JPH0689305A - データ関連検索方式 - Google Patents

データ関連検索方式

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JPH0689305A
JPH0689305A JP4239637A JP23963792A JPH0689305A JP H0689305 A JPH0689305 A JP H0689305A JP 4239637 A JP4239637 A JP 4239637A JP 23963792 A JP23963792 A JP 23963792A JP H0689305 A JPH0689305 A JP H0689305A
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Japan
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JP4239637A
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Inventor
Yoshi Kitagawa
歓 北川
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Hitachi Ltd
Hitachi System Engineering Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi System Engineering Ltd
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ項目内容のシステム内での関連箇所を
視覚的に一覧で明示し、相互に関連(影響)するデータ
項目やプログラムの一括修正の自動化を図る。 【構成】 処理装置にデータ項目内容のシステム内での
関連を階層的擬態図に変換する編集機能110を持たせ
る。任意のデータ項目について、予め、関連箇所抽出機
能108では、関連箇所情報(プログラム中の当該プロ
グラム使用箇所情報)を検索し、第1テーブル105に
記録し、関連情報作成機能109では、関連箇所である
プログラム内での上位のデータ項目をポインタ付けして
第2テーブル106に記録し、内容が変わらずプログラ
ムから出力されたデータ項目について、関連箇所抽出機
能108に戻り、関連情報作成を繰り返す。作成後のデ
ータ項目修正時、展開部110と修正部111は擬態図
変換編集、一括自動修正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ項目の修正,削
除,追加または確認を正確に行なうデータ処理システム
に係わり、特に、あるデータ項目の内容がシステム内及
びプログラム内で変遷する状況を階層構造図で擬態して
端末画面上に表示しまたはプリント上で図示することに
より、データ項目の名称が変更されても内容が変わらな
い限りその関連箇所を正確に表示しまたは図示すること
ができるデータ処理システムにおけるデータ関連検索方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オンラインまたはオフライン
で、元帳データやジャーナルデータを使って帳票処理な
どの日計処理を行なうデータ処理システムにおいて、デ
ータの最小単位であるデータ項目を修正、追加あるいは
削除する場合、サーチ処理でファイルやプログラムを検
索し、その関連項目について修正等を行うという方法が
ある。
【0003】しかし、従来のデータ関連処理方法では、
1次的に検索した関連項目だけの修正等であり、データ
項目が項目名称等を変え、2次的以降のデータ項目に関
連している場合、連鎖的に関連するデータ項目の調査及
び確認をする必要があり、長時間かかったり、修正等に
ミスが発生し、修正等の安全性を確保することができな
かった。
【0004】この問題を解決するひとつの方法として、
データ項目間の関連を手入力により構造定義し、定義し
たデータ構造のデータ関係に応じてデータ項目間の従属
関係をポインタに付加し、端末画面に表示するデータ項
目間表示手段があり、データの検索、編集を画面上で容
易に行う方法がある。この方法は例えば、特開昭63−
153671号公報「データ処理装置」に記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来技術は、あ
るデータ項目について、原始プログラムやファイルのよ
うなシステム資源の内で、直接にデータ項目名称のある
箇所を検索し、その記録箇所を明示するか、あるいは、
手入力の手段でデータ構造の関連をテーブルに作成し、
端末画面上あるいはプリント上に再編成するものであっ
て、データ項目とその直接使用箇所との関連が一目で分
かる有力な技術である。
【0006】しかし、前記の従来技術では、データ項目
の長さや名称等の属性がシステム内で変わった場合、第
1レベルの検索(1次検索)だけで、第2レベル以下の
検索(2次以降の検索)を自動化出来ず、システム内で
データの内容が次々に他のデータ項目に引き渡される状
態を明確化することができなかった。また、第2レベル
以下の検索を明確化しようとすると、手入力によりデー
タ項目を入力してそれらデータ項目間の関連付けをポイ
ンタ等により付加する必要があり、検索を効率化するこ
とができなかった。また、プログラム内でデータ項目名
称が変わり、データ内容が次のデータ項目に引き渡され
た場合、その検索を継続することができなかった。更
に、プログラム間でデータ項目の内容が引き渡された場
合、その検索を継続することができなかった。
【0007】従って、本発明の第1の目的は、データ項
目の内容が計算等により完全に変わらない限り、システ
ム内で第nレベルまで検索を繰り返し、関連するデータ
項目間のつながり、もしくは、関連するデータ項目とプ
ログラム(またはファイル)とのつながりを階層構造に
擬態化(シミュレート)して、端末画面上あるいはプリ
ント上に表示することによって、データ項目の修正、追
加、削除あるいは確認を正確に行なうことができるよう
にし、また、データ項目内容のシステム内での関連を第
nレベルまで繰り返すことを自動化できるようにしたデ
ータ処理システムにおけるデータ関連検索方式を提供す
ることにある。
【0008】本発明の第2の目的は、プログラム内でデ
ータ項目の内容が変わらずに別のデータ項目名称のエリ
アに引き渡された場合、その変遷状況を明確にし、デー
タ項目の修正、追加、削除あるいは確認を正確に行なう
ことができるようにしたデータ処理システムにおけるデ
ータ関連検索方式を提供することにある。
【0009】本発明の第3の目的は、プログラム間でデ
ータ項目の内容が引き渡された場合、その変遷状況を明
確化し、データ項目の修正、追加、削除あるいは確認を
正確に行なうことができるようにしたデータ処理システ
ムにおけるデータ関連検索方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するため、本発明のデータ関連検索方式は、データ処理
システム内のすべてのファイル及び原始プログラムを検
索し、各データ項目毎に、当該データ項目が使われてい
るすべての原始プログラム及びファイル中の当該データ
項目使用箇所を示す第1の関連情報を作成する手段と、
あるデータ項目について、前記第1の関連情報に従って
原始プログラムまたはファイル中の前記あるデータ項目
の使用箇所を参照し、これにより前記あるデータ項目の
データ内容の出力先である他のデータ項目を求め、前記
あるデータ項目及び前記他のデータ項目を対応付けるポ
インタ等の第2の関連情報を作成する手段と、前記第1
及び第2の関連情報に基いて、前記あるデータ項目、前
記原始プログラムまたはファイル、並びに前記他のデー
タ項目を、順に第1レベル,第2レベル,並びに第3レ
ベルとしてそれぞれ矩形等の図形で表わすと共に、相互
の対応関係を前記矩形等の図形間の結線で表わし、全体
を階層構造で表示する第1の表示手段とを備えたことを
特徴とする。ここで表示されたあるデータ項目,原始プ
ログラムまたはファイル,並びに他のデータ項目は、更
新手段により一括して修正,追加または削除される。な
お、前記第1の関連情報は第1のテーブル(テーブル
1)に、前記第2の関連情報は第2のテーブル(テーブ
ル2)に、それぞれ格納される。上記第3レベルのデー
タ項目をキーとして、再び第1の関連情報が作成され
て、これが第1のテーブルに格納され、以下同様に、第
1,第2の関連情報が繰り返し作成され、第1,第2の
テーブルに格納される。
【0011】本発明の第2の目的を達成するため、本発
明のデータ関連検索方式は、あるデータ項目のデータ内
容が同一プログラム内で他のデータ項目に引き渡された
場合、両データ項目を対応付けるポインタ等の第3の関
連情報を作成する手段と、前記第3の関連情報に基い
て、前記あるデータ項目及び他のデータ項目を順にプロ
グラム内第1レベル及びプログラム内第2レベルとして
それぞれ矩形等の図形で表わすと共に、相互の対応関係
を前記矩形等の図形間の結線で表わし、全体を階層構造
で表示する第2の表示手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】更に、本発明の第3の目的を達成するた
め、本発明のデータ関連検索方式は、あるデータ項目の
データ内容が第1のプログラムから第2のプログラムで
ある原始サブプログラム(サブルーチン)中の他のデー
タ項目に引き渡される場合、前記あるデータ項目と前記
原始サブプログラム(サブルーチン)と前記他のデータ
項目の対応関係を示す第4の関連情報を作成する手段
と、前記第4の関連情報に基いて、順に、前記あるデー
タ項目を上位レベル、前記原始サブプログラム(サブル
ーチン)をサブ第1レベル、前記他のデータ項目をサブ
第2レベルとしてそれぞれ矩形等の図形で表わすと共
に、相互の対応関係を前記矩形等の図形間の結線で表わ
し、全体を階層構造で表示する第3の表示手段とを備え
たことを特徴とする。
【0013】第2または第3手段で表示されたあるデー
タ項目,原始プログラムまたは原始サブプログラム,並
びに他のデータ項目についても、同様に更新手段により
一括して修正,追加または削除が行なわれる。
【0014】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0015】本発明によれば、予め作成した第1及び第
2の関連情報により、任意のデータ項目について、この
データ項目の使われているすべての原始プログラムやフ
ァイルとこのデータ項目の内容が引き渡されているすべ
ての他のデータ項目とを抽出して、それらの間を相互に
関連線で結び階層表示するようにしたので、あるデータ
項目を更新しようとする場合、予めこのデータ項目に関
係し、このデータ項目の影響を受ける箇所(原始プログ
ラム,ファイル,他のデータ項目)を、データ内容の流
れに沿って視覚的に一覧の下に洩れがなく正確に確認す
ることができる。従って、システム内で、当該データ項
目に関係する一連のプログラムや、ファイル、他のデー
タ項目等の修正,追加,削除の処理を自動的に短時間で
行なうことができる。
【0016】また、あるデータ項目の内容が同一プログ
ラム内の他のデータ項目に引き渡された場合や、あるデ
ータ項目のデータ内容が第1のプログラムから第2のプ
ログラムである原始サブプログラム(サブルーチン)中
の他のデータ項目に引き渡された場合においても、同様
に作成した第3の関連情報や第4の関連情報を用いて相
互の関連を示す階層構造を表示することによって、プロ
グラム内関連を視覚的に一覧の下に正確に確認すると共
に、それらデータ項目や、原始プログラム,原始サブプ
ログラム,他のデータ項目の修正,追加,削除の処理を
自動的に短時間で行なうことができる。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面により詳細に
説明する。
【0018】図1は、本発明を実現するハードウェアの
機器構成図であり、図2は、本発明の第1の実施例を実
現する処理手順第1例であり、図3は、本発明の第1の
実施例を実現するソフトウェア構成第1例であり、図4
は、本発明を実現するデータ関連擬態図第1例であり、
図5は、本発明を実現するデータ関連擬態図第2例であ
り、図6は、本発明を実現するデータ関連擬態図第3例
であり、図7は、本発明を実現する、個々のデータの関
連箇所を位置付けたテーブル“1”であり、図8は、本
発明を実現する、データ関連擬態図を作成する前情報を
格納するテーブル“2”であり、図9は、本発明を実現
する修正時等の関連検索の連結図であり、図10は、本
発明を実現する第2の実施例の処理手順第2例を示す図
であり、図11は、本発明を実現する第2の実施例のソ
フトウェア構成第2例を示す図である。
【0019】図1のハードウェアの機器構成、図2の処
理手順第1例及び図3のソフトウェア構成第1例に基づ
き、図4,図5,及び6のデータ関連擬態図の第1例,
第2例,及び第3例、図7の個々のデータの関連箇所を
位置付けたテーブル、図8の、データ関連擬態図を作成
する前情報を格納するテーブル、並びに、図9の、修正
等時の関連検索の連結図を用いた処理動作を説明する。
【0020】入力装置102またはキャラクタ表示装置
103の画面から指定した任意のデータ項目について、
データ項目名称と、そのシステム内での関連範囲の設定
値と、データ項目内容の形式の変化や、レングス(バイ
ト長)の縮小、長大化などに対しどこまでデータ内容が
システム内で関連を継続させているかを示す制限値とを
パラメタとして任意に定めて処理装置101に転送する
(ステップ201)。自動修正のパラメタは、データ内
容がそのまま同じレングスかつ同じ形式のデータ項目エ
リアに移動するか、データ内容が同じレングスで異なる
形式のエリアに移動するか、データ内容が異なるレング
スかつ同じ形式のデータ項目エリアに移動するか、ある
いは、データ内容が異なるレングスかつ異なる形式のデ
ータ項目エリアに移動するかのいずれかで、関連が継続
されているとみなす制限値とする。
【0021】原始プログラム関連箇所抽出部108は、
当該データ項目が名称を変えずにシステム内で使用され
ている原始プログラムを検索した状況をテーブル“1”
105に記録する。すなわち、当該データ項目名をキー
として、記憶装置104内の、システムを構成するソフ
トウェア資源である原始プログラム群及び入出力レコー
ドに各項目を位置付けるためのデータ項目群のソースを
検索し、その関連情報をテーブル“1”105に記録す
る(ステップ202)。検索するデータ項目範囲は、シ
ステム内での関連範囲にある全てのファイル及び原始プ
ログラムでのデータ項目とする。
【0022】データ項目関連情報作成部109では、当
該データ項目について、テーブル“1”105を検索
し、関連する原始プログラムを処理装置101内に読み
込み、当該データ項目のある命令文を検索する。作成部
109は、命令文の関連分析では、上述のパラメタ制限
値及び分析ルールにより、データ内容の項目間移動を実
行する代入命令文の有無を判断し、項目間のレングスと
形式を比較判断し、パラメタの制限値によって関連検索
の継続の可否を判断する。又、作成部109は、データ
内容の移動先のデータ項目が出力ファイルのレコードに
対応するものか、プログラム内のワークエリアのものか
を判断し、出力ファイルのレコードに対応するデータ項
目であればその関連情報をテーブル“2”106に記録
し、ワークエリアのデータ項目であればその関連情報を
テーブル“2”106に記録しかつプログラム内を検索
して第2次の代入命令文の有無をデータ内容が変わる第
n次まで繰り返ししらべ、その関連情報を逐次テーブル
“2”106に記録する。また、データ内容の項目間移
動を実行しない他の命令文についても、その関連情報を
テーブル“2”106に記録し、関連検索を中止する
(ステップ203)。
【0023】ある原始プログラムでの関連情報作成を終
了すると、その原始プログラムに関するテーブル“2”
106に記録されたデータ項目の原始プログラム関連情
報306(図3)に従って、出力ファイルのレコードに
対応するデータ項目について、テーブル“1”105に
おける当該データ項目を入力データとする原始プログラ
ムを検索し、原始プログラムがない場合、関連分岐は終
了し、その終了情報をテーブル“2”106の当該情報
に追加記録し、原始プログラムがある場合(ステップ2
04)、テーブル“1”105に記録された原始プログ
ラムを記憶装置104から処理装置101内に読み込
み、再びあるデータ項目の関連する原始プログラムの関
連情報作成(ステップ202)に戻り、上記と同様の処
理を行う。
【0024】データ項目関連擬態図展開部110では、
テーブル“2”106に記録されたデータ項目の原始プ
ログラム関連情報306を用いて、そのレベル番号80
1(図8)及びポインタ807によりデータ項目関連擬
態図の作成(ステップ205)を行う。擬態図のレイア
ウトは、データ項目の原始プログラム関連情報306
(図3)、すなわち、データ関連擬態図を作成する前情
報を格納するテーブルの1情報単位の記録(図8)をそ
の属性として付加した矩形等の図形群で構成される。こ
の擬態図では、最初に検索対象としたデータ項目が第1
レベルとされ、ポインタ807で関連付けた原始プログ
ラムが第2レベルとされ、各々、矩形等の図形と共に、
データ項目の原始プログラム関連情報306、すなわち
図8の情報が属性として矩形等の図形内あるいは図形周
辺に記載され、レベルの続きが関連線で結ばれ、以下同
様にして、階層的に第nレベルまで図形、関連線及び属
性情報が作成される。作成完了後、グラフィック表示装
置107に対し、描図情報を転送し、データ項目擬態図
をグラフィック表示し(ステップ206)、あるいは描
図情報をプリンタ112に転送してこのプリンタからプ
リント出力を行う。
【0025】データ項目自動修正部111では、入力装
置102、キャラクタ表示装置103、グラフィック表
示装置107あるいは、グラフィック入力装置113か
ら、修正、追加あるいは削除を行うデータ項目名、修正
等の条件をパラメタとして入力し、テーブル“2”10
6に記録されたデータ項目の原始プログラム関連情報3
06すなわち図8のポインタ807、データ項目の属性
等から、修正等を行う原始プログラム及び入出力レコー
ドに各項目を位置付けるためのデータ項目を検索して、
処理装置101内に読み込み、修正等の条件に従って、
データ項目及びプログラムソースの修正、追加あるいは
削除(ステップ207)をソフトウェア実行で行い、記
憶装置(104)の原始プログラム及びデータ項目の更
新を行う。
【0026】図3は、図1の処理装置101におけるソ
フトウェア構成図である。データ項目関連擬態図作成制
御301では、キャラクタ表示装置103及び入力装置
102により実行者が入力したデータ項目名称、関連範
囲の設定値、及びシステム内関連継続制限値のパラメタ
に従って、処理装置101で処理すべき一連のデータ項
目関連擬態図作成処理を302以下のように行なう。ま
ず、データ項目関連原始プログラム抽出302は、デー
タ項目名群をキーとして、記憶装置104にある修正前
の原始プログラム、データ項目303群を検索し、その
対応する原始プログラム名、原始プログラム内ロケーシ
ョン等を、図1のテーブル“1”105すなわち図3の
データ項目の原始プログラム対応表304に記録する。
【0027】次に、擬態対象の任意のデータ項目につい
て、原始プログラム対応表304に記録された原始プロ
グラムから関連情報作成305を行う。作成された第n
レベルのデータ項目の原始プログラム関連情報306に
ついて、第n+1レベルとなるデータ項目の有無307
を原始プログラム関連情報306から判断し、有りの場
合、その出力データ項目について関連プログラムのテー
ブル“1”105の原始プログラム対応表304からの
サーチ308を行い、第n+2レベルのデータ項目が無
くなるか、あるいは、その出力データ項目の関連プログ
ラムの有無313の判断により、無しの場合、データ項
目関連擬態図作成309を行い、その関連擬態図である
図4,図5,図6の情報をグラフィック表示装置107
に転送し、グラフィック表示を行う。
【0028】データ項目自動修正制御310では、キャ
ラクタ表示装置103及び入力装置102を用いて入力
したデータ項目の修正,追加を行なう動作を制御し、あ
るいはそれら修正属性を修正仕様パラメタとして処理装
置101内に読み込み、一連のデータ項目自動修正を行
う動作を制御する。データ項目自動修正、追加、削除3
11は、データ項目の原始プログラム関連情報306に
基づき当該データ項目と共に修正が必要な箇所について
検索し、修正対象の原始プログラムおよび入出力レコー
ドのデータ項目について修正を行い、修正後の原始プロ
グラム、データ項目312のファイルを更新する。
【0029】図4は、図3のデータ項目の原始プログラ
ム関連情報306からデータ項目関連擬態図作成309
を行う描図のイメージを示したものである。
【0030】関連を調べる任意のデータ項目を擬態図で
の第1レベルとしてデータ項目“11”401の位置に
描図し、その名称、使用ファイル、形式、レングスなど
の属性402を同枠内あるいは同枠周辺の位置に記載す
る。次に、データ項目“11”401が命令文中のデー
タ項目として使用されているのはどの原始プログラムで
あるかについて、テーブル“2”106から情報を読み
込み、第2レベルとして原始プログラム“21”40
3、原始プログラム“22”405、原始プログラム
“23”407、などの位置に描図し、その名称、プロ
グラム内使用箇所、使用命令文などの属性404,40
6,408などを同枠内あるいは同枠周辺の位置に記載
し、第1レベルと第2レベルの関連付けとして関連線4
17で結合させる。次に、原始プログラム“21”40
3などが出力した関連するデータ項目について、テーブ
ル“2”106から情報を読み込み、第3レベルとして
データ項目“31”409、データ項目“32”411
などの位置に描図し、その名称、使用ファイル、形式、
レングスなどの属性410,412を同枠内あるいは同
枠周辺の位置に記載し、第2レベルと第3レベルとの関
連を示す関連線で結合させる。なお、原始プログラム
“21”403からみて、データ項目“11”401は
入力データであり、データ項目“31”409及び“3
2”411は出力データである。この第3レベルのデー
タ項目は、更に、別の第4レベルの原始プログラムに対
する入力データとなる。以下同様に、データ内容がプロ
グラム内での計算や帳票出力などで変化するか途切れる
まで、第mレベルあるいは第nレベルを、原始プログラ
ム“mx”413、同属性414、データ項目“ny”
415及び同属性416の位置に描図しまた記載する。
【0031】図5は、図3のデータ項目関連擬態図作成
309であるプログラム内(図4中の原始プログラムの
1つ)におけるデータ項目が当該プログラム内でワーク
エリアのデータ項目に引き渡される場合の擬態図を描図
するイメージである。
【0032】データ項目“ny”415すなわちデータ
項目“12”501(当該プログラムへの入力データ)
の内容が、テーブル“2”106の情報読み込みによ
り、当該プログラム内でワークエリアに引き渡されたと
判断された場合、当該データ項目を内第1レベルとして
データ項目“12”501の位置に描図し、その名称、
使用ファイル、形式、レングスなどの属性502を同枠
内あるいは同枠周辺の位置に記載する。次に、データ項
目“12”501の内容が引き渡されたワークエリアに
おけるデータ項目を内第2レベルとし、データ項目“2
1”503、データ項目“22”505、データ項目
“23”507の位置に描図し、その名称、使用ファイ
ル、形式、レングスなどの属性504,506,508
を同描図枠内あるいは同枠周辺の位置に記載し、内第1
レベルと内第2レベルの関連付けとして関連線511で
結合させる。以下同様に、上記のワークエリアでのデー
タ項目、同属性及び関連線は、データ内容がプログラム
内での計算に使用されあるいは出力ファイルのデータ項
目となるまで、内第nレベルとして、次々にデータ項目
“nx”509及び同属性510の位置に繰り返し描図
されまた記載される。
【0033】図6は、図3のデータ項目関連擬態図作成
309でのあるプログラム内のデータ項目において、デ
ータ項目の内容がサブプログラム601に引き渡される
場合の擬態図を描図するイメージである。
【0034】データ項目“ny”415すなわちデータ
項目“13”602の内容が、テーブル“2”106の
情報読み込みにより、原始サブプログラム“1”604
に引き渡されたと判断された場合、データ項目“13”
602及び同属性603の描図及び記載位置に対し、引
き渡された原始サブプログラムをサブ第1レベルとして
原始サブプログラム“1”604の位置に描図し、その
名称、形式、レングス、サブプログラム内使用箇所、使
用命令文などの属性605を同描図枠内あるいは同枠周
辺の位置に記載し、データ項目“13”602と原始サ
ブプログラム“1”604のサブ第1レベルの関連付け
として関連線614で結合させる。次に、データ項目
“13”602の内容が引き渡されたデータ項目をサブ
第2レベルとしてデータ項目“24”606、データ項
目“25”608、データ項目“26”610などに描
図し、その名称、形式、レングス、サブプログラム内使
用箇所、使用命令文などの属性607,609,611
を同描図枠内あるいは同枠周辺の位置に記載し、サブ第
1レベルとサブ第2レベルを関連線で結合させて関連付
けする。上記のサブプログラム内でのワークエリアのデ
ータ項目、同属性及び関連線を、データ内容のサブプロ
グラム内での計算で使用されるまで、あるいは出力ファ
イルのデータ項目となるまで、次々のデータ項目“n
x”612及び同属性613の位置に繰り返して描図し
また記載する。
【0035】図7は、図1のテーブル“1”105すな
わち図3のデータ項目の原始プログラム対応表304の
1情報単位を示す図である。
【0036】ある一定の範囲のデータ項目群の任意のデ
ータ項目について、原始プログラム関連箇所排出部10
8は、そのデータ項目名701をキーとして、使用され
ている原始プログラムを検索した後、原始プログラム名
703、原始プログラム内ロケーション704を記録
し、データ項目が、原始プログラム内でデータ内容を引
き渡す命令文内にあるか、データ内容を計算するのに用
いる命令文内にあるか、データ内容をサブプログラムに
引き渡す命令文内にあるかなどを種類分けしたコードを
使用箇所種別705に記録し、さらに、データ項目に対
し使用箇所が複数ある場合、使用箇所数分の情報単位
(図7)を作成、記録する。
【0037】図8は、図1のテーブル“2”106すな
わち図3のデータ項目の原始プログラム関連情報306
の1情報単位を示す図である。本実施例では、特に図8
においてレベル番号801,ポインタ807及び理由コ
ード811を設けた点に特徴がある。
【0038】原始プログラムから関連情報作成305
時、1情報単位(テーブル“2”の1行分)は図4,図
5,及び図6で図示された矩形等の図形の1つ1つに対
応し、その第mレベル、第nレベル、内第nレベル及び
サブ第nレベルを行毎にレベル番号801に記録し、当
該データ項目名称を行毎にデータ項目名802に記録す
る(ここでは、各行の図示は省略してある)。当該デー
タ項目が原始プログラムあるいは原始サブプログラム内
の命令文内で使用されている場合、その名称を原始プロ
グラム名804に記録し、当該データ項目の原始プログ
ラム内あるいは原始サブプログラム内の命令文での使用
箇所を原始プログラム内ロケーション805に記録し、
原始プログラム内でデータ内容を引き渡す命令文内にあ
るか、データ内容を計算するのに用いられる命令文内に
あるか、データ内容をサブプログラムに引き渡す命令文
内にあるかなどを種類分けしたコードを使用箇所種別8
06に記録する。ポインタ807では、当該データ項目
の上位のデータ項目に関する位置付けを記録する。すな
わち、入出力ポインタ808(図4におけるポインタ即
ち関連線に対応)に原始プログラム“mx”413ある
いはデータ項目“ny”415のシステム内での位置付
けを記録し、内ポインタ809に図5のデータ項目“n
x”509の上位レベルである内第n−1レベルのデー
タ項目の位置付けを記録し、サブポインタ810に図6
のデータ項目“nx”612の上位レベルであるサブ第
n−1レベルのデータ項目の位置付けを記録し、理由コ
ード811に下位のレベルの有無及び下位レベル数を記
録する。
【0039】図9は、データ項目“11”401修正等
時の関連検索の連結図を示す図である。
【0040】データ項目“11”401のデータ項目関
連擬態図901において、データ項目“11”401が
原始プログラム“23”407内で計算等の命令文によ
り計算されて計算後の値がデータ項目“27”904と
なった場合、データ項目“11”401のレングスを修
正するとデータ項目“27”904のレングスを修正す
る必要があり、又、データ項目“11”401を削除す
る場合、関連する命令文及び命令文中のデータ項目も削
除する必要があり、その正否を確認する必要がある。上
記に示したデータ内容がそのまま移動しなくても、デー
タ項目のレングス等の修正、あるいはデータ項目削除に
関連するデータ項目“27”904について、図4,図
5及び図6に示した擬態図によってデータ項目“27”
904を第1レベルとする別途のデータ項目関連擬態図
902を作成する。すなわち、データ項目“27”90
4の関連する原始プログラムが原始プログラム“31”
906と原始プログラム“32”907であればこれを
第2レベルとし、原始プログラム“32”907内でデ
ータ項目“27”904の修正あるいは削除を行なう。
更に、原始プログラム“32”907内の修正あるいは
削除を行なうためにデータ項目“33”908を第1レ
ベルとする検索が必要であれば、そのデータ項目“3
3”908について別途のデータ項目関連擬態図903
を作成する。このデータ項目関連擬態図903で、デー
タ項目“33”908を第1レベルとし、データ項目
“33”908に関連する原始プログラム“41”91
0、原始プログラム“42”911及び原始プログラム
“43”912を第2レベルとし、データ項目“41”
913、データ項目“42”914、データ項目“4
3”915及びデータ項目“44”916を第3レベル
とし、それぞれグラフィック表示装置107に表示し関
連箇所を確認し、データ項目関連擬態図を関連線(横断
線)902,909で連結させて図3に示した修正ある
いは削除の実行を繰り返す。
【0041】本実施例によれば、データ項目を修正し、
追加し、削除しあるいは確認する場合において、当該デ
ータ項目内容にシステム内で関連する箇所を検索し、こ
のデータ内容のシステム内での流れにそった階層的な擬
態図を予め作成しておき、当該データ項目の修正等の際
に、この擬態図を画面あるいはプリント上に表示するこ
とにより、システム内の当該データ項目に関連する所要
のデータ項目を洩れなく正確にかつ短時間で確認するこ
とができる。また、データ項目の修正等を実行する場合
において、画面上から簡単なパラメタの入力操作をする
だけで、関連ポインタを用いたテーブルによりシステム
内の必要なすべての関連する原始プログラム及び必要な
すべての関連するデータ項目を自動的に検索して修正す
ることができるので、当該データ項目の修正等を自動化
でき、手作業による修正ミスを未然に防止することがで
きる。
【0042】以上説明した第1実施例を要約すると、次
のとおりである。
【0043】(1)第1実施例の第1例では、第1関連
レベル検索ソフトウェアによって、システム内において
入出力を行う全てのファイル中の1つ1つのデータ項目
について、当該データ項目を用いている原始プログラム
を検索する一次検索を行い、第1レベルとした入出力デ
ータ項目と第2レベルとした原始プログラムおよびその
属性が対応付け情報として表形式のテーブル“1”に記
録される。次に、データ項目関連情報“1”作成ソフト
ウェアによって、対象とする第1レベルのデータ項目に
ついて第2レベルとなる原始プログラムを処理装置内に
読み込み、この原始プログラムにおいて、当該データ項
目の使われている命令文の位置を検索し、この命令文が
代入文であるか否かをルールにより判断する。ここで、
代入文以外の計算及び判断等のデータとして使用されて
いる場合は、その命令文での検索を完了して完了時の情
報をテーブル“2”に記録し、代入文であればデータ項
目内容の出力先が出力ファイルであるか否かをルールに
より判断し、出力ファイルのデータ項目であればそのデ
ータ項目名称及びファイル名等を第3レベルとしてテー
ブル“2”に記録する。こうして、第2レベルの原始プ
ログラムの検索を全て完了すると、第3レベルとなった
データ項目についてテーブル“1”検索ソフトウェアに
よってテーブル“1”を検索し、対応する原始プログラ
ムを第4レベルとし、上述の第2レベルとなった原始プ
ログラムを入力したときと同様に処理装置内に入力し、
それら一連の処理を検索条件が皆無となる第nレベルま
で繰り返して行ない、それによって、テーブル“2”を
作成する。テーブル“2”の作成を完了すると、次に、
擬態図“1”展開ソフトウェアによって、テーブル
“2”の第1レベルのデータ項目を矩形等の図形として
端末画面上の第1列に描図し、そのポインタ1が連鎖す
るテーブル“2”の第2レベルの原始プログラムを第2
列に矩形等の図形として描図し、第1レベルと第2レベ
ルの図形を線分で結び、以下同様に、画面上にテーブル
“2”の第nレベルまで階層的に矩形等の図形と線分を
第n列に描図し、データ項目内容のシステム内での流れ
を階層的に擬態した情報を作成する。この結果、データ
項目修正等の作業時間を短縮することができる。(特に
図4) (2)第1の実施例の第2例では、データ項目関連情報
“2”作成ソフトウェアによって、ルールによりあるデ
ータが用いられているある原始プログラムの命令文が代
入文であり、かつ、データ項目内容の出力先がこの原始
プログラム内でのワークエリアであり出力ファイルに対
応付けられてないと判断した場合、ある原始プログラム
におけるデータ項目を内第1レベルとし、あるワークエ
リアを内第2レベルとし、その内第2レベルのワークエ
リアにポインタ2を付加したレコードを作成してテーブ
ル“2”に記録する。更に、ある原始プログラム内で、
内第2レベルであるワークエリアが代入文により次のワ
ークエリアに内容を引き渡している場合、引き渡された
ワークエリアを内第3レベルとし、その内第3レベルの
ワークエリアに内第2レベルの位置を指示したポインタ
2を持つレコードを作成してこれをテーブル“2”に記
録する。以下同様に、内第m−1レベルまで検索を繰り
返し、内第mレベルのデータ項目が出力ファイルに対応
付けられる項目であると判断すると、ある原始プログラ
ムでの検索を完了する。次に、擬態図“2”展開ソフト
ウェアによって、テーブル“2”の第nレベルのデータ
項目にそのポインタ2で対応付けられる内第2レベルの
データ項目を矩形等の図形として第n+1列に描図し、
第nレベルと内第2レベルの図形を線分で結び、以下同
様に、画面上にテーブル“2”の内第mレベルまで階層
的に矩形等の図形と線分を第n+m−1列に描図し、デ
ータ項目内容の原始プログラム内での流れを階層的に擬
態した情報を作成する。この結果データ項目修正等の作
業時間を短縮することができる。(特に図5)。
【0044】(3)第1実施例の第3例では、データ項
目関連情報“1”作成ソフトウェアによって、ルールに
よりあるデータ項目を引数として別のプログラムにデー
タ項目が引き渡されると判断した場合、ある原始プログ
ラムのプログラム名称等の情報をポインタ3に付加した
レコードをテーブル“2”に記録し、別の原始プログラ
ムすなわちサブ原始プログラムを処理装置内に読み込
み、このサブ原始プログラムにおける引数データ項目の
用いられている命令文の位置を検索し、この命令文が代
入文であるか否かをルールにより判断する。データ項目
関連情報“3”作成ソフトウェアによって、ルールによ
りあるデータ項目に関するサブ原始プログラムの命令文
が代入文であり、かつ、データ項目内容の出力先がサブ
原始プログラム内でのワークエリアであり出力ファイル
に対応付けられてないと判断した場合、あるサブ原始プ
ログラムにおけるあるデータ項目をサブ第1レベルと
し、あるワークエリアをサブ第2レベルとし、そのサブ
第2レベルのワークエリアにポインタ3を付加したレコ
ードを作成してテーブル“2”に記録する。更に、ある
サブ原始プログラム内で、サブ第2レベルであるワーク
エリアが代入文により次のワークエリアに内容を引き渡
している場合、引き渡されたワークエリアをサブ第3レ
ベルとし、そのサブ第3レベルのワークエリアにサブ第
2レベルの位置を指示したポインタ3を持つレコードを
作成してこれをテーブル2に記録する。以下同様に、サ
ブ第m−1レベルまで検索を繰り返し、サブ第mレベル
のデータ項目が出力ファイルに対応付けられる項目であ
ると判断すると、あるサブ原始プログラムでの検索を完
了する。次に、擬態図“3”展開ソフトウェアによっ
て、テーブル“2”の第nレベルのデータ項目にそのポ
インタ3で対応付けられるサブ第2レベルのデータ項目
を矩形等の図形として第n+1列に描図し、第nレベル
とサブ第2レベルの図形を線分で結び、以下同様に、画
面上にテーブル“2”のサブ第mレベルまで階層的に矩
形等の図形と線分を第n+m−1列に描図し、データ項
目内容のサブ原始プログラム内での流れを階層的に擬態
した情報を作成する。この結果データ項目修正等の作業
時間を短縮することができる。(特に図6)。
【0045】次に、図10に、本発明の第2の実施例の
処理手順“2”を示す。図11は、図10で示す実施例
を実現するためのソフトウェア構成“2”である。図2
で示した実施例では、システム内の全てのデータ項目群
あるいは限定的に範囲を定めたデータ項目群についてシ
ステム内で用いている箇所を1次的に検索し、これらの
テーブル項目群に対して影響している範囲をすべて予め
テーブル1に記録する。これに対し、本実施例は、ある
データ項目について、システム内でこのデータ項目が用
いられている箇所を1次的に検索し、検索結果をテーブ
ル“1”105に記録し、該当する原始プログラムの使
用状況を検索後、テーブル“2”106から擬態図展開
第1,第2,及び第3のソフトウェアによりファイルに
出力されるデータ項目について、その都度、原始プログ
ラムを検索し、あるデータ項目の関連検索の処理効率を
向上する効果を得ようとするものである。
【0046】本実施例では、図2の例で示す実施例のス
テップ201,203を除いて、ステップ1001を加
え、図3の例で示す実施例のステップ301,304,
308,310を除いて、ステップ1101,1102
を加えた以外は図2、3と同じである。
【0047】本実施例の効果は、第1の実施例の効果と
ほぼ同様である。
【0048】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、データ項目の更新(修正,追加,削除)を行なう
場合、予め更新しようとするデータ項目に関連するシス
テム内のすべての原始プログラム,ファイルや、関連す
る他のデータ項目を抽出し、これらを相互に線で結び階
層構造で表示するようにしたので、任意のデータ項目に
ついて、その修正等に伴って修正すべき関連箇所を洩れ
なく正確に一覧で確認することができるという効果が得
られる。従って、データ項目の更新(修正,追加,削
除)及び確認のための作業時間を短縮できるという効果
が得られる。
【0049】更に、データ項目の修正等の実行におい
て、画面上からの簡単なパラメタ入力操作、及び関連ポ
インタを用いたテーブルにより、システム内の関連する
原始プログラム及び関連するデータ項目を一括して自動
修正することができるので、これらの原始プログラムや
関連するデータ項目をいちい手作業で入力して修正する
必要はなくなり、それによって、修正作業時間を更に短
縮することができ、手作業による修正ミスを未然に防止
することができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のハードウェアの機器構成を示
す図である。
【図2】本発明の第1の実施例の処理手順第1例を示す
図である。
【図3】本発明の第1の実施例のソフトウェア構成を示
す図である。
【図4】本発明の実施例のデータ関連擬態図の第1例を
示す図である。
【図5】本発明の実施例のデータ関連擬態図の第2例を
示す図である。
【図6】本発明の実施例のデータ関連擬態図の第3例を
示す図である。
【図7】本発明の実施例の個々のデータの関連箇所を位
置付けたテーブルの1情報単位を示す図である。
【図8】本発明の実施例のデータ関連擬態図を作成する
前情報を格納するテーブルの1情報単位を示す図であ
る。
【図9】本発明の実施例の修正時等の関連検索の連結図
を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例の処理手順第2例を示
す図である。
【図11】本発明の第2の実施例のソフトウェア構成第
2例を示す図である。
【符号の説明】
101 処理装置 102 入力装置 103 キャラクタ表示装置 104 記憶装置 105 テーブル1 106 テーブル2 107 ディスプレイ表示装置 108 原始プログラム関連箇所抽出部 109 データ項目関連情報作成部 110 データ項目関連擬態図展開部 111 データ項目自動修正部 112 プリンタ 113 グラフィック入力装置 201 データ項目の原始プログラム関連箇所抽出処理 202 データ項目関連情報作成処理 203 出力データ項目の原始プログラム関連情報作成
処理 204 下位レベル連鎖判断処理 205 データ項目関連擬態図作成処理 206 データ項目関連擬態図表示処理 207 データ項目自動修正等処理 301 データ項目関連擬態図作成制御 302 データ項目の関連原始プログラム抽出 303 修正前の原始プログラム及びデータ項目群 304 データ項目の原始プログラム対応表 305 原始プログラムから関連情報作成 306 データ項目の原始プログラム関連情報 307 次処理のプログラムの有無を判断 308 出力データ項目について関連プログラムをサー
チ 309 データ項目関連擬態図作成 310 データ項目自動修正制御 311 データ項目自動修正 312 修正後の原始プログラム及びデータ項目群 313 関連プログラムの有無の判断 401 第1レベルのデータ項目 403,405,407 第2レベルの原始プログラム 409,411 第3レベルのデータ項目 413 第mレベルの原始プログラム 415 第nレベルのデータ項目 402,404,406,408,410,412,4
14,416 データ項目と各原始プログラムの属性 417 関連線 501,503,505,507,509 データ項目 502,504,506,508,510 データ項目
の属性 511 関連線 601 サブプログラム内 602 データ項目 604 原始サブプログラム 606,608,610,612 データ項目 603,605,607,609,611,613 デ
ータ項目の属性 614 関連線 701 データ項目名 702 ファイル名 703 原始プログラム名または項目エリア名 704 原始プログラム内ロケーション 705 使用箇所種別 801 レベル番号 802 データ項目名 803 ファイル名 804 原始プログラム名または項目エリア名 805 原始プログラム内ロケーション 806 使用箇所種別 807 ポインタ 808 入出力ポインタ 809 内ポインタ 810 サブプログラムポインタ 811 理由コード 901 データ項目11の関連擬態図 902 データ項目27の関連擬態図 903 データ項目33の関連擬態図 904,908,913,914,915,916 デ
ータ項目 905,909 擬態図の横断 906,907,910,911,912 原始プログ
ラム 1001 当該データ項目の原始プログラム関連箇所抽
出 1101 データ項目関連擬態図作成制御 1102 データ項目自動修正制御

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理システム内のすべてのファイ
    ル及び原始プログラムを検索し、各データ項目毎に、当
    該データ項目が使われているすべての原始プログラム及
    びファイル中の当該データ項目使用箇所を示す第1の関
    連情報を作成する手段と、あるデータ項目について、前
    記第1の関連情報に従って原始プログラムまたはファイ
    ル中の前記あるデータ項目の使用箇所を参照し、これに
    より前記あるデータ項目のデータ内容の出力先である他
    のデータ項目を求め、前記あるデータ項目及び前記他の
    データ項目を対応付けるポインタ等の第2の関連情報を
    作成する手段と、前記第1及び第2の関連情報に基い
    て、前記あるデータ項目、前記原始プログラムまたはフ
    ァイル、並びに前記他のデータ項目を、順に第1レベ
    ル,第2レベル,並びに第3レベルとしてそれぞれ矩形
    等の図形で表わすと共に、相互の対応関係を前記矩形等
    の図形間の結線で表わし、全体を階層構造で表示する第
    1の表示手段とを備えたことを特徴とするデータ関連検
    索方式。
  2. 【請求項2】 前記第1の関連情報を格納する第1のテ
    ーブルと、前記第2の関連情報を格納する第2のテーブ
    ルとを備えたことを特徴とする請求項1記載のデータ関
    連検索方式。
  3. 【請求項3】 前記第1の表示手段により表示されたあ
    るデータ項目,原始プログラムまたはファイル,並びに
    他のデータ項目を一括して修正,追加,または削除する
    更新手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記
    載のデータ関連検索方式。
  4. 【請求項4】 あるデータ項目のデータ内容が同一プロ
    グラム内で他のデータ項目に引き渡された場合、両デー
    タ項目を対応付けるポインタ等の第3の関連情報を作成
    する手段と、前記第3の関連情報に基いて、前記あるデ
    ータ項目及び他のデータ項目を順にプログラム内第1レ
    ベル及びプログラム内第2レベルとしてそれぞれ矩形等
    の図形で表わすと共に、相互の対応関係を前記矩形等の
    図形間の結線で表わし、全体を階層構造で表示する第2
    の表示手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1記載のデータ関連検索方式。
  5. 【請求項5】 あるデータ項目のデータ内容が第1のプ
    ログラムから第2のプログラムである原始サブプログラ
    ム中の他のデータ項目に引き渡される場合、前記あるデ
    ータ項目と前記原始サブプログラムと前記他のデータ項
    目の対応関係を示す第4の関連情報を作成する手段と、
    前記第4の関連情報に基いて、順に、前記あるデータ項
    目を上位レベル、前記原始サブプログラムをサブ第1レ
    ベル、前記他のデータ項目をサブ第2レベルとしてそれ
    ぞれ矩形等の図形で表わすと共に、相互の対応関係を前
    記矩形等の図形間の結線で表わし、全体を階層構造で表
    示する第3の表示手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1記載のデータ関連検索方式。
  6. 【請求項6】 前記第2または第3の表示手段により表
    示されたあるデータ項目,原始プログラムまたは原始プ
    ログラム並びに他のデータ項目を一括して修正,追加ま
    たは削除する更新手段を備えたことを特徴とする請求項
    4または5記載のデータ関連検索方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001075717A1 (fr) * 2000-03-31 2001-10-11 Sanyo Electric Co., Ltd. Ordinateur serveur, procede de commande de fourniture de cartes et procede de commande de distribution de cartes
JP2005222221A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Hitachi Ltd 組込コントローラ開発ツール、組込コントローラ、及び組込コントローラ開発プロセス

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