JPH0530114B2 - - Google Patents

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JPH0530114B2
JPH0530114B2 JP63190599A JP19059988A JPH0530114B2 JP H0530114 B2 JPH0530114 B2 JP H0530114B2 JP 63190599 A JP63190599 A JP 63190599A JP 19059988 A JP19059988 A JP 19059988A JP H0530114 B2 JPH0530114 B2 JP H0530114B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は放送システムにおけるスクランブルを
解除するための解読鍵の伝送方式に関する。
[従来の技術] 衛星放送等の有料放送システムでは視聴契約の
加入者のみに番組が提供されるように、放送局に
おいて番組信号にスクランブルをかけて送信を行
う。一方、加入者の側ではスクランブル鍵を用い
てスクランブルを解除し番組信号を取り出す。こ
れにより加入者のみの番組視聴を可能にし、不正
視聴を防止する。スクランブルされた番組信号を
デスクランプルするためのスクランブル鍵は一般
に番組信号と同じ伝送路で例えば毎秒ごとに伝送
されるが、このような場合、スクランブル鍵の不
正解読を防ぎ不正視聴を確実に防止するために、
毎秒送られるスクランブル鍵を短時間(例えば1
秒)で変更する。
[発明が解決しようとする問題点] スクランブル鍵を短時間で変更して送る方式で
は、受信側でスクランブル鍵が送られてくる度に
取り出してスクランブルを解除しなければならな
い。このような場合、例えば、FMを利用する衛
星放送において、降雨又はアンテナの向きが狂う
等の理由によりC/N(carrierとnoiseとの比)
が低下すると、映像、音声、制御信号にノイズが
多数入り、スクランブル鍵を正確に取り出すこと
ができなくなる。この結果受信側においてスクラ
ンブルの解除が不可能になる。特に、スクランブ
ル鍵を10秒に1回変更するシステムにおいては、
スクランブル鍵の受信を1回誤まると1秒の間ス
クランブルを解除することができないという不具
合が生じる。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る解読鍵の伝送方式は、送信側で番
組等の情報を分割し、分割したものの順序を並べ
替えて受信側へ伝送し、受信側で情報と同一伝送
路で伝送されてくる解読鍵を用いて元の順序に並
べ直し情報を再現する伝送方式において、前記解
読鍵を比較的に短い時間間隔で変化させかつこの
時間間隔で伝送すると共に、併せて解除鍵を時刻
情報と関連させて複数個ずつ間欠的又は連続的に
伝送するようにしている。
[作用] 受信側では伝送路のC/Nの状態を検出し、
C/Nの状態に対応してスクランブル解除するた
めに使用する鍵を決定する。解読鍵を時刻情報に
対応させて複数個まとめて伝送するようにしたか
ら、所定時間内で一度でも正しく解読限を受信で
きれば、C/Nが低下した場合でも先に受信した
鍵を使用することによつてスクランブル解除を行
うことが可能となる。
[実施例] 以下に本発明の好適実施例を添付図面に従つて
説明する。
第1図は本発明に係る放送システムをブロツク
図で示したもので、第1図中左側のAは送信側の
回路構成であり、右側のBは多数の受信側の1つ
を示す回路構成である。この実施例では一例とし
て送信側Aと受信側Bとを結ぶ伝送路10として
衛星放送電波を利用している。従つてこの放送シ
ステムは衛星を利用した有料放送システムであ
り、不正視聴を防止する目的で映像信号と音声信
号の両方にスクランブルがかけられている。以下
の説明では説明の便宜上映像のスクランブルにつ
いてのみ説明する。また伝送路10におけるC/
N(carrierとnoiseとの比)の劣化は1回につき
30秒以内と仮定する。
第1図に示された回路の構成を説明する。
送信側Aにおいて、1は送信側の同期盤、2は
信号源としてのカメラ(VTRやデイスクでもよ
い)、3はカメラ2の映像出力にスクランブルを
かけるスクランブラー、4はスクランブルをかけ
るための乱数の基準となる鍵Ksを発生させるKs
発生回路であり、同期盤1で同期をとつている。
鍵Ksはスクランブルを解除するための解読鍵で
ある。5は同期盤1に同期しているタイマ、6は
第2図のA,Bに示す信号形式で鍵Ksやその他
の情報を送出するための信号形成回路、7は第2
図A又はBの形式の信号をテレビ信号中のVBI
(垂直帰線期間)の1水平走査期間に重畳する重
畳回路である。タイマ5はKs発生回路4と信号
形成回路6との同期をとつている。8はRF変調
器であり、このRF変調器8の出力が衛星を介し、
日本全国に散在する多数の受信局の各受信アンテ
ナ(図示せず)へ伝送される。
受信側Bにおいて、受信アンテナから図示しな
いLNB(Low Noise Block down convertor)
を経てチユーナ11へRF変調器8の出力が供給
される。チユーナ11では、受信した信号を選択
し、中間周波(例えば約400MHz)に変換し、検
波回路12でFM検波する。また検波回路12は
AGC電圧も発生し、これをチユーナ11へ帰還
している。チユーナ11と検波回路12は通常の
BSチユーナの回路と同一である。13は検波回
路12の出力信号を2フイールド分ストアするフ
イールドメモリであり、2つの1フイールドメモ
リから成る。14は出力バツフア、15はフイー
ルドメモリ13の書込みと読出しを制御するR/
W制御器である。16は検波回路12から出力さ
れるテレビ信号から同期信号を分離する同期分離
回路、17は上記テレビ信号からVBI中の各種信
号を取り出すための信号抜取回路であり、この回
路は送信側Aから送られてくる第2図A,Bに示
される信号を抜き取り、サンプリングしてデイジ
タル信号に変換する。18は文字放送で使用され
ているものと同一ないわゆるBEST方式と呼ばれ
る誤り訂正回路である。謝り訂正回路18の出力
信号は、誤りカウンタ23、時刻コード抜取回路
19、暗号・課金処理回路31に供給される。暗
号・課金処理回路31で得られた情報はKsメモ
リA20とKsメモリB21に供給され、これら
のメモリのそれぞれに記憶される。22は時刻コ
ード照合回路であり、この回路には時刻コード抜
取回路19とKsメモリA20の各出力が入力さ
れる。また32はC/N判定回路で、検波回路1
2から出力されるAGC電圧によつてC/Nの状
態を判定する。受信側Bはその他に、NORゲー
ト24、インバータ25、ANDゲート26,2
7、ORゲート28を含む。NORゲート24は
C/N判定回路32と誤りカウンタ23の各出力
を入力し、その出力をインバータ25とANDゲ
ート27へ与える。インバータ25はその出力を
KsメモリA20と時刻コード照合回路22と
ANDゲート26に与える。ANDゲート26の残
りの入力には時刻コード照合回路22の出力が入
力され、またANDゲート27の残りの入力には
KsメモリB21の出力が入力される。ANDゲー
ト26,27の各出力はORゲート28に与えら
れる。29は乱数発生回路、30はライン番号へ
の変換回路であり、ORゲート28の出力を受け
て乱数発生回路29が乱数を発生し、ライン番号
への変換回路30を経て前述のR/W制御器15
に対して制御用信号を与える。
次に第1図に示された回路の作用について説明
する。
送信側Aでの映像信号にスクランブルをかける
動作は映像スクランブラ3において行われる。映
像スクランブラ3において、カメラ2から出力さ
れた映像信号はKs発生回路4から与えられる鍵
Ksによつてスクランブルをかけられる。スクラ
ンブルをかけるために使用された鍵Ks及びその
他の信号は、信号形成回路6を経て信号重畳回路
7に与えられ、この信号重畳回路7で、映像スク
ランブラ3から供給されるスクランブルをかけら
れた映像信号のVBIの1水平走査期間の中に重畳
され、その後RF変調器8を経て受信側へ送出さ
れる。
次に受信側Bにおけるデスクランブル動作を簡
単に述べる。KsメモリB21において得られる
24ビツトの鍵Ksを用いて乱数発生回路29でPN
系列(224−1)を発生させ、このPN値を用いて
変換回路29で予め決めた手順(例えば、8ビツ
トの数をROMで変換する)に従つてライン番号
(水平走査線の番号)に変換し、この番号を用い
て、フイールドメモリ13の中から正しい順序で
信号を読み出し、出力バツフア14を介しCRT
等のデイスプレイに元の画面を表示する。かかる
動作は、テレビ画面を送信側でスクランブルし、
その後受信側でデスクランブルする一例であり、
特にラインパーミユテーシヨンと呼ばれている。
この場合、送信側Aの映像スクランブラ3で使用
される乱数、それに基づくライン番号、及びその
順序は、受信側の乱数発生回路29と変換回路3
0で行われる作用と互いに逆(相補関係)になつ
ている。
前記回路の作用を更に詳しく説明する。スクラ
ンブルシステムでは鍵Ks以外にも各種情報を送
受する必要がある。現在放送されている日本の衛
星放送の場合、PCM音声の他にデータも送れる。
この実施例では、一般的に適用できる方式として
VBIの1Hを用いる例を考える。毎フイールド1H
を使い、1H中ヘツダーを除く184ビツトを制御情
報その他に使うものとする。鍵Ksを10秒毎に変
更すれば、鍵Ksは10秒に1回送出すればよい。
この間のフイールド数は60×10=600フイールド
であり、残りの599Hを利用して鍵Ks以外の情報
を送ることができる。また毎秒10回余分にKsを
送るものとすれば10秒間に10×10H、すなわち
100Hを使うことになる。従つて、この場合には
600H中101Hを鍵Ksの伝送に使う。以下におい
てはこの条件に基づいて説明する。残りの600−
101=499Hの各1H当り144ビツトを各種制御や端
末アクセス等についての制御情報に割当てること
ができる。
第2図はVBIの1Hに含まれる2種類のデータ
パケツトを示す。Aは鍵Ksの情報を送るデータ
パケツトであり、Bは鍵Ks以外の制御情報を送
るデータパケツトである。データパケツトAでは
鍵Ksは24ビツトであり、鍵Ksを例えば6個(n
=6)まとめて送るようにしている。またデータ
パケツトA,Bにはそれぞれ6ビツトのヘツダー
と40ビツトの時刻コード等の情報が含まれてい
る。ヘツダーの内容については第3図に示され
る。
検波回路12で出力されるスクランブルされた
映像信号はフイールド毎にフイールドメモリ13
内の第1及び第2の1フイールドメモリにフイー
ルドの順序に従つて交替させて記憶される。R/
W制御器15がフイールドメモリ13における書
込みと読出しを制御することにより受信側のデス
クランブルが行われる。すなわち、R/W制御器
15は、第nフイールドのスクランブルされた映
像信号を検波回路12からそのままフイールドメ
モリ13の中の第1の1フイールドメモリに書き
込み、この間、第2の1フイールドメモリに書き
込まれている第n−1フイールドの映像信号を、
変換回路30の指示に従い、CRT等の表示装置
上で正常な映像が見えるような順序で走査線単位
に読み出す。また、第n+1フイールドの映像信
号では、第2の1フイールドメモリへ検波回路1
2の出力する映像信号をそのまま書き込み、この
間第1フイールドメモリから第nフイールドの映
像信号を、変換回路30の指示に従い、CRT等
の表示装置上で正常な画が見えるような順序で走
査線単位に読み出す。これをフイールド毎に繰返
すことによりデスクランブル動作が継続される。
誤り訂正回路18における誤り訂正は、第2図
A,Bの190ビツトの部分に対して行われる。こ
の190ビツト中の、144ビツトは暗号化されてい
る。暗号化部分は暗号・課金処理回路31の暗号
処理部で復号され、時刻コードと一緒にKsメモ
リA20又はKsメモリB21に記憶される。Ks
メモリB21には現在フイールドメモリ13から
読み出すための鍵Ksが記憶され、KsメモリA2
0には将来のフイールドメモリ13からの読み出
しに使う鍵Ksが複数個時刻コードと共に記憶さ
れている。
ここでC/Nが低下して誤りが増加した場合を
考える。C/Nが低下すると、検波回路12の
AGC電圧が上昇(又は下降)する。C/Nがあ
る値以下になると、C/N判定回路32の出力が
高レベルになる。C/N判定回路32の出力が高
レベルとなると、ORゲート24の出力が低レベ
ルとなり、ANDゲート27は遮断され、またイ
ンバータ25の出力が高レベルとなつてANDゲ
ート26が導通する。また誤り訂正回路18での
誤り訂正の回数が一定値以上になると、誤りカウ
ンタ23から高レベルが出力され、ORゲート2
4の出力が低レベルとなり、ANDゲート26が
導通し、ANDゲート27が遮断される。時刻コ
ード抜取回路19では、第2図Bの形式の制御信
号以外の非暗号化部の時刻コード××分△△秒
(BCDで4×4=16ビツト)を受信する。この時
刻コードが例えば6フイールド毎に送られている
ものとすると、約0.1秒毎に時刻コードが変化す
る。即ち、第4図に示す如く、××分10.0秒、××
分10.1秒、××分10.2秒……と0.1秒毎に××分
19.9秒まで100回にわたつて、Ks10〜Ks00の24×
6=144ビツトが送信されて来るので、これを受
信しKsメモリAに同じ内容を100回書込む。従つ
て、KsメモリA20には××分△△秒という時
刻コードと共に、第2図Aの鍵Ksが6個入つて
いる。仮に△△秒として10秒であるとすると、10
〜19秒の時刻コードが送られている間は、第4図
に示すKs10〜Ks00が、第2図Aの形式で送られ
ており、C/Nが低下しないとき及び誤り訂正の
個数が少ないときには、KsメモリA20へは第
2図Aの信号を受信する毎にKs10〜Ks00の24×
6ビツトを書き込んでいる。××分15秒でC/N
が低下し、インバータ25の出力が高レベルにな
つたとすると、それ以降KsメモリA20の書換
えは中止される。その時の内容は第4図の通りで
ある。××分15秒の時刻までは正常受信であつた
から、KsメモリB21の記憶内容は第4図の
Ks10と同じである。時刻コード照合回路22は
インバータ25の出力が高レベルになつた後照合
を始める。しかし、C/Nが低下していると、第
2図A,Bに示される時刻コードに誤りが含まれ
ていることが多いので、時刻コード照合回路22
は内部にタイマを有し、インバータ25の出力が
低レベルの間(C/Nが高い時)、時刻コード抜
取回路19の出力でタイマを較正する。C/N低
下が1日中続くことはない。ここではC/N低下
の期間を30秒以下と考えているので、その間タイ
マが進み遅れすることはない。従つて、時刻コー
ドは時刻コード照合回路22の中で分秒4桁を形
成し、そのコードと第4図の分秒のコードとを比
較する。従つて、××分20秒となると、Ksメモリ
A20の中の××分20秒のデータKs20を読み出
し、これをANDゲート26及びORゲート28を
経て乱数発生回路29へ伝え、乱数発生回路29
でKs20を基にして乱数を発生させ、この乱数か
ら変換回路30でライン番号へ変換する。以上の
動作は、C/Nが高い時と同じである。例えば×
×分44秒にC/Nが高くなつて、C/N判定回路
32の出力と誤り訂正カウンタ23の出力の両方
が低レベルになると、KsメモリB21の出力
(Ks50)がANDゲート27及びORゲート28を
介して乱数発生回路29へ××分50秒に伝えられ
る。××分44秒から××分50秒まではKsメモリA
20から読み出されたKs40に基づいて発生した
乱数が使われる。××分50秒には、第5図に示さ
れるKs50〜Ks40′が送られ、KsメモリA20へ書
き込まれる。この場合、KsメモリB21へ書き
込まれるKs50を、第2図Bで先に送り、次のフ
イールドでは第2図Aで送る。必要なら、第2図
Bの制御信号の先頭部(時刻その他の後)に
Ks50(24ビツト)を入れて、××分49 58/60秒か
ら始まるフイールドの21Hに送信し、続いて××
分49 59/60秒から始まるフイールドの21Hに第2
図Aの形で、Ks50〜Ks40′を送るようにしてもよ
い。このようにすれば、連続して鍵Ksを切り換
えつつデスクランブルし続けることができる。な
お、鍵Ksを切換時刻よりも先に送る時は、時刻
コード照合回路22で、KsメモリB21の内容
についても時刻コードの照合を行い、Ksメモリ
B21にも時刻コード付きで鍵Ksを記憶してお
けばよい。この場合も、時刻照合はC/N低下時
のみ停止させればよい。
以上で本発明の基本的動作の説明はできたが、
第3図と共に、第2図について説明を補足する。
前述の通り第2図A,Bのヘツダーは6ビツト
で、例えば第3図の如くb0〜b5の値と、各パケツ
トの意味を対応させることができる。例えば1分
間に使う鍵Ksが6個ではなく、10分間に使う鍵
Ksを60個まとめて送ることとし、b0〜b5の示す
数値1〜10を用いて複数の鍵Ksを含むパケツト
(第2図A)を区別し、第4図、第5図の鍵Ksの
メモリ容量を、時刻コードも含めて10倍にすれ
ば、10分以下のC/N低下に対し同様の考え方で
処理でき、C/N低下により鍵Ksを受信できな
くなつても10分以内であれば引続きデスクランブ
ルできる。なお、第2図Bの制御情報の中味は、
システムに応じて決められる。
第6図は垂直期線期間を用いて鍵Ksを送るタ
イミング例を示す。先の説明では××分45秒を考
える。B1〜Boは、10秒毎に送る第2図Bの形式
の信号の送出時点及び送出間隔を示し、B1とB2
間は600フイールド離れている。一方A1,A7,…
…は本発明に示されるように鍵Ksをまとめて送
る時点を示している。ここではB1〜Boと同一フ
イールドの部分のみ、A1,……A7……を示して
いる。拡大図に示す如く、15H目Ks50を送り、
16H目にKs50〜Ks40′を送れば、両方を同一フイ
ールドで送ることができる。また10分単位で考え
るときは、第7図の如く、1フイールドの11Hを
用い、11H目に第2図B、12〜21Hに第2図Aを
10種類送ればよい。
前記実施例では、ラインパーミユテーシヨンと
呼ばれるスクランブル方式で説明したが、本発明
を他のスクランブル方式に適用できるのは勿論で
ある。また、鍵を複数個(n個)送る場合には、
間欠的又は連続的にこれを送ることができる。更
に本発明の基本思想は、衛星放送以外の種々の有
料放送システムに適用することが可能である。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように本発明によれば、
個別に鍵を伝送するのに併せて、有料放送システ
ムにおいて受信側で使用されるスクランブル解除
のための解読鍵を時刻情報に関連させこれと共に
所定時間分先に送つて記憶させ、通常は時々刻々
変化する鍵を使用して、デスクランブルを行い、
C/Nが低下したときには先に送られた鍵と時刻
を照合し適切な鍵を使用することができるため、
受信側でスクランブル解除を中断することがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路構成図、
第2図は2種類のデータパケツトを示す説明図、
第3図はヘツダーの内容を表で示した説明図、第
4図及び第5図は時刻と鍵の関係を表で示す説明
図、第6図及び第7図はデータパケツトの配置状
態を示す説明図である。 [符号の説明]、3……映像スクランブラ、4
……Ks発生回路、7……信号重畳回路、13…
…フイールドメモリ、15……R/W制御器、1
9……時刻コード抜取回路、20……Ksメモリ
A、21……KsメモリB、22……時刻コード
照合回路、29……乱数発生回路、30……ライ
ン番号への変換回路、31……暗号・課金処理回
路、32……C/N判定回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送信側から受信側へ情報を伝送するに際し、
    送信側で前記情報を分割しかつ分割された情報の
    順序を並べ替えると共に、受信側で解読鍵を用い
    て元の順序に並べ直し前記情報を再現する伝送方
    式において、前記解読鍵を比較的に短い時間間隔
    で変化させ、前記時間間隔で1個ずつ伝送すると
    共に、併せて前記解読鍵を複数個ずつ時刻情報と
    関連させて間欠的又は連続的に伝送することを特
    徴とする解読鍵の伝送方式。 2 請求項1において、複数個の前記解読鍵のそ
    れぞれに時刻情報を対応させ、前記時刻情報と前
    記解読鍵とを一緒に伝送することを特徴とする解
    読鍵の伝送方式。 3 請求項1又は2において、受信側で信号伝送
    路のC/Nの変化を検出し、前記C/Nの変化に
    対応して、使用すべき鍵を、個別に伝送される鍵
    と時刻情報に対応させてまとめて伝送される鍵と
    のいずれかに切り替えることを特徴とする解読鍵
    の伝送方式。
JP63190599A 1988-08-01 1988-08-01 解読鍵の伝送方式 Granted JPH0241046A (ja)

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JP4582377B2 (ja) * 2000-12-27 2010-11-17 ソニー株式会社 暗号化装置、暗号化方法、暗号復号化装置、暗号復号化方法及び暗号化システム

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