JPH03280684A - Ｃａｔｖ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、センターと端末とを伝送線で接続しスクラン
ブルさ口たテレビジョン他号を伝送するＣＡＴＶ装置に
関するものである。

従来の技術 従来のＣＡＴＶ装置においては、センターと端末のコン
バータを接続する伝送線（ケーブル）を敷設し、センタ
ーよりスクランブルされたテレビジ奮ン信号をこの伝送
線を介して端末に伝送し、コンバータにおいてあらかじ
め申し込みをしたチヤンネルだけがデスクランブルされ
視聴できるようにしている。

発明が解決しようとする課題 しかし、従来のＣＡＴＶ装置の構成では、加入者は、仮
にケーブル内のある１つのスクランブルされた第１チヤ
ンネルのみを契約している場合、ケーブルとコンバータ
の間に周波数を変換する装置を取り付けて、申し込みし
ていないチャンネルを上記第１のチャンネルに変換する
ことにより、申し込みをしていないチャンネルの番組を
無料で視聴することができ、管理上のセキュリティが下
がるという問題があった。

したがって従来の構成では盗視聴が容易にできるので実
用に当たっては伝送しているチャンネルの番号の違いを
判別して、契約していないチャンネルの番組はデスクラ
ンブルされないようにすることが望まれる。

本発明は上記問題を解決するものであり、チャンネル番
号の判別機能を付して管理上のセキュリティの向上をは
かることのできるＣＡＴＶ装置を提供することを目的と
するものである。

課題を解決するための手段 上記問題を解決するため本発明のＣＡＴＶ装置は、セン
ター側のスクランブラに、センターより伝送線を介して
端末へ伝送される、スクランブルされたテレビジョン信
号中の跣像信号の里＠帰線期間にテレビチャンネル判別
のためのコード信号を挿入する手段を設け、端末側のコ
ンバータに、希望選局チャンネルあるいは受信契約チャ
ンネル記憶コードと前記センター側のスクラブラより送
出さｎてくるチャンネル番号コード信号か合致したか不
一致であるかを判別する判別手段と、紅記判別手段にお
いて画信号が一致していると判別されたときそのテレビ
ジョン信号をデスクランブルし、一致していないと判別
されたとき七のテレビジョン信号のデスクランブルを禁
止するデスクランブラを設けたものである。

さらに第２の発明は上記＠１の発明の端末側のコンバー
タに、希望選局チャンネルあるいは受信契約チャンネル
記憶コードとセンター側のスクランブラより送出されて
くるチャンネル番号コード信号が合致していないと判別
手段において判別されたとき、上記希望選局チャンネル
を表示したまま選局装置のみを強制的に特定のチャンネ
ルを選局するように制御する手段を付加したものである
。

作用 上記第１の発明の構成により、希望選局チャンネルある
いは契約チャンネルの記憶コードとセンターのスクラン
ブラから送出されてくるチャンネル番号コードが合致し
ているか否かを判別し、合致していればデスクランブル
動作をそのまま行わしめ、合致していなければ、そのチ
ャンネルのテレビジ冒ン信号のデスクランブル動作を行
わない。

よって、管理上のセキュリティ向上がはかれる。

また、第２の発明の構成により、希望選局チャンネルあ
るいは契約チャンネルの記憶コードと、センターのスク
ランブラから送出されてくるチャンネル番号コード番号
が合致しなければ、希望選局チャンネルを表示したまま
選局装置に強制的に特定のチャンネルが選局される。よ
って、たとえば特定チャンネルに受信契約外のメツセー
ジなどを送出することによって注意が促される。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すＣＡＴＶ装置の全体構
成を示すブロック図である。

まず、センター側の構成について説明する。

アンテナｌから入力したＲＦテレビジッン信号は再送信
装置２で、増幅などの処理を受けて混合器３に入る。４
は他の信号源であり、ＳＨＦ受信機４ａの出力信号は復
調器５によりベースバンドの映像信号に検波されて、ま
たビデオテープレコーダ４ｂおよびビデオカメラ４Ｃか
らの出力映像信号はそのままスクランブラ６に入力され
、ここでスクランブル処理されて、次の変調器７により
ＲＦテレビジッン信号に変換さ口、混合器３に入る。ス
クランブラ６のスクランブルのモードを制御するライン
コントローラ８は、スクランブルコントローラ（Ｓ、Ｃ
）９ａ、コミユニケージ、ン・コントロ−ル・ユニット
（Ｃ，Ｃ，Ｕ）　９ｂを含むマイクロコンピュータ９と
、メモＩＪＩＯと、デイスプレィ装置ｉ１１類のスクラ
ンブルコードが記憶されており、任意の一つのスクラン
ブルコードを選択してスクランブルコントローラ９ａに
よりスクランブラ６に供給すると、スクランブラ６にお
いてそのスクランブルコードに応じた映像中間周波信号
のスクランブル処理を行うように構成さ口ている。また
、スクランブルコードは同時にコミユニケージ曹ン・コ
ントロール・ユニット９ｂによりモデム１３に供給サロ
、ここでたとえば７５−の搬送波を変調して混合器３を
通り端末へ伝送される。また、スクランブラ６はスクラ
ンブル処理さｎた映像中間周波信号とともにスクランブ
ル処理を解読するためのタイミング情報を送出する。

１４はラインコントローラ８を制御するための中央制御
装置で、たとえば１０ケ所の施設のラインコントローラ
８に対してｌ施設が設置される。マイクロコンピュータ
９とこの中央制御装置１４を接続するためにモデム１５
．１６が設けられている。

また１７は混合器３の出力端と同軸ケーブルなどの伝送
線１８を通じて接続された幹線増幅器である。

たとえば混合器３の出力からは６０チヤンネルのテレビ
ジョン信号が出力される。

次に端末側の構成についで説明する。

端末側には、特定のテレビジョン信号を選局するための
選局装置やタイミング情報にもとすきスクランブルコー
ドを解読して、センターでスクランブル処理された映像
信号をデスクランブルするための手段などからなるコン
バータ１９と、テレビジョン受信機２０が備えられる。

コンバータ１９は、入力したＲＦテレビジーン信号を選
局し中間周波信号に変換するチェーナ２１と、チューナ
２１からの中間周波信号を復調するための復調器２２と
、デスクランブラ２３と、デスクランブラ２３からの出
力映像信号、音声信号を特定のチャンネルの高周波テレ
ビジ、ン信号に変換するための変調器２４と、マイクロ
コンピュータを含むＰＬＬシンセサイザ方式の選局装置
２５と、チャンネル選局ボタン、ｌｌＥ源オジオンフボ
タン、音量調節用ボタンを備えるキーボード２６と、チ
ャンネル番号の表示袋！ｉ２フと、センターから送られ
て（るスクランブルコードを記憶する不揮発性メモリお
よびマイクロコンピュータを含むアドレッサブル・コン
トロール・ユニット２８と、モデム２９と、遠隔制御用
の送信器３０からの信号を受信する受信器３１とから構
成されている。

センターからデータキャリアによって伝送されて（るス
クランブルコードはモデム２９を介して復調すれアドレ
ッサブル・コントロール・ユニット２８の不揮発性メモ
リに瞥き込まれる。

一方、ＲＦテレビジ冒シン信号よって伝送されてくるタ
イミング情報が復調器２２により映像信号と分離されて
デスクランブラ２３からアドレッサブル・コントロール
・ユニット２８のマイクロコンピュータに入力さｎ、こ
のマイクロコンピュータによりスクランブルコードが解
読される。この解読されたスクランブルコードに基すい
て映像信号をデスクランブルし、テレビジョン受像機２
０に正常な画像が映し出されるようにしている。

なお、本実施例では加入したいチャンネルを決定するに
あたっては、加入者が加入希望のチャンネルをセンター
に連絡し、センターを通じて端末のコンバータ１９の不
揮発性メモリに書き込むようにしており、したがって実
際の選局に当たってはその登録したチャンネルしか受信
できないようにしている。各加入者が加入したいチャン
ネルをセンターに連絡すると、その契約チャンネルデー
タがセンターのラインコントローラ８のメモリｌＯに記
憶されるとともに、読み出さ０て各加入者毎のアドレス
データとともにデータキャリアによって端末側に送出さ
口、チャンネルデータはコンバータ１９の不揮発性メモ
リに書き込まれる。したがって、実際のｉＭ屍に当って
は、選局チャンネルと不揮発性メモリに登録さ口たチャ
ンネルと一致してはじめてそのチャンネルの受信が可能
となり、それ以外のチャンネルの選局は不可能となる。

次に第１図のＣＡＴＶ装賑のスクランブル、デスクラン
ブル方式について第３図〜第５図の図面を参照して説明
する。第３図はスクランブル、デスクランブル部分の全
体構成を、第４図はスクランブラ６の具体構成例を、第
５図はデスクランブラ２３の具体構成例をおのおの示す
。

スクランブラ６は、映像信号から同期信号を分離するた
めの同期分離回路４１、同期分離回路４１の出力から安
定した基準同期信号を発生する基準同期信号発生器４２
、この発生器４２の出力に基すいて垂直ブランキングパ
ルス、水平ブランキングパルスをおのおの発生する垂直
ブランキングパルス発生器４３、水平ブランキングパル
ス発生器４４、この垂直ブランキングパルスをタイミン
グ信号として、マイクロコンピュータ９より伝送されて
くるスクランブルコードとタイミング情報に基すいたラ
ンダムパターンを発生するランダムパターン発生器４６
、このランダムパターン信号と垂直ブランキングパルス
、水平ブランキングパルスを用いて各同期信号を含む一
定期閤、変調器７からの映像中間周波信号のレベルを二
段階に圧縮する同期信号圧縮回路４５、垂直ブランキン
グパルスのタイミングで垂直帰線期間内にランダムパタ
ーンを解読するためのタイミング情報を発生する第１の
タイミング信号発生器４８、ランダムパターンを解読す
るためのタイミング情報にさらに同期信号の圧縮の開始
位置を示すタイミング情報を重畳する第２のタイミング
信号発生器４９と、後述するチャンネル（ＣＨ）パルス
発生器５８とから構成されている。

一方、デスクランブラ２３は、ＲＦテレビジ、ン信号を
復調することにより得られるタイミング情報の有無に基
すいて通常（スクランブル処理されていない）のテレビ
ジョン信号であるのか、スクランブル処理されたテレビ
ジョン信号であるのかを判別するノーマル・スクランブ
ル判別回路５１と、この判別信号に基すいてノーマルテ
レビジョン信号であれば出力端子５２をノーマル端子Ｎ
と接続し、スクランブル処理された信号であれば出力端
子５２をスクランブル端子Ｓと接続するように、上記ア
ドレッサブルｅコントロール・ユニット床内のマイクロ
コンピュータ２８ａにより制御さｎるスイッチ５３と、
ランダムパターンを解読するためのタイミング情報に基
すいて不揮発性メモリ２８ｂに書き込まれたスクランブ
ルコードを読み出し、マイクロコンピュータ２８ａによ
り解読して得られた出力によりランダムパターンを発生
するランダムパターン発生器５４と、ランダムパターン
信号と同期信号圧縮の開始位置を示すタイミング情報に
基すいてスクランブル処理された映像信号を再生する同
期信号再生回路５６とより構成されており、この同期信
号再生回路５６の出力端をスクランブル端子Ｓに接続し
ている。

次にその動作について説明する。

センターのラインコントローラ８によりスクランブルモ
ードを決定し、そのスクランブルコードをスクランブラ
６およびモデム１３にそれぞれ供給する。モデム１３に
入力されたスクランブルコードは７５馳の周波数をＦＳ
Ｋ変−して混合器３を通して動床側へ送り出される。一
方、スクランブラ６においては、ベースバンドの映像信
号から同期信号を分離して＠直ブランキングパルス、水
平ブランキングパルスを作成し、ラインコントローラ８
より送られてくるスクランブルコードとタイミング情報
に応じてランダムパターン発生器４６により発生される
ランダムパターンとともに同期信号圧縮回路４５におい
て両ブランキングパルスの期間、水平期間でみると第６
図に示す正常な映像中間周波信号の波形における期間ａ
の映像中間周波信号レベルを第７図に示すように２段階
に圧縮する。

この第７図に実線および破線で示す２段階の圧縮はラン
ダムに設定することができ、スクランブルコードにより
決定することができる。第１！ｌｌのタイミング信号発
生器４８は垂直ブランキングパルスの立ち下がりをタイ
ミングとして、垂直帰線期間内にランダムパターンを解
読するための、たとえば第２図に示す８ビツト構成のタ
イミング信号（タイミング情報）Ｓｌとこれを抜き取る
ためのトリガーパルス信号Ｓ３を挿入する。第２のタイ
ミング信号発生器４９はランダムパターン解読のための
タイミング情報Ｓｌに、第２図に示す同期信号の圧縮開
始位置を示すタイミング信号Ｓ２を付加する。

このようにして、同期信号がランダムに圧縮さｎてスク
ランブル処理された映像中間周波信号、ランダムパター
ン解読のためのタイミング情報と同期信号圧縮の開始位
置を示すタイミング情報を変調器７に送る。変調器７に
おいてこれらタイミング情報により音声搬送波を振幅変
調し、音声搬送波に乗せて送出するようにしている。こ
のようにしてＲＦテレビジッン信号として変調器７より
出力され、混合器３を通して端末側へ送出される。

また、モデム１３において、スクランブルコードは、各
加入者毎のアドレスデータ、加入したところのチャンネ
ルデータとともにデータキャリアによって端末側へ出力
される。スクランブルコードはチャンネルデータととも
に端末側のモデム２９を介して復調されアドレッサブル
・コントロール・ユニット２８内の不揮発性メモリ２８
ｂに書き込まれる。

一方、ＲＦテレビジョン信号は選局装置２５により任意
の一つのチャンネルが選局さｎ、復調器２２によりスク
ランブル処理された映像信号、音声信号、タイミング情
報に復調され分離されて出力される。ノーマル・スクラ
ンブル判定回路５１は、タイミング情報が存在すること
によりスクランブル処理済みであることを判別し、その
判別出力信号をマイクロコンピュータ２８ａに出力する
。マイクロコンピュータ２８ａは入力された判別出力信
号に基すいてスイッチ５３をスクランブル端子Ｓに接続
する。一方、マイクロコンピュータ２８ａはランダムパ
ターンを解読するためのタイミング情報Ｓ１により不揮
発性メモリ２８ｂに記憶さｎたところのスクランブルコ
ードを読み出して解読し、それに応じてランダムパター
ン発生器５４を制御する。ランダムパターン発生器５４
の出力信号によって、同期信号再生回路５６は同期信号
のランダムな圧縮状態を正しい波形に戻し、スクランブ
ル端子Ｓ、スイッチ５３を介して出力端子５２にデスク
ランブルされた映像信号を出力する。この正常な映像信
号は端子５７の音声信号とともに変調器２４に入力され
、特定のチャンネルのＲＦテレビジ冒シン信号変調され
てテレビジョン受像機２０に供給さｎる。したがってテ
レビジョン受像機２０のブラウン管画面には正しく画像
が映し出される。

なお、スクランブル処理が施されていない場合には、ス
イッチ５３はノーマル端子Ｎに接続され、入力映像信号
はそのまま出力端子５２より出力される。

本構成によれば、映像信号の同期信号部分を１垂直期閤
単位でランダムに圧縮して映像信号のスクランブル処理
を施す一方、ランダムパターンを解読するためのタイミ
ング情報、同期信号圧縮を元に戻すための、同期圧縮開
始位置を示すタイミング情報を音声搬送波によって上記
映像信号とともに端末側に伝送するようにし、かつラン
ダムパターンを決めるところのスクランブルコードをア
ドレスデータなどとともに端末側に送って端末側のメモ
リｚｓｂに書き込み、タイミング情報に基すいてメモリ
２８ｂのスクランブルコードを解読し、七〇に基すいた
ランダムパターンを発生して映像信号の同期圧縮状態を
正常なかたちにデスクランブルすることにより、スクラ
ンブルのセキュリティを大きくすることができ、実用上
より有利になるとともに、スクランブルモードについて
もセンターにおいて任意に変えることができるものであ
る。

このようなＣＡＴＶ装置において、本発明ではＣＡＴＶ
の盗聴を防ぐために、チャンネル番号コードを付して、
このチャンネル番号コードをそれぞれの送出するチャン
ネルに合わせてコード信号とし、その番組の映像信号の
垂直帰線期間に挿入して高周波テレビジョン信号として
端末側に送り出し、端末側においては加入者が希望チャ
ンネルをｉ局操作したときに、コンバータ１９内に送出
さｎてくるチャンネル番号コードと、コンバータ１９内
の選民制御のチャンネルが合致しているか、否かをマイ
クロコンピュータ２８ａにより判別し、合致していなけ
ｎばデスクランブル動作をさせないようにしている。

以下、第２図、第４図、第５図を用いて詳細に説明する
。第４図において、チャンネルパルス発止器５８は盗視
聴を防止するためのチャンネル番号コード信号を発生す
るものであり、発生したコード信号をタイミング信号発
生器４８に供給する。このコード信号は８ビツトで構成
される。このチャンネル番号コードは第１のタイミング
信号発生器栃において映像信号の垂直帰線期間に上述し
たタイミング情報Ｓ１と一垂直帰線期間毎に交互に挿入
される。もちろん、このチャンネル番号コードは送出チ
ャンネルに応じたいずれか一つのチャンネル番号が選択
されている。このチャンネル番号コードとタイミング情
報Ｓ１はそれぞれ８ビツトデータでその中の１ビツトが
チャンネル番号コードであるのか、タイミング情報であ
るのかを判別するためのデータビットに割り当てられて
いる。

これらのデータは変調器７に送られ、変調器７において
音声搬送波を振幅変調して混合器３に出力される。

一方、端末側においてコンバータ１９内の不揮発性メモ
リ２８ｂには、あらかじめセンターのラインコントロー
ラ８より送出されきた受信契約チャンネルが記憶されて
いる。特定のチャンネル番号コードが付加されていたテ
レビジョン信号を受信する場合、加入者は希望するチャ
ンネルをキーボード２６もしくは遠隔制御用送信器３０
によりアドレッサフル・コントロール・ユニット２８に
入力スル。

この希望選局チャンネルと受信契約記憶チャンネルとが
合致していれば選局動作をするが、その後、受信したテ
レビジ田ン信号内のチャンネル番号コード信号Ｓ１が、
前記希望選局チャンネル、もしくは受信契約記憶チャン
ネルと合致しているか否かをマイクロコンピュータ２８
ａにより判別し、合致していると判断した場合、デスク
ランブル動作を開始する。合致していないと判別した場
合、マイクロコンピュータ２８ａはスイッチ５３をノー
マル端子Ｎに接続する。したがってテレビジＷン受像機
２０にはスクランブルされたままの画像が映シ出される
。あるいは表示器２７には、希望選局チャンネルを表示
したまま端末内の選局装置２５のみをあらかじめ設定さ
れた特定のチャンネルを選局するように動作させ、上記
特定チャンネルにはたとえば受信契約外のチャンネルで
ある旨のメツセージなどを送出しておきこのメツセージ
を映し出すようにし、注意を促す。このように、コンバ
ータ１９の入力に周波数を変換する装置を取り付けて盗
聴をしようとしても、テレビジョン信号に伝送されてく
るチャンネル番号コード信号Ｓ１と選局チャンネル、あ
るいは受信契約記憶チャンネルが異なるため、デスクラ
ンブル動作を中止し盗視聴を防ぐことが可能である。

なお、第２図のチャンネル番号コード信号８１１工８ビ
ツトでビットの有無で説明したが、ビットの幅の大小（
パルス幅変ｍ）で実施しても全く同様の効果が得られる
ことはいうまでもない。

本発明は双方向のＣＡＴＶ装置や単方向のＣＡＴＶ装置
や電波による放送でも広〈実施できる。

発明の効果 以上のように、第１の発明によれば、センターより伝送
線を介して端末に伝送される、スクランブルされたテレ
ビジョン信号の映像信号の垂直帰線期間に、送出チャン
ネル番号判別のためのコード信号を挿入して端末に送出
し、端末においていずれのチャンネルを受信しているか
を示すチャンネル番号コードと希望選局チャンネルある
いは契約チャンネル記憶コード信号とが合致しているか
否かを判定し、合致していれば、そのチャンネルの番組
をデスクランブルし、合致していなければ、そのチャン
ネルはデスクランブルしないようにすることにより、加
入者が端末コンバータの前に周波数を変換する装置を取
り付けて契約していないチャンネルを視聴しようとして
も、見えないようにすることができ、盗視聴を防止する
ことができ、管理上のセキュリティ向上をはかることが
できる。

さらに第２の発明によれば、希望選局チャンネルあるい
は契約チャンネルの記憶コードと、センターのスクラン
ブラから送出されてくるチャンネル番号コードが合致し
なければ、希望選局チャンネルを表示したまま選局装置
に強制的に特定のチャンネルを選局することにより、た
とえばこの特定のチャンネルに受信契約外のメツセージ
を送出することによって注意を促すことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すＣＡＴＶ装置のブロッ
ク図、第２図は本発明の一実施例におけるタイミング情
報およびチャンネル番号コード信号の伝送方法を示すタ
イミング図、第３図は第１図スクランブル・デスクラン
ブル部分の構成を示すブロック図、第４図は第３図の要
部であるスクランブラの具体構成を示すブロック図、第
５図は第３図のデスクランブラの具体構成を示すブロッ
ク図、第６図は正常な映像信号の波形図、第７図はスク
ランブル処理された映像信号の波形図である。 ！・・・アンテナ、２・・・再送信装置、３・・・混合
器、４・・・他の信号源、５．２２・・・復調器、６・
・・スクランブラ、７．２４・・・変調器、８・・・ラ
インコントローラ、９．２８ａ・・・マイクロコンピュ
ータ、　１０・・・メモリ、１７・・・幹線増幅器、１
８・・・伝送線、１９・・・コンバータ、２０・・・テ
レビジョン受像機、２１・・・チューナ、２３・−・デ
スクランブラ、２５−・選局装置、２６・−・キーボー
ド、２８・・−アドレッサブル・コントロール・ユニッ
ト、１３．２９・・・モデム、３０・・・遠隔制御用送
信器、３１・・・遠隔制御用受信器、５８・・・チャン
ネルパルス発生器。 代 理 人 森 本 義 弘 第３図 第５図 ２う 第 図 第７図 時間− 峙関一

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、センター側のスクランブラに、 センターより伝送線を介して端末へ伝送されるスクラン
   ブルされたテレビジョン信号中の映像信号の垂直帰線期
   間にテレビチャンネル判別のためのコード信号を挿入す
   る手段を設け、端末側のコンバータに、 希望選局チャンネルあるいは受信契約チャンネル記憶コ
   ードと前記センター側のスクラブラより送出されてくる
   チャンネル番号コード信号が合致したか不一致であるか
   を判別する判別手段と、 前記判別手段において両信号が一致していると判別され
   たときそのテレビジョン信号をデスクランブルし、一致
   していないと判別されたときそのテレビジョン信号のデ
   スクランブルを禁止するデスクランブラを設けたことを
   特徴とするＣＡＴＶ装置。 ２、端末側のコンバータに、希望選局チャンネルあるい
   は受信契約チャンネル記憶コードとセンター側のスクラ
   ンブラより送出されてくるチャンネル番号コード信号が
   合致していないと判別手段において判別されたとき、上
   記希望選局チャンネルを表示したまま選局装置のみを強
   制的に特定のチャンネルを選局するように制御する手段
   を付加した請求項１記載のＣＡＴＶ装置。