JP2022047831A - シーズ型ヒータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒータ自体の大きさを大きくすることなく、単相電源、3相電源など使用する電源に容易に対応できるとともに、ヒータ全体の温度分布を安定させたシーズ型ヒータを提供する。【解決手段】外周に発熱線5a、5b、5cが巻回されたコア碍子4が耐熱絶縁物を介して金属パイプ2内に収容したシーズ型ヒータ1であって、1個のコア碍子4の外周に絶縁距離を保ちながら少なくとも3本の発熱線5a、5b、5cを巻回し、3個以上の発熱線回路50a、50b、50cを形成する。【選択図】図5

Description

この発明は、シーズ型ヒータに係り、特に、絶縁体に発熱線を巻き付け、金属パイプ内に耐熱性絶縁物で封入したシーズ型ヒータに関するものである。
金型加熱などに使用されるヒータとして、絶縁体の外周に発熱線を巻き付け、金属パイプ内に耐熱性絶縁物で封入し、金属パイプを減径圧縮加工して一体化したシーズ型ヒータがある。
従来のシーズ型ヒータ100は、図15に示すように、マグネシアからなるコア碍子102の内部に設けた小孔内に、例えば、単相電源に対しては2本のリードピン103a、103bをそれぞれ互いに離間して挿通し、このコア碍子102の外周に発熱用の発熱線104を巻回して、この発熱線104の両端をそれぞれ上記各リードピン103a、103bに接続する。ステンレス系の金属からなる金属パイプ101の中心部分に発熱線104が巻回されたコア碍子102を収容し、コア碍子102と金属パイプ101との間の空間部分に、マグネシア等の耐熱性絶縁物105を充填した後、金属パイプ101を減径圧縮加工することにより、シーズ型ヒータ100が形成される。
このようなシーズ型ヒータ100は、金属パイプ101の近傍に発熱線104が位置することによって、金属パイプ101表面への熱放出が効率良く行われ、発熱線本体が過熱されることを防ぎ、発熱線の寿命をながくすることができる。
上記したシーズ型ヒータ100は、1本の発熱線104をコア碍子102に巻回して構成するため、回路としては1回路の構成となる。単相電源では1電源で1本からのヒータを使用できるが、3相電源ではデルタ結線、またはスター結線した3本のシーズ型ヒータ100を1組として使用する必要がある。そして、複数のヒータを使用する加熱回路においては、必ず3の倍数本のヒータを設置する構造とする必要性がある。
しかし、これは被加熱物の形状、寸法に合わせたヒータの配置を考える上で、大きな難点となることがあった。
具体的には樹脂加熱の小さな金型においては、1~2本のヒータしか設置するスペースがない。このため、小さな金型の部分だけ単相電源を使用することになる。また、四角形の金型では、それぞれの辺に対して同じ熱を加えるために、3相電源においては、4本で賄えるところを3の倍数となる12本で設計しなければならないなどの問題がある。
一つの金属パイプに、3個の内部発熱線をそれぞれ並列接続して3相電源に対応したシーズ型ヒータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示された3相電源の場合のシーズ型ヒータ100aについて、図16を参照して説明する。図16に示すように、軸方向に互いに離間した3個の第1~第3のコア碍子102a、102b、102cと、互いに離間した3本の第1~第3のリードピン103a、103b、103cと、上記第1~第3のコア碍子102a、102b、102cにそれぞれ巻回された第1~第3の内部発熱線104a、104b、104cと、上記コア碍子と内部発熱線とを耐熱絶縁物を介して囲む金属パイプ101とよりなる。第1~第3のコア碍子102a、102b、102cの間にはスペーサ106が配設されている。第1~第3のコア碍子102a、102b、102cと金属パイプ101との間の空間部分には、マグネシア等の耐熱性絶縁物105が充填されている。
上記3相電源の場合のシーズ型ヒータの第1~第3の内部発熱線104a、104b、104cの接続は、次のように行われている。
第1のコア碍子102aに巻回された第1の内部発熱線104aの一端Aを対応する第1のコア碍子102aの一端位置で第1のリードピン103aに接続する。上記第1の内部発熱線104aの他端Bを対応する第1のコア碍子102aの他端位置で第2のリードピン103bに接続する。上記第1の内部発熱線104aに隣接する第2の内部発熱線104bの一端Aを対応する第2のコア碍子102bの一端位置で上記第2のリードピン103bに接続する。上記第2の内部発熱線104bの他端Bを対応する第2のコア碍子102bの他端位置で上記一方のリードピン103cに接続する。上記第2の内部発熱線104bに隣接する第3の内部発熱線104cの一端Aを対応する第3のコア碍子102cの一端位置で上記第3のリードピン103cに接続する。上記第3の内部発熱線104cの他端Bを対応する第3のコア碍子102cの他端位置で上記第1のリードピン103aに接続する。このようにして、3相電源の場合のシーズ型ヒータ100aが形成される。
特開平6-52976号公報
上述の特許文献1に開示されているシーズ型ヒータ100aは、金属パイプ101内に第1から第2の内部発熱線4a~4cを設け、これら内部発熱線4a~4cを3相電源に対応するリードピン103a~103cに接続して、1つの金属パイプ101内に3相電源用のヒータを構成している。
しかしながら、上記特許文献1のシーズ型ヒータ100aにおいては、軸方向に互いに離間した3個の第1~第3のコア碍子102a、102b、102cのそれぞれの間でリードピンと内部発熱線を接続しているので、接続作業が煩わしいという難点がある。
さらに、接続部近傍では発熱線を巻き付けることはできないので、コア碍子102aとコア碍子102b、コア碍子102bとコア碍子102cのそれぞれの継ぎ目の間に非発熱部が生ずることを避けることができない。
この発明は、ヒータ自体の大きさを大きくすることなく、単相電源、3相電源など使用する電源に容易に対応できるとともに、従来方式で発熱線ブロックの継ぎ目に生じていた非発熱部分を解消して、ヒータ全体の温度分布を安定させたシーズ型ヒータを提供することを目的とする。
この発明の一実施形態は、外周に発熱線が巻回されたコア碍子が耐熱絶縁物を介して金属パイプ内に収容したシーズ型ヒータであって、1個の前記コア碍子の外周に絶縁距離を保ちながら少なくとも2本以上の発熱線を巻回し、2個以上の発熱線回路を形成する。
これにより、コア碍子の外周に発熱線を巻回するいわゆる外線方式において、コア碍子を軸方向に分割することなく、複数の発熱線回路を構成できる。発熱線回路間の接続は、軸方向の端部で行えるので、発熱線の接続作業も容易にできる。よって、発熱線回路を用途によって、単相、3相など容易に変更することができる。
さらに、コア碍子を軸方向に分割することなく、コア碍子の長手方向に連続して発熱線を巻回することができる。これにより、継ぎ目なくコア碍子の長手方向を加熱でき、ヒータ全体の温度分布を安定させたシーズ型ヒータを提供することができる。
他の観点によれば、この発明のシーズ型ヒータは、以下の構成を含むことが好ましい。3本の前記発熱線が前記コア碍子の外周に絶縁距離を保ちながら巻回され、前記3本の発熱線により3個の発熱線回路を形成し、前記発熱線回路の一端は共通接続し、他端は3本のリード端子と接続される。
3本の発熱線と3本のリード端子の構成により、3相Y字結線に構成することができ、3相電源に容易に対応できる。リード線の接続により、単相接続にも容易に対応できる。単相接続の場合、電力は3相接続の2/3になる。
また、3相接続時に3本の発熱線回路のうちいずれか1つの断線により容量は1/2になる。また、3相接続時に3本の発熱線回路のうちいずれか1つが断線した場合も、容量は小さくなるが、コア碍子の長手方向の全体の加熱は継続できるので、ヒータ全体の温度分布の安定状態は維持できる。
他の観点によれば、この発明のシーズ型ヒータは、以下の構成を含むことが好ましい。前記コア碍子は、3個以上の貫通孔が設けられ、前記コア碍子の外周に3本の前記発熱線が絶縁距離を保ちながら巻回され、前記3本の発熱線により3個の発熱線回路を形成し、前記発熱線回路は、互いに独立した発熱線回路を形成し、各発熱線回路の一端は、前記貫通孔を介してリード端子に接続され、6個のリード端子を設ける。
これにより、単相電源で種々の結線の利用が可能となる。例えば、各発熱線を異なる抵抗として組み合わせれば、種々の抵抗値のヒータを構成することが容易にできる。単相電源による使用の場合、3線の内、1線または2線を予備の発熱線として使用することもできる。
また、3相電源によるΔ結線型の対応も容易にできる。
他の観点によれば、この発明のシーズ型ヒータは、以下の構成を含むことが好ましい。前記コア碍子は、2個以上の貫通孔が設けられ、前記コア碍子の外周に2本の前記発熱線が絶縁距離を保ちながら巻回され、前記2本の発熱線により2個の発熱線回路を形成し、前記発熱線回路は、互いに独立した発熱線回路を形成し、各発熱線回路の一端は、前記貫通孔を介してリード端子に接続され、4個のリード端子を設ける。
同抵抗値の発熱線を2本、または、抵抗値の異なる発熱線を用いて構成し、単相電源において、用途に応じて種々の抵抗値のヒータを容易に構成することができる。
また、1線の発熱線を予備の発熱線として使用することもできる。
他の観点によれば、この発明のシーズ型ヒータは、以下の構成を含むことが好ましい。2本の前記発熱体が前記コア碍子の外周に絶縁距離を保ちながら巻回され、前記2本の発熱線により2個の発熱線回路を形成し、前記発熱線回路は並列に接続される。
発熱線回路を並列に接続することにより、小型で高電力のヒータを得ることができる。また、1線の断線により容量は1/2になる。2本の発熱線回路のうちいずれかが断線した場合も、容量は小さくなるが、コア碍子の長手方向の全体の加熱は継続できるので、ヒータ全体の温度分布の安定状態は維持できる。
本明細書で使用される専門用語は、特定の実施形態のみを定義する目的で使用されるのであって、前記専門用語によって発明を制限する意図はない。
以下の説明では、この発明の完全な理解を提供するために多数の具体的な例を述べる。しかしながら、当業者は、これらの具体的な例がなくてもこの発明を実施できることが明らかである。
よって、以下の開示は、この発明の例示として考慮されるべきであり、本発明を以下の図面または説明によって示される特定の実施形態に限定することを意図するものではない。
[シーズ型ヒータ]
本明細書において、シーズ型ヒータは、発熱線を金属パイプで覆い、発熱線と金属パイプとの間に耐熱性絶縁材が封入されたヒータであり、リード端子を金属パイプの両端から引き出すいわゆるシーズヒータ、リード端子を金属パイプの片側から引き出すいわゆるカートリッジヒータを含む。
本発明の一実施形態によれば、ヒータ自体の大きさを大きくすることなく、単相電源、3相電源など使用する電源に容易に対応できるシーズ型ヒータを提供することができる。また、従来方式で発熱線ブロックの継ぎ目に生じていた非発熱部分を解消して、ヒータ全体の温度分布を安定させたシーズ型ヒータを提供することができる。
図1は、この発明の実施形態1に係るシーズ型ヒータの一部を断面にした説明図である。 図2は、この発明の実施形態1に係るシーズ型ヒータの一部を断面にし、3本の発熱線を示す線を変えて区別した説明図である。 図3は、この発明の実施形態1に係るシーズ型ヒータの一部を断面にし、3本の発熱線の接続状態を示す説明図である。 図4は、この発明の実施形態1に係るシーズ型ヒータのリード端子側を示す上面図である。 図5は、この発明の実施形態1に係るシーズ型ヒータの発熱線回路を示す説明図である。 図6は、この発明の実施形態1に係るシーズ型ヒータの発熱線間の接続と発熱線とリード端子の接続を示す、一部を断面した説明図である。 図7は、図6のA-A線断面図である。 図8は、図6のB-B線断面図である。 図9は、この発明の実施形態2に係るシーズ型ヒータの一部を断面にした説明図である。 図10は、この発明の実施形態2に係るシーズ型ヒータの一部を断面にし、3本の発熱線の接続状態を示す説明図である。 図11は、この発明の実施形態2に係るシーズ型ヒータの端子部分を示す側面図である。 図12は、この発明の実施形態2に係るシーズ型ヒータの発熱線回路を示す説明図である。 図13は、この発明の実施形態3に係るシーズ型ヒータの発熱線回路を示す説明図である。 図14は、この発明の実施形態4に係るシーズ型ヒータの発熱線回路を示す説明図である。 図15は、従来のシーズ型ヒータを示す断面図である。 図16は、従来の3相電源に対応したシーズ型ヒータを示す断面図である。
以下で、各実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。また、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
図1~図8は、この発明の実施形態1の構成を示し、図1はこの発明の実施形態1に係るシーズ型ヒータの一部を断面にした説明図、図2はこの発明の実施形態1に係るシーズ型ヒータの一部を断面にし、3本の発熱線を示す線を変えて区別した説明図、図3はこの発明の実施形態1に係るシーズ型ヒータの一部を断面にし、3本の発熱線の接続状態を示す説明図、図4はこの発明の実施形態1に係るシーズ型ヒータのリード端子側を示す上面図、図5はこの発明の実施形態1に係るシーズ型ヒータの発熱線回路を示す説明図、図6はこの発明の実施形態1に係るシーズ型ヒータの発熱線間の接続と発熱線とリード端子の接続を示す、一部を断面した説明図、図7は図6のA-A線断面図、図8は図6のB-B線断面図である。
図1に示すように、この発明の実施形態1に係るシーズ型ヒータ1は、リード端子が金属パイプ2の片側から引き出されるカートリッジヒータである。金属パイプ2は、銅、鋼、ステンレス、アルミなどが用いられ、使用用途に応じて材質は適宜選択される。この実施形態1においては、金属パイプ2は、有底筒状に形成され、金属パイプ2の開口部側からリード端子6a、6b、6cが導出されている。
絶縁体からなるコア碍子4の外周に絶縁距離を保って2以上、この実施形態1においては、3本の発熱線5a、5b、5cが螺旋状に巻回されている。コア碍子4は、例えば、マグネシア(酸化マグネシウム)の粉末を焼結して円柱状に成形し、必要に応じて、軸方向に貫通孔が設けられる。後述するように、貫通孔は、発熱線と接続されるニッケルなどで形成されたリードピンが挿入される。金属パイプ2の外部に導出されるリードピンは、リード端子として用いられる。
発熱線5a、5b、5cは、ニクロム線のような電気抵抗の大きい抵抗線が使用される。発熱線5a、5b、5cは、コア碍子4の軸長方向に螺旋状に絶縁距離を保って巻回されている。これにより、コア碍子4の軸長方向に3つの発熱線5a、5b、5cが配列され、3個の発熱線回路50a、50b、50cが形成される(図4参照)。
図2は、発熱線5a、5b、5cのコア碍子4に巻回した状態を模式的に示している。この図2においては、発熱線5a、5b、5cの巻線状態を分かりやすくするために、発熱線5aは、破線、発熱線5bは、実線、発熱線5cは、一点鎖線で示している。この図2に示すように、コア碍子4の外周に絶縁距離を保って3本の発熱線5a、5b、5cが螺旋状に巻回されている。発熱線5aの一端は、端子接続部60aを介してリード端子6aに接続され、発熱線5bの一端は、端子接続部60bを介してリード端子6bに接続され、発熱線5cの一端は、端子接続部60cを介してリード端子6cに接続され、金属パイプ2の一端側から3つのリード端子が導出されている。
発熱線5a、5b、5cは、結線状態に対応してリード端子に接続される。図1~図8に示すシーズ型ヒータ1は、3相Y字結線型のヒータを示している。3相Y字結線型のヒータは、金属パイプ2の一端側から外部に導出される3つのリード端子6a、6b、6cに接続部60a、60b、60cを介して発熱線5a、5b、5cの一端がそれぞれ接続され、他端は接続部61により共通接続される(図5参照)。
発熱線5a、5b、5cが外周に巻回されたコア碍子4が金属パイプ2内に挿入され、金属パイプ2内に耐熱絶縁物7、例えば、マグネシア粉末を封入されている。金属パイプ2を減径圧縮加工することのより、シーズ型ヒータ1が形成される。
金属パイプ2と発熱線5a、5b、5cとの隙間には、耐熱絶縁物7が充填され、金属パイプ2と発熱線5a、5b、5cとの間は絶縁されている。なお、図1においては、耐熱絶縁物7の図示は省略している。
これにより、コア碍子4の外周に発熱線を巻回するいわゆる外線方式において、コア碍子4を軸方向に分割することなく、複数、この実施形態1においては、3つの発熱線回路50a、50b、50cを構成できる。発熱線回路間の接続は、軸方向の端部で行えるので、発熱線の接続作業も容易にできる。このように,実施形態1に係るシーズ型ヒータ1は、熱線回路を用途に従い、発熱線の接続を変更することで、単相、3相など容易に変更することができる。
さらに、コア碍子4を軸方向に分割することなく、コア碍子4の長手方向に連続して発熱線5a、5b、5cを巻回することができる。これにより、継ぎ目なく、コア碍子4の長手方向を加熱でき、ヒータ全体の温度分布を安定させたシーズ型ヒータを提供することができる。
また、特許文献1のように、コア碍子を軸方向に複数分割し、それぞれのコア碍子に発熱線を巻回した場合、いずれかの発熱線が断線した場合には、軸方向で発熱しない箇所が存在することになる。このため、ヒータの軸方向で温度分布が大きくばらつくことになる。これに対して、この実施形態1においては、コア碍子4の長手方向に連続して発熱線5a、5b、5cが巻回されている。従って、この実施形態1のシーズ型ヒータ1は、いずれかの発熱線が断線した場合にも、コア碍子4の長手方向において、断線していない他の発熱線が存在することになる。この結果、発熱量は落ちるが、長手方向全体に加熱状態が維持され、ヒータの軸方向の温度分布は安定する。
次に、3相Y字結線したシーズ型ヒータ1の実施形態1につき、図2~図8を参照してさらに説明する。この実施形態1は、図4、図6、図7及び図8に示すように、円柱状のコア碍子4に軸方向に4つの貫通孔62a、62b、62c、62dが設けられている。貫通孔62a、62b、62c、62dは、ニッケルからなるリードピン63a、63b、63c、63dが挿入される。
図3、図6に示すように、貫通孔62a、62b、62cに挿入されるリードピン63a、63b、63cは、金属パイプ2より長さが長く形成されている。リードピンの金属パイプ2の一端側から導出される部分がリード端子6a、6b、6cとなる。
コア碍子4の外周に絶縁距離を保って3本の発熱線5a、5b、5cが螺旋状に巻回されている。3本の発熱線5a、5b、5cの他端は共通接続される。
図6及び図7に示すように、この実施形態1においては、3本の発熱線5a、5b、5cの他端側をリードピン63dに沿わせ、3本の発熱線5a、5b、5cの他端側は、リードピン63dとともに貫通孔62d内に挿入される。このリードピン63dは、コア碍子4の長さより短く、貫通孔62d内にリードピン63dが配設されることになる。金属パイプ2の減径圧縮加工により、リードピン63dと3本の発熱線5a、5b、5dが密着し、3本の発熱線5a、5b、5cの他端は共通接続される。3本の発熱線5a、5b、5cが共通接続された箇所が図5に示す接続部61である。
図6及び図8に示すように、発熱線5aの一端は、金属パイプ2の開口側に位置するコア碍子4側からリードピン63aに沿って、貫通孔62a内に挿入される。リードピン63aとともに貫通孔62aに挿入された発熱線5aは、金属パイプ2の減径圧縮加工によりリードピン63aと密着し、リードピン63aと発熱線5aが接続され、リード端子6aに発熱線5aが接続される。貫通孔62a内のリードピン63aと発熱線5aとが図5に示す接続部60aとなる。
同様に、発熱線5bの一端は、金属パイプ2の開口側に位置するコア碍子4側からリードピン63bに沿って、貫通孔62b内に挿入される。リードピン63bとともに貫通孔62bに挿入された発熱線5bは、金属パイプ2の減径圧縮加工によりリードピン63bと密着し、リードピン63bと発熱線5bが接続され、リード端子6bに発熱線5bが接続される。貫通孔62b内のリードピン63bと発熱線5bとが図5に示す接続部60bとなる。
同様に、発熱線5cの一端は、金属パイプ2の開口側に位置するコア碍子4側からリードピン63cに沿って、貫通孔62c内に挿入される。リードピン63cとともに貫通孔62cに挿入された発熱線5cは、金属パイプ2の減径圧縮加工によりリードピン63cと密着し、リードピン63cと発熱線5cが接続され、リード端子6cに発熱線5cが接続される。貫通孔62c内のリードピン63cと発熱線5cとが図5に示す接続部60cとなる。
3個の発熱線回路50a、50b、50cと3本のリード端子6a、6b、6cからなる3相Y字結線型のシーズ型ヒータ1を、リードピンを用いて発熱線を接続することにより、容易に製造することができる。3相Y字結線に構成することにより、3相電源に容易に対応できる。リードピンと発熱線の接続により、単相接続にも容易に対応できる。単相接続の場合、電力は3相接続の2/3になる。
また、3相接続時に3本の発熱線5a、5b、5cのうちいずれか1つの発熱線の断線により容量は1/2になる。また、3相接続時に3本の発熱線5a、5b、5cのうちいずれか1つの発熱線が断線した場合も、容量は小さくなるが、コア碍子4の長手方向の全体の加熱は継続できるので、ヒータ全体の温度分布の安定状態は維持できる。
なお、上記した実施形態1においては、コア碍子4に4つの貫通孔を設けているが、貫通孔を設けずに、発熱線の一端を共通接続し、他端をリードピンに接続するように構成してもよい。また、貫通孔を1個設け、発熱線の共通接続を貫通孔に挿入するリードピンで構成してもよい。このように、コア碍子4に設ける貫通孔の数は用途などに応じて適宜選択すればよい。
また、上記した実施形態1においては、リードピン63dは、コア碍子4の長さより短く、貫通孔62d内にリードピン63dを配設しているが、リードピン63dは、他のリードピン63a~63cと同じ長さとし、金属パイプ2より外部に導出するように構成してもよい。リード端子を4本外部に導出した構成においては、リードピン63dで構成されるリードピンを電気的に接続しない場合には、3相Y字結線型のシーズ型ヒータとして使用できる。リードピン63dで構成されるリード端子を使用すれば、発熱線が3本の並列回路を構成することができる。
次に,この発明の実施形態2について、図9~図12を参照して説明する。
この実施形態2のシーズ型ヒータ1aは、図9、図10、図11に示すように、円柱状のコア碍子4に軸方向に6つの貫通孔62a、62b、62c、62d、62e、62fが設けられている。貫通孔62a、62b、62c、62d、62e、62fは、ニッケルからなるリードピン63a、63b、63c、63d、63e、63fがそれぞれ挿入される。
コア碍子4の外周に絶縁距離を保って3本の発熱線5a、5b、5cが螺旋状に巻回されている。3本の発熱線5a、5b、5cにより、3個の発熱線回路50a、50b、50cを形成する。発熱線回路50aは、互いに独立した発熱線回路を形成する。各発熱線回路からは2個のリード端子が導出され、金属パイプ2の一端側から6つのリード端子6a、6b、6c、6d、6e、6fが導出されている(図12参照)。
図9~図12に示すように、貫通孔62a、62b、62c、62e、62fに挿入されるリードピン63a、63b、63c、63d、63e、63fは、金属パイプ2より長さが長く、金属パイプ2の一端側から導出される部分がリード端子6a、6b、6c、6d、6e、6fとなる。
リード端子6a、6dが、発熱線5aに接続される端子、リード端子6b、6eが、発熱線5bに接続される端子、リード端子6c、6df、発熱線5cに接続される端子である。
発熱線回路50aを構成する発熱線5aの一端は、貫通孔62d内にリードピン63dとともに挿入され、端子接続部61aを介してリード端子6dに接続される。発熱線5aの他端は、貫通孔62a内に挿入されるリードピン63aに端子接続部60aを介してリード端子6aに接続される。
発熱線回路50bを構成する発熱線5bの一端は、貫通孔62e内にリードピン63eとともに挿入され、端子接続部61bを介してリード端子6eに接続される。発熱線5bの他端は、貫通孔62b内に挿入されるリードピン63bに端子接続部60bを介してリード端子6bに接続される。
発熱線回路50cを構成する発熱線5cの一端は、貫通孔62f内にリードピン63fとともに挿入され、端子接続部61cを介してリード端子6fに接続される。発熱線5cの他端は、貫通孔62c内に挿入されるリードピン63cに端子接続部60cを介してリード端子6cに接続される。
上述したように、この実施形態2においては、3本の発熱線5a、5b、5cの金属パイプ2の底部側に配置される発熱線(一端側)をリードピン63d、63e、63fに沿わせ、リードピン63d、63e、63fとともに貫通孔62d、62e、62fにそれぞれ挿入される。3本の発熱線5a、5b、5cの他端は、貫通孔62d、62e、62fとリードピン63d、63e、63fを介して、金属パイプ2の開口部側に電気的に導出される。
金属パイプ2の減径圧縮加工により、各リードピン63d、63e、63fと3本の発熱線5a、5b、5dのそれぞれが密着し、3個のリード端子6d、6e、6fと発熱線5a、5b、5cとそれぞれ接続される。
発熱線5aの他端は、金属パイプ2の開口側に位置するコア碍子4側からリードピン63aに沿って、貫通孔62a内に挿入される。リードピン63aとともに貫通孔62aに挿入された発熱線5aは、金属パイプ2の減径圧縮加工によりリードピン63aと密着し、リードピン63aと発熱線5aが接続され、リード端子6aに発熱線5aが接続される。貫通孔62a内のリードピン63aと発熱線5aとが接続部60aとなる。
同様に、発熱線5bの一端は、金属パイプ2の開口側に位置するコア碍子4側からリードピン63bに沿って、貫通孔62b内に挿入される。リードピン63bとともに貫通孔62bに挿入された発熱線5bは、金属パイプ2の減径圧縮加工によりリードピン63bと密着し、リードピン63bと発熱線5bが接続され、リード端子6bに発熱線5bが接続される。
同様に、発熱線5cの一端は、金属パイプ2の開口側に位置するコア碍子4側からリードピン63cに沿って、貫通孔62c内に挿入される。リードピン63cとともに貫通孔62cに挿入された発熱線5cは、金属パイプ2の減径圧縮加工によりリードピン63cと密着し、リードピン63cと発熱線5cが接続され、リード端子6cに発熱線5bが接続される。
これにより、3本の発熱線5a、5b、5cからなる発熱線回路50a、50b、50cと6本のリード端子6a、6b、6c、6d、6e、6fで構成されるシーズ型ヒータ1aが得られる(図12参照)。
上記の構成により、単相電源による種々の結線の利用が可能となる。また、リード端子の接続により、例えば、Δ結線型、Y字結線型の3相電源対応のシーズ型ヒータ1aを得られる。
実施形態2のシーズ型ヒータ1aの単相電源の利用対応例について説明する。例えば、3本の発熱線5a、5b、5cの電気容量をそれぞれ異なるものとする。例えば、電気容量100V100W用の発熱線5a、100V200W用の発熱線5b、100V300Wの用の発熱線を用意する。これら発熱線5a、5b、5cをコア碍子4の外周に絶縁距離を保って螺旋状に巻回する。3本の発熱線5a、5b、5cにより、電気容量が異なる3個の発熱線回路50a、50b、50cを形成する。形成された発熱線回路50a、50b、50cは、上記の異なる電気容量の回路となる。
この場合、100W、200W、300W、400W、500W、600Wの中から任意の容量を持つ回路を構成することができる。
また、単相電源による使用の場合、同じ電気容量の発熱線を用い、3線の内、1線または2線を予備の発熱線として使用することもできる。このように、実施形態2のシーズ型ヒータ1aによれば、種々の使用態様が簡単に得られる。
上記した実施形態2においては、コア碍子4に6個の貫通孔を設けたが、貫通孔を3個設け、金属パイプ2の底側に位置する発熱線を開口部側へ導線する場合に貫通孔を用いるように構成する。金属パイプ2の開口部側に位置する発熱線の端部は、貫通孔を介さずに開口部側に配置されるリード端子に接続するように構成してもよい。
次に,この発明の実施形態3について、図13を参照して説明する。
この実施形態3のシーズ型ヒータ1cにおいては、コア碍子4は、2個以上の貫通孔が設けられている。コア碍子4の外周に2本の発熱線5a、5bが絶縁距離を保ちながら巻回される。2本の発熱線5a、5bにより2個の発熱線回路50a、50bを形成する。
発熱線回路50a、50bは、互いに独立した発熱線回路を形成する。発熱線回路50aの一端は、貫通孔62aを介してリード端子6dに接続される。発熱線回路50bの一端は、貫通孔62e、接続部61aを介してリード端子6eに接続される。
発熱線回路50aの他端は、接続部60aを介してリード端子6aに接続される。発熱線回路50bの他端は、接続部60bを介してリード端子6bに接続される。
実施形態3のシーズ型ヒータ1cは、金属パイプ2の一端側から4個のリード端子6a、6d、6b、6eが導出される。
上記実施形態3のシーズ型ヒータ1cは、同抵抗値の発熱線を2本、または、抵抗値の異なる発熱線を用いて構成する。単相電源において、用途に応じて種々の抵抗値のヒータを容易に構成することができる。例えば、発熱線回路が500Wのものを2個独立に設けている場合、直列接続すると250Wのヒータが構成され、並列接続すると1kWのヒータを構成することができる。また、1線の発熱線を予備の発熱線として使用することもできる。
次に、この発明の実施形態3について、図14を参照して説明する。
実施形態3のシーズ型ヒータ1dは、2本の発熱線5a、5bがコア碍子4の外周に絶縁距離を保ちながら巻回される。2本の発熱線5a、5bにより2個の発熱線回路50a、50bを形成する。発熱線回路50a、50bは並列に接続される。発熱線5aと発熱線5bは,一端側が接続部61a、61bで接続され、他端側が接続部60a、60bで接続されることにより、並列接続されている。並列接続された発熱線回路50a、50bの一端側は貫通孔62eを介して金属パイプ2の開口部側まで導出され、リード端子6bと接続される。リード端子6bと接続部61bと接続される接続部61gを介して接続される。
発熱線回路50a、50bを並列に接続することにより、小型で高電力のヒータを得ることができる。また、1線の断線により容量は1/2になる。2本の発熱線回路のうちいずれかが断線した場合も、容量は小さくなるが、コア碍子の長手方向の全体の加熱は継続できるので、ヒータ全体の温度分布の安定状態は維持できる。
(その他の実施形態)
以上、この発明の実施形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
上記した実施形態においては、シーズ型ヒータとしてカートリッジヒータについて説明したが、この発明は、カートリッジヒータに限らず他のシーズ型ヒータ、例えば,金属パイプの両端からリード端子が導出されるいわゆるシーズヒータにもこの発明は適用することができる。
1 :シーズ型ヒータ
2 :金属パイプ
4 :コア碍子
5a :発熱線
5b :発熱線
5c :発熱線
5d :発熱線
6a :リード端子
6b :リード端子
6c :リード端子
7 :耐熱絶縁物
50a :発熱線回路
50b :発熱線回路
50c :発熱線回路

Claims (5)

  1. 外周に発熱線が巻回されたコア碍子が耐熱絶縁物を介して金属パイプ内に収容したシーズ型ヒータであって、
    前記1個のコア碍子の外周に絶縁距離を保ちながら少なくとも2本以上の発熱線を巻回し、2個以上の発熱線回路を形成する、
    シーズ型ヒータ。
  2. 3本の前記発熱線が前記コア碍子の外周に絶縁距離を保ちながら巻回され、3本の前記発熱線により3個の発熱線回路を形成し、前記発熱線回路の一端は共通接続し、他端は3本のリード線と接続される、
    請求項1に記載のシーズ型ヒータ。
  3. 前記コア碍子は、3個以上の貫通孔が設けられ、前記コア碍子の外周に3本の前記発熱線が絶縁距離を保ちながら巻回され、前記3本の発熱線により3個の発熱線回路を形成し、前記発熱線回路は、互いに独立した発熱線回路を形成し、各発熱線回路の一端は、前記貫通孔を介してリード端子に接続され、6個のリード端子を設けた、
    請求項1に記載のシーズ型ヒータ。
  4. 前記コア碍子は、2個以上の貫通孔が設けられ、前記コア碍子の外周に2本の前記発熱線が絶縁距離を保ちながら巻回され、前記2本の発熱線により2個の発熱線回路を形成し、前記発熱線回路は、互いに独立した発熱線回路を形成し、各発熱線回路の一端は、前記貫通孔を介してリード端子に接続され、4個のリード端子を設けた、
    請求項1に記載のシーズ型ヒータ。
  5. 2本の前記発熱線が前記コア碍子の外周に絶縁距離を保ちながら巻回され、前記2本の発熱線により2個の発熱線回路を形成し、前記発熱線回路が並列に接続される、
    請求項1に記載のシーズ型ヒータ。
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