JP2008137157A - 同期補間のスクリーン印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動するスクリーン版やスクイージに対し、被印刷物が正確に追従して回転するように同期補間動作を行なわせる。
【解決手段】第1の駆動装置52は、スクイージ1や被印刷物保持台5をスクリーン版3の印刷面に沿って移動させ、駆動手段5Aは、被印刷物2を送り出すためにローラ状の被印刷物保持台5に回転力を付与する。エンコーダ56で検出した移動速度V1に被印刷物保持台5の回転速度V2が同期する様に、同期補間手段51が駆動信号VM2を駆動手段5Aに出力する。こうすると、エンコーダ56で検出したスクイージ1または被印刷物保持台5の実際の移動速度V1が変動した場合でも、それに見合う駆動信号VM2が駆動手段5Aに供給され、被印刷物保持台5の回転速度V2が同期する。
【選択図】図7

Description

本発明は、印刷の精度が高く印刷後にスクリーン版と被印刷物を容易に剥離可能とし、厚さの薄い被印刷物を長時間、連続に高速に印刷を可能とする同期補間のスクリーン印刷装置に関する。
従来、スクリーン印刷は大きく分けて、塗料を表面に載せたメッシュ状のスクリーン版と被印刷物との間に隙間を設け、スクイージ(スキジ)によりスクリーン版の表面側から垂直の印刷圧力を加えることで、スクリーン版の裏面を被印刷物に接触させて塗料の転写を行なうオフコンタクト方式のスクリーン印刷方式と、スクリーン版と被印刷物とを常にほぼ接触させ、スクイージにより塗料の転写印刷を行なうコンタクト方式のスクリーン印刷方式が知られている。
オフコンタクト方式のスクリーン印刷装置は、スクリーン版の撓みと歪の発生によって、幾何学的に印刷のズレを生じ易い。よって印刷形状や転写量にバラツキを生じ、作業時において熟練や繊細な注意を要する。またスクイージによる印刷圧力によって印刷のズレ,ムラを生じるだけでなく、スクリーン版の変形等を生じ、スクイージやスクリーン版の寿命が短いと言う課題がある。例えば印刷内容によりそのスクリーン版の寿命は異なるが、5000回と言うデータもある。良い点としては、スクイージの印刷圧力によるスクリーン版の張力により、スクリーン版の被印刷物からの版離れがよい点が上げられる。
一方、コンタクト方式のスクリーン印刷装置では、版離れに時間が掛かり、高速を必要とする連続印刷には向かない。また、塗料のスクリーン版の裏面への回り込みが生じ易い。しかし、スクイージによる印刷圧力を与えないで印刷を行なうので、印刷のズレを生じない。また、印刷形状や転写量のバラツキが少なく、印刷の信頼性が高い。さらには、スクイージによる印刷圧力が少ないので、スクイージとスクリーン版の寿命が、オフコンタクト方式のものよりもはるかに長い利点がある。
そこで、版離れがよく、スクリーン版の裏面への塗料の回り込みが少ない等のオフコンタクト方式の利点を持ち、さらにはコンタクト方式の利点である印刷のズレが生じなく、印刷形状や転写量のバラツキが少ない等の、両方の利点を兼ね備えた信頼性の高いスクリーン印刷方法の開発が待たれていた。
こうしたオフコンタクト方式とコンタクト方式の二つの方式を合わせた様なスクリーン印刷装置は、例えば特許文献1や特許文献2に開示されている。
特許文献1には、塗料を上面に載せたスクリーン版を介して、スクイージに対向するように保持ローラを配置し、この保持ローラの周面上にシート状の被印刷物を載せて、被印刷物を一定の版離れ角度で保持すると共に、保持ローラによって形成された被印刷物の曲げ部をスクリーン版に接触させた状態で、保持ローラを回転させながらスクイージと共にスクリーン版の面方向に動かすことで、塗料を被印刷物上に付与するものが開示されている。
また別の特許文献2には、上述した保持ローラとスクイージを共に移動させる代わりに、スクリーン枠にスクリーンを取付けてなるフレーム集合体を、保持ローラ上で面方向に動かすものが開示されている。
特開平9−300579号公報 特開昭51−115356号公報
上記引用文献2のようなタイプのスクリーン印刷装置は、ボールねじに螺合するナット部をスクリーン枠に固定し、このボールねじにサーボモータから回転駆動力を与えることで、スクリーン枠と共に平板状のスクリーン版を移動させる構造を有している。しかしながら、ボールねじのバックラッシュや、シート状の被印刷物の巻き状態や、装置のスタート時におけるコールド状態からランニング状態に至る時間的な経過により、また被印刷物の移動をガイドするローラ手段や機械全体の寸法誤差により、移動するスクリーン版に対して保持ローラの回転が正確に追従しなくなって、被印刷物にテンションが発生し、この被印刷物が均一な速度で移動しなくなる。こうなると、被印刷部のある部分だけが引張られたり、反対にたわみのできる部分が発生する。その状態を図10に示す。
図10において、V1はスクリーン枠ひいてはスクリーン版の移動速度であり、V2は保持ローラの回転数(回転速度)である。ここでは、スクリーン枠の移動速度V1が一定であっても、保持ローラの回転数V2は絶えず変動しており、図11に示す様に、被印刷物2上に印刷された模様S等が、矢印で示した被印刷物2のロール方向に沿って均一な長さにならなくなり、いわゆる脈打ちの状態となる。なお図10では、移動速度V1が一定であるとして説明を行なっているが、回転数V2が一定であるとして、移動速度V1が絶えず変動している場合もあり得る。
また、こうした問題は、引用文献1のようなタイプのスクリーン印刷装置でも同様に発生する。すなわち、移動するスクイージと保持ローラに対して、保持ローラの回転が正確に追従しなくなれば、やはり被印刷物が均一な速度で移動しなくなって、被印刷部のある部分だけが引張られたり、反対にたわみのできる部分が生じる。
これは前述の図10において、V1をスクイージと保持ローラの移動速度に置き換えれば理解できる。ここでは被印刷物上に模様等を均一に印刷するために、シート状の被印刷物を移動速度V1に同調させる必要があり、移動速度V1と保持ローラの回転数V2との誤差比率を無くすことが望まれていた。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、その目的は、移動するスクリーン版やスクイージに対し、被印刷物が正確に追従して回転するように同期補間動作を行なわせることで、被印刷物の移動精度を向上させ、被印刷物に模様等を均一に印刷できる同期補間のスクリーン印刷装置を提供することにある。
本発明の請求項1における同期補間のスクリーン印刷装置は、印刷すべき形状をなす塗料通過部を有する平板状のスクリーン版と、塗料を前記スクリーン版に擦り付ける事により前記塗料通過部を通じて前記塗料を被印刷物に転写するスクイージと、前記スクリーン版の当接する印刷面の下側に配設された被印刷物保持台と、前記被印刷物保持台により支えられ、前記スクリーン版に対し一定の版離れ角度を保持しながらシート状の前記被印刷物の移動をガイドするローラ手段と、前記スクイージと前記被印刷物保持台を共に前記スクリーン版の印刷面に沿って移動させる第1の駆動装置と、前記被印刷物を送り出すために前記被印刷物保持台に回転力を付与する第2の駆動装置と、前記スクイージまたは前記被印刷物保持台の移動速度を検出する速度検出手段と、前記速度検出手段で検出した移動速度に前記被印刷物保持台の回転速度が同期する様な駆動信号を、前記第2の駆動装置に出力する同期補間手段と、を備えている。
本発明の請求項2における同期補間のスクリーン印刷装置は、印刷すべき形状をなす塗料通過部を有する平板状のスクリーン版と、塗料を前記スクリーン版に擦り付ける事により前記塗料通過部を通じて前記塗料を被印刷物に転写するスクイージと、前記スクリーン版の当接する印刷面の下側に配設された被印刷物保持台と、前記被印刷物保持台により支えられ、前記スクリーン版に対し一定の版離れ角度を保持しながらシート状の前記被印刷物の移動をガイドするローラ手段と、前記スクリーン版を当該スクリーン版の印刷面に沿って移動させる第1の駆動装置と、前記被印刷物を送り出すために前記被印刷物保持台に回転力を付与する第2の駆動装置と、前記スクリーン版の移動速度を検出する速度検出手段と、前記速度検出手段で検出した移動速度に前記被印刷物保持台の回転速度が同期する様な駆動信号を、前記第2の駆動装置に出力する同期補間手段と、を備えている。
本発明の請求項3における同期補間のスクリーン印刷装置は、請求項1または2の構成において、前記被印刷物の厚さを検出する厚さ検出手段をさらに備え、前記厚さ検出手段で検出した厚さの変動に応じて、前記駆動信号を補正するように、前記同期補間手段を構成したことを特徴とする。
本発明の請求項4における同期補間のスクリーン印刷装置は、印刷すべき形状をなす塗料通過部を有する平板状のスクリーン版と、塗料を前記スクリーン版に擦り付ける事により前記塗料通過部を通じて前記塗料を被印刷物に転写するスクイージと、前記スクリーン版の当接する印刷面の下側に配設された被印刷物保持台と、前記被印刷物保持台により支えられ、前記スクリーン版に対し一定の版離れ角度を保持しながらシート状の前記被印刷物の移動をガイドするローラ手段と、前記スクイージと前記被印刷物保持台を共に前記スクリーン版の印刷面に沿って移動させる第1の駆動装置と、前記被印刷物を送り出すために前記被印刷物保持台に回転力を付与する第2の駆動装置と、を備えた同期補間のスクリーン印刷装置において、前記スクイージまたは前記被印刷物保持台の移動速度を検出する第1の速度検出手段と、前記被印刷物保持台の回転速度を検出する第2の速度検出手段と、前記速度検出手段で検出した移動速度に前記被印刷物保持台の回転速度を同期させる同期補間手段と、を備え、前記同期補間手段は、前記スクイージまたは前記被印刷物保持台の移動速度を制御する第1の制御手段と、前記被印刷物保持台の回転速度を制御する第2の制御手段と、からなり、前記第1の駆動装置に第1の駆動信号を付与して、前記スクイージと前記被印刷物保持台を移動させたときの移動速度を前記第1の速度検出手段により検出し、この移動速度が一定となるような前記第1の駆動信号を、前記第1の制御手段から前記第1の駆動装置に供給すると共に、前記第1の速度検出手段で検出した移動速度と理想の移動速度との差として前記第1の制御手段から出力される基準信号に基づき、前記スクイージと前記被印刷物保持台の動きに同調して、前記被印刷物保持台を理想の回転速度で回転させるような第2の駆動信号を、前記第2の制御手段から前記第2の駆動手段に供給し、さらに前記第2の速度検出手段で検出した回転速度が、前記基準信号から得られる前記理想の回転速度と一致するように、前記第2の制御手段が前記第2の駆動信号を補正するように構成したことを特徴とする。
本発明の請求項5における同期補間のスクリーン印刷装置は、印刷すべき形状をなす塗料通過部を有する平板状のスクリーン版と、塗料を前記スクリーン版に擦り付ける事により前記塗料通過部を通じて前記塗料を被印刷物に転写するスクイージと、前記スクリーン版の当接する印刷面の下側に配設された被印刷物保持台と、前記被印刷物保持台により支えられ、前記スクリーン版に対し一定の版離れ角度を保持しながらシート状の前記被印刷物の移動をガイドするローラ手段と、前記スクリーン版を当該スクリーン版の印刷面に沿って移動させる第1の駆動装置と、前記被印刷物を送り出すために前記被印刷物保持台に回転力を付与する第2の駆動装置と、を備えた同期補間のスクリーン印刷装置において、前記スクリーン版の移動速度を検出する第1の速度検出手段と、前記被印刷物保持台の回転速度を検出する第2の速度検出手段と、前記速度検出手段で検出した移動速度に前記被印刷物保持台の回転速度させる同期補間手段と、を備え、前記同期補間手段は、前記スクリーン版の移動速度を制御する第1の制御手段と、前記被印刷物保持台の回転速度を制御する第2の制御手段と、からなり、前記第1の駆動装置に第1の駆動信号を付与して、前記スクリーン版を移動させたときの移動速度を前記第1の速度検出手段により検出し、この移動速度が一定となるような前記第1の駆動信号を、前記第1の制御手段から前記第1の駆動装置に供給すると共に、前記第1の速度検出手段で検出した移動速度と理想の移動速度との差として前記第1の制御手段から出力される基準信号に基づき、前記スクリーン版の動きに同調して、前記被印刷物保持台を理想の回転速度で回転させるような第2の駆動信号を、前記第2の制御手段から前記第2の駆動手段に供給し、さらに前記第2の速度検出手段で検出した回転速度が、前記基準信号から得られる前記理想の回転速度と一致するように、前記第2の制御手段が前記第2の駆動信号を補正するように構成したことを特徴とする。
本発明の請求項6における同期補間のスクリーン印刷装置は、請求項4または5の構成において、前記基準信号が、前記第1の駆動信号に関連して設定されるものであることを特徴とする。
請求項1における同期補間のスクリーン印刷装置では、速度検出手段で検出したスクイージまたは被印刷物保持台の実際の移動速度が変動した場合でも、それに見合う駆動信号が第2の駆動装置に供給され、被印刷物保持台の回転速度が同期する。つまり、移動するスクイージや被印刷物保持台に対して、被印刷物保持台が正確に追従して回転する同期補間動作を実現できるので、被印刷物の送り出しの精度を向上させ、被印刷物に模様等を均一に印刷することが可能になる。
請求項2における同期補間のスクリーン印刷装置では、速度検出手段で検出したスクリーン版の実際の移動速度が変動した場合でも、それに見合う駆動信号が第2の駆動装置に供給され、被印刷物保持台の回転速度が同期する。つまり、移動するスクリーン版に対して、被印刷物保持台が正確に追従して回転する同期補間動作を実現できるので、被印刷物の送り出しの精度を向上させ、被印刷物に模様等を均一に印刷することが可能になる。
請求項3における同期補間のスクリーン印刷装置では、被印刷物の送り出し中に被印刷物の厚さが変わった場合であっても、被印刷物を正確に送り出すことができる。
請求項4における同期補間のスクリーン印刷装置では、第1の速度検出手段で検出したスクイージまたは被印刷物保持台の実際の移動速度が変動した場合でも、被印刷物保持台の回転速度が同期する。つまり、移動するスクイージや被印刷物保持台に対して、被印刷物保持台が正確に追従して回転する同期補間動作を実現できるので、被印刷物の送り出しの精度を向上させ、被印刷物に模様等を均一に印刷することが可能になる。
また具体的には、第1の制御手段が第1の速度検出手段で検出される移動速度を取り込んで、この移動速度が一定となるように第1の駆動信号を調整して、第1の駆動装置に供給する。したがって、スクイージと被印刷物保持台は、印刷時にできるだけ一定の移動速度が保たれるように、第1の制御手段で制御することができる。
一方、スクイージ及び被印刷物保持台の実際の移動速度と理想的な移動速度との差が、基準信号として第1の制御手段から出力され、第2の制御手段は、スクイージや被印刷物保持台の実際の移動速度に同調して、被印刷物保持台が理想の回転速度で回転するような第2の駆動信号を、第2の駆動手段に供給する。したがって、スクイージや被印刷物保持台の実際の移動速度が、理想の移動速度に対して増加または減少した場合であっても、被印刷物保持台の回転速度はこれに正確に追従し、シート状の被印刷物がスクイージや被印刷物保持台と一緒に動作する様な同期補間動作をさせる自動制御運転が達成される。そして、被印刷物が高精度で移動できることにより、被印刷物の部分的な引張りや撓みの発生を防止できると共に、被印刷物がスクイージや被印刷物保持台の動きに同調するため、印刷される寸法の均一性を制御できる。
また、ここでの第2の制御手段は、第2の速度検出手段で検出した被印刷物保持台の実際の回転速度を取り込んで、この実際の回転速度が理想の回転速度と一致するように、第2の駆動信号を補正している。したがって被印刷物保持台は、印刷時にできるだけ一定の回転速度が保たれるように、第2の制御手段で制御され、スクイージや被印刷物保持台の動きに同調して、被印刷物をさらに高精度で送り出すことが可能になる。
請求項5における同期補間のスクリーン印刷装置では、第1の速度検出手段で検出したスクリーン版の実際の移動速度が変動した場合でも、被印刷物保持台の回転速度が同期する。つまり、移動するスクリーン版に対して、被印刷物保持台が正確に追従して回転する同期補間動作を実現できるので、被印刷物の送り出しの精度を向上させ、被印刷物に模様等を均一に印刷することが可能になる。
また具体的には、第1の制御手段が第1の速度検出手段で検出される移動速度を取り込んで、この移動速度が一定となるように第1の駆動信号を調整して、第1の駆動装置に供給する。したがって、スクリーン版は、印刷時にできるだけ一定の移動速度が保たれるように、第1の制御手段で制御することができる。
一方、スクリーン版の実際の移動速度と理想的な移動速度との差が、基準信号として第1の制御手段から出力され、第2の制御手段は、スクリーン版の実際の移動速度に同調して、被印刷物保持台が理想の回転速度で回転するような第2の駆動信号を、第2の駆動手段に供給する。したがって、スクリーン版の実際の移動速度が、理想の移動速度に対して増加または減少した場合であっても、被印刷物保持台の回転速度はこれに正確に追従し、シート状の被印刷物がスクリーン版と一緒に動作する様な同期補間動作をさせる自動制御運転が達成される。そして、被印刷物が高精度で移動できることにより、被印刷物の部分的な引張りや撓みの発生を防止できると共に、被印刷物がスクリーン版の動きに同調するため、印刷される寸法の均一性を制御できる。
また、ここでの第2の制御手段は、第2の速度検出手段で検出した被印刷物保持台の実際の回転速度を取り込んで、この実際の回転速度が理想の回転速度と一致するように、第2の駆動信号を補正している。したがって被印刷物保持台は、印刷時にできるだけ一定の回転速度が保たれるように、第2の制御手段で制御され、スクリーン版の動きに同調して、被印刷物をさらに高精度で送り出すことが可能になる。
請求項6における同期補間のスクリーン印刷装置では、第1の駆動信号そのものを基準信号として利用したり、第1の駆動信号に比例したものを、基準信号として生成することができる。
以下、添付図面に基づき、本発明における好ましい同期補間のスクリーン印刷装置の各実施例を詳細に説明する。ここでは、第1実施例におけるAタイプの被印刷物のスクリーン連続印刷装置と、第2実施例におけるBタイプの被印刷物のスクリーン連続印刷装置について、それぞれ説明する。
Aタイプのスクリーン印刷装置の実施例を図1及び図2に示す。図1において、ここでのスクリーン連続印刷装置は、印刷すべき形状をなす塗料通過部(図示せず)を有する平板状のスクリーン版3と、塗料30を前記スクリーン版3に擦り付ける事により、前記塗料通過部を通じて塗料30を被印刷物2に転写するためのスクイージ1と、前記スクイージ1をスクリーン版3の平板状印刷面に対して垂直に移動させる駆動手段1Aと、スクイージ1をスクリーン版3の印刷面上に沿って移動させる駆動手段2Aと、スクリーン版3の当接する印刷面の下側に配設された被印刷物保持台5と、ロール状のシート体からなる被印刷物2の当接する印刷面に係合しながら、前記スクイージ1と連動してスクリーン版3に沿い移動させる被印刷物保持台5の駆動手段3Aと、スクリーン版3の面と被印刷物保持台5により支えられ、スクリーン版3に対して一定の版離れ角度を保持しながら、ロール状に巻かれたシート状の被印刷物2をガイドするローラ手段6Aとを具備する。
スクイージ1は被印刷物保持台5とほぼ連動して、スクリーン版3の一端から他端まで移動しながら、塗料30をスクリーン版3の印刷すべき塗料通過部に擦りつけ、被印刷物2に転写する。この転写後に、スクイージ1と被印刷物保持台5はスクリーン版3の元の位置である一端に戻り、ロール状のシートの被印刷物2は巻取りローラ14により巻き取られ、スクリーン版3の元の位置に、新たに印刷すべき位置が来る。
スクイージ1を上下移動する駆動手段1Aは、空気圧シリンダ18より構成されている。駆動手段1Aは、空気圧シリンダ18の代わりとしてサーボモータでもよい。また、スクイージ1を精密に、短時間に上下移動させるために、サーボモータと空気圧シリンダの両方を併設してもよい。
スクイージ1により、スクリーン版3の一側から他側(図面では左側から右側)へ塗料30を擦り付けながら、スクリーン版3の塗料通過部より塗料30をロール状のシートの被印刷物2に転写させる。スクイージ1が一側から他側へ移動すると、塗料30は他側に集まってしまう。クレスパ16は、他側に集まった塗料を一側に戻す「へら」状の物である。
図1及び図2において、スクリーン版3を保持するための枠40は保持部15に固定されていて、さらに保持部15は装置外郭をなす架21に固定されている。
スクイージ1をスクリーン版3の印刷面上に沿って駆動させる駆動手段2Aは、駆動源であるサーボモータ20と、このサーボモータ20の回転駆動力が与えられる棒状のネジ19と、ネジ19に螺合し、このネジ19が回転することによって、ネジ19の軸方向に移動可能なナット17と、ネジ19の端部を軸支する軸受27とにより構成される。前記駆動手段1Aは、駆動手段2Aのネジ19に取付けられている。
図2は、被印刷物保持台5の駆動手段3Aを示している。スクリーン版3はスクリーン枠40に固定されており、スクリーン枠40の左右両側には、一対の被印刷物保持台5の駆動手段3Aが取付けられている。駆動手段3Aの駆動源はサーボモータ35である。サーボモータ35の動力は棒状のボールネジ36を回転させて、このボールネジ36に螺合する駒付きナット38を、ボールネジ36の軸方向に沿って駆動させ、被印刷物保持台5をスクリーン版3の一端から他端まで移動させる。ボールネジ36は、軸受37により回動自在に支えられている。左右に配設された駒付きナット38は、保持ローラである被印刷物保持台5の軸を支えている。
図1における駆動手段2A,3Aにより、スクイージ1と被印刷物保持台5は、同じ速度にてほぼ同じ位置に移動するから、駆動手段2Aと駆動手段3Aは複合した一つの駆動装置で構成してもよいし、別々の駆動装置としてもよい。一つの駆動装置で構成した例は、後程説明する。
図1のロール状に巻かれたシート状の被印刷物2は、スクリーン版3の裏面に接触し、前記被印刷物保持台5にて支えられている。ここで、スクリーン版3の裏面と前記被印刷物2の表面は、被印刷物保持台5と被印刷物2とスクリーン版3の接する点から、スクリーン版3に対して両側に伸びる被印刷物2により一定の版離れ角度を保持している。この版離れ状態を保持するために、被印刷物2は円柱状をなす被印刷物保持台5の外周面を支点として、その一側にあるガイドローラ6と、他側にある別なガイドローラ7とにより支えられている。また、被印刷物保持台5は、図2に示すように、スクリーン版3の裏面において、一端から他端まで、駆動手段3Aによりスクイージ1と共に移動する。
次に、第2実施例におけるBタイプのスクリーン連続印刷装置を、図3及び図4に基づいて説明する。図3において、ここでのスクリーン連続印刷装置は、印刷すべき形状をなす塗料通過部(図示せず)を有する平板状のスクリーン版26と、前記スクリーン版26を当該スクリーン版26の枠40に固定し移動させる駆動手段4Aと、前記スクリーン版26に塗料30を擦り付ける事により、前記塗料通過部を通じて塗料30を被印刷物2に転写するためのスクイージ23と、スクイージ23をスクリーン版26の平板状印刷面に対して垂直に移動させる駆動手段1Aと、スクリーン版26の当接する印刷面の下側に配設された前記被印刷物保持台25と、前記スクリーン版26の面と被印刷物保持台25により支えられ、スクリーン版26に対して一定の版離れ角度を保持しながら、ロール状に巻かれたシート状の被印刷物2をガイドするローラ手段6Aとを具備し、薄膜または厚さの薄い印刷物を連続で印刷できる構造を有している。
上記部品の各要素構成はAタイプ,Bタイプで共通である。しかし、第1実施例にけるAタイプの駆動手段は、第2実施例におけるBタイプの駆動手段と、各々次のように異なっている。Bタイプでは、スクイージ23をスクリーン版26の印刷面上に沿って駆動させる駆動手段や、被印刷物保持台25をスクイージ23と連動して移動させる駆動手段は必要ない。したがって、Bタイプのスクイージ23と被印刷物保持台25は、スクリーン版26を介在して互いに対向する位置に固定される。代わりに、枠40に固定したスクリーン版26を、その面方向に沿って移動させる駆動手段4Aが設けられる。
図3にて駆動手段1Aは、Aタイプのスクリーン印刷装置と同じく、空気圧シリンダ18より構成されている。駆動手段1Aはサーボモータでもよい。また、スクイージ23を精密に、短時間に上下移動させるために、サーボモータと空気圧シリンダの両方を併設してもよい。
スクリーン版26の移動により、スクイージ23によって塗料30はスクリーン版26の一側より他側(図面では右側より左側)に集まってしまう。スクレパ24は、他側に集まった塗料30を他側から一側へ戻す「へら」状の物で、スクリーン版26の印刷面に沿って移動可能に配設される。
図4に示す駆動手段4Aの駆動源はサーボモータ35である。サーボモータ35の動力はボールネジ36を回転させて、このボールネジ36に螺合する駒付きナット41を、ボールネジ36の軸方向に沿って駆動させ、スクリーン版26を取付けた枠40を移動させる。ボールネジ36は、軸受37により回動自在に支えられている。左右に配設された駒付きナット41は枠40に固定され、これにより枠40と共にスクリーン版26を、ボールネジ36の軸方向に沿って移動させるようになっている。さらに、保持ローラである被印刷物保持台25の中心は、スクイージ23の反対側のスクリーン版26を挟む位置にてほぼ延直線上に配設されている。
印刷物保持台25は、その両側が軸受42を介してガイド29に回動自在に固定されている。ガイド29は、装置外郭をなす架21に固定されている。被印刷物保持台25に対して、ロール状でシート状の被印刷物2がスリップしない様に、被印刷物保持台25にガイドピンを設ける一方で、被印刷物2にはこれに対応してガイドピン穴を設けてもよい。この様にすると被印刷物2は確実に移動するが、波を打つ場合もある。スクリーン版26はガイド29に沿って移動する。スクリーン版26の駆動手段4Aは、上述したサーボモータ35と、ボールネジ36と、駒付きナット41により構成されている。
そして、図4に示す様に、この第2実施例では、スクリーン版26を固定した枠40が、駆動手投4Aにより一端から他端まで移動した後に、元の一端の位置に戻り再度同じ動作を繰り返す。
次に、第1実施例と第2実施例に共通する構成を説明する。各実施例で使用される被印刷物2は、厚さの薄いロール状のシート印刷物であって、ロール状にできる厚さの薄膜シート体を、ここでは被印刷物2として定義する。ロール状のシートの被印刷物2は、高分子材,繊維,パルプ材など、印刷される材料なら何でもよい。また、スクリーン版3,26は高分子材料でできたものでもよいし、金属製でもよい。またその複合材料でもよい。塗料30は、ペースト状,粘着剤,半田粒状剤のような、スクリーン印刷されるものなら何でもよい。
図2に示す被印刷物保持台5は、被印刷物2を強制的に一方向に送り出すために、駆動手段5Aによって自転制御される。ここでの駆動手段5Aは、サーボモータ39が用いられる、また、図4に示す被印刷物保持台25も同様の駆動手段5Aとして、被印刷物保持台25の内部に内部モータ47を設けている。
被印刷物保持台5,25の自転速度は、ローラ状のシートの被印刷物2に転写された印刷塗料の形状がゆがんだり歪んだりしない様に、駆動手段5Aによりその都度調整される。
図1及び図3に共通して示すローラ手段6Aは、ガイドローラ13,巻取りローラ14,排出ロールの支持部10,テンションローラ9,サクションローラ8,ガイドローラ6,ガイドローラ7により構成される。被印刷物2の一端は、排出ロールの支持部10に巻装セットされ、支持部10から順次排出される。このロール状の被印刷物2は、テンションローラ9,サクションローラ8の外周上に接してこれらを順に通り、適度な平面度とその張力を与えられる。被印刷物保持台5,25とスクリーン版3,26にて挟まれる状態で、塗料30を印刷された被印刷物2が、ガイドローラ7にガイドされ、乾燥室12の中に入り込む。この乾燥室12において、11は発熱体である。また4は空気の吸入口であり、28は空気の排気口である。乾燥室12から出てきたシート状の被印刷物2はガイドローラ13に導かれ、巻取りローラ14により巻取られる。
ロール状のシートの被印刷物2は、ガイドローラ6とガイドローラ7と被印刷物保持台5により支えられ、スクリーン版3に対して一定の角度を保っている。本実施例では、被印刷物2はスクリーン版3の面に対して各々1〜10度の角度を保たせている。但し、図1及び図3では、説明上それよりも大きな角度で示している。
図5及び図6は、スクイージ1と被印刷物保持台5,25との位置関係を詳しく示したものである。
被印刷物保持台5,25の中心○と、スクリーン版3の成す垂線Lにおいて、前記垂線Lの左右の位置関係において、スクイージ1を位置させることにより、塗料30をスクリーン版3の印刷形状をなす塗料通過部に押し込める状態を可変とすることができる。図5は、スクリーン版3に接触するスクイージ1の先端位置を、被印刷物保持台5,25の中心○を通り、スクリーン版3の印刷面と垂直な垂線Lよりも、左側に位置させたものである。図6は、スクリーン版3に接触するスクイージ1の先端位置を、垂線Lよりも、右側に位置させたものである。
図5の場合は、被印刷物2は矢印Sの方向に巻き取られるが、前記スクイージ1の先端位置が、垂線Lに対して被印刷物2の送り出し方向よりも手前側にあるため、塗料30の存在場所は狭くなる。そのため、塗料30が一定量においては、行き場を失った塗料30は、スクリーン版3の印刷すべき塗料通過部へ押し込まれ、塗料30の押し込みは強い状態となる。
反対に図6の場合は、同様に被印刷物2は矢印Sの方向に巻き取られるが、今度は前記スクイージ1の先端位置が、垂線Lに対して被印刷物2の送り出し方向よりも先側にあるため、塗料30の存在場所は広くなる。そのため、塗料30の一定量においては、スクリーン版3の印刷すべき塗料通過部への塗料30の押し込みは弱い状態となる。
版離れ角度は、図5及び図6に示す様に、ロール状のシートの被印刷物2が印刷される前の版離れ角度をA°とし、被印刷物2が印刷された後の版離れ角度をB°として示している。
図1に示すようなAタイプのスクリーン連続印刷装置では、塗料30の押し込み状態は、スクリーン版3に沿い移動できる駆動手段2Aにより、スクイージ1の位置を定めることができる。よって、スクリーン版3の印刷すべき塗料通過部へ塗料30を押し込める状態を調整することができる。
図3に示すようなBタイプのスクリーン連続印刷装置では、塗料30の押し込み状態は、被印刷物保持台25の中心Oからスクリーン版3に対して成す垂線Lにおいて、前記垂線Lの左右の位置にスクイージ1の位置を設定させることにより、塗料30をスクリーン版26の印刷形状をなす塗料通過部に押し込める状態を予め定めることができる。
この様に、何れのタイプのスクリーン印刷装置であっても、スクイージ1の位置を設定調整することにより、塗料30をスクリーン版3の印刷すべき塗料通過部へ塗料30を押し込める状態を調整可能とすることができる。また、タイプA及びタイプBのスクリーン連続印刷装置において、塗料30のスクリーン版3への押し込め量を適正とするために、スクイージ1の位置を自動で動く様にしてもよいし、自動制御としてもよい。
さらに、シート状の被印刷物2を支えるテンションローラ8にパウダークラッチを内蔵することで、被印刷物2に「しわ」や「歪み」を生じない薄膜の被印刷物2のスクリーン連続印刷装置を提供できる。これは、被印刷物2の一部分に力が掛かった場合、その力はテンションローラ8に加わるので、テンションローラ8にパウダークラッチを取付けることで、テンションカを強弱させコントロールを行ない、ロール状のシートの被印刷物2をスムーズに移動することを目的としている。
図1や図3に示す様に、印刷の完了した被印刷物2はすぐ乾燥室12に入れられ、被印刷物2に印刷された塗料30を乾燥させる。しかし乾燥室12内においては、発熱体11からの熱を被印刷物2の表面に均一に与える必要がある。そのために、乾燥室12には、吸入4と排気口28が具備されている。乾操室12内で、高熱は上方へ低熱は下方へ移動するので、乾操室12の中ではシート状の被印刷物を水平に移動させる事が好ましい。よって、被印刷物保持台5,25から排出されるシート状の被印刷物2を、水平に保つ必要がある。
もう一つの理由としては、塗料30を印刷したばかりの被印刷物2は、まっすぐに水平に乾燥室12の中へ送り込み移動する必要がある。このまだ乾燥してない塗料30のついた被印刷物2を、曲げる事無く、乾燥室12に送り込むことで、ニジミ,汚れ,ズレ等の発生を防止できる。
よって、スクリーン版3とスクイージ1とスクリーン版3の枠40は、斜めに配設される手段を用いる。スクリーン版3が斜めに配設されていて、被印刷物保持台5,25から排出されたシート状の被印刷物2は乾燥室12の中に水平に保たれて移動し、ここで被印刷物2に印刷された塗料30を発熱体11にて乾燥させている。
次に、上述の第1実施例において、スクイージ1や被印刷物保持台5の動きに追従して、被印刷物2を高精度で移動させるための同期補間手段51について、図7を参照しながら詳しく説明する。
同図において、ここではスクイージ1をスクリーン版3の印刷面上に沿って駆動させる駆動手段2Aと、および被印刷物保持台5をスクイージ1と共にスクリーン版3の印刷面上に沿って駆動させる駆動手段3Aが、一つの駆動装置52として設けられている。この駆動装置52は、スクイージ1を上下移動する駆動手段1Aと、被印刷物保持台5そのものを回転させる駆動手段5Aとを、スクリーン版3の上下で固定部53により連結固定し、この固定部53に固定されたナット(図示せず)を、棒状のボールネジ54に螺合させて、駆動手段1Aに連結するスクイージ1と駆動手段5Aに連結する被印刷物保持台5が、ボールネジ54の軸方向に沿って共に可動するように構成し、さらにボールネジ54に回転駆動力を与えるために、このボールネジ54の一側にサーボモータ55を連結して構成される。つまりここでは、スクイージ1と被印刷物保持台5をスクリーン版3の印刷面上に沿って動かす駆動源として、共通のサーボモータ55を用い、部品及び制御構成の簡素化を図っている。また、ここでの駆動装置52は、スクイージ1及び被印刷物保持台5の移動速度V1を検出し監視するために、第1の速度検出手段としてのエンコーダ56を備えている。ここでのエンコーダ56は、スクイージ1や被印刷物保持台5と共に移動する固定部53の移動速度を検出しているが、駆動手段がスクイージ1と被印刷物保持台5のそれぞれに設けられている場合は、その何れか一方の移動速度V1を検出できればよい。
一方、駆動手段5Aは、前述した被印刷物保持台5の自転駆動源であるサーボモータ39の他に、円筒状をなす被印刷物保持台5の回転数(速度)V2を検出し監視する第2の速度検出手段としての別なエンコーダ57を備えている。
さらに、前述した図5や図6のように、被印刷物保持台5に対しスクイージ1の先端位置を左右方向に調整する調整手段91が設けられている。調整手段91は、スクイージ1およびその駆動手段1Aを、スクリーン版3の印刷面の方向に移動させる機構を備えている。
そしてここでは、前記エンコーダ56で得られたスクイージ1及び被印刷物保持台5の実際の移動速度V1に基づいて、この移動速度V1が一定となるような第1の駆動信号VM1を、スクイージ1や被印刷物保持台5を動かす駆動源であるサーボモータ55に供給する第1の制御手段としての第1のモータコントローラ61と、前記第1の駆動信号VM1と関連した基準信号VREF1を基にして、スクイージ1や被印刷物保持台5の動きに同調して、被印刷物保持台5が理想の回転数で自転するような第2の駆動信号VM2をサーボモータ39に供給すると共に、エンコーダ57で得られた被印刷物保持台5の実際の回転数V2に基づいて、この実際の回転数V2が、前記基準信号VREF1から得られた理想の回転数と一致するように、前記第2の駆動信号VM2を補正する第2のモータコントローラ62が、前述した同期補間手段51としてそれぞれ設けられている。
前記基準信号VREF1は、スクイージ1や被印刷物保持台5の移動速度V1に被印刷物保持台5の回転数V2を同期させるためのフィードバック信号に相当するが、これは例えば、第1の駆動信号VM1そのものを利用してもよいし、第1の駆動信号VM1に比例したものを、基準信号VREF1として生成してもよい。また、各モータコントローラ61,62を一つの制御手段で構成してもよい。なお、その他の構成は、上記タイプAのスクリーン印刷装置で説明したとおりである。
そして、駆動手段1Aによって、スクイージ1の先端部をスクリーン版3の上面側に下降させた状態で、第1のモータコントローラ61からサーボモータ55に第1の駆動信号VM1を付与すると、ボールネジ54が一方向に回転することにより、固定部53が移動して、図7の矢印に示す方向に、スクイージ1及び被印刷物保持台5がスクリーン版3の平板面両側で共に摺動する。このとき第1のモータコントローラ61は、エンコーダ56で検出されるスクイージ1及び被印刷物保持台5の実際の移動速度V1を取り込んで、この移動速度V1が一定となるように、第1の駆動信号VM1の電圧レベルをリアルタイムに調整してサーボモータ55に供給する。したがって、スクイージ1及び被印刷物保持台5は、印刷時にできるだけ一定の移動速度V1が保たれるように、第1のモータコントローラ61で制御される。
一方、スクイージ1及び被印刷物保持台5の実際の移動速度V1と理想的な移動速度との差は、基準信号VREF1として第1のモータコントローラ61から第2のモータコントローラ62に出力される。第2のモータコントローラ62は、スクイージ1や被印刷物保持台5の実際の移動速度V1に同調して、被印刷物保持台5が理想の回転数V2で自転するような第2の駆動信号VM2を、駆動手段5Aのサーボモータ39に供給する。
したがって、スクイージ1や被印刷物保持台5の実際の移動速度V1が、理想の移動速度に対して増加または減少した場合であっても、被印刷物保持台5の回転数V2はこれに正確に追従し、シート状の被印刷物2がスクイージ1や被印刷物保持台5と一緒に動作する様な同期補間動作をさせる自動制御運転が達成される。そして、被印刷物2が高精度で移動できることにより、被印刷物の部分的な引張りや撓みの発生を防止し、図9に示す様に、被印刷物2に印刷された模様S等の寸法を、ロール方向に沿って均一な長さにすることができる。また、被印刷物2がスクイージ1や被印刷物保持台5の動きに同調するため、従来の被印刷物2にテンションが発生する要因を排除して、印刷される寸法の均一性を制御できる。
また、ここでの第2のモータコントローラ62は、エンコーダ57で検出した被印刷物保持台5の実際の回転数V2を取り込んで、この実際の回転数V2が理想の回転数と一致するように、サーボモータ39に供給する第2の駆動信号VM2の電圧レベルをリアルタイムに補正している。したがって、被印刷物保持台5は、印刷時にできるだけ一定の回転数V2が保たれるように、第2のモータコントローラ6で制御され、スクイージ1や被印刷物保持台5の動きに同調して、被印刷物2をさらに高精度で送り出すことが可能になる。
このように、第1実施例では、スクイージ1と被印刷物保持台5を共にスクリーン版3の印刷面に沿って移動させる第1の駆動装置52と、被印刷物2を送り出すためにローラ状の被印刷物保持台5に回転力を付与する第2の駆動装置としての駆動手段5Aと、スクイージ1または被印刷物保持台5の移動速度V1を検出する速度検出手段としてのエンコーダ56と、エンコーダ56で検出した移動速度V1に被印刷物保持台5の回転速度V2が同期する様な駆動信号VM2を、駆動手段5Aに出力する同期補間手段51と、を備えている。
こうすると、エンコーダ56で検出したスクイージ1または被印刷物保持台5の実際の移動速度V1が変動した場合でも、それに見合う駆動信号VM2が駆動手段5Aに供給され、被印刷物保持台5の回転速度V2が同期する。つまり、移動するスクイージ1や被印刷物保持台5に対して、被印刷物保持台5が正確に追従して回転する同期補間動作を実現できるので、被印刷物2の送り出しの精度を向上させ、被印刷物2に模様等を均一に印刷することが可能になる。
なお、上記の動作では、被印刷物2の厚さが変動したときに、これを被印刷物保持台5の回転数V2に反映させることができない。したがって好ましくは、被印刷物2の厚さを検出する厚さ検出手段たるセンサ64を配設し、センサ64で検出した印刷物2の厚さの変動に拘らず、スクイージ1や被印刷物保持台5の動きに同調して被印刷物2が移動するように、この厚さの変動に応じて、第2の駆動信号VM2をさらに補正するように第2のモータコントローラ62を構成する。こうすれば、被印刷物2の送り出し中に被印刷物2の厚さが変わった場合であっても、スクイージ1や被印刷物保持台5の動きに同調して、被印刷物2を正確に送り出すことができる。
図8は、第2実施例に適用する同期補間手段71とその周辺の構成を示したものである。ここでの同期補間手段71は、スクリーン版26の動きに追従して、被印刷物2を高精度で移動させるために設けられている。
第2実施例では、スクイージ23及び被印刷物保持台25はスクリーン版26の印刷面に沿って移動せず、第1実施例のような駆動装置52は不要である。代わりに、ここでは駆動源としてサーボモータ35を備え、スクリーン版26をその面方向に沿って移動させる駆動手段4Aが設けられる。また駆動手段4Aは、スクリーン版26の移動速度V1を検出し監視するために、第1の速度検出手段としてのエンコーダ66を備えている。調整手段91は、前述した図5や図6のように、被印刷物保持台25に対しスクイージ23の先端位置を左右方向に調整するのに設けられており、スクイージ23およびその駆動手段1Aを、スクリーン版26の印刷面の方向に移動させる機構を備えている。その他、駆動手段5Aの構成は、図7のものと共通である。
そしてここでは、前記エンコーダ66で得られたスクリーン版26の実際の移動速度V1に基づいて、この移動速度V1が一定となるような第1の駆動信号VM1を、スクリーン版26を動かす駆動源であるサーボモータ35に供給する第1の制御手段としての第1のモータコントローラ81と、前記第1の駆動信号VM1と関連した基準信号VREF1を基にして、スクリーン版26の動きに同調して、被印刷物保持台25が理想の回転数で自転するような第2の駆動信号VM2をサーボモータ39または内部モータ47に供給すると共に、エンコーダ57で得られた被印刷物保持台25の実際の回転数V2に基づいて、この実際の回転数V2が、前記基準信号VREF1から得られた理想の回転数と一致するように、前記第2の駆動信号VM2を補正する第2のモータコントローラ82が、前述した同期補間手段71としてそれぞれ設けられている。
前記基準信号VREF1は、スクリーン版26の移動速度V1に被印刷物保持台25の回転数V2を同期させるためのフィードバック信号に相当するが、これは例えば、第1の駆動信号VM1そのものを利用してもよいし、第1の駆動信号VM1に比例したものを、基準信号VREF1として生成してもよい。また、各モータコントローラ81,82を一つの制御手段で構成してもよい。なお、その他の構成は、上記タイプBのスクリーン印刷装置で説明したとおりである。
そして、駆動手段1Aによって、スクイージ23の先端部をスクリーン版3の上面側に下降させた状態で、第1のモータコントローラ1からサーボモータ35に第1の駆動信号VM1を付与すると、ボールネジ36が一方向に回転することにより、図8の矢印に示す方向に、スクリーン版26が平板面方向に移動する。このとき第1のモータコントローラ81は、エンコーダ66で検出されるスクリーン版3の実際の移動速度V1を取り込んで、この移動速度V1が一定となるように、第1の駆動信号VM1の電圧レベルをリアルタイムに調整してサーボモータ35に供給する。したがって、スクリーン版26は、印刷時にできるだけ一定の移動速度V1が保たれるように、第1のモータコントローラ81で制御される。
一方、スクリーン版26の実際の移動速度V1と理想的な移動速度との差は、基準信号VREF1として第1のモータコントローラ81から第2のモータコントローラ82に出力される。第2のモータコントローラ82は、スクリーン版26の実際の移動速度V1に同調して、被印刷物保持台25が理想の回転数V2で自転するような第2の駆動信号VM2を、駆動手段5Aのサーボモータ39に供給する。
したがって、スクリーン版26の実際の移動速度V1が、理想の移動速度に対して増加または減少した場合であっても、被印刷物保持台25の回転数V2はこれに正確に追従し、シート状の被印刷物2がスクリーン版26と一緒に動作する様な同期補間動作をさせる自動制御運転が達成される。そして、被印刷物2が高精度で移動できることにより、被印刷物の部分的な引張りや撓みの発生を防止し、図9に示す様に、被印刷物2に印刷された模様S等の寸法を、ロール方向に沿って均一な長さにすることができる。また、被印刷物2がスクリーン版26の動きに同調するため、従来の被印刷物2にテンションが発生する要因を排除して、印刷される寸法の均一性を制御できる。
また、ここでの第2のコントローラ82は、エンコーダ57で検出した被印刷物保持台5の実際の回転数V2を取り込んで、この実際の回転数V2が理想の回転数と一致するように、サーボモータ39に供給する第2の駆動信号VM2の電圧レベルをリアルタイムに補正している。したがって、被印刷物保持台25は、印刷時にできるだけ一定の回転数V2が保たれるように、第2のモータコントローラ82で制御され、スクリーン版26の動きに同調して、被印刷物2をさらに高精度で送り出すことが可能になる。
このように、第2実施例では、スクリーン版26をこのスクリーン版26の印刷面に沿って移動させる第1の駆動装置としての駆動手段4Aと、被印刷物2を送り出すために、ローラ状の被印刷物保持台25に回転力を付与する駆動手段5Aと、スクリーン版26の移動速度V1を検出する速度検出手段としてのエンコーダ66と、エンコーダ66で検出した移動速度Vに被印刷物保持台25の回転速度V2が同期する様な駆動信号VM2を、駆動手段5Aに出力する同期補間手段71と、を備えている。
こうすると、エンコーダ66で検出したスクリーン版26の実際の移動速度V1が変動した場合でも、それに見合う駆動信号VM2が駆動手段5Aに供給され、被印刷物保持台5の回転速度V2が同期する。つまり、移動するスクリーン版26に対して、被印刷物保持台25が正確に追従して回転する同期補間動作を実現できるので、被印刷物2の送り出しの精度を向上させ、被印刷物2に模様等を均一に印刷することが可能になる。
なお、第2実施例でも、被印刷物2の厚さを検出する厚さ検出手段たるセンサ64を配設し、センサ64で検出した印刷物2の厚さの変動に拘らず、スクリーン版3の動きに同調して被印刷物2が移動するように、この厚さの変動に応じて、第2の駆動信号VM2をさらに補正するように第2のモータコントローラ62を構成するのが好ましい。こうすれば、被印刷物2の送り出し中に被印刷物2の厚さが変わった場合であっても、スクリーン版26の動きに同調して、被印刷物2を正確に送り出すことができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可能である。例えば、被印刷物保持台は被印刷物をセッテングし易い様に、上下移動できる様にする場合もあり得る。また、上述した制御方法はあくまでも一例で、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更できることはいうまでもない。
上述したような薄膜の被印刷物のスクリーン印刷装置は、抵抗やコンデンサの印刷に限らず、半導体製品などの印刷や、この分野に限らず多方面で用いられる。
本発明の第1実施例を示すタイプAのスクリーン印刷装置の全体説明図である。 同上、第1実施例における被印刷物保持台の駆動手段をあらわした要部の説明図である。 本発明の第2実施例を示すタイプBのスクリーン印刷装置の全体説明図である。 同上、第1実施例におけるスクリーン版の駆動手段をあらわした要部の説明図である。 上記各実施例に共通して、塗料の押し込み状態を強くする場合のスクイージの位置をあらわした要部の説明図である。 上記各実施例に共通して、塗料の押し込み状態を弱くする場合のスクイージの位置をあらわした要部の説明図である。 第1実施例における速度制御を実現する要部の概略説明図である。 第2実施例における速度制御を実現する要部の概略説明図である。 第1及び第2実施例における被印刷物の印刷状態を示す要部平面図である。 従来例におけるスクリーン枠の移動速度と、保持ローラの回転速度との相対比率を示すグラフである。 従来例における被印刷物の印刷状態を示す要部平面図である。
符号の説明
1,23 スクイージ
2 被印刷物
3,26 スクリーン版
5,25 被印刷物保持台
4A 駆動手段(第1の駆動装置)
5A 駆動手段(第2の駆動装置)
6A ローラ手段
30 塗料
51,71 同期補間手段
52 第1の駆動装置
エンコーダ(速度検出手段,第1の速度検出手段
57 エンコーダ(第2の速度検出手段
61,81 第1のモータコントローラ(第1の制御手段)
62,82 第2のモータコントローラ(第2の制御手段)
64 センサ(厚さ検出手段)
66 エンコーダ(速度検出手段,第1の速度検出手段

Claims (3)

  1. 印刷すべき形状をなす塗料通過部を有する平板状のスクリーン版と、
    塗料を前記スクリーン版に擦り付ける事により前記塗料通過部を通じて前記塗料を被印刷物に転写するスクイージと、
    前記スクリーン版の当接する印刷面の下側に配設された被印刷物保持台と、
    前記被印刷物保持台により支えられ、前記スクリーン版に対し一定の版離れ角度を保持しながらシート状の前記被印刷物の移動をガイドするローラ手段と、
    前記スクイージと前記被印刷物保持台を共に前記スクリーン版の印刷面に沿って移動させる第1の駆動装置と、
    前記被印刷物を送り出すために前記被印刷物保持台に回転力を付与する第2の駆動装置と、
    前記スクイージまたは前記被印刷物保持台の移動速度を検出する速度検出手段と、
    前記速度検出手段で検出した移動速度に前記被印刷物保持台の回転速度が同期する様な駆動信号を、前記第2の駆動装置に出力する同期補間手段と、
    を備えたことを特徴とする同期補間のスクリーン印刷装置。
  2. 印刷すべき形状をなす塗料通過部を有する平板状のスクリーン版と、
    塗料を前記スクリーン版に擦り付ける事により前記塗料通過部を通じて前記塗料を被印刷物に転写するスクイージと、
    前記スクリーン版の当接する印刷面の下側に配設された被印刷物保持台と、
    前記被印刷物保持台により支えられ、前記スクリーン版に対し一定の版離れ角度を保持しながらシート状の前記被印刷物の移動をガイドするローラ手段と、
    前記スクリーン版を当該スクリーン版の印刷面に沿って移動させる第1の駆動装置と、
    前記被印刷物を送り出すために前記被印刷物保持台に回転力を付与する第2の駆動装置と、
    前記スクリーン版の移動速度を検出する速度検出手段と、
    前記速度検出手段で検出した移動速度に前記被印刷物保持台の回転速度が同期する様な駆動信号を、前記第2の駆動装置に出力する同期補間手段と、
    を備えたことを特徴とする同期補間のスクリーン印刷装置。
  3. 前記被印刷物の厚さを検出する厚さ検出手段をさらに備え、
    前記厚さ検出手段で検出した厚さの変動に応じて、前記駆動信号を補正するように、前記同期補間手段を構成したことを特徴とする請求項1または2記載の同期補間のスクリーン印刷装置。
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