JPH068995B2 - 楽音発生システム - Google Patents

楽音発生システム

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JPH068995B2
JPH068995B2 JP59127058A JP12705884A JPH068995B2 JP H068995 B2 JPH068995 B2 JP H068995B2 JP 59127058 A JP59127058 A JP 59127058A JP 12705884 A JP12705884 A JP 12705884A JP H068995 B2 JPH068995 B2 JP H068995B2
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scd
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達也 足立
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は電子楽器等に用いることができる楽音発生シス
テムに関するものである。 従来例の構成とその問題点 近年、電子楽器等に用いられる楽音発生システムの役割
は多様化し、複数の楽音を独立に発生できるポリフォニ
ック式の楽音発生システムにおいては、すべてのチャネ
ルを同じ音色で、同じ効果を付加して、用いるとは限ら
ず、自動演奏,あるいは、マニアル演奏時の鍵域分割な
どが行われ、複数の発音チャネルを分割して、異なる音
色を割り当てたり、異なる効果を付加したりする必要が
出てきた。 従来の電子楽器におけるポリフォニック楽音発生システ
ムは、ビブラート,グライドなどの効果を付加する場合
でも、全チォネル共通に付加することが多かった。特願
昭58−143015号「ノートクロック発生装置」に
おいて、特定のチャネルにだけ、ビブラートを付加する
ノートクロック発生装置が提案されているが、チャネル
共通のディレイ・ビブラート,キーグライドなどの効果
を付加しているチャネルの中での最初のキーオンを検出
して、初期設定するような機能をもっていなかったの
で、効果を付加するチャネルの設定の仕方に制約がある
という欠点を有した。 例えば、1つのキーオンに対して、2つの発音チャネル
を割当てて、一方のチャネルにビブラートを付加するよ
うな場合は、キーオン情報の数と、ビブラート付加チャ
ンネルの数が同一であるから、少なくとも1つのキーオ
ンが検出されたときに、ディレイ・ビブラートをスター
トすればよいが、鍵域を2分割して、片方の鍵域に対応
する楽音にだけビブラートを付加するような場合、ビブ
ラートオフのチャネルがキーオンになっている状態で、
ビブラート・オンのチャネルのうち、ただ1つをキーオ
ンにしても、ディレイ・ビブラートはスタートしないと
いう不都合があった。 発明の目的 本発明の目的は、ポリフャニックの楽音発生システムに
おいて、特定のチャネルのみにビブラートなどの効果を
付加することが可能で、効果が付加されているチャネル
だけのキーオンを検出して、最初のキーオンが検出され
たときに開始するディレイ・ビブラートなどの制御がで
きる楽音発生システムを提供することである。 発明の構成 本発明の楽音発生システムは発生楽音の音階と発音タイ
ミングを指定する発音コントロール・データを複数チャ
ネル独立に発生する発音コントロール・データ発生手段
と、ビブラートのオン/オフをチャネル独立に指定する
ビブラート・イネイブル・データを発生するビブラート
・イネイブル・データ発生手段と、ビブラート・イネイ
ブル・データがオンのチャネルだけビブラートを付加
し、ビブラート・イネイブル・データがオンのチャネル
のうち最初にキーオンされたチャネルが発音を開始した
時点で、ディレイ・ビブラートを開始する機能をもち、
上記発音コントロール・データとビブラート・イネイブ
ル・データにもとづいた周波数データを楽音発生装置に
送出するビブラート付加装置と、ビブラート付加装置か
ら送出された周波数データに対応したピッチの楽音を発
生する楽音発生装置から構成したものであり、特定のチ
ャネルのみにビブラートなどの効果を付加することが可
能で、効果が付加されているチャネルだけのキーオンを
検出して、最初のキーオンが検出されたときに開始する
ディレイビブラートなどの制御が可能である。 実施例の説明 〔1〕楽音発生システムの構成 第1図は、本発明の楽音発生システムを電子楽器に応用
した、本発明の実施例の構成を示すブロック図である。 メイン・マイクロコンピュータMμC(101)はキー
ボード(102),タブ・スイッチ(103)などの入
力装置から信号を受けとって、複数の楽音発生システム
(108−1〜4)を制御する。楽音発生システム(1
08−1〜4)から出力された楽音信号は、加算器(1
09)で加算され、増幅器(110)を通してスピーカ
(111)から発音される。 サブ・マイクロコンピュータSμC(104)は、メイ
ン・マイクロコンピュータMμC(101)から送出さ
れる発音コントロール・データSCD、音色セレクト・
データTSD等を受けとって、ディジタル・サウンドジ
ェネレータDSG(105)、ローパス・フィルタLP
F(106)、振幅変調部AMS(107)を制御す
る。DSG(105)は、サブ・マイクロコンピュータ
SμC(104)から送出される発音コントロール・デ
ータSCD、音色セレクト・データTSD等にもとづい
て8チャネルの楽音を独立に発生する。 このような機能をもつディジタル・サウンド・ジェネレ
ータDSGは特願昭57−231482号の「楽音発生
装置」において提案されている。 上記の楽音発生装置は、波形メモリから、2つの波形デ
ータを順次読み出して、補間演算を行い、得られた出力
データをディジタル−アナログ変換器DACを通して、
アナログ楽音出力を得る構成になっている。 ただし、本発明の楽音発生システムにおけるディジタル
・サウンド・ジェネレータDSG(105)は、音階に
対応した周波数データの発生、ビブラート付加処理、グ
ライド付加処理等の機能を持たす、上記の処理をサブ・
マイクロ・コンピュータSμC(104)で行ってお
り、またディジタル−アナログ変換器DACの前のディ
ジタル楽音出力をチャネルに独立に見て、オール0検出
を行い、楽音が発生中か、否かを示すチャネル・ステー
ト・データCHSTをサブ・マイクロ・コンピュータS
μC(104)に対して、送出する機能をもっている。 またDSG(105)は、SμC(104)から送出さ
れるチャネル独立のファースト・ダンパ要求信号を受け
とると、発音中の楽音を短時間で減衰させる機能を持っ
ている。このファースト・ダンパ機能は、DSG(10
5)内のエンベロープ・データを操作することによっ
て、容易に実現できる。またSμC(104)から送出
される信号FDPは、該当するチャネルのキーオン/オ
フデータKDの反転値KDと論理積がとられて、データ
KDがオンのときは、ファースト−ダンパがかからない
ようになっている。 〔2〕サブ・マイクロコンピュータの入力データ・フォ
ーマット 第2図は、メイン・マイクロ・コンピュータMμC(1
01)から、サブ・マイクロ・コンピュータSμC(1
04)へのデータ転送I/Oマップである。 第3図〜第5図は、第2図に示されているデータのデー
タ・フォーマット図である。 発音コトンロール・データSCDは、ノートデータNT
D、オクターブ・データOTD、キーデータKDで構成
され、OTD,NTDは、ディジタル・サウンド・ジェ
ネレータDSG(105)に送られて、音名に対応する
基本ピッチと、音色、エンベロープをもつ、楽音が発生
される。 キーオン/オフデータKDは、DSG(105)に送ら
れ、発音の開始と終了に関する制御を行う。 ピッチ・コントロール・データPCDは、ノート・デー
タNTDとオクターブ・データOTDで決定される基本
ピッチからのピッチのずれをチャネル独立に与えるデー
タである。 レベル・コントロール・データLCDは、発音される楽
音のレベルをチャネル独立に設定するデータである。 音色セレクト・データTSDは、波形データ・メモリ上
のどの音色に相当するメモリ領域を選択するかを決定す
るデータで、このデータによって、例えば、ピアノ,ギ
ター等の音色を各チャネル独立に16種類まで選択する
ことができる。 ビブラート・イネイブル・データVENは、チャネル独
立にビブラートのオン/オフを指定するデータである。 グライド・イネイブル・データGENはチャネル独立に
グライドのオン/オフを指定するデータである。 効果コントロール・データECDは、ディレイビブラー
ト,オン/オフを指定するデータDVIBと、ビブラー
トの深さを4段階で指定するビブラート・デプス・デー
タVDPと、ビブラートの周波数を4段階で指定するビ
ブラート周波数データVFDと、ダンパのオン/オフを
指定するダンパオン/オフデータDMPと、トレモロの
オン/オフを指定するトレモロオン/オフ・データTR
Mとグライドのオン/オフを指定するデータGLとで構
成されている。 〔3〕データ転送方式 次に上記のメイン・マイクロコンピュータMμC(10
1)からサブ・マイクロコンピュータSμC(104)
へ送られるデータの転送方式について説明する。 第6図は、本発明の楽音発生システムで、用いているデ
ータ転送方式を実現するデータ転送装置のブロック図で
ある。 メイン・マイクロコンピュータ(201)は、8ビット
のデータ・バスDBを介して、サブ・マイクロコンピュ
ータ(203)にデータを転送する。そのデータバス上
のデータは、メイン・マイクロコンピュータMμC(2
01)から送出される転送フラグTRFによって、アド
レスとデータの区別および、データの順序の判断が行わ
れる。 サブ・マイクロコンピュータSμCのデータの受け取り
は、メイン・マイクロコンピュータMμCから送出され
る割込み要求信号WRによって、RSフリップ・フロッ
プ(202)がセットされることによって、始まりRS
Tから送出されるリセット信号によってRSフリップ・
フロップ(202)がリセットされることによって終了
する。 第7図は、データ転送装置の機能ブロック図である。 データ送出装置(306)は、発音コントロール・デー
タSCD、ピッチ・コントロール・データPCD等を生
成するデータ生成手段(301)と、データ生成手段
(301)によって生成されたデータを、データ受信装
置(312)に対して送出するデータ出力手段(30
4)とデータ出力の前に、転送フラグTRFを所定の値
にセットして送出するTRF出力手段(303)と、デ
ータ出力手段(304)によるデータ出力のタイミング
を制御するタイマ手段(302)と、データ出力の際に
SμC(312)に対して、割込み要求信号を送出する
割込み要求手段(305)によって構成される。 データ受信装置(312)は、データ送信装置(30
6)から送出される割込み要求信号を受け取って、デー
タ入力手段(308)を割込み処理状態にし、データ入
力が完了すると、割り込み待機状態になる割込み制御手
段(309)と、TRF入力手段(307)から送られ
てくる転送フラグTRFによって、データ入力手段(3
08)から送られてくるデータの区別を行ない、データ
を格納するデータ格納手段(310)により、構成され
る。 上記のデータ転送装置を第6図のような構成で8049
などのマイクロ・コンピュータで実現した場合の、プロ
グラムのフローチャートを第8図,第9図に示す。 第8図は、MμC(201)で実現されるデータ送信装
置の動作を表わすフローチャートで、第9図は、SμC
(203)で実現されるデータ受信装置の動作を表わす
フロー・チャートである。MμC(201)のデータ転
送プログラムには2通りあり、第8図(a)は、複数ワー
ドのデータを一度に転送するブロック転送方式のフロー
・チャートで、第8図(b)は、1ワードのデータを特定
のアドレスに対して転送する、ワード転送方式のフロー
・チャートである。 第8図(a)のブロック転送方式の場合、あらかじめ、2
4ワードのブロック・データ(SCD,PCD,LC
D)がMμC(201)上のメモリに連続的に格納され
ているとする。 処理(401)で、MμC(201)上のメモリのブロ
ック・データ・エリアの先頭にアドレス・カウンタをセ
ットし、処理(402)で、転送フラグTRF=“0”
(“0”は論理0を表わす)を出力して、初期設定す
る。処理(403)で、SμC(203)に対して、割
込み要求信号WRを出力し、次に処理(404)で、ブ
ロック転送を開始することを示す、データ00H(Hは
16進数を表わす)を出力し、処理(405)で次のデ
ータを送出することを示すフラグTRF=“1”
(“1”は論理1を表わす)を出力し、処理(406)
において、一定時間待つことによって、SμC(20
3)が次のデータを受け取ることが、可能になるまで、
次のデータの送出を保留する。 次に処理(407)で、MμC(201)上のメモリの
ブロック・データ・エリアからデータを読み、処理(4
08)で、データをSμC(203)に送出し、処理
(409)で、メモリのアドレス・カウンタをインクリ
メントする。その後、上述の処理(406)と同じ目的
で、処理(410)で、一定時間待つ。処理(412)
で、アドレス・カウンタが最終のアドレスまでインクリ
メントしたか否かを見ている。例えば、SCD,PC
D,LCDの8ワードのデータを同時にブロック転送す
るとすれば、(407)〜(411)までの処理が24
回繰り返される。 第8図(b)のワード転送方式の場合、処理(413)で
出力するアドレス・データをセットし、処理(414)
で、アドレス・データの送出を示すフラグTRF=
“0”を出力し処理(415)でSμC(203)に対
して割込み要求信号WRを出力し、処理(416)でア
ドレス・データを出力し、処理(417)で、上述の処
理(406)と同様の目的で、一定時間待つ。次に、デ
ータを送出することを示すフラグTRF=“1”を出力
し、処理(419)で割込み要求信号WRを出力し、処
理(420)でデータを出力し、処理(421)で、上
述の処理(406)と同様の目的で、一定時間待つ。 第9図は、MμC(201)が送出されるデータをSμ
C(203)で、受けとる場合の割込みルーチンのフロ
ーチャートを示している。 MμC(201)からの割込み要求信号WRによって、
割込みルーチンに入ると、まず処理(501)で、デー
タを入力し、処理(502)で、入力データが00Hか
否かを見て00Hならば、ブロック転送が開始されると
判断して、処理(504)を実行し、00Hでなけれ
ば、ワード転送と、判断して処理(515)を実行す
る。 ブロック転送の場合、処理(504)で、データを格納
すべき、SCD,PCD,LCDメモリのアドレス・カ
ウンタを初期設定する。 なおSμC(203)内のメモリのメモリ・マップを第
10図に示す。ここに記されているデータのデータ・フ
ォーマットは、アドレス20H〜3FHまでは、第4図
で説明したデータ・フォーマットと同様である。 次に処理(505)でフラグTRFが“0”から“1”
に変化するまで待ってから、処理(506)で、データ
を入力し、処理(507)で第10図に示されたメモリ
に格納する。次に処理(508)で、アドレス・カウン
タをインクリメントし、処理(509)で、フラグTR
Fが反転するまで待ってから、アドレス・カウンタをイ
ンクリメントし、アドレス・カウンタが、最後のアドレ
スを越えているか否かを見る、つまり、アドレス・カウ
ンタが、38Hか否かを見て、処理(505)か、処理
(514)を実行する。 アドレス・カウンタが38Hでないとき、再び(50
5)〜(512)の処理を繰り返し、アドレス・カウン
タが38Hになると、処理(514)で、インタラプト
フリップ・フロップ(第6図のRSフリップ・フロップ
(202)に相当する)をリセットする信号RSTを出
して、処理を終了する。 ワード転送の場合、処理(515)において、処理(5
01)で、入力したデータをアドレス・データとして、
セーブし、処理(516)でフラグTRFが反転するの
を待ってから、処理(517)で、データを入力し、処
理(518)において、処理(515)で、セーブされ
たアドレス・データにもとづいて、メモリにデータを格
納し、最後に処理(519)で、インタラプト・フリッ
プ・フロップをリセットする。 第11図(a)は、MμC(201)からSμC(20
3)へブロック転送を行うときのタイミング・チャート
であり、第11図(b)は、ワード転送を行うときのタイ
ミング・チャートである。なお図中の信号名は、第6図
中の信号名と一致している。 第11図(a)において、MμC(201)からSμC
(203)に対して、割込み要求信号WRが送出される
と、SμC(203)は割込み処理に入り、DBバス上
のデータ00Hを見てブロック転送であることを判断
し、転送フラグTRFの値を見ながら順次データを受け
とって行き、データSCD0からデータLCD7までの
24個のデータをすべて受けとると、信号RSTによっ
てRSフリップ・フロップ(202)がリセットされ、
割込み待機状態になる。 なお信号INTは、RSフリップ・フロップ(202)
からSμC(203)に送られる割込み要求信号であ
り、信号RSTによってリセットされるまで、保持され
る。 第11図(b)において、MμC(201)は、割込み要
求信号WRをSμC(203)に送出し、その後、DB
バスを介して、アドレスADRを送り、フラグTRFが
反転してからデータDATAをSμC(203)に対し
て送る。 SμC(203)はデータDATAを受けとるとRSフ
リップ・フロップ(202)をリセットして、通常処理
に戻る。 以上のようなタイミングで、ブロック転送とワード転送
が行われる。 なお本発明の楽音発生システムにおけるMμC(10
1)からSμC(104)へのデータ転送は、ワード数
が多く、転送頻度が高いデータSCD,PCD,LCD
等は、ブロック転送を用い、ワード数が少なく転送頻度
の低いデータTSD,EFT,VBE等は、ワード転送
を用いている。 つまり、同じタイミングで多数のデータを1度に転送す
る場合、アドレスの転送を必要としないブロック転送は
有利で、少数のデータをばらばらのタイミングで転送す
るときは、ワード転送が有利なので、この2つの転送方
式を転送するデータによって使い分けることによって、
CPUの占有時間の少ない転送処理を実現することがで
きる。 〔4〕サブ・マイクロコンピュータの処理 サブ・マイクロコンピュータSμC(104)は、ディ
ジタル・サウンド・ジェネレータDSG(105)に対
する発音コントロール・データSCDの送出のタイミン
グ制御、音色セレクトデータTSDの切り換え時の制
御、データSCDにもとづいて、基本周波数に対応する
周波数データFQDを作成する処理、ディレイビブラー
トの制御、トレモロ付加処理、グライド付加処理、及び
各種データのDSG(105)に対する出力処理を行
う。 〔5〕ディジタル・サウンド・ジェネレータの入出力デ
ータ・フォーマット 第12図は、SμC(104)とDSG(105)の間
のデータの入出力形式を示すI/Oマップである。I/Oアド
レス44Hのチャネル・ステート・データは、DSG
(105)が、発音中であることを、チャネル独立に示
すデータであり、DSG(105)からSμC(10
4)に送られる。他のすべてのデータは、SμC(10
4)からDSG(105)に送出される。 発音コントロール・データSCDは、第3図に示される
MμC(101)からSμC(104)へのデータ転送
の際のデータ・フォーマット図と全く同様である。 レベル・コントロール・データLCD、音色セレクトデ
ータTSD、エンベロープ・データENVは、第4図に
示されるMμC(101)からSμC(104)への転
送の際のデータ・フォーマットと同様である。 第13図(a)〜(c)はSμC(104)からDSG(10
5)に送られる周波数データFQDのデータ・フォーマ
ットである。データFQDは8チャネル独立のデータで
1ワードが13ビットの構成になっており、下位8ビッ
トと上位5ビットが、順次、転送され、DSG(10
5)は、このデータFQDの値に対応した周期の楽音信
号を出力する。 第13図(d1),(d2)は、ダンパ・オン/オフ・データD
MPのデータ・フォーマットを示す。第13図(e1),
(e2)はファーストダンパ・データFDPのデータ・フォ
ーマットを示しており、データFDPはDSG(10
5)で発音する8チャネルの発音チャネルに対して、独
立にファースト・ダンパを要求するデータである。DS
G(105)のあるチャネルに対してSμC(104)
から、ファースト・ダンパが要求されると、そのチャネ
ルが発音中である場合、DSG(105)は通常の楽音
の減衰より、短かい時間で楽音を減衰させる。 このファースト・ダンパの減衰時間は、短いほど、次の
新たな楽音の発生は速いが、短かすぎると、クリックに
聞こえるので、適当な時間に設定する必要がある。 第13図(f1),(f2)は、上述のチャネル・ステート・デ
ータCHSTのデータ・フォーマット図である。 〔6〕発音コントロール・データの割当て処理 SμC(104)からDSG(105)に対する発音コ
ントロール・データSCDの送出タイミングの制御につ
いて以下に説明する。 第14図は、第1図におけるMμC(101),SμC
(104),DSG(105)の部分を、発音制御を行
う1つのシステムと見た場合の機能ブロック図である。 SCD発生装置(601)は、実際には、MμC(10
1)上のソフト・ウェアで実現される、発音コントロー
ル・データSCDの生成装置である。発音制御装置(6
00)は、SμC(104)上のソフト・ウェアで実現
される、データSCDの割当てタイミングの制御手段で
あり、楽音発生装置(604)は、DSG(105)に
相当する。 発音制御装置(600)は、SCD発生装置(601)
から、送出されるデータSCDを受けとって、楽音発生
装置(604)から送出されるチャネル・ステート・デ
ータCHSTを見て、データSCDを楽音発生装置(6
04)に送出するとともに、楽音発生装置(604)の
該当するチャネルが、発音中であれば、ファースト・ダ
ンパ要求手段(603)により、該当するチャネルに対
して、ファースト・ダンパの要求を行う。 第15図は、発音制御装置(600)の機能を示した詳
細な機能ブロック図である。 SCD発生装置(601)で、生成されたデータSCD
は、上述のデータ転送方式の項で説明したブロック転送
方式で、転送され、SCD記憶手段(606)によって
記憶される。SCD記憶手段で記憶されたデータSCD
は、アサイン・フラグ発生手段(607)に転送され
る。アサイン・フラグ発生手段(607)は、SCD記
憶手段(606)からのデータSCDを記憶しておい
て、データSCDが変化したとき、アサイン・フラグを
オンにする機能をもっている。このアサイン・フラグ
は、SCD出力手段(609)に対して、データSCD
の出力を要求するフラグであり、新たなデータSCDが
出力されるとSCD出力手段において、リセットされ
る。 発音コントロール・データSCDは、第3図に示される
ように、ノート・データNTDとオクターブ・データO
TDとキー・オン/オフデータKDとで構成されてお
り、データNTDとデータOTDは、発音する楽音の基
本ピッチ、音色,基本エンベロープを決定しデータKD
は、発音の開始及び終了のタイミングを制御する。ただ
し、データKDがオフのデータSCDが楽音発生装置
(604)に送出されてもすぐに発音が終了することは
なく、特定のリリース区間を経てから楽音の出力はゼロ
になる。 KD判定手段(605)は、SCD記憶手段(606)
に記憶されているデータSCD中のデータKDのオン/
オフを判定する。CHST判定手段(610)は楽音発
生装置(604)から送出されるチャネル・ステート・
データCHSTを受けとって、アサイン・フラグがオン
で、新たなデータSCDの出力が要求されているときフ
ァースト・ダンパ要求手段(603)を制御して、楽音
発生装置(604)に対して、ファースト・ダンパの要
求を行う。 SCD出力手段(609)は、KD判定手段(60
5)、アサイン・フラグ発生手段(607)とCHST
判定手段からの信号をもとにして、SCD記憶手段(6
06)に格納されているデータSCDを、楽音発生装置
(604)に出力すると同時にファースト・ダンパ要求
手段(603)を制御して、ファースト・ダンパ要求を
リセットする。それと同時にCSCD(現SCD)記憶
手段(608)に、出力したデータSCDと同じデータ
を格納する機能をもっている。 またSCD出力手段は、KD判定手段(605)からキ
ーオンを示す信号が送出されているとき、データSCD
を出力する前に、CSCD記憶手段に格納されている現
SCDデータCSCDのデータKDをリセットして出力
する機能をもっている。 言い換えると、キーオンに対応してデータSCDが出力
される前に必ずキーオフ処理が行われる。したがって、
SCD発生装置から、キーオンの、異なるデータSCD
が送られてきても、一旦キーオフ処理を行ってから新た
なキーオンのデータSCDを、数音発生装置(604)
へ送出するようになっている。 第16図は発音制御装置(600)の機能をインテル社
の8049等のマイクロコンピュータを利用して実現し
た場合のプログラムのフローチャートである。 発音制御処理において、マイクロコンピュータの内部メ
モリは変数エリアとして用いられる。第10図にサブ・
マイクロコンピュータSμC(104)のメモリ・マッ
プを示す。第10図において、アドレス20H〜3FH
までのデータの内容は第3図〜第5図のMμC(10
1)とSμC(104)間の転送データ・フォーマット
と同一であるので、ここでは説明を省略する。 アサイン・フラグASNは、MμC(101)から転送
されてきた、発音コントロール・データSCDが変化し
たときにセットされ、データSCDの割当てが終了した
ときに、リセットされるフラグであり、8チャネル分の
エリアを持っている。 旧発音コントロール・データOSCDは前述のアサイン
・フラグ発生手段(607)の機能の実現するためのメ
モリで、アサイン・フラグ発生手段(607)は、SC
D記憶手段(606)に格納されているデータSCDと
OSCDメモリのデータOSCD(旧SCD)を比較し
て、異なっていれば、アサイン・フラグASNをセット
し、次にOSCDメモリを新たなデータSCDに書き換
える。 CSCD(現SCD)メモリは、SCD出力手段(60
9)から楽音発生装置(604)に送出されるデータS
CDの状態をモニタするメモリで、SCD出力手段(6
09)からのデータSCDの出力と同時に書き換えられ
る。 次に第16図のフローチャートについて説明する。この
フローチャートは、データSCD割当てのタイミング制
御の基本的な処理の1チャネル分を示したものである。 処理(700)は、メモリ上のアサイン・フラグASN
を見てオン/オフを判断し、オフならばデータSCDの
割当てを行わず、オンならば、SCDの割当て処理のル
ーチンを実行するようにする処理であり、処理(70
1)で、SCDのキーオン/オフ・データKDを見て、
キーオフならば、データSCDをそのまま出力し、キー
オンならば、処理(702)において、SCDキーオフ
処理を行う。SCDキーオフ処理は、CSCD(現SC
Dデータ)メモリからデータCSCDを読み出して、デ
ータKDをクリアしたデータを出力して、キーオフ処理
を行う。この処理によって、キーオンのデータSCDが
出力されるとき、つまり、新たなデータSCDに対応す
る発音が行われる前には、必ずキーオフ処理が行われる
ことになる。したがって、異なるキーオンのデータSC
Dが、MμC(101)から連続して送られてきても、
必ずキーオフ処理が間に入ることになり、新たなデータ
SCDが出力される度にDSG(105)において、新
たな発音情報として認識される。 処理(703)において、DSG(105)から送出さ
れるチャネルステート・データCHSTを見て、データ
CHSTがオン(発音中)であれば、処理(709)に
おいて、ファーストダンパ・データFDPをセットし、
データCHSTがオフであれば処理(704)で、デー
タFDPをクリアし、処理(705)において、データ
SCDを出力する。次に処理(706)でCSCDメモ
リに、処理(705)で出力したデータSCDを書き込
み、処理(707)で、アサイン・フラグASNをクリ
アし、データSCDの割当てが終了したことを示す。処
理(708)では、処理(704),(709)で操作
されたデータFDPをDSG(105)に対して出力す
る。 第18図はSCD割当てタイミング制御の際のDSG
(105)の入出力を示したタイミング・チャートであ
る。第18図(a)はSμC(104)からDSG(10
5)への出力を示し第18図(b)はSμC(104)の
入力を示している。 第18図(a)のKDは、データSCD中のキーオン/オ
フデータKDを表わしており、FDPはファーストダン
パ・データFDPを表わしている。 第18図(b)のAOUTは、DSG(105)のアナロ
グ楽音出力信号の振幅を表わしており、CHSTは、発
音中であることを示すチャネル・ステート・データCH
STを表わしている。 第18図においてデータKDは時間(800)で立ち上
がり、それにともなって、信号AOUTも立ち上がる。
次に時間(801)において、データKDが立ち下がる
と信号AOUTは、リリース部に入り、減衰する。この
状態でSμC(104)から、次のデータSCDを割当
てるためにファースト・ダンパ・データFDPがオンに
なる。すると信号AOUTは、リリース状態より速い減
衰状態、つまり、ファースト・ダンパ・モードに入る。
その後時間(802)において信号AOUTがゼロにな
り、データCHSTがオフになるとSμC(104)は
時間(803)で新たなデータSCDを送出し、その後
時間(804)でデータFDPをリセットしてくる。こ
の新たなデータSCDの割当てと、データFDPのリセ
ットは、直列処理のマイクロ・コンピュータを使用して
いる場合、同時に行うことができない。またFDPのオ
フ・データを、データSCDの割当てより先に行うよよ
うにすると、各チャネルごとに、毎回データFDPを送
出する必要があるので、プログラムの高速化のために、
FDPのオフ・データの送出を8チャネル分のデータS
CDの送出が終了してから行い、(805)の区間で、
ファースト・ダンパ・モードにならないように、FDP
と▲▼の論理積をとった信号FDRをファースト・
ダンパ要求信号として、DSG(105)内部で用いて
いる。 以上のような処理を8チャネル独立に行って、チャネル
独立に、データSCDの割当てタイミングの制御を実現
する。 SμC(104)上で上述のような発音制御処理を行っ
た場合、下記のような利点がある。 発音コントロール・データSCDは、SμC(10
4)上で、一旦保持されてから、所定のタイミングでデ
ィジタル・サウンド・ジェネレータDSG(105)に
転送されるので、MμC(101)のデータSCDの送
出タイミングに制約がないためMμC(101)の処理
が簡単になる。 SμC(104)において、現在発音中のチャネルに
新たなデータSCDを割当てるとき、該当するチャネル
に、ファースト・ダンパ要求をして、発音中の楽音を速
く減衰させるとともに、発音の終了を確認してから新た
なデータSCDを割当てるので、クリックノイズが生じ
ない範囲で、最短時間で、新たな発音を行うことができ
る。 〔7〕強制消音処理 強制消音フラグ発生装置(611)は、音色セレクト・
データTSDの切換わり時や、楽音発生システム自体の
リセット時に、楽音発生装置(604)において発音中
の楽音を短時間で減衰させる強制消音フラグを発生す
る。 第15図において発音制御装置(600)内の強制消音
制御手段(612)は、強制消音フラグを受けて、SC
D出力手段(609)が、CSCD記憶手段(608)
に格納されているデータCSCDのデータKDをリセッ
トして、出力するように制御し、またファースト・ダン
パ要求手段(603)に対して、無条件にファースト・
ダンパ要求信号を送出するように制御する機能をもって
いる。 第17図は、第16図の発音制御装置(600)上のプ
ログラムに強制消音処理の機能を加えたプログラムのフ
ローチャートである。 なおMμC(101)から送出される強制消音を指定す
る信号に、第3図に示される発音コントロール・データ
SCDを用いて、データSCD=00Hのとき強制消音
モードと定義する。 第17図において、処理(710)でデータSCD=0
0Hか否かを判断し、データSCD≠00Hならば、通
常のSCD割当て処理を行い、一方、データSCD=0
0Hならば、処理(711)で、ファースト・ダンパ・
データFDPの該当するビットをセットし、処理(71
2)で、データSCDのキーオフ処理を行う。このキー
・オフ処理は処理(702)のキーオフ処理と同様のも
のである。以上のような消音処理が、MμC(101)
からの強制消音要求信号(データSCD=00H)によ
って実現され、音色切り換え時やシステムのリセット時
にスムーズに楽音を消滅させることができる。 なお、音色切り換わり時などの強制消音処理は、SμC
(104)の中で、音色セレクト・データTSDを記憶
するメモリを持ち、新旧のデータTSDを比較すること
によって、強制消音処理に入るようにしてもよい。 〔8〕ビブラート付加処理 SμC(104)で行われるビブラート付加処理につい
て説明する。 本発明の楽音発生システムにおけるビブラート付加処理
は、特定のチャネルのみにビブラート効果を付加するこ
とが可能で、効果が付加されているチャネルだけのキー
オンを検出して、少なくとも1つのキーオンが検出され
たときにディレイ・ビブラートを開始するようになって
いる。 ビブラート付加処理は、SμC(104)上のソフト・
ウェアによって実現される機能である。 第19図は、SμC(104)をビブラート付加という
機能をもった1つの装置と見た場合の機能ブロック図で
ある。 ビブラート付加装置(903)は、SμC(104)上
のソフト・ウェアで実現されるビブラート付加機能をも
った装置であり、SCD発生手段(900)、VEN,
DVIB発生手段(901)は、MμC(101)上の
ソフトウェアで実現される機能であり楽音発生装置(9
15)は、第1図におけるDSG(105)に当たる。 SCD発生手段(900)は、発音コントロール・デー
タSCDを発生する機能であり、VEN,DVIB発生
手段(901)は、第5図で説明した効果コントロール
・データECD中のディレイ・ビブラート・オン/オフ
・データDVIBを設定する機能と、第4図で説明した
ビブラート・イネイブル・データVENを設定し、8チ
ャネルのうち、どのチャネルをビブラート・オンにする
かを指定する機能をもっている。 これらの機能は、すべて第1図におけるMμC(10
1)上のソフト・ウェアで、実現される。 ビブラート付加装置(903)はSμC(104)上の
ソフトウェアで実現される装置であり、SCD記憶手段
(905)及びVEN,DVIB記憶手段(908)
は、MμC(101)から転送されてくるデータを記憶
するメモリに相当し、第10図のメモリ・マップに示さ
れるメモリに相当する。 オンキー・データ生成部(906)は、SCD記憶手段
(905)に格納されているデータSCDの中のキーオ
ン/オフ・データKDを見て、8チャネルのうち、どの
チャネルがキーオンになっているかを示すオンキー・デ
ータONKを生成する。 キーオン・スタート・フラグKOS生成部(907)
は、ONK生成部(906)で生成されるデータONK
とVEN,DVIB記憶手段(908)に記憶されてい
るビブラート・イネイブル・データVEN(第4図
(d))を読んできて、各チャネルごとに論理積をとり、
全チャネルが、ゼロになるか否かを判断する。つまり、
ビブラート・オンのチャネルの中でキーオンになってい
るチャネルが存在するか、否かを判断し、全チャネル共
通のディレイ・ビブラート付加のためのスタート・フラ
グにする。 ビブラート・データ読み出し手段(910)は、タイマ
手段(913)によって、アドレスの更新タイミングを
制御されるビブラート・アドレス・カウンタ(911)
をもとに、ビブラート・データが格納されたビブラート
・データ・メモリ(909)から、ビブラート・データ
を読み出す機能をもつ。 第20図は、ビブラート・データ・メモリ(909)に
格納されるビブラート・データの一例である。横軸は、
メモリのアドレスを示し、縦軸は、データ値を示してい
る。 このビブラート・データは、ディレイ・ビブラート7波
形分をPCMデータとして格納しているもので、1波形
64サンプルの構成になっており、最後の64サンプル
(最大振幅の正弦波)が通常のビブラート・モードのと
きに読み出される。 またKOS生成部から送出されるキー・オンスタート・
フラグKOSがオンになり、かつVEN,DVIB記憶
手段(908)に格納されているデータDVIBがオン
のとき、ビブラート読み出し手段(910)はビブラー
ト・データ・メモリの最初のアドレスからディレイ・ビ
ブラート波形を順次読み出していく機能をもっている。 このとき、DVIBアドレス・カウンタ(912)は、
DVIBアドレス・カウンタ(911)の64カウント
ごとのオーバーフローによって更新され、ディレイ・ビ
ブラート波形を読み出すときに用いられる。 ビブラート・データ読み出し手段(910)の出力デー
タは、加算手段(914)において、基本ピッチデータ
発生手段(904)より送出される基本ピッチ・データ
と加算され対数ピッチ・データを形成しEXP変換手段
(915)によって指数変換され楽音発生装置(91
6)に送出される。なお基本ピッチデータ発生手段(9
04)は、SCD記憶手段(905)に記憶されている
データSCDの中のノート・データNTDをもとに、C
音からB音までのいずれかの音程に相当する基本ピッチ
・データを発生する機能をもっている。一方SCD中の
オクターブ・データOTDに相当する周波数の制御は、
第3図に示されるように、1周期のサンプル数を変化さ
せることによって得ている。 また指数変換手段(914)で発生される周波数データ
FQDは、第12図のI/Oマップに示されるような形式
で、楽音発生装置(915)に送出される。 第21図〜第23図は、上記のビブラート付加処理をS
μC(104)上のソフト・ウェアで実現した場合のプ
ログラムのフローチャートである。 ビブラート付加処理は、タイマによって、一定時間間隔
で、ビブラート・データの読み出しアドレスを変化させ
ていく処理と、それとは非同期のディレイ・ビブラート
のスタート及びビブラート・データの読み出しの処理に
分けられる。 第21図は、ディレイ・ビブラートのスタート及び、ビ
ブラート・データの読み出し処理を実現するためのプロ
グラムのフロー・チャートである。 まず処理(920)で第5図に示される効果コントロー
ル・データECD中のビブラート周波数データVFDを
みて、それに対応するタイマ・データCYCLEをセットす
る。 このタイマ・データCYCLEは、タイマで、処理タイミン
グを管理されるルーチンの処理間隔を規定するデータで
あり、このデータによってビブラートのスピートが決定
される。 処理(921)ではデータECD中のディレイ・ビブラ
ートオン/オフ・データDVIBを見て、オフならば、
処理(935)でディレイ・ビブラート・アドレス・カ
ウンタDCOUNTを6にセットする。 ビブラート・データの読み出しアドレスVADRは、上記の
ディレイ・ビブラート・アドレス・カウンタDCOUNTと、
ビブラート・アドレス・カウンタVCOUNTによって、下記
のように計算される。 VADR=DCOUNT・64+VCOUNT……(1) 処理(921)において、データDVIBがオンと判断
されたとき、処理(922)で、第4図に示されるビブ
ラート・イネイブル・データVENとオンキー・データ
ONKの論理積をとる。 オンキー・データONKは第24図に示されるようなデ
ータ・フォーマットになっており、楽音発生装置(60
4)に出力されているデータSCD中のキー・オン/オ
フ・データKDの8チャネル分で構成されたデータであ
り、0チャネルから7チャネルに対応するデータSCD
上のデータKDの内容を示している。 第25図は、第17図の発音制御処理用プログラムに、
データONKの生成処理を組み込んだプログラムのフロ
ーチャートである。 処理(713),(715)において、現在処理中のチ
ャネルに対応するオンキー・データONKのビットをク
リアし、処理(714)において、現在処理中のチャネ
ルに対応するデータONKのビットをセットする。 ここで、第21図のビブラート付加処理プログラムのフ
ロー・チャートの説明にもどる。処理(922)で、デ
ータVENとデータONKの論理積をとった結果をキー
オン・スタート・フラグKOSとすると、ビブラートが
オンになっているチャネルのうち、すべてのチャネルが
キーオフのときフラグKOSは、00Hとなり、少なく
とも1つのチャネルがキーオンになっているとき00H
にならない。 本実施例では、ビブラートがオンのチャネルのデータK
Dがオール0からオール0以外に変化したときだけ、デ
ィレイ・ビブラート・モードに入るような処理を実行し
ている。 処理(923)で、フラグKOSか00Hと判断すると
処理(934)においてディレイビブラート・スタート
・フラグDSTをクリアし、オンであると判断すると、
処理(925)においてカウンタDCOUNTをクリアし、処
理(926)においてカウンタVCOUNTをクリアし、処理
(927)において、フラグDSTを反転する。 第26図は、上述のディレイ・ビブラート・スタート処
理を示したタイミングチャートである。 キー・オン・スタート・フラグKOSが時間(102
0)で00Hから00H以外に変化すると、カウンタDC
OUNT,VCOUNTがクリアされ、それと同時にディレイ・ビ
ブラート・スタート・フラグDSTが時間(1021)
でセットされる。次に時間(1022)においてフラグ
KOSが00Hになると、フラグDSTは時間(102
3)において、クリアされる。 つまり、一度、1つのチャネルがキーオンになって、デ
ィレイ・ビブラートがスタートすると、それ以後のキー
オンに対しては、ディレイ・ビブラートはスタートせ
ず、一度、すべてのチャネルがキーオフになると、新た
な最初のキーオンに対して、ディレイ・ビブラートがス
タートする。 第21図のフロー・チャートにおいて処理(928)以
後は、ビブラート・データの読み出し処理のルーチンで
ある。 処理(928)において、ディレイ・ビブラート・アド
レスカウンタが0のとき処理(933)において、ビブ
ラートデータを0にセットする。本実施例においては、
第20図に示されるようなディレイ・ビブラート波形を
読み出すようになっているが、アドレス0〜63までの
部分は、出力がデータが常に0になっているので、メモ
リから0データ読み出す代わりに、あらかじめビブラー
ト・データを0にセットする。このことによって、処理
速度が増大するだけではなくアドレス0〜63の部分
を、プログラム・メモリなどに使用することができる。 処理(929)は、ビブラート・データ・アドレスを計
算する処理で、式(1)に示されるような計算を実行し
て、読み出しアドレスVADRを求め、処理(930)
でアドレス・データVADRにもとづいて、ビブラート
・データを読み出す。 処理(931)は、上記の読み出されたビブラート・デ
ータの振幅を制御する処理を行う部分で、第5図に示さ
れたビブラート・デップス・データVDPに従った変換
を行う。この処理は、ビット・シフトと加算を繰返し用
いて、実現しており、乗算なしで、振幅が1/2,3/8,1/4
のビブラート・データを容易に得ることができる。その
結果得られたビブラート・データは、処理(932)で
基本ピッチ・データと加算される。 また上述のようにディレイ・ビブラート・オン/オフ・
データDVIBがオフのときは、処理(935)が実行
され、カウンタDCOUNT=6と設定されるので、常に第2
0図における最後の波形が読み出されることになる。 第22図はビブラート・アドレス・カウンタVCOUNT,デ
ィレイ・ビブラート・アドレス・カウンタDCOUNTを定期
的に更新する処理を示したフロー・チャートである。 ここで、サブ・ルーチンTIMER(1003)は、第23
図のフロー・チャートで示されるようにタイマによって
定期的に実行される。 第23図において、処理(1000)によって、SμC
(104)に関する各種の初期設定が行われる。次に処
理(1001)で、データSCDの割当てなど各種処理
が行われて、処理(1002)で、タイマ・フラグを参
照して、タイマが、オーバー・フローしたか否かを見
る。タイマ・フラグがオンになると、サブ・ルーチンTI
MER(1003)が実行され、このサブ・ルーチンで、
タイマの初期設定が行われる。このような処理をくり返
すことによって、サブ・ルーチンTIMER(1003)
が、定期的に実行される。 第22図において、処理(1004)で、第21図の処
理(920)で説明したタイマ・データCYCLEをタイマ
にセーブしてタイマを初期設定し、処理(1005)
で、カウンタVCOUNTをインクリメントし処理(100
6)で、カウンタVCOUNTが64になったか否かを判断
し、カウンタVCOUNT=64ならば、処理(1007)で
カウンタVCOUNTをクリアし、処理(1009)でカウン
タDCOUNTが6か否かを判定して、カウンタDCOUNT≠6で
あれば、処理(1010)でカウンタDCOUNTをインクリ
メントする。 つまりカウンタDCOUNTは第21図で説明した非同期のル
ーチンでカウンタDCOUNT=0に初期設定され、サブ・ル
ーチンTIMERで、カウンタDCOUNT=6になるまでインク
リメントされる。またカウンタVCOUNTは、サブ・ルーチ
ンTIMERにおいて、毎回インクリメントされカウンタVCO
UNT=64になるとカウンタVCOUNT=0にもどる。 以上のような処理によって、SμC(104)上でビブ
ラート付加装置の機能が実現される。
〔9〕トレモロ制御処理 第27図は、SμC(104)上のソフトウェアによっ
て、ビブラートと同期が可能なトレモロ制御機能を実現
した場合の機能ブロック図である。 TRM発生手段(1030)は、MμC(101)上の
ソフトウェアで実現される機能で、トレモロのオン/オ
フを指定するトレモロ・オン/オフ・データTRM(E
CD上)を発生する。トレモロ制御手段(1032)
は、TRM発生手段(1030)から、送出されたデー
タTRMを受けとって記憶するTRM記憶手段(103
3)と、MμC(101)上のソフトウェアで実現され
るSCD発生手段(1031)から送出されるデータS
CDを記憶するSCD記憶手段(1035)と、記憶さ
れたデータSCDをもとに、オンキー・データONKを
生成するONK生成手段(1038)とデータONKよ
りキーオン・スタート・フラグKOSを生成するKOS
生成部(1034)と、データTRMがオンのときに、
タイマ手段(1037)の制御のもとに、トレモロ・フ
ラグTMFを発生するとともに、フラグKOSが00H
から≠00Hに変化するタイミングで、トレモロ・フラ
グTMFを初期設定する機能をもったTMF生成手段
で、構成される。 トレモロ付加手段(1040)は、トレモロ制御手段か
ら送出されるトレモロ・フラグTMF(一定周期の矩形
波)をろ波するローパス・フィルタLPF(1041)
とLPFの出力信号によって、楽音発生装置(104
4)から出力されるアナログ楽音出力の振幅を制御する
電圧制御型増幅器VCA(1042)によって構成さ
れ、VCA(1042)からの出力は、アンプ・スピー
カー等から構成される楽音再生装置(1043)で発音
される。 トレモロ制御手段(1032)のタイマ手段(103
7)KOS生成手段(1034)、ONK生成手段(1
038)SCD記憶手段(1035)等を前述のビブラ
ート付加装置(903)(第19図)と共用することに
よって、ビブラートに同期したトレモロが得られる。 上述のトレモロ制御手段(1032)の機能をSμC
(104)上のソフトウェアで実現した場合の処理の流
れが、第22図のフロー・チャートに示されている。 ほとんどの処理は、ビブラート付加処理の項で説明した
ので、相違点のみを説明する。 処理(1006)でビブラート・アドレス・カウンタVC
OUNTが64になるとトレモロ・フラグTRFを発生する
サブルーチンTRMSET(1008)を実行する。 カウンタVCOUNTが64になっていないとき、処理(10
11)でトレモロ・オン/オフ・データTRMを参照
し、データTRMがオンならば、処理(1012)でカ
ウンタVCOUNT=32か否かを判断し、カウンタVCOUNT=
32であれば、サブ・ルーチンTRMSET(1013)を実
行する。 つまり、データTRMがオンのときは、カウンタVCOUNT
=32及びカウンタVCOUNT=64のときに、サブ・ルー
チンTRMSET(1014)が実行される。 サブ・ルーチンTRMSET(1014)は、データTRMが
オフあるいは、カウンタDCOUNT=0のとき常にフラグT
MFをオンにし、データTRMがオンのとき、フラグT
MFを反転する機能をもっている。 処理(1015)において、データTRMの判定をし、
オフならば、無条件にフラグTMFをオンにセットし、
オンならば、処理(1016)においてカウンタDCOUNT
=0か否かを判定し、0ならば処理(1019)を実行
し、0でなければ、処理(1017)で、トレモロ・フ
ラグTMFのオン/オフを見て、フラグTMFがオンな
らば、処理(1018)でフラグTMFをオフにし、フ
ラグTMFがオフならば処理(1019)でフラグTM
Fをオンにして出力する。 第28図は、トレモロ制御処理のタイミングを示すタイ
ミング・チャートである。 トレモロ・フラグTMFは、トレモロ・オン/オフ・デ
ータTRMがオフのとき常にオンになっており、データ
TRMがオンになると、ビブラート波形VIBの1/2周
期ごとにフラグTMFを反転させる。 キーオン・スタート・フラグKOSが00Hから≠00
Hになると、フラグTMFがオンの状態からスタートす
る。それと同時にディレイ・ビブラートがスタートす
る。 LPFOUTは、LPF(1041)の出力信号を示したもの
で、フラグTMFをろ波した出力である。 このLPFOUTによって、VCA(1042)を制御し、ト
レモロをかける。 発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明の楽音発生システ
ムは、発生楽音の音階と発音タイミングを指定する発音
コントロール・データを複数チャネル独立に発生する発
音コントロール・データ発生手段と、ビブラートのオン
/オフをチャネル独立に指定するビブラート・イネイブ
ル・データを発生するビブラート・イネイブル・データ
発生手段と、ビブラート・イネイブル・データがオンの
チャネルだけビブラートを付加し、ビブラート・イネイ
ブル・データがオンのチャネルのうち最初にキーオンさ
れたチャネルが発音を開始した時点で、ディレイ・ビブ
ラートを開始する機能をもち、上記発音コントロール・
データとビブラート・イネイブル・データにもとづいた
周波数データを楽音発生装置に送出するビブラート付加
装置と、ビブラート付加装置から送出された周波数デー
タに対応したピッチの楽音を発生する楽音発生装置から
構成しているので特定のチャネルのみにビブラート等の
効果を付加することができ、効果が付加されているチャ
ネルだけのキー・オンを検出して、最初のキーオンが検
出されたときに開始するディレイ・ビブラートなどの制
御が可能であり、例えば、全発音チャネルを鍵域に対応
して2分割し、一方の鍵域をビブラート・オンにし、他
方の鍵域をビブラート・オフにして、ビブラート・オン
の方の鍵域のキーオンに対応して、ディレイ・ビブラー
トを開始するようにすることによって、メロディ・ライ
ンの演奏を、ディレイ・ビブラートが付加された鍵域で
行い、コード・バッキングをビブラート・オフの鍵域で
行うなど、変化に富んだ演奏が可能になる。 さらに、2分割したチャネルによって、音色を変化させ
ることによって、アンサンブル演奏が可能になる。 さらに、この機能を自動演奏モードで用いて、ビブラー
トなどの効果のかかるチャネルを自由に変化させること
によって、表現が拡大される。 また、ここで、付加する効果は、ディレイ・ビブラート
に限定されるものではなく、キー・グライド,タッチ・
レスポンス等、キーオンに関係するものなら何でもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例における楽音発生システムの
ブロック図、第2図はメイン・マイクロ・コンピュータ
MμCとサブ・マイクロコンピュータSμCの間のI/O
マップ、第3図〜第5図は、MμCとSμC間の転送デ
ータのフォーマット図、第6図はデータ転送装置のブロ
ック図、第7図はデータ転送装置の機能ブロック図、第
8図はデータ送信装置の処理を示すフロー・チャート、
第9図はデータ受信装置の処理を示すフロー・チャー
ト、第10図はSμC内のメモリのメモリ・マップ、第
11図は、データ転送装置のタイミング・チャート、第
12図はSμCとDSGの間のI/Oマップ、第13図
は、SμCとDSGの間の転送データのフォーマット
図、第14図,第15図は発音制御装置の機能ブロック
図、第16図,第17図は発音制御装置の処理を示すフ
ロー・チャート、第18図は、ディジタル・サウンド・
ジェネレータDSGの入出力を示すタイミング・チャー
ト、第19図はビブラート付加装置の機能ブロック図、
第20図はビブラート・データ・メモリの内容を示すグ
ラフ、第21図〜第23図はビブラート付加装置とトレ
モロ制御手段の処理を示すフロー・チャート、第24図
はオンキー・データのフォーマット図、第25図は、オ
ンキー・データ生成処理を示すフローチャート、第26
図はビブラート付加装置のタイミング・チャート、第2
7図はトレモロ制御手段の機能ブロック図、第28図
は、トレモロ制御処理を示すタイミング・チャートであ
る。 101……メイン・マイクロコンピュータ、104……
サブ・マイクロコンピュータ、105……ディジタル・
サウンド・ジェネレータ、107……振幅変調部、60
0……発音制御装置、601……SCD発生装置、60
2……SCD割当て手段、603……ファースト・ダン
パ要求手段、604……楽音発生装置、605……KD
判定手段、606……SCD記憶手段、607……アサ
イン・フラグ発生手段、608……CSCD記憶手段、
609……SCD出力手段、610……CHST判定手
段、611……強制消音フラグ発生装置、612……強
制消音制御手段、900……SCD発生手段、901…
…VEN,DVIB発生手段、903……ビブラート付
加装置、904……基本ピッチ・データ発生手段、90
6……ONK発生手段、907……KOS生成手段、9
09……ビブラート・データ・メモリ、910……ビブ
ラート・データ読出し手段、911……ビブラート・ア
ドレス・カウンタ、912……ディレイ・ビブラート・
アドレス・カウンタ、913……タイマ手段、914…
…加算手段、915……指数変換手段、916……楽音
発生装置、1031……SCD発生手段、1032……トレ
モロ制御手段、1034……KOS生成手段、1036……TM
F生成手段、1037……タイマ手段、1040……トレモロ付
加手段、1041……ローパス・フィルタ、1042……電圧制
御型増幅器、1044……楽音発生装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発生楽音の音階と発音タイミングを指定す
    る発音コントロール・データを複数チャネル独立に発生
    する発音コントロール・データ発生手段と、ビブラート
    のオン/オフをチャネル独立に指定するビブラート・イ
    ネイブル・データを発生するビブラート・イネイブル・
    データ発生手段と、ビブラート・イネイブル・データが
    オンのチャネルだけビブラートを付加し、ビブラート・
    イネイブル・データがオンのチャネルのうち最初にキー
    オンされたチャネルが発音を開始した時点で、ディレイ
    ・ビブラートを開始する機能をもち、上記発音コントロ
    ール・データとビブラート・イネイブル・データにもと
    づいた周波数データを楽音発生装置に送出するビブラー
    ト付加装置と、ビブラート付加装置から送出された周波
    数データに対応したピッチの楽音を発生する楽音発生装
    置から構成されることを特徴とする楽音発生システム。
JP59127058A 1984-06-20 1984-06-20 楽音発生システム Expired - Lifetime JPH068995B2 (ja)

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