JPH05233637A - 作業手順の編集方法 - Google Patents

作業手順の編集方法

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JPH05233637A
JPH05233637A JP3036592A JP3036592A JPH05233637A JP H05233637 A JPH05233637 A JP H05233637A JP 3036592 A JP3036592 A JP 3036592A JP 3036592 A JP3036592 A JP 3036592A JP H05233637 A JPH05233637 A JP H05233637A
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Pending
Application number
JP3036592A
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English (en)
Inventor
Akihiro Yoshikawa
彰弘 吉川
Hiroyuki Maezawa
裕行 前澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05233637A publication Critical patent/JPH05233637A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【構成】標準的作業手順において、ある作業と該ある作
業に影響を受ける他の作業との対応を表わす作業関連情
報を記憶するステップと、前記標準的作業手順の複数の
作業のうちいずれの作業を“非選択”とするかを指定す
るステップと、該“非選択”と指定された作業につい
て、作業関連情報から当該非選択作業に影響を受ける影
響先作業群を抽出するステップと、作業関連情報から非
選択作業に影響を及ぼす影響元作業群を抽出するステッ
プと、作業関連情報から該非選択作業を含む対応関係を
削除するステップと、影響元作業群に含まれる各影響元
作業と前記影響先作業群に含まれる各影響先作業とのす
べての組合せについて、影響元作業に影響先作業が影響
を受けるという新たな対応関係を前記作業関連情報に追
加するステップとを備えた。 【効果】作業者が作業の取捨選択を指示するだけで、削
除された作業を仲介とした間接的な関連を自動的に追加
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置を用いた
作業を支援するために必要となる作業手順の編集方法に
係り、例えば互いに関連する複数の仕様書やプログラム
の作成を経て情報処理システムの設計と開発を進めるた
めの支援システムに好適な作業手順の編集方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】情報処理システムを設計及び開発するた
めには多数の仕様書やプログラムを作成しなければなら
ない。しかもそれらは互いに複雑に関連しあっているた
め、計算機による支援が求められている。その支援の一
つの方法として、本出願人が先に特願平3−96792
号として提案した作業誘導方法では、作業間又は仕様書
やプログラム間の依存関係に着目し、作業者の作業状況
に応じた適切な助言を表示端末に表示するなどして作業
の誘導を行い、迅速かつ正確な作業を支援する。
【0003】この作業誘導を行うためには作業や仕様書
の関連を表わす作業手順が必要となる。しかし作業手順
の項目数は数千から数万にも及ぶため、その作成や保守
が問題となる。
【0004】従来より、長年に及ぶシステム開発技術の
ノウハウの蓄積を用いて手作業で作成された標準的作業
手順が確立している。この標準的作業手順は、あらゆる
状況を配慮して網羅的に構成されているが、実際の各々
の開発業務ではこの中から必要に応じて取捨選択して用
いている。
【0005】また作業手順を作成する方法として、例え
ば、IBM SYSTEMS JOURNAL,VOL
29,NO2,1990,P190〜P191によれ
ば、具体的な作業の関連を記憶し、これを抽象化するこ
とにより、同文献の用語で「application development
process model」という作業手順を作成できる、とい
う原理的な示唆があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来技術で
は、標準的作業手順から取捨選択して作業手順を作成す
る作業は、作業者による手作業で行われていた。作業手
順に含まれる関連の情報は複雑に絡み合っているため、
矛盾が起きないように作業手順を編集するのは困難であ
りかつ手間のかかる作業であった。
【0007】また、前記IBM SYSTEMS JO
URNALに記載の従来技術では、標準的作業手順から
どのように具体的な作業手順を作成するかについては述
べられていない。
【0008】さらに、システム開発を組織的に行う大規
模な企業では、全社で共通の標準的作業手順を先ず作成
し、次にこれを各部門ごとに修正して部門別作業手順を
作成し、さらにこれを各プロジェクトごとに修正してプ
ロジェクト別作業手順を作成するいう、階層的な関係の
複数の作業手順を作成する。この場合、もし全社で共通
の標準的作業手順を改訂したなら、その改訂に伴い部門
別作業手順も修正する必要があり、さらにその改訂に伴
いプロジェクト別作業手順も改訂する必要がある。この
ように多大な改訂の作業が発生するという問題があっ
た。また、その改訂作業の誤りにより作業手順の品質の
低下を招いていた。
【0009】本発明の目的は、情報処理装置を用いたソ
フトウエア開発支援システムにおいて、特に、相互に関
連する複数の仕様書やプログラムの作成を支援するため
に必要となる関連情報の容易かつ正確な編集方法を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による作業手順の
編集方法は、計算機及び対話端末を有する情報処理装置
において予め定められた複数の作業を含む標準的作業手
順を編集することにより目的の作業手順を得る作業手順
の編集方法であって、前記標準的作業手順において、あ
る作業と該ある作業に影響を受ける他の作業との対応を
表わす作業関連情報を記憶するステップと、前記標準的
作業手順の複数の作業のうちいずれの作業を“非選択”
とするかを指定するステップと、該“非選択”と指定さ
れた作業(以下、非選択作業という)について、前記作
業関連情報から当該非選択作業に影響を受ける影響先作
業群を抽出するステップと、前記作業関連情報から前記
非選択作業に影響を及ぼす影響元作業群を抽出するステ
ップと、前記作業関連情報から該非選択作業を含む対応
関係を削除するステップと、前記影響元作業群に含まれ
る各影響元作業と前記影響先作業群に含まれる各影響先
作業とのすべての組合せについて、前記影響元作業に前
記影響先作業が影響を受けるという新たな対応関係を前
記作業関連情報に追加するステップとを備えたものであ
る。
【0011】この編集方法において、好ましくは、前記
影響元作業に前記影響先作業が影響を受けるという対応
関係を対話端末に表示するステップと、該対応関係を前
記作業関連情報に追加するか否かについて作業者の指示
を受け付けるステップとをさらに備え、前記追加するス
テップは前記作業者の追加を行うべき旨の指示に応じて
行う。
【0012】また、前記作業関連情報は前記ある作業か
ら他の作業へ与える影響の種別を表わす情報をさらに有
し、第1の作業が第2の作業に影響を与え、該第2の作
業が第3の作業に影響を与えるときに当該第2の作業を
削除した場合の前記第1の作業から第3の作業への影響
種別を規定する対応表を記憶するステップと、前記第2
の作業を削除したとき前記対応表を参照して前記作業関
連情報に追加すべき第1および第3の作業の対応関係の
影響種別を定めるようにしてもよい。
【0013】本発明による他の作業手順の編集方法は、
計算機及び対話端末を有する情報処理装置において予め
定められた複数の作業を含む標準的作業手順を編集する
ことにより目的の作業手順を得る作業手順の編集方法で
あって、第1の作業と該第1の作業に影響を受ける第2
の作業との対応関係を表わす第1の作業関連情報を記憶
するステップと、前記第1の作業関連情報に対する変更
を表わす変更情報を記憶するステップと、前記第1の作
業関連情報に対して前記変更情報で表された変更を施し
て第2の作業関連情報を生成するステップと、前記第1
の作業関連情報が変更されたときに該変更後の第1の作
業関連情報に対し前記変更情報で表された変更を施して
得られる第3の作業関連情報で前記第2の作業関連情報
を置き換えるステップとを備えたものである。
【0014】
【作用】発明者らは、理想的な手順であることが実績に
よって裏付けされた標準的作業手順に対し、不要な作業
を取捨選択して所望の作業手順を作成するための、矛盾
が起こらずかつ容易な編集操作を創案した。その結果、
例えばある作業を削除したとき、その作業に関与する関
連情報の変更が必要となるという問題が判明した。また
関連にはいくつかの種別があり、種別の異なる関連に対
しては異なった対処が必要となることが判明した。
【0015】そこで、本発明の作業手順の編集方法で
は、既存の標準的作業手順に対して作業の取捨選択によ
る編集を行いたいとき、作業の削除に伴って不要となる
関連を自動的に削除し、かつ削除する前までは間接的に
表されていた関連を自動的に新たに追加するようにし
た。これにより、間接的な関連が消失するという矛盾を
回避できる。このように矛盾なく作業手順の修正が行え
るので、元の作業手順が正しいものである限りにおいて
は編集後の作業手順も正しいことを保証でき、しかもそ
の編集操作は作業の取捨選択という極めて単純な作業者
の指示で達成できる。
【0016】また、上記の間接的な関連の追加をするか
否かについて作業者の指示を受け付けるようにすれば、
不必要な関連が勝手に追加されることを防止できる。こ
の場合は作業者の指示が増えるため操作は繁雑となる
が、追加すべき関連の候補を自動的に検出して作業者に
提示できるため、作業者自身が追加すべき関連を発見し
追加するという従来の方法に比べ、作業者の手間と安全
性の両面で飛躍的な改善がみられる。
【0017】特に、作業の関連を類別し、関連の種別を
作業手順に含めれば、削除する作業に影響を与えていた
作業との関連の種別と削除する作業が影響を与えていた
作業の種別との組合せによって、削除後の関連の扱いに
関する対処を自動的かつ効果的に決定できる。しかもこ
の関連の種別は、編集時のみならず作業誘導の際にも例
えば種別に依存して誘導方法を決定するなどの方法によ
り活用できるため、汎用性のある重要な情報である。
【0018】また本発明の作業手順の編集方法では、第
1の作業関連情報に修正を施して第2の作業関連情報を
作成した際、その修正の編集内容を記憶しておくことに
より、以後、該第1の作業関連情報が変更されたときに
は該編集内容を用いて該第2の作業関連情報も自動的に
変更できる。従って該第1の作業関連情報の変更に伴っ
て必然的に必要となる該第2の作業関連情報の変更作業
を削減できる。
【0019】また、上記該第1の作業関連情報の変更に
伴って該第2の作業関連情報を変更するか否かについて
作業者の指示を受け付けるようにすれば、作業者の意図
に反した変更が成されることを防止できる。このことは
特に、該第1の作業関連情報を管理する作業者と該第2
の作業関連情報を管理する作業者とが異なる場合には重
要となる。
【0020】一般に、作業関連情報はシステム開発のノ
ウハウの蓄積によって得られるものであり、作成は困難
である。従って一般にとられる方法は、汎用的な作業関
連情報を1個作成し、個々の開発プロジェクトごとにこ
れを修正して各プロジェクト専用の作業関連情報を作成
する方法をとる。本発明はこのような状況を想定してお
り、本発明によれば各プロジェクト専用の作業関連情報
の作成が容易であるため、作業の削減、正確な編集によ
る品質の向上など顕著な効果が期待できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0022】図1は、本発明を仕様書作成支援システム
に適用した場合の処理手順の実施例を示すフローチャー
トであり、図2は、本発明に係る仕様書作成支援システ
ムの構成を示すブロック図である。
【0023】図2において、1は、プログラムに基づく
逐次処理機能を有するCPUであり、図1の手順の実行
を制御する。2は、キーボードとマウスとモニタテレビ
画面を有する対話端末であり、本発明に係る仕様書作成
支援システムを用いる作業者が指示を入力したり結果を
作業者に表示するために用いる。3は、図1の手順を実
現するプログラムである。4は、プログラム3の実行時
に中間段階のデータを格納するために用いるメモリであ
る。5は、この仕様書作成支援システムで作成する仕様
書を保持するファイルである。6は、仕様書を作成する
ための作業を管理するための情報を保持するファイルで
ある。7は、作業間の関連情報を保持するファイルであ
り、図3に示すように影響元作業名31の作業に影響先
作業名32の作業が影響を受けることを表わす。8は、
各作業に対する取捨選択状態を保持する作業選択情報で
あり、図4にその一例を示す。この作業選択状態の例で
は、行43、44、46、47は、それぞれ「機能概要
設計」、「ファイル設計」、「コーディング」、「テス
ト」が選択状態にあることを示し、行45は「機能詳細
設計」が非選択状態にあることを示している。
【0024】本実施例に係る仕様書作成支援システムで
は、作業管理情報6に登録された作業の日程や作業担当
者などの情報に従って仕様書5を作成できる。仕様書5
はプログラムや画面レイアウトのデータなどであって
も、全く同様に本発明を適用できる。
【0025】図3において、各行の対応関係を以後の説
明で作業関連と呼ぶことにする。作業関連の意味は任意
に設定できるが、例えば本実施例においては作業の完了
と開始との因果関係と規定するなら、例えば作業関連3
3は、「機能概要設計」の作業が完了しないと「機能詳
細設計」の作業が開始できないという作業関連を表わし
ている。
【0026】図3に示す作業関連情報を別の形式で図7
に示す。同図では、作業関連33〜36をそれぞれ矢印
で表わしている。この図からわかるように、本実施例で
は「機能概要設計」と「ファイル設計」との両方の作業
が完了しないと「機能詳細設計」の作業が開始できない
場合を想定している。
【0027】次に、図1〜図8を用いて第1の実施例を
詳細に説明する。
【0028】図1において、先ず作業選択情報8(図
4)を検索して「非選択」に対応する作業を1個取得す
る(101)。この例では、作業関連45の「機能詳細
設計」が該当する。次に、作業関連情報7(図3)を検
索して非選択作業である「機能詳細設計」が影響を及ぼ
す影響先作業群を取得する(103)。影響先作業群は
存在しない場合もあるが、一般に1個または複数個あ
る。図3の例では、「コーディング」が該当する(図
5)。次に、非選択作業である「機能詳細設計」に影響
を及ぼす影響元作業群を取得する(104)。影響元作
業群も、存在しない場合があるが一般に1個または複数
個存在する。この例では「機能概要設計」と「ファイル
設計」とが該当する(図6)。次に、非選択作業である
「機能詳細設計」を含む対応関係を作業関連情報7(図
3)から削除する(105)。この例では、作業関連3
3、34の影響先作業名32が「機能詳細設計」であ
り、作業関連35の影響元作業名31が「機能詳細設
計」であるので、この両者が該当する。作業関連36は
「機能詳細設計」を含まないので該当しない。次に、ス
テップ103で取得した影響先作業群から影響先作業を
1個取得し、ステップ104で取得した影響元作業群か
ら影響元作業を1個取得する(106)。この例では、
影響先作業としてはコーディング51が該当する。影響
元作業としては「機能概要設計」61と「ファイル設
計」62との2個が該当するが、そのうちの1個、ここ
では例えば「機能概要設計」61を取得する。次に、取
得した影響元作業である「機能概要設計」61に影響先
作業である「コーディング」51が影響を受けるという
作業関連を作業関連情報7に追加する。以上、ステップ
106〜108を影響先作業と影響元作業のすべての組
合せについて行う。この例では、組合せはもう一組、す
なわち影響先作業が「コーディング」51、影響元作業
が「ファイル設計」62の場合が残されている。これ以
外には組合せは残されていないので(107)、別の非
選択作業を取得する(101)。この例では、非選択作
業は図4の行45の「機能詳細設計」しかないため、処
理を終了する。以上の処理の結果、作業関連情報7はそ
の修正後、図8のような新たな作業関連情報が得られ
る。
【0029】この実施例によれば、図4に示すような簡
単な取捨選択の情報だけで矛盾なく作業関連情報7の編
集が可能である。この様子を前述した図7で説明する。
同図から分かるように、本実施例では、作業関連33と
35とを作業関連81に、作業関連34と35とを作業
関連82に置き換える。
【0030】以上説明した第1の実施例では、作業選択
情報8が予め用意されている場合について説明したが、
作業関連情報7から登録されている作業名を検索し、こ
れを例えば表形式で対話端末に一覧表示して、作業者の
指示に従って作業選択情報8を作成することもできる。
【0031】また、作業選択情報8は作業名41とこの
作業の取捨選択状態42との対応としたが、例えば対応
関係ではなく単に「非選択」の作業だけを含む構成にす
ることにより、含まれていない作業は「選択」であると
暗に表現する方法もある。また、作業選択情報8の取捨
選択状態42は「選択」と「非選択」の他に作業名の指
定を許すようにすることもできる。例えば、ある第1の
作業名に対して別の第2の作業名が指定されたとき、こ
れを作業の変更と解釈できる。この場合、ステップ10
1〜108で非選択作業に対する処理を行う前に、第1
の作業名を作業関連情報7から検索し、名称が一致した
すべての作業を第2の作業名で置き換えるステップを追
加すればよい。
【0032】また、「非選択」となった作業を作業管理
情報6から削除するように、図1のステップ102とス
テップ103との間に削除のステップを含めることもで
きる。
【0033】ステップ108で新しい作業関連を自動的
に追加することが必ずしも適切とは限らない場合には、
ステップ108を行う前に、追加しようとしている新し
い作業関連を対話端末に表示し、該作業関連を作業関連
情報7に追加すべきか否かについて作業者の指示を受け
付け、その結果作業者が「追加する」を指示したときは
ステップ108を行い、作業者が「追加しない」を指示
したときはステップ108を行わずに直接ステップ10
6に処理を移すようにすることもできる。
【0034】次に図9〜図17を用いて第2の実施例を
説明する。
【0035】図9は本発明の第2の実施例の処理手順を
示すフローチャートである。図10は、本発明に係る仕
様書作成支援システムの構成を示すブロック図である。
【0036】図10のブロック図において、図1に示し
た構成要素と同一のものには同一の参照番号を付してあ
る。この実施例では、第1の実施例における作業関連情
報7に代えて作業関連情報10を設けるとともに、種別
毎対応表9を新たに設けたものである。作業関連情報1
0は、作業関連情報7に対して、作業関連と関連種別と
の対応を追加したものである。
【0037】図11に、作業関連情報10の詳細の一例
を示す。本実施例では、影響元作業名31および影響先
作業名32の組に対して、「参照」、「転記」、「実
現」、「順序」等の関連種別111を付加している。
「参照」とは、作業者が第1の仕様書に記載されている
内容を参考にして第2の仕様書を作成した場合の関連で
あり、第1の仕様書が第2の仕様書に対して「参照」の
影響を及ぼす、という。「転記」とは、第1の仕様書に
記載されている内容の全部または一部を第2の仕様書の
全部または一部に複写した場合の関連であり、第1の仕
様書が第2の仕様書に対して「転記」の影響を及ぼす、
という。「転記」では、関連する仕様書の全部または一
部が互いに字句的に同一であることが特徴である。作業
者が対話端末を用いて複写を指示する場合もあれば、本
発明に係る仕様書作成支援システムにより予め決められ
た規則に則って自動的に複写が行われる場合もある。本
実施例では、これらを区別していないが、これらを別の
関連種別として扱うこともできる。「実現」とは、作業
者が第1の仕様書に記載されている抽象的な仕様を具体
化して第2の仕様書を作成した場合の関連であり、第1
の仕様書が第2の仕様書に対して「実現」の影響を及ぼ
す、という。ある2個の仕様書が「実現」の関連にある
ときは、同時に参照の関連にもある。従って、ある2個
の仕様書が「実現」の関連でなく、かつ「参照」の関連
である場合においてのみ、これを改めて「参照」の関連
と考えることにより、重複なく関連の種別を分類でき
る。「順序」とは、第1の仕様書が完成または予め規定
されたある状態に至ったときに限って第2の仕様書を作
成できるという、作業の順序についての関連をいう。こ
の場合、第1の仕様書が第2の仕様書に対して「順序」
の影響を及ぼす、という。
【0038】図11の例では、例えば作業関連112に
おいて、「機能概要設計」112が「機能詳細設計」に
「参照」の影響を及ぼしていることが分かる。
【0039】図12に、種別毎対応表9の一例を示す。
例えば、第1の作業が第2の作業に「参照」の影響を及
ぼし、第2の作業が第3の作業に「転記」の影響を及ぼ
している場合、第1の作業(影響元)が第3の作業(影
響先)に対して「参照」の影響を及ぼしている、という
関係が暗に含まれていることを、種別毎対応表9は表わ
している。
【0040】次に、図9を用いて第2の実施例の処理手
順について説明する。先ず、作業選択情報8から非選択
作業として「機能詳細設計」を取得する(101)。続
いて、「機能詳細設計」が影響を及ぼす影響先作業群を
作業関連情報10から取得する。この例では、「コーデ
ィング」が該当する。このとき影響先作業と影響の関連
種別111との対応として、図13に示すような情報を
記憶する(103)。同様にして、非選択作業に影響を
及ぼす影響元作業群を作業関連情報10から取得する
(104)。取得した影響元作業群を図14に示す。次
に「機能詳細設計」を含む作業関連を作業関連情報10
から削除する(105)。この例では、作業関連11
2、113、114が該当する。次に、取得された影響
先作業群から影響先作業41と影響先の関連種別111
との対応を1組取り出し、同様に、取得された影響元作
業群からも1組取り出す(106)。この例では、影響
先作業群は図13の131だけなので「コーディング」
と「実現」の組を取得し、影響元作業群からは例えば図
14の141から「機能概要設計」と「参照」とを取得
する。次に、影響元作業の関連種別である「参照」と影
響先作業の関連種別である「実現」とに対応する非選択
時対処を、図12に示す種別毎対応表9から取得する
(109)。この場合「参照」が該当する。次に、影響
元作業である「機能概要設計」に影響先作業である「コ
ーディング」が参照の影響を及ぼすという作業関連15
1を作業関連情報10に追加する(108)。そこで、
ステップ106に戻り、影響元作業と影響先作業との別
の組合せを取得する。この例では、影響先作業群から
「コーディング」と「実現」の組を取得し、影響元作業
群からは図14の142の「ファイル設計」と「転記」
とを取得する。続いて、「転記」と「実現」とに対応す
る非選択時対処を種別毎対応表9から取得する。この場
合、「切断」が対応するので作業関連の追加は行わない
(110)。さらに影響元作業と影響先作業との別の組
合せを検索するがこれ以上はない(106、107)。
次に、他の非選択作業を検索するが、この例ではこれ以
上はないので(101、102)、処理を終了する。
【0041】図9の処理の結果、図15に示すように修
正後の新たな作業関連情報が得られる。
【0042】この第2の実施例によれば、作業関連情報
10が図11のように関連種別111を含む場合に、新
しい作業関連を追加するときの関連種別を種別毎対応表
9を用いて適切に設定できる。
【0043】関連種別は、仕様書作成支援システムにお
ける作業誘導に重要な役割を果たす情報である。例え
ば、作業者が仕様書作成支援システムを用いて機能詳細
設計の作業を行っているとき、関連する作業の「参照」
を指示すれば、作業関連情報10から参照すべき作業は
機能概要設計であることを自動的に特定できるため、作
業者は具体的な作業名を指示する必要がない。また、
「機能詳細設計」が終了した後に「機能概要設計」の作
業を再度行ったとき、その作業結果を参照している機能
詳細設計も修正などの何らかの作業が必要であることが
推測できるので、その旨を対話端末に表示することで作
業者を誘導できる。
【0044】種別毎対応表9は「接続」か「切断」かの
2種類であってもよく、その場合、ステップ108で新
しい作業関連を登録する際の関連種別は例えば影響元作
業の関連種別を用いるとすることができる。
【0045】また、1個の作業関連に対応する関連種別
が2個以上あっても、本実施例を全く同様に適用でき
る。例えば図16に示すように、作業関連情報10にお
いて、作業関連112に対して同一の作業関連であるが
関連種別が異なる別個の作業関連161が成立する場合
がありうる。このような場合、修正後の作業関連情報1
0は図17に示すようになる。即ち、非選択作業である
「機能詳細設計」に対し、作業関連161と作業関連1
14とから、新しい作業関連171が追加される。
【0046】また第1の実施例と同様に、作業関連を追
加するときに作業者の指示を受けるようにすることもで
きる。即ち、ステップ108で新しい作業関連を自動的
に追加することが必ずしも適切とは限らない場合には、
ステップ108を行う前に、追加しようとしている新し
い作業関連を対話端末に表示し、該作業関連を作業関連
情報10に追加すべきか否かについて作業者の指示を受
け付け、その結果作業者が「追加する」を指示したとき
はステップ108を行い、作業者が「追加しない」を指
示したときはステップ108を行わずに直接ステップ1
06に処理を移すようにすることもできる。
【0047】次に、図18〜図21を用いて第3の実施
例について説明する。
【0048】図18は第3の実施例の処理手順を示すフ
ローチャートである。図19は第3の実施例の作業手順
の編集方法を実現するためのシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【0049】図19のブロック図において、図1に示し
た構成要素と同一のものには同一の参照番号を付してあ
る。この実施例では、主として既存の作業関連情報につ
いての編集について説明するので、図1の要素5〜9は
図示していない。ここでは、作業関連情報群11および
変更情報群12を設けている。作業関連情報群11は、
図20に示すように1個以上の作業関連情報204〜2
06とその名称201〜203とからなり、例えば作業
関連情報204は標準作業関連情報201の内容であ
る。変更情報群12は、図21に示すように1個以上の
変更情報214〜216と、編集時に参照した作業関連
情報と編集の結果作成された作業関連情報との組211
〜213とからなり、例えば211の対応関係から、流
通システム部門202の作業関連情報205は標準作業
関連情報201の作業関連情報204に変更情報214
で表わされる変更を作用させて作成されたものであるこ
とを表わす。
【0050】次に図18に従って第3の実施例の処理手
順について説明する。先ず、本発明に係る仕様書作成支
援システムに登録されている作業関連情報の名称を作業
関連情報群11から取得し、対話端末に一覧表示する
(1801)。次に作業者の指示に従って、対話端末に
表示された作業関連情報の中から編集対象となる作業関
連情報を特定する(1802)。この場合、例えば流通
システム部門を作業者が選択し、指示したとする。次に
作業関連情報群11に含まれる流通システム部門202
の作業関連情報205を編集し、その編集内容を変更情
報214に追加する(1803)。
【0051】ここでステップ1803についてより詳細
に説明する。ステップ1803を行う前までは、標準作
業関連情報201の作業関連情報204から編集前の流
通システム部門202の作業関連情報205へ変更した
ものを記憶していた。ステップ1803で流通システム
部門202の作業関連情報205が変更され、その編集
内容が変更情報214に追加されたので、作業関連情報
204に変更情報214を作用させると、その既存の部
分である前半部分を作用させた時点で編集前の作業関連
情報205が得られ、さらに新たに追加された後半部分
を作用させると編集後の作業関連情報205が得られ
る。これによって変更情報214の表わす意味はステッ
プ1803を行う前後で変化しない。
【0052】ステップ1803において、編集の方法は
いろいろあるが、例えば第1の実施例による編集方法も
その一例である。その場合、編集内容は作業選択情報8
によって表わされているので、これを変更情報214に
追加すればよい。
【0053】次に編集した作業関連情報205の名称で
ある流通システム部門202をメモリ4内の変更リスト
に記憶する(1804)。次に変更リストに登録されて
いる、変更が成された作業関連情報を1個取得する(1
805)。この例では流通システム部門202が該当す
る。次に流通システム部門202を基に作成された作業
関連情報を1個取得する(1807)。この例では21
3の関係から、流通システム部門202を基にPOSシ
ステムプロジェクト203が作成されたことが分かるの
で、この作業関連情報を取得する。次に、流通システム
部門202の作業関連情報205に変更情報216を作
用させて新しい作業関連情報を作成し、POSシステム
プロジェクト203の作業関連情報206をこの新しい
作業関連情報で置き換えることにより、作業関連情報を
自動変更する(1809)。次に作業関連情報206が
変更されたのでPOSシステムプロジェクト203をメ
モリ4内の変更リストに追加する(1810)。次にス
テップ1805で取得した流通システム部門202から
作成された他の作業関連情報を取得する(1807)。
この例では、これ以上該当するものはない。次に流通シ
ステム部門202の変更に対する処理はすべて終ったの
で、メモリ4内の変更リストから消去する(181
1)。次に変更リストからPOSシステムプロジェクト
203を取得する(1805)。次にPOSシステムプ
ロジェクト203から作成された作業関連情報を取得す
る(1807)。しかし、この例ではこれ以上該当する
ものはない。次にPOSシステムプロジェクト203を
メモリ4内の変更リストから消去する(1811)。次
に変更リストを検索するが、空なので処理を終了する
(1805、1806)。
【0054】この実施例によれば、ある第1の作業関連
情報を流用して第2の作業関連情報を作成した場合に、
第1の作業関連情報を変更したとき第2の作業関連情報
も自動的に変更されるので、変更のための作業が削減さ
れ、また人手で変更するときに比べて正確である。
【0055】また第1の実施例と同様に、作業関連情報
を自動変更する前に作業者の指示を受けるようにするこ
ともできる。即ち、ステップ1809で作業関連情報を
自動的に変更することが必ずしも適切とは限らない場合
には、ステップ1809を行う前に、変更しようとして
いる作業関連情報と変更の内容を対話端末に表示し、該
作業関連情報を変更すべきか否かについて作業者の指示
を受け付け、その結果作業者が「変更する」を指示した
ときはステップ1809とステップ1810とを実行
し、作業者が「変更しない」を指示したときはステップ
1809とステップ1810とを行わずに直接ステップ
1807に処理を移すようにすることもできる。
【0056】次に、作業関連情報7の他の例を図22
(a)に示す。この例では、作業関連情報に作業の状態
も含めたものである。この例では、同図(b)に示すよ
うに、着手可の状態“1”、作成中の状態“2”、完成
の状態“3”の3通りの状態を採用している。この状態
の別に基づき、同図(a)の作業関連情報7の例では、
「機能概要設計」の状態“3”を影響元作業とする影響
先作業は「機能詳細設計」の状態“2”である。「ファ
イル設計」の状態“2”を影響元作業とする影響先作業
は「機能詳細設計」の状態“1”となっている。他の作
業関連も同様である。
【0057】図22の作業関連情報を第1の実施例に適
用し、前述の「機能詳細設計」を「非選択」とする例を
考える。図1のステップ103によって、図24に示す
ように3つの影響先作業群が取得される。このうち、2
つは状態の異なる同一の作業「コーディング」である。
この例では、状態の数の大きい方を優先して取得する。
その結果、図25のように「コーディング」については
状態“2”が選ばれる。
【0058】図26に重複削除のための処理のフローを
示す。この処理は、図1のステップ103の直後に挿入
される。まず、選択された作業群について作業名称を主
キー、状態を副キーとして照準にソートする(26
1)。次に、作業群の項目を指すポインタPを初期化
(0)して(262)、ポインタPが作業名の最後を指
すまで以下の処理を繰り返す(263)。まずポインタ
Pのが指す作業名称を変数Nに設定し(264)、これ
が直後(P+1)の作業名称と同一か否かを調べる(2
65)。同一でなければステップ267へ移行し、同一
であれば、ポインタPが指す名称と状態との組を作業群
から削除する(266)。次に、ステップ267でポイ
ンタPが次の項目を指すように更新して、ステップ26
3へ戻る。この処理により、同一の作業名を有する作業
については、その状態が最大のものが選択され、他のも
のは削除される。
【0059】図示しないが、図1のステップ104によ
って取得される影響元作業群についても重複削除を行
う。この重複削除処理はステップ104の直後に挿入さ
れる。この処理は、状態の数が小さい方を優先して取得
する以外、上記と同様である。そのため、図26のフロ
ーのステップ261は降順にソートを行うよう変更す
る。
【0060】このようにして、図23に示すような修正
後の作業関連情報が得られる。
【0061】図22に示した状態を含む作業関連情報に
対して、第2の実施例で説明した関連種別を更に付加す
ることも可能である。このための処理手順は、図9のフ
ローに前述した重複削除処理を適用することにより容易
に得られる。この場合の作業関連情報の例を図27に示
し、修正後の作業関連情報を図28に示す。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、作業の取捨選択の情報
だけで作業関連情報の編集が可能である。また、編集の
内容を対話端末に表示して、その編集を実行するか否か
について作業者の確認を求めるようにすれば、作業者が
期待していない編集が行われることを阻止でき、しかも
必要な編集については自動的に行うことができる。
【0063】さらに、ある作業関連情報の作成に利用し
た作業関連情報に変更があったとき、利用先の作業関連
情報に自動的にその変更内容を反映させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の処理手順を示すフローチャート
である。
【図2】第1の実施例の仕様書作成支援システムのシス
テム構成を示すブロック図である。
【図3】作業関連情報の例を示す説明図である。
【図4】作業選択情報の例を示す説明図である。
【図5】ステップ103で取得する影響先作業群を示す
説明図である。
【図6】ステップ104で取得する影響元作業群を示す
説明図である。
【図7】図3及び図8の作業関連を表わす図の説明図で
ある。
【図8】図3に本実施例を適用した後に得られる作業関
連情報を示す説明図である。
【図9】第2の実施例の処理手順を示すフローチャート
である。
【図10】第2の実施例の仕様書作成支援システムのシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図11】第2の実施例における作業関連情報の例を示
す説明図である。
【図12】種別毎対応表の例を示す説明図である。
【図13】ステップ103で取得する影響先作業群を示
す説明図である。
【図14】ステップ104で取得する影響元作業群を示
す説明図である。
【図15】図11に本実施例を適用した後に得られる作
業関連情報を示す説明図である。
【図16】第2の実施例における作業関連情報の第2の
例を示す説明図である。
【図17】図16に本実施例を適用した後に得られる作
業関連情報を示す説明図である。
【図18】第3の実施例の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図19】第3の実施例の作業手順の編集方法を実現す
るためのシステム構成を示すブロック図である。
【図20】作業関連情報群の内部構造を示す説明図であ
る。
【図21】変更情報群の内部構造を示す説明図である。
【図22】状態を含む作業関連情報の例の説明図であ
る。
【図23】図22の作業関連情報の修正後の内容を示す
説明図である。
【図24】図22の作業関連情報の編集過程で抽出され
る作業群の説明図である。
【図25】図24の作業群中の重複作業削除後の作業群
の説明図である。
【図26】図24の作業群中の重複作業を削除する処理
のフローチャートである。
【図27】図22の作業関連情報に関連種別を付加した
作業関連情報の例の説明図である。
【図28】図27の作業関連情報の修正後の内容の説明
図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…対話端末、3…プログラム、4…メモ
リ、5…仕様書、6…作業管理情報、7…作業関連情
報、8…作業選択情報、9…種別毎対応表、10…第2
の実施例の作業関連情報、11…作業関連情報群、12
…変更情報群。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計算機及び対話端末を有する情報処理装置
    において予め定められた複数の作業を含む標準的作業手
    順を編集することにより目的の作業手順を得る作業手順
    の編集方法であって、 前記標準的作業手順において、ある作業と該ある作業に
    影響を受ける他の作業との対応を表わす作業関連情報を
    記憶するステップと、 前記標準的作業手順の複数の作業のうちいずれの作業を
    “非選択”とするかを指定するステップと、 該“非選択”と指定された作業(以下、非選択作業とい
    う)について、前記作業関連情報から当該非選択作業に
    影響を受ける影響先作業群を抽出するステップと、 前記作業関連情報から前記非選択作業に影響を及ぼす影
    響元作業群を抽出するステップと、 前記作業関連情報から該非選択作業を含む対応関係を削
    除するステップと、 前記影響元作業群に含まれる各影響元作業と前記影響先
    作業群に含まれる各影響先作業とのすべての組合せにつ
    いて、前記影響元作業に前記影響先作業が影響を受ける
    という新たな対応関係を前記作業関連情報に追加するス
    テップとを備えたことを特徴とする作業手順の編集方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記影響元作業に前記
    影響先作業が影響を受けるという対応関係を対話端末に
    表示するステップと、該対応関係を前記作業関連情報に
    追加するか否かについて作業者の指示を受け付けるステ
    ップとをさらに備え、前記追加するステップは前記作業
    者の追加を行うべき旨の指示に応じて行うことを特徴と
    する作業手順の編集方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記作業関連情報は前
    記ある作業から他の作業へ与える影響の種別を表わす情
    報をさらに有し、第1の作業が第2の作業に影響を与
    え、該第2の作業が第3の作業に影響を与えるときに当
    該第2の作業を削除した場合の前記第1の作業から第3
    の作業への影響種別を規定する対応表を記憶するステッ
    プをさらに設け、前記第2の作業を削除したとき前記対
    応表を参照して前記作業関連情報に追加すべき第1およ
    び第3の作業の対応関係の影響種別を定めることを特徴
    とする作業手順の編集方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記影響種別は“参
    照”、“転記”、“実現”、“順序”のうちの少なくと
    も2種類を含むことを特徴とする作業手順の編集方法。
  5. 【請求項5】請求項3または4において、前記影響種別
    に加えて“切断”を含み、該“切断”の場合には前記第
    1および第3の作業の対応関係の追加を行わないことを
    特徴とする作業手順の編集方法。
  6. 【請求項6】請求項1または3において、前記作業関連
    情報は各作業の状態別に対応関係を定めることを特徴と
    する作業手順の編集方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記抽出された影響元
    作業群に状態の異なる同一の作業が含まれるとき、また
    は前記抽出された影響先作業群に状態の異なる同一の作
    業が含まれるとき、同一の作業については予め定めた1
    つの状態の作業を残して他の作業を削除することを特徴
    とする作業手順の編集方法。
  8. 【請求項8】計算機及び対話端末を有する情報処理装置
    において予め定められた複数の作業を含む標準的作業手
    順を編集することにより目的の作業手順を得る作業手順
    の編集方法であって、 第1の作業と該第1の作業に影響を受ける第2の作業と
    の対応関係を表わす第1の作業関連情報を記憶するステ
    ップと、 前記第1の作業関連情報に対する変更を表わす変更情報
    を記憶するステップと、 前記第1の作業関連情報に対して前記変更情報で表され
    た変更を施して第2の作業関連情報を生成するステップ
    と、 前記第1の作業関連情報が変更されたときに該変更後の
    第1の作業関連情報に対し前記変更情報で表された変更
    を施して得られる第3の作業関連情報で前記第2の作業
    関連情報を置き換えるステップとを備えたことを特徴と
    する作業手順の編集方法。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記第1の作業関連情
    報が変更された旨を対話端末に表示するステップと、該
    変更に応じて前記第2の作業関連情報を変更するか否か
    に関する作業者の指示を受け付けるステップとをさらに
    備え、前記第2の作業関連情報を前記第3の作業関連情
    報で置き換える前記ステップは前記作業者による変更を
    行うべき旨の指示に応じて行うことを特徴とする作業手
    順の編集方法。
JP3036592A 1992-02-18 1992-02-18 作業手順の編集方法 Pending JPH05233637A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003001794A1 (fr) * 2001-06-20 2003-01-03 Nikon Corporation Systeme d'assistance pour procede de saisie d'image et d'edition d'image
US7545958B2 (en) 2001-06-20 2009-06-09 Nikon Corporation Advice system for providing advice on photographing method or on image editing

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WO2003001794A1 (fr) * 2001-06-20 2003-01-03 Nikon Corporation Systeme d'assistance pour procede de saisie d'image et d'edition d'image
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