JPH0689776A - シーズヒータおよびその製造方法 - Google Patents

シーズヒータおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH0689776A
JPH0689776A JP23980292A JP23980292A JPH0689776A JP H0689776 A JPH0689776 A JP H0689776A JP 23980292 A JP23980292 A JP 23980292A JP 23980292 A JP23980292 A JP 23980292A JP H0689776 A JPH0689776 A JP H0689776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheathed
heating
wires
heating wires
sheathed heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23980292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Kurita
義彦 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dennetsu Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dennetsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Dennetsu Co Ltd filed Critical Nihon Dennetsu Co Ltd
Priority to JP23980292A priority Critical patent/JPH0689776A/ja
Publication of JPH0689776A publication Critical patent/JPH0689776A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造時に時間がかからず、しかも小型で、安
価な多重巻線型の発熱素線を有するシーズヒータおよび
その製造方法を提供する。 【構成】 シーズ管6の内部に電気絶縁材7を介して多
重巻線型の複数の発熱素線4A,4Bを内装すると共
に、シーズ管6の一端に、これら発熱素線4A,4Bの
各端部を接合する接合端子5を設け、かつシーズ管6の
他端に発熱素線4A,4Bの各端子をそれぞれ接続する
複数の接続端子8A,8Bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1本のシーズヒータで
発熱量を変化できる家庭用、または産業用のシーズヒー
タに関するもので、具体的には2芯以上の発熱素線を有
するシーズヒータおよびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の螺旋状電気発熱素線を有するシー
ズヒータの特に2芯以上の複数の電気発熱素線を有する
シーズヒータとしては、特公昭56−15120のシー
ズヒータの製造方法に関する発明において、図3の側断
面図およびその正断面図の図4に示すように、あらかじ
めシーズ管2内に絶縁材3を介して発熱素線1をシーズ
管2と平行に内装した後、図5の側断面図およびその正
断面図の図6に示すようにシーズ管2とともにその全体
をツイストすることにより、発熱素線1を螺旋状に成形
する方法が知られている。
【0003】しかしながら、この方法によれば、500
回転ほどシーズ管2をツイストするため、時間がかか
り、コストアップにつながるという問題があった。ま
た、1本のシーズヒータで発熱量を変化させるために
は、そのシーズヒータに印加する電圧を変更する外部装
置を必要とするので、装置が大きくなり、かつ重量がか
さむという問題があった。
【0004】また、複数本のシーズヒータを並設させ、
個々のシーズヒータを目的別に通電するか、あるいは結
線の方法を変更するスイッチを用いて結線を変えて、発
熱量を変化させるということも行なわれているが、この
場合、加熱面を大きく取らねばならないことと、むづか
しい制御が必要になるという問題があった。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
問題点を解決するためになされたものであり、製造の際
に時間がかからず、小型で、かつ安価な多重巻線型の発
熱素線を有するシーズヒータおよびその製造方法を提供
することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のシーズヒータは、シーズ管の内部に電気絶
縁材を介して多重巻線型の複数の発熱素線を内装すると
共に、該シーズ管の一端にこれら発熱素線の各端部を接
合する接合端子を設け、かつ該シーズ管の他端にこれら
発熱素線の各端部をそれぞれ個別に接続する複数の接続
端子を設けることにより構成され、そのシーズヒータの
製造方法は、同一ピッチの螺旋状の発熱素線の複数本
を、その一方の端部同志を各発熱素線ごとに1ピッチづ
つずらして接合端子に取付けた後、これら発熱素線を電
気絶縁材を介してシーズ管内に内装して、所要充填密度
になるように成形すると共に、上記発熱素線の他方の各
端部にそれぞれ個別の接続端子を取付けることを特徴と
したものである。
【0007】
【作用】上記の構成からなるシーズヒータによれば、シ
ーズ管内に電気絶縁材を介して内装した多重巻線型の複
数の発熱素線の発熱量の変化を、個別の接続端子の制御
で容易におこなうことができ、しかも多重巻線型の複数
の発熱素線を絶縁材を介して内装しているので、所要の
充填密度になるようにシーズ管外形を減径加工すること
ができ、しかも従来のごとくシーズ管ごと全体をツイス
トする工程なしに容易に、かつ短い時間で安価にシーズ
ヒータを製造できる。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明のシーズヒータの
実施例について説明するが、まず、図1のごとくあらか
じめ二重螺旋状に成形した2本の発熱素線4Aと4Bと
からなる各発熱素線の一端に、これら発熱素線4A,4
Bの端部同志を接合する接合端子5を設け、かつこれら
発熱素線4A,4Bの他端をそれぞれ個別に接続する接
続端子8A,8Bを設けて発熱素線組立4を形成してお
り、これら発熱素線4Aと4Bの相互間は隔離しておく
ものとする。
【0009】そして、図2で、上記の発熱素線組立4を
シーズ管6内に充填した粉末状の電気絶縁材7、例えば
MgOを介して内装し、これを所要の充填密度になるよ
うにシーズ管6の径を減径加工してシーズヒータとして
いる。次に、上記のシーズヒータの製造方法について説
明すれば、複数、例えばこの実施例では2本の同一ピッ
チの螺旋状の発熱素線4A,4Bの一方の端部同志を各
発熱素線ごとに1ピッチづつずらして接合端子5を取付
けた後、各発熱素線4A,4Bを電気絶縁材7を介し
て、シーズ管6内に内装して、所要の充填密度になるよ
うに成形した上で、発熱素線4A,4Bの他方の各端部
に、それぞれ個別の接続端子8A,8Bを取付けること
でシーズヒータとしている。
【0010】
【発明の効果】以上に説明した本発明のシーズヒータお
よびその製造方法によれば、発熱体を多重巻線型とし、
これを電気絶縁材を介してシーズ管内に内装し、所要の
充填密度になるようにシーズ管の外形を減径加工してい
るので、2芯以上の複数本の発熱素線を有するシーズヒ
ータをシーズ管に内装後にツイストするという従来の方
法が不要となり、また、2芯以上の発熱素線を有するシ
ーズヒータの製作が、特別な治具を必要とせずに低コス
トで、かつ短時間に可能になるという効果がある。
【0011】また、1本のシーズヒータ内のその発熱素
線の組み合せで、容易にその発熱量を変化することがで
きるので、従来のごとくシーズヒータに印加する電圧を
変更するための外部装置を用いなくても発熱量の変化を
行なうことができるという利点がある。さらに、複数本
のシーズヒータを並設させ、個々のシーズヒータを目的
別に通電するか、あるいは結線の方法を変更するスイッ
チを用いて結線を変えて発熱量を変化させるというよう
な難かしい従来方式を用いずに、容易に発熱量を変化さ
せうるシーズヒータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシーズヒータのシーズ管に内装される
2本の発熱素線組立を示す側面図である。
【図2】図1の発熱素線組立をシーズ管に内装したシー
ズヒータの側断面図である。
【図3】従来のシーズヒータ製造時のツイスト前の状態
を示す側断面図である。
【図4】図3の正断面図である。
【図5】図3のシーズヒータのツイスト後の状態を示す
側断面図である。
【図6】図5の正断面図である。
【符号の説明】
4A,4B 発熱素線 5 接合端子 6 シーズ管 7 電気絶縁材 8A,8B 接続端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーズ管の内部に電気絶縁材を介して多
    重巻線型の複数の発熱素線を内装すると共に、該シーズ
    管の一端にこれら発熱素線の各端部を接合する接合端子
    を設け、かつ該シーズ管の他端にこれら発熱素線の各端
    部をそれぞれ個別に接続する複数の接続端子を設けたシ
    ーズヒータ。
  2. 【請求項2】 同一ピッチの螺旋状の発熱素線の複数本
    を、その一方の端部同志を各発熱素線ごとに1ピッチづ
    つずらして接合端子に取付けた後、これら発熱素線を電
    気絶縁材を介してシーズ管内に内装して、所要充填密度
    になるように成形すると共に、上記発熱素線の他方の各
    端部にそれぞれ個別の接続端子を取付けてなるシーズヒ
    ータの製造方法。
JP23980292A 1992-09-08 1992-09-08 シーズヒータおよびその製造方法 Pending JPH0689776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23980292A JPH0689776A (ja) 1992-09-08 1992-09-08 シーズヒータおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23980292A JPH0689776A (ja) 1992-09-08 1992-09-08 シーズヒータおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0689776A true JPH0689776A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17050081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23980292A Pending JPH0689776A (ja) 1992-09-08 1992-09-08 シーズヒータおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0689776A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5864941A (en) Heater assembly method
JP3970330B2 (ja) シースド型グロープラグ
US1731119A (en) Electric heater
US3273102A (en) Series electrical connections
JPH0689776A (ja) シーズヒータおよびその製造方法
JP2857966B2 (ja) シーズヒータ
US5401937A (en) Sheathed heater
US4531049A (en) Heating wire
US4763102A (en) Cartridge heater
US3366913A (en) Heater construction
US4739155A (en) Mineral insulated parallel-type heating cables
JP2001185335A (ja) シーズヒータ
US2846536A (en) Electric heaters
JP2918521B2 (ja) 電子レンジ用電源供給装置に適用される高圧ヒューズ
JP3603171B2 (ja) 電気加熱ユニット
KR100208046B1 (ko) 대용량 저항기와 그 제조 방법
JP2022047831A (ja) シーズ型ヒータ
JPH0644065Y2 (ja) ヒータケーブルの接続体
JP2958702B2 (ja) 発熱体
SU1560942A1 (ru) Электрокалорифер
JPS593886A (ja) カ−トリツジヒ−タ−
JPS5833813A (ja) 電源トランスユニツト
JPS5844563Y2 (ja) 巻線型抵抗器
JPH0573895U (ja) 分離式二本ヒーター線埋設のシーズヒーター
JPH0652976A (ja) シーズヒータ