JPH068927B2 - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

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JPH068927B2
JPH068927B2 JP58218547A JP21854783A JPH068927B2 JP H068927 B2 JPH068927 B2 JP H068927B2 JP 58218547 A JP58218547 A JP 58218547A JP 21854783 A JP21854783 A JP 21854783A JP H068927 B2 JPH068927 B2 JP H068927B2
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flag
light
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信行 谷口
典夫 石川
猛 江川
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/32Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、焦点検出時に被写体を照明する補助光を発光
すること、及び、フォーカシングレンズを駆動しながら
焦点検出を行うことが可能な焦点検出装置に関する。
従来の技術 従来、低輝度あるはローコントラストのため焦点検出が
不可能なときに、被写体を照明する補助光を発光させて
被写体のコントラストや輝度を高めることによって焦点
検出を可能とする焦点検出装置が、例えば特開昭54−
126023号にて提案されている。
同様に、低輝度あるいはローコントラストのため焦点検
出が不可能なときに、フォーカシングレンズを駆動しな
がら焦点検出を行って、焦点検出が可能なフォーカシン
グレンズ位置を探す動作を行う焦点検出装置も、例えば
特開昭54−126023号にて提案されている。
発明が解決しようとする課題 焦点検出時に補助光を発光する上記第1の従来技術で
は、補助光を発光しても焦点検出が不能なとき、フォー
カシングレンズを汎焦点位置に移動するようになってい
る。しかしながらフォーカシングレンズを汎焦点位置に
移動するだけでは、所望の被写体に正確にピントがあっ
た写真が得られるとはいえない。
また、上記第2の従来技術のように、焦点検出が不可能
な場合にフォーカシングレンズを駆動しながら焦点検出
を行う方法では、フォーカシングレンズの移動に相当な
時間が必要なため迅速な動作が必要とされる焦点検出に
適しているとはいえない。
従って、本発明の目的は、上記それぞれの従来技術の問
題点を解決し、迅速で正確な焦点検出動作を行うことが
不可能な焦点検出装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の焦点検出装置は、
補助光が発光されない状態での焦点検出動作に信頼性が
ない場合に、補助光を発光させて再度焦点検出動作を行
わせるとともに、その焦点検出動作にも信頼性がない場
合には、フォーカシングレンズを駆動しながら再び焦点
検出を行うことをその要旨とする。
作用 つまり、補助光が発光されない状態での焦点検出動作に
信頼性がない場合には、補助光を発光させることによっ
て迅速な焦点検出動作を可能としている。さらに、補助
光を発光した焦点検出結果にも信頼性がない場合には、
フォーカシングレンズを駆動しながら焦点検出を行うこ
とによって、フォーカシングレンズを汎焦点位置に移動
させるのに比較して正確なピント合わせを可能としてい
る。
実施例 以下、図面に基づいて、本発明を適用した実施例につい
て説明する。
第1図のAは焦点検出用受光部の相対分光感度を示し、
Bは補助光の発光源の光射出面に設けられるフィルター
の分光透過率を示し、Cは発光源としてキセノン管を用
いたときのBに示したフィルターを透過して被写体に射
出される光の相対分光エネルギー分布を示し、Dは露出
制御用受光部の相対分光感度を示すグラフである(詳細
は第2図参照)。
第2図は本発明の焦点検出装置を適用したカメラの基本
的構成を示すブロック図である。撮影レンズ(7)を透
過した被写体からの光はフィルター(1)を介して焦点
検出用受光部(2)に入力する。このフィルター(1)
による受光部(2)の相対分光感度分布は第1図のAに
示すようになっている。この受光部(2)はモニター用
の受光部と2列の微小な受光素子例とを備えている。そ
して夫々の受光素子列が撮影レンズの異なる射出瞳から
の光を受光するように、光学系が設けられている。受光
部(2)の動作は制御回路(3)により制御される。演
算制御回路(4)は撮影レンズ(7)よる焦点調整状態
を検出し、この検出結果に基づきモータ(6)を回転さ
せて撮影レンズ(7)を合焦位置に移動させ、検出結果
に基づく表示を表示回路(5)で行なわせる。
演算・制御回路(4)の出力端子(30)は、予備照射が
必要な際には“High”となり、予備照射が不要の際には
“Low”となる。また、出力端子(31)は受光部(2)
による測定動作を行なわせるときに“High”となり、こ
れによって、制御回路(3)は、受光部(2)による測
定動作を開始させる。モニター用受光部の出力が所定値
に達すると、制御回路(3)は各受光素子の出力をサン
プルホールドする信号を端子(39)から受光部(2)へ
出力する。この信号は演算・制御回路(4)にも送られ
て端子(30),(31)が“Low”となる。次に、制御回
路(3)はサンプルホールドした各受光素子での受光信
号を順次取り込み、取り込む毎にA−D変換して演算・
制御回路(4)に送る。換算・制御回路(4)はこれら
すべてのA−D変換値を取り込み、これらから2列の受
光素子列の相関度を求めることにより撮影レンズ(7)
によるデフォーカス量とデフォーカス方向とを算出す
る。
端子(30)が“High”となるのは、予備照射なしで測定
された光分布がローコントラストであって、このときに
算出される上記デフォーカス量およびデフォーカス方向
が信頼性に乏しいときである。このとき、端子(31)が
“High”となって制御回路(3)は予備照射用の測定動
作を行なうようになる。また、端子(31)が“High”に
立ち上がることによってパルスがワンショット回路
(8)から出力され、このパルスがアンド回路(9)を
介して発光回路(23)に与えられる。これによって発光
回路(23)が動作し、キセノン管(22)が発光する。そ
してキセノン管(22)の光射出位置の前面には第1図B
に示す分光透過率を有するフィルター(21)が設けられ
ているので、予備照射光は第1図Cに示す相対分光エネ
ルギー分布を有する光になる。アンド回路(9)の出力
端(34)はタイマー回路(19)にも入力していて、タイ
マー回路(19)は出力端(34)からパルスが入力すると
一定時間“Low”の信号を出力端(35)に出力する。
撮影レンズ(7)を透過した被写体からの光はフィルタ
ー(12)を介して露出制御用受光素子(13)でも受光さ
れる。このフィルター(12)による受光素子(13)の相
対分光感度は第1図Dに示すようになっている。この受
光素子(13)の受光量に対応した測光値が測光回路(1
4)から出力され、この出力はA−D変換回路(15)で
A−D変換される。そしてA−D変換回路(15)の出力
は演算・制御回路(16)に入力され、このA−D変換値
に基づいてシャツタ速度や絞り値等の露出制御値の演算
が行なわれ、算出された露出制御値が表示回路(17)と
露出制御回路(18)に入力する。演算・制御回路(16)
の出力端(37)は繰り返し“High”の信号を出力してA
−D変換動作を繰り返し行なわせる。
手動操作によってレリーズスイッチ(10)が閉成される
とインバータ(11)の出力が“High”となる。この信号
によって演算・制御回路(4)は自動焦点調整用動作を
停止させる。このときタイマー回路(19)が動作してい
てその出力が“Low”になっていれば、アンド回路(2
0)の出力は“Low”のままであり、演算・制御回路は出
力端子(37)による露出演算動作を繰り返すだけであ
る。一方、タイマー回路(19)が動作を停止していてそ
の出力(35)が“High”になっていれば、アンド回路
(20)の出力(36)が“High”になって演算・制御回路
(16)は端子(38)を“High”にして露出制御回路(1
8)の動作を実行させる。ここでワンショット(8)か
らのパルスによりタイマー回路(19)がカウント動作を
開始してから一定時間をカウントし終えるまでの間に、
演算・制御回路(16)からA−D変換を実行させる信号
が少なくとも2回端子(37)から出力される。従ってレ
リーズスイッチ(10)の閉成と、予備照射と、測光回路
(14)の測光値のA−D変換とが同時に行なわれたとし
ても、露出制御が実行されるのは予備照射の開始から一
定時間後であり、且つ予備照射がなされた後にA−D変
換回路(15)から出力された測光値のA−D変換値に基
づいて露出制御が行なわれるので露出誤差となることは
ない。
第3図はこの発明を適用したカメラシステム全体を示す
回路図である。受光部(FMD)はCCD(Charge Cou
pled Device)で構成され2列の受光素子列を備え、夫
々の受光素子列は撮影レンズの射出瞳からの被写体光の
うちで近赤外光を含む可視光を受光する受光部である。
なお、受光用の光学系等は種々提案されているので省略
してあるが例えば、特開昭57-49841号に示されているよ
うなものでよい。(COC)はこの受光部(FMD)の
動作を制御する制御回路である。そして、(MCO1)
は自動焦点調整用の、また(MCO2)はカメラの動作
制御用のマイクロコンピュータ(以下ではマイコンと称
す)である。まず、以上の部分による測光動作を説明す
る。
マイコン(MCO1)の端子(O3)が“High”になる
と制御回路(COC)の端子(φR)から“High”のパ
ルスが出力され、アナログスイッチ(AS2)が導通し
て、CCD(FMD)の複数の電荷蓄積部は、端子(A
NM)を介して定電圧源(E1)の出力電圧まで、充電
される。そして端子(φR)が“Low”になると各受光
部の受光量に応じた電荷が電荷蓄積部に蓄積されてい
く。このとき、CCD(FMD)内のモニター用受光部
(不図示)による蓄積電荷に対応した信号が端子(AN
M)から出力され、このとき、端子(φR)は“Low”
になっているのでアナログスイッチ(AS1)が導通し
ていてモニター用受光部による出力はコンパレータ(A
C1)の反転入力端子に与えられる。電荷が蓄積されて
いくと、出力電圧は次第に低下していく。このとき、電
子閃光装置によるフラッシュ予備発光を行なわないモー
ドであれば端子(O1)は“Low”になり、アナログス
イッチ(AS3)が導通して定電圧源(E2)の出力電
圧が、また、フラッシュ予備発光を行なうモードであれ
ば端子(O1)は“High”でアナログスイッチ(AS
4)が導通し、定電圧源(E3)の出力電圧がコンパレ
ータ(AC1)の非反転入力端子に与えられる。
受光部(FMD)の端子(ANM)からのモニター出力
が低電圧源(E2)又は(E3)のレベルに達するとコ
ンパレータ(AC1)の出力(STP1)は“High”に
反転し、制御回路(COC)の端子(φT)からは転送
パルスが出力される。このパルスによって、各受光部に
おける受光量対応した電荷蓄積部の蓄積電荷は転送ゲー
トに転送され、転送パルス(φ1)、(φ2)、(φ
3)に基づいて順次蓄積電荷の信号が端子(ANS)か
ら制御回路(COC)に送られる。制御回路(COC)
では端子(ANS)から送られてくる信号を順次A−D
変換し、1つのA−D変換が終了するごとに端子(AD
E)にパルスを出力し、A−D変換されたデータを出力
端子(ADD)へ出力する。
また、電荷の蓄積が開始されて一定時間が経過しても端
子(φT)から転送パルスが出力されないときは、被写
体の輝度が低い場合であり、このときは端子(O2)か
らパルスが出力されて、このパルスが入力すると制御回
路(COC)はコンパレータ(AC1)の出力に無関係
に転送パルス(φT)を出力する。
電子閃光装置による予備照射を行なう場合、端子(O
1)が“High”となり、コンパレータ(AC1)の非反
転端子には定電圧源(E3)からの電圧が入力する。こ
の定電圧源の出力電位は定電圧源(E2)の出力電位よ
りも高くなっている。従って、モニター部による電荷蓄
積量が予備照射を行なわない場合に比較して少量の時点
で転送パルス(φT)が出力されることになる。これ
は、フラッシュ光による予備照射を行なう場合、フラッ
シュ光の強度は急激に変化するので、回路の応答遅れ等
で、電荷蓄積部がオーバーフローを起してしまい、正し
い光量分布の測定が行なえなくなってしまうことを防止
するためである。
前述のように電荷蓄積を開始させるためにマイコン(M
CO1)の端子(O3)が“High”になると、ワンショ
ット回路(OS1)からパルスが出力され、このパルス
はアンド回路(AN1)を介して出力され端子(JB
1)(JF1)を介して電子閃光装置に発光開始信号が
送られる。予備照射が行なわれた場合でも、一定時間が
経過しても転送パルス(φT)が出力されないときは端
子(O2)からパルスを出力させて転送パルスを強制的
に出力させて、電荷蓄積動作を停止させる。ところで蓄
積時間を制限する一定時間は予備照射を行なわない場合
に比較して短時間となっている。これは、フラッシュ光
の発光時間が短かく積分時間を長くしておく必要がない
からである。
マイコン(MCO2)が電子閃光装置(FLC)からデ
ータを読み取ると、このデータ中に予備照射が可能な状
態かどうかを示す信号が含まれている。そこで予備照射
が可能である信号が入力するとマイコン(MCO2)は
端子(O16)を“High”にする。マイコン(MCO1)
は端子(i2)が“High”であれば予備照射を行なうモー
ドでの動作が可能であることを判別し、“Low”であれ
ば予備照射を行なうモードでの動作が不可能であること
を判別する。
(MDR)は焦点調整用のモーター(MO)を駆動する
回路であり、焦点検出結果が前ピンで、レンズを繰り込
む必要があるときはマイコン(MCO1)の端子(O
4)が、後ピンで繰り出す必要があるときは端子(O
5)が“High”になる。モーター(MO)の回転はレン
ズ駆動部(LD)を介してレンズ側(LE)に伝達され
レンズの焦点調整が行なわれる。また、レンズ駆動部
(LD)の駆動量はエンコーダ(ENC)によってパル
ス信号に変更され、このパルス信号はマイコン(MCO
1)のクロック入力端子(CPI)に入力されて駆動量
がカウントされる。また、エンコーダ(ENC)からの
パルスはモーター駆動回路(MDR)に入力されて、レ
ンズの駆動速度が一定となるようにモーター(MO)を
駆動するための基準信号として用いられる。
(FDP)は焦点調整状態を表示する表示部であり、マ
イコンの出力端子(OP1)からのデータに応じて、前
ピン状態、合焦状態、後ピン状態、焦点調整不能警告の
表示を行なう。
図の左上隅に示されているスイッチ(SMB)はメイン
スイッチであり、(BB)は電源用電池である。この電
源電池(BB)からはメインスイッチ(SMB)及び電
源ライン(+E)を介してマイコン(MCO1),(M
CO2)に直接給電が行なれる。スイッチ(S1)はレ
リーズボタン(不図示)の押下の一段目で閉成される測
光スイッチで、このスイッチ(S1)が閉成されると、
インバータ(IN3)、アンド回路(AN3)、オア回
路(OR4)を介してマイコン(MCO2)の割込端子
(it)に割込信号が入力し、端子(O12)を“High”と
してインバータ(IN6)を介してトランジスタ(BT
1)を導通させ電源ライン(+V)を介してインバータ
(IN3)〜(IN6)、アンド回路(AN2),(A
N3)、オア回路(OR4)、マイコン(MCO1),
(MCO2)以外の回路への給電を開始する。そして、
この給電開始に基づいてパワーオンリセット回路(PO
1)からリセットパルスが出力されて電源ライン(+
V)から給電が行なわれる回路がリセットされる。ま
た、端子(O12)が“High”になるとアンド回路(AN
3)が不能状態、(AN2)が能動状態となりスイッチ
(S1)からの割込信号は入力されない状態となる。
スイッチ(S2)はレリーズボタンの押下の2段目で閉
成されるレリーズスイッチであり、(S4)は露出制御
動作が完了すると開放され、露出制御機構(不図示)の
チャージが完了すると閉成されるリセットスイッチであ
る。従って、露出制御機構のチャージが完了してリセッ
トスイッチ(S4)が閉成された状態でレリーズスイッ
チ(S2)が閉成されるとアンド回路(AN2)、オア
回路(OR4)を介して端子(it)に割込信号が入力さ
れる。
図の中央の(EDO)は設定された露出制御用データを
出力するブロックで、端子(OP13)からの読み出し信
号に基づいて設定データが順次端子(IP10)から読み
取られる。(LMC)は露出用測光回路で、A−D変換
用のアナログ入力端子(ANI)には測光回路(LM
C)の出力が入力される。また、マイコン(MCO2)
のD−A変換器用の基準電圧として、測光回路(LM
C)内の基準電圧が端子(VRI)に入力する。
(EXD)は露出制御値を表示する表示回路で端子(O
P14)からの表示データに基づいて露出制御値を表示す
る。(EXC)は露出制御回路であり端子(OP15)か
らの信号に基づいて絞りと露出時間を制御する。また、
端子(TIE)はシャッターレリーズの時点から、後幕
の走行開始後一定時間経過時点まで“High”となり、撮
影時のフラッシュ発光量制御用の積分動作を可能状態と
する。
(LEB)はレンズ側の回路(LEC)からデータを読
み取るためのインターフェース回路である。前述のよう
にトランジスタ(BT1)が導通すると電源ライン(+
V)から端子(JB11)(JL1)を介してレンズ側の
回路(LEC)への給電が行なわれる。そして、マイコ
ン(MCO2)の端子(O15)が“High”になるとイン
ターフェース回路(LEB)が動作可能状態となり、さ
らに、端子(JB12),(JL2)が“High”となっ
て、レンズ側の回路(LEC)も動作可能状態となる。
レンズ側の回路(LEC)内には、この変換レンズ固有
の露出制御用及び自動焦点調整用のデータを複数のアド
レスに固定記憶したROMと、このROMのアドレスを
端子(JB13),(JL3)を介して入力してくるクロ
ックパルスに基づいて、もしもレンズが、ズームレンズ
であればそのクロックパルス及び焦点距離に対応したコ
ード板の出力に基づいて順次指定するアドレス指定手段
と、ROMから並列に出力されるデータを、端子(JB
13),(JL3)を介して入力してくるクロックパルス
に基づいて順次1ビットづつ端子(JL4),(JB1
4)を介して出力する並列−直列変換手段とを備えてい
る。
ROMに固定記憶されているデータとしては、すべての
交換レンズに共通に設けられている装着を確認するため
のチェックデータ、開放絞り値のデータ、最大絞り値
(絞り口径が最小になる時の絞り値)のデータ、開放測
光誤差のデータ、焦点距離のデータ、ズームレンズで設
定焦点距離に応じた絞りの変化量のデータ等がある。さ
らに、焦点検出装置で検出されたデフォーカス量をレン
ズの駆動量に変換するための変換係数(KD)、フラッ
シュによる予備照射の際には被写体がまぶしく感じるこ
とを防止するよう近赤外光を照射することによる近赤外
光と可視光での合焦位置のズレ(デフォーカス量の差)
を補正するための(近赤外光で測定したデフォーカス量
を可視光でのデフォーカス量に補正するための)データ
(IRD)、レンズを一方の方向から他方の方向に駆動
方向を変えたとき、カメラ側の駆動軸とレンズ側の従動
毒との嵌合ガタによって駆動軸を余分に駆動する必要が
あるときの余分駆動量即ちバックラッシュデータ(BL
D)等がある。
マイコン(MCO2)の端子(SCP)からは8個づつ
のクロックパルスが出力されて、レンズ側の回路(LE
C)では8個のクロックパルスが入力される毎に、RO
Mのアドレスが更新され、指定されたアドレスに固定記
憶されているデータが、クロックパルスに基づいて順次
直列で出力され、マイコン(MCO2)の直列入出力端
子(SIO)から順次読み取られていく。
(FLB)は電子閃光装置制御回路であり、(FLC)
は電子閃光装置内の回路である。電子閃光装置内の回路
(FLC)の具体例は第4図に図示してあり、以下第4
図とあわせて電子閃光装置を用いる動作を説明する。第
4図において(BF)は電子閃光装置の電源電池であ
り、(SMF)はメインスイッチである。(DD)は昇
圧回路であり、昇圧回路(DD)の2次巻線側の高電圧
端子はダイオード(D1)を介して、メインコンデンサ
(C2)に接続され、高電圧端子の電圧でメインコンデ
ンサ(C2)が充電される。また、2次巻線の低電圧端
子はダイオード(D2)を介してコンデンサ(C1)に
接続され、その出力電圧でコンデンサ(C1)が充電さ
れる。メインスイッチ(SMF)が閉成されるとトラン
ジスタ(BT2),(BT3)が導通し、電圧安定化回
路(CV)からの昇圧出力又はダイオード(D3)を介
して電源電池(BF)の出力がトランジスタ(BT3)
を介して電源ライン(VF)に給電される。この電源ラ
イン(VF)からの給電は、第4図において、給電路が
示されてない回路にはすべて行なわれる。また、電源ラ
イン(VF)による給電が開始するとパワーオンリセッ
ト回路(PO2)からリセット信号が出力されディジタ
ル回路部のリセット動作が行なわれる。スイッチ(SO
F)はメインスイッチ(SMF)に連動して同相で開閉
されるスイッチである。そして抵抗(R1)〜(R4)
はメインコンデンサ(C2)の充電電圧を分圧する抵抗
であり、(VC)は定電圧源である。抵抗(R1)と
(R2)との接続点の電位が定電圧源(VC)の電位を
上まわるとコンパレータ(AC21)の出力は“High”と
なりこの信号が“High”になったときはキセノン管(X
E1)が発光するのに必要な最低電圧まではコンデンサ
(C2)は充電されたことになり、発光開始信号が入力
されるとキセノン管(XE2)の発光を開始させる。抵
抗(R2)と(R3)との接続点の電位が定電圧源(V
C)の出力電位を上まわると、コンパレータ(AC22)
の出力が“High”となる。この場合は、キセノン管(X
E2)の発光量が公称の発光量となるのに必要な電圧ま
でメインコンデンサ(C2)の電圧が充電されたことに
なり、カメラ本体へは充電完了信号が送られるとともに
表示回路(CDP)によって充電完了表示が行なわれ
る。抵抗(R3)と(R4)との接続点の電位が定電圧
源(VC)の出力電位を上まわるとコンパレータ(AC
23)の出力が“High”となる。このときは、撮影用のキ
セノン管(XE2)が公称値だけ発光し、さらに予備照
射用のキセノン管(XE1)が所定量だけ2回発光する
のに必要な値までメインコンデンサ(C2)が充電され
たことを示し、この信号は予備照射可能信号としてカメ
ラ側に送られる。なお、スイッチ(SS)は手動で切換
えられるスイッチであり、このスイッチ(SS)が端子
(EN)に接続されていれば予備照射可能信号はカメラ
側に送られるが、端子(DEN)に接続されていれば端
子(PCH)への入力は常に“Low”となり予備照射可
能信号はカメラ側に送られずカメラは予備照射モードに
はならず、また、オア回路(OR20)の出力は“Low”
のままなので発光はしない。
(TR1),(TR2)は夫々キセノン管(XE1),
(XE2)をトリガーし、サイリスタ(SC1),(S
C2)を導通させるトリガー回路、(ST1),(ST
2)は夫々サイリスタ(SC1),(SC2)を不導通
としてキセノン管(XE1),(XE2)の発光を停止
させるステップ回路である。また、キセノン管(XE
1)は予備照射用であり、このキセノン管(XE1)の
光射出位置には、近赤外光を透過し、近赤外よりも波長
の短い可視光をカットするフィルタ(FLT)が設けて
あり、予備照射を行なった際に被写体の人物がまぶしく
感じないようになっている。
第3図においてマイコン(MCO2)の端子(O13)が
“High”になると、カメラと電子閃光装置間でデータの
授受が可能な状態となる。そしてマイコン(MCO2)
の端子(O14)から50μsec巾のパルスが出力される
と、端子(JB2),(JF2)を介してこのパルスが
フラッシュ装置に送られる。このパルスで、第4図のモ
ード判別回路(FMS)はフラッシユからカメラにデー
タを転送するモードであることを判別して端子(DO
M)を“High”にする。すると第4図のデータ出力回路
(DOU)は動作可能状態となる。そして、マイコン
(MCO2)のクロックパルス出力端子(SCP)から
クロックパルスが出力されると、このクロックパルスは
端子(JB2),(JF2)を介して第4図のデータ出
力回路(DOU)の端子(SCP)に入力され、このク
ロックパルスに基づいて電子閃光装置で給電が行なわれ
ていることを示す給電信号、電子閃光装置が予備照射が
可能な状態となっていることを示す端子(PCH)への
信号、端子(CHC)への充電完了信号と、調光動作が
行なわれたかどうかを示す端子(FDC)への信号が順
次端子(SOU)から出力し、端子(JF3),(JB
3)を介してカメラ側に送られる。この他に送られるデ
ータは例えば、フラッシュの最大・最小発光量のデー
タ、フラッシュで設定された絞り値、バウンス状態、多
灯フラッシュかどうか等がある。そして、データの転送
が完了すると端子(r2)からパルスが出力され、オア回
路(OR12)を介してモード判別回路(FMS)は初期
状態となりその端子(DOM)は“Low”になる。
次にマイコン(MCO2)の端子(O14)から100μsec
巾のパルスが出力されるとモード判別回路(FMS)は
端子(DIM)を“High”にする。するとデータ入力回
路(DIN)は能動状態となる。そしてカメラ本体のマ
イコン(MCO2)は端子(SCP)からクロックパル
スを出力するとともにこのクロックパルスに基づいて端
子(SIO)からフラッシュ撮影用の絞り値、露出時
間、フィルム感度撮影距離等のデータを出力する。この
データは端子(JB3),(JF3)を介してデータ入
力回路(DIN)へ読み取られる。そして読み取られた
データに基づく表示が表示回路(DSP)で表示され
る。
露出制御動作を開始させるときはマイコン(MCO2)
の端子(O14)から150μsec巾のパルスを出力する。す
るとモード判別回路(FMS)は端子(FLM)を“Hi
gh”にする。これによって発光制御回路(FLC)が能
動状態となり発光制御が行なわれる。カメラのフォーカ
スプレンシャッタの先幕の走行完了と共にカメラのX接
点(SX)が閉成されると端子(JB4),(JF4)
から発光開始信号が端子(STA)へ入力し端子(α
1)から発光開始信号が出力される。またこれと同時に
端子(α3)が“High”から“Low”に反転してこの信
号が端子(JF3),(JB3)を介してカメラ側に送
られる。カメラ側では、端子(JB3)が“Low”にな
ると、回路(FLB)内の測光積分回路(不図示)がフ
ラッシュ光によって照明されている被写体から反射さ
れ、撮影レンズの絞り(不図示)を通過した光の量を積
分して、積分量がアナログ出力端子(ANO)からのフ
ィルム感度に対応したアナログ値に達すると端子(JB
2)に発光停止用のパルスを出力する。このパルスは端
子(JF2)を介して発光制御回路(FLC)の端子
(STP)に入力する。すると、端子(α2)から発光
停止信号が出力されてキセノン管(XE2)の発光が停
止する。また、端子(α2)からの発光停止信号は表示
回路(FDP)にも送られて露出制御動作が完了すると
X接点(SX)が開放されるが、この信号に基づいてX
接点(SX)開放から一定時間、端子(df)が“High”
になり、この間は調光動作が行なわれたことを表示す
る。さらにこの信号はデータ出力回路(DOU)を介し
てカメラ側にも送られる。また、X接点(SX)が開放
されると端子(r3)からパルスが出力され、オア回路
(OR12)を介してモード判別回路(FMS)がリセッ
トされて端子(FLM)が“Low”になる。
予備照射モードにおいて、マイコン(MCO1)の(O
1)が“High”の状態で端子(O3)から蓄積を開始さ
せるために“High”の信号が出力されると、ワンショッ
ト回路(OS1)からパルスが出力されてこのパルスが
アンド回路(AN1)から出力される。このパルスは端
子(JB1),(JF1)を介して第4図のアンド回路
(AN20)に入力される。このとき、Dフリップ・フロ
ップ(DF21)のの出力は“High”になり、コンパレ
ータ(AC23)の出力が“High”になっていてオア回路
(OR20)の出力が“High”なので、アンド回路(AN
20)に入力されるパルスはアンド回路(AN20)から出
力される。このパルスはトリガー回路(TR1)に送ら
れてキセノン管(XE1)による予備照射が開始する。
そしてアンド回路(AN20)からのパルスはフリップ・
フロップ(RF20)をセットするのでカウンタ(CO
6)のリセット状態を解除してカウンタ(CO6)はカ
ウントを開始する。そして、カウントが開始されて一定
時間が経過するとデコーダ(DE6)の端子(f1)が
“High”となりワンショット回路(OS22)からパルス
が出力される。このパルスは発光停止回路(ST1)に
送られてキセノン管(XE1)による予備照射が停止さ
れる。また、デコーダ(DE6)の端子(f1)が“Hig
h”となることでオア回路(OR22)を介してフリップ
・フロップ(RF20)がリセットされ、カウンタ(CO
6)はリセット状態となり、端子(f1)は“Low”とな
る。また、アンド回路(AN20)の出力パルスはDフリ
ップ・フロップ(DF20)のクロックパルス入力端子に
送られてコンパレータ(AC23)の“High”の出力がラ
ッチされて、Dフリップ・フロップ(DF20)のQ出力
が“High”になる。
二度目のパルがアンド回路(AN20)から出力されたと
きにメインコンデンサ(C2)の充電電圧が低下してコ
ンパレータ(AC23)の出力が“Low”になっていて
も、一回目の発光時点でDフリップ・フロップ(DF2
0)のQ出力が“High”になっているのでオア回路(O
R20)の出力は“High”になっていて、アンド回路(A
N20)からはパルスが出力される。そしてそのパルスに
よって前述と同様の発光動作が行なわれる。また、この
パルスによってDフリップ・フロップ(DF21)のQ出
力が“High”になる。するとワンショット回路(OS2
0)からパルスが出力され、このパルスの立ち下がりで
ワンショット回路(OS21)からパルスが出力されてD
フリップ・フロップ(DF20),(DF21)がリセット
されて初期状態に戻る。
第5図は第3図のマイコン(MCO2)の動作を示すフ
ローチャートである。以下このフローチャートに基づい
て第3図のシステムの動作を説明する。測光スイッチ
(S1)が閉成され端子(it)に割込信号が入力すると
マイコン(MCO2)は動作を開始する。まず、フラグ
LMFが“1”かどうかを判別する。このフラグLMF
は露出制御用データが算出されていれば“1”になって
いるが、測光スイッチ(S1)が閉成されて割込信号が
入力されたときはまだ算出は行なわれてないのでフラグ
LMFは“0”であり、S2のステップに移行する。S
2のステップでは端子(O12)を“High”としてトラン
ジスタ(BT1)を導通させ電源ライン(+V)を介し
て給電を開始させる。次に直列入出力動作を複数回行な
ってレンズ回路(LEC)から複数のデータを取込ん
で、自動焦点調整に必要な変換係数(KD)を端子(O
P10)に、近赤外光と可視光との合焦位置の補正用デー
タ(IRD)を端子(OP11)に、バックラッシュデー
タ(BLD)を端子(OP12)に出力し、自動焦点調整
用のマイコン(MCO1)の入力端子(IP2),(I
P3),(IP4)に送る。そして、出力端子(O10)
を“High”にする。この信号はマイコン(MCO1)の
割込端子(it2)に入力していて、この信号が出力され
るとマイコン(MCO1)は動作を開始する。
ステップS6では設定データを出力するブロック(ED
O)からのデータを取り込み、次に、直列入出力動作を
行なってフラッシュからのデータを直列で取り込む。そ
して、予備照射が可能な信号が入力しているかどうかを
ステップS8で判別して、入力していれば端子(O16)
を“High”に、入力していなければ端子(O16)を“Lo
w”にしてステップS11に移行する。
ステップS11では端子(O18)を“High”にする。この
信号がマイコン(MCO1)の入力端子(i5)で読み取
られると、マイコン(MCO1)はマイコン(MCO
2)でA−D変換の動作が行なわれていることを判別
し、キセノン管を発光させての焦点検出動作への移行は
行なわれなくなる。次にマイコン(MCO2)は入力端
子(i15)が“High”になっているかどうかを判別し
“High”になっていればこの端子(i15)が“Low”に
なるのを待つ。この入力端子(i15)にはマイコン(M
CO1)の出力端子(O8)が接続されていて、この端
子は、キセノン管を発光させて焦点検出動作を行なって
いる間は“High”になっている。そこでマイコン(MC
O2)はこの入力端子(i15)が“High”の間はA−D
変換動作を行なわないようになっている。端子(i15)
が“Low”のとき或いは“Low”になったときは、次に、
測光回路(LMC)からの測光出力をA−D変換し、端
子(O18)を“Low”としてA−D変換中であることを
示す信号を出力しなくなる。以上で露出演算に必要なデ
ータはすべて取り込んだことになる。
次に、ステップS15、S16で定常光用、フラッシュ光用
の露出演算を行なう。そして、フラグRLFが“1”か
どうかを判別する。RLFが“1”ならばレリーズスイ
ッチ(S2)による割込にもかかわらずこのステップに
移行してきたことになり、レリーズ用の後述するステッ
プS33に移行する。一方フラグRLFが“0”ならば、
測光スイッチ(S1)による割込でこのステップに移行
してきたことになり、ステップS18に移行して、フラグ
LMFを“1”とし、割込を可能としてステップ20に移
行する。ステップS20では直列入出力動作を行なって電
子閃光装置(FLC)へデータを送る。ステップS21で
は、電子閃光装置から給電信号を読み取ったかどうかを
判別し、給電信号を読み取っている場合にはフラッシュ
光撮影用データ、読み取ってなければ定常光撮影データ
を表示部(EXD)に送ってステップS40に移行する。
そしてステップS40では測光スイッチ(S1)が閉成さ
れたままで端子(i12)が“High”になっているかどう
かを判別して“High”になっていればステップS3に戻
って前述と同様の動作を繰り返す。一方、ステップS40
で端子(i12)が“Low”になっていることが判別される
と端子(O10)を“Low”として、自動焦点調整動作を
停止させ、フラグLMFを“0”にし、端子(O12)を
“Low”としてトランジスタを不導通として電源ライン
(+V)からの給電を停止させ、表示部(EXD)の表
示を消灯してマイコン(MCO2)は動作を停止する。
露出制御用データが算出された状態で割込信号が入力さ
れるとステップS31に移行して端子(O10),(O16)
を“Low”として、自動焦点調整動作を停止させる信号
を出力する。そしてレリーズスイッチ(S2)による割
込が行なわれたことを示すためにフラグRLFを“1”
としてステップS33に移行する。ステップS33では入力
端子(i11)が“High”かどうかを判別して“High”で
あれば露出演算のためにステップS3に移行し、“Lo
w”であれば露出制御のためにステップS34に移行す
る。この入力端子(i11)はマイコン(MCO1)の出
力端子(O7)に接続されていて、この端子は以下のよ
うな信号を出力する。まず、予備照射を用いない自動焦
点調整動作の際には、撮影レンズの移動が完全に停止す
るまでは“High”の信号を出力し、完全に停止すると
“Low”の信号を出力する。従って、端子(i11)が“H
igh”の間はマイコン(MCO2)が露出制御動作に移
行しないので撮影レンズが移動中に露出制御動作が実行
されるといった誤動作が防止できる。一方、予備照射を
用いた自動焦点調整動作を行なう際には、予備照射が行
なわれた時点から一定時間(例えば200msec)、たと
え、自動焦点調整動作が停止していたり、マイコン(M
CO2)から自動焦点調整動作を停止させる信号が入力
していても、“High”の信号が出力される。従って予備
照射が行なわれた時点から少なくとも一定時間は露出制
御動作は行なわれず、露出制御用の演算動作が繰り返さ
れることになる。これは、測光回路(LMC)の出力の
A−D変換と予備照射とが誤って重なった時期に実行さ
れて、誤ったA−D変換データに基づく露出制御値で露
出が制御されることを防止することになる。さらに、予
備照射されるフラッシュ光が近赤外光であっても被写体
の人物が眩しく感じて、まぶたを閉じることがある。し
かし一定時間後であればまぶたは開かれ、正常な表情の
撮影が行なえるからでもある。
端子(i11)が“Low”になると、ステップS34に移行
してフラッシュから給電信号が入力しているかどうかを
判別し、入力していればフラッシュ光用の露出制御デー
タを制御部(EXC)に送り、給電信号が入力していな
ければ定常光用の露出制御データを制御部(EXC)に
送る。そして、露出制御動作を開始させる。そして、マ
イコン(MCO2)は露出制御動作が完了してリセット
スイッチ(S4)が開放され、端子(i10)が“Low”
になるのを待つ。そして、端子(i10)が“Low”にな
るとステップS40で測光スイッチ(S1)が閉成されて
いるかどうかを判別し、閉成されていれば前述のステッ
プS3に移行してデータ取り込み、演算・表示動作を繰
り返し、測光スイッチ(S1)が閉成されてなければ前
述のステップS41に移行して前述と同様の動作を行なっ
た後マイコン(MCO2)は動作を停止する。
第6−1〜6−3図はマイコン(MCO2)による自動
焦点調整のための動作を示すフローチャートである。以
下第6−1〜第6−3図に基づいて第3図の回路の自動
焦点調整用の動作を説明する。マイコン(MCO2)の
端子(O10)が自動焦点調整動作を始めさせるために
“High”になると端子(it2)に割込信号が入力し、マ
イコン(MCO1)の動作が開始する。まず#1のステ
ップでは自動焦点調整動作が行なわれていることをマイ
コン(MCO2)に伝達するため端子(O7)を“Hig
h”とする。そして、端子(it1)をカウンタによる割込
を可能とし、タイマーによる割込を不可能として端子
(O3)を“High”にして制御回路(COC)によっ
て、CCD(FMD)による電荷蓄積動作を開始させ
る。尚、以下の説明において、カウンタやレジスタを示
す符号がカッコにかこまれていないものは、マイコン内
のものである。
#4のステップでは、マイコン(MCO1)内の、外部
又は内部のクロックをカウントするカウンタCORの内
容をレジスタECR1に設定する。これは後述するよう
に、撮影レンズを移動させながら焦点検出を行なうため
に、焦点検出中のレンズの移動量を算出するために必要
なデータであり、第1回目の測定時には必要がない。#
5のステップではフラグFLFが“1”かどうかを判別
する。このフラグは、フラッシュによる予備照射が行な
われるときは“1”となり、定常光だけによる測定が行
なわれるときは“0”になっている。第1回目の測定の
際には必らず予備照射は行なわれずフラグFLFは
“0”になっていて、#6のステップに移行する。
#6のステップではタイマー用レジスタTIR1に低値
Kaを設定する。このレジスタTIR1はソフトで時間
をカウントするレジタであり、この他に内部クロックを
ソフトとは無関係にカウントするタイマー用カウンタT
ICがあり、このカウンタTICの内容が“0”になる
とタイマー割込がかかる。そしてレジスタECR4にカ
ウンタCORの内容を設定し、タイマー用レジスタTI
R2 に固定値K1を設定する。このレジスタTIR2
もTIR1と同様にソフトで時間をカウントするレジス
タである。そしてタイマー用レジスタTIR2の内容か
ら“1”を減算し、このレジスタTIR2の内容が
“0”になっているかどうかを判別するという動作を繰
り返し一定時間待つ。一定時間が経過すると#11のステ
ップで入力端子(i3)が“Low”になっているかどうか
を判別し、“Low”になつていれば前述のように、マイ
コン(MCO2)から自動焦点調整動作を停止させる信
号が入力しているので#209のステップから始まる自動
焦点調整動作を停止させる動作を行なう。一方、端子
(i3)が“High”なら、#12のステップでフラグFPF
が“1”かどうかを判別する。このフラグFPFは第1
回目の測定のようにモーター(MO)が停止していると
きには“1”となっている。従って、フラグFPFが
“1”でモーター(MO)が停止していれば#12のステ
ップから#15のステップに移行し、#6のステップで固
定値Kaが設定されたレジスタTIR1から“1”を減
算して、TIR1の内容が“0”になったかどうかを判
別し“0”でなければ#7のステップに戻り同様の動作
を繰り返す。そしてこの動作が繰り返されている間に第
3図のコンパレータ(AC1)の出力が“High”に反転
すると、制御回路(COC)の端子(φT)から転送パ
ルスが出力され、このパルスは割込端子(it1)に入力
してマイコン(MCO1)は#24のステップからの動作
を開始する。また、#16のステップでレジスタTIR1
の内容が“0”になったことが判別されると#21のステ
ップで端子(O2)にパルスを出力して前述のように強
制的に蓄積動作を停止させ、フラグTOFを“1”にし
て、動作を終了して、端子(it1)への割込信号を待
つ。ここで#3のステップで蓄積動作を開始させてか
ら、#16のステップでレジスタTIR1の内容が“0”
であることが判別されるまでの時間は一定時間になって
いて、蓄積時間はこれ以上は長くならないようになって
いる。
モーター(MO)が駆動されているときにはフラグFP
Fは“0”になっていて#12のステップから#13のステ
ップに移行する。この#13のステップではカウンタCO
Rの内容をレジスタECR5に設定する。そして#14の
ステップでは#7のステップでカウンタCORの内容を
設定したレジスタECR4の内容とこのレジスタECR
5の内容とを比較する。#7と#13のステップの間には
一定時間が経過していて、この間にレンズが移動してな
ければエンコーダ(ENC)からはクロックパルスが入
力してなく(ECR4)=(ECR5)になっている。
従って、モーター(MO)は駆動されていてもレンズは
終端位置(無限遠位置又は最近接位置)に達していてレ
ンズは移動しなくなっていることになる。この場合に
は、フラグLSF(通常の合焦動作中は“0”被写体像
のコントラストが低いことを示すローコントラスト信号
が出力されて、ローコントラストでないレンズ位置を走
査しているときは“1”となっている)の内容を判別し
て“1”ならローコントラストでの走査中であり#158
のステップに移行し、“0”なら通常合焦動作中であり
#63のステップに移行する。
#5のステップでフラグFLFが“1”であればフラッ
シュ光を予備照射するモードであり、このときは#17の
ステップに移行する。このときはレジスタTIR1に固
定軸Kfを設定してレジスタTIR1から“1”を減算
し、端子(i3)が“Low”かどうかを判別して、“Hig
h”であればTIR1の内容が“0”かどうかを判別す
る。そして“0”でなければ#18のステップに戻る動作
を繰り返し、#20のステップでTIR1の内容が“0”
になると#21のステップに移行して前述の動作を行な
う。この予備照射モードの際には定常光モードの場合に
比較して蓄積時間の制限が非常に短かくなっている。こ
れは、以下の理由でこのように構成されている。予備照
射光には被写体である人間がまぶしく感じないように近
赤外領域の光を用いている。一方、予備照射を行なわな
い場合は定常光で測定されるが、定常光は一般に白色光
である。従って、両方の光を混合して測定した場合、混
合比が判らないとデフォーカス量に対する色収差の影響
を補正することができなくなる。そこで予備照射モード
の際には、定常光成分ができるだけ測定されないように
するため、最長蓄積時間をキセノン管(XE1)の発光
時間とほぼ等しくなるようにして、正確な色収差の補正
が行なえるようになっている。また、予備照射モードの
際には測定中はモーター(MO)は駆動されないのでレ
ンズが終端に達したかどうかの終端検知動作は行なわれ
ない。
制御回路(COC)の端子(φT)から転送パルスが出
力されて端子(it1)に割込信号が入力されると#24の
ステップからの動作を開始する。#24のステップではマ
イコン(MCO2)でのA−D変換を可能とするために
端子(O8)を“Low”とする。そして端子(it1)への
割込を可能とし端子(O3)を“Low”にしてカウンタ
CORの内容をレジスタECR2に取り込む。これは測
定中にレンズを移動させるときのレンズの移動による誤
差の補正用データである。次に、制御回路(COC)か
ら出力される各受光部の受光量をA−D変換したデータ
を順次取り込み、すべての受光部に対応したA−D変換
データを取り込むと#29のステップに移行する。#29の
ステップではフラグFLFが“1”かどうか判別し、
“1”ならタイマー(機能については後述する)による
割込を可能として#32のステップに移行する。“1”で
なければ、フラグTOFが“1”かどうかを判別する。
フラグTOFは、蓄積時間が、制限された時間までかか
ったときに#22のステップで“1”となる。従って、F
LFが“0”でTOFが“1”のときは定常光モードで
低輝度であることになりステップ#31でフラグLLFを
“1”にし、それ以外ではステップ#32でフラグLLF
を“0”にし、#33ではフラグTOFを“0”にする。
#34では受光部(FMD)からの出力に基づいて2列の
受光部間の相関度を求め、この相関度からデフォーカス
量とデフォーカス方向を算出する。この演算は例えば米
国特許第4,333,007号に提案されているようになされ
る。この算出されたデフォーカス量が|LD|であり、
デフォーカスの方向は、LD>0のときは前ピン、LD
<0のときは後ピンとなっている。
#35のステップではフラグFLFが“1”かどうかを判
別して、FLFが“0”で定常光(可視光)で測定を行
なったときは算出されたデータLDをそのまま正しい値
LDtとし、FLFが“1”なら予備照射のモードであ
りこのときは、近赤外光での測定が行なわれているの
で、可視光での合焦位置と近赤外光での合焦位置との差
即ちIRDだけ補正するために、LD−IRDの演算を
行ないこの算出値を正しいデフォーカス量LDtとす
る。データIRDはレンズから送られてくるデータをそ
のまま用いるようにしているが、例えばレンズには特定
波長用の補正用データを記憶しておき、予備照射用光源
の波長のデータを得て、この波長に対応したデータに補
正用データを変換してこの変換された補正用データでデ
フォーカス量を補正するようにしてもよい。
#38では端子(i3)が“Low”かどうかを判別し、“Lo
w”であれば前述と同様に#209のステップに移行する。
一方、端子(i3)が“High”であれば次に、測定データ
がローコントラストになっているかどうかを判別する。
このローコントラストの判別は受光素子列の各受光部
で、隣り合った受光部間の出力の差の絶対値の総和を求
め、この総和が所定値以下のときはローコントラストと
判別すればよい。なお、ローコントラストの際には2列
の受光素子列の光分布の状態を比較することでデフォー
カス量を算出しているので、算出されたデフォーカス量
に信頼性が乏しい。そこでローコントラストが判別され
ると#110のステップに移行してローコントラスト用の
動作を行なう。#39のステップでローコントラストでな
いことが判別されると#40のステップでフラグLCF1
が“1”かどうかを判別する。そして、フラグLCF1
が“1”なら前回の測定値はローコントラストでありこ
のときは#41のステップでフラグFLFが“1”かどう
かを判別する。そして、フラグFLFが“1”なら今回
の測定でフラッシュによる予備照射を行なっているので
#170のステップからの動作を行なう。一方、フラグF
LFが“0”であれば前回の測定はローコントラストで
今回の測定では予備照射を行なわなくてもコントラスト
が充分になった場合である。このときは、フラグLCF
1,LCF2,SEF1,SEF2,LSFを“0”と
し、フラグTIFが“1”かどうかを判別して“1”で
なければ#50からの動作を行なう。この場合は、測定値
がローコントラストで、ローコントラストでない測定値
が得られるまでレンズを移動させながら測定を行なって
いる途中で(以下ローコンスキャンモードと呼ぶ)ロー
コントラストでない測定値が得られた場合であり、この
ときは、#50のステップからのデフォーカス量に基づい
てレンズを移動させる動作に移行する。また、#43のス
テップでフラグTIFが“1”であれば、ローコンスキ
ャンモードでレンズが全領域を走査され、この間にロー
コントラストでない測定値が得られず一定時間レンズを
停止したままで測定を繰り返している場合(以下ローコ
ン停止モードと呼ぶ)である。この場合には、カウンタ
CORはマイコン(MCO1)の内部クロックをカウン
トするモード(タイマーモード)になっているのでイベ
ントカウントモード(エンコーダ(ENC)からのクロ
ックパルスをカウントするモード)にして、フラグFP
Fを“1”、TIFを“0”として#50のステップに移
行して#50からのステップに移行し第1回目の測定値が
ローコントラストでない場合と同様の動作を行なう。
#40のステップでフラグLCF1が“0”のとき、或い
は前述の#43のステップでフラグTIFが“0”のとき
或いは#46のステップからは#50のステップに移行す
る。#50のステップではデフォーカス量LDtに変換係
数KDをかけてレンズの移動量NDを算出する。次に、
LIDは合焦とみなし得る範囲のデータであり、これに
変換係数KDをかけて合焦領域のレンズの移動量IFD
を算出する。#52のステップではフラグFPFが“1”
かどうかを判別して“1”であれば#75、“0”であれ
ば#53のステップに移行する。従って、モーター(M
O)が駆動されていれば#53のステップに、モーター
(MO)が駆動されてなければ#75のステップに移行す
る。
#53のステップでは受光部(FMD)の電荷蓄積開始時
のカウンタCORの内容を取り込んだレジスタECR1
と、蓄積終了時のカウンタCORの内容を取り込んだレ
ジスタECR2との内容出力の差τを求めて電荷蓄積中
のレンズの移動量τを算出する。そしてこの時点でのカ
ウンタCORの内容をレジスタECR3に設定してレジ
スタECR2とECR3の内容の差tを求めデフォーカ
ス量算出中のレンズの移動量tを算出する。そして算出
されたデフォーカス量は蓄積時間中のレンズの移動の中
間での測定値に基づく値であるとみなして結局算出され
たレンズ移動量NDは測定された時点からτ/2+tだ
けレンズが移動していることになり、#56のステップで
は|ND|−(τ/2+t)=NDcの演算を行ない移
動量の補正を行なう。#57のステップではこの補正され
た移動量のデータ|NDc|と合焦領域のデータIFD
とを比較して|NDc|IFDであれば合焦領域には
いったことになり#58のステップに移行して端子(O
4),(O5)を“Low”としてモーター(MO)を停
止させ、フラグIFF,FPFを“1”にして#2のス
テップに戻り、確認のための焦点検出を行なわせる。
#57のステップで|NDc|>IFDであることが判別
されると#61のステップに移行しカウンタCORの内容
をレジスタECR3に設定し、その内容と、#27のステ
ップの時点でカウンタCORの内容が設定されたレジス
タECR2の内容とが比較される。そして(ECR2)
=(ECR3)であることが判別されるとレンズは終端
に達していることになり#63のステップで端子(O
4),(O5)を“Low”としてモーター(MO)の回
転を停止させフラグFNF,FPFを“1”にして#2
のステップに戻り、再度測定を行なう。
#62のステップで(ECR2)≠(ECR3)であるこ
とが判別されると#66のステップで補正データNDcが
負の値になっているかどうかを判別する。そして負の値
になっていれば算出された移動量|ND|よりも補正量
(τ/2+t)の方が大きいことになり、これはレンズ
が合焦位置を通過したことになる。従って、この場合に
は#71のステップに移行し端子(O4),(O5)を
“Low”としてモーター(MO)の回転を停止させてフ
ラグSCF,FPFを“1”として#2のステップに戻
り確認のための焦点検出を行なわせる。
#66のステップでNDc>0であることが判別されると
次に#67のステップでレンズの駆動方向が繰り込み方向
(ND>0)かどうかを判別する。そしてND>Oであ
れば#68、ND<0(繰り出し方向)であれば#69のス
テップでフラグSIFが“1”であるかどうかを判別す
る。このフラグSIFはこの時点でのレンズの移動方向
が繰り込み方向ならば“1”に、繰り出し方向ならば
“0”になっている。従って、#68のステップでフラグ
SIFが“0”または、#69のステップでフラグSIF
が“1”のときにはこの時点でのレンズの移動方向と算
出されたレンズの移動方向が逆転していることになり前
述の#71のステップに移行してモーター(MO)を停止
させ、フラグSCF,FPFを“1”にして#2のステ
ップに戻り確認のための焦点検出を行なう。一方、方向
が逆転してなければカウンタCORに#56のステップで
算出されたデータNDcを設定して#2のステップに戻
り、次の測定を行なう。
#52のステップでフラグFPFが“1”のときにはモー
ター(MO)が停止されて予備照射なしに焦点検出が行
なわれた場合である。このときはまず|ND|IFD
となっているかどうかを判別して|ND|IFDとな
っていれば、#76のステップで合焦表示を行ない、後述
する#211のステップに移行して動作を停止する。一
方、|ND|>IFDであれば第6−2図の#80のステ
ップに移行する。#80〜#82のステップではフラグIF
F、SCF,ENFが“1”になっているかどうかを判
別する。これらのフラグは前述のように移動しているレ
ンズを一旦停止させて確認のための焦点検出を行なった
ときは“1”になっていて、いづれかのフラグが“1”
になっていれば#84のステップに移行する。#84〜#86
のステップでは前述の#67〜#69のステップと同様にそ
れまでにレンズが駆動されていた方向と、今回の焦点検
出によって得られた方向とが一致しているかどうかを判
別して、反転していれば#87,#88のステップでフラグ
SIFを反転させ、#91のステップで移動量|ND|の
データにバックラッシュデータ(BLD)を加算した値
をカウンタCORに設定して#96のステップに移行す
る。一方、方向が一致しているときは#89のステップで
フラグENFが“1”かどうかを判別する。そしてフラ
グENFが“1”になっていれば、前述のようにレンズ
は終端に達している場合であり、このときは算出された
方向にはレンズを駆動することができないので警告表示
を行なって後述る#211のステップに移行して動作を停
止する。一方、フラグENFが“0”なら#95のステッ
プで移動量データ|ND|をカウンタCORに設定して
#96のステップで移行する。
フラグENF,SCF,IFFがすべて“0”のときは
最初の焦点検出動作の場合であり#92のステップで移動
方向を判別し、ND>0ならフラグSIFを“1”、N
D<0ならSIFを“0”にし、#95のステップで、移
動量データ|ND|をカウンタCORに設定して#96の
ステップに移行する。
#96のステップではイベントカウントモードにしてエン
コーダ(ENC)から入力してくるクロックパルスでカ
ウンタCORに設定されたデータを減算していくモード
とし、次に、移動方向に応じて端子(O4)又は(O
5)を“High”としてモーター(MO)の回転を開始さ
せ、フラグFPF,IFF,SCF,ENFに“0”を
設定し、フラグSIFの内容に応じて前ピン又は後ピン
表示を行なわせて#2のステップに戻り、次の焦点検出
動作を行なわせる。
#39のステップで測定結果がローコントラストであるこ
とが判別されると110のステップに移行する。#110のス
テップではフラグFPFが“1”かどうかを判別し
“1”であれば第1回目の測定であり、#111のステッ
プに移行する。#111のステップではフラグLLFが
“1”かどうかを判別する。このフラグLLFは#29〜
#33のステップで説明したように、被写体輝度が低いと
きに“1”となっているフラグであり、このフラグLL
Fが“1”なら#112、“0”なら#121のステップに移
行する。
#112のステップでは端子(i2)が“High”になつてい
るかどうかを判別する。そして端子(i2)が“Low”で
あれば#113のステップでフラグSEF2が“1”かど
うか判別する。このフラグSEF2は後述するが、ロー
コンスキャンモードでレンズが全領域を走査されたとき
に“1”となるフラグである。従って、“1”になって
いれば#144のステップに移行して後述するローコン停
止モードに移行する。一方、フラグSEF2が“0”に
なっていれば#121からのローコンスキャンモードに移
行する。
#112のステップで端子(i2)が“High”であることが
判別されると、このときは予備照射用の発光が可能であ
ることになり、#114からの予備照射モードの動作に移
行する。#114のステップではフラグFLF,FFF,
LCF1を“1”とし、FPFを“0”とする。フラグ
FLFは予備照射モードであることを示すためのフラ
グ、FFFは予備照射モードで第1回目の測定が行なわ
れるとき“1”となるフラグ、LCF1はローコントラ
ストであることが判別されるとただちに“1”とされる
フラグである。#115のステップでは端子(O1)を“H
igh”として予備照射モードでの焦点検出動作が行なわ
れる状態とし、(O8)を“High”として予備照射モー
ドでの動作が行なわれることで、マイコン(MCO2)
によるA−D変換動作を禁止するよう指令する信号を送
る。そして、マイコン(MCO2)からA−D変換中で
あることを示す信号が端子(i5)に入力しているかどう
かを判別して、端子(i5)が“High”でA−D変換中で
あればA−D変換が終了して(i5)が“Low”になるの
を待って予備照射を行なう焦点検出動作に移行する。
#117のステップでは、予備照射を行なって一定時間
(例えば200msec)をカウントするためのタイマー用カ
ウンタTICに一定値T0を設定する。このカウンタT
ICはマイコン(MCO1)内部のクロックパルスに基
づいてダウンカウントを行ない、内部が“0”になると
タイマー割込が可能であればタイマー割込がかかり、後
述する#260のステップの動作を行なって元のフローに
戻る。#118ではフラグRSFを“1”にする。このフ
ラグRSFは予備照射を行なってから一定時間を経過す
るまでの間は“1”となり、一定時間が経過してタイマ
ー割込があると#260のステップで“0”とされる。そ
して、このフラグRSFが“1”の間は出力端子(O
7)は“High”となっていてマイコン(MCO2)は露
出制御動作には移行しない。なお、タイマー割込はタイ
マー割込が不可の状態ではタイマーTICが“0”にな
っても割込動作は行なわれず、タイマー割込可となると
直ちにタイマー割込がかかりタイマー割込による動作が
行なわれる。
#118のステップでフラグRSFが“1”にされると、
#2のステップに戻り予備照射を行なう焦点検出動作が
実行される。
#111のステップでフラグLLFが“0”のとき、或い
は#113のステップでフラグSEF2が“0”のときは
#121のステップに移行してローコンスキャンモードの
動作を開始する。まずフラグLCF1,LCF2,LS
Fを“1”とし、次に算出されているデフォーカス方向
がどちらかを判別し、判別された方向に応じてフラグS
IFを“1”又は“0”にし、レンズをその方向に移動
させる。そして、警告表示を行なわせ、フラグFPFを
“0”とし、カウンタCORの内容が“0”になったと
きにかかる割込信号を受付けない状態として#2のステ
ップに戻り、次の測定を行なわせる。
#110のステップでフラグFPFが“0”であれば#140
のステップに移行してフラグFLFが“1”かどうかを
判別する。フラグFLFが“1”であれば予備照射モー
ドでの焦点検出結果がローコントラストになつている場
合である。このときは、端子(O1)を“Low”にして
第6−3図の#200のステップに移行する。そして#200
のステップではフラグFFFが“1”かどうかを判別し
て、フラグFFFが“1”ならば予備照射モードで1回
目の焦点検出が行なわれた場合であり、このときはフラ
グFFFを“0”にし、前述の#115のステップに戻り
2回目の予備照射モードでの動作を行なわせる。一方、
#200のステップでフラグFFFが“0”であれば予備
照射モードで2回目の測定が行なわれたことになり、こ
のときは警告表示を行なってタイマー割込を可として#
211のステップに移行し動作を停止する。
#140のステップでフラグFLFが“0”であれば次に
#142のステップでフラグTIFが“1”かどうかを判
別する。そしてフラグTIFが“1”ならばローコン停
止モードであり#2のステップに戻って次の測定を行な
わせる。#142のステップでフラグTIFが“0”なら
ば次に、#143のステップでフラグSEF2が“1”か
どうかを判別する。そして“1”であればローコンスキ
ャンモードでレンズが全領域を走査してもローコントラ
ストの焦点検出値しか得られなかった場合であり、この
ときは#144からのローコン停止モードの動作を開始す
る。
#144のステップではカウンタCORに固定データT1
を設定し、マイコン(MCO1)の内部のクロックパル
スでカウンタCORの内容を減算していくタイマーモー
ドに切換、フラグTIFを“1”としてカウンタ割込を
可能として#2のステップに戻り測定を行なわせる。こ
のモードの際には一定時間レンズを停止した状態で焦点
検出を繰り返し、この間にローコントラストでない測定
値が得られるとこの測定値に基づく移動量のデータによ
ってレンズを駆動し一定時間ローコントラストの焦点検
出値しか得られないときは、再度第1回目の測定と同じ
動作を行なう。
#143のステップでフラグSEF2が“0”であること
が判別されると次に#150のステップでフラグLCF1
が“1”かどうかを判別する。そして、“1”でないと
きは、前回までの焦点検出値はローコントラストではな
く、今回の焦点検出で突然ローコントラストになった場
合である。このときは#151のステップに移行し、フラ
グLCF1を“1”、LCF2を“0”とし、端子(O
4),(O5)を“Low”にしてモーター(MO)の動
作を停止させ、フラグFPFを“1”にして、#2に戻
り焦点検出をやり直す。#150のステップでフラグLC
F1が“1”なら次に、#155のステップでフラグLC
F2が“1”かどうかを判別する。そしてフラグLCF
2が“0”であれば、前回の焦点検出値が突然ローコン
トラストになり、焦点検出をやりなおして得られた今回
の焦点検出値もローコントラストの場合である。従っ
て、この場合には#121のステップからの前述したロー
コンスキャンモードの開始動作を行なう。
#155のステップでフラグLCF2が“1”のときはロ
ーコンスキャンモードでの動作中である。
この場合、#156のステップでカウンタCORの内容を
レジスタECR3に設定し#27のステップでカウンタC
ORの内容を取り込んだレジスタECR2の内容と一致
しているかどうかを#157のステップで判別する。そし
て、一致していなければレンズは終端に達していないの
で#3のステップに戻り焦点検出動作を行なう。一方、
レジスタECR2とECR3の内容が一致していればレ
ンズは終端に達したことになり、#158のステップでモ
ーター(MO)の駆動を停止する。そして、#159のス
テップでフラグSEF1が“1”かどうかを判別して、
“1”であればレンズは一方の終端に達していることに
なり、従ってレンズは両方の終端に達して全領域の走査
が行なわれたことになる。従ってこのときはフラグSE
F2を“1”にして、#112のステップに移行し、フラ
ッシュから予備照射が可能かどうかの確認を行ない、予
備照射が可能であれば予備照射モードに移行し、予備照
射が不可能であればローコン停止モードに移行する。
#159のステップでフラグSEF1が“0”であればロ
ーコンスキャンモードでレンズが初めて終端に達したこ
とになりこの場合、フラグSIFを反転させ、モーター
(MO)の回転方向も反転させてフラグSEF1を
“1”にして#3のステップに戻って測定を行なわせ
る。
#41のステップでフラグFLFが“1”であれば予備照
射モードで測定を行なった結果がローコントラストでな
い場合である。このときは第6−3図の#170のステッ
プに移行する。#170のステップでは端子(O1)を“L
ow”にし、#37のステップで求まったデフォーカス量の
データLDt及び合焦領域のデータと変換係数KDから
それぞれレンズの移動量NDと合焦領域IFDとを算出
する。そして#173のステップで|ND|IFDとな
つているときは合焦表示を行なって、フラグFFFを
“0”にし#211のステップに移行して動作を終了させ
るためのフローに移行する。
#173のステップで|ND|>IFDであることが判別
されると#180に移行し|ND|をカウンタCORに設
定し、イベントカウントモードにしてカウンタ割込を可
能とし、タイマー割込を不可とする。そして、フラグF
FFが“1”かどうかを判別して“1”であれば予備照
射モードで第1回目の測定が行なわれた場合であり、こ
のときは#188のステップにそのまま移行する。一方、
FFFが“0”であれば2回目の測定が行なわれた場合
である。このときは、#178のステップに移行して合焦
近傍のデータLNDに変換係数KDを掛けて近傍領域の
データNFDを算出する。そして#179のステップで|
ND|NFDとなっているかどうかを判別する。|N
D|>NFDの場合1回目の合焦動作で正常な動作が行
なわれてないか又は2回目の焦点検出結果が信頼性に乏
しいと考えられる。さらには、変換係数のバラツキ等
で、1回のレンズの移動だけで正確に合焦位置まで移動
させることは困難であり、基本的には合焦動作が行なえ
ないと考えられる。そこでこの場合には#201のステッ
プに移行して警告を行なった後、タイマー割込を可能と
し、#211のステップに移行して動作を停止する。
#179のステップで|ND|<NFDとなっていること
が判別されると正常な制御動作が可能であると考えられ
るので次に移動方向を判別して、前回と移動方向が反転
しているかどうかを判別する。そして反転していること
が判別されると|ND|+BLDの演算を行なって移動
量データ|ND|をバックラッシュデータ分だけ補正
し、このデータをカウンタCORに設定しなおす。一方
反転してなければ#180のステップで設定されたデータ
のままとして、#188に移行する。そして移動方向を判
別してその方向に対応した信号をフラグSIFに設定し
てモーター(MO)を判別された方向に回転させる。
次に、カウンタCORの内容をレジスタECR2に設定
し一定時間待った後に端子(i3)が“Low”になってい
るかどうかを判別し、“Low”であればタイマー割込を
可として#209のステップに移行する。一方“High”で
あれば#196に移行しカウンタCORの内容をレジスタ
ECR3に設定する。そして#197のステップでレジス
タECR2とECR3の内容が一致しているかどうかを
判別する。そして(ECR2)≠(ECR3)ならEC
R3の内容をECR2に設定して#194のステップに戻
る。従って、予備照射モードの際には測定によってデー
タが得られるとこのデータに基づいてレンズを駆動する
がこの駆動中は測定動作は行なわれない。そしてレンズ
が算出された移動量分だけ移動するとカウンタ割込がか
かって後述するようにレンズを停止させ1回目であれば
2回目の動作に移行し、2回目であれば合焦表示を行な
って動作を停止する。また、#197のステップでレンズ
が終端に達したことが検知されると端子(O4),(O
5)を“Low”としてモーターを停止させる。そして#2
00のステップでフラグFFFが“1”かどうかを判別し
て、“1”なら1回目の測定なので、フラグFFFを
“0”として前述の#115のステップに戻り2回目の予
備照射モードでの測定を行なわせる。一方、#200のス
テップでフラグFFFが“0”であることが判別される
と、このときは2回目の動作によってレンズが終端に達
したことになり、この場合には警告表示を行なってタイ
マー割込を可能とし#211のステップに移行し、動作を
停止する。
カウンタCORの内容が“0”になるとカウンタ割込が
かかり#230のステップからの動作を行なう。#230のス
テップではフラグTIFが“1”かどうかを判別する。
“1”のときはローコン停止モードで一定時間が経過
し、この間ローコンの測定値しか得られなかった場合で
ある。このときは、割込可能としフラグTIF,SEF
1,SEF2,LCF1,LCF2,LSFを“0”と
し、フラグFPFを“1”とし、イベントカウントモー
ドとして#2のステップに戻る。従って、第1回目の測
定と同じ状態にして測定が行なわれる。
#230のステップでフラグTIFが“0”のときはレン
ズの移動量が算出された移動量だけ移動した場合であ
る。この場合にはモーター(MO)を停止させ割込を可
能とする。そして#235のステップでフラグFLFが
“1”かどうかを判別する。そして“1”であれば予備
照射モードであり#238のステップに移行する。#238の
ステップではフラグFFFが“1”かどうかを判別し
“0”であれば予備照射モードでの2回目の合焦動作が
終了したことになり合焦表示を行ない、タイマー割込を
可能として#211のステップに移行する。一方、フラグ
FFFが“1”なら予備照射モードで1回目の合焦動作
が完了したことになり、フラグFFFを“0”として#
115のステップに戻り2回目の合焦動作を行なわせる。
#235のステップでフラグFLFが“0”であれば予備
照射を行なわず、ローコントラストでない測定値が得ら
れ、算出された移動量分だけレンズが移動した場合であ
る。このときはフラグIFF,FPFを“1”として#
2のステップに戻り、確認のための測定を行なわせる。
タイマー割込がかかると#260のステップでフラグRS
Fを“0”として割込がかかったときの動作に戻る。な
お、タイマー割込も他の割込と同様に、一旦その割込が
あると、その割込を可能としない限り以後はその割込は
不可となっている。
#11,#19,#38,#195のステップで端子(i3)が“L
ow”になったことが判別されると#209のステップで端
子(it1)とカウンタCORによる割込を禁止しイベン
トカウントモードにして#213のステップに移行する。
一方、#76,#90,#176,#203,#243のステップか
らは#211のステップに移行し、#211のステップで端子
(it1)とカウンタCORによる割込を不可能とし端子
(i3)が“Low”になるのを待つ。そして端子(i3)が
“Low”になると#213のステップに移行する。#213の
ステップでは端子(OP4),(O5)を“Low”にし
てモーター(MO)を停止させ、次に表示を消灯させ
る。そして端子(O1),(O2),(O3),(O
6)を“Low”として自動焦点調整用の回路の動作を停
止させる。そして、RSF、FPF、SIFを除くすべ
てのフラグに“0”を設定して、フラグFPFを“1”
にする。次に、カウンタCORの内容をレジスタECR
2に設定し一定時待ってからカウンタCORの内容をレ
ジスタECR3に設定する。そして(ECR2)=(E
CR3)になっているかどうかを判別して(ECR2)
≠(ECR3)ならレジスタECR3の内容をレジスタ
ECR2に設定して#219のステップに戻る。そして
(ECR2)=(ECR3)となっていれば、レンズの
移動は完全に停止した状態となっているので、#223の
ステップに移行する。
#223のステップではフラグSFが“1”かどうか判別
し、“1”であれば予備照射を行なって一定時間(200m
sec)が経過してないことになり、一定時間が経過して
フラグRSFが“0”となるのを待つ。そしてフラグR
SFが“0”になるか、“0”になっているときは、#
224のステップで端子(O7)を“Low”としてマイコン
(MCO2)による露出制御動作を可能とし、端子(it
2)への割込を可能としてマイコン(MCO1)は動作
を停止する。
効果 以上詳述したように、本発明の焦点検出装置では、補助
光が発光されない状態での焦点検出動作に信頼性がない
場合に、補助光を発光させながら再度焦点検出を行って
いる。従って、フォーカシングレンズを駆動しながら焦
点検出を行うのに比較して迅速な焦点検出を行うことが
できる。さらに、補助光を発光した焦点検出結果にも信
頼性がない場合には、フォーカシングレンズを駆動しな
がら再び焦点検出を行う。従って、フォーカシングレン
ズを汎焦点位置に移動させるのに比べて正確なピント合
わせを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフィルター等の相対分光感度や分光透過率を示
すグラフ、第2図はこの発明を適用したカメラシステム
の基本構想を示すブロック図、第3図はこの発明を適用
したカメラシステム全体を示す回路図、第4図は第3図
のフラッシュ回路(FLC)の具体例を示す回路図、第
5図は第3図のマイコン(MCO2)の動作を示すフロ
ーチャート、第6−1,6−2,6−3図は第3図のマ
イコン(MCO1)の動作を示すフローチャートであ
る。 撮影レンズ……7 駆動手段……6 焦点検出手段……4 信頼性判定手段……4、(#39) 発光手段……21・22・23 第1の制御手段……#39〜110〜118〜2 第2の制御手段……#39〜121〜133〜3 第3の制御手段……#39・40〜50〜73〜2
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−53717(JP,A) 特開 昭54−126023(JP,A) 特開 昭57−196219(JP,A) 特開 昭58−1109(JP,A) 特開 昭59−195605(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影レンズと、 撮影レンズ内のフォーカシングレンズを駆動する駆動手
    段と、 撮影レンズにより形成された被写体像を受光してこの被
    写体に関する撮影レンズの焦点検出を行う焦点検出手段
    と、 焦点検出手段の検出動作の信頼性を判定する信頼性判定
    手段と、 被写体を照明する補助光を発光する発光手段と、 を備えた焦点検出装置において、少なくとも被写体が低
    輝度である時には下記の第1から第3の制御手段により
    制御を行うことを特徴とする焦点検出装置: 補助光が発光されない状態での焦点検出手段の検出動作
    について信頼性判定手段が信頼性がないと判定した場合
    は、補助光を発光させて再度焦点検出手段に検出動作を
    行わせる第1の制御手段、 第1の制御手段の制御動作に基づいて補助光が発光され
    た状態での焦点検出手段の検出動作について信頼性判定
    手段が信頼性がないと判定した場合は、補助光を発光さ
    せずに、信頼性の高い検出動作が得られるまで、駆動手
    段を制御して撮影レンズを駆動させながら焦点検出手段
    に検出動作を繰り返し行わせる第2の制御手段、 焦点検出手段の検出動作について信頼性判定手段が信頼
    性があると判定した場合は、焦点検出手段の検出結果に
    基づいて駆動手段を制御して撮影レンズを合焦位置まで
    駆動させる第3の制御手段。
  2. 【請求項2】上記焦点検出手段は列状に配された多数の
    発光素子で上記撮影レンズにより形成された被写体像を
    受光積分するとともに、上記信頼性判定手段はこの受光
    素子列から求められるコントラスト値に基づいて上記焦
    点検出手段の検出動作の信頼性を判定することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の焦点検出装置。
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