JPH0689749B2 - スクロ−ル圧縮機のオルダム継手構造 - Google Patents
スクロ−ル圧縮機のオルダム継手構造Info
- Publication number
- JPH0689749B2 JPH0689749B2 JP61229579A JP22957986A JPH0689749B2 JP H0689749 B2 JPH0689749 B2 JP H0689749B2 JP 61229579 A JP61229579 A JP 61229579A JP 22957986 A JP22957986 A JP 22957986A JP H0689749 B2 JPH0689749 B2 JP H0689749B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- orbiting scroll
- boss
- ring
- shaped member
- oldham coupling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C17/00—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
- F01C17/06—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C17/00—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
- F01C17/06—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
- F01C17/066—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は旋回スクロールと機械のケーシング間に架設さ
れ、旋回スクロールの自転を拘束しながらこれを移動さ
せるスクロール圧縮機のオルダム継手構造に関するもの
である。
れ、旋回スクロールの自転を拘束しながらこれを移動さ
せるスクロール圧縮機のオルダム継手構造に関するもの
である。
従来の技術 第５図および第６図に示す如く、旋回スクロールのボス
部に係合するオルダム継手1Aは互に直交する係止部2A,3
Aをそれぞれ逆方向に突出形成するリング状部材から一
般に形成される。オルダム継手1Aは係止部の１方、例え
ば係止部2Aをスクロール圧縮機の不動側たるケーシング
に係止すると共に、もう他方の係止部3Aを旋回スクロー
ルに係止せしめて配設される。これにより旋回スクロー
ルの自転を拘束しながら旋回半径分だけ旋回スクロール
を移動可能に保持している。
部に係合するオルダム継手1Aは互に直交する係止部2A,3
Aをそれぞれ逆方向に突出形成するリング状部材から一
般に形成される。オルダム継手1Aは係止部の１方、例え
ば係止部2Aをスクロール圧縮機の不動側たるケーシング
に係止すると共に、もう他方の係止部3Aを旋回スクロー
ルに係止せしめて配設される。これにより旋回スクロー
ルの自転を拘束しながら旋回半径分だけ旋回スクロール
を移動可能に保持している。
発明が解決しようとする問題点 前記の如く、オルダム継手1Aは相互に逆方向に突出する
２つの係止部2A,3Aから形成されると共に、両者の直角
度が要求されることから、係止部2A,3Aの加工に時間を
要し、かつ加工精度の確保が難しい欠点があった。
２つの係止部2A,3Aから形成されると共に、両者の直角
度が要求されることから、係止部2A,3Aの加工に時間を
要し、かつ加工精度の確保が難しい欠点があった。
本発明は前記欠点を解決するもので、加工容易であると
共に、加工精度の確保が簡単で、加工コストを低減し得
るスクロール圧縮機のオルダム継手構造を提供すること
にある。
共に、加工精度の確保が簡単で、加工コストを低減し得
るスクロール圧縮機のオルダム継手構造を提供すること
にある。
問題点を解決するための手段 本発明はこのために、オルダム継手をグランド状の輪状
部材から形成し、その一方向の内面寸法を前記輪状部材
の緩挿される旋回スクロールのラップ背面側に突出形成
されるボス外径よりもやや大き目に形成し、直交する他
方向の内面寸法を少くとも前記ボス外径に旋回スクロー
ルの旋回半径の２倍を加算した寸法以上に形成すると共
に、前記輪状部材の一方向に該輪状部材の表面に沿って
その外方に伸延する係止部を設け、これと直交する他方
向には前記輪状部材表面より突出する係止部を設け、前
記形状の輪状部材の係止部を前記旋回スクロールと機械
の不動側たるケーシングにそれぞれ係止せしめてなるス
クロール圧縮機のオルダム継手構造を構成するものであ
る。
部材から形成し、その一方向の内面寸法を前記輪状部材
の緩挿される旋回スクロールのラップ背面側に突出形成
されるボス外径よりもやや大き目に形成し、直交する他
方向の内面寸法を少くとも前記ボス外径に旋回スクロー
ルの旋回半径の２倍を加算した寸法以上に形成すると共
に、前記輪状部材の一方向に該輪状部材の表面に沿って
その外方に伸延する係止部を設け、これと直交する他方
向には前記輪状部材表面より突出する係止部を設け、前
記形状の輪状部材の係止部を前記旋回スクロールと機械
の不動側たるケーシングにそれぞれ係止せしめてなるス
クロール圧縮機のオルダム継手構造を構成するものであ
る。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第１図および第２図に本実施例のオルダム継手１を示
す。
す。
オルダム継手１は第１図の如く、グランド状の輪状部材
から形成され、その小径側の内面寸法Ｍは旋回スクロー
ル４（第４図）のボス4B（第４図９の外径よりやや大き
目に形成される。また前記小径側と直交する大径側の内
面寸法Ｌは少くともボス4Bの外径に旋回スクロール４の
旋回半径の２倍を加算した寸法に形成される。内面寸法
Ｍがボス4Bの外径よりも大きいのは、前記の如くオルダ
ム継手１をボス4Bに緩挿せしめて配設するためであり、
内面寸法Ｌを前記の如く定めたのは旋回スクロール４の
移動によりボス4Bとオルダム継手１内面との干渉を防止
するためである。前記輪状部材の一方向、図示では前記
小径方向には前記輪状部材の表面と同一レベル上におい
て外方に適宜長さだけ伸延する細長な係止部２が形成さ
れ、これと直交する前記大径方向には前記輪状部材の表
面から突出する係止部３が形成される。従ってオルダム
継手１の加工には一方向からのみ行われ、従来技術の如
く、一方面の係止部2Aを加工した後、これを裏返して他
の係止部3Aと加工する必要がなく、極めて簡単に、かつ
高精度に加工することができ、これにより加工コストの
低減が図れる。
から形成され、その小径側の内面寸法Ｍは旋回スクロー
ル４（第４図）のボス4B（第４図９の外径よりやや大き
目に形成される。また前記小径側と直交する大径側の内
面寸法Ｌは少くともボス4Bの外径に旋回スクロール４の
旋回半径の２倍を加算した寸法に形成される。内面寸法
Ｍがボス4Bの外径よりも大きいのは、前記の如くオルダ
ム継手１をボス4Bに緩挿せしめて配設するためであり、
内面寸法Ｌを前記の如く定めたのは旋回スクロール４の
移動によりボス4Bとオルダム継手１内面との干渉を防止
するためである。前記輪状部材の一方向、図示では前記
小径方向には前記輪状部材の表面と同一レベル上におい
て外方に適宜長さだけ伸延する細長な係止部２が形成さ
れ、これと直交する前記大径方向には前記輪状部材の表
面から突出する係止部３が形成される。従ってオルダム
継手１の加工には一方向からのみ行われ、従来技術の如
く、一方面の係止部2Aを加工した後、これを裏返して他
の係止部3Aと加工する必要がなく、極めて簡単に、かつ
高精度に加工することができ、これにより加工コストの
低減が図れる。
第３図および第４図により前記形状のオルダム継手１の
取付状態を説明する。第４図に示す如く旋回スクロール
４は鏡板4Cから突出するラップ4Aと、この背面側に突出
するボス4Bとから形成される。ボス4B内には軸受10を介
し主軸（回転軸）11のクランク軸12が枢着される。また
鏡板4Cのボス4B側表面にはオルダム継手１の係止部３が
係止する溝７を有するガイド部材６が設けられている。
取付状態を説明する。第４図に示す如く旋回スクロール
４は鏡板4Cから突出するラップ4Aと、この背面側に突出
するボス4Bとから形成される。ボス4B内には軸受10を介
し主軸（回転軸）11のクランク軸12が枢着される。また
鏡板4Cのボス4B側表面にはオルダム継手１の係止部３が
係止する溝７を有するガイド部材６が設けられている。
固定スクロール５は機械不動側のケーシング９に固定さ
れ、旋回スクロール４と係合するラップ5Aを突出形成す
る。旋回スクロール４と固定スクロール５のラップ4A,5
A内に導入された媒体は旋回スクロール４の移動により
ラップ4A.5A内で圧縮され、所望圧力の圧縮媒体を発生
させる。
れ、旋回スクロール４と係合するラップ5Aを突出形成す
る。旋回スクロール４と固定スクロール５のラップ4A,5
A内に導入された媒体は旋回スクロール４の移動により
ラップ4A.5A内で圧縮され、所望圧力の圧縮媒体を発生
させる。
ケーシング９の旋回スクロール４のガイド部材６と直交
する方向にはオルダム継手１の係止部２が摺動可能に嵌
挿されるガイド溝８が形成される。
する方向にはオルダム継手１の係止部２が摺動可能に嵌
挿されるガイド溝８が形成される。
オルダム継手１はボス4B廻りに緩挿されると共に、その
係止部２をケーシング９のガイド溝８に係着し、もう１
つの係止部３を旋回スクロール４のガイド部材６の溝７
に係止せしめて組付けられる。
係止部２をケーシング９のガイド溝８に係着し、もう１
つの係止部３を旋回スクロール４のガイド部材６の溝７
に係止せしめて組付けられる。
次に、本実施例の作用を説明する。
オルダム継手１は前記の如く、係止部２をケーシング９
のガイド溝８に摺動可能に挿設されるので、摺動道角方
向には拘束保持される。また旋回スクロール４は主軸11
の回転によりこれと偏心するクランク軸12の旋回半径分
だけ移動するが、この場合オルダム継手１の係止部３が
ガイド部６の溝７に一方向のみ摺動可能に他方向には拘
束されて保持される。
のガイド溝８に摺動可能に挿設されるので、摺動道角方
向には拘束保持される。また旋回スクロール４は主軸11
の回転によりこれと偏心するクランク軸12の旋回半径分
だけ移動するが、この場合オルダム継手１の係止部３が
ガイド部６の溝７に一方向のみ摺動可能に他方向には拘
束されて保持される。
以上により、旋回スクロール４は自転を拘束されながら
旋回半径だけ移動することになる。旋回スクロール４が
旋回半径だけ移動してもオルダム継手１の移動方向にお
ける内面寸法Ｌが少くともボス4Bの外径を旋回半径の２
倍の寸法を加算したものから形成されているため、旋回
スクロール４とオルダム継手１との干渉は生じない。以
上により旋回スクロール４は円滑に作動される。
旋回半径だけ移動することになる。旋回スクロール４が
旋回半径だけ移動してもオルダム継手１の移動方向にお
ける内面寸法Ｌが少くともボス4Bの外径を旋回半径の２
倍の寸法を加算したものから形成されているため、旋回
スクロール４とオルダム継手１との干渉は生じない。以
上により旋回スクロール４は円滑に作動される。
発明の効果 以上の説明によって明らかな如く、本発明によればオル
ダム継手の加工が一面側から加工でき、加工が容易とな
る。また加工精度を向上でき、加工コストを低下せしめ
る効果が上げられる。また本発明により該旋回スクロー
ルの旋回も円滑に作動せしめることもできる。
ダム継手の加工が一面側から加工でき、加工が容易とな
る。また加工精度を向上でき、加工コストを低下せしめ
る効果が上げられる。また本発明により該旋回スクロー
ルの旋回も円滑に作動せしめることもできる。
第１図は、本発明一実施例の平面図、第２図は第１の正
面図、第３図は実施例の取付け状態を示す平面図、第４
図は第３図のIV−IV線一部断面図、第５図は従来のオル
ダム継手の平面図、第６図は第５図の正面図である。 1,1A……オルダム継手、2,2A,3,3A……係止部、４……
旋回スクロール、4A,5A……ラップ、4B……ボス、4C…
…鏡板、５……固定スクロール、６……ガイド部、７…
…溝、８……ガイド溝、９……ケーシング、10……軸
受、11……主軸、12……クランク軸。
面図、第３図は実施例の取付け状態を示す平面図、第４
図は第３図のIV−IV線一部断面図、第５図は従来のオル
ダム継手の平面図、第６図は第５図の正面図である。 1,1A……オルダム継手、2,2A,3,3A……係止部、４……
旋回スクロール、4A,5A……ラップ、4B……ボス、4C…
…鏡板、５……固定スクロール、６……ガイド部、７…
…溝、８……ガイド溝、９……ケーシング、10……軸
受、11……主軸、12……クランク軸。
Claims (1)
- 【請求項１】旋回スクロールのラップの背面側に突出形
成されるボス廻りに緩挿される輪状部材であって、前記
旋回スクロールと機械不動側のケーシング間に係止し、
前記旋回スクロールの自転を防止するスクロール圧縮機
のオルダム継手構造において、前記輪状部材の一方向の
内面寸法を前記ボス外径よりやや大き目に形成し、これ
と直交する他方向の内面寸法を少くとも前記ボス外径に
前記旋回スクロールの旋回半径の２倍を加算した寸法以
上に形成すると共に、前記輪状部材の一方向には該輪状
部材の表面に沿いながら外方に伸延する係止部を設け、
これと直交する他方向には前記輪状部材の表面から突出
する係止部を設けることを特徴とするスクロール圧縮機
のオルダム継手構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61229579A JPH0689749B2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | スクロ−ル圧縮機のオルダム継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61229579A JPH0689749B2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | スクロ−ル圧縮機のオルダム継手構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6388287A JPS6388287A (ja) | 1988-04-19 |
| JPH0689749B2 true JPH0689749B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=16894389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61229579A Expired - Lifetime JPH0689749B2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | スクロ−ル圧縮機のオルダム継手構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0689749B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130143325A (ko) * | 2012-06-21 | 2013-12-31 | 학교법인 두원학원 | 스크롤 압축기의 올댐 커플링 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0243486U (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-26 | ||
| JPH04219401A (ja) * | 1991-04-15 | 1992-08-10 | Hitachi Ltd | スクロール流体機械 |
| WO1999063227A1 (fr) * | 1997-06-03 | 1999-12-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Compresseur helicoidal |
| JP7016285B2 (ja) * | 2018-04-25 | 2022-02-04 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | スクロール圧縮機 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS584710A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-11 | Lion Corp | 毛髪化粧料 |
| JPS5847101A (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-18 | Hitachi Ltd | スクロール流体機械 |
| JPS62124324A (ja) * | 1985-11-14 | 1987-06-05 | アメリカン スタンダ−ド インコ−ポレイテイツド | スクロ−ル機用自転防止継手 |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP61229579A patent/JPH0689749B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS584710A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-11 | Lion Corp | 毛髪化粧料 |
| JPS5847101A (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-18 | Hitachi Ltd | スクロール流体機械 |
| JPS62124324A (ja) * | 1985-11-14 | 1987-06-05 | アメリカン スタンダ−ド インコ−ポレイテイツド | スクロ−ル機用自転防止継手 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130143325A (ko) * | 2012-06-21 | 2013-12-31 | 학교법인 두원학원 | 스크롤 압축기의 올댐 커플링 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6388287A (ja) | 1988-04-19 |
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