JPH0690209B2 - 反応管の攪拌装置 - Google Patents

反応管の攪拌装置

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JPH0690209B2
JPH0690209B2 JP13900486A JP13900486A JPH0690209B2 JP H0690209 B2 JPH0690209 B2 JP H0690209B2 JP 13900486 A JP13900486 A JP 13900486A JP 13900486 A JP13900486 A JP 13900486A JP H0690209 B2 JPH0690209 B2 JP H0690209B2
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JP
Japan
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reaction
air jet
nozzle
reaction tube
reaction disk
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JP13900486A
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正佳 平林
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Shimadzu Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は反応管が測定用セルを兼ねる直接測光方式型
生化学自動分析装置の反応管内の反応液の攪拌装置に関
する。
(ロ)従来の技術 近年、生化学自動分析装置においては、反応管の小型化
に伴なって反応管内の反応液の攪拌の良否が分析精度に
大きく影響を与えるようになってきている。
そこで、種々の攪拌機構が開発されてきており、一般的
には第4図に示すように反応管1内に挿入された攪拌子
2を回転又は震動させるものが知られている。また、図
示しないが空気を細管から高速で吐出させて反応管内の
反応液を攪拌する、いわゆるエアジェット攪拌方式も知
られている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上記前者の方法では、攪拌効果は高いが、反応
管の相互汚染を防止するために攪拌子を攪拌終了毎に洗
浄する必要があるため、攪拌操作が煩わしく、また攪拌
子を上下動させる機構が必要であるため、機構自体が高
価に付く不都合があった。
一方、後者の方法では、汚染の心配は少ないが、反応管
が小さい場合には、反応管内の反応液をエアジェットで
回転させることが構造上難しくなるため、十分な攪拌効
果を望みにくかった。
この発明は以上の事情に鑑みなされたもので、安価な構
造で攪拌効果に優れ、かつ、反応管の相互汚染を防止す
ることができる攪拌装置の提供を目的とするものであ
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 この発明は反応管の攪拌装置であって、自動分析装置の
反応ディスクに装着された各反応管内の反応液を攪拌す
るためのエアジェットを吐出するノズルと、前記装置の
反応ディスク駆動手段によって反応ディスクが反応管1
つ分ずつ間欠的に回転されたときに、所定の位置に順次
停止した各反応管の開口部上方にノズルのエアジェット
噴出口が位置するようにノズルを保持するノズル保持手
段と、反応ディスク駆動手段からの反応ディスク作動信
号が出力される毎に、その出力信号に基づいて所定時間
反応ディスクを正逆回転方向に震動させ、エアジェット
噴出口の下を反応管内壁が正逆転毎に横ぎるようにする
震動手段と、この震動手段の作動開始信号又は反応ディ
スク駆動手段の反応ディスク作動信号に基づいてノズル
からエアジェットを吐出させ、震動手段の作動停止信号
又は反応ディスク駆動手段の反応ディスク作動停止信号
に基づいてノズルからのエアジェットの吐出を停止させ
るエアジェット吐出手段とを備えたものである。
(ホ)作 用 この発明は、反応ディスクが反応管1つ分移動する毎
に、震動手段で反応ディスクを反応管1つ分の移動量の
略半分だけ正逆回転方向に所定時間震動させて、ノズル
から吐出されるエアジェットを反応管内及びその反応管
の筒内壁に断続的に吹き当てて各反応管内の反応液を攪
拌するようにしたものである。
(ヘ)実施例 以下図に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。な
お、これによってこの発明は限定されるものではない。
第1図において、反応管の攪拌装置は、ノズル3、ノズ
ル保持手段4、震動手段5及びエアジェット吐出手段6
から主として構成される。
ノズル3は、自動分析装置の反応ディスク7に装着され
た多数の反応管8内の反応液9を攪拌するためのエアジ
ェットを吐出するものである。
ノズル保持手段4は、前記装置の反応ディスク駆動手段
10によって反応ディスク7が反応管(8)1つ分ずつ間
欠的に正回転させたときに、所定の位置に順次停止した
各反応管8の上部開口の略中央部の上方にノズル3のエ
アジェット噴出口11が位置するようにノズル3を保持す
るものである。なお、反応ディスク駆動手段10は、反応
ディスク7を回転可能に支持するシャフト12の下端に取
付けられたプーリ13、固定のパルスモータ14、バルスモ
ータ14のモータ軸15に取付けられたプーリ16及び両プー
リ13,16に張設されたベルト17からなる駆動部18と、パ
ルスモータ14に作動制御信号を出力する第1制御手段19
とから構成される。
震動手段5は、反応ディスク駆動手段10からの反応ディ
スク作動信号が出力される毎に、その出力信号に基づい
て所定時間反応ディスク7を反応管(8)1つ分の移動
量の略半分だけ正逆回転方向に震動させるものである。
なお、震動手段5は、上記駆動部19と、上記パルスモー
タ14に作動制御信号を出力する第2制御手段20とからな
り、第2制御手段20と第1制御手段19とによってマイク
ロコンピュータ21が構成される。
エアジェット吐出手段6はエアーポンプからなり、震動
手段5の作動開始信号に基づいて、ノズル3からエアジ
ェットを吐出させ、震動手段5の作動停止信号に基づい
てノズル3からのエアジェットの吐出を停止させるもの
である。なお、エアジェット吐出手段6は、反応ディス
ク駆動手段10の作動信号で作動し、反応ディスク駆動手
段10の停止信号で停止するようにしてもよい。
次に、上記装置の作動について説明する。
まず、反応ディスク駆動手段10を作動させて、反応ディ
スク7を反応管1つ分ずつ間欠的に正回転させる状態に
おいて、反応ディスク駆動手段10から作動信号がされ、
10秒周期のうち6.5秒停止していた反応ディスク7が第
2図に示すように約3.5秒間反応管(8)1つ分の移動
量の略半分だけ正逆回転方向に震動する。この震動開始
と同時にノズル3からエアジェットが吐出される。そし
て震動終了と同時にノズル3からのエアジェットの吐出
が停止する。これによって、ノズル3のエアジェット噴
出口11は、第3図に示すように相対的に隣接する2つの
反応管8の中間と前方の反応管8の上部開口内との間を
往復移動して反応管8内の反応液9にエアジェットを吐
出する。この際、特に反応管8の筒内壁にエアジェット
を断続的に吹き当てることによって反応管8内の反応液
9を攪拌することができる。
以上を繰り返すことによって順次各反応管8内の反応液
9を確実に攪拌することができる。したがって、分析精
度を向上させることができる。また、パルスモータ14が
1つであるため、装置自体を安価にすることができる。
その上、エアジェットを使用しているため、反応管の相
互汚染を防止することができる。
(ト)発明の効果 この発明によれば、各反応管内の反応液を確実に攪拌す
ることができるため、分析精度を向上させることができ
る。また、反応管の相互汚染を防止することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成説明図、第2図
はこの発明における反応ディスクの震動状態を説明する
説明図、第3図a,bはこの発明の反応ディスク震動時に
おけるノズル噴出口の位置を示す説明図で、aは第2図
のBのときの位置を示し、bは第2図のAのときの位置
を示す。第4図は従来例の説明側面図である。 3……ノズル、4……ノズル保持手段、 5……震動手段、 6……エアジェット吐出手段、 7……反応ディスク、8……反応管、 9……反応液、 10……反応ディスク駆動手段、 11……エアジェット噴出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動分析装置の反応ディスクに装着された
    各反応管内の反応液を攪拌するためのエアジェットを吐
    出するノズルと、前記装置の反応ディスク駆動手段によ
    って反応ディスクが反応管1つ分ずつ間欠的に回転され
    たときに、所定の位置に順次停止した各反応管の開口部
    上方にノズルのエアジェット噴出口が位置するようにノ
    ズルを保持するノズル保持手段と、反応ディスク駆動手
    段からの反応ディスク作動信号が出力される毎に、その
    出力信号に基づいて所定時間反応ディスクを正逆回転方
    向に震動させ、エアジェット噴出口の下を反応管内壁が
    正逆転毎に横ぎるようにする震動手段と、この震動手段
    の作動開始信号又は反応ディスク駆動手段の反応ディス
    ク作動信号に基づいてノズルからエアジェットを吐出さ
    せ、震動手段の作動停止信号又は反応ディスク駆動手段
    の反応ディスク作動停止信号に基づいてノズルからのエ
    アジェットの吐出を停止させるエアジェット吐出手段と
    を備えてなる反応管の攪拌装置。
JP13900486A 1986-06-13 1986-06-13 反応管の攪拌装置 Expired - Lifetime JPH0690209B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS62294970A JPS62294970A (ja) 1987-12-22
JPH0690209B2 true JPH0690209B2 (ja) 1994-11-14

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9218818B2 (en) 2001-07-10 2015-12-22 Dolby International Ab Efficient and scalable parametric stereo coding for low bitrate audio coding applications
US9431020B2 (en) 2001-11-29 2016-08-30 Dolby International Ab Methods for improving high frequency reconstruction
US9542950B2 (en) 2002-09-18 2017-01-10 Dolby International Ab Method for reduction of aliasing introduced by spectral envelope adjustment in real-valued filterbanks

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9431020B2 (en) 2001-11-29 2016-08-30 Dolby International Ab Methods for improving high frequency reconstruction
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JPS62294970A (ja) 1987-12-22

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