JP3058050B2 - ソースプログラム修正支援装置 - Google Patents
ソースプログラム修正支援装置Info
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- JP3058050B2 JP3058050B2 JP7102477A JP10247795A JP3058050B2 JP 3058050 B2 JP3058050 B2 JP 3058050B2 JP 7102477 A JP7102477 A JP 7102477A JP 10247795 A JP10247795 A JP 10247795A JP 3058050 B2 JP3058050 B2 JP 3058050B2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はソースプログラム修正支
援装置に関し、特にプログラム開発過程における実行形
式プログラムの動作確認に伴って発生するソースプログ
ラムの誤り修正作業を支援するソースプログラム修正支
援装置に関する。
援装置に関し、特にプログラム開発過程における実行形
式プログラムの動作確認に伴って発生するソースプログ
ラムの誤り修正作業を支援するソースプログラム修正支
援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プログラムの開発に際しては、作成した
ソースプログラムをオブジェクトにコンパイルして実行
形式プログラムを作成し、この実行形式プログラムの動
作確認を行って仕様に合致していることを検証する必要
がある。このうち、ソースプログラムから実行形式プロ
グラムを作成するコンパイルの段階については、従来か
ら、ソースプログラムの誤り修正を容易にするための各
種の支援機能が提供されており、以下のような処理が可
能となっている。すなわち、コンパイラがソースプログ
ラムのエラーを検出するとコンパイルを中断して警告を
行うが、エラー情報をソースプログラムの該当ラインに
付加した後、直ちに後続のコンパイルを再開して上述の
処理を繰り返し、ソースプログラムの最後まで実行す
る。修正のためソースプログラムを再編集するときに
は、使用者のキー操作によりエラーのあるラインにカー
ソルが移動して画面表示されると共に、画面の最下部に
はエラーの種類が表示される。該当ラインに必要な修正
を加えた後に同様なキー操作を行うと、次のエラーのあ
るラインが画面に表示される。以上の操作を繰り返すこ
とにより、ソースプログラムの修正を一括して行うこと
ができ、コンパイルエラーの検出および修正の作業性が
向上する。更に、エラー情報の一覧表や、出力項目とそ
のデータを更新している関連ラインとの対応を示すクロ
スリファレンス表を作成する機能を備えたものもあり、
キー操作一つでこれらの情報を表示または印刷させるこ
とができ、作業管理の目的や以後の作業工程で有効に利
用される。
ソースプログラムをオブジェクトにコンパイルして実行
形式プログラムを作成し、この実行形式プログラムの動
作確認を行って仕様に合致していることを検証する必要
がある。このうち、ソースプログラムから実行形式プロ
グラムを作成するコンパイルの段階については、従来か
ら、ソースプログラムの誤り修正を容易にするための各
種の支援機能が提供されており、以下のような処理が可
能となっている。すなわち、コンパイラがソースプログ
ラムのエラーを検出するとコンパイルを中断して警告を
行うが、エラー情報をソースプログラムの該当ラインに
付加した後、直ちに後続のコンパイルを再開して上述の
処理を繰り返し、ソースプログラムの最後まで実行す
る。修正のためソースプログラムを再編集するときに
は、使用者のキー操作によりエラーのあるラインにカー
ソルが移動して画面表示されると共に、画面の最下部に
はエラーの種類が表示される。該当ラインに必要な修正
を加えた後に同様なキー操作を行うと、次のエラーのあ
るラインが画面に表示される。以上の操作を繰り返すこ
とにより、ソースプログラムの修正を一括して行うこと
ができ、コンパイルエラーの検出および修正の作業性が
向上する。更に、エラー情報の一覧表や、出力項目とそ
のデータを更新している関連ラインとの対応を示すクロ
スリファレンス表を作成する機能を備えたものもあり、
キー操作一つでこれらの情報を表示または印刷させるこ
とができ、作業管理の目的や以後の作業工程で有効に利
用される。
【0003】一方、実行形式プログラムの動作確認は、
結果が既知のテストデータを対象となる実行形式プログ
ラムを実装した情報処理装置に入力して実行させ、得ら
れた結果が期待値(テストデータに対する既知の結果)
と一致することを確認するものであり、テスト実行時に
入力データや出力データ等の必要情報をトレースファイ
ルに書き出し、テスト終了後にこのトレースファイルの
内容を期待値と比較検討することにより行っている。検
討の結果、出力データ等に期待値と異なる誤りを発見し
たときは、ソースプログラムのどこを修正すべきかを知
るために、ソースプログラムを逐一目で追いながら調査
する必要があった。
結果が既知のテストデータを対象となる実行形式プログ
ラムを実装した情報処理装置に入力して実行させ、得ら
れた結果が期待値(テストデータに対する既知の結果)
と一致することを確認するものであり、テスト実行時に
入力データや出力データ等の必要情報をトレースファイ
ルに書き出し、テスト終了後にこのトレースファイルの
内容を期待値と比較検討することにより行っている。検
討の結果、出力データ等に期待値と異なる誤りを発見し
たときは、ソースプログラムのどこを修正すべきかを知
るために、ソースプログラムを逐一目で追いながら調査
する必要があった。
【0004】上述した動作確認テストには、どのような
テストデータを用いて何種類のテストを行うかというテ
ストデータ選択の問題と、トレースファイルを調べて誤
りを発見したときソースプログラムの修正をいかに効率
的に行うかという二つの問題がある。このうち、前者に
対する対策としては、特開平1―244551号公報
に、試験項目知識ベースに格納された多数の試験データ
の一つを選択実行し、結果をトレースファイルに格納す
ると共に結果を判断し、最適化ルール知識ベースを参照
し次に行う試験データを自動選択する方式が提案されて
いる。しかしながら、後者の問題には何ら言及しておら
ず、他にも有効な提案は見当たらない。
テストデータを用いて何種類のテストを行うかというテ
ストデータ選択の問題と、トレースファイルを調べて誤
りを発見したときソースプログラムの修正をいかに効率
的に行うかという二つの問題がある。このうち、前者に
対する対策としては、特開平1―244551号公報
に、試験項目知識ベースに格納された多数の試験データ
の一つを選択実行し、結果をトレースファイルに格納す
ると共に結果を判断し、最適化ルール知識ベースを参照
し次に行う試験データを自動選択する方式が提案されて
いる。しかしながら、後者の問題には何ら言及しておら
ず、他にも有効な提案は見当たらない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、実行形式プログラムの動作確認テストで誤りを発見
した場合、ソースプログラムを逐一目で追いながらどこ
を修正する必要があるか調査しているため非常に手間が
かかり、修正しなければならない箇所を見落としたり、
必要箇所以外を修正してしまうといった問題が生じてい
た。
は、実行形式プログラムの動作確認テストで誤りを発見
した場合、ソースプログラムを逐一目で追いながらどこ
を修正する必要があるか調査しているため非常に手間が
かかり、修正しなければならない箇所を見落としたり、
必要箇所以外を修正してしまうといった問題が生じてい
た。
【0006】本発明の目的は、これらの問題点を解決
し、画面に表示されるトレースファイル上で誤り箇所を
指摘することにより、ソースプログラムの修正必要箇所
を順次表示させることができ、見落としや不要箇所の誤
修正を防止できるソースプログラム修正支援装置を提供
することにある。
し、画面に表示されるトレースファイル上で誤り箇所を
指摘することにより、ソースプログラムの修正必要箇所
を順次表示させることができ、見落としや不要箇所の誤
修正を防止できるソースプログラム修正支援装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のソースプログ
ラム修正支援装置は、プログラム開発過程で行われる実
行形式プログラムの動作確認テストに伴うソースプログ
ラムの誤り修正を支援するソースプログラム修正支援装
置であって、ソースプログラムのコンパイル時に作成さ
れた出力項目とその出力項目を更新する関連ラインとの
対応表を格納したクロスリファレンスファイルと、ソー
スプログラムを格納したソースプログラム格納ファイル
と、実行形式プログラムの動作確認テスト時の入出力項
目データを含むトレースデータを格納したトレースファ
イルと、前記トレースファイルを読み込み出力項目に識
別マークを付けて画面に表示するトレースファイル表示
手段と、前記トレースファイル表示手段により画面に表
示された出力項目のデータが修正されたとき前記クロス
リファレンスファイルを参照して当該出力項目を更新し
ている関連ラインを検索する関連ライン検索手段と、前
記ソースプログラム格納ファイルから該当するソースプ
ログラムを読み込み前記関連ライン検索手段で検索した
出力項目と関連ラインとの対応情報をエラー情報として
所定の位置に付加するエラー情報付加手段と、ソースプ
ログラムに付加されたエラー情報を検出解読して該当す
る関連ラインを順次画面上に表示する修正ライン表示手
段とを備えて構成されている。
ラム修正支援装置は、プログラム開発過程で行われる実
行形式プログラムの動作確認テストに伴うソースプログ
ラムの誤り修正を支援するソースプログラム修正支援装
置であって、ソースプログラムのコンパイル時に作成さ
れた出力項目とその出力項目を更新する関連ラインとの
対応表を格納したクロスリファレンスファイルと、ソー
スプログラムを格納したソースプログラム格納ファイル
と、実行形式プログラムの動作確認テスト時の入出力項
目データを含むトレースデータを格納したトレースファ
イルと、前記トレースファイルを読み込み出力項目に識
別マークを付けて画面に表示するトレースファイル表示
手段と、前記トレースファイル表示手段により画面に表
示された出力項目のデータが修正されたとき前記クロス
リファレンスファイルを参照して当該出力項目を更新し
ている関連ラインを検索する関連ライン検索手段と、前
記ソースプログラム格納ファイルから該当するソースプ
ログラムを読み込み前記関連ライン検索手段で検索した
出力項目と関連ラインとの対応情報をエラー情報として
所定の位置に付加するエラー情報付加手段と、ソースプ
ログラムに付加されたエラー情報を検出解読して該当す
る関連ラインを順次画面上に表示する修正ライン表示手
段とを備えて構成されている。
【0008】請求項2のソースプログラム修正支援装置
は、請求項1記載のソースプログラム修正支援装置にお
いて、前記エラー情報付加手段が、前記関連ライン検索
手段により検索された各関連ラインの末尾に対応する出
力項目の情報をエラー情報として付加することを特徴と
している。
は、請求項1記載のソースプログラム修正支援装置にお
いて、前記エラー情報付加手段が、前記関連ライン検索
手段により検索された各関連ラインの末尾に対応する出
力項目の情報をエラー情報として付加することを特徴と
している。
【0009】請求項3のソースプログラム修正支援装置
は、請求項1記載のソースプログラム修正支援装置にお
いて、前記エラー情報付加手段が、修正された各出力項
目の後にそれぞれ関連ラインの情報をエラー情報として
付加することを特徴としている。
は、請求項1記載のソースプログラム修正支援装置にお
いて、前記エラー情報付加手段が、修正された各出力項
目の後にそれぞれ関連ラインの情報をエラー情報として
付加することを特徴としている。
【0010】請求項4のソースプログラム修正支援装置
は、請求項1,2又は3記載のソースプログラム修正支
援装置において、エラー情報が付加されたソースプログ
ラムから、修正された各出力項目を更新する関連ライン
の情報を一覧形式に編集し当該ソースプログラムの末尾
に付加情報として追加するエラーライン情報一覧付加手
段を備えたことを特徴としている。
は、請求項1,2又は3記載のソースプログラム修正支
援装置において、エラー情報が付加されたソースプログ
ラムから、修正された各出力項目を更新する関連ライン
の情報を一覧形式に編集し当該ソースプログラムの末尾
に付加情報として追加するエラーライン情報一覧付加手
段を備えたことを特徴としている。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【0013】本実施例のソースプログラム修正支援装置
は、図1に示すように、入出力装置1と、ソースプログ
ラムのコンパイル時に作成された出力項目と関連ライン
との対応を示すクロスリファレンス表を格納したクロス
リファレンスファイル2と、ソースプログラムを格納し
たソースプログラム格納ファイル3と、実行形式プログ
ラムの動作確認テスト時のトレースデータを格納したト
レースファイル4と、トレースエディタ5とで構成され
ている。トレースエディタ5は、トレースファイル4を
読み込み出力項目に識別マークを付けて入出力装置1の
画面に表示するトレースファイル表示手段51と、画面
に表示された出力項目のデータが修正されたとき、クロ
スリファレンスファイル2を参照し当該出力項目を更新
している関連ラインを検索する関連ライン検索手段52
と、ソースプログラム格納ファイル3から該当するソー
スプログラムを読み込み、関連ライン検索手段52で検
索した関連ラインにエラー情報を付加するエラー情報付
加手段53と、ソースプログラムのエラー情報が付加さ
れた関連ラインを順次画面に表示する修正ライン表示手
段54と、エラー情報を付加したすべてのライン情報を
集めた一覧を付加するエラーライン情報一覧付加手段5
5とを備えて構成されている。
は、図1に示すように、入出力装置1と、ソースプログ
ラムのコンパイル時に作成された出力項目と関連ライン
との対応を示すクロスリファレンス表を格納したクロス
リファレンスファイル2と、ソースプログラムを格納し
たソースプログラム格納ファイル3と、実行形式プログ
ラムの動作確認テスト時のトレースデータを格納したト
レースファイル4と、トレースエディタ5とで構成され
ている。トレースエディタ5は、トレースファイル4を
読み込み出力項目に識別マークを付けて入出力装置1の
画面に表示するトレースファイル表示手段51と、画面
に表示された出力項目のデータが修正されたとき、クロ
スリファレンスファイル2を参照し当該出力項目を更新
している関連ラインを検索する関連ライン検索手段52
と、ソースプログラム格納ファイル3から該当するソー
スプログラムを読み込み、関連ライン検索手段52で検
索した関連ラインにエラー情報を付加するエラー情報付
加手段53と、ソースプログラムのエラー情報が付加さ
れた関連ラインを順次画面に表示する修正ライン表示手
段54と、エラー情報を付加したすべてのライン情報を
集めた一覧を付加するエラーライン情報一覧付加手段5
5とを備えて構成されている。
【0014】次に、動作について説明する。このプログ
ラム修正支援装置の使用者は、入出力装置1からトレー
スエディタ5を介してトレースファイル2及びソースプ
ログラム格納ファイル4にアクセスし、トレースデータ
を読み出して画面上で出力項目データの誤りを修正する
ことにより、ソースプログラムの修正が必要と思われる
箇所を順番に画面上に表示させることができ、検討の結
果、必要ならば直ちに修正を行うことができる。
ラム修正支援装置の使用者は、入出力装置1からトレー
スエディタ5を介してトレースファイル2及びソースプ
ログラム格納ファイル4にアクセスし、トレースデータ
を読み出して画面上で出力項目データの誤りを修正する
ことにより、ソースプログラムの修正が必要と思われる
箇所を順番に画面上に表示させることができ、検討の結
果、必要ならば直ちに修正を行うことができる。
【0015】使用開始に先立ち、実行形式プログラムの
動作確認テスト時に記録したトレースデータをトレース
ファイル2に、コンパイル時に得られたクロスリファレ
ンス表をクロスリファレンスファイル3に、ソースプロ
グラムをソースプログラム格納ファイル4にそれぞれ格
納しておく。
動作確認テスト時に記録したトレースデータをトレース
ファイル2に、コンパイル時に得られたクロスリファレ
ンス表をクロスリファレンスファイル3に、ソースプロ
グラムをソースプログラム格納ファイル4にそれぞれ格
納しておく。
【0016】まず、トレースファイル表示手段51によ
りトレースファイル2からトレースデータを読み込み、
入出力装置1の画面上に表示する。図2は、トレースフ
ァイル表示画面の一例を示す説明図である。トレースフ
ァイル表示画面上には、ロードモジュール名(LM:
―),コンパイルユニット名(Cu:−)と、外部から
の入力データ及び読み込みDBデータ(実行中にデータ
ベースから読み込むデータ)などの入力項目データと、
書き込みDBデータ(処理結果をデータベースに書き込
むデータ)及び外部への出力データなどの出力項目デー
タが表示される。このとき、図2に示すように、出力項
目データには訂正記入欄であることを示す入力枠11,
12が表示され、最初の入力枠11内にはカーソル13
が表示される。ここで、例えば、書き込みDBデータに
誤りがあれば、入出力装置1から入力枠11に正しいデ
ータ(期待値)を入力し、訂正の指示を行う。
りトレースファイル2からトレースデータを読み込み、
入出力装置1の画面上に表示する。図2は、トレースフ
ァイル表示画面の一例を示す説明図である。トレースフ
ァイル表示画面上には、ロードモジュール名(LM:
―),コンパイルユニット名(Cu:−)と、外部から
の入力データ及び読み込みDBデータ(実行中にデータ
ベースから読み込むデータ)などの入力項目データと、
書き込みDBデータ(処理結果をデータベースに書き込
むデータ)及び外部への出力データなどの出力項目デー
タが表示される。このとき、図2に示すように、出力項
目データには訂正記入欄であることを示す入力枠11,
12が表示され、最初の入力枠11内にはカーソル13
が表示される。ここで、例えば、書き込みDBデータに
誤りがあれば、入出力装置1から入力枠11に正しいデ
ータ(期待値)を入力し、訂正の指示を行う。
【0017】この訂正指示を検出すると、関連ライン検
索手段52はトレースリファレンスファイル3を参照
し、その出力項目のデータ更新に関連あるソースプログ
ラムの関連ライン情報を取得し、エラー情報付加手段5
3を起動する。エラー情報付加手段53はソースプログ
ラム格納ファイル4からソースプログラムを読み込み、
関連ライン検索手段52から受け取った該当ラインの末
尾に付加情報として出力値と期待値とを含むエラー情報
を付加する。いま、図2の書き込みDBデータに誤りが
あり、入力枠11の出力値αが期待値βに訂正されたと
し、そのとき関連ライン検索手段52により得られた関
連ライン情報がb1,b2,b3であったとする。エラ
ー情報付加手段53は、ソースプログラムのb1,b2
及びb3行の各行の末尾に、付加情報として「書き込み
DBデータの出力値αは期待値βの誤りである」という
エラー情報を付加する。付加情報が付加されたソースプ
ログラムは、トレースデータに対する一連の確認および
修正処理が終了するとソースプログラム格納ファイル4
に再格納される。
索手段52はトレースリファレンスファイル3を参照
し、その出力項目のデータ更新に関連あるソースプログ
ラムの関連ライン情報を取得し、エラー情報付加手段5
3を起動する。エラー情報付加手段53はソースプログ
ラム格納ファイル4からソースプログラムを読み込み、
関連ライン検索手段52から受け取った該当ラインの末
尾に付加情報として出力値と期待値とを含むエラー情報
を付加する。いま、図2の書き込みDBデータに誤りが
あり、入力枠11の出力値αが期待値βに訂正されたと
し、そのとき関連ライン検索手段52により得られた関
連ライン情報がb1,b2,b3であったとする。エラ
ー情報付加手段53は、ソースプログラムのb1,b2
及びb3行の各行の末尾に、付加情報として「書き込み
DBデータの出力値αは期待値βの誤りである」という
エラー情報を付加する。付加情報が付加されたソースプ
ログラムは、トレースデータに対する一連の確認および
修正処理が終了するとソースプログラム格納ファイル4
に再格納される。
【0018】ここで、入出力装置1からソースプログラ
ムの表示要求があれば、修正ライン表示手段54がエラ
ー情報の付加されたソースプログラムを検索し、エラー
情報を検出するとそのラインを順番に画面に表示し、画
面下部の一定の箇所に出力値と期待値とを対比させたエ
ラー情報を表示する。トレースファイル表示画面による
一連の処理の終了後に表示要求があった場合は、ソース
プログラム格納ファイル4から該当ソースプログラムを
読み出して表示するが、誤り訂正指示の度に表示要求を
行う場合には、エラー情報付加手段53からソースプロ
グラムを受け取り処理を行う。なお、表示されたソース
プログラムに対し修正が行われた後は、付加されたエラ
ー情報は不要となるので、使用者の確認後に消去され
る。
ムの表示要求があれば、修正ライン表示手段54がエラ
ー情報の付加されたソースプログラムを検索し、エラー
情報を検出するとそのラインを順番に画面に表示し、画
面下部の一定の箇所に出力値と期待値とを対比させたエ
ラー情報を表示する。トレースファイル表示画面による
一連の処理の終了後に表示要求があった場合は、ソース
プログラム格納ファイル4から該当ソースプログラムを
読み出して表示するが、誤り訂正指示の度に表示要求を
行う場合には、エラー情報付加手段53からソースプロ
グラムを受け取り処理を行う。なお、表示されたソース
プログラムに対し修正が行われた後は、付加されたエラ
ー情報は不要となるので、使用者の確認後に消去され
る。
【0019】エラーライン情報一覧付加手段55は、エ
ラー情報が付加されたソースプログラムから、付加され
たすべてのエラー情報を抽出して一覧表形式に編集し、
その一覧表データをソースプログラムの末尾に付加情報
として付加し、要求により画面表示または印刷出力す
る。なお、エラーライン情報一覧付加手段55は、この
プログラム修正支援装置にとってはオプション機能であ
り、無くても差し支えない。
ラー情報が付加されたソースプログラムから、付加され
たすべてのエラー情報を抽出して一覧表形式に編集し、
その一覧表データをソースプログラムの末尾に付加情報
として付加し、要求により画面表示または印刷出力す
る。なお、エラーライン情報一覧付加手段55は、この
プログラム修正支援装置にとってはオプション機能であ
り、無くても差し支えない。
【0020】上述の説明では、エラー情報付加手段53
は、ソースプログラムの各関連ラインの末尾に出力値と
期待値とを含むエラー情報を付加するものとした。しか
しながら、エラー情報の付加方法はこの例に限定される
ものではなく、例えば、出力項目の後に関連ライン情報
を一括してエラー情報として付加することもできる。こ
の場合には、修正ライン表示手段54がソースプログラ
ムを検索してエラー情報を検出したとき、エラー情報中
に含まれている関連ラインを順番に画面に表示させるこ
とになる。
は、ソースプログラムの各関連ラインの末尾に出力値と
期待値とを含むエラー情報を付加するものとした。しか
しながら、エラー情報の付加方法はこの例に限定される
ものではなく、例えば、出力項目の後に関連ライン情報
を一括してエラー情報として付加することもできる。こ
の場合には、修正ライン表示手段54がソースプログラ
ムを検索してエラー情報を検出したとき、エラー情報中
に含まれている関連ラインを順番に画面に表示させるこ
とになる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のソースプ
ログラム修正支援装置は、動作確認テストの結果である
トレースファイルを画面に表示し、出力項目データの誤
り箇所を画面上で確認指示することにより、ソースプロ
グラムに関連ライン情報を含むエラー情報が付加され
る。これにより、誤りを修正するためにソースプログラ
ムを再編集するとき、誤りを含む可能性のあるすべての
関連ラインを順次画面上に表示させ修正を行うことがで
きるため、誤りの箇所を発見する作業の負荷を大幅に軽
減することができると共に、誤り箇所を過不足なく確実
に修正することが可能となるという効果がある。又、エ
ラーライン情報一覧表を表示させることにより、誤り修
正の確認を更に確実にすることができる。
ログラム修正支援装置は、動作確認テストの結果である
トレースファイルを画面に表示し、出力項目データの誤
り箇所を画面上で確認指示することにより、ソースプロ
グラムに関連ライン情報を含むエラー情報が付加され
る。これにより、誤りを修正するためにソースプログラ
ムを再編集するとき、誤りを含む可能性のあるすべての
関連ラインを順次画面上に表示させ修正を行うことがで
きるため、誤りの箇所を発見する作業の負荷を大幅に軽
減することができると共に、誤り箇所を過不足なく確実
に修正することが可能となるという効果がある。又、エ
ラーライン情報一覧表を表示させることにより、誤り修
正の確認を更に確実にすることができる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】トレースファイル表示画面の一例を示す説明図
である。
である。
1 入出力装置 2 クロスリファレンスファイル 3 ソースプログラム格納ファイル 4 トレースファイル 5 トレースエディタ 11,12 入力枠 13 カーソル 51 トレースファイル表示手段 52 関連ライン検索手段 53 エラー情報付加手段 54 修正ライン表示手段 55 エラーライン情報一覧付加手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−46434(JP,A) 特開 平6−95912(JP,A) 特開 昭63−177230(JP,A) 協同システム開発株式会社「ソフトウ ェア保守技術開発計画テクニカルレポー トNo.3」(1983)P.11−16,31− 36 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 G06F 11/36
Claims (4)
- 【請求項1】 プログラム開発過程で行われる実行形式
プログラムの動作確認テストに伴うソースプログラムの
誤り修正を支援するソースプログラム修正支援装置であ
って、ソースプログラムのコンパイル時に作成された出
力項目とその出力項目を更新する関連ラインとの対応表
を格納したクロスリファレンスファイルと、ソースプロ
グラムを格納したソースプログラム格納ファイルと、実
行形式プログラムの動作確認テスト時の入出力項目デー
タを含むトレースデータを格納したトレースファイル
と、前記トレースファイルを読み込み出力項目に識別マ
ークを付けて画面に表示するトレースファイル表示手段
と、前記トレースファイル表示手段により画面に表示さ
れた出力項目のデータが修正されたとき前記クロスリフ
ァレンスファイルを参照して当該出力項目を更新してい
る関連ラインを検索する関連ライン検索手段と、前記ソ
ースプログラム格納ファイルから該当するソースプログ
ラムを読み込み前記関連ライン検索手段で検索した出力
項目と関連ラインとの対応情報をエラー情報として所定
の位置に付加するエラー情報付加手段と、ソースプログ
ラムに付加されたエラー情報を検出解読して該当する関
連ラインを順次画面上に表示する修正ライン表示手段と
を備えたことを特徴とするソースプログラム修正支援装
置。 - 【請求項2】 前記エラー情報付加手段が、前記関連ラ
イン検索手段により検索された各関連ラインの末尾に対
応する出力項目の情報をエラー情報として付加すること
を特徴とする請求項1記載のソースプログラム修正支援
装置。 - 【請求項3】 前記エラー情報付加手段が、修正された
各出力項目の後にそれぞれ関連ラインの情報をエラー情
報として付加することを特徴とする請求項1記載のソー
スプログラム修正支援装置。 - 【請求項4】 エラー情報が付加されたソースプログラ
ムから、修正された各出力項目を更新する関連ラインの
情報を一覧形式に編集し当該ソースプログラムの末尾に
付加情報として追加するエラーライン情報一覧付加手段
を備えたことを特徴とする請求項1,2又は3記載のソ
ースプログラム修正支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7102477A JP3058050B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ソースプログラム修正支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7102477A JP3058050B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ソースプログラム修正支援装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08297569A JPH08297569A (ja) | 1996-11-12 |
JP3058050B2 true JP3058050B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=14328542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7102477A Expired - Fee Related JP3058050B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ソースプログラム修正支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3058050B2 (ja) |
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1995
- 1995-04-26 JP JP7102477A patent/JP3058050B2/ja not_active Expired - Fee Related
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協同システム開発株式会社「ソフトウェア保守技術開発計画テクニカルレポートNo.3」(1983)P.11−16,31−36 |
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