダウンカウント値通信データ91及びオンスク
リーン通信データ92を抽出して、夫々カウント値加算器
69、プリセット式タイマーカウンタ72及びTVオンスク
リーンコントロール部74に与える。カウント値加算器69
は、前払料金の残高データが格納されている前払料金カ
ウント値メモリ70に新たに前払いした料金のデータを加
算する。
【0030】いま、スクランブルが施された有料放送を
ユーザーが受信するものとする。この場合には、ユーザ
ーは有料番組視聴開始キー77を操作して、有料放送の受
信を指定する。これにより、スクランブルデコーダ76は
放送信号のスクランブル処理を開始し、カウント値減算
器73は前払料金カウント値メモリ70のダウンカウントを
開始する。プリセット式タイマーカウンタ72は受信番組
の料金に基づく周期のクロックをカウント値減算器73に
与えており、カウント値減算器73はこのクロックの周期
で前払料金カウント値メモリ70のカウント値をダウンカ
ウントする。こうして、プリセット式タイマーカウンタ
72のクロック周期に基づく課金、すなわち、番組別視聴
料金ダウンカウント値通信データ91に基づく課金が行わ
れる。
【0031】なお、プリセット式タイマーカウンタ72に
よってカウント値減算器73によるダウンカウント値が
“0”に設定された場合には、カウント値“0”比較器
71は受信番組が無料放送であると判断して、スクランブ
ルデコーダ76のデコード処理を中止させる。
【0032】一方、TVオンスクリーンコントロール部
74はオンスクリーン通信データが与えられ、利用料金を
オンスクリーン表示するチャンネル及びその表示位置を
示すオンスクリーンデータを放送信号コントロール部75
に与えている。放送信号コントロール部75はスクランブ
ルデコーダ76からの放送信号にオンスクリーンデータに
基づくオンスクリーン用の信号を重畳してTV受像機78
に与える。これにより、TV受像機78の表示画面上に
は、テレビジョン放送と同時に視聴料金がオンスクリー
ン表示される。
【0033】課金を停止させる場合には、ユーザーは有
料番組視聴開始キー77を操作して、スクランブルデコー
ダ76のデコード処理及びカウント値減算器73のダウンカ
ウントを停止させる。これにより、課金が終了する。
【0034】このように、本実施例においては、センタ
ー局40において、映像信号にスクランブル処理以外の処
理を加えていないので、他の放送方式に影響を与えるこ
とがない。また、センター局40から番組別視聴料金ダウ
ンカウント値通信データを送出しているので、番組視聴
時間に応じて料金を課することができ、更に番組毎に料
金体系を変更することも可能である。また、料金前払い
方式にも対応している。更に、センター局40からオンス
クリーン通信データを送出し、端末60においてTVオン
スクリーンコントロール部74でこのデータを処理するこ
とにより、利用料金をオンタイムで表示することも可能
である。また、有料番組視聴開始キー77を設けており、
ユーザー操作によって各番組の課金の開始及び終了を自
由に設定することができる。
【0035】なお、センター局40から通信データを予め
入力し、有料番組の開始と同時に視聴料金をオンスクリ
ーン表示させるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、他
の放送方式に影響を与えることを防止すると共に、利用
料金をオンタイムで確認することを可能にし、更に課金
の開始及び終了をユーザー操作によって自由に設定する
ことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る単方向CATV装置の一実施例を
示すブロック図。
【図2】図1中のセンター局から送出される通信データ
を説明するための説明図。
【図3】従来の単方向CATV装置を示すブロック図。
【図4】図3中の料金計算部の具体的な構成を示すブロ
ック図。
【図5】従来例の動作を説明するためのタイミングチャ
ート。
【符号の説明】
40…センター局 42…データフォーマッタ 43…端末別前払料金カウント値メモリ 44…番組別視聴料金ダウカウント値メモリ 45…番組別視聴料金オンスクリーン表示データメモリ 48…スクランブルエンコーダ 60…端末 70…前払料金カウント値メモリ 72…プリセット式タイマーカウンタ 73…カウント値減算器 74…TVオンスクリーンコントロール部 76…スクランブルデコーダ 77…有料番組視聴開始キー 78…TV受像機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン信号をスクランブル処理す
    るスクランブル手段と、 利用者の前払料金のデータを格納する前払料金メモリ
    と、 有料番組の単位時間当りの料金を示すデータを格納する
    視聴料金メモリと、 前記有料番組の料金設定値を端末においてオンスクリー
    ン表示するためのオンスクリーンデータを格納するオン
    スクリーン表示データメモリと、 前記前払料金メモリ、視聴料金メモリ及びオンスクリー
    ン表示データメモリからのデータを所定の通信プロトコ
    ルに基づいてフォーマットして前記スクランブル手段の
    出力と混合して送出する通信データ混合手段とを具備し
    たことを特徴とする単方向CATV装置。
  2. 【請求項2】 伝送された放送信号に含まれるテレビジ
    ョン信号をデスクランブル処理するデスクランブル手段
    と、 前記放送信号から前払料金を示すデータ、有料番組の単
    位時間当たりの料金を示すデータ及び有料番組の料金設
    定値をオンスクリーン表示するためのデータを抽出する
    データ抽出手段と、 前記前払料金を示すデータ及び有料番組の単位時間当た
    りの料金を示すデータから有料放送視聴時の課金を行う
    課金手段と、 ユーザー操作に基づいて前記デスクランブル手段及び前
    記課金手段の動作の開始及び終了を指示する有料番組視
    聴開始終了指示手段と、 前記オンスクリーン表示するためのデータに基づいて表
    示画面上に利用料金のデータをオンスクリーン表示する
    表示手段とを具備したことを特徴とする単方向CATV
    装置。
JP3107568A 1991-05-13 1991-05-13 単方向catv装置 Pending JPH0690450A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001524785A (ja) * 1997-11-25 2001-12-04 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム ビットマップ・オンスクリーン表示メニューを利用したデバイスのインターオペラビリティ

Cited By (1)

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JP2001524785A (ja) * 1997-11-25 2001-12-04 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム ビットマップ・オンスクリーン表示メニューを利用したデバイスのインターオペラビリティ

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