JPH0689619A - テープ電線製造装置 - Google Patents

テープ電線製造装置

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JPH0689619A
JPH0689619A JP5146606A JP14660693A JPH0689619A JP H0689619 A JPH0689619 A JP H0689619A JP 5146606 A JP5146606 A JP 5146606A JP 14660693 A JP14660693 A JP 14660693A JP H0689619 A JPH0689619 A JP H0689619A
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JP
Japan
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roll
heat roll
temporary
temporary heating
tape
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Application number
JP5146606A
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English (en)
Inventor
Masazumi Takagi
正純 高木
Hiroaki Komatsuda
広明 小松田
Toshio Onuma
利男 大沼
Tatsuya Watanabe
達也 渡邊
Toshiaki Enami
敏明 江並
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 熱ロール10aの外周面の位置を検出する位
置センサ33aと、その情報により、熱ロール10aの
貼付位置を一定に維持すべく該熱ロール10aを移動さ
せる移動装置30とを具備する。 【効果】 位置センサ33aにより熱ロール10aの外
周面の位置を検出し、これにしたがって、前記位置が導
体の両側に絶縁テープを貼付する貼付位置に至ったとき
に、これを所定の位置に至らせるよう制御装置74が移
動装置30を駆動して熱ロール10aの位置を補正させ
ることにより、例え熱ロール10aに偏心があったり真
円度が適正でなかったりしても、熱ロール10aの貼付
位置を常に一定に維持することが可能になって、押しむ
らを生じるのを防止することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱ロールにより導体の
両側に絶縁テープを貼付するテープ電線製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】テープ電線製造装置の従来のものは、図
6に示すように、複数の導体51を相互のピッチを整列
させつつ水平方向に沿わせて連続搬送するとともに、プ
レス装置57で所定の位置に窓部が形成された二本の絶
縁テープ52をそれぞれロール53等で支持しながら連
続搬送し、両絶縁テープ52を導体51の表裏に、垂直
方向に沿って配置された熱ロール54により貼り合わせ
てテープ電線55を製造するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このテ
ープ電線の製造装置は、熱ロールに偏心があったり熱ロ
ールの真円度が悪かったりすると押しむらが発生して、
導体間のピッチが安定せず、また絶縁テープの貼付状態
が安定しないという問題があった。したがって、本発明
の目的は、例え熱ロールに偏心があったり真円度が適正
でなかったりしても、押しむらの発生を防止し、導体間
のピッチを安定させかつ絶縁テープの貼付状態を安定さ
せることができるテープ電線製造装置を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のテープ電線製造装置は、相互に平行をなし
て配置された一対の熱ロール間の貼付位置を通過させる
ことにより導体の両側に絶縁テープを貼付するものであ
って、前記熱ロールの外周面の位置を検出する位置セン
サと、該位置センサからの情報により、前記熱ロールの
貼付位置を一定に維持すべく該熱ロールを移動させる移
動装置とを具備することを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明のテープ電線製造装置によれば、位置セ
ンサにより熱ロールの外周面の位置を検出する。そし
て、この位置センサからの情報にしたがって、前記位置
が導体の両側に絶縁テープを貼付する貼付位置に至った
ときに、これを常に所定の位置に至らせるよう移動装置
を駆動して熱ロールの位置を補正させる。この補正を熱
ロールの全周にわたって行なうことにより、例え熱ロー
ルに偏心があったり真円度が適正でなかったりしても、
熱ロールの貼付位置を常に一定に維持することが可能に
なり、押しむらの発生を防止することが可能となる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例によるテープ電線製造装置
を図1〜図5を主に参照して以下に説明する。図中符号
1はテープ電線製造装置を示している。このテープ電線
製造装置1は、図示せぬ導体送出装置を具備しており、
該導体送出装置により、図1紙面を貫く方向に複数本の
平角状の導体2が相互に平行をなすように配置された状
態で水平方向に送り出されるようになっている。そして
導体2は、その後ロール3でその方向が下方に向うよう
に換えられ、ピッチ整列装置4でその配列方向(幅方
向)の位置が決められ垂直方向に沿わされて、後述する
ように絶縁テープ5が貼付された後、冷却ロール6a,
6bに順次巻かれさらにローラ7および引取装置8等を
介して巻取装置9に巻き取られるようになっている。
【0007】垂直に送られる導体2の両側には、貼付位
置において導体2の両側に絶縁テープ5を熱により仮貼
付する一対の金属製仮付熱ロール(熱ロール)10a,
10bが水平に配置されている。ここで、これら仮付熱
ロール10a,10bは、その接線方向の速度が上記導
体2の送り速度に等しくなる周速で回転するようになっ
ている。そして、各仮付熱ロール10a,10bの導体
2に反する側には、絶縁テープ5を所定の速度で送り出
す絶縁テープ送出装置11がそれぞれ設けられており、
各絶縁テープ送出装置11と各仮付熱ロール10a,1
0bとの間には、それぞれ、絶縁テープ送出装置11か
ら送り出された絶縁テープ5を繰り出す一対のテープ繰
出ロール12、相互の距離を変化させることにより絶縁
テープ5の張力を一定に保持する二つのダンサロール1
3および絶縁テープ5の速度を制御しつつ側方から仮付
熱ロール10a,10bの外周面に沿わせて送り込む一
対の送込ロール14が設けられている。
【0008】なお、上記絶縁テープ送出装置11、テー
プ繰出ロール12、ダンサロール13および送込ロール
14が、仮付熱ロール10a,10b間に絶縁テープ5
を供給する絶縁テープ供給装置15を構成している。そ
して、各絶縁テープ供給装置15はそれぞれが一つの図
示せぬ基台上に構成されており、各送込ロール14と仮
付熱ロール10a,10bとの間には図示せぬセンサが
それぞれ配置されていて、前記基台には、センサにより
検出される導体2に対する絶縁テープ5の幅方向の位置
ずれ量に応じてこの位置ずれ量を無くすよう基台を移動
させる図示せぬ移動機構が設けられている。さらに、上
記送込ロール14は図示せぬメインモータで駆動される
ようになっており、これらの間には図示せぬACサーボ
モータに連結する図示せぬ差動歯車機構が設けられてい
て、図示せぬ制御装置によりACサーボモータの回転数
を変更することによって送込ロール14の回転速度が差
動歯車機構により変更されるようになっている。
【0009】また、各仮付熱ロール10a,10bの上
側には、該仮付熱ロール10a,10bの外周面に沿っ
て送られる絶縁テープ5を、回転しつつその切れ刃16
により常に仮付熱ロール10a,10bの上部頂点位置
で所定の長さに切断することができるようその回転速度
が制御されるカッターロール17がそれぞれ設けられて
いる。
【0010】上記カッターロール17には、絶縁テープ
5の切断時に切れ刃16の先端部が仮付熱ロール10
a,10bに当接するのを防ぐために、仮付熱ロール1
0a,10bに当接して該仮付熱ロール10a,10b
と切れ刃16との間に一定の隙間を維持させる図示せぬ
カッターカムが設けられている。さらに、このカッター
ロール17は、図示せぬサーボモータにより駆動される
よう構成されていて、図示せぬ制御装置による該サーボ
モータの制御により、絶縁テープ5の切断時前後の切れ
刃16の周速を仮付熱ロール10の周速と同期させると
ともに、切断のタイミングを任意に変更し絶縁テープ5
の切断ピッチを変更することができるようになってい
る。
【0011】そして、各カッターロール17に対し絶縁
テープ5の搬送方向前後には、それぞれ静電気電極1
8,19が仮付熱ロール10a,10bの外周面に対向
するよう設けられている。これら静電気電極18,19
は、高圧電源を介して金属製である仮付熱ロール10
a,10bに電気的にそれぞれ接続しており、この高圧
電源によって、仮付熱ロール10a,10bにより搬送
される絶縁テープ5上に静電気を発生させ、これを仮付
熱ロール10a,10bに吸着させるようになってい
る。
【0012】仮付熱ロール10a,10bの下方には、
該仮付熱ロール10a,10bにより仮付けされた絶縁
テープ5を完全に導体2に貼り付ける一対のゴム製本付
熱ロール20が設けられており、この本付熱ロール20
のさらに下方には、該本付熱ロール20から送り出され
るテープ電線(導体2の両側に絶縁テープ5を完全に貼
り付けたもの)21を冷却する二つの冷却ロール6a,
6bが設けられ、さらにその搬送方向後方には、ローラ
7、テープ電線21の不要部分等を切断するスリット装
置22、テープ電線21を引き取る引取装置8およびテ
ープ電線21を巻き取る巻取装置9が順次設けられてい
る。
【0013】次に、前述した仮付熱ロール10a、10
b近傍の構造をによってさらに具体的に説明する。仮付
熱ロール10a、10b及び送込ロール14は、互いに
対向位置に設けられたフレーム61に回転可能に支持さ
れており、これらフレーム61は、それぞれスライダ6
2によって、互いに近接離間方向へ摺動可能に基台63
上に支持されている。また、前記仮付熱ロール10a、
10bは、その一部が互いに対向する方向へフレーム6
1から突出され、これら突出された部分に前記導体2及
び絶縁テープ5が通されるようになっている。
【0014】また、それぞれのフレーム61には、前述
したカッターロール17を前記仮付熱ロール10a、1
0bの上方にて上下方向へ摺動可能に支持すべく、カッ
ターロール17の支持軸部を回転可能に支持している軸
受け24がそれぞれ上下方向へ摺動可能に収納されてい
る。また、フレーム61の上端部には、エアシリンダ6
5が設けられており、これらエアシリンダ65のロッド
66が前記軸受け24へ当接され、このエアシリンダ6
5によって軸受け24が下方へ押し下げられている。ま
た、左側の基台63aには、一対のサーボモータ28が
支持されており、これらサーボモータ28には、カップ
リング27を介してボールスクリュー25が接続されて
いる。
【0015】これらボールスクリュー25は、左側の仮
付熱ロール10aの軸線に対して直交させてかつ互いに
並列させて配置されており、左側のフレーム61aに固
定されたナット69にそれぞれねじ込まれている。すな
わち、これらボールスクリュー25がサーボモータ28
によって回転されることにより、前記ナット69がボー
ルスクリュー25の軸線方向へ移動され、この移動にと
もなって左側のフレーム61aが右側のフレーム61b
に対して進退されるようになっている。そして、これら
サーボモータ28、ボールスクリュー25およびナット
69によって移動装置30が構成されている。
【0016】また、右側の基台63bには、一対のエア
シリンダ32が支持されており、これらエアシリンダ3
2のロッド31が、前記ボールスクリュー25と同様
に、右側の仮付熱ロール10bの軸線に対して直交させ
てかつ互いに並列させて配置され、それぞれの端部が右
側のフレーム61bに接続されている。これらエアシリ
ンダ32は、ロッド31の端部が接続された右側のフレ
ーム61bを左側のフレーム61a方向へ向かって押圧
するものである。また、左側の仮付熱ロール10aに
は、図3及び図4に示すように、回転角度を検出する角
度検出器29が接続されている。
【0017】また、仮付熱ロール10aおよび仮付熱ロ
ール10bには、その外周面に、ダイヤルゲージ(位置
センサ)33aおよびダイヤルゲージ33bが、図5に
示すように、軸線方向に沿って同一直線上に配置される
ようそれぞれ二つずつ当接状態で設けられている。そし
て、オフライン時に、一方の仮付熱ロール10aに設け
られたダイヤルゲージ33aにより該仮付熱ロール10
aの外周面の位置を検出し、そして、このダイヤルゲー
ジ33aからの情報と角度検出器29からの情報とにし
たがって、前記位置が導体2の両側に絶縁テープ5を貼
付する貼付位置(各仮付熱ロール10a、10bが最も
近づく位置)に至ったときに、これを常に一定の位置に
至らせるよう各サーボモータ28を駆動して各ボールス
クリュー25を回転させてその位置を補正させるように
制御装置74内にデータを記憶させる。例えば、仮付熱
ロール10aの外周面を全周にわたってダイヤルゲージ
33aにより検出しその平均値を演算して、ある位置が
平均値に対して大きければ、この位置がダイヤルゲージ
33aによる検出位置と貼付位置との間の既定の角度分
移動したときに、その差分、仮付熱ロール10aを逃す
よう補正するのである。そして、この補正を仮付熱ロー
ル10aの全周にわたって行うことにより、仮付熱ロー
ル10aの回転時に、制御装置74が該仮付熱ロール1
0aの位置を、記憶されたデータにしたがって補正移動
させることになる。
【0018】また、他方の付熱ロール10bは、偏心等
をダイヤルゲージ33bにより確認し、一方の仮付熱ロ
ール10aに対する隙間が所定値以上にならないように
仮付熱ロール10bを配置しておき、隙間が小さくなる
方向に対しては、導体2および絶縁テープ5を通過させ
ることによる仮付熱ロール10bの移動をエアシリンダ
32で吸収するようになっている。
【0019】以上によって、例え仮付熱ロール10a、
10bに偏心があったり真円度が適正でなかったりして
も、仮付熱ロール10a、10bの貼付位置は常に一定
に維持されることになる。なお、仮付熱ロール10aの
軸部26aの両端にそれぞれダイヤルゲージ33aおよ
び移動装置30を設けることにより、各端部側で補正量
が違っても、それぞれ独立して補正を行うことができ
る。また、他方の仮付熱ロール10b側に、エアシリン
ダ32ではなく上記した移動装置30等を設けても良
い。
【0020】以上のような構成のテープ電線製造装置1
によるテープ電線の製造方法について以下に説明する。
各絶縁テープ送出装置11からテープ繰出ロール12お
よびダンサロール13を介して各送込ロール14によ
り、側方から仮付熱ロール10a,10bと同じ所定の
送り速度で該仮付熱ロール10a,10bの外周面に沿
って送り込まれた各絶縁テープ5は、各静電気電極18
が該絶縁テープ5上に発生させた静電気によって、各仮
付熱ロール10a,10bの外周面の各カッターロール
17より搬送方向手前側に吸着されることになる。ここ
で、このとき絶縁テープ5は図示せぬ移動機構等により
その幅方向の位置決めがなされることになる。
【0021】そして、上記吸着状態を維持したまま各絶
縁テープ5が所定長さ送られた状態で、各カッターロー
ル17が仮付熱ロール10a,10bと同期して回転
し、切れ刃16と仮付熱ロール10a,10bとの隙間
を一定に維持すべく図示せぬカッターカムを仮付熱ロー
ル10a,10bに当接させた状態でその切れ刃16を
切断位置(仮付熱ロール10a,10bの上部頂点位
置)に至らせ該切れ刃16により各絶縁テープ5を同時
に切断する。ここで、絶縁テープ5の切断位置の前方の
所定位置をカッターロール17の切れ刃16が通過した
時点で、該切れ刃16の周速は仮付熱ロール10の周速
と同期し、その後切断が終って、後方の所定位置を切れ
刃16が通過したときに、カッターロール17は、待機
位置へ高速復帰する。
【0022】切断された各絶縁テープ5は、各カッター
ロール17による切断位置より搬送方向後方側の位置
で、各静電気電極19により生じさせられた静電気によ
り各仮付熱ロール10a,10bへの静電吸着力がさら
に強められる(あるいは若干弱まった静電吸着力が補わ
れる)ことになる。
【0023】ここで、上記絶縁テープ5の切断の完了と
ほぼ同時に、図示せぬ制御装置からの信号で図示せぬA
Cサーボモータを回転させることにより、送込ロール1
4の回転を図示せぬ差動歯車機構により一時的に所定時
間遅らせると、すでに切断されている絶縁テープ5の後
端部と次に切断される絶縁テープ5の先端部との間に所
定の間隔が設けられることになる。そして、その後AC
サーボモータの回転数をもとに戻すことで、この間隔が
維持されたまま、すでに切断されている絶縁テープ5と
次に切断される絶縁テープ5とが同速度で送られること
になる。そして、上記間隔が導体口出部の長さになるの
である。
【0024】上記のようにして切断された各絶縁テープ
5は、吸着状態を維持したまま同時に各仮付熱ロール1
0a,10b間に、導体2と同期して送られ、導体2に
熱により仮貼付される。そして、仮貼付されることによ
り各絶縁テープ5は各仮付熱ロール10a,10bから
離れ、連続搬送される導体2に保持された状態で送られ
て、本付熱ロール20で完全に貼付されてテープ電線2
1となり、冷却ロール6a,6bで冷却され、スリット
装置22により不要部分が切断された後、引取装置8を
介して巻取装置9により巻き取られることになる。
【0025】ここで、本実施例によれば、上述したよう
に、制御装置74が、一方の仮付熱ロール10aの位置
を、記憶されたデータにしたがって補正移動させること
になり、かつ他方の仮付熱ロール10bはエアシリンダ
32で仮付熱ロール10aの位置に追従するようになっ
ているため、例え仮付熱ロール10a,10bに偏心が
あったり真円度が適正でなかったりしても、仮付熱ロー
ル10a,10bの貼付位置は常に一定に維持されるこ
とになる。したがって、押しむらを生じることがないた
め、導体2間のピッチを安定させかつ絶縁テープ5の導
体2への貼付状態を安定させることができる。
【0026】なお、導体2への絶縁テープ5の貼付性等
によっては、上記仮付熱ロール10a,10bの代りに
本付熱ロール20を配置して、仮貼付を省略することも
可能であり、この場合本付熱ロール20に上記構成を適
用すればよい。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のテープ電
線製造装置によれば、位置センサにより熱ロールの外周
面の位置を検出し、この位置センサからの情報にしたが
って、前記位置が導体の両側に絶縁テープを貼付する貼
付位置に至ったときに、これを所定の位置に至らせるよ
う移動装置を駆動して熱ロールの位置を補正させ、この
補正を熱ロールの全周にわたって行なうことにより、例
え熱ロールに偏心があったり真円度が適正でなかったり
しても、熱ロールの貼付位置を常に一定に維持すること
が可能になって、押しむらが生じるのを防止することが
可能となる。したがって、導体間のピッチを安定させか
つ絶縁テープの貼付状態を安定させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるテープ電線製造装置
の全体構成を概略的に示す構成図である。
【図2】 本発明の一実施例のテープ電線製造装置の仮
付熱ロールの支持構造を説明する仮付熱ロール付近の装
置の側面図である。
【図3】 本発明の一実施例によるテープ電線製造装置
の仮付熱ロールを制御する制御装置を説明する仮付熱ロ
ール付近の装置の概略側面である。
【図4】 本発明の一実施例によるテープ電線製造装置
の一方の仮付熱ロール側の構成を概略的に示す平面図で
ある。
【図5】 本発明の一実施例によるテープ電線製造装置
の仮付熱ロールとダイヤルゲージとの関係を概略的に示
す斜視図である。
【図6】 従来のテープ電線製造装置の全体構成を概略
的に示す構成図である。
【符号の説明】
1…テープ電線製造装置、2…導体、5…絶縁テープ、
10a…仮付熱ロール(熱ロール)、30…移動装置、
33a…ダイヤルゲージ(位置センサ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 達也 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 江並 敏明 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に平行をなして配置された一対の熱
    ロール間の貼付位置を通過させることにより導体の両側
    に絶縁テープを貼付するテープ電線製造装置において、 前記熱ロールの外周面の位置を検出する位置センサと、 該位置センサからの情報により、前記熱ロールの貼付位
    置を一定に維持すべく該熱ロールを移動させる移動装置
    とを具備することを特徴とするテープ電線製造装置。
JP5146606A 1992-07-23 1993-06-17 テープ電線製造装置 Pending JPH0689619A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5146606A JPH0689619A (ja) 1992-07-23 1993-06-17 テープ電線製造装置

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JP19726492 1992-07-23
JP4-197264 1992-07-23
JP5146606A JPH0689619A (ja) 1992-07-23 1993-06-17 テープ電線製造装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100449682B1 (ko) * 2001-12-13 2004-09-21 엘지전선 주식회사 소음제거를 위한 전선제조용 송출기
JP2021064605A (ja) * 2019-09-24 2021-04-22 ジンヨングローバル カンパニーリミテッド Pctフィルムを絶縁被覆層とするffc及びその製造方法

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