JPH0689708B2 - コントロールユニット検査装置 - Google Patents
コントロールユニット検査装置Info
- Publication number
- JPH0689708B2 JPH0689708B2 JP63329143A JP32914388A JPH0689708B2 JP H0689708 B2 JPH0689708 B2 JP H0689708B2 JP 63329143 A JP63329143 A JP 63329143A JP 32914388 A JP32914388 A JP 32914388A JP H0689708 B2 JPH0689708 B2 JP H0689708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control unit
- input
- comparison
- change
- transient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 title claims description 15
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 claims description 21
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 20
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 20
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 16
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 8
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 5
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、車載電子機器制御用のコントロールユニット
のソフトウェア(プログラム及びデータ)を一部変更し
た場合にソフトウェア全体の適否をチェックするために
用いるコントロールユニット検査装置に関する。
のソフトウェア(プログラム及びデータ)を一部変更し
た場合にソフトウェア全体の適否をチェックするために
用いるコントロールユニット検査装置に関する。
〈従来の技術〉 自動車用エンジン制御装置(例えば電子制御燃料噴射装
置)又はオートトランスミッション制御装置では、マイ
クロコンピュータ内蔵のコントロールユニットにて、プ
ログラムに従って、各種のセンサからの入力信号と各種
のデータとに基づいて演算処理し、各種電子機器(例え
ば燃料噴射弁)への出力を制御している。
置)又はオートトランスミッション制御装置では、マイ
クロコンピュータ内蔵のコントロールユニットにて、プ
ログラムに従って、各種のセンサからの入力信号と各種
のデータとに基づいて演算処理し、各種電子機器(例え
ば燃料噴射弁)への出力を制御している。
かかる制御装置のコントロールユニットのソフトウェア
(プログラム及びデータ)を作成した場合、それが制御
仕様通り誤りなく動作するか否かをチェック(デバッ
グ)する必要がある。
(プログラム及びデータ)を作成した場合、それが制御
仕様通り誤りなく動作するか否かをチェック(デバッ
グ)する必要がある。
この場合、検査装置(チェッカー)により入力信号を制
御仕様に合わせて変化させ、それに対応した出力信号が
出ているかどうかチェックするのが一般的である(実開
昭62−187347号公報,実開昭63−135401号公報参照)。
御仕様に合わせて変化させ、それに対応した出力信号が
出ているかどうかチェックするのが一般的である(実開
昭62−187347号公報,実開昭63−135401号公報参照)。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来の検査装置においては、
ソフトウェアを一部変更した場合、変更部分のチェック
は上部の手法で可能であるものの、変更していない部分
が従前通りの動作をしているか否かの検証ができないと
いう問題点があった。
ソフトウェアを一部変更した場合、変更部分のチェック
は上部の手法で可能であるものの、変更していない部分
が従前通りの動作をしているか否かの検証ができないと
いう問題点があった。
また、2台のコントロールユニットの比較を、過渡運転
状態に相当する入力を与えて行う場合、各々のサンプリ
ングタイミングの差によりプログラム動作が全く同一で
もコントロールユニットの出力に差を生じてしまうとい
う問題点もあった。
状態に相当する入力を与えて行う場合、各々のサンプリ
ングタイミングの差によりプログラム動作が全く同一で
もコントロールユニットの出力に差を生じてしまうとい
う問題点もあった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、車載電子機
器制御用のコントロールユニットのソフトウェアを一部
変更した場合に変更後のソフトウェア全体のチェックを
簡単かつ正確に行いうるコントロールユニット検査装置
を提供することを目的とする。
器制御用のコントロールユニットのソフトウェアを一部
変更した場合に変更後のソフトウェア全体のチェックを
簡単かつ正確に行いうるコントロールユニット検査装置
を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本発明は、車載電子機器制御用のコントロー
ルユニットを変更前のものと変更後のものとの2台セッ
ト可能で、これら2台のコントロールユニットに互いに
同一の模擬入力として過渡運転状態に相当する過渡入力
を与える模擬入力付与装置と、このときの各コントロー
ルユニットからの出力の差を所定の比較判定レベルと比
較判定する比較判定装置と、前記過渡入力の変化割合に
応じて前記比較判定レベルを変化させる比較判定レベル
可変装置とを備えてなるコントロールユニット検査装置
を提供する。
ルユニットを変更前のものと変更後のものとの2台セッ
ト可能で、これら2台のコントロールユニットに互いに
同一の模擬入力として過渡運転状態に相当する過渡入力
を与える模擬入力付与装置と、このときの各コントロー
ルユニットからの出力の差を所定の比較判定レベルと比
較判定する比較判定装置と、前記過渡入力の変化割合に
応じて前記比較判定レベルを変化させる比較判定レベル
可変装置とを備えてなるコントロールユニット検査装置
を提供する。
〈作用〉 上記のコントロールユニット検査装置においては、先ず
ソフトウェア変更前のものと変更後のものとの2台のコ
ントロールユニットをセットする。ここにいう変更前の
ものとはすでに使用され実績のあるソフトウェアを備え
ているものである。
ソフトウェア変更前のものと変更後のものとの2台のコ
ントロールユニットをセットする。ここにいう変更前の
ものとはすでに使用され実績のあるソフトウェアを備え
ているものである。
次にこれら2台のコントロールユニットに模擬入力付与
装置により同時に互いに同一の模擬入力を与えて動作さ
せる。
装置により同時に互いに同一の模擬入力を与えて動作さ
せる。
この動作中、比較判定装置により、各コントロールユニ
ットからの出力の差を演算し、その出力の差を所定の比
較判定レベルと比較判定する。
ットからの出力の差を演算し、その出力の差を所定の比
較判定レベルと比較判定する。
すなわち、変更部分については出力に変更の仕様より定
まる特定の差を生じるはずであり、また、変更していな
い部分については出力に差を生じないはずであるから、
出力の差を所定の比較判定レベルと比較判定することに
より、チェックする。
まる特定の差を生じるはずであり、また、変更していな
い部分については出力に差を生じないはずであるから、
出力の差を所定の比較判定レベルと比較判定することに
より、チェックする。
これらにより変更部分と変更していない部分との両方を
チェックできる。
チェックできる。
また、2台のコントロールユニットの比較を行う場合、
模擬入力が過渡運転状態に相当する過渡入力であると、
各々のサンプリングタイミングの差によりプログラム動
作が全く同一でもコントロールユニットの出力に差を生
じてしまい、過渡入力の変化割合が大きいほどサンプリ
ングタイミングのズレによる影響が大となるので、比較
判定を行うときは、過渡入力の変化割合に応じて比較判
定レベルを変化させて、過渡運転状態での検査を行うの
である。
模擬入力が過渡運転状態に相当する過渡入力であると、
各々のサンプリングタイミングの差によりプログラム動
作が全く同一でもコントロールユニットの出力に差を生
じてしまい、過渡入力の変化割合が大きいほどサンプリ
ングタイミングのズレによる影響が大となるので、比較
判定を行うときは、過渡入力の変化割合に応じて比較判
定レベルを変化させて、過渡運転状態での検査を行うの
である。
〈実施例〉 以上に本発明の一実施例を説明する。尚、エンジン用電
子制御燃料噴射装置のコントロールユニットで、電磁式
の燃料噴射弁に機関回転に同期した開弁用駆動パルス信
号(以下燃料噴射パルスという)を出力してそのパルス
巾により燃料噴射量を制御すると共に、家屋開始時に機
関回転と非同期の開弁用駆動パルス信号(以下割込み噴
射パルスという)を出力して加速レスポンスを向上させ
ている場合について説明する。
子制御燃料噴射装置のコントロールユニットで、電磁式
の燃料噴射弁に機関回転に同期した開弁用駆動パルス信
号(以下燃料噴射パルスという)を出力してそのパルス
巾により燃料噴射量を制御すると共に、家屋開始時に機
関回転と非同期の開弁用駆動パルス信号(以下割込み噴
射パルスという)を出力して加速レスポンスを向上させ
ている場合について説明する。
第1図は検査装置の概要を示し、2台のコントロールユ
ニット1A,1Bがパーソナルコンピュータ2と接続された
チェッカー3にセットされる。
ニット1A,1Bがパーソナルコンピュータ2と接続された
チェッカー3にセットされる。
一方のコントロールユニット1Aは、ソフトウェア変更前
のもので、すでに使用され実績のあるソフトウェアを備
えているマスターユニットと称するものである。
のもので、すでに使用され実績のあるソフトウェアを備
えているマスターユニットと称するものである。
他方のコントロールユニット1Bは、ソフトウェア変更後
の開発中のユニットで、これが検査対象となる。
の開発中のユニットで、これが検査対象となる。
各コントロールユニット1A,1Bの入力側にはシグナルゼ
ネレータ4が接続され、これにより模擬入力が与えられ
る。模擬入力は、適当な定常運転モード・データと過渡
運転モード・データとを作成して、これをパーソナルコ
ンピュータ2に与え、パーソナルコンピュータ2からの
信号に基づいて対応する信号をシグナルゼネレータ4か
ら出力される。モード・データとは、具体的には、機関
回転に同期してクランク角センサから出力される基準ク
ランク角毎の基準信号REF及び単位クランク角毎の単位
信号POSや、吸入空気流量Q,水温Tw,スロットル弁開度TV
O等の時系列データである。そして、過渡運転データ・
モードとしては、例えば加速時に相当するスロットル弁
開度TVOが時間と共に増大するモード・データを付与す
る(第3図参照)。
ネレータ4が接続され、これにより模擬入力が与えられ
る。模擬入力は、適当な定常運転モード・データと過渡
運転モード・データとを作成して、これをパーソナルコ
ンピュータ2に与え、パーソナルコンピュータ2からの
信号に基づいて対応する信号をシグナルゼネレータ4か
ら出力される。モード・データとは、具体的には、機関
回転に同期してクランク角センサから出力される基準ク
ランク角毎の基準信号REF及び単位クランク角毎の単位
信号POSや、吸入空気流量Q,水温Tw,スロットル弁開度TV
O等の時系列データである。そして、過渡運転データ・
モードとしては、例えば加速時に相当するスロットル弁
開度TVOが時間と共に増大するモード・データを付与す
る(第3図参照)。
従って、パーソナルコンピュータ2及びシグナルゼネレ
ータ4が模擬入力付与装置に相当する。
ータ4が模擬入力付与装置に相当する。
また、各コントロールユニット1A,1Bの出力の一部より
各フィードバックモデル5A,5Bを介してフィードバック
信号を得、これを各コントロールユニット1A,1Bの入力
側に与える。これは例えば酸素センサによる空燃比検出
信号の代わりとするもので、各コントロールユニット1
A,1Bにより得られる燃料噴射量,吸入空気流量,機関回
転数等のデータから算出して与える。
各フィードバックモデル5A,5Bを介してフィードバック
信号を得、これを各コントロールユニット1A,1Bの入力
側に与える。これは例えば酸素センサによる空燃比検出
信号の代わりとするもので、各コントロールユニット1
A,1Bにより得られる燃料噴射量,吸入空気流量,機関回
転数等のデータから算出して与える。
ここにおいて、各コントロールユニット1A,1Bは、それ
ぞれのプログラムに従い、燃料噴射制御については、次
式より燃料噴射弁への燃料噴射パルス(パルス巾)Tiを
演算する。
ぞれのプログラムに従い、燃料噴射制御については、次
式より燃料噴射弁への燃料噴射パルス(パルス巾)Tiを
演算する。
Ti=Tp・COEF・LAMBDA+Ts ここに、Tpは基本パルス巾で、Tp=K・Q/Nである。K
は定数、Qは吸入空気流量、Nは機関回転数である。
尚、機関回転数Nは基準信号REFの周期等より算出され
る。
は定数、Qは吸入空気流量、Nは機関回転数である。
尚、機関回転数Nは基準信号REFの周期等より算出され
る。
また、COEFは水温Tw,スロットル弁開度変化量ΔTVO等に
基づく各種補正係数、LAMBADは空燃比検出信号に基づく
空燃比フィードバック補正係数、Tsは電圧補正分であ
る。
基づく各種補正係数、LAMBADは空燃比検出信号に基づく
空燃比フィードバック補正係数、Tsは電圧補正分であ
る。
そして、各コントロールユニット1A,1Bは、クランク角
センサからの基準信号REFに基づく所定のタイミングで
燃料噴射パルスTiを出力する。
センサからの基準信号REFに基づく所定のタイミングで
燃料噴射パルスTiを出力する。
また、加速時の割込み噴射制御については、所定時間毎
にスロットル弁開度TVOをサンプリングしていて、スロ
ットル弁開度の変化量ΔTVOから加速判定を行い、加速
判定がなされると、ΔTVOに応じたパルス巾の割込み噴
射パルスtintを出力する(第3図参照)。
にスロットル弁開度TVOをサンプリングしていて、スロ
ットル弁開度の変化量ΔTVOから加速判定を行い、加速
判定がなされると、ΔTVOに応じたパルス巾の割込み噴
射パルスtintを出力する(第3図参照)。
各コントロールユニット1A,1Bの出力側には燃料噴射弁
等の実負荷6A,6Bが装着される。これは逆起電圧を評価
したりその影響を考慮する場合に必要である。
等の実負荷6A,6Bが装着される。これは逆起電圧を評価
したりその影響を考慮する場合に必要である。
各コントロールユニット1A,1Bの出力側から直接あるい
は実負荷6A,6Bを介してそれぞれ取出された燃料噴射パ
ルスTi又は割込み噴射パルスTintは、共に比較判定装置
7に入力されて、それらの差が比較判定される。尚、以
下では過渡運転モードにおける割込み噴射パルスTintの
比較判定についてのみ述べる。
は実負荷6A,6Bを介してそれぞれ取出された燃料噴射パ
ルスTi又は割込み噴射パルスTintは、共に比較判定装置
7に入力されて、それらの差が比較判定される。尚、以
下では過渡運転モードにおける割込み噴射パルスTintの
比較判定についてのみ述べる。
この比較判定装置7は、第2図に示すように各コントロ
ールユニット1A,1Bからの割込み噴射パルスTintの出力
状態を計測する計測部8A,8Bを有する。
ールユニット1A,1Bからの割込み噴射パルスTintの出力
状態を計測する計測部8A,8Bを有する。
各計測部8A,8Bは、次の,のうち少なくとも1つを
計測する(第3図参照)。
計測する(第3図参照)。
基準時刻(例えば模擬入力として与えるスロットル弁
開度TVOの増大開始点)からの割込み噴射パルスTintの
出力開始までの経過時間(出力タイミング)Taを計測す
る。
開度TVOの増大開始点)からの割込み噴射パルスTintの
出力開始までの経過時間(出力タイミング)Taを計測す
る。
割込み噴射パルスTintのパルス巾Tbを計測する。
これらの計測部8A,8Bでの計測データはリアルタイムで
差演算回路9に入力され、その差が演算される。そし
て、その差は比較回路10に入力され、所定の比較判定レ
ベルと比較される。
差演算回路9に入力され、その差が演算される。そし
て、その差は比較回路10に入力され、所定の比較判定レ
ベルと比較される。
この比較判定レベルは、比較判定レベル可変装置11によ
り、模擬入力として付与するスロットル弁開度の変化量
ΔTVOに応じて可変される。
り、模擬入力として付与するスロットル弁開度の変化量
ΔTVOに応じて可変される。
そして、差>比較判定レベルのとき、比較回路10から出
力が発せられるが、この出力はラッチ信号となり、大容
量メモリ12中のリングメモリ(ループメモリ)13に送ら
れる。
力が発せられるが、この出力はラッチ信号となり、大容
量メモリ12中のリングメモリ(ループメモリ)13に送ら
れる。
大容量メモリ12は、各コントロールユニット1A,1Bと接
続されていて、プログラムの流れ(アドレスバス,デー
タバス上のデータ)が入力されている。そして、リング
メモリ13はラッチ信号が入ると、そのときの前後のプロ
グラムの流れ(アドレスバス,データバス上のデータ)
を一時記憶する。尚、リングメモリ13は新しいデータが
入ると最も古いデータが捨てられる。
続されていて、プログラムの流れ(アドレスバス,デー
タバス上のデータ)が入力されている。そして、リング
メモリ13はラッチ信号が入ると、そのときの前後のプロ
グラムの流れ(アドレスバス,データバス上のデータ)
を一時記憶する。尚、リングメモリ13は新しいデータが
入ると最も古いデータが捨てられる。
リングメモリ13のデータは処理装置14により例えば可視
化(グラフィック化)処理されて、パーソナルコンピュ
ータ2に送られ、そのディスプレイに適当な方法で表示
される。
化(グラフィック化)処理されて、パーソナルコンピュ
ータ2に送られ、そのディスプレイに適当な方法で表示
される。
このようにソフトウェアの変更部分については出力状態
に変更の仕様より定まる特定の差を生じるはずであり、
変更していない部分については出力状態に差を生じない
はずであるから、その差を所定の比較判定レベルと比較
して、差>比較判定レベルの場合にソフトウェアに異常
があるものと判定するわけであり、これにより変更部分
と変更していない部分との両方をチェックできる。しか
も異常判定時には、そのときの前後のプログラムの流れ
を一時記憶させて、異常部分の発見・修正を容易にする
ことができる。
に変更の仕様より定まる特定の差を生じるはずであり、
変更していない部分については出力状態に差を生じない
はずであるから、その差を所定の比較判定レベルと比較
して、差>比較判定レベルの場合にソフトウェアに異常
があるものと判定するわけであり、これにより変更部分
と変更していない部分との両方をチェックできる。しか
も異常判定時には、そのときの前後のプログラムの流れ
を一時記憶させて、異常部分の発見・修正を容易にする
ことができる。
また、2台のコントロールユニット1A,1Bの比較を行う
場合、端に過渡運転状態に相当するスロットル弁開度TV
O変化の入力を与えると、第3図に示すように、各々の
サンプリングタイミングの差ΔSにより、プログラム動
作が全く同一でも、加速判定タイミングが異なり、また
そのときのΔTVOが異なることから、割込み噴射パルスT
intの出力タイミング及びパルス巾に差を生じてしま
い、これは過渡入力の変化割合(ΔTVO)が大きいほど
大となるので、過渡入力の変化割合に応じて比較判定レ
ベル変化させる。これにより、サンプリングタイミング
の影響を受けることなく、正確な検査が可能となる。
場合、端に過渡運転状態に相当するスロットル弁開度TV
O変化の入力を与えると、第3図に示すように、各々の
サンプリングタイミングの差ΔSにより、プログラム動
作が全く同一でも、加速判定タイミングが異なり、また
そのときのΔTVOが異なることから、割込み噴射パルスT
intの出力タイミング及びパルス巾に差を生じてしま
い、これは過渡入力の変化割合(ΔTVO)が大きいほど
大となるので、過渡入力の変化割合に応じて比較判定レ
ベル変化させる。これにより、サンプリングタイミング
の影響を受けることなく、正確な検査が可能となる。
尚、サンプリングタイミングを同期させるため、過渡運
転状態に相当する模擬入力を付与するに先立って、2台
のコントロールユニット1A,1Bに同一タイミングでそれ
らのマイクロコンピュータに対するリセット信号を与え
て、サンプリングタイミングを同期させるようにすると
更によい。
転状態に相当する模擬入力を付与するに先立って、2台
のコントロールユニット1A,1Bに同一タイミングでそれ
らのマイクロコンピュータに対するリセット信号を与え
て、サンプリングタイミングを同期させるようにすると
更によい。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、コントロールユニ
ットのソフトウェアの一部を変更した場合に、変更前の
実績のあるソフトウェアとの間で互いに同一の模擬入力
を付与したときの出力を比較判定することにより、変更
部分と変更していない部分との両方を簡単かつ確実にチ
ェック(デバッグ)でき、信頼性が大幅に向上するとい
う効果が得られる。
ットのソフトウェアの一部を変更した場合に、変更前の
実績のあるソフトウェアとの間で互いに同一の模擬入力
を付与したときの出力を比較判定することにより、変更
部分と変更していない部分との両方を簡単かつ確実にチ
ェック(デバッグ)でき、信頼性が大幅に向上するとい
う効果が得られる。
また、過渡運転状態に相当する入力を付与するときは、
過渡入力の変化割合に応じて比較判定レベルを変化させ
るので、サンプリングタイミングのズレの影響を受ける
ことなく、正確な検査が可能となる。
過渡入力の変化割合に応じて比較判定レベルを変化させ
るので、サンプリングタイミングのズレの影響を受ける
ことなく、正確な検査が可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す検査装置全体の概要
図、第2図は第1図中の比較判定装置の部分の詳細図、
第3図は模擬入力とそのときの出力とを示すタイミング
チャートである。 1A,1B……コントロールユニット、2……パーソナルコ
ンピュータ、3……チェッカー、4……シグナルゼネレ
ータ、6A,6B……実負荷、7……比較判定装置、8A,8B…
…計測部、9……差演算回路、10……比較回路、11……
比較判定レベル可変装置、12……大容量メモリ、13……
リングメモリ
図、第2図は第1図中の比較判定装置の部分の詳細図、
第3図は模擬入力とそのときの出力とを示すタイミング
チャートである。 1A,1B……コントロールユニット、2……パーソナルコ
ンピュータ、3……チェッカー、4……シグナルゼネレ
ータ、6A,6B……実負荷、7……比較判定装置、8A,8B…
…計測部、9……差演算回路、10……比較回路、11……
比較判定レベル可変装置、12……大容量メモリ、13……
リングメモリ
Claims (1)
- 【請求項1】車載電子機器制御用のコントロールユニッ
トのソフトウェア変更後の動作をチェックするコントロ
ールユニット検査装置であって、コントロールユニット
を変更前のものと変更後のものとの2台セット可能で、
これら2台のコントロールユニットに互いに同一の模擬
入力として過渡運転状態に相当する過渡入力を与える模
擬入力付与装置と、このときの各コントロールユニット
からの出力の差を所定の比較判定レベルと比較判定する
比較判定装置と、前記過渡入力の変化割合に応じて前記
比較判定レベルを変化させる比較判定レベル可変装置と
を備えてなるコントロールユニット検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63329143A JPH0689708B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | コントロールユニット検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63329143A JPH0689708B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | コントロールユニット検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02176144A JPH02176144A (ja) | 1990-07-09 |
| JPH0689708B2 true JPH0689708B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=18218117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63329143A Expired - Lifetime JPH0689708B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | コントロールユニット検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0689708B2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP63329143A patent/JPH0689708B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02176144A (ja) | 1990-07-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2866477B2 (ja) | タンク通気弁の制御能力を検査する方法及び装置 | |
| JP3665351B2 (ja) | 内燃機関を制御する装置 | |
| JPH065197B2 (ja) | 操作機器の機能能力を検査する方法および装置 | |
| US20070287135A1 (en) | 3d vehicle simulator system and simulation method for ecu embedded system | |
| JPH0988685A (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
| US5043984A (en) | Method and system for inspecting microprocessor-based unit and/or component thereof | |
| JPS60104220A (ja) | センサの性能の検査方法 | |
| JP4566900B2 (ja) | エンジン計測装置 | |
| JP2004361292A (ja) | 電子制御ユニットの自動検査装置 | |
| KR900000241A (ko) | 자동차의 전자 제어장치 및 그 계측데이타의 지연보상방법 | |
| JPH07197845A (ja) | 多気筒内燃機関の失火診断装置 | |
| RU2264551C2 (ru) | Способ и устройство управления двигателем внутреннего сгорания | |
| JPS63306249A (ja) | エンジンの空燃比学習制御装置 | |
| JPH0719915Y2 (ja) | コントロールユニット検査装置 | |
| JPH0679277B2 (ja) | コントロールユニット検査装置 | |
| JPH0648135Y2 (ja) | コントロールユニット検査装置 | |
| JPH0689708B2 (ja) | コントロールユニット検査装置 | |
| JPH0697011B2 (ja) | コントロールユニット検査装置 | |
| JPH0645643Y2 (ja) | コントロールユニット検査装置 | |
| JPH0524033Y2 (ja) | ||
| JPH02176441A (ja) | コントロールユニット検査装置 | |
| JPH09151779A (ja) | コントロール装置の検査装置 | |
| JPH052258B2 (ja) | ||
| JP2009524754A (ja) | 内燃機関の排ガス領域内に配置された触媒を診断する方法、および、該方法を実施するための装置 | |
| JPH0217814B2 (ja) |